JP6633899B2 - 地盤改良システム - Google Patents
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Description
請求項2に係る地盤改良システムは、請求項1に記載の地盤改良システムにおいて、前記ロッドが挿入され前記地盤に形成された削孔の開口へ接続されると共に、前記地下水位より高い位置を通る排泥管と、前記排泥管に接続された排泥タンクと、前記排泥タンクに設置された密度計と、を備えている。
図1に示すように、地盤改良システム10は、既存建物100を解体して新築建物を構築する際に、新築建物の荷重に地盤200が耐えられるように、地下ピット102の底版102Aを支持する地盤200中に地盤改良材を噴射・撹拌して、改良杭12を形成するものである。なお、改良杭12は地下ピット102の底版102Aの下面を杭頭天端(高さM(m))として構築されるが、新築建物の柱直下、基礎梁直下などに複数構築される。
造成機20は、図2に示すように既存建物100の地下室の床スラブ104上に設置され、保持部22によってロッド30を保持する掘削機である。保持部22は、ロッド30を回転させながら推進させることのできる回転推進機構であり、ロッド30が貫通してロッド30の推進方向を規制するスピンドルと、ロッド30を把持するチャックと、チャックからロッド30に上下方向及び回転方向の推進力を伝えるアクチュエータなどによって構成されている。これにより、造成機20は、ロッド30の先端部の噴射器40から水を噴出しながら地盤200を掘削し、また地盤改良材、空気を噴出しながらロッド30を地盤200から引き抜く機能を備えている。
排泥管60は図1に示すように、後述するストレーナ64から各階のスラブの貫通孔を貫通して地盤面高さGLまで延出している。また、図2に示すように、ストレーナ64から下方へ延出される排泥管60の端部(上流側の端部)60Aは、バルブ60Dを介してロッド貫通管62に接続されている。ロッド貫通管62は、床スラブ104の貫通孔104Aからスラブ102Aの貫通孔102Bに通されて固定されている。このように、排泥管60はロッド貫通管62を介して削孔202の開口部(貫通孔102B)に接続されている。
ロッド30は、造成機20によって地盤200に造成される改良杭12の先端部(底204A)から造成機20の保持部22までの長さL(図2参照)以上の長さとされ、掘削開始前の状態においては、図1に示すように、複数の貫通孔104Bを貫通している。ロッド30の内部は空洞とされており、先端部(地盤200側)に取付けた噴射器40へ地盤改良材又は水を送る液体流路と、空気を送る空気流路が形成されている。液体流路はロッド30の後端部(地上側)で注入機50から延出されたセメントホース52A又は削孔水ホース54Aに接続され、空気流路は注入機50から延出された空気ホース56Aに接続されている。
噴射器40は、図3に示すように、ロッド30の液体流路に接続される流路44と、ロッド30の空気流路に接続される流路46と、流路44、46の双方に接続されたノズル48と、流路44の先端に取付けられた削孔ビット42と、を備えている。
注入機50は、図1に示すように、セメント造成機52、掘削水ポンプ54、空気圧縮機56を備えた地盤改良体生成機であり、セメント造成機52ではセメントミルク(セメントスラリー)が生成され、セメントホース52Aによってロッド30にセメントミルクが送られる。また、掘削水ポンプ54は地盤200を掘削するための掘削水を図示しない掘削水タンクから汲み取って、削孔水ホース54Aによってロッド30に掘削水が送られる。さらに、空気圧縮機56では圧縮空気が生成され、空気ホース56Aによってロッド30に圧縮空気が送られる。
排泥管60は、造成機20と同じスラブに設置されたストレーナ64に接続されている。ストレーナ64は内部に着脱可能なメッシュフィルターを備えた排泥ろ過装置であり、メッシュフィルターの粗さを調整することで排泥管60内に流れる排泥の粒径を制御することができる。これにより、石塊や木屑などの異物を堰き止め、排泥管60の目詰まりを抑制することができる。また、ストレーナ64は造成機20と同じスラブに設置されているため、作業員が蓋を開けてストレーナの状態を確認することが容易であり、ストレーナ64に異物が溜まった場合は、即座に取り除くことができる。なお、ストレーナ64は必ずしも造成機20と同じスラブに設置する必要はないが、排泥管60の経路のうち、端部60Aに近い位置に設置して、排泥の上流側で異物を堰き止めるものとする。このようにすることで、排泥管60の大部分で目詰まりが生じる可能性を低くすることができる。
排泥管60の経路の途中で、地下水位Wよりも高い位置には、水頭高さ変更部材70が設けられている。水頭高さ変更部材70は、排泥管60の水頭高さを変更するための調整部材であり、図1に示すように、排泥管60の経路において、1次受けタンク80の手前に設けられている。水頭高さ変更部材70は、図4(A)に示すように、U字管72と、U字管72の両端部にそれぞれ設けられてU字管72と排泥管60とを接続するスイベルジョイント74と、を備えたスイベル式部材である。
排泥管60の経路の途中には、図1にP1で示される位置(地下ピット102内)に、排泥管60の管内圧力を測定できる圧力計、排泥の流量を測定できる流量計を設置する。また、P2で示される位置(排泥管60の端部60Bを視認できる位置)にはカメラを設置して、端部60Bから1次受けタンク80へ排出される排泥の状態を撮影する。
地盤200を改良するためには、まず、図2に示すように、掘削工程に先立ってコアドリル等を用いて地下ピット102の底版102Aに貫通孔102Bを形成し、貫通孔102Bと床スラブ104の貫通孔104Aとを連通するようにロッド貫通管62を設置する。また、ロッド貫通管62の接続部62Aに排泥管60を接続する。そして、管体30Aを繋いでロッド30を形成し、造成機20で保持する。さらに、ロッド30の後端部に削孔水ホース54Aを繋ぐ。
次に、本実施形態の作用並びに効果を説明する。
次に、上記実施形態の変形例について説明する。
12 改良杭(地盤改良杭)
20 造成機
30 ロッド
40 噴射器
50 注入機
52A セメントホース(ホース)
54A 削孔水ホース(ホース)
56A 空気ホース(ホース)
60 排泥管
70 水頭高さ変更部材
104 床スラブ(スラブ)
200 地盤
202 削孔
204 地盤改良体
Claims (3)
- 地下水位より低い位置にある地下室のスラブに設置される造成機と、
前記造成機で地盤に造成される地盤改良杭の先端部から前記造成機までの距離以上の長さで複数階のスラブを貫通して前記造成機に保持されて、前記地盤へ挿入可能かつ旋回可能とされた筒状のロッドと、
前記ロッドの先端部に取付けられた噴射器と、
前記ロッドの後端部に接続されるホースを備え、前記ロッドを通じて地盤改良材、空気又は水を送り前記噴射器から噴射させる注入機と、
を有する地盤改良システム。 - 前記ロッドが挿入され前記地盤に形成された削孔の開口へ接続されると共に、前記地下水位より高い位置を通る排泥管と、
前記排泥管に接続された排泥タンクと、
前記排泥タンクに設置された密度計と、
を備えた請求項1に記載の地盤改良システム。 - 地下水位より低い位置にある地下室のスラブに設置される造成機と、
前記造成機に保持され、地盤へ挿入可能かつ旋回可能とされた筒状のロッドと、
前記ロッドの先端部に取付けられた噴射器と、
前記ロッドの後端部に接続されるホースを備え、前記ロッドを通じて地盤改良材、空気又は水を送り前記噴射器から噴射させる注入機と、
前記ロッドが挿入され前記地盤に形成された削孔の開口へ接続されると共に、前記地下水位より高い位置を通り排泥タンクにつながれた排泥管と、
前記排泥管に設けられ、前記排泥管から排出される汚泥の密度及び流量に応じて水頭高さを変更可能な水頭高さ変更部材と、
を有する地盤改良システム。
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