JP4844384B2 - レーザー加工用マスクおよびそれを用いたレーザー加工方法 - Google Patents
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図1は、本発明の第1実施形態に係るレーザー加工用マスク100を用いたレーザー加工方法の要部を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は概略断面図である。なお、(a)は(b)の上視図である。
図2は、本発明の第2実施形態に係るレーザー加工用マスク101の要部を示す概略断面図である。上記第1実施形態との相違点を中心に述べる。
図4は、本発明の第3実施形態に係るレーザー加工用マスク103を用いたレーザー加工方法の要部を示す概略断面図である。本実施形態は、上記第1実施形態における開口部21の構成を変形したものであり、レーザー加工方法については上記第1実施形態と同様である。ここでは、上記第1実施形態との相違点を中心に述べることとする。
図6は、本発明の第4実施形態に係るレーザー加工用マスク104を用いたレーザー加工方法の要部を示す図であり、(a)は概略平面図、(b)は概略断面図である。
図7は、本発明の第5実施形態に係るレーザー加工用マスク105の要部を示す図であり、(a)は平面図、(b)は断面図である。
なお、レーザー加工用マスクにおける吸収層としては、マスク部20よりも柔軟性に優れた層であってマスク部20とセラミック基板10との隙間を吸収するものであればよく、上記した2層30、40の構成や1層の構成に限定されるものではなく、3層以上の層が積層された構成であってもよい。また、この吸収層の材質としては、マスク部20よりも柔軟性に優れた層を構成可能な材料であればよく、上記した例に限定されるものではない。
22…開口部における側面、23…通気孔、30…吸収層の第1の層、
40…吸収層の第2の層、50…放熱層、
100〜105…レーザー加工用マスク。
Claims (8)
- 被加工物(10)の上に設けられ、前記被加工物(10)に対してレーザー加工を実施する際に発生する汚れが前記被加工物(10)に付着するのを防止するためのレーザー加工用マスクにおいて、
前記被加工物(10)におけるレーザー加工すべき部位に対応したパターンの開口部(21)を有する金属性のマスク部(20)と、
前記マスク部(20)の前記被加工物(10)側の面にて前記開口部(21)に干渉しない位置に設けられ、前記マスク部(20)よりも柔軟性に優れた層であって前記マスク部(20)と前記被加工物(10)との隙間を吸収する吸収層(30、40)と、を備えており、
前記マスク部(20)は、前記被加工物(10)からの熱を放熱する機能を有していることを特徴とするレーザー加工用マスク。 - 被加工物(10)の上に設けられ、前記被加工物(10)に対してレーザー加工を実施する際に発生する汚れが前記被加工物(10)に付着するのを防止するためのレーザー加工用マスクにおいて、
前記被加工物(10)におけるレーザー加工すべき部位に対応したパターンの開口部(21)を有する金属性のマスク部(20)と、
前記マスク部(20)の前記被加工物(10)側の面にて前記開口部(21)に干渉しない位置に設けられ、前記マスク部(20)よりも柔軟性に優れた層であって前記マスク部(20)と前記被加工物(10)との隙間を吸収する吸収層(30、40)と、
前記マスク部(20)の前記被加工物(10)とは反対側の面にて前記開口部(21)に干渉しない位置に設けられ前記被加工物(10)からの熱を放熱する放熱層(50)と、を備えていることを特徴とするレーザー加工用マスク。 - 前記吸収層(30、40)は、前記マスク部(20)側から前記被加工物(10)側に向かって第1の層(30)、第2の層(40)が順に積層されたものであり、
前記第2の層(40)は、前記マスク部(20)および前記第1の層(30)よりも放熱性および耐熱性に優れた層であることを特徴とする請求項1または2に記載のレーザー加工用マスク。 - 前記第2の層(40)は、前記第1の層(30)を越えて前記マスク部(20)に接触して熱的に接続されていることを特徴とする請求項3に記載のレーザー加工用マスク。
- 前記マスク部(20)の前記開口部(21)における側面(22)は、前記マスク部(20)の前記被加工物(10)側から前記被加工物(10)とは反対側に向かって拡がるテーパ面となっていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のレーザー加工用マスク。
- 前記マスク部(20)の内部には、気体が流通可能であって前記開口部(21)を前記開口部(21)とは別部位にて外部と連通させる通気孔(23)が、設けられていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載のレーザー加工用マスク。
- 請求項1ないし5のいずれか1つに記載のレーザー加工用マスク(100〜103、105)を用いたレーザー加工方法であって、
前記レーザー加工用マスク(100〜103、105)を前記被加工物(10)の上に設け、
前記開口部(21)を介して前記被加工物(10)にレーザー光を照射することによりレーザー加工を行うことを特徴とするレーザー加工方法。 - 請求項6に記載のレーザー加工用マスク(104)を用いたレーザー加工方法であって、
前記レーザー加工用マスク(104)を前記被加工物(10)の上に設け、前記通気孔(23)に気体を流通させることで、前記開口部(21)から前記汚れを吸い込み前記通気孔(23)を介して排出しながら、
前記開口部(21)を介して前記被加工物(10)にレーザー光を照射することによりレーザー加工を行うことを特徴とするレーザー加工方法。
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