JP6787041B2 - アンテナ - Google Patents
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Description
複数のエレメント(11a〜11d)を備え、
前記エレメントは、給電点側に位置する給電点側導電部(31a〜31d)と、開放端側に位置する開放端側導電部(32a〜32d)と、前記給電点側導電部及び前記開放端側導電部をメアンダ状に接続するメアンダ導電部(33a〜33d)とが、同一平面状に配置されるように構成され、
前記複数のエレメントは、前記給電点側導電部同士が離隔するように環状に配置され、
前記給電点側導電部は、前記開放端側導電部よりも前記複数のエレメントにより囲われる領域の中心側に配置されることを特徴とする。
複数のエレメント(11a〜11d)を備え、
前記エレメントは、給電点側に位置する給電点側導電部(31a〜31d)と、開放端側に位置する開放端側導電部(32a〜32d)と、前記給電点側導電部及び前記開放端側導電部をメアンダ状に接続するメアンダ導電部(33a〜33d)とが、同一平面状に配置されるように構成され、
前記複数のエレメントは、前記給電点側導電部同士が離隔するように環状に配置され、
前記給電点側導電部は、前記メアンダ導電部に向かう方向の長さ(L1)が、前記開放端側導電部の前記メアンダ導電部に向かう方向の長さ(L2)よりも長くなるように形成されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明に係るアンテナが搭載される携帯端末を具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
(携帯端末の全体構成)
まず、本発明に係るアンテナが搭載される携帯端末について概説する。
図1及び図2に示す携帯端末1は、ユーザによって携帯されて様々な場所で所定の情報を読み取る情報読取装置として構成されており、アンテナ部を介して送受信される電波を媒介として無線タグ(RFIDタグ)に記憶されている情報を読み書きする無線タグリーダライタとしての機能に加えて、バーコードや二次元コードなどの情報コードを光学的に読み取る情報コードリーダとしての機能を兼ね備え、読み取りを二方式で行いうる構成となっている。
本体部2は、携帯端末1全体を制御する制御部101を備えている。この制御部101は、マイコンを主体として構成されるものであり、CPU、システムバス、入出力インタフェース等を有し、メモリ102とともに情報処理装置を構成している。また、制御部101には、図3(A)に示すように、発光部103、表示部104、キー操作部105、バイブレータ106、スピーカ107、外部インタフェース108などが接続されている。
次に、本発明に係るアンテナ10について詳述する。アンテナ10は、携帯端末1の無線通信部4内に収容されており、携帯端末1を把持するユーザから見て前方向(図1の左方向)に向けて電磁波を放射するように、後述するエレメント基板30の表面30eが携帯端末1の本体部2の長手方向(図1の左右方向)と略直交する構成で配されるようになっている。なお、アンテナ10は、例えば、エレメント基板30の表面30eが本体部2の長手方向に対して所定の角度で傾斜するように無線通信部4内に収容されてもよいし、無線通信部4を廃止して本体部2内にてエレメント基板30の表面30eが本体部2の長手方向に略平行となるように収容されてもよい。
上述のように構成される各エレメント11a〜11dに対して図3(C)、図12に示す分配部123によって信号生成部122からの高周波信号(交流信号)が分配されることで、各エレメント11a〜11dから所定の電磁波が放射される。分配部123は、信号生成部122で生成された高周波信号が分配回路141に入力されるようになっており、この分配回路141からは、入力信号と同位相の高周波信号(第1中間信号)と、入力信号から90°位相がずれた高周波信号(第2中間信号)とが出力されるようになっている。また、分配回路141から出力される同位相(0°)の第1中間信号は、分配回路142に入力されるようになっており、分配回路142からは、入力信号(第1中間信号)と同位相の高周波信号(第1出力信号)と、入力信号(第1中間信号)から90°位相がずれた高周波信号(第2出力信号)とが出力されるようになっている。また、分配回路141から出力される90°位相がずれた第2中間信号は90°位相器149に入力されるようになっており、この90°位相器149からは入力信号(第2中間信号)の位相を90°ずらした高周波信号(第3中間信号)が出力されるようになっている。更に、90°位相器149から出力される第3中間信号は、分配回路143に入力されるようになっており、分配回路143からは、入力信号(第3中間信号)と同位相の高周波信号(第3出力信号)と、入力信号(第3中間信号)から90°位相がずれた高周波信号(第4出力信号)とが出力されるようになっている。なお、各分配回路141、142、143は、例えば公知のウィルキンソン型の分配回路として構成されており、50Ωの抵抗145、146、147が接続されている。
(1)上記実施形態では、アンテナ10を構成するエレメントの数が4つである例を示したが、これに限らず、多角形状のエレメント基板の外縁(各縁部)に沿い、給電点側導電部同士が離隔するように各エレメントが環状に配置される構成であれば、エレメントの数はこれ以上であっても、これ以下であってもよい。
10…アンテナ
11a〜11d…エレメント
20…GND基板
30…エレメント基板
31a〜31d…給電点側導電部
32a〜32d…開放端側導電部
33a〜33d…メアンダ導電部
34…第1導電部
35…第2導電部
36a〜36d…給電点側の端部
37a〜37d…開放端
Claims (5)
- 複数のエレメントを備え、
前記エレメントは、給電点側に位置する給電点側導電部と、開放端側に位置する開放端側導電部と、前記給電点側導電部及び前記開放端側導電部をメアンダ状に接続するメアンダ導電部とが、同一平面状に配置されるように構成され、
前記複数のエレメントは、前記給電点側導電部同士が離隔するように環状に配置され、
前記給電点側導電部は、前記開放端側導電部よりも前記複数のエレメントにより囲われる領域の中心側に配置されることを特徴とするアンテナ。 - 複数のエレメントを備え、
前記エレメントは、給電点側に位置する給電点側導電部と、開放端側に位置する開放端側導電部と、前記給電点側導電部及び前記開放端側導電部をメアンダ状に接続するメアンダ導電部とが、同一平面状に配置されるように構成され、
前記複数のエレメントは、前記給電点側導電部同士が離隔するように環状に配置され、
前記給電点側導電部は、前記メアンダ導電部に向かう方向の長さが、前記開放端側導電部の前記メアンダ導電部に向かう方向の長さよりも長くなるように形成されることを特徴とするアンテナ。 - 前記給電点側導電部は、前記開放端側導電部よりも前記複数のエレメントにより囲われる領域の中心側に配置されることを特徴とする請求項2に記載のアンテナ。
- 前記給電点側導電部は、給電点側の端部と、隣接する他の前記エレメントの前記開放端側導電部のうち前記給電点側の端部に最も近づく部位との距離が、前記給電点側導電部の幅よりも長くなるように形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のアンテナ。
- 前記メアンダ導電部は、前記給電点側導電部に対して直交する第1導電部と前記第1導電部の端部に対して直交するように接続する第2導電部とが交互に複数連結して形成され、前記第2導電部を介して対向する前記第1導電部間の距離が当該第1導電部の幅よりも長くなるように形成されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のアンテナ。
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JP2016211176A JP6787041B2 (ja) | 2016-10-28 | 2016-10-28 | アンテナ |
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- 2016-10-28 JP JP2016211176A patent/JP6787041B2/ja active Active
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