JP4832803B2 - 芳香剤容器 - Google Patents

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本発明は、芳香剤容器、とくにエアゾール容器の吐出量を抑え、芳香を長時間持続させるようにした芳香剤容器に関するものである。
芳香剤を充填したエアゾール容器から、芳香剤を噴出させ、芳香剤を揮散させるようにした芳香剤容器は、従来より知られている(例えば、特許文献1、特許文献2参照)。
実公昭44−19957号公報 特開平11−321951号公報
前記特許文献1記載のエアゾール容器では、エアゾール容器(10)の蓋(12)の上から押ボタン(22)を押すことによって、エアゾール容器(10)から芳香液等の撒布剤を、多孔質吸収性材料に形成された分散器(30)に吸着させ、閉蓋(12)の孔(24)、(26)から大気中に放散させるようにしている。
しかし、芳香液等が、分散器(30)から放散し終わったときには、その都度、押ボタン(22)を押圧しなければならず、常に、定量の芳香液を、長時間にわたって放散させることができないという問題があった。
前記特許文献2記載のエアゾール容器では、エアゾールボタン(20)を押下げて、エアゾール容器内の芳香液を、キャップ(30)に設けた噴射ノズル(33)から噴射するとともに、吸着蒸散体(40)に噴射させ、吸着蒸散体(40)に吸着させた芳香液を持続的に蒸散させるようにしている。
しかしながら、噴射ノズル(33)からの直接噴射と、吸着蒸散体(40)への吸着とにエアゾール容器からの噴出量は二分されるので、吸着蒸散体(40)の吸着量は多くなく、芳香液を長時間にわたって蒸散させることはできなかった。
本発明は、上記問題点を解決することを課題として、芳香剤を一定量噴出するように、エアゾールバルブを常時開放するとともに、ノズルステムから連続噴出される芳香剤の吐出量を抑えることによって、長時間継続して芳香剤を放散させるようにした芳香剤容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、芳香剤容器として、芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、ステムに嵌合するステム係合筒を具え、芳香剤を吸収および放散する吸収体を具えた吸着揮散体とからなる芳香剤容器であって、ステム係合筒が、ステムと連通して芳香剤を噴出する噴出孔を設け、噴出された芳香剤を吸収体に供給すべく連通する微細な通路を形成した多孔体を取着していることを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の実施例として、芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、エアゾール容器を倒立させて支持し、ねじを螺設した取付筒を具えた容器支持枠と、外周面を形成する側周壁とからなり、側周壁には放散孔が穿孔された容器支持体と、前記容器支持枠の取付筒に螺着される連結筒とエアゾール容器のステムに嵌合するステム係合筒とを具え、芳香剤を吸収および放散する吸収体を保持させた吸着揮散体とからなり、ステム係合筒には、ステムと連通して芳香剤を噴出する噴出孔を設け、噴出された芳香剤を吸収体に供給すべく連通する微細な通路を形成する多孔体を取着し、容器支持体は吸着揮散体を廻動自在に支持することを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の他の実施例として、芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、芳香剤を吸収および放散する吸収体を具えた吸着揮散体と、エアゾール容器と吸着揮散体とを結合するジョイントとからなる芳香剤容器であって、エアゾール容器のマウンティンカップに、ねじを螺設した取付筒を立設したジョイントを取着し、吸着揮散体は、ステムと連通して芳香剤を噴出する噴出孔と、噴出された芳香剤を吸収体に供給すべく連通する微細な通路を形成した多孔体とを具え、ステムに嵌合するステム係合筒と、ジョイントの取付筒に螺合する連結筒とを上面に吸収体を載置する上壁から垂設し、前記吸収体を覆い、放散孔を穿設した蓋体を吸着揮散体に被嵌したことを特徴とする構成を採用する。
芳香剤容器の他の実施例として、芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、下面にステムと嵌合するステム係合筒を垂設した上壁と外周面を形成する側周壁を具えたケース本体とを具備した芳香剤容器であって、前記上壁は、上部に吸収体を載置した揮散皿を配置した通気筒を立設し、ステム係合筒側から通気筒側へ芳香剤を噴出する噴出孔を設け、通気筒の内面には、通気路形成部材を嵌合するとともに、上壁の上面および通気筒内周と通気路形成部材との間に噴出孔に連通する微細な間隙を形成し、揮散皿の上面に放散孔を穿設した蓋体を被嵌したことを特徴とする構成を採用し、上記構成に付加して、エアゾール容器のマウンティンカップには、外部から操作可能な操作片を具えた操作部材が取着され、ケース本体の側周壁には、操作部材の操作片と係合する傾斜面を設けた窓枠が穿設され、操作片が傾斜面に沿って上下動することによりエアゾール容器を上下動させてステムのバルブを開閉することを特徴とする構成を採用する。
エアゾール容器のバルブを連続的に開状態としても、芳香剤を多孔体を通じて噴出するので、噴出量が抑えられ、少量の芳香剤を吐出することができ、芳香を長期間持続させることができた。
エアゾール容器のバルブの開閉がエアゾール容器の廻動、または、吸着揮散体の廻動によって簡単にできるようになった。
次に、本発明の芳香剤容器の実施形態について、実施例をあげ、図面を参照して説明する。
図1において、Aはエアゾール容器、Bは容器支持体、Cは吸着揮散体である。
エアゾール容器Aは、芳香剤を収納した胴部1と、ステム2を突設したマウンティンカップ3とを具えており、胴部1の上部(図では下方)には、段部4が形成され、複数の凹部5が設けられている。
エアゾール容器Aは、金属、またはPET樹脂を素材として成形されている。
図1、2に示すように、容器支持体Bは、末広がり状の側周壁6と、容器支持枠7とからなり、側周壁6は、上部円筒部8と、放散孔9を等間隔に穿孔した末広がり状の周壁10、および下部円筒部11とを具えている。
容器支持枠7は、前記上部円筒部8の下端部から内方に連設された環状の支持板12と、支持板12の内周縁から垂設された円筒周壁13とを具えている。
円筒周壁13の内周には、エアゾール容器Aの段部4に設けられた凹部5に係合する複数の凸条14が設けられ、下端には、環状板15が内方に連設されている。
環状板15の内端部から、上方に膨出環を設けたエアゾール容器Aの挟持筒16が立設され、その下方には、内周にねじ17を螺設した取付筒18が垂設されている。
吸着揮散体Cは、取付体20と、該取付体20に保持された芳香剤の吸収皿21とを具えている。
取付体20は、上壁22と側周壁23を具えており、上壁22の中央には、ステム係合筒24が立設されている。
ステム係合筒24の外側には、外周にねじ25を螺設した連結筒26が立設されており、その外側の上壁22面には、複数の連通孔27が穿孔されている。
前記ステム係合筒24の中間部には、噴出孔28を穿孔した隔板29が設けられ、隔板29の下方には、連続発泡体、人造皮革、ポリテトラフルオロエレンの焼結体、その他によって形成された多孔体30が嵌挿されている。
側周壁23の下部は拡径され、外周面にローレットを刻設した操作輪31となっている。
吸収皿21は、底壁32と、側周壁33とからなり、内部には、天然繊維、合成繊維の布帛、連続発泡体などの多孔質吸収材料で形成された吸収体34が収納されている。
側周壁33下端には、フランジ35が設けられ、側周壁33の外周は、側周壁23内周に嵌合され、フランジ35は、側周壁23下端の段部に係合されている。
次に、本実施例の芳香剤容器の作用効果について説明する。
まず、容器の組立については、エアゾール容器Aを、マウンティンカップ3を下にして、段部4を容器支持枠7の支持板12に載置し、段部4の凹部5と円筒周壁13の凸条14を係合させ、マウンティンカップ3を挟持筒16で支持させる。
次いで、吸着揮散部材Cを下方から挿入し、操作輪31を廻動して、連結筒26を容器支持枠7の取付筒18に螺着していくと、本発明の芳香剤容器を得ることができる。
使用にあたっては、吸着揮散体Cを操作輪31を廻動して上昇させ、連結筒26を取付筒18にねじ込むと、ステム2が押上げられ、エアゾール容器Aのバルブが開かれ、エアゾール容器A内の芳香剤が噴出される。
噴出された芳香剤は、ステム係合筒24の多孔体30内を通過して滴下され、吸収体34に吸着される。
吸収体34に滴下された芳香剤は、吸着揮散体Cから揮散され、連通孔27、放散孔9を通って大気中に放散される。
その際、ステム2から噴出された芳香剤は、多孔体30内を通過することによって噴出量が制限されるので、芳香剤の滴下は、少量に抑えられ、バルブの連続開状態で、長期にわたって(実施例では、約1ヶ月程度)、芳香を放散させることができるようになった。
芳香の放散の不要なときには、吸着揮散体Cを廻動し、ステム係合筒24を下降させることでバルブを閉じることができるので、操作がきわめて簡単になった。
また、使用中においては、エアゾール容器Aを支持する容器支持体Bは、吸着揮散体Cに載置されるので、所要の台板上に安定して載置することができる。
次に、エアゾール容器を正立とし、上方に吸収揮散体Cを取着した第2実施例について説明する。
図3において、Aaはエアゾール容器、Caは吸着揮散体である。
エアゾール容器Aaは、第1実施例と同様に、芳香剤を収納した胴部1aと、ステム2aを突設したマウンティンカップ3aとを具えており、胴部1aの上部には段部4aが形成されている。
図3、4に示すように、段部4aの所定の位置には凸条40が複数個立設されており、エアゾール容器Aaのマウンティンカップ3aには、ジョイント41が取着されている。
ジョイント41は、上壁42と、側周壁43、凸条40を覆う拡径部44とを具えており、拡径部44内周には、凸条40と係合する位置決め凹部45が設けられている。
上壁42の下面には、マウンティンカップ3aに係合する下端に膨出部を設けた挟持筒46が垂設され、その上方には、内周に、ねじ47を螺設した取付筒48が立設されている。
吸着揮散体Caは、上壁50と、側周壁51とを具えている。
上壁50には、中央に噴出孔52を穿孔した隔壁を設けたステム係合筒53が垂設されており、その外側には、外周にねじ54を螺設した連結筒55が垂設されている。
上壁50上面の周縁近くには、吸収体の保持筒56が立設され、その内部には吸収体57が保持されており、前記ステム係合筒53の内部には、多孔体58が挿入されている。
保持筒56には、複数の放散孔59を設けた頂壁60と、側周壁61とからなる蓋62が被嵌されており、側周壁61内周は、保持筒56の外周に嵌合されている。
側周壁51の上部内周には、ジョイント41の側周壁43外周に係合する係止筒63が上壁50周縁部から垂設されており、側周壁51と係止筒63との間には、連結リブ64が架設されている。
側周壁51の下方は、末広がり状となっている。
次に、本実施例の芳香剤容器の作用効果について説明する。
容器の組立は、エアゾール容器Aaを正立させ、その上方から吸着揮散体Caを被嵌し、連結筒55をジョイント41の取付筒48に螺着する。
使用にあたっては、吸着揮散体Caを廻動して連結筒55を取付筒48にねじ込むと、ステム係合筒53がステム2aを押下げ、エアゾール容器Aaのバルブが開かれ、芳香剤が噴射される。
噴射した芳香剤は、多孔体58によって噴出量が抑えられて吸収体57に吸着され、放散孔59から大気中に放散される。
第1実施例と同様に、バルブの連続開放状態としても噴出量が少量となり、長期間にわたって芳香剤を放散することができる。
また、バルブの開閉も、エアゾール容器Aaに対して吸着揮散体Ccを廻動することによって、きわめて容易にできる。
次に、多孔体に変え、通気溝を形成した第3実施例について説明する。
図5において、Abはエアゾール容器、Dはケース本体である。
エアゾール容器Abは、胴部1bとステム2bを取着したマウンティンカップ3bとを具えている。
マウンティンカップ3bには、操作部材70が取着されており、該操作部材70は、下端に膨出部を設けた取付筒71とフランジ72、フランジ72から連杆73を介して下方に連設された円形の操作片74とから構成されている。
操作片74は、段部75が設けられ、後述するケース本体Dの窓枠に係合されるようになっている。
ケース本体Dは、上壁76と、末広がり状の側周壁77とを具えており、上壁76の中央には、噴出孔78が穿孔され、その外側には、ステム係合筒79が垂設されている。
上壁76の上面には、通気筒80が立設され、上壁76周縁には、上下に延びる保持筒81が連設され、その下端は、段部82となっており、その下方は、側周壁77となっている。
通気筒80の内周には、通気路形成部材83が嵌合され、上壁76上面、通気筒80内周との間に微細な間隙が形成され、通気溝84となっている。
保持筒81には、揮散皿85が載置されており、該揮散皿85は、環状の底板86と側周壁87とを具えている。
底板86の下面には、保持筒81内周に係合する嵌合筒88が垂設され、底板86の上面には、吸収体89が嵌挿されている。
図5、6に示すように、揮散皿85の上面には、吸収体89を覆うように、蓋体90が被嵌されており、該蓋体90は、複数の放散孔91を設けた頂壁92と、下端内周に膨出部93が設けられ、段部82に当接する側周壁94とからなっている。
ケース本体Dの側周壁77には、下辺を傾斜面95とした窓枠96が穿設され、該窓枠96には、操作片74が挿入され、段部75が傾斜面95に係合するようになっている。
次に、本実施例の芳香剤容器の作用効果について説明する。
エアゾール容器Abのケース本体Dへの取着は、ケース本体Dの底から窓枠96の左側と操作片74がほぼ一致するように位置させ、押上げていくと、操作片74は側周壁77に押されて屈曲し、窓枠96中に位置したときに復元し、段部75が傾斜面95左側に係合する。
使用にあたって、操作片74を右方に廻動させると、エアゾール容器Abとともに操作片74が傾斜面95に沿って上昇し、ステム2bがステム係合筒79によって押下げられ、エアゾール容器Abのバルブが開かれる。
ステム2bから噴射された芳香剤は、細い間隙によって形成された通気溝84を通過して吸収体89に吸着される。
通気溝84によって噴出が抑えられ、少量の芳香剤が吸収体89に吸着し、揮散されるので、前記各実施例と同様に長期にわたって芳香を大気中に放散することができる。
芳香を中止するときには、操作片74を元の位置に戻すと、バルブが閉じられる。
また、使用後にエアゾール容器を取外す場合には、操作片74を内方に押圧すると、段部75と傾斜面95との係合が外れ、エアゾール容器Abを下方に引張ると、簡単に取外すことができ、新しいエアゾール容器と交換することができる。
次に、噴射剤を充填しないエアゾール型の容器を用いた実施例について説明する。
図7において、Acはエアゾール型の容器、Bcは容器支持体、Ccは吸着揮散体である。
容器Acは、胴部1cとステム2cを取着したマウンティンカップ3cとを具えており、胴部1c内に芳香剤が収納されている。
しかし、噴射剤を充填していないので、芳香剤はステム2cを押下げてバルブを開いたときに、自重によって滴下するようになっている。
容器支持体Bcは、末広がり状の側周壁100と、容器支持枠101とを具えており、側周壁100には、複数の放散孔102が穿孔されている。
容器支持枠101は、容器抱持部103と、その下端から下方に延びる筒壁104を具えており、筒壁104の下端には、内方に延びる環状板105が連設されている。
環状板105の上面には、上端に膨出部を設けた挟持筒106が立設され、環状板105下面には、内周にねじを螺設した取付筒107が垂設され、内周縁から係合筒108が垂設されている。
吸着揮散体Ccは、上端にステム係合筒110を立設し、周縁に取付筒111を立設した円錐台112と底板113、該底板113の周縁に連設され、段部114を設けた側周壁115とを具えている。
ステム係合筒110の底部には、複数の微細孔116が穿孔されており、円錐台112の上面には、微細孔116に続く溝が穿設されている。
取付筒111の外周面には、取付筒107のねじに螺合するねじが螺設されており、底部には、溝に続く連通孔117が穿孔されている。
底板113の上面には、揮散紙118が載置されている。
次に、本実施例の芳香剤容器の作用効果について説明する。
芳香剤容器の組立は、容器Acのマウンティンカップ3cを挟持筒106に取着し、取付筒107に、取付筒111を螺合させることによって組立てられる。
使用にあたって、吸着揮散体Ccを廻動させて取付筒111を上昇させ、ステム係合筒110によってステム2cを押上げると、容器Acのバルブが開かれ、芳香剤が注出される。
注出された芳香液は、ステム係合筒110の微細孔116によって注出が抑えられ、少量の芳香剤が連通孔117を通過して、揮散紙118に送られる。
本実施例においても、前実施例と同様に、長期にわたって芳香を持続させることができる。
次に、ステムからの吐出量を抑えることをしない第5実施例について説明する。
本実施例は、第4実施例において、ステム係合筒に設けた噴出孔から、揮散紙上に直接滴下させるようにしたもので、同一の構成については、説明を省略し、以下、相違点を中心に説明する。
図8において、Adは前記第4実施例と同じエアゾール容器、Bdは容器支持体、Cdは吸着揮散体である。
ステム2dを具えたエアゾール容器Adのマウンティンカップ3dには、ジョイント120が取付けられ、ジョイント120の下方は、内周にねじを螺設した取付筒121となっている。
容器支持体Bdの支持枠は、容器把持部122と、筒壁123とからなり、筒壁123の下端部には、内方に広がる環状板124が連設されている。
環状板124の上面には、前記取付筒121に螺合される取付筒125が立設され、内縁には、噴出口を設けたステム係合筒126が立設されている。
吸着揮散体Cdの底板127上は、揮散紙128が載置されている。
本実施例では、エアゾール容器Adを廻動させ、ジョイント120の取付筒121を取付筒125にねじ込んでいくと、ステム係合筒126によってステム2dが押上げられ、エアゾール容器Adのバルブが開かれる。
芳香剤は、噴出孔から吐出されて揮散紙128上に滴下され、芳香が、容器支持体Bdの放散孔より大気中に放散される。
本実施例にあたっては、エアゾール容器から注出量が少ない場合には、長期に芳香が持続され、第4実施形態と同等の効果を得ることができる。
エアゾール容器からの芳香剤の噴射を多孔体を通じて抑えたことによって、長期間連続して芳香を放散できる。
また、エアゾール容器、または吸着揮散体を廻動するだけでエアゾールバルブを開閉できるので、操作がきわめて簡易になり、一層広く利用できるようになった。
本発明第1実施例の芳香剤容器の一部断面立面図である。 芳香剤容器の分解説明図である。 第2実施例の芳香剤容器の一部断面立面図である。 芳香剤容器の分解説明図である。 第3実施例の芳香剤容器の一部断面立面図である。 芳香剤容器の説明図で、(a)は上面図、(b)は側面図である。 第4実施例の芳香剤容器の一部断面立面図である。 第5実施例の芳香剤容器の一部断面立面図である。
符号の説明
A、Aa、Ab、Ad エアゾール容器
Ac エアゾール型の容器
B、Bc、Bd 容器支持体
C、Ca、Cc、Cd 吸着揮散体
D ケース本体
1、1a、1b、1c 胴部
2、2a、2b、2c、2d ステム
3、3a、3b、3c、3d マウンティンカップ
4、4a、75、82、114 段部
5 凹部
6、23、33、43、51、61、77、87、94、100、115 側周壁
7、101 容器支持枠
8 上部円筒部
9、59 放散孔
10 周壁
11 下部円筒部
12 支持板
13 円筒周壁
14、40 凸条
15、105、124 環状板
16、46 挟持筒
17、25、47、54、108、119 ねじ
18、48、71、107、111、121、125 取付筒
20 取付体
21 吸収皿
22、42、50、76 上壁
24、53、79、110、126 ステム係合筒
26、55 連結筒
27、28、117 連通孔
29 隔板
30、58 多孔体
31 操作輪
32 底壁
34 吸収体
35、72 フランジ
41、120 ジョイント
44 拡径部
45 位置決め凹部
52、78 噴出孔
56、81 保持筒
57、89 吸収体
60、92 頂壁
62、90 蓋体
63 係止筒
64 連結リブ
70 操作部材
71、93 膨出部
73 連杆
74 操作片
80 通気筒
83 通気路形成部材
84 通気溝
85 揮散皿
86、113、127 底板
88 嵌合筒
91、102 放散孔
95 傾斜面
96 窓枠
101 容器支持枠
103、122 容器抱持部
104、123 筒壁
106 挟持筒
108 係合筒
112 円錐台
116 微細孔
118、128 揮散紙

Claims (5)

  1. 芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、ステムに嵌合するステム係合筒を具え、芳香剤を吸収および放散する吸収体を具えた吸着揮散体とからなる芳香剤容器であって、
    ステム係合筒が、ステムと連通して芳香剤を噴出する噴出孔を設け、噴出された芳香剤を吸収体に供給すべく連通する微細な通路を形成した多孔体を取着していることを特徴とする芳香剤容器。
  2. 芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、
    エアゾール容器を倒立させて支持し、ねじを螺設した取付筒を具えた容器支持枠と、外周面を形成する側周壁とからなり、側周壁には放散孔が穿孔された容器支持体と、
    前記容器支持枠の取付筒に螺着される連結筒とエアゾール容器のステムに嵌合するステム係合筒とを具え、芳香剤を吸収および放散する吸収体を保持させた吸着揮散体とからなり、
    ステム係合筒には、ステムと連通して芳香剤を噴出する噴出孔を設け、噴出された芳香剤を吸収体に供給すべく連通する微細な通路を形成する多孔体を取着し、容器支持体は吸着揮散体を廻動自在に支持することを特徴とする芳香剤容器。
  3. 芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、芳香剤を吸収および放散する吸収体を具えた吸着揮散体と、エアゾール容器と吸着揮散体とを結合するジョイントとからなる芳香剤容器であって、
    エアゾール容器のマウンティンカップに、ねじを螺設した取付筒を立設したジョイントを取着し、
    吸着揮散体は、ステムと連通して芳香剤を噴出する噴出孔と、噴出された芳香剤を吸収体に供給すべく連通する微細な通路を形成した多孔体とを具え、ステムに嵌合するステム係合筒と、ジョイントの取付筒に螺合する連結筒とを上面に吸収体を載置する上壁から垂設し、
    前記吸収体を覆い、放散孔を穿設した蓋体を吸着揮散体に被嵌したことを特徴とする芳香剤容器。
  4. 芳香剤を収納し、バルブを開閉することにより芳香剤を噴出するステムを具えたエアゾール容器と、下面にステムと嵌合するステム係合筒を垂設した上壁と外周面を形成する側周壁を具えたケース本体とを具備した芳香剤容器であって、
    前記上壁は、上部に吸収体を載置した揮散皿を配置した通気筒を立設し、ステム係合筒側から通気筒側へ芳香剤を噴出する噴出孔を設け、
    通気筒の内面には、通気路形成部材を嵌合するとともに、上壁の上面および通気筒内周と通気路形成部材との間に噴出孔に連通する微細な間隙を形成し、
    揮散皿の上面に放散孔を穿設した蓋体を被嵌したことを特徴とする芳香剤容器。
  5. エアゾール容器のマウンティンカップには、外部から操作可能な操作片を具えた操作部材が取着され、
    ケース本体の側周壁には、操作部材の操作片と係合する傾斜面を設けた窓枠が穿設され、操作片が傾斜面に沿って上下動することによりエアゾール容器を上下動させてステムのバルブを開閉することを特徴とする請求項4記載の芳香剤容器。
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