JP4846249B2 - 横井戸形成方法及び短井戸管並びに横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化方法及び装置 - Google Patents
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Description
また、各種工場建物、各種作業建物等の建造物の下の土壌が重金属や揮発性有機化合物(VOC)等の人体にとって有害な物質で汚染されている場合、該土壌の浄化方法として、例えば、汚染土壌へ向け井戸を形成し、該井戸から汚染地下水を採取、除去したり、採取した汚染地下水を浄化すること等も従来から行われている。
工場建物、作業建物等の既存建造物での作業を停止させたり、そこに設置した機器類等を移動させなくてもよいように、例えば図8に示す如く、建造物91外の地上(地盤L上)より該建造物下の汚染土壌領域へ向け斜め井戸921(又は921’、922、922’等)を形成し、該井戸に汚染地下水等を流入させてこれを吸引排出する、という方法である。
また、汚染土壌の浄化についてみると、図8に示す斜め直進井戸による土壌浄化では、ボーリング機械等の都合により該井戸の傾斜角度を緩やかにすることに限度があるから、図8に例示するように、建造物91の直ぐ下のV字形領域93の汚染土壌については浄化が困難である。
特開2002−239524号公報に開示されている一対の井戸管981、982の汚染土壌領域への設置についても、同様に困難である。
(1) 保護或いは保存すべき自然環境等を損なったり、既存建造物に妨げられたりすることなく、地中の目標位置へ向け、作業性良好に横井戸を形成できる。
(2) 地上における作業空間が狭く、該空間に、従来の斜め井戸管や、斜め井戸管とそれから延在する水平井戸管を設置するための装置を配置することが困難又は不可能な場合でも、立坑を形成できる地上空間があれば、該立坑内から横井戸を形成することができる。
(3) 横井戸を形成すべき地中の目標位置が地中に分散して存在している場合でも、安価に、それら目標位置へ向けて横井戸を形成できる。
(1) 地中の汚染土壌を地下水位の変動や地盤沈下を抑制しつつ、それだけ自然環境等への負荷を低減して浄化できる。
(2) 汚染土壌領域の汚染土壌を容易に精度よく効果的に浄化することができ、汚染土壌領域が既存建造物の下方にある場合でも、該領域の汚染土壌を容易に精度よく効果的に浄化することができる。
(3) 汚染土壌浄化用井戸の設置のための地上における作業空間が狭く、該空間に従来の斜め井戸管や斜め井戸管とそれから延在する水平井戸管を設置する装置を配置することが困難又は不可能な場合でも、立坑を形成できる地上空間があれば汚染土壌浄化用井戸を形成して汚染土壌を浄化できる。
(4) 地中の汚染土壌領域が分散して存在する場合でも安価にそれら領域の汚染土壌を浄化できる。
横井戸を構成するための順次接続延長される短井戸管群であって、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成されるとともに該通水孔が水分解性栓部材で閉塞された1又は2本以上の短井戸管を含む短井戸管群を準備する短井戸管準備工程と、
地中へ向け立坑を形成する立坑形成工程と、
前記立坑内から地中の目標位置へ向け横井戸を形成する横井戸形成工程とを含み、
前記横井戸形成工程は、
前記立坑内から地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に前記短井戸管を順次接続延長しながら、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の前記地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、1番目の短井戸管を前記地中の目標位置に到達させる工程と、
前記1番目の短井戸管の前記地中目標位置到達後に、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを含んでいる横井戸形成方法。
ここで「横井戸」とは、水平井戸や、完全に水平ではないが立坑を横切る横方向に延びる井戸を指している。
横井戸は、立坑内から形成するが、該立坑内から地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に、立坑内でも扱える短井戸管を順次接続延長して形成していくので、作業性良好に形成できる。
掘削刃を有する掘削用シューが先端に接続され、排土用螺旋羽根が周設された1番目短推進軸と、該掘削刃が露出するように該1番目短推進軸の先端部に外嵌される先端管と、該先端管に当接されるとともに該1番目短推進軸に外嵌される1番目短鞘管と、該先端管に当接されるとともに該1番目短鞘管に外嵌される1番目短井戸管と、該1番目短推進軸に継ぎ足し接続される、排土用螺旋羽根が周設された2番目以後の短推進軸と、該1番目短鞘管に継ぎ足し接続される2番目以後の短鞘管と、該1番目短井戸管に継ぎ足し接続される2番目以後の短井戸管とを準備し、且つ、1番目及び2番目以後の短井戸管のうち、地中領域との間で通水を行うべき短井戸管については、周壁に通水孔を形成し、該通水孔を水分解性栓部材で閉塞しておく準備工程と、
地中へ向け立坑を形成する立坑形成工程と、
前記立坑内から地中の目標位置へ向け横井戸を形成する横井戸形成工程とを含み、
前記横井戸形成工程は、
前記先端管を前記1番目短推進軸の先端部に外嵌し、前記1番目短鞘管を該先端管に当接させて該1番目短推進軸に外嵌し、前記1番目短井戸管を該先端管に当接させて該1番目短鞘管に外嵌した状態で、該1番目短推進軸を回転駆動しつつ前進させて前記地中の目標位置へ向け横方向掘削穴を形成しつつ掘進させていくとともに該先端管、1番目鞘管及び1番目井戸管を該横方向掘削穴へ挿入していく工程と、
該1番目短推進軸に前記2番目以後の短推進軸を、前記1番目短鞘管に前記2番目以後の短鞘管を、前記1番目短井戸管に2番目以後の短井戸管をそれぞれ順次継ぎ足し接続しながら、且つ、該継ぎ足されていく該短推進軸を回転駆動しつつ前進させて前記横方向掘削孔を順次延長形成し、該延長形成される横方向掘削穴へ前記2番目以後の短鞘管を順次挿入するとともに前記2番目以後の短井戸管を順次挿入し、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の前記地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、前記1番目短井戸管を前記地中の目標位置に到達させる工程と、
前記1番目短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、接続された前記短推進軸及び短鞘管を前記立坑内へ引き戻すとともに順次個々の短推進軸及び短鞘管にそれぞれ分解して撤去する工程と、
前記1番目短井戸管の前記地中目標位置到達後、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを含む
水平井戸形成方法である。
換言すれば、栓部材は、横方向掘削穴を形成して該穴に短井戸管を順次挿入設置していく間は、短井戸管の通水孔から井戸管内へ地下水や土砂が侵入することを防止するために該通水孔を閉じ、所定本数の短井戸管が横方向掘削穴内に挿入設置され、1番目の短井戸管が地中の目標位置に到達した後に、前記通水孔による通水開始を許すように、水による分解が進むものであることが好ましい。
(1) 汚染土壌浄化方法
地中へ向け立坑を形成する立坑形成工程と、
前記立坑内から地中の汚染土壌領域の下部又はその下方地中領域における目標位置へ向け、該汚染土壌領域からの汚染物質含有地下水を流入させて前記立坑へ導くための、水流入孔(水を流入させる通水孔)を有する集水用横井戸を形成する集水井戸形成工程と、
前記立坑内から前記汚染土壌領域の上部又はその上方地中領域における目標位置へ向け、復水を導入するための、水流出孔(水を流出させる通水孔)を有する復水用横井戸を形成する復水井戸形成工程と、
前記集水用横井戸から前記立坑へ流入する汚染物質含有地下水を該立坑から汲み上げて浄化装置へ導き浄化する集水浄化工程と、
前記浄化装置からの浄化水を前記復水用横井戸を介して前記汚染土壌領域の上部又はその上方地中領域へ向け導入する復水工程とを含み、
前記集水井戸形成工程及び前記復水井戸形成工程は、それぞれ、
横井戸を構成するための順次接続延長される短井戸管群であって、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成されるとともに該通水孔が水分解性栓部材で閉塞された1又は2本以上の短井戸管を含む短井戸管群を予め準備しておく短井戸管準備工程と、
前記立坑内から前記地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に前記短井戸管を順次接続延長しながら、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、1番目の短井戸管を該地中の目標位置に到達させる工程と、 該1番目の短井戸管の地中目標位置到達後に、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを含んでいる 横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化方法。
地中へ向け形成した立坑と、
前記立坑内から地中の汚染土壌領域の下部又はその下方地中領域における目標位置へ向け形成され、該汚染土壌領域からの汚染物質含有地下水を流入させて前記立坑へ導くための、水流入孔(水を流入させる通水孔)を有する集水用横井戸と、
前記立坑内から前記汚染土壌領域の上部又はその上方地中領域における目標位置へ向け形成され、該汚染土壌領域へ復水を導入するための、水流出孔(水を流出させる通水孔)を有する復水用横井戸と、
汚染物質含有地下水を浄化する浄化装置と、
前記集水用横井戸から前記立坑へ流入する汚染物質含有地下水を該立坑から汲み上げて前記浄化装置へ導くための集水導出装置と、
前記浄化装置からの浄化水を前記復水用横井戸へ導入する復水導入装置と
を備えており、
前記集水用横井戸及び前記復水用横井戸は、それぞれ、
横井戸を構成するための順次接続延長される短井戸管群であって、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成されるとともに該通水孔が水分解性栓部材で閉塞された1又は2本以上の短井戸管を含む短井戸管群を予め準備しておく短井戸管準備工程と、
前記立坑内から前記地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に前記短井戸管を順次接続延長しながら、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、1番目の短井戸管を該地中の目標位置に到達させる工程と、 該1番目の短井戸管の地中目標位置到達後に、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを経て形成された横井戸である
横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化装置。
かかる汚染土壌浄化方法、汚染土壌浄化装置のいずれにおいても、「横井戸」とは、水平井戸や、水平ではないが立坑を横切る横方向に延びる井戸を指している。
採用する短井戸管には、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成された1又は2本以上の短井戸管が含まれるが、該通水孔は水分解性栓部材で閉塞されているので、横井戸形成中に、該通水孔から地下水や土砂が短井戸管内へ、さらには立坑内へ流入してくることを抑制でき、特に、この点で、きわめて作業性良好に横井戸を形成できる。
かかる良好な作業性のもとに、集水用横井戸及び復水用横井戸をそれぞれ位置精度高く、容易に形成でき、この点でも、汚染土壌領域の汚染土壌を容易に精度よく効果的に浄化することができる。
前記集水用横井戸や復水用横井戸の形成においては、前記1番目の短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、前記接続延長された短井戸管群中へ、前記栓部材を分解するための水を注入し、該注入水と前記地下水とで前記栓部材を分解させてもよい。
1番目の短井戸管が地中目標位置に到達した状態において、1番目短井戸管の先端開口から地中土砂等が井戸管内へ侵入して、井戸管内を塞ぐ等の不都合が生じる恐れがない場合は、該開口は閉じなくてもよいが、該開口からの土砂等の侵入が無視できない等のような場合は、必要に応じ、該1番目の短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、また、前記短井戸管群中へ前記栓部材を分解するための水を注入するときは、その水注入に先立って、該1番目の短井戸管の先端開口を閉塞材で閉じてもよい。
また、集水用横井戸や復水用横井戸は、同じ立坑から複数本形成できるから、地中の汚染土壌領域が分散して存在する場合でも、それだけ安価にそれら領域の汚染土壌を浄化できる。
また、復水用横井戸の水流出孔についても、効率よく汚染土壌浄化を行う等のうえで、該復水用横井戸のうち汚染土壌領域に臨む部分に形成することが好ましい。
(1) 保護或いは保存すべき自然環境等を損なったり、既存建造物に妨げられたりすることなく、地中の目標位置へ向け、作業性良好に横井戸を形成できる。
(2) 地上における作業空間が狭く、該空間に、従来の斜め井戸管や、斜め井戸管とそれから延在する水平井戸管を設置するための装置を配置することが困難又は不可能な場合でも、立坑を形成できる地上空間があれば、該立坑内から横井戸を形成することができる。
(3) 横井戸を形成すべき地中の目標位置が地中に分散して存在している場合でも、安価に、それら目標位置へ向けて横井戸を形成できる。
(1) 地中の汚染土壌を地下水位の変動や地盤沈下を抑制しつつ、それだけ自然環境等への負荷を低減して浄化できる。
(2) 汚染土壌領域の汚染土壌を容易に精度よく効果的に浄化することができ、汚染土壌領域が既存建造物の下方にある場合でも、該領域の汚染土壌を容易に精度よく効果的に浄化することができる。
(3) 汚染土壌浄化用井戸の設置のための地上における作業空間が狭く、該空間に従来の斜め井戸管や斜め井戸管とそれから延在する水平井戸管を設置する装置を配置することが困難又は不可能な場合でも、立坑を形成できる地上空間があれば汚染土壌浄化用井戸を形成して汚染土壌を浄化できる。
(4) 地中の汚染土壌領域が分散して存在する場合でも安価にそれら領域の汚染土壌を浄化できる。
図1は本発明に係る横井戸(本例では水平井戸)による地下水循環型汚染土壌浄化装置を側面からみて概略的に示す図であり、図2は同装置の一部を平面から見て、残部を図1と同じ側面から見て示す図である。
図示例の装置は、地上から地中へ向け形成した立坑1を含んでいる。立坑1は既存建造物BL外の地上から形成されている。
立坑1内から汚染土壌領域CAの下部へ向け、地盤Lの飽和層L2と不透水層L3の境界領域に集水用水平井戸2が形成されているとともに、領域CAの上部へ向け、不飽和層L1の底部領域に復水用水平井戸3が形成されている。なお、図1中、Bは隣地との境界を示している。
図3に示す例では、集水用水平井戸2は立坑1内底部に設置した小型掘進機M1で形成し、復水用水平井戸3は井戸2の形成後、掘進機M1を除去したあと、立坑1内に構築する仮設台30上に設置の小型掘進機M2を用いて形成する。
なお、栓部材Pを分解させるための井戸管内への水注入は、必ずしも要しないが、栓部材Pの分解を速めたい場合には、このように水注入すればよい。
これら短推進軸821a、821は、予め地上において準備され、クレーン車7のクレーンで立坑1内に順次搬入される。使用後は、立坑1内から順次回収撤去可能である。これら短推進軸821a、821は立坑1内で扱えるサイズに形成してある。
これら短鞘管80a、80も、予め地上において準備され、クレーン車7のクレーンで立坑1内に順次搬入される。使用後は、立坑1内から順次回収撤去可能である。これら短鞘管80a、80も立坑1内で扱えるサイズに形成してある。
各短鞘管80の掘削穴内への押し込みは掘進機M1で行うが、このとき、例えば短鞘管80のリング部材80Rに、全体がリング形状の、フランジ付き押し込み部材PS(図4等参照)を嵌め、該部材PSを介して押し込むようにし、そうすることで、該部材PSのフランジ部で短井戸管20の後端を押し込むようにして、短井戸管20も掘削穴内へ押し込める。
これら短井戸管20も、予め地上において準備され、クレーン車7のクレーンで立坑1内に順次搬入される。これら短井戸管20も立坑1内で扱えるサイズに形成してある。
水流入孔21はスリット形状の孔であり、栓部材Pは、図7に拡大して示すように、スリット形状孔21に嵌着できる形状及びサイズに形成してある。
なお、掘進機M1、M2としては、それとは限定されないが、例えば、既に知られている、地中管設置用の掘進機を利用できる。1番目の短推進軸821a及びこれに順次継ぎ足されていく2番目以後の短推進軸821を該掘進機により回転駆動し、前進させる。
すなわち、集水用水平井戸2に、該井戸の、前記栓部材Pが水で溶解してしまった水流入孔21を通して汚染土壌領域CAからの汚染物質含有地下水を自然流入させ、集水用水平井戸2を伝わせて立坑1内へ流入させる。このように立坑1内へ流入してくる汚染物質含有地下水を集水導出装置4における立坑1内ポンプP1で汲み上げ、さらにポンプP2で浄化装置5へ導き、そこで浄化する。
かかる良好な作業性のもとに、集水用水平井戸2及び復水用水平井戸3をそれぞれ位置精度高く、容易に形成でき、この点でも、汚染土壌領域の汚染土壌を容易に精度よく効果的に浄化することができる。
また、本発明は、重金属、揮発性有機化合物(VOC)等で汚染された土壌の浄化に利用できる。
2 集水用水平井戸(井戸管)
21 水流入孔(水流入用の通水孔)
20 短井戸管
20sm 短井戸管の先端段差部
20sf 短井戸管の後端段差部
h ピン孔
3 復水用水平井戸
31 水流出孔
cm 閉塞材
P 栓部材
4 集水導出装置
P1、P2 ポンプ
41 配管
5 浄化装置
51 加熱曝気部
52 活性炭素吸着部
6 復水導入装置
P3 ポンプ
V1 逆止弁
60 浄化剤添加部
61 配管
BL 既存建造物
CL 基礎杭
B 境界
CA 汚染土壌領域
L 地盤
L1 不飽和層
L2 飽和層
L3 不透水層
7 クレーン車
71 バケット
30 仮設台
M1、M2 掘進機
8 鞘管
80、80a 短鞘管
80R リング部材
H ピン係合孔
81 掘削用シュー
82 推進軸
83、831a、831 螺旋羽根
821a、821 短推進軸
821sm 短推進軸の先端雄ネジ
821sf 短推進軸の後端雌ネジ
800 先端管
PS 押し込み部材PS
91、94 既存建造物
921 、921 ’、922 、922 ’斜め井戸
93 V字形領域
95、97 井戸管設置装置
951 ケーシングパイプ
952 掘削シュー
953 推進軸
96 井戸管
971 推進軸
98 井戸管
981、982 対井戸管
Claims (8)
- 横井戸を構成するための順次接続延長される短井戸管群であって、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成されるとともに該通水孔が水分解性栓部材で閉塞された1又は2本以上の短井戸管を含む短井戸管群を準備する短井戸管準備工程と、
地中へ向け立坑を形成する立坑形成工程と、
前記立坑内から地中の目標位置へ向け横井戸を形成する横井戸形成工程とを含み、
前記横井戸形成工程は、
前記立坑内から地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に前記短井戸管を順次接続延長しながら、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の前記地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、1番目の短井戸管を前記地中の目標位置に到達させる工程と、
前記1番目の短井戸管の前記地中目標位置到達後に、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを含んでいる
ことを特徴とする横井戸形成方法。 - 前記1番目の短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、前記接続延長された短井戸管群中へ、前記栓部材を分解するための水を注入し、該注入水と前記地下水とで前記栓部材を分解させる請求項1記載の横井戸形成方法。
- 前記1番目の短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、前記1番目の短井戸管の先端開口を閉塞材で閉じる請求項1又は2記載の横井戸形成方法。
- 周壁に通水孔が形成されているとともに該通水孔が水分解性の栓部材で閉塞された、請求項1から3のいずれかに記載の横井戸形成方法に用いる短井戸管。
- 地中へ向け立坑を形成する立坑形成工程と、
前記立坑内から地中の汚染土壌領域の下部又はその下方地中領域における目標位置へ向け、該汚染土壌領域からの汚染物質含有地下水を流入させて前記立坑へ導くための、水流入孔を有する集水用横井戸を形成する集水井戸形成工程と、
前記立坑内から前記汚染土壌領域の上部又はその上方地中領域における目標位置へ向け、復水を導入するための、水流出孔を有する復水用横井戸を形成する復水井戸形成工程と、
前記集水用横井戸から前記立坑へ流入する汚染物質含有地下水を該立坑から汲み上げて浄化装置へ導き浄化する集水浄化工程と、
前記浄化装置からの浄化水を前記復水用横井戸を介して前記汚染土壌領域の上部又はその上方地中領域へ向け導入する復水工程とを含み、
前記集水井戸形成工程及び前記復水井戸形成工程は、それぞれ、
横井戸を構成するための順次接続延長される短井戸管群であって、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成されるとともに該通水孔が水分解性栓部材で閉塞された1又は2本以上の短井戸管を含む短井戸管群を予め準備しておく短井戸管準備工程と、
前記立坑内から前記地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に前記短井戸管を順次接続延長しながら、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、1番目の短井戸管を該地中の目標位置に到達させる工程と、
該1番目の短井戸管の地中目標位置到達後に、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを含んでいる
ことを特徴とする横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化方法。 - 前記集水井戸形成工程及び前記復水井戸形成工程のいずれにおいても、前記1番目の短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、前記接続延長された短井戸管群中へ、前記栓部材を分解するための水を注入し、該注入水と前記地下水とで前記栓部材を分解させる請求項5記載の横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化方法。
- 地中へ向け形成した立坑と、
前記立坑内から地中の汚染土壌領域の下部又はその下方地中領域における目標位置へ向け形成され、該汚染土壌領域からの汚染物質含有地下水を流入させて前記立坑へ導くための、水流入孔を有する集水用横井戸と、
前記立坑内から前記汚染土壌領域の上部又はその上方地中領域における目標位置へ向け形成され、該汚染土壌領域へ復水を導入するための、水流出孔を有する復水用横井戸と、
汚染物質含有地下水を浄化する浄化装置と、
前記集水用横井戸から前記立坑へ流入する汚染物質含有地下水を該立坑から汲み上げて前記浄化装置へ導くための集水導出装置と、
前記浄化装置からの浄化水を前記復水用横井戸へ導入する復水導入装置と
を備えており、
前記集水用横井戸及び前記復水用横井戸は、それぞれ、
横井戸を構成するための順次接続延長される短井戸管群であって、地中領域との間で通水を行う通水孔が周壁に形成されるとともに該通水孔が水分解性栓部材で閉塞された1又は2本以上の短井戸管を含む短井戸管群を予め準備しておく短井戸管準備工程と、
前記立坑内から前記地中の目標位置へ向けて横方向掘削穴を形成していくとともに該横方向掘削穴に前記短井戸管を順次接続延長しながら、且つ、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管が通水対象の地中領域に臨む位置に配置されるように挿入していくことで、1番目の短井戸管を該地中の目標位置に到達させる工程と、
該1番目の短井戸管の地中目標位置到達後に、前記栓部材で閉塞された通水孔を有する短井戸管における該栓部材の、少なくとも地下水による分解にて、該通水孔の通水性を得る工程とを経て形成された横井戸である
ことを特徴とする横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化装置。 - 前記1番目の短井戸管が前記地中の目標位置に到達した後、前記接続延長された短井戸管群中へ、前記栓部材を分解するための水を注入し、該注入水と前記地下水とで前記栓部材を分解させる請求項7記載の横井戸による地下水循環型汚染土壌浄化装置。
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