JP4841870B2 - ミシン - Google Patents
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Description
また、その上糸経路の上流側に糸調子装置、その下流側にプリテンションを備える構成のミシンや、上糸経路の上流側にプリテンション、その下流側に糸調子装置を備える構成のミシンが知られている。
特に、伸びやすい上糸の場合は、上糸の張力を縫い目に対して作用させるまでにより時間がかかってしまうこととなり、また、伸びにくい上糸の場合は、比較的早く上糸の張力が縫い目に対して作用することとなる。つまり、上糸の種類に応じて、上糸の張力変化を縫い目に対して作用させるまでの時間にばらつきがあることにより、上糸の種類毎に縫い目の調子(風合い)がばらついてしまうことがあるという問題があった。
特に、閂止部から平行部に移行する際には、上糸張力が急激に増加することにより千鳥縫い目の開始端が乱れ、平行部を綺麗な山立ち状に形成することができないことがあった。
一方、平行部から閂止部に移行する際には、上糸張力が急激に減少することになり、その際に上糸の伸びが一気に開放されて、天秤による上糸の引き上げ量以上に糸が繰り出された状態となって、縫い目が乱れて汚くなることがあった。さらに、その余分に繰り出された上糸のループに回転釜の剣先がからんで二重掛けが生じ、糸切れが発生しやすくなることがあった。
そして、各糸調子装置が上糸に付与する張力が調整されることにより、上糸に様々な張力変化を作用させることができる。
また、複数の糸調子装置は、上糸経路の上流側に配置される第1の糸調子装置と、上糸経路の下流側に配置される第2の糸調子装置とからなるので、上糸経路における糸調子装置と縫い目部分との経路の長さの違いにより、各糸調子装置がそれぞれ異なる張力を上糸に付与する。
つまり、上糸経路に配置される複数の糸調子装置の動作を組み合わせることにより、縫い目に対して様々な上糸の張力変化を作用させることができるようになる。
また、複数の糸調子装置は、上糸経路の上流側に配置される第1の糸調子装置と、上糸経路の下流側に配置される第2の糸調子装置とからなるので、上糸経路における糸調子装置と縫い目部分との経路の長さに違いにより、各糸調子装置がそれぞれ異なる張力を上糸に付与することができる。
そして、各糸調子装置が上糸に付与する張力が調整されることにより、上糸に様々な張力変化を作用させることができる。
例えば、上糸経路の上流側に配置される第1の糸調子装置と、上糸経路の下流側に配置される第2の糸調子装置を、同じタイミングで動作させた場合、第1の糸調子装置の方が、糸調子装置と縫い目部分との経路が長いために、その経路における上糸の伸びが許容されやすいので、上糸の張力変化が伝わりにくい。そのため、上糸の張力変化を縫い目に対して作用させるまでに時間がかかる。一方、第2の糸調子装置の方が、糸調子装置と縫い目部分との経路が短いために、上糸の張力変化を縫い目に対して早く作用させることができる。
つまり、上糸経路に配置される第1の糸調子装置と第2の糸調子装置の動作を組み合わせることにより、縫い目に対して様々な上糸の張力変化を作用させることができるようになる。
具体的には、第1の糸調子装置を動作させた後に、第2の糸調子装置を動作させることによって、第1の糸調子装置による上糸の張力変化が縫い目に対して作用し始めるようなタイミングに、第2の糸調子装置による上糸の張力変化が縫い目に対して作用させるようにすることで、2段階の張力変化を縫い目に作用させることができる。また、二つの糸調子装置の合力による張力を上糸に付与することができる。特に、先に作用する第1の糸調子装置による上糸の張力変化は、上糸の伸びの許容により、比較的ゆっくり作用するので、より縫い目に作用させる張力変化を緩やかにすることができる。
そして、上糸に急激な張力変化を与えることなく、緩やかな張力変化を行わせるように、各糸調子装置が上糸に付与する張力を調整することにより、縫い目の形状が乱れない、安定した張力変化をミシンに行わせることができる。
そして、複数の糸調子装置が上糸に付与する張力が調整されることにより、上糸に様々な張力変化を作用させることができる。
そして、上糸に急激な張力変化を与えることなく、緩やかな張力変化を行わせるように、糸調子器が上糸に付与する張力を調整することにより、縫い目の形状が乱れない、安定した張力変化をミシンに行わせることができる。
そして、複数の糸調子装置が上糸に付与する張力を調整することにより、上糸に様々な張力変化を作用させることができる。
そして、上糸に急激な張力変化を与えることなく、緩やかな張力変化を行わせるように、糸調子器が上糸に付与する張力を調整することにより、縫い目の形状が乱れない、安定した張力変化をミシンに行わせることができる。
そして、各糸調子装置が上糸に付与する張力が調整されることにより、上糸に様々な張力変化を作用させることができる。
このように、各駆動手段が出力する推力のバランスを調整することによって、上糸経路の上流側の第1の糸調子装置と、上糸経路の下流側に位置する第2の上糸調子装置とが、それぞれ上糸に付与する張力のバランスを調整することにより、糸供給源から上糸経路に沿って導出される上糸の引き出し易さを異ならせることができる。
そして、ミシンにおいて、上糸を引き出しやすい状態では柔らかい縫い目が、上糸を引き出しにくい状態では縫い目が引き締められて固い縫い目が形成される。
よって、ミシンにおいて縫い目の風合いを調整することができる。
つまり、上糸に急激な張力変化を与えることなく、緩やかな張力変化を行わせるように、糸調子器によって上糸に付与される張力に関する設定、例えば、糸調子装置の駆動手段が出力する推力の設定や、糸調子装置の駆動手段が動作する作動時期の設定を行うことで、各糸調子装置が上糸に付与する張力を調整させることにより、縫い目の形状が乱れない、安定した張力変化をミシンに行わせることができる。
本実施形態におけるミシン100は、被縫製物にボタン穴用の穴かがり縫い目を形成する穴かがりミシンに本発明を適用した一例である。
上軸(図示省略)は、ミシンモータ13に接続され、このミシンモータ13により回動力が付与される。また、下軸(図示省略)は、図示しない連結機構を介して上軸と連結しており、上軸が回動すると、上軸の動力が連結機構(図示省略)を介して下軸側へ伝達し、下軸が回動するようになっている。
上軸(図示省略)の前端には、上軸の回動により上下動する針棒130が接続されており、その針棒130の下端には縫い針131が設けられている。また、下軸(図示省略)の前端には、釜(図示省略)が設けられている。
そして、上軸とともに下軸が回動すると、縫い針131と釜(図示省略)との協働により、糸供給源から供給されて縫い針131に挿通される上糸と、図示しない釜を介し供給される下糸(図示省略)とにより、被縫製物に穴かがり縫い目(図8参照)が形成されるようになっている。
なお、ミシンモータ13、上軸(図示省略)、針棒130、縫い針131、下軸(図示省略)、釜(図示省略)等の接続構成は従来公知のものと同様であるので、ここでは詳述しない。
表示装置は、後述する制御部10(MPU10a)から出力される種々の縫製情報(例えば、穴かがり縫い目の形状を示す図形、1針あたりの縫いピッチ量、上糸の張力に関するデータ等)や各種スイッチ(設定スイッチ、入力スイッチ)等を表示する。
タッチパネルは、電磁誘導式、磁気歪式、感圧式等の座標読み取り原理でタッチ指示された座標を検出し、検出した座標を位置信号として後述する制御部10(MPU10a)に出力する。
そして、操作パネル16において、第1の糸調子装置1や第2の糸調子装置2により上糸に付与する張力に関する設定データ(例えば、張力に対応するソレノイドの推力、作動タイミング、作動時間)が入力され、その設定データが制御部10に出力されるようになっている。
第1糸張力ソレノイド14は、ミシンフレーム100aに取り付けられるコイル支持体38に配設されたコイル36と、コイル36内に挿入された磁性体からなるプランジャ37と、プランジャ37に延設されているロッド37a等を備えており、このロッド37aが軸部材34に連結されている。
なお、コイル36に通電される電流量に応じて、コイル36がプランジャ37に出力する推力が変化し、その推力に基づき上糸に付与される張力が変化するようになっている。つまり、コイル36がプランジャ37に大きな推力を出力することにより、可動皿32が固定皿33に強く引き付けられると、上糸は可動皿32と固定皿33との間に強く挟持されるので、より強い張力が付与されることになる。
なお、第2の糸調子装置2は、第1の糸調子装置1と同様の構成であり、同様に動作するものであるので、説明は省略する。
そして、MPU10aは、ミシン100を構成する各種アクチュエータの駆動を制御する。
RAM10cには、種々のワークメモリやカウンタなどが設けられており、縫製動作中や設定処理中のワークエリアとして使用される。
EEPROM10dは、操作パネル16を介して入力された、第1の糸調子装置1や第2の糸調子装置2により上糸に付与する張力に関する設定データを記憶する。
特に、張力調整制御手段としての制御部10は、第1糸張力ソレノイド14や第2糸張力ソレノイド15が出力する推力を調整する制御を行い、第1の糸調子装置1や第2の糸調子装置2(糸調子器11や糸調子器12)が上糸に付与する張力を調整する。
また、張力調整制御手段としての制御部10は、第1糸張力ソレノイド14や第2糸張力ソレノイド15が推力を出力する或いは変更する作動時期である作動タイミングや作動時間を調整する制御を行い、第1の糸調子装置1や第2の糸調子装置2(糸調子器11や糸調子器12)が上糸に付与する張力を調整する。なお、ここでいう作動タイミングとは、糸調子装置が動作開始するタイミングのことである。また、作動時間とは、糸調子装置が動作する何秒というような時間や、針棒130(縫い針131)が動作する何針分というような期間についてのことである。
また、張力調整制御手段としての制御部10は、第1の糸調子装置1の第1糸張力ソレノイド14が出力する推力と、第2の糸調子装置2の第2糸張力ソレノイド15が出力する推力のバランスを調整する制御を行い、第1の糸調子装置1や第2の糸調子装置2(糸調子器11や糸調子器12)が上糸に付与する張力を調整する。
図4に示すように、縫い始め(a1)は、比較的弱い張力を上糸に付与することで、上糸と下糸とが絡みやすくするようにして、縫い目を安定させる。
次いで、縫い始め(a1)から左平行部(a2)に切り替わる際に、上糸に付与する張力をPaに上げることで、左平行部の縫い目に下糸が表れるようにする。
次いで、左平行部(a2)から上閂止め部(a3)に切り替わる際に、上糸に付与する張力をPbに下げることで、上閂止め部の縫い目に上糸が表れるようにする。
次いで、上閂止め部(a3)から右平行部(a4)に切り替わる際に、上糸に付与する張力をPaに上げることで、右平行部の縫い目に下糸が表れるようにする。
次いで、右平行部(a4)から下閂止め部(a5)に切り替わる際に、上糸に付与する張力をPbに下げることで、下閂止め部の縫い目に上糸が表れるようにする。
次いで、下閂止め部(a5)から縫い終わり(a6)に切り替わる際に、比較的強い張力を上糸に付与することで、上糸や下糸のほつれを防止する。
このような糸張力の急激な増加や低下は、縫い目の調子が乱れる原因となるので、本発明に係るミシン100においては、より緩やかに張力を変化させるように、上糸に張力Paや張力Pbを付与するようにして、第1の糸調子装置1と第2の糸調子装置2を動作させる制御を行う。
具体的には、所定のタイミングTより早い作動タイミング(例えば、0.5秒、3針分など)で第1の糸調子装置1(第1糸張力ソレノイド14)を動作させ、張力Pa/2に相当する推力を出力するようにするとともに、所定のタイミングTで第2の糸調子装置2(第2糸張力ソレノイド15)を動作させ、張力Pa/2に相当する推力を出力するようにする。
つまり、縫い針131や縫い目からより遠い配置の第1の糸調子装置1が、上糸に付与する所定の張力Paの半分である張力(Pa/2)を作用させた際、その上糸経路Rにおける上糸の伸びは許容されやすいので、第1の糸調子装置1が推力を変化させたことによる上糸の張力変化が縫い目に対して作用するまでには時間がかかる。
そして、第1の糸調子装置1が推力を変化させたことによる上糸の張力変化が縫い目に対して作用し始めるようなタイミング(例えば、タイミングT)で、第2の糸調子装置2が、上糸に付与する所定の張力Paの半分である張力(Pa/2)を作用させることにより、上糸に張力Paを付与することができる。
その後、さらに縫製が続けられ針数が作動タイミングTn(T1)に達すると(ステップS4)、第1糸張力ソレノイド14に続いて第2糸張力ソレノイド15を制御し、縫製部a1の縫製が行われる最中に第2糸張力ソレノイド15が糸に負荷していた張力から予め設定していた糸張力に対応する出力に推力を変更する(ステップS5)。
ここで、第1、2糸張力ソレノイド14、15がそれぞれ推力を変更・駆動して縫製に供されている上糸が所望の糸張力になるのと同時に縫製部a1の縫製が終了し、最後の縫製部(縫い終り)a6に達したか否かを判定する(ステップS6)。ここで、縫い始めa1縫製終了時はa6に達していないので、ステップS7に進み、縫製部a2(左平行部)の縫製に移行する(ステップS7)。その後、同様にステップS2からステップS6を繰り返して縫い終りa6の縫製まで済むと、糸切りが行なわれる(ステップS8)。この時、直前の第1糸張力ソレノイド14と第2糸張力ソレノイド15との駆動(推力変更)により、糸は糸切りに適した張力に調整されている。糸切りが終了すると、ボタン穴かがり縫い目の縫製が終了する。
このように、本実施例によれば、第1糸張力ソレノイド14と第2糸張力ソレノイド15を段階的に制御して、急激な張力変化を抑えつつ、各縫製部a1〜a6の縫製を、それぞれ張力を変化させながら行うことができる。尚、前述の実施例では、糸張力の各切り替え点で第2糸張力ソレノイド15よりも第1糸張力ソレノイド14を3針早く駆動するものとしたが、各切り替え点毎に作動タイミングのタイミング差(針数や時間など)を変えてもよいし、両ソレノイドの駆動(推力変更)の前後を入れ替えてもよい(駆動の前後を入れ替えた場合は、張力変化は急なものとなる。)。さらに、上記実施例では、張力の切り替え点(作動タイミングT)と各縫製部の縫い終わりを同時としたが、張力切換え後に縫製部の縫製がしばらく続いてもよいし、縫製部の移行のしばらく前に張力が変わっていてもよく、作業者が任意に設定できるものである。
特に、縫い針131や縫い目からより遠い配置の第1の糸調子装置1を先に動作させることにより、上糸の伸びが許容されやすくなり、より緩やかな張力変化とすることができる。
具体的には、所定のタイミングTより早い作動タイミング(例えば、0.5秒、3針分など)で第1の糸調子装置1(第1糸張力ソレノイド14)を動作させ、張力Pb/2に相当する推力を出力するようにするとともに、所定のタイミングTで第2の糸調子装置2(第2糸張力ソレノイド15)を動作させ、張力Pb/2に相当する推力を出力するようにする。
よって、ミシン100は、ミシンにおける糸張力の変化点であるタイミング(例えば、タイミングt1、t2、t3、t4)において、急激な張力変化を低減し、安定した張力変化を行わせることができる。
本発明のミシン100においては、2つのアクチュエータである第1の糸調子装置と第2の糸調子装置の合力により、上糸に張力Paを付与するため、1つの糸調子装置あたりの推力を小さくすることができ、各糸調子装置を小型化することができる。それにより、ミシン内部の駆動機構部の隙間などに、小型の糸調子装置を組み付けやすくなり、外観的にも出っ張りが無くスッキリさせることができるとともにミシンの操作性も向上する。
そして、2つの糸調子装置がそれぞれ異なる張力を上糸に付与することによって、糸供給源から上糸経路に沿って導出される上糸の引き出し易さを異ならせることができる。例えば、ミシン100において、天秤3が上糸を引き出しやすい状態では柔らかい縫い目が形成され、天秤3が上糸を引き出しにくい状態では縫い目が引き締められて固い縫い目が形成される。
これに対し、上糸に「4」の張力を付与する際に、第1の糸調子装置1が「1」の張力に相当する推力を出力し、第2の糸調子装置2が「3」の張力に相当する推力を出力する場合、縫い針131や縫い目により近い第2の糸調子装置2が、第1の糸調子装置1より高い張力を上糸に付与することとなるので、比較的上糸を引き出しにくい状態となり、縫い目が引き締められ、固い縫い目が形成されるようになる。
2 第2の糸調子装置(糸調子装置)
3 天秤
10 制御部(設定手段、張力調整制御手段)
11 糸調子器
12 糸調子器
13 ミシンモータ
14 第1糸張力ソレノイド(駆動手段)
15 第2糸張力ソレノイド(駆動手段)
16 操作パネル(設定手段)
17 ミシン起動ペダル
18 針数カウント手段
32 可動皿
33 固定皿
36 コイル
37 プランジャ
100 ミシン
100a ミシンフレーム
130 針棒
131 縫い針
R 上糸経路
Claims (5)
- 被縫製物に縫い目を形成するミシンにおいて、
糸供給源から導出されて縫い針に挿通される上糸が通る上糸経路に配置され、前記上糸に張力を付与する糸調子器と、前記糸調子器に作用して前記糸調子器が前記上糸に付与する張力を変化させる駆動手段と、を有する複数の糸調子装置と、
前記複数の糸調子装置の駆動手段を順次にそれぞれ制御して、前記上糸に付与する張力変化を調整する張力調整制御手段と、
を備え、
前記複数の糸調子装置は、前記上糸経路の上流側に配置される第1の糸調子装置と、前記上糸経路の下流側に配置される第2の糸調子装置とからなり、
前記張力調整制御手段は、前記第1の糸調子装置の駆動手段を制御した後、前記第2の糸調子装置の駆動手段を制御することを特徴とするミシン。 - 前記張力調整制御手段は、前記駆動手段が出力する推力を制御することを特徴とする請求項1に記載のミシン。
- 前記張力調整制御手段は、前記駆動手段が動作する作動時期を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載のミシン。
- 前記張力調整制御手段は、前記第1の糸調子装置の駆動手段が出力する推力と、前記第2の糸調子装置の駆動手段が出力する推力のバランスを調整することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のミシン。
- 前記駆動手段の作用に基づき前記糸調子器により前記上糸に付与される張力に関する設定を行う設定手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のミシン。
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