JP4844860B2 - アダプティブクルーズコントロールシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両のブレーキ系統に用いるブースタに係り、より詳しくはアダプティブクルーズコントローラに用いて好適な制御型ブレーキブースタおよびアダプティブクルーズコントローラの制御を解除するための制御解除プログラムを備えたアダプティブクルーズコントロールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
制御型ブレーキブースタとしては、例えば、エンジン吸気の負圧を利用したブースタにおいて、シェル本体内のパワーピストンに設けられたバルブボデーに、ブレーキペダルと連動する入力ロッドとは独立して前記パワーピストンを推進させる電磁駆動手段を内装し、該電磁駆動手段の作動に応じて自動ブレーキとして機能させるようにしたものや、油圧ポンプからの液圧を電磁弁を介してシリンダ内のピストンに供給して電磁弁の作動に応じて自動ブレーキとして機能させるようにしたものがある。
【0003】
このような制御型ブレーキブースタは、汎用のブースタと同等に使用できることから、通常は設定速度を維持し、先行車を検出した際には、車間距離を一定に保つように自車両を自動的に加減速させる、いわゆるアダプティブクルーズコントローラ(ACC)を含むACCシステム内のブレーキアクチュエータとしてきわめて有用となり、最近、その適用が種々検討されている。
ところで、ACCシステムにおいては、ドライバーによるブレーキペダルの操作(ペダル操作)をACC制御よりも優先させる必要があり、このため、従来の負圧を利用した制御型ブレーキブースタにおいては、上記バルブボデーに、該バルブボデーと前記入力ロッドとの相対移動からペダル操作を検出するスイッチ手段を内装し(例えば、特開2001−71888号公報参照)、また、油圧ポンプを利用した制御型ブレーキブースタにおいては、シリンダ内にピストンと入力ロッドとの相対移動からペダル操作を検出するスイッチ手段を内装し、これらのスイッチ手段によるペダル操作検出信号に基いてACC制御をキャンセルするようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記スイッチ手段(内蔵スイッチ)を設けた従来の制御型ブレーキブースタによれば、電磁駆動手段が作動していない状態すなわち自動ブレーキとして作動していない状態で少しの操作力でペダル操作を行った場合は、前記内蔵スイッチによりペダル操作が検出された時点では、既にバルブボデーやピストンが推進して弱いブレーキ力が発生してしまうことも機械交差上、起こり得るようになっていた。このように少しの操作力でペダル操作を行った場合、ACC制御がキャンセルされない状態となるため、車両は一旦減速するものの、その後にACC制御により設定速度まで加速し、ドライバーにとってブレーキ操作の違和感が発生することになる、という問題があった。
本発明は、上記した従来の技術的背景に鑑みてなされたもので、その課題とするところは、ペダル操作があった際にはACC制御を確実にキャンセルできるようにし、もってドライバーによるブレーキ操作の違和感を解消できる制御型ブレーキブースタを提供し、併せてACC制御を解除するための制御解除プログラムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るアダプティブクルーズコントロールシステムは、ブレーキペダルから入力ロッドに作用する操作力を流体圧によって倍力するピストンと、アダプティブクルーズコントローラからの信号で制御され自動ブレーキとして前記入力ロッドの操作とは独立して前記ピストンを推進させるための電磁駆動手段と、前記ピストンと前記入力ロッドとの相対移動からペダル入力を検出するスイッチ手段と、を備え、自動ブレーキとして作動した際に前記ピストンの推進に前記入力ロッドが追従して移動する制御型ブレーキブースタを有するアダプティブクルーズコントロールシステムにおいて、前記ブレーキペダルに設けられ、前記ブレーキペダルが操作されたことを検出するブレーキランプスイッチを備え、前記アダプティブクルーズコントローラに前記スイッチ手段によるペダル入力検出信号と前記ブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号とが入力されるように構成し、前記スイッチ手段による前記ペダル入力検出信号、または、自動ブレーキが作動していない状態で前記ブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号の何れか一方の信号が入力されたとき、前記アダプティブクルーズコントローラはその制御を解除することを特徴とする。
このように構成したアダプティブクルーズコントロールシステムにおいては、スイッチ手段によるペダル入力検出信号に加えて、ペダル操作と直結するブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号もアダプティブクルーズコントロールの制御解除に用い、スイッチ手段によるペダル入力検出信号、または、自動ブレーキが作動していない状態でブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号の何れか一方の信号が入力されたとき、前記アダプティブクルーズコントローラはその制御を解除するので、弱ブレーキ時にも確実にACC制御をキャンセルすることができる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を添付図面に基いて説明する。
図1乃至図3は、本発明の一つの実施の形態としての制御型ブレーキブースタを示したものである。本制御型ブレーキブースタを構成するブースタ本体BSは、タンデム型として構成されており、図2および図3に詳細構造が示されるように、フロントシェル1とリヤシェル2とからなるシェル本体3を備え、該シェル本体3内を、センターシェル4により前・後2室に分割し、この前・後2室をさらに、ダイアフラム5,6を備えたパワーピストン7,8により定圧室9,10と変圧室11,12とに分割し、各パワーピストン7,8に共通に設けたバルブボデー13をセンターシェル4の中心部およびリヤシェル2の後部の小径筒部2aを気密的にかつ摺動可能に挿通させてシェル本体3の後方まで延ばしている。バルブボデー13は、大径のカップ部13aと小径の筒状部13bとを連設してなっており、その筒状部13bの、リヤシェル2の後方に延在する部分はブーツ14により覆われている。
【0007】
バルブボデー13には、2つの定圧室9と10とを相互に連通しかつ各定圧室9,10をバルブボデー13の筒状部13b内に連通する定圧通路(真空通路)15が設けられるほか、2つの変圧室11と12とを相互に連通しかつ各変圧室11,12をバルブボデー13の筒状部13b内に連通する大気通路16が設けられている。図2の左側(フロント側)の定圧室9には、吸気管17を通じて、例えばエンジン負圧が導入されるようになっており、この負圧は、前記真空通路15を通じて図の右側(リヤ側)の定圧室10にも供給される。一方、バルブボデー13の筒状部13bには、サイレンサ機能を有するフィルタユニット18を通して大気が導入され、この大気は、後述の弁機構20の作動により前記大気通路16を通じて2つの変圧室11と12に供給されるようになる。
【0008】
弁機構20は、図3によく示されるように、ブレーキペダルBP(図1)と連動する入力ロッド21に連結され、バルブボデー13のカップ部13a内に配置した後述の中空ガイド22に沿って摺動するプランジャ23と、このプランジャ23の後端に形成された環状の大気用弁座24と、バルブボデー13の筒状部13b内にシール部材25を介して摺動可能に嵌装された筒状のコントロールピストン26と、このコントロールピストン26の後端に形成された環状の真空用弁座27と、バルブボデー13の筒状部13b内に嵌合固定した押えリング28に基端部が固定されたポペット弁29と、入力ロッド21に一端が係止され常時は前記大気用弁座24と真空用弁座27とに着座する方向へポペット弁29を付勢する弁ばね30とからなっている。
【0009】
上記大気用弁座24とこれに当接するポペット弁29先端の内周側環状部位とは大気弁31を、前記真空用弁座27とこれに当接するポペット弁29先端の外周側環状部位とは真空弁32をそれぞれ構成し、前記2つの変圧室11,12には、これら大気弁31または真空弁32の開弁に応じて大気または負圧が選択的に供給されるようになっている。また、前記リングガイド28にはばね受け33が付設されており、このばね受け33と入力ロッド21との間には戻しばね34が保持されている。プランジャ23は、本ブースタ本体BSの非作動時には、この戻しばね30と弁ばね25との付勢力により、その大気用弁座24をポペット弁29に当接させる状態を維持している。この状態からブレーキペダルBPが踏み込まれると、入力ロッド21がバルブボデー13内に押込まれ、プランジャ23がフロント側へ移動し、その後端の大気用弁座24がポペット弁29から離間して大気弁31が開き、この結果、大気通路16を通って変圧室12,11に大気が流入し、変圧室11,12と定圧室9,10との間に差圧が生じて、バルブボデー13と一体にパワーピストン7,8が推進(前進)するようになる。
【0010】
一方、バルブボデー13のカップ部13a内には、ソレノイド機構(電磁駆動手段)35が配設されている。ソレノイド機構35は、図3によく示されるように、ソレノイド36と、このソレノイド36を納めたハウジング37とハウジング37内にシール部材38を介して摺動可能に配設された環状の可動子(アーマチュア)39とから概略構成されている。
【0011】
ソレノイド機構35のハウジング37は、ソレノイド36を収めた底付き二重筒部分からリヤ側へ延ばした延長筒部37aをバルブボデー13の筒状部13bの内面に気密的に嵌合させて、バルブボデー13に対して半径方向へ位置固定されている。ハウジング37はまた、その外周面に設けたフランジ部37bをバルブボデー13のカップ部13aの内面に設けた段部40に当接させ、この状態のもと、フロント側の定圧室9内に配置した戻しばね41により前端が押えられて、バルブボデー13に対して軸方向へ位置固定されている。この位置固定状態で前記フランジ部37bと段部40との間には、フロント側パワーピストン7の筒状部7aに設けた内方フランジ7bが配置されており、これによりバルブボデー13およびハウジング37はパワーピストン7と一体に軸方向移動するようになる。なお、図3中、42はソレノイド36に電流を供給するための配線で、フロント側定圧室9内を渦巻状に迂回した状態で、フロントシェル1の前面に設けたコネクタ43に接続されている。
【0012】
ソレノイド機構35のハウジング37内には、前記中空ガイド22が配置されている。中空ガイド22は、ハウジング37内の段部に係止された大端部22aとこの大端部22aからハウジング37の底部37bを挿通してリヤ側へ延ばされた小径軸部22bとからなっており、その小径軸部22bに前記プランジャ23が摺動可能に挿入されている。しかして、プランジャ23には、前記大気通路16を通してバルブボデー13内に半径方向から挿入されたストップキー44の先端部が嵌合されている。このストップキー44の後端部は、リヤシェル2の小径筒部2a内に固設されたストッパ板45に当接するようになっており、バルブボデー13は、このストップキー44がストッパ板45に当接する位置がリヤ側への後退端とされている。また、このストップキー44は、前記大気通路16の大きさの範囲内でバルブボデー13と相対移動できることから、バルブボデー13に対するプランジャ23の軸方向移動範囲を規制する規制手段としても機能している。なお、ストップキー44は前記コントロールピストン26に形成した長孔も挿通しており、コントロールピストン26は、その長孔内におけるストップキー44の移動範囲内でプランジャ23と相対移動できるようになっている。
【0013】
上記ソレノイド機構35のハウジング37の前端側にはリアクションディスク46と出力ロッド47の基端大径部47aとが配置されている。出力ロッド47の先端部は、フロントシェル1の前面を気密的に挿通してその前方へ延ばされ、これにはマスタシリンダMS(図1)が作動連結されるようになっている。出力ロッド47の基端大径部47aとリアクションディスク46とは、前記戻しばね41によりハウジング37の前端に押圧固定されたリテーナ48によりハウジング37からの抜けが規制されている。また、前記中空ガイド22の大端部22aの前面に形成された凹部内には受圧板49が配置されており、本ブースタ本体BSの非作動時にはこの受圧板49の背面に接する位置に前記プランジャ23が位置決めされ、この状態で、受圧板49の前面と前記リアクションディスク46との間にはわずかの間隙が形成されるようになっている。
【0014】
上記ソレノイド機構35の可動子39には加圧ピン50の一端部が圧入固定されており、この加圧ピン50の他端部は、ハウジング37内の底部37bに設けた貫通孔に挿入されている。一方、前記真空用弁座27を後端に有するコントロールピストン26は、プランジャ23に一端が係止されたばね51によりフロント側へ付勢され、常時はその前端を前記ハウジング37の底部37bに当接させている。また、この可動子39と中空ガイド22との間は、可動子39の内周面に保持させたシール部材52によりシールされている。可動子39の外周面は、前記したようにシール部材38によりハウジング37に対してシールされており、これにより、可動子39の両端側には圧力室53、54が画成されている。フロント側の圧力室53(図3には線として示されている)は、ハウジング37に形成した通路54によりフロント側の定圧室9に連通され、一方、リヤ側の圧力室54は、前記加圧ピン50の周りの間隙により大気通路16を介して変圧室12,11に連通させられている。
【0015】
ソレノイド機構35の可動子39は、ソレノイド36への通電によりリヤ側へ移動するようになっており、これにより、可動子39に固定した加圧ピン50がコントロールピストン26をばね51と前記弁ばね30との付勢力に抗してリヤ側へ移動させる。この結果、ポペット弁29がプランジャ23の後端の大気用弁座24から持ち上げられ、プランジャ23および入力ロッド21の動きすなわちブレーキペダルBPの操作(ペダル操作)とは無関係に大気弁31が開弁し、変圧室11,12と定圧室9,10との間に差圧が生じ、これによりバルブボデー13と一体にパワーピストン7,8が推進(前進)するようになる。
【0016】
ここで、バルブボディ13には、前記ストップキー44を介してバルブボデー13とプランジャ23すなわち入力ロッド21との相対移動からブレーキペダルBPの操作(ペダル操作)が行われたことを検出するスイッチ手段55が内装されている。このスイッチ手段55は、図4(図3とは別断面)に示すように、バルブボデー13に形成した凹部56内に配置されかつ一対のピン57を用いて位置固定されたスイッチ本体58と、バルブボデー13に設けた軸方向の貫通孔59を摺動可能に挿通して延ばされたスイッチ操作ロッド60と、前記大気通路16(図3)内のストップキー44にピン61により基端部が軸着された揺動レバー62とを備えている。
上記凹部56は前記負圧通路15に導通しおり、したがって、スイッチ本体58は、大気に触れないようになっている。スイッチ本体58からはリード線63が引出されており、このリード線63は、フロント側定圧室9を経て前記フロントシェル1の前面のコネクタ43(図2)に接続されている。
【0017】
一方、スイッチ操作ロッド60は、その一端をストップキー44に臨ませると共に、その他端に前記スイッチ本体58の接点稼働子58aに係合可能な係合片60aを設けている。スイッチ操作ロッド60の、前記大気通路16側への突出部分の端部には止め輪64が装着されると共に、その突出部分の根元側にはシール部材65を保持するばね受け66が摺動可能に嵌装されており、これら止め輪64とばね受け66との間には圧縮ばね67が介装されている。シール部材65は、ばね受け66を介して圧縮ばね67の付勢力を受けることにより前記貫通孔59の開口縁部に圧接し、スイッチ操作ロッド60とバルブボディ10との間をシールする。また、スイッチ操作ロッド60は、常時は圧縮ばね67によりストップキー44側へ、すなわちその係合片60aをスイッチ本体58の接点稼働子58aに当接させる(スイッチオン)方向へ付勢され、その突出端を揺動レバー62の先端側の凸座62aに当接させるようになっている。
【0018】
揺動レバー62は、その先端部62bがストップキー44の先端部とほぼ重なる十分なる長さを有しており、これにより、ブースタ本体BSの非作動時には、ストップキー44と同様にその先端部62bがリヤシェル2の小径筒部2a内面のストッパ板45に当接して、その反時計方向への揺動が規制されている。したがって、スイッチ操作ロッド60は、ブースタ本体BSの非作動時にはその係合片60aをスイッチ本体58の接点稼働子58aから離間させる(スイッチオフ)状態を維持するようになっている(図4)。揺動レバー62はまた、ピン61に寄った部位をリヤ側へくの字形に屈曲させており、この屈曲部62cは、ブースタ本体BSの作動に応じてバルブボデー13がパワーピストン7,8と一体に推進(前進)する状況下では、図5または図6に示すように、バルブボデー13の、大気通路16に臨むリヤ側内面13Sに当接するようになっている。この場合、ストップキー44に対する揺動レバー62の軸着点(ピン61)とバルブボデー13の内面13Sとの軸方向の位置関係、すなわち入力ロッド21とバルブボデー13との相対的な位置関係により、揺動レバー62がその屈曲部62cを支点として姿勢(傾き)を変化させ、これに応じてスイッチ操作ロッド60は、スイッチ本体58をスイッチオンさせる状態(図5)とスイッチオフさせる状態(図6)とに選択的に位置決めされるようになる。
【0019】
本ブースタ本体BSは、そのリヤシェル2の後面に植立した複数のスタッドボルト68(図2)を用いて図示しない車体に取付けられ、この状態でその入力ロッド21にブレーキペダルBPが連結される。一方、この制御型ブレーキブースタBSには、そのフロントシェル1の前面に植立したスタッドボルト69(図2)を利用してマスタシリンダMSが結合され、この状態でその出力ロッド47がマスタシリンダMS内のピストン(図示略)に作動連結される。
【0020】
そして、ブレーキペダルBPが踏み込まれた場合は、前記したように入力ロッド21と一体にプランジャ23がフロント側へ移動することにより大気弁31が開き、変圧室11,12と定圧室9,10との間に差圧が発生して、バルブボデー13と一体にパワーピストン7,8が推進(前進)し、このパワーピストン7,8の推力が、バルブボデー13から出力ロッド47を経てマスタシリンダMSに出力される。この時、出力ロッド47からの出力反力の一部がリアクションディスク46、受圧板49およびプランジャ23を介して入力ロッド21に伝達され、これによりブレーキペダルBPの踏力(入力)に比例した所定のブースタ出力すなわちブレーキ力が得られる。したがって、ブースタ本体BSは、通常ブレーキとして機能することになる。なお、この制動の開始当初は、受圧板49とリアクションディスク46との間隙が解消されるまでは、入力に無関係にブースタ出力が増大する、いわゆるジャンプインが発生し、十分な初期ブレーキ力を得ることができる。
【0021】
一方、ソレノイド36に通電がなされた場合は、前記したように可動子39、加圧ピン50およびコントロールピストン26がリヤ側へ移動することで大気弁31が開弁し、上記通常ブレーキにおける場合と同様に変圧室11,12と定圧室9,10との間に差圧が発生して、バルブボデー13と一体にパワーピストン7,8が推進し、このパワーピストン7,8の推力が、バルブボデー13から出力ロッド47を経てマスタシリンダMSに出力される。この時、可動子39の他端側の圧力室54にも、加圧ピン50の周りの間隙を通して大気が導入され、負圧が導入されているフロント側の圧力室53との間に差圧が発生し、可動子39に差圧が作用する。この差圧は、可動子39をフロント側へ戻す方向すなわち可動子39に作用する電磁力の向きと逆方向に働き、したがって、さらにブレーキ力を増大させるにはソレノイド36に供給する電流を増大させる必要がある。すなわち、ブースタ出力はソレノイド36に供給する電流の大きさに比例して増大することとなり、したがって、この場合、ブースタ本体BSは、自動ブレーキとして機能することになる。
【0022】
しかして、本実施の形態において上記ブースタ本体BSは、図1に示すように、自動ブレーキ用アクチュエータとしてアダプティブクルーズコントローラ(ACC)70を含むACCシステムに組込まれている。ACC70は、車両速度を設定速度に保つようにエンジンスロットルや変速機(図示略)を制御すると共に、前方レーダで先行車を検出した際には、先行車との車間距離を設定値に保つように、前記エンジンスロットルや変速機を制御し、さらに必要に応じて上記ソレノイド機構35内ソレノイド36に制御電流を供給する機能を有している。この場合、ソレノイド機構35の作動(自動ブレーキの作動)、非作動(自動ブレーキの非作動)にかかわらず、ドライバーがブレーキペダルBPを踏み込んだ場合、すなわちペダル操作が行われた場合には、前記ACCの制御をキャンセルする必要がある。
【0023】
本実施の形態においては、前記ACCの制御をキャンセルするため、図1に示すように、ブースタ本体BS内のスイッチ手段(内蔵スイッチ)55のオン信号に加えて、ブレーキペダルBPの操作を直接検出するブレーキランプスイッチ71のオン信号も用いるようにしている。具体的には、マスタシリンダMSの液圧からブレーキ力が発生しているか否かを検出するブレーキ力検出手段72と、ACC70からブースタ本体BS内のソレノイド36への通電がなされているか否かを検出するソレノイド電流検出手段73と、ACC70の制御をキャンセルするか否かを判定するキャンセル判定手段74とを別途設けるようにしている。キャンセル判定手段74は、アンド回路75とオア回路76とを備えており、そのアンド回路75にはブレーキランプスイッチ71のオン信号mと、ブレーキ力検出手段72のゼロ信号nとソレノイド電流検出手段73のゼロ信号oとを入力され、そのオア回路76には前記アンド回路75からの出力信号pと前記ブースタ本体BS内のスイッチ手段55のオン信号qとが入力されるようになっている。
【0024】
上記のように構成した制御型ブレーキブースタにおいては、ブースタ本体BSが自動ブレーキとしてACC70の制御の管轄下にあり、実際に自動ブレーキとして作動する場合は、ソレノイド36への通電に応じてコントロールピストン26がリヤ側へ移動することにより大気弁31が開き、バルブボディ13がフロント側へ前進するので、ストップキー44ひいては揺動レバー62の軸着点61がバルブボデー13に対してリヤ側へ相対移動する。これにより、揺動レバー62は、図6に示すようにその屈曲部62cを支点に時計方向へ回動し、これに伴いスイッチ操作ロッド60は圧縮ばね67の付勢力に抗してフロント側へ移動し、その係合片60aがスイッチ本体58の接点稼働子58aから離間し、スイッチオフの状態となる。すなわち、この状態では、内蔵スイッチ55のスイッチ本体58から上記キャンセル判定手段74内のオア回路76にオン信号qが送出されない。また、自動ブレーキ作動中は、ブレーキペダルBPが移動してしまうため、ブレーキランプスイッチ71のオン信号mがアンド回路75に送出されてしまうが、ブレーキ力検出手段72がブレーキ力を、ソレノイド電流検出手段73がソレノイド電流をそれぞれ検出しているので、両者からオン信号n、oもアンド回路75に送出されない。したがって、オア回路76からACC70へキャンセル信号r(図1)が送出されることはなく、制御ブースタ本体BSは自動ブレーキとしての機能を維持する。
【0025】
また、ブースタ本体BSが自動ブレーキとして作動している最中にブレーキペダルBPが踏込まれた場合は、このペダル操作に応じて入力ロッド21と一体にプランジャ23がフロント側へ移動することにより、ストップキー44ひいては揺動レバー62の軸着点61がバルブボディ13に対してフロント側へ相対移動する。すると、揺動レバー62は、図5に示すようにその屈曲部62cを支点に反時計方向へ回動し、これに伴いスイッチ操作ロッド60は圧縮ばね67の付勢力でリヤ側へ移動して、その係合片60aをスイッチ本体58の接点稼働子58aに当接させ、スイッチオンの状態となる。これにより、内蔵スイッチ55のスイッチ本体58から上記キャンセル判定手段74内のオア回路76にオン信号qが送出され、この結果、オア回路76からACC70へキャンセル信号rが送出され、制御ブースタ本体BSは、ACC70の制御の管轄外となって通常ブレーキとして機能する。
【0026】
一方、ブースタ本体BSが自動ブレーキとしてACC70の制御の管轄下にあるにもかかわらず、自動ブレーキとして作動しておらず、しかもこの状態でブレーキペダルBPが強く踏込まれた場合は、上記自動ブレーキとして作動している最中にブレーキペダルBPが踏込まれた場合と同様に(図5に示すように)、揺動レバー62は、その屈曲部62cを支点に反時計方向へ回動し、これに伴いスイッチ操作ロッド60は圧縮ばね67の付勢力でリヤ側へ移動してスイッチオンの状態となる。したがって、この場合も、スイッチ手段55のスイッチ本体58から上記キャンセル判定手段74内のオア回路76にオン信号qが送出されると共に、オア回路76からACC70へキャンセル信号rが送出され、制御ブースタ本体BSは、ACC70の制御の管轄外となって通常ブレーキとして機能する。
しかして、この時、ブレーキペダルBPの踏力が弱いと、揺動レバー62の軸着点61がバルブボディ13に対してフロント側へ相対移動する量が小さく、これに伴って揺動レバー62の反時計方向への回動が不十分となり、スイッチ操作ロッド60はその係合片60aをスイッチ本体58の接点稼働子58aから離間させた状態を維持する。したがって、この場合は、スイッチ本体58からキャンセル判定手段74内のオア回路76へオン信号qが送出されない。しかし、ブースタ本体BSが自動ブレーキ非作動状態となっており、かつブレーキペダルBPが踏込まれていることから、ブレーキランプスイッチ71からオン信号が、図示せぬブレーキキャリパへの液圧配管における圧力値を検出するブレーキ力検出手段72から圧力値が0である非検出信号が、また、前記ソレノイド36への電流値を検出するソレノイド電流検出手段73から電流値が0である非検出信号がアンド回路75に対して送出される。この結果、アンド回路75からオア回路76に対して信号pが送出され、これに応じてオア回路76からACC70へキャンセル信号rが送出され、制御ブースタ本体BSは、ACC70の制御の管轄外となって通常ブレーキとして機能する。
【0027】
図7は、上記したACC制御の解除の流れを整理して示したもので、ステップ1におけるスイッチ手段55のオン、オフの判断に基づいて、スイッチ手段55がオンしている場合は、当然にACC70の制御解除がなされ、一方、該スイッチ手段55がオンしていない場合は、ステップ2、ステップ3およびステップ4に連続に処理を移して、ブレーキランプスイッチ71がオンしているかどうか、ブレーキ力検出手段72が非作動であるかどうか、ソレノイド電流検出手段73が非作動であるかどうかをそれぞれ判断し、ブレーキランプスイッチ71がオンでしかもブレーキ力検出手段72およびソレノイド電流検出手段73が非作動である場合のみ、ACC70の制御解除がなされることになる。
【0028】
なお、上記実施の形態では負圧を利用した制御型ブレーキブースタにより説明をしたが、本発明に適用される制御型ブレーキブースタは、油圧ポンプからの液圧を電磁弁を介してシリンダ内のピストンに供給して電磁弁の作動に応じて自動ブレーキとして機能させるものであっても良い。
【0029】
【発明の効果】
上記したように、本発明に係るアダプティブクルーズコントロールシステムによれば、ペダル操作と直結するブレーキライトスイッチの信号もACC制御のキャンセルに用いるので、弱ブレーキ時にもACC制御を確実にキャンセルすることができ、ドライバーにとっては、弱ブレーキ後に車両が加速するというブレーキ操作の違和感が生じることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る制御型ブレーキブースタの制御系を示す模式である。
【図2】本制御型ブレーキブースタの本体の全体的構造を示す断面図である。
【図3】本制御型ブレーキブースタの本体の要部構造を示す断面図である。
【図4】本制御型ブレーキブースタの本体に設けたスイッチ手段の構造を示す断面図である。
【図5】本制御型ブレーキブースタの本体に設けたスイッチ手段の作動状態を示す断面図である。
【図6】本制御型ブレーキブースタの本体に設けたスイッチ手段の作動状態を示す断面図である。
【図7】アダプティブクルーズコントローラの制御解除の流れを示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 シェル本体
7,8 パワーピストン
13 バルブボデー
20 弁機構
21 入力ロッド
22 コントロールピストン
23 プランジャ
31 大気弁
32 真空弁
35 ソレノイド機構(電磁駆動手段)
47 出力ロッド
55 スイッチ手段
70 アダプティブクルーズコントローラ(ACC)
71 ブレーキライトスイッチ
74 キャンセル判定手段
Claims (3)
- ブレーキペダルから入力ロッドに作用する操作力を流体圧によって倍力するピストンと、アダプティブクルーズコントローラからの信号で制御され自動ブレーキとして前記入力ロッドの操作とは独立して前記ピストンを推進させるための電磁駆動手段と、前記ピストンと前記入力ロッドとの相対移動からペダル入力を検出するスイッチ手段と、を備え、自動ブレーキとして作動した際に前記ピストンの推進に前記入力ロッドが追従して移動する制御型ブレーキブースタを有するアダプティブクルーズコントロールシステムにおいて、
前記ブレーキペダルに設けられ、前記ブレーキペダルが操作されたことを検出するブレーキランプスイッチを備え、前記アダプティブクルーズコントローラに前記スイッチ手段によるペダル入力検出信号と前記ブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号とが入力されるように構成し、前記スイッチ手段による前記ペダル入力検出信号、または、自動ブレーキが作動していない状態で前記ブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号の何れか一方の信号が入力されたとき、前記アダプティブクルーズコントローラはその制御を解除することを特徴とするアダプティブクルーズコントロールシステム。 - 前記制御型ブレーキブースタが自動ブレーキとして作動している状態で前記ブレーキランプスイッチによるペダル操作検出信号が入力された場合、前記アダプティブクルーズコントローラはその制御を解除しないことを特徴とする請求項1に記載のアダプティブクルーズコントロールシステム。
- 前記自動ブレーキとして作動していない状態は、前記電磁駆動手段の電流値に基づいて判断することを特徴とする請求項1または2に記載のアダプティブクルーズコントロールシステム。
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