JP2016023735A - 変速機の潤滑機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】カウンタギヤの攪拌抵抗が増大することを防止できる変速機の潤滑機構を提供すること。【解決手段】オイルセパレータ16が、カウンタシャフト8の軸線方向に直交する断面形状が円弧形状に形成され、カウンタシャフト8の中心軸の周方向に1速カウンタギヤ12A等を半周以上の角度範囲で包囲する筒部17を有し、オイルセパレータ16が、1速カウンタギヤ12A等の下側外周面と、カウンタシャフト8に対してインプットシャフト5と反対側に位置する1速カウンタギヤ12A等の外周面とを筒部17で覆う。【選択図】図5

Description

本発明は、変速機の潤滑機構に関し、特に、オイルセパレータによってオイル溜まり室とカウンタシャフトが設置される空間とを仕切る変速機の潤滑機構に関する。
従来、自動車等の車両に搭載される変速機の潤滑機構は、変速機の変速歯車機構の下部にオイルセパレータとしての整流板が設けられている。整流板は、変速歯車機構における歯車の外形に沿って形成され、歯車が接するオイル量を低減させて、オイルによる攪拌抵抗を小さくし、車両の燃費等を向上させる。
従来のこの種の整流板としては、特許文献1に記載されたものが知られている。この整流板は、上方が開放された半円弧形状に形成されており、整流板は、カウンタシャフトおよびカウンタギヤの下側に設置されている。これにより、オイルが貯留される空間とカウンタシャフトが設置される空間とが整流板によって仕切られる。
特開2012−102813号公報
しかしながら、上記従来の整流板にあっては、上方が開放された半円弧形状に形成されているため、剛性が小さく、整流板の成形時の加熱および冷却による熱変化や、高温のオイルの熱によって整流板の周方向の両端が開く方向に変形するおそれがある。
これにより、整流板とカウンタギヤとの間の正規の隙間を均一に保つことができず、整流板とカウンタギヤとの間の広い隙間からカウンタギヤによって掻き上げられるオイル量が増大してしまう。このため、カウンタギヤの攪拌抵抗が増大してしまうおそれがある。
また、整流板とカウンタギヤとの間の隙間が広くなることにより、カウンタギヤによって掻き上げられた後に滴下されるオイルが、整流板とカウンタギヤとの間の隙間から整流板の底面に必要量以上に溜まってしまう。これにより、カウンタギヤの攪拌抵抗がより増大してしまうおそれがある。
本発明は、上記のような問題点に着目してなされたものであり、カウンタギヤの攪拌抵抗が増大することを防止できる変速機の潤滑機構を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の態様は、軸線方向に複数のインプットギヤを有し、内燃機関からの動力を受けて回転するインプットシャフトと、インプットシャフトの下方に設置され、軸線方向にインプットギヤに選択的に噛み合う複数のカウンタギヤを有するカウンタシャフトとを収容し、底部にカウンタギヤの一部が浸かるオイルが貯留されるオイル溜まり室を有するケース本体に搭載されるオイルセパレータを備え、オイルセパレータが、カウンタギヤおよびカウンタシャフトを覆うようにしてカウンタシャフトの軸線方向に沿って延びることにより、オイルセパレータによってオイル溜まり室とカウンタシャフトが設置される空間とを仕切る変速機の潤滑機構であって、オイルセパレータは、カウンタシャフトの軸線方向に直交する断面形状が円弧形状に形成され、カウンタシャフトの中心軸の周方向にカウンタギヤを半周以上の角度範囲で包囲する筒部を有し、オイルセパレータは、カウンタギヤの下側外周面と、カウンタシャフトに対してインプットシャフトと反対側に位置するカウンタギヤの外周面とを筒部で覆うものから構成されている。
このように上記の第1の態様によれば、オイルセパレータが、カウンタシャフトの軸線方向に直交する断面形状が円弧形状に形成され、カウンタシャフトの中心軸の周方向にカウンタギヤを半周以上の角度範囲で包囲する筒部を有する。
これにより、オイルセパレータの剛性を高くできる。このため、オイルセパレータの成形時の加熱および冷却によるオイルセパレータの熱変形を抑制できるとともに、高温のオイルによるオイルセパレータの熱変形を抑制できる。
このため、オイルセパレータをケース本体に組み付けた後に、オイルセパレータにカウンタシャフトおよびカウンタギヤに組み付けたときに、オイルセパレータの筒部とカウンタギヤとの隙間を正規の隙間を保ち、筒部の内周面とカウンタギヤの外周面とを近接できる。
したがって、筒部の内周面とカウンタギヤの外周面との間に入り込むオイル量を少なくして、カウンタギヤによって掻き上げられるオイル量を低減でき、カウンタギヤの攪拌抵抗を低減できる。
さらに、オイルセパレータがカウンタギヤの下側外周面と、カウンタシャフトに対してインプットシャフトと反対側に位置するカウンタギヤの外周面とを筒部で覆う。
これにより、カウンタギヤによって掻き上げられた後にケース本体の上面に衝突して滴下するオイルを、カウンタギヤとオイルセパレータとの間の隙間からオイルセパレータの内部に大量に侵入することを防止でき、オイルセパレータの攪拌抵抗をより効果的に低減できる。
図1は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、変速機の側面図である。 図2は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、変速機の内部の展開図である。 図3は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、図1のIII−III方向矢視断面図である。 図4は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、フロントケース側から見た変速機の斜視図である。 図5は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、フロントケースの内部の変速機の構造を示す斜視図である。 図6は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、図3のIV−IV方向矢視断面図である。 図7は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、オイルセパレータの斜視図である。 図8は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、オイルセパレータとリヤケースの組み付け状態を示す図6VIII−VIII方向矢視断面図である。 図9は、本発明の変速機の潤滑機構の一実施形態を示す図であり、リヤケース、オイルセパレータおよびカウンタシャフトの分解斜視図である。
以下、本発明に係る変速機の潤滑機構の実施形態について、図面を用いて説明する。
図1〜図9は、本発明に係る一実施形態の変速機の潤滑機構を示す図である。
まず、構成を説明する。
図1において、自動車等の車両30には変速機1が搭載されており、変速機1は、内燃機関としてのエンジン10に取付けられたフロントケース2と、フロントケース2に取付けられたリヤケース3と、リヤケース3に取付けられたエクステンションケース4とを備えている。
図2、図3において、フロントケース2にはインプットシャフト5が回転自在に支持されており、インプットシャフト5は、エンジン10から動力を受けて回転する。リヤケース3およびエクステンションケース4にはアウトプットシャフト6が回転自在に支持されており、アウトプットシャフト6の先端にはインプットシャフト5がアウトプットシャフト6と相対回転自在に支持されている。これにより、インプットシャフト5の前後方向両端は、フロントケース2およびアウトプットシャフト6に支持される。
アウトプットシャフト6は、図示しないディファレンシャル装置に連結されており、アウトプットシャフト6の動力は、ディファレンシャル装置を介して図示しない左右駆動輪に伝達される。
図2において、フロントケース2およびリヤケース3にはリバースアイドラシャフト7が回転自在に連結されている。フロントケース2およびエクステンションケース4にはカウンタシャフト8が回転自在に支持されており、カウンタシャフト8は、インプットシャフト5の下方に位置して(図4、図5参照)、インプットシャフト5およびリバースアイドラシャフト7と平行に延びている。
図2、図3において、インプットシャフト5には、フロントケース2側から順に、1速入力ギヤ11A、リバース入力ギヤ11B、2速入力ギヤ11C、4速入力ギヤ11Dおよび3速入力ギヤ11Eが設けられている。
1速入力ギヤ11A、リバース入力ギヤ11Bおよび2速入力ギヤ11Dは、インプットシャフト5に固定されている。また、4速入力ギヤ11Dおよび3速入力ギヤ11Eは、インプットシャフト5に回転自在に設けられている。
アウトプットシャフト6の一端部には5速入力ギヤ11Fが設けられており、5速入力ギヤ11Fは、アウトプットシャフト6の外周部に形成されたドグから構成される。また、アウトプットシャフト6の一端部の外周にはリダクション出力ギヤ9が設けられており、リダクション出力ギヤ9は、アウトプットシャフト6と一体的に回転する。
図2において、カウンタシャフト8には、フロントケース2側から順に、1速カウンタギヤ12A、リバース出力ギヤ12B、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12D、3速カウンタギヤ12Eおよびリダクション入力ギヤ12Fが設けられている。
1速カウンタギヤ12A、リバース出力ギヤ12Bおよび2速カウンタギヤ12Cは、カウンタシャフト8に回転自在に設けられている。また、4速カウンタギヤ12D、3速カウンタギヤ12Eおよびリダクション入力ギヤ12Fは、カウンタシャフト8に固定されている。
リダクション入力ギヤ12Fは、リダクション出力ギヤ9に噛み合っており、リダクション出力ギヤ9は、アウトプットシャフト6と一体回転するようにアウトプットシャフト6に取付けられている。
リバースアイドラシャフト7にはリバースアイドラギヤ13が設けられている。リバースアイドラギヤ13は、リバースアイドラシャフト7と一体的に回転自在で、かつリバースアイドラシャフト7の軸線方向に移動自在となっており、車両30の後進時にリバース入力ギヤ11Bおよびリバース出力ギヤ12Bに噛み合う。
ここで、1速入力ギヤ11A、リバース入力ギヤ11B、2速入力ギヤ11C、4速入力ギヤ11D、3速入力ギヤ11Eは、本発明のインプットギヤを構成する。また、1速カウンタギヤ12A、リバース出力ギヤ12B、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12D、3速カウンタギヤ12Eは、本発明のカウンタギヤを構成する。
本実施形態の変速機1は、1速入力ギヤ11A、リバース入力ギヤ11B、2速入力ギヤ11D、4速入力ギヤ11Dおよび3速入力ギヤ11Eと、5速入力ギヤ11F、1速カウンタギヤ12A、リバース出力ギヤ12B、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eと、リバースアイドラギヤ13とを選択的に噛み合わせることで、前進1速〜5速および後進1速の変速段を成立させる。
これにより、インプットシャフト5の回転が変速されてカウンタシャフト8に伝達され、カウンタシャフト8のリダクション入力ギヤ12Fからアウトプットシャフト6のリダクション出力ギヤ9に動力が伝達されて、アウトプットシャフト6が回転する。
図1〜図3において、フロントケース2、リヤケース3およびエクステンションケース4は、変速機ケース14を構成しており、リヤケース3は、本発明のケース本体を構成する。
リヤケース3は、軸線方向一端部に開口部3Aを有するとともに、軸線方向他端部に隔壁3Bが設けられており、隔壁3Bによってリヤケース3の内部とエクステンションケース4の内部とが仕切られている。
図2、図6において、リヤケース3は、リヤケース3の底部にオイルOが貯留されるオイル溜まり室15を有し、1速カウンタギヤ12A、リバース出力ギヤ12B、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12D、3速カウンタギヤ12Eおよびリダクション入力ギヤ12Fは、オイルOに浸かっている。
リヤケース3の内部にはオイルセパレータ16が設けられている。図5において、オイルセパレータ16は、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eを覆うようにしてカウンタシャフト8の軸線方向に沿って延びており、オイルセパレータ16は、オイル溜まり室15とカウンタシャフト8が設置される空間とを仕切る。
図7〜図9において、オイルセパレータ16は、筒部17を有する。筒部17は、カウンタシャフト8の軸線方向に直交する断面形状が円弧形状に形成されており、筒部17は、カウンタシャフト8の中心軸C(図6参照)の周方向にカウンタギヤを半周以上の角度範囲で包囲している。
本実施形態の筒部17は、半周以上の角度範囲として、カウンタシャフト8の中心軸Cの周方向において1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eを3/4周以上の角度範囲で包囲している。
また、筒部17は、3/4周以上の角度範囲において、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eの下側外周面と、カウンタシャフト8に対してインプットシャフト5と反対側に位置する1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eの外周面とを覆っている。
具体的には、図6において、カウンタシャフト8は、インプットシャフト5の斜め下方に設置されており、オイルセパレータ16の軸線方向視において、筒部17は、2速カウンタギヤ12Cと1速入力ギヤ11Cとの噛み合い部Bの下方に位置する周方向一端部17aと、周方向一端部17aからカウンタシャフト8の下方を通って2速カウンタギヤ12Cの上方に延びる周方向他端部17bとを有する。なお、オイルセパレータ16の軸線方向は、インプットシャフト5の軸線方向と同方向である。
図6においては、2速カウンタギヤ12Cと1速入力ギヤ11Cとの噛み合い部Bで説明しているが、1速入力ギヤ11A、4速入力ギヤ11Dおよび3速入力ギヤ11Eと、1速カウンタギヤ12A、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eとのそれぞれの噛み合い部の下方からカウンタシャフト8の下方を通って2速カウンタギヤ12Cの上方に延びていることは、言うまでもない。
図7〜図9において、筒部17は、筒部17の軸線方向一端部17cから軸線方向他端部17dに向けて縦断面積が漸次小さくなるように形成されており、筒部17の軸線方向一端部17cが大径部17Aを構成するとともに、筒部17の軸線方向他端部17dが小径部17Bを構成する。
図2、図9において、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eのうち、フロントケース2側に設置される1速カウンタギヤ12Aが最大径のカウンタギヤを構成している。
図4、図5、図9において、最大径の1速カウンタギヤ12Aは、筒部17の軸線方向一端部17c側の大径部17Aに設置されている。
図7〜図9において、筒部17は、軸線方向一端部17cから軸線方向他端部17dに向けて縦断面積が縮小する複数の段差部17D、17Eを有する。これにより、筒部17は、段差部17D、17Eを介してテーパ形状の外周部を有する大径部17Aと、小径部17Bと、大径部17Aと小径部17Bとに連続し、大径部17Aよりも小径でかつ、小径部17Bよりも大径の中径部17Cとを有する。
図7において、筒部17の軸線方向他端部17dには帯状の連結部18が設けられており、連結部18は、筒部17の周方向における両端である周方向一端部17aと周方向他端部17bとを連結する。
図7、図8において、大径部17Aの外周部には嵌合ピン19a、19bが形成されており、嵌合ピン19a、19bは、筒部17の軸線方向に延びている。図8において、リヤケース3の内周部には嵌合穴3a、3bが形成されており、嵌合穴3a、3bは、リヤケース3の開口部3A側に形成されている。
嵌合穴3a、3bは、筒部17の軸線方向と同方向に延びており、嵌合穴3a、3bには嵌合ピン19a、19bが嵌合される。ここで、嵌合ピン19a、19bは、本発明の第1の嵌合部を構成し、嵌合穴3a、3bは、本発明の第1の嵌合穴を構成する。
図7、図8において、小径部17Bの外周部には嵌合ピン19cが形成されており、嵌合ピン19cは、筒部17の軸線方向に延びている。図8において、リヤケース3の内周部には嵌合穴3cが形成されており、嵌合穴3cは、リヤケース3の隔壁3B側に形成されている。
嵌合穴3cは、筒部17の軸線方向と同方向に延びており、嵌合穴3cには嵌合ピン19cが嵌合される。ここで、嵌合ピン19cは、本発明の第2の嵌合部を構成し、嵌合穴3cは、本発明の第2の嵌合穴を構成する。
また、嵌合ピン19a、19bの軸線方向長さL1は、嵌合ピン19cの軸線方向長さL2よりも長く形成されており、嵌合ピン19a、19bの軸線方向長さは、同程度の長さに形成されている。
図7、図8において、大径部17Aの外周部には膨出部20が形成されており、膨出部20は、大径部17Aの径方向外方に膨れ出ている。
嵌合ピン19bは、小径部17B側に面する膨出部20の側壁20aに形成されており、嵌合ピン19aと嵌合ピン19bとは筒部17の軸線方向にずれている。
嵌合ピン19cは、小径部17Bの周方向において、膨出部20が設けられる筒部17の外周部に形成されており、膨出部20に形成される嵌合ピン19bと嵌合ピン19cとは、筒部17の軸線方向で重ねて設置される。
図8において、筒部17には複数のオイル穴17eが形成されており、オイル穴17eは、オイルOに浸かっている。これにより、オイル穴17eを通して筒部17の内周部にオイルが貯留される。
次に、作用を説明する。
図6において、車両30の前進時にインプットシャフト5が時計回転方向R1に回転すると、カウンタシャフト8が反時計回転方向R2に回転する。カウンタシャフト8の反時計回転方向R2への回転に伴って、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12EによってオイルOが掻き上げられる。
これにより、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eと1速入力ギヤ11A、2速入力ギヤ11C、4速入力ギヤ11D、3速入力ギヤ11Eとの噛み合い部がオイルO1で潤滑される。
オイルセパレータ16は、オイル溜まり室15とカウンタシャフト8が設置される空間とを仕切ることにより、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eがオイル溜まり室15のオイルOの全体に浸かることを防止できる。
これにより、1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12EのオイルOによる攪拌抵抗を低減して、エンジン10の燃費を向上できる。
本実施形態の変速機1の潤滑機構によれば、オイルセパレータ16が、カウンタシャフト8の軸線方向に直交する断面形状が円弧形状に形成され、カウンタシャフト8の中心軸の周方向に1速カウンタギヤ12A等を半周以上の角度範囲で包囲する筒部17を有する。
これにより、オイルセパレータ16の剛性を高くできる。このため、オイルセパレータ16の成形時の加熱および冷却によるオイルセパレータ16の熱変形を抑制できるとともに、高温のオイルによるオイルセパレータ16の熱変形を抑制できる。
このため、オイルセパレータ16をリヤケース3に組み付けた後に、オイルセパレータ16にカウンタシャフト8および1速カウンタギヤ12A等に組み付けたときに、オイルセパレータ16の筒部17と1速カウンタギヤ12A等との隙間を正規の隙間を保ち、筒部17の内周面と1速カウンタギヤ12A等の外周面とを近接できる。
したがって、筒部17の内周面と1速カウンタギヤ12A等の外周面との間に入り込むオイル量を少なくして、1速カウンタギヤ12A等によって掻き上げられるオイル量を低減でき、1速カウンタギヤ12A等の攪拌抵抗を低減できる。
さらに、オイルセパレータ16が、1速カウンタギヤ12A等の下側外周面と、カウンタシャフト8に対してインプットシャフト5と反対側に位置する1速カウンタギヤ12A等の外周面とを筒部17で覆っている。
これにより、1速カウンタギヤ12A等によって掻き上げられた後にリヤケース3の上面に衝突して滴下するオイルを、1速カウンタギヤ12A等とオイルセパレータ16との間の隙間からオイルセパレータ16の内部に大量に侵入することを防止でき、オイルセパレータ16の攪拌抵抗をより効果的に低減できる。
また、オイルセパレータ16の剛性を高くできるので、オイルセパレータ16をリヤケース3に組み付ける作業時において、オイルセパレータ16に加わる荷重によってオイルセパレータ16が変形することを抑制できる。オイルセパレータ16の組み付け作業の負担を軽減でき、オイルセパレータ16の組み付け作業性の作業性を向上できる。
また、本実施形態のオイルセパレータ16によれば、筒部17が、軸線方向一端部17cから軸線方向他端部17dに向けて縦断面積が漸次小さくなるように形成され、複数の1速カウンタギヤ12A、2速カウンタギヤ12C、4速カウンタギヤ12Dおよび3速カウンタギヤ12Eのうちの最大径の1速カウンタギヤ12Aが、筒部17の軸線方向一端部17cに設置される。
これにより、筒部17の剛性を高める形状にできる。このため、オイルセパレータ16の成形時の加熱および冷却によるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できるとともに、高温のオイルによるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できる。
また、小径部17Bを有する筒部17の軸線方向他端部17dから筒部17をリヤケース3に組み付けることで、オイルセパレータ16をリヤケース3に容易に組み付けることができる。
その後、大径部17Aを構成する筒部17の軸線方向一端部17c側からカウンタシャフト8をオイルセパレータ16に組み付けることで、オイルセパレータ16に1速カウンタギヤ12A等が取付けられたカウンタシャフト8を容易に組み付けることができる。
また、オイルセパレータ16およびカウンタシャフト8の組み付け方向を同一方向にできるため、オイルセパレータ16、カウンタシャフト8および1速カウンタギヤ12A等の組み付け作業の作業性をより効果的に向上できる。
また、本実施形態のオイルセパレータ16によれば、筒部17が、筒部17の軸線方向一端部17cから軸線方向他端部17dに向けて縦断面積が縮小する複数の段差部17D、17Eを有する。
これにより、オイルセパレータ16の剛性をより効果的に向上でき、オイルセパレータ16の成形時の加熱および冷却によるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できるとともに、高温のオイルによるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できる。
また、オイルセパレータ16をリヤケース3に組み付ける作業時において、オイルセパレータ16に加わる荷重によってオイルセパレータ16が変形することをより効果的に抑制できる。このため、オイルセパレータ16の組み付け作業性の作業性をより効果的に向上できる。
また、本実施形態のオイルセパレータ16によれば、筒部17の軸線方向他端部17dに、筒部17の周方向一端部17aおよび周方向他端部17bを連結する連結部18が設けられる。
これにより、オイルセパレータ16の成形時の加熱および冷却によるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できるとともに、高温のオイルによるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できる。
このため、オイルセパレータ16が周方向に開くことをより効果的に防止でき、オイルセパレータ16の筒部17と1速カウンタギヤ12A等との隙間を正規の隙間を保つことができる。
また、本実施形態のオイルセパレータ16によれば、連結部18を筒部17の軸線方向他端部17dよりも小径な筒部17の軸線方向他端部17dに設けたので、連結部18の全長を短くでき、オイルセパレータ16が周方向に開くことをより効果的に防止できる。
また、本実施形態の変速機1の潤滑機構によれば、オイルセパレータ16の軸線方向視において、筒部17が、1速カウンタギヤ12A等と1速入力ギヤ11Cとの噛み合い部の下方からカウンタシャフト8の下方を通って1速カウンタギヤ12A等の上方に延びている。
これにより、1速カウンタギヤ12A等によって掻き上げられた後にリヤケース3の上面に衝突して滴下するオイルO1(図6参照)を、1速カウンタギヤ12A等の上方に延びる筒部17の周方向他端部17b側で遮ることができる。このため、オイルセパレータ16の内部にオイルが大量に侵入することを防止でき、オイルセパレータ16の攪拌抵抗をより効果的に低減できる。
また、本実施形態のオイルセパレータ16によれば、筒部17が、カウンタシャフト8の中心軸の周方向に1速カウンタギヤ12A等を3/4周以上の角度範囲で包囲している。
これにより、オイルセパレータ16の剛性をより一層高くできる。このため、オイルセパレータ16の成形時の加熱および冷却によるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できるとともに、高温のオイルによるオイルセパレータ16の熱変形をより効果的に抑制できる。
したがって、オイルセパレータ16をリヤケース3に組み付けた後に、オイルセパレータ16にカウンタシャフト8および1速カウンタギヤ12A等を組み付けたときに、オイルセパレータ16の筒部17と1速カウンタギヤ12A等との隙間を正規の隙間を保ち、筒部17の内周面と1速カウンタギヤ12A等の外周面とを近接できる。
この結果、筒部17の内周面と1速カウンタギヤ12A等の外周面との間に入り込むオイル量を少なくして、1速カウンタギヤ12A等によって掻き上げられるオイル量を低減でき、1速カウンタギヤ12A等の攪拌抵抗を低減できる。
さらに、筒部17の周方向他端部17b側を1速カウンタギヤ12A等の上方に確実に延ばすことができるので、1速カウンタギヤ12A等によって掻き上げられた後にリヤケース3の上面に衝突して滴下するオイルO1を、1速カウンタギヤ12A等の上方に延びる筒部17の周方向他端部17b側で確実に遮ることができる。
このため、オイルセパレータ16の内部に大量に侵入することを防止でき、オイルセパレータ16の攪拌抵抗をより効果的に低減できる。
また、本実施形態の変速機1の潤滑機構によれば、大径部17Aに、筒部17の軸線方向に延び、リヤケース3に開口部3A側に形成された嵌合穴3a、3bに嵌合される嵌合ピン19a、19bが形成され、小径部17Bに、筒部17の軸線方向に延び、リヤケース3の隔壁3B側に形成された嵌合穴3cに嵌合される嵌合ピン19cが形成される。
これにより、オイルセパレータ16をリヤケース3に組み付ける作業時に、嵌合ピン19a、19bを介して大径部17Aをリヤケース3に取付けることができるとともに、嵌合ピン19cを介して小径部17Bをリヤケース3に組み付けることができる。
ここで、大径部17Aに形成される嵌合ピンは、少なくとも1つ以上あればよく、小径部17Bに形成される嵌合ピンは、少なくとも1つ以上あればよい。
また、本実施形態のオイルセパレータ16によれば、嵌合ピン19a、19bの軸線方向長さL1を嵌合ピン19cの軸線方向長さL2よりも長く形成した。
これにより、リヤケース3の開口部3A側に位置する嵌合穴3a、3bに大径部17Aの嵌合ピン19a、19bを嵌合したときに、リヤケース3の奥側に位置して大径部17Aにより作業者が目視し難い小径部17Bの嵌合ピン19cを嵌合穴3cに位置決めして嵌合ピン19cを嵌合穴3cに嵌合することができる。
このため、オイルセパレータ16をリヤケース3に容易に組み付けることができ、オイルセパレータ16の組み付け作業の作業性を向上できる。
また、本実施形態の変速機1の潤滑機構によれば、大径部17Aの外周部に、大径部17Aの径方向外方に膨れ出る膨出部20を形成し、小径部17B側に面する膨出部20の側壁20aに嵌合ピン19bを形成した。これに加えて、小径部17Bの周方向において、膨出部20が設けられる小径部17Bの外周部に嵌合ピン19cを形成し、膨出部20に形成される嵌合ピン19bと嵌合ピン19cとを筒部17の軸線方向で重ねて設置した。
これにより、図9に示すように、オイルセパレータ16をリヤケース3の開口部3Aからリヤケース3に挿入して嵌合穴3cに小径部17Bの嵌合ピン19cを嵌合したときに、嵌合ピン19aよりも嵌合ピン19cと筒部17の軸線方向で重なる嵌合ピン19bに大きな押し付け荷重が加わる。
しかしながら、本実施形態のオイルセパレータ16は、膨出部20に形成される嵌合ピン19bの周辺の剛性を膨出部20によって高くでき、膨出部20に形成される嵌合ピン19bが変形することを防止できる。したがって、リヤケース3にオイルセパレータ16を組み付けるときのオイルセパレータ16の組み付け作業の作業性を向上できる。
本発明の実施形態を開示したが、当業者によっては本発明の範囲を逸脱することなく変更が加えられうることは明白である。すべてのこのような修正および等価物が次の請求項に含まれることが意図されている。
1...変速機、3...リヤケース(ケース本体)、3A...開口部(ケース本体の開口部)、3B...隔壁(ケース本体の隔壁)、3a,3b...嵌合穴(第1の嵌合穴)、3c...嵌合穴(第2の嵌合穴)、5...インプットシャフト、8...カウンタシャフト、10...エンジン(内燃機関)、11A...1速入力ギヤ(インプットギヤ)、11B...リバース入力ギヤ(インプットギヤ)、11C...2速入力ギヤ(インプットギヤ)、11D...4速入力ギヤ(インプットギヤ)、11E...3速入力ギヤ(インプットギヤ)、12A...1速カウンタギヤ、12B...リバース出力ギヤ(カウンタギヤ)、12C...2速カウンタギヤ(カウンタギヤ)、12D...4速カウンタギヤ(カウンタギヤ)、12E...3速カウンタギヤ(カウンタギヤ)、15...オイル溜まり室、16...オイルセパレータ、17...筒部、17A...大径部、17B...小径部、17D,17E...段差部、17a...周方向一端部(筒部の周方向一端部)、17b...周方向他端部(筒部の周方向他端部)、17c...軸線方向一端部(筒部の軸線方向一端部)、17d...軸線方向他端部(筒部の周方向他端部)、18...連結部、19a,19b...嵌合ピン(第1の嵌合部)、19c...嵌合ピン(第2の嵌合部)、20...膨出部、20a...側壁(膨出部の側壁)、B...噛み合い部(カウンタギヤとインプットギヤの噛み合い部)、C...カウンタシャフトの中心軸

Claims (9)

  1. 軸線方向に複数のインプットギヤを有し、内燃機関からの動力を受けて回転するインプットシャフトと、前記インプットシャフトの下方に設置され、軸線方向に前記インプットギヤに選択的に噛み合う複数のカウンタギヤを有するカウンタシャフトとを収容し、底部に前記カウンタギヤの一部が浸かるオイルが貯留されるオイル溜まり室を有するケース本体に搭載されるオイルセパレータを備え、
    前記オイルセパレータが、前記カウンタギヤおよび前記カウンタシャフトを覆うようにして前記カウンタシャフトの軸線方向に沿って延びることにより、前記オイルセパレータによって前記オイル溜まり室と前記カウンタシャフトが設置される空間とを仕切る変速機の潤滑機構であって、
    前記オイルセパレータは、前記カウンタシャフトの軸線方向に直交する断面形状が円弧形状に形成され、前記カウンタシャフトの中心軸の周方向に前記カウンタギヤを半周以上の角度範囲で包囲する筒部を有し、
    前記オイルセパレータは、前記カウンタギヤの下側外周面と、前記カウンタシャフトに対して前記インプットシャフトと反対側に位置する前記カウンタギヤの外周面とを前記筒部で覆うことを特徴とする変速機の潤滑機構。
  2. 前記ケース本体は、軸線方向一端部に開口部を有するとともに、軸線方向他端部に隔壁が設けられ、
    前記筒部は、前記筒部の軸線方向一端部から軸線方向他端部に向けて縦断面積が漸次小さくなるように形成され、
    複数の前記カウンタギヤのうちの最大径のカウンタギヤが、前記筒部の軸線方向一端部に設置されることを特徴とする請求項1に記載の変速機の潤滑機構。
  3. 前記筒部は、前記筒部の軸線方向一端部から軸線方向他端部に向けて縦断面積が縮小する複数の段差部を有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の変速機の潤滑機構。
  4. 前記筒部の軸線方向他端部に、前記筒部の周方向一端部および周方向他端部を連結する連結部が設けられることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の変速機の潤滑機構。
  5. 前記カウンタシャフトが、前記インプットシャフトの斜め下方に設置され、
    前記オイルセパレータの軸線方向視において、前記筒部が、前記カウンタギヤと前記インプットギヤの噛み合い部の下方から前記カウンタシャフトの下方を通って前記カウンタギヤの上方に延びることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の変速機の潤滑機構。
  6. 前記筒部は、前記カウンタシャフトの中心軸の周方向において前記カウンタギヤを3/4周以上の角度範囲で包囲することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の変速機の潤滑機構。
  7. 前記筒部の軸線方向一端部が大径部を構成するとともに、前記筒部の軸線方向他端部が小径部を構成し、
    前記大径部に、前記筒部の軸線方向に延び、前記ケース本体の前記開口部側に形成された第1の嵌合穴に嵌合される少なくとも1つ以上の第1の嵌合部が形成され、
    前記小径部に、前記筒部の軸線方向に延び、前記ケース本体の前記隔壁側に形成された第2の嵌合穴に嵌合される少なくとも1つ以上の第2の嵌合部が形成されることを特徴とする請求項2〜請求項6のいずれか1項に記載の変速機の潤滑機構。
  8. 前記第1の嵌合部の軸線方向長さを前記第2の嵌合部の軸線方向長さよりも長く形成したことを特徴とする請求項7に記載の変速機の潤滑機構。
  9. 前記大径部の外周部に、前記大径部の径方向外方に膨れ出る膨出部を形成し、
    前記小径部側に面する前記膨出部の側壁に前記第1の嵌合部の1つを形成し、
    前記小径部の周方向において、前記膨出部が設けられる前記小径部の外周部に前記第2の嵌合部を形成し、
    前記膨出部に形成される前記第1の嵌合部と前記第2の嵌合部とを前記筒部の軸線方向で重ねて設置したことを特徴とする請求項7または請求項8のいずれか1項に記載の変速機の潤滑機構。
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