JP4845578B2 - 情報端末装置 - Google Patents

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本発明は、情報端末装置に関するものである。
情報端末装置として、バーコードを読み出す機能とRFタグとデータ通信する機能とを有するものが、例えば特許文献1,2に開示されている。詳しくは、特許文献1においては、バーコードの読取り範囲を確保するために、ストリップアンテナを端末装置の筐体底面に設置している。また、特許文献2においては、集光レンズを保持するボビンにアンテナコイルを巻回する構成としている。
特開平10−40329号公報 特許第3514171号公報
しかし、特許文献1においてはバーコードの読取り方向と電波の放射方向が一致しないという問題がある。また、特許文献2においてはアンテナコイルのため電磁誘導方式(誘導磁界方式)しか対応できず端末装置を物品(RFタグ)に近づけなくてはならないという問題が生じている。
本発明は、上記問題点に着目してなされたものであり、その目的は、筐体内の狭いスペースに制御用回路基板とカメラユニットと電波方式のアンテナとを光学情報の読取り方向と電波の放射方向が一致するように配置できる情報端末装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、筐体内において、直方体をなし、1つの面にレンズが設置された光学情報読取り用カメラユニットを、レンズ設置面および当該レンズ設置面と対向する面を除く4つの面のうちの1つの面に、当該1つの面よりも大きなアンテナ用地板を挟んで、当該アンテナ用地板よりも大きな制御用回路基板を当接させるとともに、筐体内において、前記アンテナ用地板を始点および終点とする棒状のループアンテナエレメントを、前記光学情報読取り用カメラユニットにおける前記4つの面のうちの前記アンテナ用地板の配置面を除く3つの面に沿って延設し、前記制御用回路基板には箱型のシールドケース内に電子部品を収容した無線通信用機器が搭載され、シールドケースにおける、少なくとも、カメラユニットと対向する面、および、その面を囲む角部を電波吸収材で被覆したことを要旨とする。
請求項1に記載の発明によれば、ループアンテナエレメントの電波の放射方向はカメラユニットの光学情報読取り方向と一致し、しかも制御用回路基板が反射板として機能し電波を強く放射でき、また、光学情報読取り用カメラユニットの周りに棒状のループアンテナエレメントおよびアンテナ用地板が配されており、筐体内の狭いスペースに制御用回路基板とカメラユニットと電波方式のアンテナとを配置できるとともに、シールドケースによるアンテナにおける利得低下を抑制することができる。
請求項2に記載のように、請求項1に記載の情報端末装置において、ループアンテナエレメントは、光学情報読取り用カメラユニットにおける前記アンテナ用地板の配置面と対向する面に沿って延びる部位が、点対称に折り曲げた形状をなすものであると、アンテナ長をかせぐ上で好ましいものとなると共に電波の打消しが発生し外部の影響を受けにくくなる。
請求項3に記載のように、請求項1に記載の情報端末装置において、筐体内において、前記アンテナ用地板から延びる2本の棒状の無給電素子を、前記光学情報読取り用カメラユニットにおける前記4つの面のうちの前記アンテナ用地板の配置面および当該アンテナ用地板の配置面と対向する面を除く2つの面に沿って延設すると、電波を強く放射することができる。
請求項4に記載のように、請求項3に記載の情報端末装置において、前記光学情報読取り用カメラユニットに配置されるアンテナ用地板を、光学情報読取り用カメラユニットにおけるレンズ設置面と対向する面に沿って折り曲げると、アンテナ用地板をコンパクトに配置できる。
(第1の実施形態)
以下、本発明を具体化した第1の実施形態を図面に従って説明する。
図1は、光学情報読取り/無線情報読書きシステムにおける情報端末装置10を示す。
情報端末装置10は、物品1に取り付けたラベル2の光学情報(バーコード)を読み取るとともに同じく物品1に取り付けた無線タグ3とデータ通信(無線情報を読み書き)することができるようになっている。
図2には情報端末装置10の縦断面図を示す。情報端末装置10の平面図(図2のA矢視図)を図3に示すとともに、情報端末装置10の正面図(図2のB矢視図)を図4に示す。
図1,2に示すように、情報端末装置10の筐体(ケース)11は箱型をなし、筐体11の下面には取っ手(ハンドル)12が設けられている。情報端末装置10は、取っ手(ハンドル)12を手で持ち使用する。
図2に示すように、筐体11の内部には、全体制御用基板13、バーコード読取り用回路基板14、光学情報読取り用カメラユニット15、無線情報読書き用ループアンテナ(電波方式)16、無線通信用機器(RF用機器)17、電源用電池18が収納されている。筐体11内において筐体11の天井面に全体制御用基板13が取り付けられ、全体制御用基板13の下面にバーコード読取り用回路基板14が当接するように配置されている。このバーコード読取り用回路基板14に光学情報読取り用カメラユニット15および無線通信用機器(RF用機器)17が搭載されている。光学情報読取り用カメラユニット15の周囲空間を利用して無線情報読書き用ループアンテナ(電波方式)16が配置されている。以下、詳しく説明していく。
図2,4に示すように、筐体11の前面には光学情報読取り口19が形成され、光学情報読取り口19には透明な樹脂材20が配置されている。
図3に示すように、筐体11の上面には表示部21として、液晶画面22およびLED23が配置されている。また、筐体11の上面にはキー操作用スイッチ類24aが設けられている。また、図2に示すように、取っ手(ハンドル)12には引き金タイプのスイッチ24bが設けられている。
図2の無線通信用機器(RF用機器)17について、回路基板17aに電子部品が搭載され、回路基板17aおよび電子部品は箱型のRFシールドケース17b内に収容されている。このようにして、箱型のシールドケース17b内に電子部品を収容した無線通信用機器(RF用機器)17が、制御用回路基板としてのバーコード読取り用回路基板14に搭載されている。
図5には光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナ16の斜視図を示す。図6(a)には光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナ16の正面図を、図6(b)には光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナ16の下面図を示す。
光学情報読取り用カメラユニット15は、撮像素子とレンズを一体化したものであって、全体形状として直方体をなし、少なくとも二次元イメージセンサと光学レンズを具備している。直方体をなすカメラユニット15における1つの面S1にレンズ15aが設置されている。このレンズ設置面S1がカメラユニット15の正面となり、レンズ設置面S1と対向する面S2がカメラユニット15の背面となる。さらに、レンズ設置面S1および当該レンズ設置面S1と対向する面S2を除く4つの面S3,S4,S5,S6が、左側面S3、右側面S4、上面S5および下面S6となる。
図2,4に示すように、カメラユニット15のレンズ15aが筐体11の光学情報読取り口19に面しており(レンズ面と筐体11の光学情報読取り口19とが対向するような配置となっており)、外部の映像(バーコードデータ)を読取ることができる。また、読取った情報を処理するために、光学情報読取り用カメラユニット15は図2に示すバーコード読取り用回路基板14にケーブル類で接続されている。カメラユニット15の上面S5に、上面S5よりも大きなアンテナ用地板31を挟んで、アンテナ用地板31よりも大きな制御用回路基板としてのバーコード読取り用回路基板(プリント配線基板)14が当接している。
図5,6に示すように、無線情報読書き用ループアンテナ16は、棒状のループアンテナエレメント30とアンテナ用地板31から構成され、ループアンテナエレメント30による長さが半波長(λ/2)である。アンテナ用地板31は四角形の平板状をなしている。棒状のループアンテナエレメント30はアンテナ用地板31を始点および終点としており、カメラユニット15における左側面S3、右側面S4および下面S6に沿って延設されている。詳しくは、アンテナエレメント30は2つの立設部30a,30bと架設部30cとからなり、立設部30a,30bはカメラユニット15の左右の側面S3,S4から僅かに外側に配置され、架設部30cはカメラユニット15の下面S6から僅かに下側に配置されている。架設部30cは逆Z字状に曲げ形成され、図6(b)において符号oで示す位置を中心として点対称に折り曲げられた形状をなしている。
このようにして、ループアンテナ16は、光学情報読取り用カメラユニット15のレンズ面を避けた4面(上面、左側面、右側面、下面)に配置され、筐体11の形状・寸法を変えることなく搭載することが可能である。
無線情報読書き用ループアンテナ16で読書きした情報を処理するためにループアンテナ16は無線通信用機器(RF用機器)17へケーブル類で接続されている。
無線情報読書き用ループアンテナ16のサイズに関して、例えば、@950MHz帯の例として、光学情報読取り用カメラユニット15の縦・横・高さが30mm、45mm、30mmで(図5参照)、上面に沿ってアンテナ用地板31を配置したとき、アンテナ用地板31のサイズは利得に影響するため、サイズを確保する必要がある。同様に、ループアンテナエレメント30の長さも半波長(λ/2)必要となる。そのため、架設部30cをZ形状に曲げ形成している。つまり、カメラユニット15の3面(S3,S4,S6)にループアンテナエレメント30を配置して伝送線路アンテナを構成する際、伝送線路アンテナはλ/2=3×1011[mm/s]/950×10[Hz]/2=157mm必要であり、縦・横・高さが30mm、45mm、30mmの直方体のカメラユニット15では105mm(=30mm+45mm+30mm)しか得ることができない。そのため、ループアンテナエレメントを点対称形状に折曲げることで経路長さλ/2を満足するループアンテナエレメントを構成することができる。
また、ループアンテナ16に関して、光学情報読取り用カメラユニット15の上面S5に、この面S5よりも大きなアンテナ用地板31を挟んでアンテナ用地板31よりも大きな回路基板14を当接させており、これにより、回路基板14が反射板として機能し、これにより電波を強く放射できる。これを、シミュレーション結果に基づいて説明する。
図7に、本実施形態のようにカメラユニットの一面にアンテナ用地板を挟んで十分大きな回路基板を配置するとともにカメラユニットを囲むようにループアンテナエレメントを配置した場合の利得を示す。図8に、比較のために、カメラユニットの一面に単にアンテナ用地板を配置するとともにカメラユニットを囲むようにループアンテナエレメントを配置した場合の利得を示す。
図7,8を比較すると、図7では垂直偏波平均利得(光学情報読取方向(正面方向)に対し±10°の範囲における平均利得)が0.9dBiであり、図8では垂直偏波平均利得(光学情報読取方向(正面方向)に対し±10°の範囲における平均利得)が−1.8dBiであり、図7の場合の方が図8の場合よりも利得が向上する。これは、アンテナ用地板31上の回路基板(プリント配線基板)14により反射が発生するためである(回路基板14が反射板として機能する)。
また、本アンテナ構造は単体では図8に示すごとく水平方向では無指向であるが、図7に示すようにアンテナ用地板31上にアンテナ用地板31よりも大きい回路基板14が配置されることで前方に、より強く反射する。即ち、指向性がよい。
よって、カメラユニット15の光学情報読取り方向と無線情報読書き用ループアンテナ16から放出される電波の方向がより一致する。
このようにして、光学情報読取り/無線情報読書きシステム中で、光学情報読取り用カメラユニット15の外周の既存空間に線状ループアンテナエレメント30とアンテナ用地板31を配置することで、筐体の形状・寸法を変えることなく、カメラユニット15の光学情報読取り方向へ電波を放射する構造を簡易に実現することができる。つまり、光学情報読取り用カメラユニット外周の既存空間にループアンテナを配置することで、カメラユニットの光学情報読取り方向と無線情報読書き用の電波の放射方向を一致できるとともに、端末装置の筐体に電波方式のループアンテナ専用のスペースを不要にできる。
そして、アンテナコイルを用いた場合には電磁誘導方式(誘導磁界方式)であり端末装置を物品(RFタグ)に近づけなくてはならない(例えば数10cm以下に近づけなくてはならない)。これに対し、ループアンテナを用いることにより電波方式であり物品(RFタグ)に対し端末装置が例えば数m離れていても交信できる。
上記実施形態によれば、以下のような効果を得ることができる。
(1)筐体11内において、直方体をなし、1つの面S1にレンズ15aが設置された光学情報読取り用カメラユニット15を、レンズ設置面S1および当該レンズ設置面S1と対向する面S2を除く4つの面S3,S4,S5,S6のうちの1つの面S5に、当該1つの面S5よりも大きなアンテナ用地板31を挟んで、当該アンテナ用地板31よりも大きなバーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14を当接させるとともに、筐体11内において、アンテナ用地板31を始点および終点とする棒状のループアンテナエレメント30を、光学情報読取り用カメラユニット15における4つの面S3,S4,S5,S6のうちのアンテナ用地板31の配置面(S5)を除く3つの面S3,S4,S6に沿って延設した。
これにより、ループアンテナエレメント30の電波の放射方向はカメラユニット15の光学情報読取り方向と一致し、しかも回路基板14が反射板として機能し電波を強く放射でき、また、光学情報読取り用カメラユニット15の周りに棒状のループアンテナエレメント30およびアンテナ用地板31が配されており、筐体11内の狭いスペースに回路基板14とカメラユニット15と電波方式のアンテナ(ループアンテナ)とを配置できる。
(2)ループアンテナエレメント30は、光学情報読取り用カメラユニット15におけるアンテナ用地板31の配置面(S5)と対向する面S6に沿って延びる部位(30c)が、点対称に折り曲げた形状をなすものであるので、アンテナ長をかせぐ上で好ましいものとなると共に電波の打消しが発生し外部の影響(例えば、人の手が近づいてもその影響)を受けにくくなる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図9(a),(b),(c)には、図6に示した第1実施形態でのアンテナ構造に代わる本実施形態におけるアンテナ構造を示す。図9(a)は下面図、図9(b)は側面図、図9(c)は背面図である。
ループアンテナ16は、ループアンテナエレメント(λ/2ループアンテナ)40とアンテナ用地板31から構成されている。棒状のループアンテナエレメント40は2つの立設部40a,40bと架設部40cとからなり、立設部40a,40bはアンテナ用地板31におけるカメラユニット15の側面S3,S4の後端部から延びている。架設部40cは図9(a)の下面図に示すように立設部40a,40bから前方に向かってコ字状に曲げ形成されている。
アンテナのモデルを用いてアンテナ利得について以下のシミュレーションを行った。
アンテナ構成についての寸法として、図10(a)に示すように、地板の縦横寸法を80mm、140mm、アンテナエレメントの立設部40a,40bの長さを30mm、コ字状の架設部40cの長さを30mm、67mm、30mmとする。また、棒材の径(線幅)を1mmとする。この場合における特性(利得)を図10(b)に示す。正面方向(θ=0)の利得は−4.5dBiであった。
(第3の実施形態)
次に、第3の実施形態を、第2の実施形態との相違点を中心に説明する。
図11(a),(b),(c),(d)には、図9に示した第2実施形態でのアンテナ構造に代わる本実施形態におけるアンテナ構造を示す。図11(a)は下面図、図11(b)は左側面図、図11(c)は右側面図、図11(d)は背面図である。
図9に示した第2の実施形態におけるループアンテナ16のループアンテナエレメント40およびアンテナ用地板31が図11に示す本実施形態においても用いられており、このループアンテナエレメント40およびアンテナ用地板31の構成については前述したとおりであり、ここではその説明は省略する。
本実施形態においては、さらに、アンテナ用地板31から延びる2本の棒状の無給電素子50がカメラユニット15の左右の側面S3,S4に沿って延設されている。棒状の無給電素子50は逆L字状をなし、第1直線部50aと第2直線部50bとからなる。第1直線部50aはアンテナエレメント40の立設部40a,40bから前方に所定距離だけ離して配置され、その先端から第2直線部50bがアンテナエレメント40の立設部40a,40bに向かって延びている。
アンテナのモデルを用いてアンテナ利得について以下のシミュレーションを行った。
アンテナ構成についての寸法として、図12(a)に示すように、地板の縦横寸法を80mm、140mm、アンテナエレメントの立設部40a,40bの長さを30mm、コ字状の架設部40cの長さを30mm、67mm、30mmとし、無給電素子50の第1直線部50aの長さを25mm、第2直線部50bの長さを30mmとする。無給電素子50の第1直線部50aはループアンテナエレメント40の立設部40a,40bから読取り方向へ35mm離して配置されている。また、各棒材の径(線幅)を1mmとする。この場合における特性(利得)を図12(b)に示す。正面方向(θ=0)の利得は3.39dBiであった。
よって、第2の実施形態の図10と第3の実施形態の図12を比較すると、アンテナ用地板31にL形状の無給電素子50をループアンテナエレメント40から読取り方向へ35mm(30mm以上)離して2本配置することで、よりカメラユニット15の光学情報読取り方向へ強く電波を放射できることが分かる。
前述のアンテナ構成と、上記の電波を前方へ放射する構成(無給電素子50の設置)はカメラユニット搭載スペースに追加することが可能であるため、端末装置の筐体の形状・寸法を変えることなく前方電波放射を工夫したアンテナの内蔵が可能である。
以上のように、筐体11内において、アンテナ用地板31から延びる2本の棒状の無給電素子50を、光学情報読取り用カメラユニット15における4つの面S3,S4,S5,S6のうちのアンテナ用地板31の配置面(S5)および当該アンテナ用地板31の配置面(S5)と対向する面S6を除く2つの面S3,S4に沿って延設したので、カメラユニット15の光学情報読取り方向へ電波を強く放射することができる。
ここで、図13(a),(b)に示すように、アンテナ用地板60を、光学情報読取り用カメラユニット15におけるレンズ設置面S1と対向する面S2に沿って折り曲げるようにしてもよい。つまり、地板60を、第1平板部60aと、90度折り曲げた第2平板部60bとにより構成する。このようにすると、折り曲げない場合に比べてアンテナ用地板60をコンパクトに配置できる。
(第4の実施形態)
次に、第4の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図14に、本実施形態における情報端末装置10の縦断面図を示す。
図2を用いて説明したように、バーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14には電子部品を収容した無線通信用機器(RF用機器)17が搭載されるが、図14に示す本実施形態では、アンテナ周辺金属の影響を防ぐべく、電波吸収材70が、無線通信用機器(RF用機器)17のRFシールドケース17bに貼付されている(電波吸収材70で被覆している)。
電波吸収材70の効果を説明する。図15には、端末装置にループアンテナ16を内蔵したときの指向性を示す。図15においてシールドケース17bが無いと正面方向の利得が−1.7dBiであるが、シールドケース17bが有ると正面方向の利得が−4.3dBiであり、RFシールドケース17bの有/無で正面方向の利得差が2.6dB発生していることが確認できる。
RFシールドケース17bが有ると利得が低下するのは、RFシールドケース17bの表面に、アンテナ電流(図2において符号Iで示す)と逆向きの電流(図2において符号I’で示す)が発生するためである。シミュレーションにより、特にアンテナ電流Iと並行になった面(図2において符号S10で示す)とその角部に電流が発生することを確認した。
これを防ぐためにはアンテナエレメントとRFシールドケース(金属)17bの間隔(図2における距離L)を大きくすることが有効である。これを図16〜図19を用いて説明する。
図16,17,18,19は、RFシールドケース17bによるVSWR(電圧定在波比)への影響を調査したシミュレーション結果である。図16がアンテナに給電している部分とRFシールドケース17bとの距離Lが10mm、図17が同じく距離Lが20mm、図18が同じく距離Lが30mm、図19が同じく距離Lが40mmである。図16,17,18においてはシールドケース17bの有無によりピークが異なっているが、図19においてはピークがほぼ一致している。これにより、アンテナに給電している部分から40mm離すことで影響はなくなることが確認できる。しかし、筐体サイズが決まっているためループアンテナエレメントとRFシールドケース17bとの距離Lを40mm設けることは難しい。
逆向きの電流(図2において符号I’)を無くすべく、電波吸収材70をRFシールドケース17bの表面に貼付すると、利得低下が発生しなかった。このことから、逆電流の発生が防げたと考えられる。このことを考慮して、電波吸収材70は図20に示すようにカメラユニット15と対向する面S10とその面S10の側縁近傍(面S10を囲む角部)を含めた領域に貼付している。
なお、図14ではRFシールドケース(RF回路用シールドケース)17bにのみ電波吸収材70を貼付しているが、これに加えてカメラユニット15の背面S2等のその他の部分に貼付してもよい。
以上のように、バーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14には箱型のシールドケース17b内に電子部品を収容した無線通信用機器17が搭載され、シールドケース17bにおける、少なくとも、カメラユニット15と対向する面S10、および、その面S10を囲む角部を電波吸収材70で被覆したので、シールドケース17bによるアンテナにおける利得低下を抑制することができる。
(第5の実施形態)
次に、第5の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図21は、本実施形態における光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナの斜視図である。図22(a)は光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナの正面図、(b)は光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナの下面図である。
本実施形態における情報端末装置10も、図1で説明したように、物品1に取り付けたラベル2の光学情報を読み取るとともに物品1に取り付けた無線タグ3とデータ通信する装置である。
また、図2を用いて説明したように、筐体11内にバーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14が収納されている。図21,22に示すように、筐体11内において、直方体をなし、1つの面S1にレンズ15aが設置された光学情報読取り用カメラユニット15が配置されている。カメラユニット15のレンズ設置面S1およびレンズ設置面S1と対向する面S2を除く4つの面S3,S4,S5,S6のうちの1つの面S5に、1つの面S5よりも大きなアンテナ用地板31を挟んで、アンテナ用地板31よりも大きなバーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14が当接している。
また、筐体11内において、アンテナ用地板31から延びる棒状のモノポールアンテナエレメント(1/4波長モノポールアンテナ)80が、カメラユニット15の右側面S4と下面S6とに沿って延びている。つまり、モノポールアンテナエレメント80が、カメラユニット15における4つの面S3,S4,S5,S6のうちのアンテナ用地板31の配置面(S5)およびアンテナ用地板31の配置面(S5)と対向する面S6を除く2つの面S3,S4の一方と、アンテナ用地板31の配置面(S5)と対向する面S6とに沿って延設されている。
モノポールアンテナエレメント80の電波の放射方向はカメラユニット15の光学情報読取り方向と一致し、しかも回路基板14が反射板として機能し電波を強く放射でき、また、光学情報読取り用カメラユニット15の周りに棒状のモノポールアンテナエレメント80およびアンテナ用地板31が配されており、筐体11内の狭いスペースに回路基板14とカメラユニット15と電波方式のアンテナ(モノポールアンテナ)とを配置できる。
アンテナコイルを用いた場合には電磁誘導方式(誘導磁界方式)であり端末装置を物品(RFタグ)に近づけなくてはならない(例えば数10cm以下に近づけなくてはならない)。これに対し、モノポールアンテナを用いることにより電波方式であり物品(RFタグ)に対し端末装置が例えば数m離れていても交信できる。
(第6の実施形態)
次に、第6の実施形態を、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図23は、本実施形態における光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナの斜視図である。図24(a)は光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナの正面図、(b)は光学情報読取り用カメラユニット15およびアンテナの下面図である。
本実施形態における情報端末装置10も、図1で説明したように、物品1に取り付けたラベル2の光学情報を読み取るとともに物品1に取り付けた無線タグ3とデータ通信する装置である。
また、図2を用いて説明したように、筐体11内にバーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14が収納されている。図23,24に示すように、筐体11内において、直方体をなし、1つの面S1にレンズ15aが設置された光学情報読取り用カメラユニット15が配置されている。カメラユニット15において、レンズ設置面S1およびレンズ設置面S1と対向する面S2を除く4つの面S3,S4,S5,S6のうちの1つの面S5に、1つの面S5よりも大きなバーコード読取り用回路基板(制御用回路基板)14が当接している。
また、筐体11内において、棒状のダイポールアンテナ(半波長ダイポールアンテナ)90が、カメラユニット15のレンズ設置面S1におけるレンズ15aと上面S5との間の領域からレンズ設置面S1、さらに、左側面S3と右側面S4に沿って延設されている。つまり、棒状のダイポールアンテナ90が、カメラユニット15におけるレンズ設置面S1でのレンズ15aの無い部位からレンズ設置面S1、さらに、4つの面S3,S4,S5,S6のうちのバーコード読取り用回路基板14の配置面(S5)およびバーコード読取り用回路基板14の配置面(S5)と対向する面S6を除く2つの面S3,S4に沿って延設されている。
ダイポールアンテナ90の電波の放射方向はカメラユニット15の光学情報読取り方向と一致し、しかも回路基板14が反射板として機能し電波を強く放射でき、また、光学情報読取り用カメラユニット15の周りに棒状のダイポールアンテナ90が配されており、筐体11内の狭いスペースに回路基板14とカメラユニット15と電波方式のアンテナ(ダイポールアンテナ)とを配置できる。
アンテナコイルを用いた場合には電磁誘導方式(誘導磁界方式)であり端末装置を物品(RFタグ)に近づけなくてはならない(例えば数10cm以下に近づけなくてはならない)。これに対し、ダイポールアンテナを用いることにより電波方式であり物品(RFタグ)に対し端末装置が例えば数m離れていても交信できる。
第1の実施形態における情報端末装置の斜視図。 情報端末装置の縦断面図。 情報端末装置の平面図。 情報端末装置の正面図。 光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの斜視図。 (a)は光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの正面図、(b)は光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの下面図。 本実施形態の利得についてのシミュレーション結果を示す図。 比較のための利得についてのシミュレーション結果を示す図。 (a)は第2の実施形態におけるカメラユニットおよびアンテナの下面図、(b)は側面図、(c)は背面図。 (a)はアンテナモデルの寸法を示す図、(b)はシミュレーション結果を示す利得特性図。 (a)は第3の実施形態におけるカメラユニットおよびアンテナの下面図、(b)は左側面図、(c)は右側面図、(d)は背面図。 (a)はアンテナモデルの寸法を示す図、(b)はシミュレーション結果を示す利得特性図。 (a),(b)は地板形状を説明するための斜視図。 第4の実施形態における情報端末装置の縦断面図。 シールドケースの利得への影響を説明するための指向性特性図。 RFシールドケースによるVSWRへの影響を調査したシミュレーション結果を示す図。 RFシールドケースによるVSWRへの影響を調査したシミュレーション結果を示す図。 RFシールドケースによるVSWRへの影響を調査したシミュレーション結果を示す図。 RFシールドケースによるVSWRへの影響を調査したシミュレーション結果を示す図。 電波吸収材の配置箇所を示す斜視図。 第5の実施形態における光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの斜視図。 (a)は光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの正面図、(b)は光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの下面図。 第6の実施形態における光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの斜視図。 (a)は光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの正面図、(b)は光学情報読取り用カメラユニットおよびアンテナの下面図。
符号の説明
1…物品、2…ラベル、3…無線タグ、10…情報端末装置、11…筐体、14…バーコード読取り用回路基板、15…光学情報読取り用カメラユニット、15a…レンズ、17…無線通信用機器(RF用機器)、17b…シールドケース、30…ループアンテナエレメント、31…アンテナ用地板、50…無給電素子、60…アンテナ用地板、70…電波吸収材、80…モノポールアンテナエレメント、90…ダイポールアンテナ、S1〜S6…面、S10…面。

Claims (4)

  1. 物品(1)に取り付けたラベル(2)の光学情報を読み取るとともに同じく前記物品(1)に取り付けた無線タグ(3)とデータ通信する情報端末装置(10)であって、
    筐体(11)内において、直方体をなし、1つの面(S1)にレンズ(15a)が設置された光学情報読取り用カメラユニット(15)を、レンズ設置面(S1)および当該レンズ設置面(S1)と対向する面(S2)を除く4つの面(S3,S4,S5,S6)のうちの1つの面(S5)に、当該1つの面(S5)よりも大きなアンテナ用地板(31)を挟んで、当該アンテナ用地板(31)よりも大きな制御用回路基板(14)を当接させるとともに、筐体(11)内において、前記アンテナ用地板(31)を始点および終点とする棒状のループアンテナエレメント(30)を、前記光学情報読取り用カメラユニット(15)における前記4つの面(S3,S4,S5,S6)のうちの前記アンテナ用地板(31)の配置面(S5)を除く3つの面(S3,S4,S6)に沿って延設し
    前記制御用回路基板(14)には箱型のシールドケース(17b)内に電子部品を収容した無線通信用機器(17)が搭載され、シールドケース(17b)における、少なくとも、カメラユニット(15)と対向する面(S10)、および、その面(S10)を囲む角部を電波吸収材(70)で被覆したことを特徴とする情報端末装置。
  2. 前記ループアンテナエレメント(30)は、光学情報読取り用カメラユニット(15)における前記アンテナ用地板(31)の配置面(S5)と対向する面(S6)に沿って延びる部位(30c)が、点対称に折り曲げた形状をなすことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 筐体(11)内において、前記アンテナ用地板(31)から延びる2本の棒状の無給電素子(50)を、前記光学情報読取り用カメラユニット(15)における前記4つの面(S
    3,S4,S5,S6)のうちの前記アンテナ用地板(31)の配置面(S5)および当該アンテナ用地板(31)の配置面(S5)と対向する面(S6)を除く2つの面(S3,S4)に沿って延設したことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  4. 前記光学情報読取り用カメラユニット(15)に配置されるアンテナ用地板(60)を、光学情報読取り用カメラユニット(15)におけるレンズ設置面(S1)と対向する面(S2)に沿って折り曲げたことを特徴とする請求項3に記載の情報端末装置。
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