JP3517630B2 - 防振ズームレンズ - Google Patents

防振ズームレンズ

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文昭 臼井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、防振ズームレンズ
に関し、特に、全系の屈折力配置及び変倍移動群の配
置、及び第4群の構成を適切に規定することにより、全
変倍範囲にわたり、特に防振時も良好なる光学性能を有
した、テレビカメラや写真用カメラ、そしてビデオカメ
ラ等に好適な防振ズームレンズに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビカメラや写真用カメラ、そ
してビデオカメラ等には大口径、高変倍でしかも高い光
学性能を有したズームレンズが要求されている。このこ
とに加えて、特に放送用のカラーテレビカメラでは操作
性、機動性が重視され、その要求に答えて撮像デバイス
も2/3インチや1/2インチの小型のCCD(固体撮
像素子)が主流となってきた。このCCDは撮像範囲全
体が略均一の解像力を有しているため、これを用いるズ
ームレンズに対しては、画面中心から画面周辺まで解像
力が略均一であることが要求されている。例えばコマ収
差や非点収差、歪曲収差等の諸収差が良好に補正され、
画面全体が高い光学性能を有していることが要望されて
いる。更に大口径、広角、高変倍比でしかも小型軽量で
あること、そして撮像手段の前方に色分解光学系や各種
のフィルターを配置するため、長いバックフォーカスを
有していること等が要望されている。
【0003】さらに、特に焦点距離の長い撮影系を使用
したときに生じる振動や手ぶれによる画像ぶれの抑制が
大きな問題となっており、画像ぶれの生じない防振機能
の要望が高まっている。
【0004】たとえば、特開昭61−223819号公
報ではもっとも被写体側に屈折型可変頂角プリズムを配
置した撮影系において、撮影系の振動に対応させて前記
屈折型可変頂角プリズムを配置した撮影系の振動に対応
させて前記屈折型可変頂角プリズムの頂角を変化させて
画像の安定化を図っている。
【0005】又、特開平1−116619号公報や特開
平2−124521号公報では加速度センサー等を利用
して撮影系の振動を検知し、このとき得られる信号に応
じ、撮影系の一部のレンズ群を光軸と直交させる方向に
振動させることにより静止画像を得る方法が行なわれて
いる。
【0006】又、特開平8−29738号公報では、物
体側より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2
群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群の4つの
レンズ群を有するズームレンズであって、前記第4群は
正の屈折力の前群と正の屈折力の後群の2つのレンズ群
よりなり、前記前群を光軸と垂直方向に移動させて前記
ズームレンズが振動したときの撮影画像のブレを補正し
ている。
【0007】又、特開平10−90601号公報では、
物体側より順に正の屈折力の第1群、負の屈折力の第2
群、負の屈折力の第3群、正の屈折力の第4群、正の屈
折力の第5群の5つのレンズ群を有するズームレンズで
あって、前記第4群を光軸と垂直方向に移動させて前記
ズームレンズが振動したときの撮影画像のブレを補正し
ている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】一般に防振光学系を撮
影系の前方に配置し、前記防振光学系の一部の可動レン
ズ群を駆動制御して撮影画像のブレをなくし、静止画像
を得る方法は装置全体が大型化し、かつ前記可動レンズ
群を移動させるための移動機構が複雑化してくるという
問題点があった。
【0009】可変頂角プリズムを用いて防振を行う光学
系では特に望遠側において防振時に偏心倍率色収差の発
生量が多くなるという問題点があった。
【0010】一方、撮影系の一部のレンズを光軸に対し
て垂直な方向に偏心させて防振を行う光学系において
は、防振のために特別な光学系は要しないという利点は
あるが、移動させるレンズのための空間を必要とし、ま
た防振時における偏心収差の発生量が多くなってくる等
の問題点があった。
【0011】特に、上述した特開平8−29738号公
報の正、負、負、正の4つのレンズ群よりなる4群構成
の変倍光学系において第4群の正の前群を光軸に対して
垂直な方向に移動させて防振を行うズームレンズにおい
ては、防振レンズ群が比較的防振効果(偏心量に対する
光軸の移動量)が小さい正の群であることから、結果と
して防振レンズ群の移動量が大きくなって駆動機構が大
型化するという問題点があった。
【0012】又、特に、上述した特開平10−9060
1号公報の、正、負、正、負、正の5つのレンズ群より
なる5群構成のズームレンズにおいて第4群を光軸と垂
直方向に移動させて防振を行うズームレンズにおいて
は、前記第4群が変倍中光軸方向に移動する群であるた
めに、駆動制御機構が複雑になるという問題点があっ
た。
【0013】そこで、本発明は、光学系の一部のレンズ
群を光軸と垂直な方向に偏心駆動させて撮影画像のブレ
を補正する際、各レンズ要素を適切に配置することによ
って、特に防振レンズ群の小型化を可能とし、各種の収
差及び偏心収差を良好に補正した、いわゆる4群ズーム
レンズに好適な防振ズームレンズを提供することを課題
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明の防振ズームレンズは、物体側より順に変倍
の際に固定の正の屈折力の第1群、変倍用の負の屈折力
の第2群、変倍に伴う像面変動を補正する負の屈折力の
第3群、そして変倍時に固定の正の屈折力の第4群を有
し、前記第4群は正の屈折力の防振レンズ群(IS群)
を第3群より射出される発散光束中に有している。
【0015】このIS群は少なくとも1つの正レンズと
少なくとも1つの負レンズにより構成されている。そし
て、この第4群へ入射する光線の入射換算傾角をα、前
IS群から射出する光線の換算傾角をα′、前記正レ
ンズと負レンズのアッベ数を各々νp、νnとしたと
き、以下の2つの条件を満たすように設計しなければな
らない。
【0016】0.45<(α′−α) (01) 30<(νp−νn) (02) 本発明においては、このIS群を光軸と略垂直な平面内
を移動させて前記ズームレンズの全系が振動したときの
撮影画像のブレを補正するようにしている。
【0017】
【発明の実施の形態】まず、光学系内の部分系が光軸と
直交方向に偏心した場合の偏心収差の発生について、収
差論的な立場より、第23回応用物理学講演会(196
2年)に松居より示された方法に基づいて説明する。こ
こで使用する12個の数式(a)(b)(c)(d)
(e)(f)(g)(h)(i)(j)(k)(l)
は、以下の通りである。
【0018】
【数1】
【0019】撮影レンズの一部のレンズ群pをEだけ平
行偏心させたときの全系の収差量Δ‘Yは(a)式に示
すように偏心前の収差量ΔYと偏心によって発生した偏
心収差量ΔY(E)との和になる。
【0020】ここで偏心収差ΔY(E)は(b)式に示
すように1次の偏心コマ収差(IIE)、1次の偏心非
点収差(IIIE)、1次の偏心像面湾曲(PE)、1
次の偏心歪曲収差(VE1)、1次の偏心歪曲付加収差
(VE2)、1次の原点移動ΔEで表される。
【0021】また、(c)式から(h)式の(IIE)
〜(ΔE)までの収差は、全系の焦点距離を1に規格化
したとき、近軸光線の偏心レンズ群への軸上マージナル
光線の入射角と出射角を各々αp、αp′、瞳中心を通
る主光線の入射角(αp、αp′のそれぞれの文字の上に
加線して示す)、偏心レンズ群の収差係数Ip、II
p、IIIp、Pp、Vp及び、偏心レンズ群より像側
のレンズ系の収差係数Iq、IIq、IIIq、Pq、
Vqを用いて、表される。
【0022】同様に、レンズ群PをEだけ平行偏心させ
たときの全系の色収差量ΔcYaは、(i)式に示すよ
うに平行偏心させる前の収差ΔcYと、偏心によって発
生した収差ΔcY(E)の和になる。
【0023】ここで平行偏心させる前の収差ΔcY、及
び偏心収差ΔcY(E)は、軸上色収差L、倍率色収差
T、1次の偏心色収差Teを用いてそれぞれ(j)式、
(k)式のように表すことができる。
【0024】また、(l)式の1次の偏心色収差係数
(TE)はレンズ群Pの色収差係数Lp、Tpと、平行
偏心させるレンズ群より像面側に配置されるレンズ群全
体の色収差係数をLq、Tqを用いて表すことができ
る。
【0025】このうち、偏心による像移動を表すのが1
次の原点移動(ΔE)であり、結像性能に影響するのは
(IIE)、(IIIE)、(PE)、(TE)であ
る。
【0026】偏心収差の発生を小さくするためには第1
に、(b)式に示すようにレンズ群Pの偏心量Eを小さ
くすることが必要である。
【0027】偏心収差の発生を小さくするためには第2
に、(c)式〜(g)式に示すレンズ群Pの偏心収差係
数を微小とするために、レンズ群Pの諸収差係数Ip、
IIp、IIIp、Pp、Vpを小さな値とするか、も
しくは諸収差係数を互いにうち消し合うようにバランス
より設定することが必要となってくる。
【0028】特に上記の(c)式〜(g)式に示される
偏心収差係数が小さな値となるように、平行偏心させる
レンズ群pへ入射し、このレンズ群pから射出する近軸
光線の換算傾角、3次収差係数、及びレンズ群pより像
面側に配置されるレンズ群全体qの3次収差係数の値を
それぞれ適切に設定することが必要となる。すなわち、
レンズ群を光軸と垂直な方向に平行偏心させたときに発
生する中心画像の劣化を除去するため、主として(c)
式に示される1次の偏心コマ収差を良好に補正し、また
同時に平行偏心させたときに発生する片ボケを良好に補
正するため、主として(d)式に示される1次の偏心像
面湾曲を良好に補正することが必要となる。もちろんこ
の他の諸収差もそれぞれ良好に補正することも当然のこ
とながら必要である。
【0029】偏心収差の発生を小さくするためには第3
に、(l)式に示される偏心色収差係数(TE)を微小
とするために、レンズ群pとその像面側に配置されるレ
ンズ群全体qの色収差係数をそれぞれ適切に設定する必
要がある。
【0030】本発明においては、ズーム全域で防振時も
高い光学性能とし、防振装置全体の小型化を図ってい
る。
【0031】図1は、本発明の防振ズームレンズの概念
図である。ここでFは第1群としての正の屈折力のフォ
ーカス群(前玉レンズ群)である。Vは第2群としての
変倍用の負の屈折力のバリエータであり、光軸上を像面
側へ単調に移動させることにより、広角端(ワイド)か
ら望遠端(テレ)への変倍を行っている。Cは負の屈折
力のコンペンセータであり、変倍に伴う像面変動を補正
するために光軸上を往復軌道の移動をしている。バリエ
ータVとコンペンセータCとで変倍系を構成している。
SPは開口絞り、Rは第4群としての全体として正の屈
折力の固定のリレー群である。変倍に際しF〜Cまでが
形成する像点I′は変化しないので、Rだけの結像関係
を考えると、その配置および近軸追跡値は変倍に関わら
ず不変である。したがって、変倍移動群より像側の、変
倍に際し固定の群に防振レンズ群を配置することによ
り、変倍に伴う各偏心収差係数の変動を防止できる。
【0032】像面上で所定の画ブレ補正量ΔYを得るた
めに必要な防振レンズ群の偏心量EISは、(b)式か
ら、R=0、ω=0、αk′=1として以下の式で表さ
れる。
【0033】EIS=−ΔY/{2(ΔE)} (m) 一次の原点移動(ΔE)は(h)式で表されることか
ら、必要な画ブレ補正量ΔYを得るための偏心量EIS
は防振レンズ群に対する軸上マージナル光線の入射換算
傾角αと出射換算傾角α′で規定される。
【0034】従って、条件式(01)を満足しないと、
偏心量EISの増大によって防振レンズ群の移動量が急
激に増加することに加え、偏心を考慮した防振レンズ群
の有効径が増大することから、必要な駆動力が急激に増
大して機構全体が大型化する。また、偏心量EISの増
大に伴って偏心収差の発生が大きくなるので防振時の光
学性能上も良くない。
【0035】さらに、条件式(01)を満足するために
は、第4群中に軸上光束を強く屈折させるレンズ構成が
必要となってくる。このレンズ構成を軸上光束が強く屈
折されるズームレンズの出口近傍に設定すると、駆動装
置等の関係からテレビカメラとの光学的又はメカニカル
なインターフェース上の問題点が発生してしまうので好
ましくない。また、第4群中にこのようなレンズ構成を
新設すると屈折力の確保又は収差補正のために必要な構
成枚数が増大し、ズームレンズ全体が大型化してしま
う。
【0036】そこで、第1群、第2群、第3群の屈折力
配置を適切に設定することで、第3群を通過する光線に
発散作用を発生させ、この発散作用の空間に適切な屈折
力の正レンズを配置することで上記のような問題点を回
避しつつ比較的容易に軸上光束を強く屈折させるレンズ
構成を達成することが可能となる。
【0037】(c)〜(g)式の関係から、防振レンズ
群による偏心収差を補正するためには、防振レンズ群の
各収差係数分担値を適切に制御する必要がある。したが
って防振レンズ群を少なくとも1枚ずつの正レンズと負
レンズで構成しないと、防振レンズ群の各収差係数分担
値の制御が困難となり、偏心収差の補正が困難になっ
て、防振時に偏心コマ、偏心像面湾曲等の偏心諸収差が
発生しやすくなる。
【0038】また、(l)式の関係から、防振レンズ群
による偏心色収差を補正するためには、防振レンズ群の
各色収差係数分担値を適切に制御する必要がある。した
がって防振レンズ群を構成する正レンズのアッベ数のν
pと、負レンズのアッベ数のνnの関係が条件式(0
2)を満足しないと、防振レンズ群の各色収差係数の制
御が困難になり、偏心色収差の補正が困難になって、防
振時に色の非対称が発生しやすくなる。
【0039】さらに、(l)式の関係から、防振レンズ
群による偏心色収差を補正するためには、防振レンズ群
像面側の群の各色収差係数分担値を適切に制御する必要
がある。したがって防振レンズ群の像面側に配置される
第4群のその他のレンズエレメントの各色収差係数の制
御が困難になり、防振レンズ群の偏心色収差の抑制が困
難になって、防振時に色の非対称が発生しやすくなる。
【0040】そのため、例えば防振レンズ群の像面側に
配置される第4群のその他のレンズエレメントを構成す
る正レンズのアッベ数の平均値と、負レンズのアッベ数
の平均値の間には、正レンズのアッベ数の平均値の方が
負レンズのアッベ数の平均値よりも大きくかつその差が
10を越えるような色消しが望ましい。
【0041】また、(c)式〜(g)式の関係から、防
振レンズ群による偏心収差を補正するためには、防振レ
ンズ群の像面側の群の各収差係数分担値を適切に制御す
る必要がある。したがって防振レンズ群の像面側に配置
される第4R群を少なくとも1枚の負レンズと複数の正
レンズで構成しないと、各収差係数の制御が困難とな
り、偏心収差の抑制が困難になって、防振時に偏心コ
マ、偏心像面湾曲等の偏心諸収差が発生しやすくなる。
【0042】又、本発明においては、IS群の物体側又
は像面側の近接した空間に開口絞りを配置することで軸
外光線がIS群の略中央部を通過することが可能となり
IS群が偏心したときの軸外光線の光路の変化を極力抑
えることができるため、特に1次の偏心像面湾曲(P
E)、1次の偏心歪曲収差(VE1)、1次の偏心歪曲
付加収差(VE2)等の軸外光線に係る偏心収差の変化
を軽減している。
【0043】又、本発明においては、内蔵エクステンダ
ー等、ユニット切り替えなどの方法により、変倍域を望
遠側または広角側にシフトする光学系を、防振レンズ群
の像側に有することを規定しており、変換の前後で防振
レンズ群の制御の変更を不要にしている。焦点距離変換
群(IE群)による焦点距離変換の前後で、防振レンズ
群の物体側の配置は変化しないため、所定の補正角θを
得るための防振レンズ群の偏心量Eは変化せず、防振レ
ンズ群の制御を変える必要がない。
【0044】又、本発明においては、第3群を少なくと
も1つの負レンズと少なくとも1つの正レンズとにより
構成し、その両レンズエレメントの間に適切な屈折率
差、及びアッベ数差を設けることによりズーミングにお
ける色収差や球面収差の変動を補正することは勿論のこ
と、ズームレンズ全系における第4群が負担するワイド
端の球面収差や色収差を軽減できるため、第4群の偏心
収差への影響をも軽減することができる。
【0045】このように、全系の屈折力配置と変倍移動
群の規定、防振レンズ群およびその像側のレンズ群の構
成を適切に設定することにより、防振レンズ群の小型軽
量化を図りつつ、防振レンズ群の偏心による光学性能へ
の影響を変倍時も含め微小として、防振時も光学性能の
良好な防振ズームレンズを達成することができる。
【0046】
【実施例】[数値実施例1]数値実施例1の諸元を表1
に示す。
【0047】
【表1】
【0048】riは物体側より順に第i番目のレンズ面
の曲率半径、Diは物体側より第i番目のレンズ面のレ
ンズ厚又は空気間隔、niとνiは各々物体側より順に
第i番目のレンズの材質の屈折率とアッベ数である。
「νi」は、表中では「vi」と記されている。
【0049】d10、d18、d21は可変である。焦
点距離が、8.50、51.00、127.50の時の
それぞれの値は表2に示されている。これらの値は、数
値実施例2、数値実施例3においても同様である。
【0050】
【表2】
【0051】第11面(r11)及び第18面(r1
8)は非球面である。
【0052】非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直
方向にH軸、光線の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半
径すなわち参照球面の半径、k、B、C、D、Eを各々
非球面係数としたとき、次式のXで表される。
【0053】
【数2】
【0054】参照球面R、非球面係数k、B、C、D、
Eの値は表3に示されている。表3において、たとえば
「3.2131D-6」とあるのは「3.2131×10
-6」の意味である。これらの値は、数値実施例2、数値
実施例3においても同様である。
【0055】
【表3】
【0056】図2は、本発明の数値実施例1の広角端に
おけるレンズ断面図である。Fは第1群としての正の屈
折力のフォーカス群(前玉レンズ群)である。Vは第2
群としての変倍用の負の屈折力のバリエータであり、光
軸上を像面側へ単調に移動させることにより、広角端
(ワイド)から望遠端(テレ)への変倍を行っている。
Cは負の屈折力のコンペンセータであり、変倍に伴う像
面変動を補正するために光軸上を往復軌道の移動をして
いる。バリエータVとコンペンセータCとで変倍系を構
成している。
【0057】SPは開口絞り、Rは第4群としての正の
屈折力の固定のリレー群である。Pは色分解プリズムや
光学フィルター等であり、同図ではガラスブロックとし
て示している。
【0058】R29からR32はズームレンズの広角端
焦点距離f=8.5mmを満足するための等倍専用のレ
ンズ群であり、この空間にIE群を排他的に切り替える
ことによりズームレンズの広角端焦点距離を望遠側又は
広角側にシフトすることが可能となっている。
【0059】本発明の防振ズームレンズの第4群は正の
屈折力のIS群と複数のレンズエレメントで構成されて
おり、図3に示すように、第3群より射出される発散光
束中に配置している。又、図4に示すようにIE群に切
換え時にも第3群より射出される発散光束中に配置して
いる。
【0060】IS群は、防振用に光軸に対し略垂直な方
向に移動する機能をもつ。前記IS群は1枚の正レンズ
と1枚の負レンズで構成されており、前記IS群への換
算入射傾角をα、換算出射傾角をα′とし、前記正レン
ズのアッベ数をνp、前記負レンズのアッベ数をνnと
したとき、各式の値は下記の値をとる。
【0061】(α′−α)=0.500 (νp−νn)=33.8 また、IS群より像面側に構成しているレンズエレメン
トは6枚の正レンズと3枚の負レンズで構成されてお
り、これら6枚の正レンズのアッベ数の平均値は56.
4、3枚の負レンズのアッベ数の平均値は40.0であ
って、正レンズのアッベ数の平均値が15以上も大きい
効果的な色消しを行っている。
【0062】また、(c)〜(h)、(l)式に対応す
る各偏心収差係数を、防振レンズ群をp、防振レンズ群
の像側のレンズ群をqとして、表4に示す。防振レンズ
群の入出射換算傾角と、防振レンズ群と防振レンズ群の
像側のレンズ群の各収差係数の分担値を適切に設定する
ことにより、防振レンズ群の各偏心収差係数を微小とし
ている。
【0063】
【表4】
【0064】図5〜図7に数値実施例1の広角端、f=
51.0mm、望遠端の縦収差図を示す。
【0065】図8〜図10に数値実施例1の広角端、f
=51.0mm、望遠端における像高0mm、±4mm
の横収差図を示す。
【0066】図11〜図13に数値実施例1の広角端、
f=51.0mm、望遠端において、防振レンズ群を
1.5mmシフトさせたときの像高0mm、±4mmの
横収差図を示す。
【0067】[数値実施例2]数値実施例2の諸元を表
5に示す。
【0068】
【表5】
【0069】図14は、本発明の数値実施例2の広角端
におけるレンズ断面図である。
【0070】図14において、Fは第1群としての正の
屈折力のフォーカス群(前玉レンズ群)である。Vは第
2群としての変倍用の負の屈折力のバリエータであり、
光軸上を像面側へ単調に移動させることにより、広角端
(ワイド)から望遠端(テレ)への変倍を行っている。
Cは負の屈折力のコンペンセータであり、変倍に伴う像
面変動を補正するために光軸上を往復軌道の移動をして
いる。バリエータVとコンペンセータCとで変倍系を構
成している。
【0071】SPは絞り、Rは第4群としての正の屈折
力の固定のリレー群である。Pは色分解プリズムや光学
フィルター等であり、同図ではガラスブロックとして示
している。
【0072】r23からr26はIS群であり、正の屈
折力を有する。r27からr28のレンズエレメントは
正の屈折力を有し、r29からr31の接合レンズエレ
メントは負の合成屈折力を有する。r31の像面側には
比較的大きな空間を有し、この空間にIE群を挿入する
ことでズームレンズ全系の焦点距離を望遠側又は広角側
にシフトさせる。
【0073】次に本発明におけるズームレンズの第4群
の特徴について説明する。第4群は正の屈折力のIS
と複数のレンズエレメントで構成されており、図15に
示すように第3群より射出される発散光束中に配置して
いる。IS群は、防振用に光軸に対し略垂直な方向に移
動する機能をもつ。前記IS群は1枚の正レンズと1枚
の負レンズで構成されており、前記IS群への換算入射
傾角をα、換算出射傾角をα′とし、前記正レンズのア
ッベ数をνp、前記負レンズのアッベ数をνnとしたと
き、各式の値は下記の値をとる。
【0074】(α′−α)=0.675 (νp−νn)=36.8 また、IS群より像面側に構成しているレンズエレメン
トは6枚の正レンズと3枚の負レンズで構成されてお
り、これら6枚の正レンズのアッベ数の平均値は56.
2、3枚の負レンズのアッベ数の平均値は40.8であ
って、正レンズのアッベ数の平均値が15以上も大きい
効果的な色消しを行っている。
【0075】(c)〜(h)、(1)式に対応する各偏
心収差係数を、防振レンズ群をp、防振レンズ群の像側
のレンズ群をqとして、表6に示す。
【0076】
【表6】
【0077】防振レンズ群の入出射換算傾角と、防振レ
ンズ群と防振レンズ群の像側のレンズ群の各収差係数の
分担値を適切に設定することにより、防振レンズ群の各
偏心収差係数を微小としている。
【0078】図16〜図18に数値実施例2の広角端、
f=51.0mm、望遠端の縦収差図を示す。
【0079】図19〜図21に数値実施例2の広角端、
f=51.0mm、望遠端における像高0mm、±4m
mの横収差図を示す。
【0080】図22〜図24に数値実施例2の広角端、
f=51.0mm、望遠端において、防振レンズ群を
1.5mmシフトさせたときの像高0mm、±4mmの
横収差図を示す。
【0081】[数値実施例3]数値実施例3の諸元を表
7に示す。
【0082】
【表7】
【0083】図25は本発明の数値実施例3の広角端に
おけるレンズ断面図である。Fは第1群としての正の屈
折力のフォーカス群(前玉レンズ群)である。Vは第2
群としての変倍用の負の屈折力のバリエータであり、光
軸上を像面側へ単調に移動させることにより、広角端
(ワイド)から望遠端(テレ)への変倍を行っている。
Cは負の屈折力をコンペンセータであり、変倍に伴う像
面変動を補正するために光軸上を往復軌道の移動をして
いる。バリエータVとコンペンセータCとで変倍系を構
成している。
【0084】SPは絞り、Rは第4群としての正の屈折
力の固定のリレー群である。Pは色分解プリズムや光学
フィルター等であり、同図ではガラスブロックとして示
している。
【0085】r23からr26はIS群であり、正の屈
折力を有する。r27からr28のレンズエレメントは
正の屈折力を有し、r29からr31の接合レンズエレ
メントは負の合成屈折力を有する。r31の像面側には
比較的大きな空間を有し、この空間にIE群を挿入する
ことでズームレンズ全系の焦点距離を望遠側又は広角側
にシフトさせる。
【0086】次に本発明におけるズームレンズの第4群
の特徴について説明する。第4群は正の屈折力のIS
と複数のレンズエレメントで構成されており、図26に
示すように第3群より射出される発散光束中に配置して
いる。IS群は、防振用に光軸に対し略垂直な方向に移
動する機能をもつ。前記IS群は1枚の正レンズと1枚
の負レンズで構成されており、前記IS群への換算入射
傾角をα、換算出射傾角をα′とし、前記正レンズのア
ッベ数をνp、前記負レンズのアッベ数をνnとしたと
き、各式の値は下記のようになり、条件を満たす。
【0087】(α′−α)=0.798 (νp−νn)=44.6 また、IS群より像面側に構成しているレンズエレメン
トは6枚の正レンズと3枚の負レンズで構成されてお
り、これら6枚の正レンズのアッベ数の平均値は55.
9、3枚の負レンズのアッベ数の平均値は39.9であ
って、正レンズのアッベ数の平均値が15以上も大きい
効果的な色消しを行っている。
【0088】(c)〜(h)、(1)式に対応する各偏
心収差係数を、防振レンズ群をp、防振レンズ群の像側
のレンズ群をqとして、表8に示す。
【0089】
【表8】
【0090】防振レンズ群の入出射換算傾角と、防振レ
ンズ群と防振レンズ群の像側のレンズ群の各収差係数の
分担値を適切に設定することにより、防振レンズ群の各
偏心収差係数を微小としている。
【0091】図27〜図29に数値実施例3の広角端、
f=51.0mm、望遠端の縦収差図を示す。
【0092】図30〜図32に数値実施例3の広角端、
f=51.0mm、望遠端における像高0mm、±4m
mの横収差図を示す。
【0093】図33〜図35に数値実施例3の広角端、
f=51.0mm、望遠端において、防振レンズ群を
1.0mmシフトさせたときの像高0mm、±4mmの
横収差図を示す。
【0094】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、所謂4群
ズームレンズにおいて、全系の屈折力配置及び変倍移動
群の配置を規定し、第4群の構成を規定することによ
り、全変倍範囲にわたり防振時についても高い光学性能
を有し、機構全体が小型軽量な防振ズームレンズを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の防振ズームレンズの動作を説明する為
の概念的光路図
【図2】本発明の数値実施例1の広角端におけるレンズ
断面図
【図3】数値実施例1において第4群の位置を説明する
ための光路図
【図4】数値実施例1においてIE群を備えた第4群の
位置を説明するための光路図
【図5】数値実施例1の広角端における縦収差図
【図6】数値実施例1の中間焦点距離における縦収差図
【図7】数値実施例1の望遠端における縦収差図
【図8】数値実施例1の広角端における横収差図
【図9】数値実施例1の中間焦点距離における横収差図
【図10】数値実施例1の望遠端における横収差図
【図11】数値実施例1の広角端において、防振レンズ
群を1.5mmシフトさせた時の像高0mm、±4mm
の横収差図
【図12】数値実施例1の中間焦点距離において、防振
レンズ群を1.5mmシフトさせた時の像高0mm、±
4mmの横収差図
【図13】数値実施例1の望遠端において、防振レンズ
群を1.5mmシフトさせた時の像高0mm、±4mm
の横収差図
【図14】数値実施例2の広角端におけるレンズ断面図
【図15】数値実施例2において第4群の位置を説明す
るための光路図
【図16】数値実施例2の広角端における縦収差図
【図17】数値実施例2の中間焦点距離における縦収差
【図18】数値実施例2の望遠端における縦収差図
【図19】数値実施例2の広角端における横収差図
【図20】数値実施例2の中間焦点距離における横収差
【図21】数値実施例2の望遠端における横収差図
【図22】数値実施例2の広角端において、防振レンズ
群を1.5mmシフトさせた時の像高0mm、±4mm
の横収差図
【図23】数値実施例2の中間焦点距離において、防振
レンズ群を1.5mmシフトさせた時の像高0mm、±
4mmの横収差図
【図24】数値実施例2の望遠端において、防振レンズ
群を1.5mmシフトさせた時の像高0mm、±4mm
の横収差図
【図25】数値実施例3の広角端におけるレンズ断面図
【図26】数値実施例3において第4群の位置を説明す
るための光路図
【図27】数値実施例3の広角端における縦収差図
【図28】数値実施例3中間焦点距離における縦収差図
【図29】数値実施例3望遠端における縦収差図
【図30】数値実施例3広角端における横収差図
【図31】数値実施例3の中間焦点距離における横収差
【図32】数値実施例3の望遠端における横収差図
【図33】数値実施例3の広角端において、防振レンズ
群を1.0mmシフトさせた時の像高0mm、±4mm
の横収差図
【図34】数値実施例3の中間焦点距離において、防振
レンズ群を1.0mmシフトさせた時の像高0mm、±
4mmの横収差図
【図35】数値実施例1の望遠端において、防振レンズ
群を1.0mmシフトさせた時の像高0mm、±4mm
の横収差図
【図36】偏心収差の式(発明の詳細な説明記載の式に
同じ)
【図37】偏心収差の式(続き:発明の詳細な説明記載
の式に同じ)
【符号の説明】
F 第1群(フォーカス群) V 第2群(バリエータ) C 第3群(コンペンセータ) R 第4群(リレー群) IS IS群 IE IE群 SP 開口絞り P ガラスブロック e e線 g g線 S サジタル像面 M メリディオナル像面 SH サジタル成分の横収差 I ズームレンズ全系の像点 I′ 第1群から第3群が作る像点
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−29738(JP,A) 特開 平7−27978(JP,A) 特開 平9−329744(JP,A) 特開 平8−278445(JP,A) 特開 平10−90599(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 15/16 G02B 27/64

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側より順に変倍の際に固定の正の屈
    折力の第1群と、変倍用の負の屈折力の第2群と、変倍
    に伴う像面変動を補正する負の屈折力の第3群と、変倍
    時に固定の正の屈折力の第4群とを有する防振ズームレ
    ンズであって、 前記第4群は正の屈折力の防振レンズ群を第3群より射
    出される発散光束中に有し、前記防振レンズ群は少なく
    とも1つの正レンズと少なくとも1つの負レンズにより
    構成され、 前記第4群へ入射する光線の入射換算傾角をα、前記
    振レンズ群から射出する光線の換算傾角をα′、前記正
    レンズと負レンズのアッベ数を各々νp、νnとしたと
    き、 0.45<(α′−α) 30<(νp−νn) なる条件を満足し、 前記防振レンズ群を光軸と略垂直な平面内を移動させて
    前記ズームレンズの全系が振動したときの撮影画像のブ
    レを補正することを特徴とする防振ズームレンズ。
  2. 【請求項2】 前記防振レンズ群の物体側又は像面側の
    近接した空間に開口絞りを有することを特徴とする請求
    項1記載の防振ズームレンズ。
  3. 【請求項3】 前記第4群は、レンズ構成を変更するこ
    とにより全系の焦点距離を変化させる焦点距離変換群を
    防振レンズ群より像面側に有することを特徴とする請求
    項1記載のズームレンズ。
  4. 【請求項4】 前記第3群は少なくとも1つの負レンズ
    と少なくとも1つの正レンズより構成されることを特徴
    とする請求項1記載のズームレンズ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいれか一項記載のズー
    ムレンズを有するテレビカメラ。
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