JP4834644B2 - ドア錠及び該ドア錠を使用したドア - Google Patents

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本発明は、特殊なレバーハンドルを使用したドア閉止用のドア錠及び該ドア錠を使用したドアに関する。
最近、高齢者向け(勿論、高齢者向けに限られないが)の戸建住宅や集合住宅の新築あるいは改築が盛んに行われている。その一つとしてドアのレバーハンドルが着目されている。
従来のドア(100)のレバーハンドル(103)は、図11に示すように、ラッチヘッド(104)がドア錠本体(102)から突出してドア(100)を閉止する状態では水平方向を向いており、この状態でレバーハンドル(103)のハンドル部(105)を握り、ハンドル部(105)を下に押し下げるように回動させると、ラッチヘッド(104)がドア錠本体(102)の内側に没入しドア(100)を解除するようになっている(特許文献1)。
レバーハンドル(103)は長年使用されており、そのもの自体の形状は、健常者には握りやすい形状に形成されているが、一般的に細長く、手に障害のある障害者や老人にとっては持ちにくく操作しにくい。しかも握力が弱い彼らにとって、ハンドル部(105)を握って下に押し下げるときに手が滑り操作しにくいという状況もある。
特許3015270号
本発明は、従来のレバーハンドルと異なり、手に障害のある障害者や握力の弱い老人はもとより、健常者においても操作しやすいドア錠及び該ドア錠を使用したドアを提供することを課題とするものである。
上記目的を解決するために、請求項1のドア錠(A)は、
(ア) ドア(1)に装着されて使用されるドア錠本体(2)と、ドア錠本体(2)に往復回動可能に軸支されたレバーハンドル(3)と、レバーハンドル(3)の往復回動操作でドア錠本体(2)のケーシングを構成する錠箱(20)から出没するラッチヘッド(4)とを有するドア錠(A)において、
(イ) レバーハンドル(3)のハンドル部(5)の横幅(S)はハンドル部(5)の表面から下面までの高さ(h)より大きく設定されており、
(ウ) 前記レバーハンドル(3)は、ドア錠本体(2)がドア(1)に装着された状態で、そのハンドル操作位置が水平位置(L1)と該水平位置(L1)より上の位置(H)との間にて前記ドア錠本体(2)に往復回動可能にて軸支されており、
(エ) ハンドル操作位置が該水平位置(L1)より上の位置(H)にある場合、ラッチヘッド(4)がドア錠本体(2)に対して突出してドア(1)をロック状態にし、ハンドル操作位置が水平位置(L1)になったときにラッチヘッド(4)がドア錠本体(2)に対して没入してドア(1)を開放状態にするようになっていることを特徴とする。
請求項に記載のドア錠(A)は、請求項に記載のレバーハンドル(3)の操作範囲である往復回動角度(α)又は(α’)に関する限定で、ハンドル操作範囲である水平位置(L1)と該水平位置より上の位置(H)との間の角度が5°〜15°であることを特徴とする。
なお、請求項は、本発明のドア(1)で、請求項1又は2に記載のドア錠(A)が装着されたことを特徴とする。
請求項1に係るドア錠(A)は、レバーハンドル(3)のハンドル部(5)の横幅(S)をハンドル部(5)の表面から下面までの高さ(h)より大きくしたもので、ハンドル部(5)に接触する手の面積がそれだけ大きくなり、握力の弱い老人や手に障害をもった人でも操作時に手の滑りをなくすことができるだけでなく、健常者が例えば両手に買い物袋を持っていた場合でも、腕やひじでレバーハンドル(3)を簡単に押し回してドア(1)を開くことができる。なお、ハンドル部(5)の下面(6)に指掛け用凹溝状部(7a)が凹設[又は、指掛け用凸畝状部(7b)が突設]されておれば、健常者は勿論、握力の弱い老人や手に障害をもった人でもハンドル部(5)に指が掛けやすくなり、レバーハンドル(3)の操作性が更に向上する。
そして、ハンドル操作位置が該水平位置(L1)より上の位置(H)にある場合、ラッチヘッド(4)がドア錠本体(2)の錠箱(20)に対して突出してドア(1)を閉止状態にし、ハンドル操作位置が水平位置(L1)になったときにラッチヘッド(4)がドア錠本体(2)の錠箱(20)に対して没入してドア(1)を開放状態にするようになっているので、ドア(1)が閉じられている状態では、レバーハンドル(3)が斜め上方に傾斜してそのハンドル部(5)が水平位置(L1)より上の位置(H)にあり、ドア(1)を開くためにハンドル部(5)を上から押して水平位置(L1)にする場合に、斜め上方に傾斜している状態から水平状態に押し下げる場合には、ハンドル部(5)から手が滑りにくくて水平位置(L1)まで押し下げ易く、手に障害のある障害者や握力の弱い老人でもミスなく操作することが出来る
そして、このようなレバーハンドル(3)では、その操作角度である往復回動角度(α)を5°〜15°といった小さな角度にすることが好ましい。操作角度を小さくすることにより、健常者は勿論、握力の弱い老人や手に障害をもった人でも少しの力で操作できる。往復回動角度(α)が5°以下の場合は、レバーハンドル(3)の往復回動角度(α)又は(α’)が過少であるため、わずかにレバーハンドル(3)が動いただけで、ラッチヘッド(4)がラッチ掛脱穴(8)から外れて不用意なロック解除が行われやすく、逆に15°以上の場合は、レバーハンドル(3)の操作角度が大きくなりすぎて操作しにくい。
なお、ドア錠(A)の内部構造は、後述するようにレバーハンドル(3)の小さい往復回動角度(α)又は(α’)に対してラッチヘッド(4)が大きく移動するように構成されている。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。図1は、本発明に係るドア錠(A)をドア(1)に装着した時の正面図、図2はその拡大図、図3〜4はドア錠(A)の分解斜視図、図5〜6はその動作説明図である。
ドア錠(A)の内部構造物を収納する錠箱(20)(図3参照)は、その前端上下に伸びた錠箱取付部(20f)を有する略矩形箱状のもので、ドア(1)内に埋設されて使用される。
錠箱(20)は、錠箱本体(20a)、蓋部(20c)及び錠箱取付板部(20b)とで構成されている。錠箱取付板部(20b)と錠箱本体(20a)は打ち抜かれた金属形板を折曲されて形成されており、矩形箱状に折曲形成された錠箱本体(20a)の前面を覆うように折曲されている。そして、錠箱取付板部(20b)には、その中央にラッチ挿通孔(20h)が穿設され、且つ錠箱本体(20a)を超えて上下に伸びた部分が錠箱取付部(20f)である。錠箱取付部(20f)には、ビス取付孔(20i)がそれぞれ穿設されている。
錠箱本体(20a)の一側面(図3では手前側の面)は開放しており、蓋部(20c)によって閉塞される。蓋部(20c)の前端縁には、錠箱本体(20a)の切り欠き部分に嵌りこむ引掛折曲片部(20g)が形成されており、蓋部(20c)の後端縁には、錠箱本体(20a)へのネジ止め用の引掛折曲ねじ止め片部(20e)が延設されており、前記錠箱本体(20a)と蓋部(20c)とでドア錠(A)の内部構造物を保持するようになっているために、対応する位置に同じ孔が形成されている。この点は、内部構造物の説明と共に説明する。
ドア錠(A)の内部構造部材は、揺動カム(31)、ロックカム(70)、作動アーム(51)、ラッチ機構部(R)、アーム作動スプリング(60)とその付属部品とで構成されている。
揺動カム(31)は、所定形状に打ち抜かれた板材を折曲して形成されたもので、一対の扇状に形成されたカム板部(311)と、該カム板部(311)をつなぐ連結板部(313)とで構成されており、カム板部(311)の要部分の外面には枢軸ピン(30)が凸設されており、錠箱(20)の内の中央上部にて錠箱本体(20a)と蓋部(20c)に穿設された支持孔(20k)(20k')に揺動可能に軸支されている。更に連結板部(313)の下端には、後述するラッチボルト(40)の後端フランジ(49)に係合する切欠部(314)が形成されている。更にカム板部(311)には後述する枢支ピン(50)が移動するカム孔(32)が枢軸ピン(30)を中心に円弧状に形成されている。
作動アーム(51)は、角孔(52)が形成されたアームブロック(511)と、アームブロック(511)の両側にてサンドイッチ状に設けられたアーム板部(512)とで構成されており、アーム板部(512)の先端には操作孔(53)が穿設されており、枢支ピン(50)が取り付けられている。そして該枢支ピン(50)はカム孔(32)に移動可能に配設されている。
ラッチ機構部(R)は、錠箱前面板部(20b)の内面に沿って取り付けられており、ラッチ機構部(R)を構成するラッチブロック(61)の下部にはアーム作動スプリング(60)の一端が収納される凹所(611)が凹設され、上部分にラッチボルト(40)が収納されるラッチボルト収納孔(612)が穿設されている。ラッチブロック(61)の両側面から突出している耳部(613)(613')は、錠箱本体(20a)と蓋部(20c)に穿設された長孔(20m)(20m')に嵌め込まれて固定されている。
前記ラッチボルト(40)は、図4に示すように、片面が傾斜した楔形のラッチヘッド(4)、ラッチヘッド(4)の後端面から突出した脚部(42)、及び、脚部(42)の後端部分に形成された後端フランジ(49)とで形成され、ラッチボルト収納孔(612)内に往復移動可能に収納されている。そして、ラッチボルト(40)の脚部(42)と後端フランジ(49)との間には、前記後端フランジ(49)に沿って係止細径溝(48)が形成されており、この係止細径溝(48)に揺動カム(31)の切欠部(314)が嵌り込んでいる。
前記脚部(42)には、ラッチバネ(45)が配設されており、ラッチヘッド(4)の内面とラッチボルト収納孔(612)の孔縁とに当接してラッチヘッド(4)を突出させる方向に付勢している(従って、伸張時にはラッチバネ(45)の一端がラッチヘッド(4)内に収納され、収縮時にはその殆どがラッチヘッド(4)内に収納される)。ラッチヘッド(4)の傾斜摺接面は(41)で示す。このラッチヘッド(4)は開口部縦枠(16)のラッチ係脱穴(8)に嵌め込まれたラッチヘッド係合金具(15)に対して挿脱される。
ロックカム(70)は、厚板で形成されたロックブロック(711)、ロックブロック(711)の両側に取り付けられたロックプレート(712)及びその先端に架設されたクリックピン(72)とで構成されており、ロックプレート(712)の先端部分は、揺動カム(31)の凹湾曲状係止部(37)に嵌り込むように凸湾曲状に形成されている。この部分が凸湾曲状ロック部(74)である。そして、前記クリックピン(72)には、クリックスプリング(73)の一端が係合されており、その他端は、錠箱本体(20a)の後端に設けられた掛止ピン(23)に掛止されている。
アーム作動スプリング(60)は、前述のようにアーム作動スプリング(60)の一端を収納する凹所(611)と作動アーム(51)の端部(54)との間に配設されて作動アーム(51)を図5中反時計方向に回動させるように付勢している。前記端部(54)は、角孔(52)を中心に操作孔(53)の反対側の凹所(611)に対面する箇所である。
レバーハンドル(3)は、作動アーム(51)の角孔(52)に装着されて使用されるもので、図2および図7〜8に示すように、レバーハンドル(3)のハンドル部(5)の横幅(S)は、ハンドル部(5)の高さ(h)より大きく、ハンドル部(5)の下面(6)には長手方向に沿って長方形状で断面台形状の指掛け用凹溝状部(7a)が凹設されている(或は指掛け用凸畝状部(7b)が突設されている)。指掛け用凹溝状部(7a)或は指掛け用凸畝状部(7b)の幅は、ハンドル部(5)の横幅(S)よりも小さくてその角部分に指を掛けることが出来るようになっている。
また、レバーハンドル(3)の表面部分は、本実施例(図7)の場合、平坦面に形成されているが、図9のように滑り止め突起(59)や滑り止め円形ゴムを設けるようにしてもよいし、ストレート面か図のように上面側に若干アーチ状に湾曲させてもよい。
ドア(1)の開閉端(1a)側の中央には、ドア錠本体(2)に合わせて収納穴本体(10a)が形成されており(図5参照)、該収納穴本体(10a)の上下には浅い掘り込み部(10b)が形成されており、収納穴本体(10a)と浅い掘り込み部(10b)によって収納穴(10)が形成されている。前記収納穴本体(10a)は、ドア(1)の開閉端面(1a1)に開口している。
更に、ドア(1)の表裏両面或いは、少なくとも一方の面には、収納されたドア錠(A)の作動アーム(51)の角孔(52)及びロックカム(70)の回動ピン(71)に合わせて、レバーハンドル(3)の脚部(3a)、ロック用の回動ロックつまみ(9)の脚部(9a)が挿通されるハンドル取付孔(図示せず)、つまみ取付孔(図示せず)がそれぞれ穿設されている。そしてこの錠箱本体(20a)と蓋部(20c)にこれらハンドル取付孔、つまみ取付孔に対応してハンドル装着孔(12)(12')、つまみ装着孔(11)(11')がそれぞれ穿設されている。
而して、前記収納穴(10)内にドア錠(A)が挿入・収納され、収納穴(10)の上下に設けられた掘り込み部(10b)に錠箱本体(20a)の錠箱取付片部(20f)を嵌め込み、更にその上から化粧プレート(14)を嵌め込み、掘り込み部(10b)にビス止めを行う。
続いてドア(1)の表裏両面或いは、少なくとも一方の面のハンドル装着孔(12)(12')、つまみ装着孔(11)(11')から現れた角孔(52)及び回動ピン(71)の孔にレバーハンドル(3)の脚部(3a)、ロック用の回動ロックつまみ(9)の脚部(9a)をそれぞれ装着・固定する。
図5は、ドア(1)を閉じた状態で、開口部縦枠(16)に穿設されたラッチ係脱穴(8)に装着されたいわゆる「トロヨケ」と称されるラッチヘッド係合金具(15)に、ラッチへッド(4)が嵌り込んで係合している。この時、レバーハンドル(3)は、水平位置(L1)に対して斜め上に傾斜してセットされる場合(この場合の位置を(H)とする。)と、水平にセットされる場合(この場合の位置は(L1)である。)の2通りがある。
ドア錠(A)内の構成部品の相互の関係は図5、6の通りで、ドア(1)を閉じた状態である図5では、作動アーム(51)がアーム作動スプリング(60)の弾発作用により、図中反時計方向に倒されており、枢支ピン(50)により揺動カム(31)がラッチボルト(40)をラッチヘッド係合金具(15)側に押し出しており、ラッチブロック(61)の上端背面から背方に突出しているストッパ(6)に当接している。
本ドア錠(A)にあっては、レバーハンドル(3)の動きに対してラッチヘッド(4)が大きく動くようになっている。これを実現するために作動アーム(51)の角孔(52)から枢支ピン(50)までの距離(T)に比べて枢軸ピン(30)から枢支ピン(50)までの距離(W)は短く形成されている。それ故、作動アーム(51)の回動角度(θ)に対して揺動カム(31)の回動角度は大きくなり、従って揺動カム(31)に接して往復運動するラッチボルト(40)の往復移動量は、作動アーム(51)の移動量に対して大きく増幅される。作動アーム(51)にレバーハンドル(3)が装着されているので、当然レバーハンドル(3)の動きもそれだけ小さくなり、前記距離(T)(W)の比を適宜選択することにより、前記増幅量を設定することができ、レバーハンドル(3)の回動角度を5°〜15°の範囲で自在に設定することができる。最適な角度は10°前後である。
この状態で、レバーハンドル(3)を握り(或いは、両手に荷物を持っているような場合には、肘でレバーハンドル(3)を押し)、レバーハンドル(3)を押し回すと、アーム作動スプリング(60)の弾発作用に抗して作動アーム(51)が時計方向に回転し、アーム作動スプリング(60)を押し縮める。すると、作動アーム(51)の時計方向の回動に合わせてカム孔(32)内を枢支ピン(50)が図中右側に移動し、枢支ピン(50)が前記カム孔(32)の右端に係合したところで、揺動カム(31)の切欠部(314)がラッチボルト(40)の後端フランジ(49)に係合してラッチボルト(40)を図中右側に引き戻し、ラッチヘッド(4)がラッチ係脱穴(8)から引き出される。このときラッチバネ(45)は圧縮されることになる。ラッチヘッド(4)がラッチ係脱穴(8)から引き出されたところでドア(1)は解除され開くことができる。この状態が図6である。
ドア(1)が開かれ、レバーハンドル(3)から手を離すと、アーム作動スプリング(60)の弾発力により作動アーム(51)が反時計方向に回動し、且つラッチバネ(45)も伸張して図5の状態に戻る。ラッチヘッド(4)はラッチバネ(45)の弾発力により、ドア(1)の開閉端(1a)より外に突出しているが、この状態でドア(1)を閉じるとラッチヘッド(4)の傾斜摺接面(41)が開口部縦枠(16)のラッチヘッド係合金具(15)に接触し、続いて前記傾斜摺接面(41)が滑り、ラッチバネ(45)の弾発力に抗してこれが押し縮められて錠箱本体(2a)内に押し込まれる。そしてドア(1)が閉じたところでラッチバネ(45)の弾発力によってラッチヘッド(4)がラッチヘッド係合金具(15)内に押し出されて係合し、ドア(1)が閉じられた状態となる。
なお、ドア(1)をロックする場合、回動ロックつまみ(9)を図5の実線で示すロックカム(70)のアンロック状態から回動させ、破線で示すロックカム(70)の凸湾曲状ロック部(74)を揺動カム(31)の凹湾曲状係止部(37)に係合させることで、揺動カム(31)の図中右側面の移動が規制され、ラッチヘッド(4)によるドアロックが行われる。ドアロックを解除する場合は回動ロックつまみ(9)を反転させればよい。
クリックスプリング(73)はロック・アンロック動作におけるクリック作用を行うもので、アンロックの場合は、図5のように回動ピン(71)と掛止ピン(23)とを結ぶ直線(m)よりクリックピン(72)が図中右側に倒れ込んでおり、ロックの場合は前記直線(m)より図中左側、すなわち揺動カム(31)側に倒れ込んでこれを引張付勢している。
本発明のドアの正面図である。 図1のドアハンドル部分の拡大正面図である。 本発明のドア錠の主要製品の分解斜視図である。 図3におけるラッチ機構部の分解斜視図である。 本発明のドア錠の閉状態の蓋部取り外し状態の正面図である。 本発明のドア錠の開状態の蓋部取り外し状態の正面図である。 本発明に使用されるレバーハンドルの平面図である。 図7における底面図である。 本発明に使用される他のレバーハンドルの斜視図である。 図9に示すレバーハンドルの正面図である。 従来例の正面図である。
符号の説明
A…ドア錠
S…レバーハンドルの横幅
h…ハンドル部の高さ
1…ドア
2…ドア錠本体
3…レバーハンドル
4…ラッチヘッド
5…ハンドル部
6…ハンドル部の下面
7a…指掛け用凸畝状部
7b…指掛け用凹溝状部

Claims (3)

  1. ドアに装着されて使用されるドア錠本体と、前記ドア錠本体に往復回動可能に軸支されたレバーハンドルと、前記レバーハンドルの往復回動操作で前記ドア錠本体のケーシングを構成する錠箱から出没するラッチヘッドとを有するドア錠において、
    前記レバーハンドルのハンドル部の横幅は前記ハンドル部の表面から下面までの高さより大きく設定されており、
    前記レバーハンドルは、前記ドア錠本体がドアに装着された状態で、そのハンドル操作位置が水平位置と該水平位置より上の位置との間にて前記ドア錠本体に往復回動可能にて軸支されており、
    ハンドル操作位置が該水平位置より上の位置にある場合、前記ラッチヘッドが前記ドア錠本体に対して突出してドアをロック状態にし、
    ハンドル操作位置が水平位置になったときに前記ラッチヘッドが前記ドア錠本体に対して没入してドアを開放状態にするようになっていることを特徴とするドア錠。
  2. ハンドル操作範囲である水平位置と該水平位置より上の位置との間の角度が5°〜15°であることを特徴とする請求項1に記載のドア錠。
  3. 請求項1又は2に記載のドア錠が装着されたことを特徴とするドア。
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