JP2006125146A - 錠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】取り付けられるハンドルの角度を調整できる錠装置を提供すること。
【解決手段】錠箱1から出没する錠片2は、戻しばね6で前方に付勢され、後端部には係受部11が設けられている。回動可能なハブ3の係合部12が係受部11に係合する。錠箱1に取り付けられている調整基体8には、後半部に、後方が開口し厚さ方向に凹んだ取付凹部16が設けられ、前面からこの取付凹部16に貫通するねじ孔を設けてある。取付凹部16に、中間体10が前後方向に摺動可能に設けられ、ねじ孔に螺合した雄ねじである操作具9によって中間体10が押されて調整基体8の後端から突出して、ハブ3の前面に当接するようになっている。
【選択図】図3
【解決手段】錠箱1から出没する錠片2は、戻しばね6で前方に付勢され、後端部には係受部11が設けられている。回動可能なハブ3の係合部12が係受部11に係合する。錠箱1に取り付けられている調整基体8には、後半部に、後方が開口し厚さ方向に凹んだ取付凹部16が設けられ、前面からこの取付凹部16に貫通するねじ孔を設けてある。取付凹部16に、中間体10が前後方向に摺動可能に設けられ、ねじ孔に螺合した雄ねじである操作具9によって中間体10が押されて調整基体8の後端から突出して、ハブ3の前面に当接するようになっている。
【選択図】図3
Description
本発明は、ハンドルを回動操作して錠片を後退させる錠装置に関するものであって、取り付けられるハンドルの角度を調整することができるように改良したものである。
従来より、ハンドルを回動操作して錠片を後退させる錠装置は、例えば特開2000−27516号発明の錠装置や、その他種々のものが市販されまた提案もされている。
特開2000−27516号公報
上記従来例においては、部品を製作する際の誤差があったり、ドアへ取り付ける際に傾いたりした場合、ほんの少しの誤差や傾きであったとしても、水平なハンドルの場合に、水平ではなく下がった状態や上がった状態になり、外観上の体裁が悪くなり、商品価値を低下させてしまうという問題があり、本発明は、この問題を解決するために、取り付けられるハンドルの角度を変更して水平状態に調整できる錠装置を提供することを課題としている。また、水平でないハンドルの場合には、外観が体裁のよい角度あるいは好みの角度に、ハンドルの角度を変更して調整できる錠装置を提供することを課題としている。
本発明は、上記の課題を解決するための錠装置であり、請求項1の発明においては、ハンドルを回動することによって、錠箱内のハブを回動させ錠片を後退させる錠装置において、錠箱には、錠箱の外から操作することができる操作具を設けると共に、操作具によって動かされハブと当接する中間体を設け、操作具を操作して、ハブと中間体との当接する位置を変更することによってハブの角度を変更して、ハンドルの角度を調整することができるように構成したものであり、請求項2の発明においては、ハンドルを回動することによって、錠箱内のハブを回動させ錠片を後退させる錠装置において、錠箱には、錠箱の外から操作できハブと当接する操作具を設け、操作具を操作して、ハブと操作具との当接する位置を変更することによってハブの角度を変更して、ハンドルの角度を調整することができるように構成したものである。
以上のように本発明によれば、部品を製作する際の誤差があったり、ドアへ取り付ける際に傾いたりしても、錠装置に取り付けられるのが水平なハンドルの場合、錠箱の外から操作具を操作してハンドルを水平状態に調整することができるので、部品の製作に高い精度を必要とせずコストダウンが可能であるし、正確に水平状態にする取付時の手数が軽減されるという極めて実利的な効果がある。
また、水平でないハンドルの場合には、外観が体裁のよい角度あるいは好みの角度に、ハンドルの角度を変更して調整することができるという効果もある。
また、水平でないハンドルの場合には、外観が体裁のよい角度あるいは好みの角度に、ハンドルの角度を変更して調整することができるという効果もある。
請求項1の発明の実施例を図面に基づいて説明する。錠箱1の前面には、中央に開口を設けてあるフロント裏板19を設け、さらにその前面に、同じく中央に開口を設けてあるフロント板7を着脱可能に取り付けてある。錠箱1には、略中央に受壁21を設け、この受壁21の切り欠いた部分を通って錠片2が前後方向に摺動可能に取り付けられ、フロント裏板19及びフロント板7の開口から出没できるようになっている。錠片2は、先端部の頭部と受壁21との間に配設された戻しばね6で前方に付勢され、また後端部には係受部11が設けられている。さらに、フロント裏板19には、中央の開口の下部に操作用孔14を設けてある。
また、錠箱1には、下方に、復帰ばね5で後方に付勢されている当接片4を前後方向に摺動可能に設けると共に、錠片2と当接片4の後方部にハブ3が回動可能に取り付けられている。このハブ3には、上端部に係合部12を、下端部に当受部15を設け、さらに回動中心に角孔13を設けてある。この角孔13には、ハンドル17に固定された角芯18が挿通され係合する。
ハブ3は、上端部の係合部12が錠片2の係受部11に係合し、下端部の当受部15が当接片4に当接しており、当接片4を介して復帰ばね5の復元力でこのハブ3は図3における反時計回り方向に付勢されている。
そして、錠箱1には、錠片2と当接片4の間に調整基体8が取り付けられている。この調整基体8には、後半部に、後方が開口し厚さ方向に凹んだ取付凹部16が設けられ、前面からこの取付凹部16に貫通するねじ孔20を設けてある。
取付凹部16に、中間体10を前後方向に摺動可能に設け、ねじ孔20に雄ねじである操作具9を螺合して錠箱1の外から回動して操作することができるように成し、この操作具9の先端部が中間体10を押して調整基体8の後端から突出させて、ハブ3の前面に当接させるようになっている。前述のように、ハブ3は、当接片4を介して復帰ばね5の復元力で図3における反時計回り方向に付勢されているので、この付勢されているハブ3が中間体10に当接して、この中間体10が復帰ばね5の復元力を受け止めることになる。
ハンドル17を時計回り方向(本実施例の図面における方向であり以下同じ)に回動操作すると、角芯18が角孔13に係合しているので、ハブ3を時計回り方向に回動して、係合部12が係受部11を押圧し、錠片2は戻しばね6を縮めて後退すると共に、当受部15が当接片4を押圧して復帰ばね5を縮めて前方へ移動させる。
ハンドル17を放すと、戻しばね6の復元力で錠片2が前進して突出すると共に、復帰ばね5の復元力で当接片4を介して当受部15が押されて、ハブ3が前記と逆に反時計回り方向に回動して復帰する。
ハンドル17を放すと、戻しばね6の復元力で錠片2が前進して突出すると共に、復帰ばね5の復元力で当接片4を介して当受部15が押されて、ハブ3が前記と逆に反時計回り方向に回動して復帰する。
そして、図6のように、ハンドル17が水平状態から下がっている場合に、ハンドル17を水平状態に調整する方法を説明する。
フロント板7を外してフロント裏板19の操作用孔14から工具を差し込み、操作具9を前方へ移動させると(本実施例では工具であるドライバーを差し込み、操作具である雄ねじを緩めて前方へ移動させる)と、中間体10が前方、すなわち、調整基体8の中に引っ込む方向へ移動することが可能な状態となり、この中間体10を押して前方へ移動させながら、ハブ3が、復帰ばね5の復元力で反時計回り方向に少し回動する。つまり、ハブ3は、中間体10との当接する位置が変更されて、その角度が変更される。
フロント板7を外してフロント裏板19の操作用孔14から工具を差し込み、操作具9を前方へ移動させると(本実施例では工具であるドライバーを差し込み、操作具である雄ねじを緩めて前方へ移動させる)と、中間体10が前方、すなわち、調整基体8の中に引っ込む方向へ移動することが可能な状態となり、この中間体10を押して前方へ移動させながら、ハブ3が、復帰ばね5の復元力で反時計回り方向に少し回動する。つまり、ハブ3は、中間体10との当接する位置が変更されて、その角度が変更される。
すると、ハブ3の角孔13に係合している角芯18に固定されているハンドル17も、反時計回り方向すなわち上方向に少し回動して角度が変更され、図7に示すようにこのハンドル17を水平状態に調整することができる。
また、逆にハンドル17が水平状態から上がっている場合に、ハンドル17を水平状態に調整する方法を説明する。
操作具9を後方へ移動させる(本実施例では操作具である雄ねじを締めて後方へ移動させる)と、操作具9先端が中間体10を押して後方、すなわち、調整基体8から突出する方向へ移動させ、この中間体10によりハブ3が押されて、復帰ばね5の復元力に抗して時計回り方向に少し回動する。つまり前述と同様に、ハブ3は、中間体10との当接する位置が変更されて、その角度が変更されることになる。
操作具9を後方へ移動させる(本実施例では操作具である雄ねじを締めて後方へ移動させる)と、操作具9先端が中間体10を押して後方、すなわち、調整基体8から突出する方向へ移動させ、この中間体10によりハブ3が押されて、復帰ばね5の復元力に抗して時計回り方向に少し回動する。つまり前述と同様に、ハブ3は、中間体10との当接する位置が変更されて、その角度が変更されることになる。
すると、ハブ3の角孔13に係合している角芯18に固定されているハンドル17も、時計回り方向すなわち下方向に少し回動して角度が変更され、ハンドル17を水平状態に調整することができる。
その調整範囲は、図4に示すように、中間体10を取付凹部16の中で最も前方に位置させ、ハブ3の角孔13を最も上向きにした状態から、図5に示すように、中間体10を取付凹部16の中で最も後方に位置させ、ハブ3の角孔13を最も下向きにした状態までである。
請求項2の発明の実施例は、前述の実施例において、中間体10を介さずに操作具9の先端部がハブ3に直接当接するように構成すればよいもので図面は省略する。
なお、本発明は例えば下記のように種々の方法が考えられる。
操作具である雄ねじを、調整基体8に操作具である雄ねじを回動可能かつ摺動不能に取り付け、調整基体8に摺動可能かつ回動不能に取り付けた中間体10に雄ねじを螺合し、この雄ねじを回動して中間体10を進退させる方法や、操作具を錠箱に上下摺動可能に設けて、後面を傾斜面にして中間体の前面と当接させ、操作具を上下に摺動させて、接触している傾斜面によって中間体を前後に進退させる方法等が考えられる。
操作具である雄ねじを、調整基体8に操作具である雄ねじを回動可能かつ摺動不能に取り付け、調整基体8に摺動可能かつ回動不能に取り付けた中間体10に雄ねじを螺合し、この雄ねじを回動して中間体10を進退させる方法や、操作具を錠箱に上下摺動可能に設けて、後面を傾斜面にして中間体の前面と当接させ、操作具を上下に摺動させて、接触している傾斜面によって中間体を前後に進退させる方法等が考えられる。
1 錠箱
2 錠片
3 ハブ
9 操作具
10 中間体
17 ハンドル
2 錠片
3 ハブ
9 操作具
10 中間体
17 ハンドル
Claims (2)
- ハンドルを回動することによって、錠箱内のハブを回動させ錠片を後退させる錠装置において、錠箱には、錠箱の外から操作することができる操作具を設けると共に、操作具によって動かされハブと当接する中間体を設け、操作具を操作して、ハブと中間体との当接する位置を変更することによってハブの角度を変更して、ハンドルの角度を調整することができる錠装置。
- ハンドルを回動することによって、錠箱内のハブを回動させ錠片を後退させる錠装置において、錠箱には、錠箱の外から操作できハブと当接する操作具を設け、操作具を操作して、ハブと操作具との当接する位置を変更することによってハブの角度を変更して、ハンドルの角度を調整することができる錠装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004318157A JP2006125146A (ja) | 2004-11-01 | 2004-11-01 | 錠装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004318157A JP2006125146A (ja) | 2004-11-01 | 2004-11-01 | 錠装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2006125146A true JP2006125146A (ja) | 2006-05-18 |
Family
ID=36720145
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2004318157A Pending JP2006125146A (ja) | 2004-11-01 | 2004-11-01 | 錠装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2006125146A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009102811A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Daiken Corp | ドア錠及び該ドア錠を使用したドア |
-
2004
- 2004-11-01 JP JP2004318157A patent/JP2006125146A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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