JP4838557B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、放送用テレビカメラあるいはビデオカメラ等の撮像装置に好適なズームレンズに関するものである。
近年、放送用テレビカメラの分野では、HDTV(ハイビジョン)化が進み、より高精細な映像を実現できる撮影システムが求められている。
これらの要望を満足するために、撮像素子の高精細化や、撮影光学系として用いられるズームレンズの高性能化(高解像化)等が行われている。撮影光学系の高解像化を図ると、被写体の高周波成分の解像が可能となる。しかしながら撮影光学系の焦点深度が浅くなる為、ベストのピント位置(最良結像面)付近での微妙なフォーカス調整が必要となる。
マニュアルフォーカスの場合は、撮影者がビューファインダー等の比較的小さな画面を見ながらフォーカスを合わせている。この為、高精度のフォーカス合わせが困難になってきている。
これに対して、オートフォーカス機能(自動焦点検出機能)をもつズームレンズの要望が高まっている。
オートフォーカス方式として能動式と受動式のオートフォーカス方式がある。
能動式のオートフォーカス方式では、撮像系とは別に測距系を設けて、測距系より例えば赤外光を物体側に放射し、物体側から反射されてくる赤外光を受光して、物体に関する測距を行っている。
この能動式のオートフォーカス方式は、テレビカメラ等の撮像装置では操作性・機動性を確保する必要から適当でない。
これに対して受動式のオートフォーカス方式の1つに撮影光学系の一部のレンズ群や撮像素子を光軸方向に微小振幅駆動(ウォブリング)させて、ベストピント位置の方向判別信号を得るオートフォーカス方法(いわゆる山登りオートフォーカス方式)がある。
この方式は撮像光学系の一部のレンズ群を微小に駆動させるため、ピントの位置を探る動きが映像として写ってしまい見苦しいという問題がある。
この他受動式のオートフォーカス方式の1つに映像用の撮像素子に被写体からの光束を入射させる撮像光学系の光路中から一部の光束を分岐させ、その分岐した光束を合焦検出用の撮像素子に結像させて、合焦信号を得る方法がある。このような撮像光学系とは別の分岐光学系(合焦光学系)にて合焦の判定をする方法が種々と知られている(特許文献1,2、特許文献3)。
このような分岐光学系を撮像光学系とは別に設ける方式では、撮影する映像の画質を損なわず、より鮮明な映像を表現しつつ、合焦信号が得られるという特長がある。
特開平9−274129号公報 特開2004−085676号公報 特開2003−270517号
撮像光学系の光路中に光束の一部を分岐する為の分岐素子を配し、撮像光学系とは別の分岐光学系によりベストピント位置の方向判定を行う方式は、ピントの位置を探る動きが撮影像に写らないという特徴がある。
しかし、分岐光学系を撮像光学系の周辺に加えることからレンズ全長が長くなる傾向がある。また、これに伴い、レンズの有効径が大きくなったり、結像位置に対して射出瞳の位置が近くなり、色分解光学系を有する3板式のテレビカメラにおいてはカラーシェーディングが発生するという欠点が存在する。
この他テレビカメラ用のズームレンズでは、リレー光学系の一部のレンズ群を光路中から挿脱させて、他のレンズ群(エクステンダーレンズ)と交換して全系の焦点距離範囲を変えることが行われている。
このときエクステンダーレンズを通過した光束が分岐光学系に入射すると、分岐光学系の受光素子でベストピント位置信号を検出するときに受光素子面上での結像倍率が変化してくる。
そうするとエクステンダーレンズの挿脱により、全系のFナンバーが変化し、それに伴い焦点深度も変化する。従って高い焦点検出精度が得られない。
最近のテレビカメラ等の撮影光学系(ズームレンズ)では、撮影光学系を小型軽量化すること、射出瞳の距離を長くすること、そして良好な光学性能を得ることを満足させることが大変重要になっている。
本発明は、エクステンダーレンズの光路中への挿脱に影響されずに撮影される映像を観察しつつ、同時に高い精度の焦点検出信号を検出することができるズームレンズの提供を目的とする。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、合焦用レンズ群を含む合焦部、
ズーミングの為に光軸上移動する少なくとも2つのレンズ群を含む変倍部、
通過光量を制限する開口絞り、結像用のレンズ群を含む結像部とを有し、
該結像部は、入射光束を複数の光路に分岐する分岐素子を含むレンズ群L21と、
前記複数の光路の一つの光路に対して挿脱されるレンズ群L22、および、全系の焦点距離範囲を互いに異ならせるために前記レンズ群L22と置き換えられる少なくとも1つのレンズ群と、
正の屈折力のレンズ群L23とを有しており、
前記開口絞りと前記レンズ群L21との主点間隔をe 20
前記レンズ群L21と前記レンズ群L22との主点間隔をe 21
前記レンズ群L22と前記レンズ群L23との主点間隔をe 22
該レンズ群L21の屈折力をφ 21
広角端における全系の屈折力をφwとするとき、
|(e 22 /(e 20 +e 21 ))|≦0.36
|(φ 21 /φw)|<0.6
なる条件を満足することを特徴としている。
本発明は、全系の焦点距離範囲を変更するために光路中より挿脱可能なレンズ群(所謂エクステンダー)よりも物体側に、分岐光学系に光束を分岐する分岐素子を配置している。
これにより、分岐光学系では撮影する映像の画質を損なわずにベストピント位置(最良合焦位置)を高精度に検出することができる。
以下、本発明のズームレンズ及びそれを有する撮像装置の実施例について説明する。
図1は本発明の実施例1のズームレンズの広角端(短焦点距離)におけるレンズ断面図である。
図2(A),(B)はそれぞれ実施例1のズームレンズの広角端、望遠端(長焦点距離)における収差図である。
図3(A),(B)はそれぞれ実施例1にエクステンダーレンズを挿入したときの広角端、望遠端における収差図である。
図4は本発明の実施例2のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
図5(A),(B)はそれぞれ実施例2のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図6は本発明の実施例3のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
図7(A),(B)はそれぞれ実施例3のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図8は本発明の参考例1のズームレンズの広角端におけるレンズ断面図である。
図9(A),(B)はそれぞれ参考例1のズームレンズの広角端、望遠端における収差図である。
図10は本発明に係る光束を分岐するための分岐素子の説明図である。
図11は、本発明のズームレンズを備える撮像装置の概略図である。
各実施例のズームレンズはテレビ放送用の撮像装置に用いられる撮影レンズ系であり、レンズ断面図において、左方が被写体側(前方)で、右方が像側(後方)である。
本発明の各実施例のズームレンズは、物体側から像側へ順に、合焦用レンズ群L11を含む合焦部LF、ズーミングの為に光軸上移動する2つのレンズ群(バリエーターレンズ群L12とコンペンセータレンズ群L13)を含む変倍部LZ、通過光量を制限する開口絞りSP、結像用の複数のレンズ群を含む結像部LRとを有している。
結像部LRは、レンズ群L21,L22,L23を有している。レンズ群L21は入射光束を複数の光路に分岐する分岐素子LDを含むレンズ群である。
LAは分岐光学系である。分岐光学系LAは分岐素子LDで分岐された撮影光束の一部を用いて公知の方法により撮影光学系(ズームレンズ)の焦点検出信号を得る為に用いている。
例えば、各実施例で用いる自動焦点検出装置では、位相差方式を用いている。
この方式は、ズームレンズの射出瞳の複数領域から射出する光束によって、該複数領域毎に各々被写体像を形成する2次結像レンズと、複数の被写体像が形成される位置に各々設けた受光部を有している。
受光部によって被写体像の光量分布を電気信号に変換し、このときの信号を用いて複数の被写体像の相対位置関係よりズームレンズの焦点情報を演算手段で求めている。
レンズ群L21は全部又は一部のレンズ群を光軸と垂直方向の成分を持つように移動して(平行偏心又は回動偏心して)像位置を変化させる防振レンズISを有している。
防振レンズ群ISは、撮像用の光束の一部の光束を分岐する為の分岐素子LDよりも物体側に配置している。
これによって分岐後に配されているベストピント位置を探索する為の合焦検出手段で、防振された安定した信号を得て、より正確なベストピント位置を検出している。
レンズ群L22は全系の焦点距離範囲を変えるために他のレンズ群(エクステンダーレンズ群)Exと変換可能に光路中より挿脱されている。
尚、エクステンダーレンズ群Exは、図1以外の各実施例においても同様に用いられている。
エクステンダーレンズ群Exは、全系の焦点距離を2倍としている。
レンズ群L23は正の屈折力を有している。レンズ群L23の全部又は一部のレンズ群はマクロ撮影機能とフランジバック調整機能の少なくとも一方を有している。
Gは色分解プリズム、光学フィルタ、フェースプレート、水晶ローパスフィルター、赤外カットフィルター等に相当する光学ブロックである。
IPは像面であり、テレビカメラやビデオカメラやデジタルスチルカメラの撮影光学系として使用する際にはCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)の撮像面に相当する。
収差図において、左から順に、球面収差、像面湾曲及び非点収差、歪曲収差を表しており、eはe線、ΔM,ΔSはe線のメリジオナル像面、e線のサジタル像面を表している。FnoはFナンバー、ωは半画角である。
各実施例では、分岐素子LDをエクステンダーレンズ群L22(Ex)より物体側に配置している。
各実施例ではレンズ群L22の光路中からの挿抜の前後で分岐光学系LAに取り込まれる光線の画角は変化しない。
これは、分岐光学系LAにて合焦判定するとき(焦点検出を行うとき)、レンズ群L22の光路中からの挿抜により撮影画角が変化しても、合焦を判定する被写体の画角はレンズ群L22の挿抜前後で変化しないことを意味する。
また、レンズ群L22の光路中からの挿抜により全系のFナンバーが変化する場合、焦点深度もそのFナンバーの変化に応じて変化する。このため、合焦精度が変化する。これは、撮像系のFナンバーはエクステンダーの挿脱によって変化するため焦点深度も変化する為である。
しかしながら、分岐光学系LDはレンズ群L22より物体側で分岐されるため焦点深度は変化しない。
例えば、焦点距離が2倍の長さに変化して、Fナンバーが2倍になるエクステンダーを光路中に挿入した場合、撮像系の焦点深度は2倍に大きくなるが、分岐光学系の焦点深度は挿入前と変化しない。
つまり、分岐光学系にてベストピント位置(最良結像面)を探索するオートフォーカスシステムの場合、エクステンダーを挿入した場合には合焦精度が2倍高まることになる。
各実施例では、エクステンダーレンズExの光路中からの挿脱位置より物体側に分岐素子を用いて焦点検出を行う分岐光学系LAに光束を導いている。このため、例えば自動焦点検出方式として、所謂「山登り方式」を用いるときには、エクステンダーレンズの光路中への挿入前後で、ウォブリング量を変化させる必要がない。(エクステンダーレンズの像側で分岐させると、Fナンバー変化分だけウォブリング量を変化させる必要がある。)
又「位相差方式」を用いるときには、エクステンダーレンズの光路中への挿入前後で被写体におけるオートフォーカス範囲が変化しない。(エクステンダーレンズの像側で分岐すると、画界においてオートフォーカス範囲が変化する。)

図10は各実施例で用いている分岐素子LDと分岐光学系LAの概略図である。図10において、xは撮像系の光軸、yは分岐光学系LAの光軸、Sは光線を分岐する為の反射面(ミラー、プリズムまたはそれに類似する物質)を示している。
分岐素子LDは面a、面bを光軸xに対して垂直に、また、面cを光軸yに対して垂直に配置している。反射面Sは、入射光線を所定の割合で透過光と反射光に分岐している。そして、光路を分岐したい方向(光軸y)を考慮し、光軸xに対して適切な角度をつけて配置している。また、反射面Sの反射と透過の割合は、撮像系と分岐光学系LAで各々必要な光量を考慮して適切に配分している。
また、分岐素子LDとして、反射面Sを有している比較的厚さの薄い平板を光軸に対して斜めに配置しても良い。
各実施例において、開口絞りSPとレンズ群L21との主点間隔をe20
レンズ群L21とレンズ群L22との主点間隔をe21
レンズ群L22とレンズ群L23との主点間隔をe22とする。
又、レンズ群L21の屈折力をφ21
広角端における全系の屈折力をφwとするとき
|(e22/(e20+e21))|≦0.36 ‥‥‥(1)
|(φ21/φw)|<0.6 ‥‥‥(2)
なる条件を満足している。
条件式(1),(2)は結像部LRが小型軽量で且つ射出瞳位置が像面から遠く、簡単なレンズ構成にて良好な光学性能を有するズームレンズを実現するためのものである。
条件式(1)はレンズ群L22の主点位置からレンズ群L23の主点位置までの絶対的な距離e22が、開口絞りSPからレンズ群L21の主点位置までの距離と、レンズ群L21の主点位置からレンズ群L22の主点位置までの距離e22との和との比に関する。
条件式(1)式の上限を超えると、射出瞳位置が像面から近くなりシェーディングが多く発生してくる。また、レンズ群L22やレンズ群L23内における各々のレンズの屈折力やレンズ有効径が大きくなって、撮影システムの小型軽量化や、簡単なレンズ構成で良好な光学性能を得ることが困難になる。条件式(2)の上限を超えてレンズ群L21の屈折力が強くなると、軸上マージナル光線がレンズ群L22に入射する換算傾角が大きくなる。この結果、結像面上での光軸移動や偏心収差に対するレンズ群L22の偏芯敏感度が高くなる。
これは、レンズ群L22の挿抜時に発生する撮影像の軸ずれの原因となり、それを抑制する為の機構が複雑になったり、製造時の調整が困難になったりする。また、レンズ群L22やレンズ群L23内における各々のレンズの屈折力が強くなったり、エクステンダーレンズ群Exによる焦点距離の変化倍率を確保する為に、Ex群内の各レンズの屈折力が大きくなったりする。このため、簡単なレンズ構成にて良好な光学性能を得るのが難しくなる。
また、上記L23レンズ群全体あるいは一部でマクロ撮影及びフランジバック調整機能を持たせても良い。

尚、条件式(2)を外れてレンズ群L21の負の屈折力の絶対値が強くなりすぎると、防振レンズ群の軸移動に対する偏芯敏感度が高くなり、防振レンズ群の光軸に垂直方向の機構的な位置制御が困難となるので良くない。
尚、更に好ましくは条件式(2)の数値範囲を次の如く設定するのが良い。
|(φ21/φw)|<0.4 ‥‥‥(2a)
次に本発明の実施例1〜3と参考例1の数値実施例1〜4を示す。各数値実施例において、iは物体側からの面の順序を示し、riは各面の曲率半径、diは第i面と第i+1面との間のレンズ肉厚及び間隔、ni,νiはそれぞれd線を基準とした屈折率、アッベ数を示す。
又、最も像側の2つ又は3つの面はフェースプレート等のガラス材である。
又、数値実施例1においては、エクステンダーレンズExの数値実施例を示す。数値実施例において、fは焦点距離、FnoはFナンバー、ωは半画角を示す。
数値実施例1〜3においてr40,r41、数値実施例4においてr36,r37は分岐素子LDの面を示している。
数値実施例1は主点間隔e22が負の値であることが特徴である。条件式(1)を満たせば射出瞳位置を確保することができる。
数値実施例1はレンズ群L22の代わりにエクステンダーレンズExを入れることにより焦点距離範囲は20.00〜882.4となる。
数値実施例2は条件式(2)の境界値に近い値であることが特徴である。屈折力φ21が大きくなり、条件式(2)の範囲を超えると、軸上マージナル光線がレンズ群L22に入射する換算傾角が大きくなる。
この結果、結像面上での光軸移動や偏芯収差に対するレンズ群L22の偏芯敏感度が高くなるので良くない。
これは、レンズ群L22とEx群の入れ替え時に発生する撮影像の劣化の原因となり、それを抑制する為の機構が複雑になったり、製造時の調整が困難となったりする。
例えば、レンズ群L22が0.1mm平行偏芯した場合、結像面上での光軸移動量は、数値実施例1では0.033mmである。これに対して、条件式(2)の範囲に近い数値実施例2では0.070mmとなっており、数値実施例1に比べると、数値実施例2の方が挿脱されるレンズ群L22の光軸に対する位置精度を厳しく制御する必要がある。

数値実施例3は条件式(1)がゼロに近い値であることが特徴である。条件式(1)を満たせば射出瞳位置を確保することができる。
件式(1)の範囲を超えると、レンズ群L22やレンズ群L23内の各レンズの屈折力が大きくなるか、あるいは結像位置に対する射出瞳位置が近くなり、良好な光学性能を維持することが困難となる。
また、数値実施例1〜4は、レンズ群L23全体を光軸方向に駆動することによって、マクロ撮影及びフランジバック調整を行っている。
また、数値実施例1〜4は、レンズ群L21内の一部のレンズ群を光軸に垂直方向に駆動することによって防振を行っている。
数値実施例1、数値実施例2及び数値実施例3は、レンズ群L21の物体側から数えて1〜3枚目のレンズ、数値実施例4は物体側から数えて6,7枚目のレンズは防振レンズ群ISであり、光軸に対して垂直方向に駆動して防振を行っている。
このとき、条件式(2)を超えてレンズ群L21の屈折力が強くなると、防振レンズ群の軸移動に対する偏芯敏感度が高くなり、防振レンズ群の光軸に垂直方向の機構的な位置制御が困難となってくる。
以上のように各実施例によれば、オートフォーカス(自動焦点検出)の為に撮像系から光束の一部を分岐する為の分岐素子を有し、又射出瞳位置が像面から十分遠くシェーディングが起こりにくく、良好な光学性能を有する小型軽量なズームレンズを実現している。
図11は各実施例のズームレンズを撮影光学系として用いた撮影システム(テレビカメラシステム)の実施例の要部概略図である。図11において101は実施例1〜4のいずれか1つのズームレンズである。124は撮影装置としてのカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能になっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することにより構成される撮影システムである。
ズームレンズ101は合焦部LF、変倍部LZ、結像部LRを有している。合焦部LFは合焦用レンズ群L11が含まれている。変倍部LZは変倍の為に光軸上を移動するバリエータレンズユニットL12と変倍に伴う像面変動を補正する為に光軸上を移動するコンペンセータレンズユニットL13が含まれている。
SPは光量調節絞り、結像部LRは防振レンズ群ISと撮像用の光束の一部を分岐光学系LAに分岐する為の分岐素子LDを含むレンズ群L21、光路中より挿抜可能なレンズ群L22、レンズ群L23を有している。
エクステンダーExはレンズ群L22と入れ替わることによりズームレンズ101の全系の焦点距離範囲を変更するレンズユニットである。分岐光学系LAは分岐素子LDから分岐した光束を利用してベストピント位置を検出する為のレンズユニットである。113は分岐光学系LAによって形成された像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の受光素子(光電変換素子)である。
また、114、115は、各々合焦部LF,変倍部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。尚、駆動機構114、115は、ドライブユニット123による電動駆動が可能であると共に、手動による駆動も可能である。
また、116〜118は駆動機構114、115及び光量調節絞り104を電動駆動するモータ(駆動手段)である。
また、119〜121は、合焦部LF、変倍部LZの光軸上の位置や、光量調節絞りSPの絞り径を検出する為のエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。
126は、オートフォーカスとマニュアルフォーカスの切替部材や、常時オートフォーカスを行うモードと切替部材126の付属の部材にて指示した時のみオートフォーカスを行うモードとの切替部材である。
この他、画界内のどの被写体についてオートフォーカスを実行するかを指示する指示部材(図示せず)等を含んでいる。
カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解プリズムに相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の撮像素子(光電変換素子)である。
また、111、122はカメラ124及びズームレンズ本体101の各種の駆動を制御するCPUである。
この撮影システム125におけるオートフォーカスのプロセスを説明する。ピントを合わせたい被写体に対してオートフォーカスするように切替部材126にて指示する。ズームレンズ101中において分岐素子LDにて分岐された光束を、分岐光学系LAにて受光素子113に導く。
119〜121で得られるズーム、フォーカス、絞りの位置情報を必要に応じて使用して、受光素子113で得た信号からCPU122にて撮像素子110面上におけるピント位置を演算し、その位置までモータ116を用いてフォーカスレンズ群(合焦用レンズ群)L11をベストピント位置まで駆動し、合焦させる。
このとき、指示部材126にてオートフォーカスを指示されたときのみ上記オートフォーカス動作を行っても良いし、常にオートフォーカス動作を行っても良い。
実施例1のズームレンズのレンズ断面図 実施例1のズームレンズの広角端と望遠端における諸収差図 実施例1のズームレンズにエクステンダーExを挿入したときの広角端と望遠端の収差図 実施例2のズームレンズのレンズ断面図 実施例2のズームレンズの広角端と望遠端における諸収差図 実施例3のズームレンズのレンズ断面図 実施例3のズームレンズの広角端と望遠端における諸収差図 参考例1のズームレンズのレンズ断面図 参考例1のズームレンズの広角端と望遠端における諸収差図 本発明に係る分岐素子の説明図 本発明の撮像装置の要部概略図
符号の説明
LF 合焦部
LZ 変倍部
LR 結像部
L11 合焦用レンズ群
L12 バリエーターレンズ群
L13 コンペンセーターレンズ群
L21 レンズ群L21
L22 レンズ群L22
L23 レンズ群L23
Ex エクステンダーレンズ群
SP 開口絞り
G ガラスブロック
IP 像面
e e線
ΔM メリディオナル像面
ΔS サジタル像面
IS IS群

Claims (5)

  1. 物体側から像側へ順に、合焦用レンズ群を含む合焦部、
    ズーミングの為に光軸上移動する少なくとも2つのレンズ群を含む変倍部、
    通過光量を制限する開口絞り、結像用のレンズ群を含む結像部とを有し、
    該結像部は、入射光束を複数の光路に分岐する分岐素子を含むレンズ群L21と、
    前記複数の光路の一つの光路に対して挿脱されるレンズ群L22、および、全系の焦点距離範囲を互いに異ならせるために前記レンズ群L22と置き換えられる少なくとも1つのレンズ群と、
    正の屈折力のレンズ群L23とを有しており、
    前記開口絞りと前記レンズ群L21との主点間隔をe 20
    前記レンズ群L21と前記レンズ群L22との主点間隔をe 21
    前記レンズ群L22と前記レンズ群L23との主点間隔をe 22
    該レンズ群L21の屈折力をφ 21
    広角端における全系の屈折力をφwとするとき、
    |(e 22 /(e 20 +e 21 ))|≦0.36
    |(φ 21 /φw)|<0.6
    なる条件を満足することを特徴とするズームレンズ。
  2. 前記レンズ群L23の全体あるいは一部のレンズ群はマクロ撮影機能又はフランジバック調整機能のうち少なくとも一方を有することを特徴とする請求項1のズームレンズ。
  3. 前記レンズ群L21は、光軸と垂直方向の成分を持つように移動して、像位置を変化させる防振レンズ群を有することを特徴とする請求項1又は2のズームレンズ。
  4. 固体撮像素子に像を形成することを特徴する請求項1からのいずれか1項のズームレ
    ンズ。
  5. 請求項1からのいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成
    された像を受光する固体撮像素子を有することを特徴とする撮像装置。
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