JP4838157B2 - リバースアイドラ機構の組付構造 - Google Patents

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    • F16H3/00Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion
    • F16H3/006Toothed gearings for conveying rotary motion with variable gear ratio or for reversing rotary motion power being selectively transmitted by either one of the parallel flow paths

Description

本発明は、変速機におけるリバースアイドラ機構の組付構造に関するものである。
従来、この種の変速機としては、メインシャフトの回転を前進時とは反転するためのリバースアイドラギヤと、このリバースアイドラギヤを遊転可能に支持するリバースアイドラ軸とからなるリバースアイドラ部品を備えるものが提案されている。
この変速機では、変速機ケースの周壁に形成した開口部からリバースアイドラギヤを変速機ケース内に挿入し、この状態で変速機ケースの側壁に形成した軸孔からリバースアイドラ軸を挿通してボルトで変速機ケースに固定することによりリバースアイドラ部品を組み付けるものとしている。
実開平4―127449号公報
従来の変速機では、リバースアイドラギヤの軸孔とリバースアイドラ軸との位置合わせや、リバースアイドラ軸を変速機ケースに固定するためのボルト孔の位置合わせ等を行なう必要があり、組付性は必ずしも良いものとは言えない。
本発明は上記従来の問題点に鑑み案出したものであって、リバースアイドラ機構の組付性の向上を目的の一つとする。また、本発明のリバースアイドラ機構の組付構造は、リバースアイドラ軸の回り止め構造を簡易に確保することを目的の一つとする。さらに、本発明のリバースアイドラ機構の組付構造は、コンパクト化を目的の一つとし、その請求項1は、
入力軸の回転を前進時とは反転して出力軸に伝達するリバースアイドラギヤと、該リバースアイドラギヤを遊転可能に担持するリバースアイドラ軸とからなるリバースアイドラ機構を変速機ケースに形成した開口部を利用して該変速機ケースに組み付けるリバースアイドラ機構の組付構造であって、
前記開口部を覆蓋する蓋部材に前記リバースアイドラ軸を支持する支持部を設け、前記リバースアイドラギヤを遊転可能に担持した前記リバースアイドラ軸を前記支持部で支持した状態で前記蓋部材を前記開口部に取り付けることで前記リバースアイドラ機構が前記変速機ケースに組み付けられてなり、
前記蓋部材前記開口部へ取り付ける際に前記リバースアイドラ軸の回転防止されてなることである。
また、請求項は、前記リバースアイドラ軸には、切欠部が形成されてなり、
前記変速機ケースには、該切欠部に係合可能突出部が形成されてなり、
前記切欠部と前記突出部と係合されることにより前記リバースアイドラ軸の前記支持部に対する回転防止されてなることである。
また、請求項は、前記切欠部および前記突出部は、それぞれ少なくとも二箇所以上に形成されてなることである。
また、請求項は、前記切欠部は、前記リバースアイドラ軸から前記支持部に亘って形成されてなることである。
また、請求項は、前記切欠部は、前記リバースアイドラ軸の軸端部に形成されてなることである。
また、請求項は、前記突出部は、前記開口部に前記蓋部材を取り付けるために前記変速機ケースに形成されたボス部であることである。
また、請求項は、前記ボス部は、前記開口部の内周面側にのみ突出形成されてなることである。
本発明のリバースアイドラ機構の組付構造は、入力軸の回転を前進時とは反転して出力軸に伝達するリバースアイドラギヤと、該リバースアイドラギヤを遊転可能に担持するリバースアイドラ軸とからなるリバースアイドラ機構を変速機ケースに形成した開口部を利用して該変速機ケースに組み付けるリバースアイドラ機構の組付構造であって、
前記開口部を覆蓋する蓋部材に前記リバースアイドラ軸を支持する支持部を設け、前記リバースアイドラギヤを遊転可能に担持した前記リバースアイドラ軸を前記支持部で支持した状態で前記蓋部材を前記開口部に取り付けることで前記リバースアイドラ機構が前記変速機ケースに組み付けられてなり、
前記蓋部材前記開口部へ取り付ける際に前記リバースアイドラ軸の回転防止されてなる
ことにより、リバースアイドラ機構の変速機ケースへの組み付けが容易なものとなる。この結果、リバースアイドラ機構の変速機ケースへの組付性が向上する。
また、前記リバースアイドラ軸には、切欠部が形成されてなり、
前記変速機ケースには、該切欠部に係合可能突出部が形成されてなり、
前記切欠部と前記突出部と係合されることにより前記リバースアイドラ軸の前記支持部に対する回転防止されてなることにより、こうすれば、切欠部と突出部とを係合するだけでリバースアイドラ軸の支持部に対する回転を防止できるから、リバースアイドラ軸の支持部に対する回り止め構造をより簡易に確保することができる。
また、前記切欠部および前記突出部は、それぞれ少なくとも二箇所以上に形成されてなることにより、こうすれば、リバースアイドラ軸の支持部に対する回り止めを確実なものとすることができる。
また、前記切欠部は、前記リバースアイドラ軸から前記支持部に亘って形成されてなることにより、こうすれば、蓋部材の変速機ケースに対する位置決めを行なうことができるとともに、リバースアイドラ軸の支持部に対する回り止めをより確実なものとすることができる。
また、前記切欠部は、前記リバースアイドラ軸の軸端部に形成されてなることにより、こうすれば、切欠部を簡易に形成することができる。この結果、リバースアイドラ軸の回り止め構造を簡易に確保することができる。
また、前記突出部は、前記開口部に前記蓋部材を取り付けるために前記変速機ケースに形成されたボス部であることにより、こうすれば、蓋部材を取り付けるためのボス部を利用するだけだから、別途突出部を形成する必要がない。この結果、リバースアイドラ軸の回り止め構造を簡易に確保することができる。
また、前記ボス部は、前記開口部の内周面側にのみ突出形成されてなることにより、こうすれば、ボス部が開口部外周面側には突出しないから、その分コンパクト化を図ることができる。
以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて説明する。
図1は、自動車に搭載される変速機1の内部構造図である。
変速機1は、ケース1a内に、図示しない内燃機関のクランク軸に連結された第1クラッチ2aと第2クラッチ2bが配置されており、第1クラッチ2aには第1入力軸3が連結され、第2クラッチ2bには第1入力軸3に同軸状に外嵌された第2入力軸4が連結されている。
第1入力軸3は、図示左側がケース1aにベアリングBで軸支されており、図示右側が第2入力軸4に同軸状に内挿されて、第2入力軸4を介してケース1aにベアリングB’で軸支されたものとなっている。
第1入力軸3には、1速用駆動歯車51,リバースドライブギヤ56,3速用駆動歯車53および5速用駆動歯車55がベアリングBに近い側から順に一体形成されたものとなっており、第2入力軸4には、2速用駆動歯車52と4速用駆動歯車54がベアリングB’に近い側から順に一体形成されたものとなっている。即ち、奇数変速段を構成する駆動歯車を第1入力軸3上に配置し、偶数変速段を構成する駆動歯車を第2入力軸4上に配置して、比較的大トルクを伝達する1速用駆動歯車51と2速用駆動歯車52とをベアリングB,B’に隣接して配置できるよう構成している。
また、これら1速用駆動歯車51,2速用駆動歯車52,3速用駆動歯車53,4速用駆動歯車54および5速用駆動歯車55と噛合する1速用被駆動歯車71,2速用被駆動歯車72,3速用被駆動歯車73,4速用被駆動歯車74および5速用被駆動歯車75が出力軸6上に遊転歯車として配置されており、出力軸6は、図示左端側および図示右端側をケース1aにそれぞれテーパーローラベアリングC,C’を介して軸支されている。
また、遊転歯車として構成された被駆動歯車71,72,73,74の歯車間には、同期装置81,82,83が配置されており、各同期装置81,82,83のカップリングスリーブには、それぞれフォーク91,92,93が係合されて、フォーク91,92,93はシフトフォークシャフト10上を摺動移動できるものであり、シフターの作動によりフォーク91,92,93をシフトフォークシャフト10に沿って移動させることができ、同期装置81,82,83のカップリングスリーブを移動させて、変速要求のあった変速段の被駆動歯車71,72,73,74,75を出力軸6に固定できるように構成されている。
また、同期装置81のカップリングスリーブの外周面にはリバースドリブンギヤ77が形成されており、同期装置81のカップリングスリーブを図1における右側に移動することで、リバースドリブンギヤ77がリバースドライブギヤ56および後述するリバースアイドラギヤ15に噛合するように構成されている。
また、第1入力軸3および第2入力軸4と平行状にリバースアイドラ軸14が設けられ、このリバースアイドラ軸14にはリバースアイドラギヤ15が遊転可能に担持されており、このリバースアイドラギヤ15は、第1入力軸3のリバースドライブギヤ56に噛合されている。
なお、ディファレンシャル装置17に設けられたデフギヤ18が、出力軸6に固定された出力歯車に噛合されており、ディファレンシャル装置17を介して車輪に接続された駆動軸に動力が伝達されて車輪が回転されるものとなっている。
なお、本例では、リバースアイドラ軸14に遊転可能に担持されるリバースアイドラギヤ15は、蓋部材12に形成された支持部13a,13b間に組み付けられて、図2の要部分解斜視図で示すような組付状態をなすリバースアイドラ機構11が予め形成され、このリバースアイドラ機構11が変速機のケース1aに形成された開口部Kに組み付けられるように構成されており、蓋部材12が開口部Kにボルト19,19を介して覆設された状態は図3の斜視図に示す。
なお、図2に示すように、変速機のケース1aには、前記第1入力軸3および出力軸6が収納される軸ケース部1bの近傍に、八角形筒状の取付部100が一体形成されており、この取付部100の内周に、リバースアイドラ機構11を外側から嵌め込んで組み付けできる開口部Kが形成されている。
取付部100の開口部K内にリバースアイドラ機構11を組み付けた状態の平面概略構成図を図5に示し説明すると、取付部100は外周が八角形状に形成されて、ネジ孔20が形成されたボス部21,21,21が間隔をおいて8個形成され、各ボス部21の内周側は開口部K内に突出した突出部21aとなっており、各ネジ孔20にボルト19を締め付けて、開口部Kを蓋するように蓋部材12を取付固定できるものである。
この取付部100の開口部K内に取り付けられるリバースアイドラ機構11を、図2,図4,図5において更に詳細に説明する。
開口部Kを蓋するように取り付けられる蓋部材12は、フランジ部12bの上面に円弧状に膨出する上面12aが形成されており、この上面12a内にリバースアイドラギヤ15の一部が回転可能に収納されるものである。
また、蓋部材12のフランジ部12bには、ボルト19を通すことのできるボルト孔12c,12cが8個形成されている。また、フランジ部12bのボルト孔12cよりも内側には、フランジ部12bから垂下状に一体形成されて、一対の支持部13a,13bが設けられており、この一対の支持部13a,13b間にリバースアイドラギヤ15を配置させることができるように構成されている。
図4に示すように、図示左側の支持部13aには、大径の大径孔13cが形成されており、図示右側の支持部13bには、小径の小径孔13dが形成されている。
この大径孔13cおよび小径孔13dには、図6に平面図で示すようなリバースアイドラ軸14が差し込み状に取り付けられるものであり、図示左側の支持部13aの大径孔13c側からリバースアイドラ軸14を差し込んで、リバースアイドラ軸14の小径部14bを支持部13bの小径孔13d内に挿着させ、支持部13aの大径孔13c内には、リバースアイドラ軸14の大径部14cを挿入させて取り付け、支持部13aと支持部13bとの間に配置されるリバースアイドラ軸14の本体部14aの外周に、ニードルベアリング16等の軸受を介在させて遊転可能にリバースアイドラギヤ15を組み付けることができる。
なお、リバースアイドラギヤ15は、ボス15bの中央部に外側へ突出状にギヤ部15aが一体形成されたものである。
なお、リバースアイドラ軸14の大径部14cの先端には、左右にそれぞれ切欠部14d,14dが湾曲状に切り欠いて形成されており、この左右の切欠部14d,14dの湾曲形状は前記ケース1a側の突出部21aの湾曲形状に対応させた形状となっている。
なお、図示左側の支持部13aにも、リバースアイドラ軸14の切欠部14d,14dと連続する切欠部13e,13eが左右に形成されている。
図2の斜視図で示すように、蓋部材12の支持部13a,13b間にリバースアイドラ軸14を介して遊転可能にリバースアイドラギヤ15を組み付けてリバースアイドラ機構11を形成させた後、リバースアイドラ機構11をケース1a側の開口部Kに組み付けると、支持部13aに形成されている切欠部13e,13eおよびリバースアイドラ軸14の先端に形成されている切欠部14d,14dが、ケース1a側に形成されている突出部21a,21aに係合されることとなり、図5の平面図で示すように、一対の突出部21a,21a間に左右の切欠部13e,13e,14d,14dが係合して、この状態で支持部13aが突出部21a,21a間に位置決め固定されることとなり、切欠部14d,14dが突出部21a,21a間に係合されることで、リバースアイドラ軸14の支持部13a,13bに対する回転止めがなされることとなる。
このように、予めリバースアイドラギヤ15やリバースアイドラ軸14が組み付けられた蓋部材12をケース1aの開口部Kに取り付けるだけでリバースアイドラ機構11を変速機1に組み付けることができるから、組み付け性が向上する。また、支持部13およびリバースアイドラ軸14に形成した切欠部13e,14dを突出部21aに係合させるだけだから、蓋部材12、即ち、リバースアイドラ機構11自体の位置決め構造やリバースアイドラ軸14の回り止め構造を簡易に確保することができる。しかも、支持部13およびリバースアイドラ軸14には、それぞれ2箇所の切欠部13e,13e,14d,14dを形成して、これらを一対の突出部21aに係合するから、位置決めおよび回り止めを確実に行うことができる。さらに、蓋部材12を取り付けるためのボス部21を利用してリバースアイドラ軸14の回り止めを行なうから、別途突出部を形成するものに比べて、リバースアイドラ軸14の回り止め構造を簡易に確保することができる。しかも、各ボス部21は、突出部21aを開口部K内にのみ突出するように形成するから、突出部21aを開口部Kの外側に突出して形成するものに比べてコンパクト化を図ることができる。
このように、開口部K内にリバースアイドラ機構11を嵌め込んで、その状態で8本のボルト19を各ネジ孔20内に締め付けて、確実に開口部Kを蓋部材12で蓋し、図1のようにリバースアイドラギヤ15をケース1a内のリバースドライブギヤ56に噛合させて組み付けできるものである。
図7〜図13は第2実施例を示すものであり、第2実施例では、リバースアイドラ機構11のより確実な位置決めと、リバースアイドラ軸14の支持部13a,13bに対するより確実な回り止めを確保できるように構成したものであり、組み付けられたリバースアイドラ機構11の正面図を図7に示し、図8には、ケース1a側の取付部100の開口部K内にリバースアイドラ機構11を組み付けた状態の平面図を示す。
本例では、変速機のケース1a側に一体形成された取付部100には、第1実施例と同様に8個のネジ孔20が間隔をおいて、それぞれボス部21に形成されており、各ボス部21の内周側は突出部21aとなっているが、更に本例では、図10に図9のV方向矢視図で、また図11に図8のW−W線断面拡大図で示すように、一対のボス部の突出部21a,21a間に、横方向にリブ22が開口部K内へ突出して一体状に形成されており、この変速機ケースの取付部100の内周側の一対の突出部21a,21a間のリブ22上に、図11に示すように、リバースアイドラ軸14の先端に形成されている切欠部14eを係合させることができるようにしたものである。
なお、リバースアイドラ軸14は、図12の正面図で、また図13の左側面図で示すように、大径部14cの先端の左右側には、第1実施例と同様に図示縦方向の切欠部14d,14dが形成されているが、更に大径部14cの先端下部に湾曲状に切欠部14eが形成されたものであり、この切欠部14eが図11のようにリブ22の先端上に係合されるように構成されており、図8のように、開口部K内にリバースアイドラ機構11を組み付けた時に、リバースアイドラ軸14の切欠部14eがリブ22に係合し、更に左右側の切欠部14d,14dが左右の突出部21a,21aに係合し、3箇所での係合状態となるため、リバースアイドラ軸14の支持部13a,13bに対するより確実な回り止めが行われ、更に、より確実なリバースアイドラ機構11の位置決めが行われるものとなる。しかも、リブ22によって、開口部Kの剛性もアップするものとなる。
実施例1,2では、リバースアイドラ軸14に切欠部14d,14dを、ケース1aに突出部21aを形成するものとしたが、これとは逆に、リバースアイドラ軸14に突出部を、ケース1aに切欠部を形成するものとしても構わない。
実施例1,2では、切欠部14d,14dは、リバースアイドラ軸14の大径部14cの先端に形成するものとしたが、小径部の先端に形成するものや大径部14cの先端と小径部の先端との両方に形成するもの、リバースアイドラ軸14の外周面上に形成するもの、あるいは、これらの組み合わせ等、如何なるものであっても構わない。切欠部をリバースアイドラ軸14の外周面上に形成するものとする場合には、ボス部21とは別に突出部をケース1aに一体形成して、外周面上に形成した切欠部に係合するものとすれば良い。
実施例1,2では、支持部13aにもリバースアイドラ軸14の切欠部14d,14dと連続する切欠部13e,13eを形成するものとしたが、切欠部13e,13eは形成しなくても差し支えない。
実施例1,2では、2つの切欠部14d,14dと一対の突出部21aとの係合による2箇所でリバースアイドラ軸14の回り止めを行い、実施例2では、2つの切欠部14d,14dと一対の突出部21aとの係合によるものと一つの切欠部14eとリブ22との係合によるものとの3箇所でリバースアイドラ軸14の回り止めを行なうものとしたが、一つの切欠部14dと一つの突出部21aとの係合による1箇所だけで、あるいは、一つの切欠部14eと一つのリブ22との係合による1箇所だけでリバースアイドラ軸14の回り止めを行なうものとしても構わない。
以上、本発明の実施の形態について実施例を用いて説明したが、本発明はこうした実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
変速機の内部構造図である。 変速機のケースに一体形成した開口部Kを有する取付部と、開口部K内に組み付けられるリバースアイドラ機構の分解斜視構成図である。 図2の状態からリバースアイドラ機構を開口K内に取り付けた状態の斜視構成図である。 リバースアイドラ機構の組付状態の正面断面構成図である。 変速機ケースの開口部Kに組み付けたリバースアイドラ機構の配置状態を示す平面構成図である。 リバースアイドラ軸の平面構成図である。 第2実施例のリバースアイドラ機構の組付状態の正面断面構成図である。 第2実施例の変速機ケースの開口部Kに組み付けたリバースアイドラ機構の配置状態を示す平面構成図である。 開口部を形成する変速機ケースの取付部の平面構成図である。 図9のV方向矢視拡大図である。 図8におけるW−W線断面拡大構成図である。 第2実施例のリバースアイドラ軸の正面構成図である。 図12の左側面図である。
1 変速機
2a,2b クラッチ
3 第1入力軸
4 第2入力軸
6 出力軸
11 リバースアイドラ機構
12 蓋部材
12a 上面
12b フランジ部
12c ボルト孔
13a,13b 支持部
13c 大径孔
13d 小径孔
13e 切欠部
14 リバースアイドラ軸
14b 小径部
14c 大径部
14d 切欠部
14e 切欠部
15 リバースアイドラギヤ
15a ギヤ部
16 ニードルベアリング
17 ディファレンシャル装置
20 ネジ孔
21 ボス部
21a 突出部
22 リブ
100 取付部
K 開口部

Claims (7)

  1. 入力軸の回転を前進時とは反転して出力軸に伝達するリバースアイドラギヤと、該リバースアイドラギヤを遊転可能に担持するリバースアイドラ軸とからなるリバースアイドラ機構を変速機ケースに形成した開口部を利用して該変速機ケースに組み付けるリバースアイドラ機構の組付構造であって、
    前記開口部を覆蓋する蓋部材に前記リバースアイドラ軸を支持する支持部を設け、前記リバースアイドラギヤを遊転可能に担持した前記リバースアイドラ軸を前記支持部で支持した状態で前記蓋部材を前記開口部に取り付けることで前記リバースアイドラ機構が前記変速機ケースに組み付けられてなり、
    前記蓋部材前記開口部へ取り付ける際に前記リバースアイドラ軸の回転防止されてなる
    リバースアイドラ機構の組付構造。
  2. 前記リバースアイドラ軸には、切欠部が形成されてなり、
    前記変速機ケースには、該切欠部に係合可能突出部が形成されてなり、
    前記切欠部と前記突出部と係合されることにより前記リバースアイドラ軸の前記支持部に対する回転防止されてなる
    請求項記載のリバースアイドラ機構の組付構造。
  3. 前記切欠部および前記突出部は、それぞれ少なくとも二箇所以上に形成されてなる請求項記載のリバースアイドラ機構の組付構造。
  4. 前記切欠部は、前記リバースアイドラ軸から前記支持部に亘って形成されてなる請求項または記載のリバースアイドラ機構の組付構造。
  5. 前記切欠部は、前記リバースアイドラ軸の軸端部に形成されてなる請求項乃至何れか記載のリバースアイドラ機構の組付構造。
  6. 前記突出部は、前記開口部に前記蓋部材を取り付けるために前記変速機ケースに形成されたボス部である
    請求項乃至何れか記載のリバースアイドラ機構の組付構造。
  7. 前記ボス部は、前記開口部の内周面側にのみ突出形成されてなる請求項記載のリバースアイドラ機構の組付構造。
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