JP4833393B2 - ドアロック装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば住宅の玄関に用いられるドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、住宅や車両等のドア錠は、ドアに設けられた鍵穴に機械的なキーを挿入して回動することにより、施錠・解錠されるようになっている。
【0003】
しかし近年では、操作性及びセキュリティの向上を目的に、IDコードを用いた電子キーシステムも提案されている。この電子キーシステムは、所定のIDコードが記録された電子キーと、そのIDコードを読み取るためのドアロック装置とから構成されている。こうした電子キーシステムとして、ドアロック装置に設けられたカードリーダに電子キーを接触させることによって、ドアロック装置にIDコードを読み込ませるものがある。また、電子キーに設けられた送信ボタンを押すことによって、IDコードを含む無線信号を電子キーからドアロック装置に送信させて、ドアロック装置にIDコードを読み込ませるものもある。いずれのタイプも、ドアロック装置は、読み取ったIDコードと、予め設定されたIDコードとを比較する。そして、それらIDコード同士が一致したときにドア錠駆動手段を駆動するための駆動信号を出力し、ドア錠を施解錠させるようになっている。すなわち、電子キーによる操作が行われることによってドア錠が施解錠されるようになっている。
【0004】
ところで、従来、こうしたドアロック装置にはドア錠の施解錠状態を検出する検出部が設けられ、この検出部により、電子キーの操作に基づいてドア錠が駆動されたか否かを検出するようになっている。また、ドアロック装置には、ブザーや表示部等からなる報知手段が接続されている。そして、ドアロック装置は、電子キーの操作に基づくドア錠の施解錠が完了したとき、または、電子キーが操作されたにもかかわらずドア錠が施解錠されなかったときに、報知手段を動作させてその旨を報知するようになっている。これにより、所有者は電子キーの操作後にドア錠の施解錠状態を容易に認識することができるようになり、ドア錠のセキュリティレベルが高くなる。
【0005】
また、ドアの種類によっては、ドア錠を1つだけ備えたものや、ドア錠を2つ以上備えたものがある。よって、ドアロック装置は、これら種々のドアに適用できるように、複数のドア錠を施解錠可能となっている。すなわち、ドアロック装置には、ドア錠に対して駆動信号を出力する駆動信号出力部と、そのドア錠の施解錠状態を検出可能な検出部とからなるドア錠接続部が複数設けられている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、こうしたドアロック装置を例えばドア錠を1つだけ備えたドアに用いた場合には、1つのドア錠接続部のみがドア錠に接続され、他のドア錠接続部についてはドア錠に接続されない状態となる。このため、ドア錠に接続されたドア錠接続部に属する検出部においてはドア錠の施解錠状態を検出するものの、他の検出部においては施解錠状態を検出することができない。よって、こうした場合には、報知手段が誤動作してしまうため、各検出部の検出結果に基づいて報知手段を正確に動作させることができない。
【0007】
そこで、従来では、ドアロック装置にディップスイッチ等を設け、このスイッチを予め設定することによって、ドア錠に接続されたドア錠接続部を特定できるようにしていた。そして、ドア錠に接続されたドア錠接続部に属する検出部の検出結果のみに基づいて報知手段を動作させるようにしていた。
【0008】
ところが、スイッチ等による設定変更作業は手動で行う必要があるため、その操作が煩雑であった。しかも、こうした設定変更作業をし忘れるおそれもあった。
【0009】
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、報知手段の誤動作を防止するとともに、異なる数のドア錠を有する種々のドアに対して煩雑な操作を行うことなく適用させることができるドアロック装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明では、ドアまたはそのドアの近辺に配設され、所定のIDコードを読み込んで、そのIDコードに基づいてドア錠を施解錠するとともに、そのドア錠の施解錠状態に基づいて所定の報知手段を動作させるドアロック装置であって、前記ドア錠の施解錠状態を検出する検出部を複数備え、それら検出部が前記ドア錠に接続されているか否かを自動的に判断するとともに、前記ドア錠への接続が検知された前記検出部の検出結果に基づいて、前記報知手段を動作させることにより、異なる数のドア錠を有する種々のドアのいずれにも適用可能、すなわち当該ドアが有するドア錠の施解錠状態のみに基づく報知動作が可能であり、前記検出部は、前記IDコードを読み込んだ後の所定時間及び駆動信号の出力後の所定時間にのみ動作され、前記IDコードを読み込んだ後に前記検出部が動作され、前記ドア錠の施解錠状態が検出された検出部と対応するドア錠が施解錠された後に同検出部が再び動作され、その検出結果に基づいて報知手段が動作されることを要旨とする。
【0011】
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載のドアロック装置において、当該ドアロック装置は、前記検出部によって前記ドア錠の施錠状態及び解錠状態をいずれも検出できないときに、同検出部が前記ドア錠に接続されていないと判断することを要旨とする。
【0013】
以下、本発明の「作用」について説明する。
請求項1又は2に記載の発明によると、各検出部がドア錠に接続されているか否かが自動的に判断される。そして、報知手段は、ドア錠への接続が検知された検出部の検出結果に基づいて動作されるようになっている。このため、例えば2つの検出部を備えるドアロック装置を1つのドア錠を備えるドアに配設した場合には、そのドア錠に接続された検出部の検出結果によってのみ報知手段が動作される。すなわち、ドア錠に接続されていない検出部の検出結果に基づいて報知手段は動作されない。よって、このドアロック装置を異なる数のドア錠を有する種々のドアに用いても、報知手段が誤動作することが確実に防止され、ドア錠の数に応じて自動的に対応させることができる。したがって、手動操作による設定変更作業が不要となり、そのためのスイッチ等も不要となる。
また、検出部は、IDコードを読み込んだ後の所定時間とドア錠を施解錠した後の所定時間とのみに動作されるようになっている。すなわち、検出部は、必要なときにのみ動作されるようになっている。このため、検出部を常時動作させる場合に比べて消費電力を低く抑えることができる。
ここにIDコードを読み込んだ後に検出部が動作され、ドア錠の施解錠状態が検出された検出部と対応するドア錠が施解錠された後に同検出部が再び動作され、その検出結果に基づいて報知手段が動作される。
【0014】
請求項2に記載の発明によると、検出部によってドア錠の施錠状態及び解錠状態をいずれも検出できないときに、同検出部がドア錠に接続されていないと判断するようになっている。すなわち、検出部の検出結果を利用して検出部がドア錠に接続されているか否かを判断するようになっている。このため、検出部がドア錠に接続されているか否かを判断するためのセンサ等を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を防止することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した一実施形態を図1〜図3に基づき詳細に説明する。
図1に示すように、ドアロック装置としてのマイクロコンピュータ(マイコン)11には、第1駆動回路12、第2駆動回路13、第1ドア錠14、第2ドア錠15、指令回路16及び報知手段としてのブザー17が接続されている。
【0017】
マイコン11は、具体的には図示しないCPU、ROM、RAM等からなるCPUユニットによって構成され、図示しないドアまたはそのドアの近辺に配設されている。このマイコン11には、第1駆動信号出力端子Dv1と、第1施錠検出端子Ls1及び第1解錠検出端子Us1とからなる検出部としての第1ドア錠端子部11aが設けられている。また、マイコン11には、第2駆動信号出力端子Dv2と、第2施錠検出端子Ls2及び第2解錠検出端子Us2とからなる検出部としての第2ドア錠端子部11bが設けられている。すなわち、本実施形態におけるマイコン11は、2つのドア錠端子部11a,11bを備えている。換言すれば、マイコン11は、2つの検出部を備えている。
【0018】
第1ドア錠14は、モータ14aによって電気的に施解錠される電気錠であり、3接点式の第1スイッチ14bを備えている。モータ14aには、第1駆動回路12が接続されている。すなわち、第1駆動回路12は、モータ14aのモータドライバである。この第1駆動回路12は、マイコン11の第1駆動信号出力端子Dv1に接続されている。そして、第1駆動回路12は、第1駆動信号出力端子Dv1から出力された所定の駆動信号に基づいてモータ14aを駆動し、ドア錠14を施錠または解錠させるようになっている。
【0019】
第1スイッチ14bは、接点CP3を可動接点とし、接点CP1または接点CP2に選択的に接続されるスイッチである。詳しくは、この第1スイッチ14bは、ドア錠14が施錠状態のときに接点CP1と接点CP3との接続状態となり、同ドア錠14が解錠状態のときに接点CP2と接点CP3との接続状態となる。そして、接点CP3は接地されており、接点CP1はマイコン11の第1施錠検出端子Ls1に接続され、接点CP2は第1解錠検出端子Us1に接続されている。
【0020】
第2ドア錠15は、モータ15aによって電気的に施解錠される電気錠であり、3接点式の第2スイッチ15bを備えている。モータ15aには、第2駆動回路13が接続されている。すなわち、第2駆動回路13は、モータ15aのモータドライバである。この第2駆動回路13は、マイコン11の第2駆動信号出力端子Dv2に接続されている。そして、第2駆動回路13は、第2駆動信号出力端子Dv2から出力された所定の駆動信号に基づいてモータ15aを駆動し、ドア錠15を施錠または解錠させるようになっている。
【0021】
第2スイッチ15bは、接点CP6を可動接点とし、接点CP4または接点CP5に選択的に接続されるスイッチである。詳しくは、この第2スイッチ15bは、ドア錠15が施錠状態のときに接点CP4と接点CP6との接続状態となり、同ドア錠15が解錠状態のときに接点CP5と接点CP6との接続状態となる。そして、接点CP6は接地されており、接点CP4はマイコン11の第2施錠検出端子Ls2に接続され、接点CP5は第2解錠検出端子Us2に接続されている。
【0022】
指令回路16は、例えば赤外線受光器、電波受信機、カードリーダ、暗証入力スイッチなどからなり、外部から入力された所定のIDコードを含む指令信号をマイコン11に出力するようになっている。
【0023】
ブザー17は、マイコン11から駆動信号が出力されたときに作動するようになっている。
次に、本実施形態における各ドア錠14,15の施解錠動作時にマイコン11によって行われる処理動作を、図2及び図3に示すフローチャートに従って説明する。
【0024】
まず、ステップS1においてマイコン11は、指令回路16からの指令信号があるか否かを判断する。そして、指令信号があればステップS2へ移行し、指令信号がなければここでの処理を一旦終了する。
【0025】
ステップS2では、マイコン11は、第1ドア錠14の施解錠状態を検出する。この第1ドア錠14の施解錠検出時には、マイコン11は、第1施錠検出端子Ls1及び第1解錠検出端子Us1から所定の電圧を出力する。ここで、第1ドア錠14が施錠状態であれば、第1スイッチ14bの可動接点CP3はCP1に接続されているため、第1施錠検出端子Ls1の電圧レベルはLレベルとなる。これに対して、第1ドア錠14が解錠状態であれば、第1スイッチ14bの可動接点CP3はCP2に接続されているため、第1解錠検出端子Us1の電圧レベルはLレベルとなる。すなわち、マイコン11は、各検出端子Ls1,Us1のうちのどちらがLレベルとなっているかを検出することにより、第1ドア錠14の施解錠状態を検出する。なお、こうした第1ドア錠14の施解錠検出動作は、所定時間のみ行われる。すなわち、各検出端子Ls1,Us1には、所定時間のみ電圧が出力される。
【0026】
次に、マイコン11は、ステップS3に移行して、ステップS2にて第1ドア錠14の施錠状態または解錠状態を検出できたか否かを判断する。そして、マイコン11は、第1ドア錠14の施錠状態または解錠状態を検出できたときにはステップS4へ移行し、同第1ドア錠14の施錠状態または解錠状態を検出できないときにはステップS7へ移行する。
【0027】
ステップS4においてマイコン11は、第1駆動信号出力端子Dv1から、指令信号に基づく駆動信号を出力する。これにより、第1駆動回路12は、その駆動信号に基づいてモータ14aを駆動する。このとき、第1駆動回路12は、施錠すべき旨の駆動信号を受けた場合には同ドア錠14を施錠させ、解錠すべき旨の駆動信号を受けた場合には同ドア錠14を解錠させる。
【0028】
続いて、マイコン11は、ステップS5に移行して、ステップS2と同様に第1ドア錠14の施解錠状態を検出する。そして、マイコン11は、その検出結果に基づき、ステップS6にて、駆動信号に従って第1ドア錠14が駆動されたか否かを判断する。ここで、マイコン11は、第1ドア錠14が駆動されたときにはステップS7へ移行し、同ドア錠14が駆動されていないときにはステップS8へ移行してブザー17を作動する。
【0029】
ステップS7においてマイコン11は、第2ドア錠15の施解錠状態を検出する。この第2ドア錠15の施解錠検出時には、マイコン11は、第2施錠検出端子Ls2及び第2解錠検出端子Us2から所定の電圧を出力する。そして、マイコン11は、各検出端子Ls2,Us2のうちのどちらがLレベルとなっているかを検出することにより、第2ドア錠15の施解錠状態を検出する。なお、こうした第2ドア錠15の施解錠検出動作は、所定時間のみ行われる。すなわち、各検出端子Ls2,Us2には、所定時間のみ電圧が出力される。
【0030】
次に、マイコン11は、ステップS9に移行し、第2ドア錠15の施錠状態または解錠状態を検出できたか否かを判断する。そして、マイコン11は、第2ドア錠15の施錠状態または解錠状態を検出できたときにはステップS10へ移行し、同第2ドア錠15の施錠状態または解錠状態を検出できないときにはここでの処理を一旦終了する。
【0031】
ステップS10では、マイコン11は、第2駆動信号出力端子Dv2から、指令信号に基づく駆動信号を出力する。これにより、第2駆動回路13は、その駆動信号に基づいてモータ15aを駆動する。このとき、第2駆動回路13は、施錠すべき旨の駆動信号を受けた場合には同ドア錠15を施錠させ、解錠すべき旨の駆動信号を受けた場合には同ドア錠15を解錠させる。
【0032】
続いて、マイコン11は、ステップS11に移行して、ステップS7と同様に第2ドア錠15の施解錠状態を検出する。そして、マイコン11は、その検出結果に基づき、ステップS12にて、駆動信号に従って第2ドア錠15が駆動されたか否かを判断する。ここで、マイコン11は、第2ドア錠15が駆動されたときにはここでの処理を一旦終了し、、同ドア錠15が駆動されていないときにはステップS8へ移行してブザー17を作動する。
【0033】
したがって、本実施形態によれば以下のような効果を得ることができる。
(1)従来では、例えば図1に2点鎖線で示すように、マイコン11には、ディップスイッチ等からなるスイッチ21が接続されていた。そして、このスイッチ21のON・OFF状態に応じて、ドア錠14,15に接続されたドア錠端子部11a,11bを特定できるようにしていた。例えば、スイッチ21がON状態に設定されているときには、各ドア錠端子部11a,11bにそれぞれドア錠14,15が接続されているものとしていた。また、スイッチ21がOFF状態に設定されているときには、第1ドア錠端子部11aに第1ドア錠14が接続されているのみで、第2ドア錠端子部11bには第2ドア錠15が接続されていないものとしていた。このようにすることにより、ドア錠14,15の施解錠状態を検出できないドア錠端子部11a,11bに基づいてブザー17が作動されてしまうことを防止していた。
【0034】
しかし、本実施形態では、マイコン11は、ドア錠14,15の施錠状態または解錠状態を検出できるか否かにより、マイコン11にドア錠14,15が接続されているか否かを自動的に判断するようになっている。このため、例えば、第1ドア錠14のみがマイコン11に接続されている場合には、第1ドア錠14のみが駆動されるとともに、第1ドア錠14の施解錠状態に基づいてのみブザー17が作動される。よって、ブザー17が誤動作することを確実に防止することができる。また、従来のスイッチ21が不要となるため、部品点数を減らすことができる。さらに、手動操作による設定変更作業も不要となるため、煩雑な操作やスイッチ21の設定忘れも確実に防止することができる。よって、こうしたマイコン11を異なる数のドア錠を有する種々のドアに用いても、煩雑な操作を行う必要がなく、使いやすくすることができる。
【0035】
(2)マイコン11は、ドア錠14,15の施解錠状態を検出し、その検出結果を利用して各ドア錠端子部11a,11bにドア錠14,15が接続されているか否かを判断するようになっている。このため、各ドア錠端子部11a,11bにドア錠14,15が接続されているか否かを判断するためのセンサ等を別途設ける必要がなく、部品点数の増加を防止することができる。
【0036】
(3)マイコン11は、指令回路16からの指令信号を読み込んだ後の所定時間と、各ドア錠14,15を施解錠した後の所定時間とのみに、同ドア錠14,15の施解錠状態を検出するようになっている。すなわち、マイコン11は、必要なときにのみ同ドア錠14,15の施解錠状態を検出するようになっている。このため、ドア錠14,15の施解錠状態を常時検出させる場合に比べて消費電力を低く抑えることができる。
【0037】
なお、本発明の実施形態は以下のように変更してもよい。
・ 前記実施形態では、各ドア錠14,15の施解錠状態の検出結果から、各ドア錠14,15がマイコン11に接続されているか否かを判断するようになっている。しかし、これに限らず、各ドア錠14,15がマイコン11に接続されているか否かを検出するための検出センサをマイコン11に別途接続し、これによってその旨を検出するようにしてもよい。
【0038】
・ 前記実施形態においてマイコン11には、2つのドア錠端子部11a,11bが設けられている。しかし、これらドア錠端子部11a,11bは、2つに限らず3つ以上設けられていてもよい。このようにすれば、マイコン11によって、3つ以上のドア錠を施解錠させることができる。
【0039】
・ 前記実施形態では、報知手段としてブザー17を用い、ブザー音によって報知するようになっている。しかし、ブザー17に代えてスピーカを用い、音声によって報知するようにしてもよい。また、LED表示器やライト等を用い、光によって報知するようにしてもよい。
【0040】
・ 前記実施形態において、ブザー17は、指令信号に従ってドア錠14,15が施解錠されなかったときに作動されるようになっている。しかし、ブザー17は、指令信号に従ってドア錠14が施解錠されたときに作動されてもよい。
【0041】
次に、特許請求の範囲に記載された技術的思想のほかに、前述した実施形態によって把握される技術的思想を以下に示す。
・ ドア錠の施解錠状態を検出する検出部を複数備え、所定のIDコードを読み込んで、そのIDコードに基づいてドア錠を施解錠するとともに、そのドア錠の施解錠状態に基づいて所定の報知手段を動作させるドアロック装置の制御方法であって、前記IDコードを読み込んだ後に前記検出部を動作させ、前記ドア錠の施解錠状態を検出できた検出部と対応するドア錠を施解錠させた後に同検出部を再び動作させ、その検出結果に基づいて報知手段を動作させることを特徴とするドアロック装置の制御方法。
【0042】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1又は2に記載の発明によれば、報知手段の誤動作を防止するとともに、異なる数のドア錠を有する種々のドアに対して煩雑な操作を行うことなく適用させることができる。また、消費電力を低く抑えることができる。
【0043】
請求項2に記載の発明によれば、部品点数の増加を防止することができる
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図。
【図2】同実施形態のマイコンの処理動作を示すフローチャート。
【図3】同実施形態のマイコンの処理動作を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…ドアロック装置としてのマイクロコンピュータ(マイコン)、11a…第1ドア錠端子部、11b…第2ドア錠端子部、14…第1ドア錠、15…第2ドア錠、16…指令回路、17…報知手段としてのブザー、Ls1…検出部としての第1施錠検出端子、Us1…検出部としての第1解錠検出端子、Ls2…検出部としての第2施錠検出端子、Us2…検出部としての第2解錠検出端子。

Claims (2)

  1. ドアまたはそのドアの近辺に配設され、所定のIDコードを読み込んで、そのIDコードに基づいてドア錠を施解錠するとともに、そのドア錠の施解錠状態に基づいて所定の報知手段を動作させるドアロック装置であって、
    前記ドア錠の施解錠状態を検出する検出部を複数備え、それら検出部が前記ドア錠に接続されているか否かを自動的に判断するとともに、前記ドア錠への接続が検知された前記検出部の検出結果に基づいて、前記報知手段を動作させることにより、異なる数のドア錠を有する種々のドアのいずれにも適用可能、すなわち当該ドアが有するドア錠の施解錠状態のみに基づく報知動作が可能であり、
    前記検出部は、前記IDコードを読み込んだ後の所定時間及び駆動信号の出力後の所定時間にのみ動作され
    前記IDコードを読み込んだ後に前記検出部が動作され、前記ドア錠の施解錠状態が検出された検出部と対応するドア錠が施解錠された後に同検出部が再び動作され、その検出結果に基づいて報知手段が動作されることを特徴とするドアロック装置。
  2. 当該ドアロック装置は、前記検出部によって前記ドア錠の施錠状態及び解錠状態をいずれも検出できないときに、同検出部が前記ドア錠に接続されていないと判断することを特徴とする請求項1に記載のドアロック装置。
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