JP4717518B2 - 芳香剤容器 - Google Patents
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Description
また、エアゾール容器による直接スプレーと、容器に装着した蓋体等に取着した含滲体に芳香剤をスプレーして芳香を揮散するようにした芳香剤容器も、従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
芳香剤を、外気に通じている液体中へ放出することにより細かい芳香気泡を発生させ、容器本体の外から芳香気泡を目視可能としたので、芳香気泡を視認することによって芳香剤の芳香状態を確認することができ、芳香剤がなくなったとき、エアゾール容器の交換時期を明示することが可能となった。
本芳香剤容器は、芳香気泡を目視できるようにしたもので、以下実施例をあげ、図面を参照して説明する。
エアゾール容器Aとして、PET樹脂を素材として成形した容器、金属缶等を用いることができる。
ジョイント5は、上壁7と側周壁8とを具えており、上壁7には、マウンティンカップ3を挟持する保持筒9が垂設され、その上方には、ねじ10を螺設した取付筒11が立設されている。
側周壁8の内周には、肩部4に設けた凹部に係合する位置決めのためのリブ12が設けられている。
上壁13のステム係合筒16の上方には、ノズルチップ17が収納されるチップ受け18が立設されており、ノズルチップ17は、微細な通気孔を有する連続発泡体、焼結体等で形成されている。
取付筒14の内周には、ねじ10と螺合するねじ19が螺設され、下端には、外方に膨出する突条20が設けられている。
内筒体29は、頂壁31と側周壁32と、側周壁32下端から外方に延びる底壁33と、底壁33の周縁から立設された外周壁34とからなっている。
頂壁31の段部の外側には、下端に膨出部を設けた係合筒37が垂設されている。
頂壁31とカバー28の頂壁との間、および側周壁32とカバー28の側周壁の間には間隙38が設けられ、ノズルチップ17から噴出された芳香剤の通路となっている。
側周壁32の下方には、膨出部が設けられ、底壁33に載置されたパッキン39を保持しており、外周壁34の内周には、ねじ40が螺設されている。
縮径部43の外周には、外周壁34のねじ40と螺合するねじ44が螺設されており、縮径部43の螺着時には、外筒体30と内筒体29は、底壁33との間にパッキン39を介して液密に締着され、液体を収納する容器本体25が構成されている。
芳香剤容器の組立は、まず、カバー28を被嵌した内筒体29と外筒体30を締着した容器本体25に水を入れ、次いで、エアゾール容器Aに取着したジョイント5とキャップ体6を螺合一体化し、内筒体29に装着する。
或いは、先にキャップ体6を内筒体29に装着し、エアゾール容器Aに取着したジョイント5をキャップ体6に螺合して一体化してもよい。
噴射された芳香剤は、ノズルチップ17の微細な通気孔を通過することによって噴射量が抑えられ、バルブ開状態で連続噴射し、少量の芳香剤が長期にわたって吐出されることになる。
そして、容器本体25の外筒体30は透明であるので、外部から気泡bの上昇を目視することができる。
また、蓋体26の頂壁46に、非透水性の通気性フィルム48を貼着しているので、容器本体25を転倒させたときに、容器内の水が飛散することはない。
本実施例は、小型の液体容器をエアゾール容器の上方に設けたもので、以下、第1実施例の容器と同一の構成については、同一の符号をもって図示して説明を省略し、相違点を中心に説明する。
底壁63の中央部には、ステム係合筒64が垂設され、その外側には、ねじを螺設した取付筒65が垂設され、外周縁に沿ってジョイントBaの側周壁8に嵌合する係合筒66が垂設されている。
ステム係合筒64の中間部には、中央に噴出孔を穿孔した隔壁67が設けられ、隔壁67の上端には、通気性チップ68と、中心にノズル孔69を穿孔したノズルチップ70が嵌挿されている。
エアゾール容器Aの液体容器Caへの取着は、支持台Dの下方から、エアゾール容器Aを挿入し、取付筒11を取付筒65に係合させることによって取着される。
噴射させた芳香剤は、通気性チップ68によって、噴出が抑えられ、ノズル孔69より気泡bとして水中に放出される。
したがって、前記実施例と同様の作用効果を得ることができる。
図6において、Abはエアゾール容器、Bbはジョイント、Cbは支持台兼用の液体容器である。
エアゾール容器Abは、胴部1bとステム2bを具えたマウンティンカップ3bとを具えている。
支持台部92は、エアゾール容器Abの胴部1bを抱持する抱持壁93と、その下端から下方に延びる保持筒94とを具えており、保持筒94の下端には、底壁95が連設されている。
なお、第1実施例と同様に頂壁90に放散孔89を塞ぐ通気性フイルムが貼着してもよい。
ステム係合筒96には、噴射孔99を穿孔した隔壁100が設けられ、その下方は拡径部となっており、通気性チップ101と中央に噴出孔102を穿孔したノズルチップ103が嵌挿されている。
底壁95の下面には、拡径部に続く導出筒104が垂設されている。
エアゾール容器Abの液体容器Cbへの取着は、エアゾール容器Abを廻動させながらジョイントBbの取付筒82を取付筒98に螺着させる。
噴射された芳香剤は、通気性チップ101によって噴出が抑えられ、導出筒104の下端から気泡bとなって水中に放出される。
したがって、前記各実施例と同様な作用効果を得ることができる。
図8、9において、Acはエアゾール容器、Bcはジョイント部材、Ccは液体容器、Eはカバーである。
キャップ体6の上面には、外キャップ110が被嵌されている。
外キャップ110は、ノズルチップ17に連通する連通室111と、キャップ体6の側周壁8を覆う側周壁112とを具えている。
連通室111の側方には、液体容器Ccに通じるパイプ113が連設されている。
頂壁118の下面中央には、連通管122が垂設されており、パイプ113に接続された通路123が穿設されている。
上部側周壁119の下端には、容器本体114の口筒部116内周に嵌合する密封リングが設けられており、下部側周壁120の内周には、口筒部116のねじに螺合するねじが螺設されている。
頂壁126には、液体容器Ccの放散孔121に合致する放散孔128が設けられており、側周壁127には、液体容器Ccの下方が見えるように、窓部129が設けられている。
なお、第1実施例と同様、放散孔128を塞ぐ通気性フイルムを貼着してもよい。
エアゾール容器Acの取着は、第1実施例と同様に、ジョイント5をキャップ体6の取付筒14に螺合することによって取着される。
噴射された芳香剤は、ノズルチップ17を通過することによって、噴射量が抑えられ、連通室111、パイプ113を通って液体容器Ccに送られ、連通管122、パイプ124を通過して、バイブ124の下端から気泡bとなって水中に放出される。
そして、芳香の気泡bは、通気性チップ125を通じて、放散孔121から大気中に放散される。
したがって、本実施例は、前記各実施例と同様な作用効果を得ることができる。
装飾に面白さが付与されるので、インテリアだけでなく、癒し効果がある芳香剤容器として広く利用できる。
B、Ba、Bb、Bc ジョイント部材
C、Ca、Cb、Cc 液体容器
D 容器支持台
E カバー
b 気泡
1、1b、42、117 胴部
2、2b ステム
3、3b マウンティンカップ
4 肩部
5 ジョイント
6 キャップ体
7 上壁
8 側周壁
9、80、94 保持筒
10、19、40、81、97 ねじ
11、14、65、82、98 取付筒
12 リブ
13 上壁
15、35 連通孔
16、64、96 ステム係合筒
17 ノズルチップ
18 チップ受け
20 突条
25、60、83、114 容器本体
26、61、84、115 蓋体
27 支持台
28 カバー
29 内筒体
30 外筒体
31、46、72、90、118、126 頂壁
32、47、50、62、75、85、88、112、127 側周壁
33、63、86,95 底壁
34 外周壁
36、49 密封リング
37、66 係合筒
38 間隙
39 パッキン
41、116 口筒部
43 縮径部
45 通気孔
48 通気性フィルム
51 支持板
67、100 隔壁
68、101、125 通気性チップ
69 ノズル孔
70、103 ノズルチップ
71、89、121、128 放散孔
73 側壁
74 通気性パッキン
76 嵌挿筒
77 装飾
78 フィルム
87 フランジ
91 蓋部
92 支持台部
93 抱持壁
99 噴射孔
102 噴出孔
104 導出筒
110 外キャップ
111 連通室
113、124 パイプ
119 上部側周壁
120 下部側周壁
122 連通管
123 通路
129 窓部
Claims (4)
- 芳香剤を収納したエアゾール容器と、エアゾール容器のステムに係合するジョイント部材と、透明な液体容器とからなる芳香剤容器であって、
液体容器が、エアゾール容器とジョイント部材を装着し、カバーで覆われた内筒体と、内筒体の下部に結合された外筒体とからなり、
内筒体とカバーとの間に、芳香剤が通過する間隙が形成され、
エアゾール容器の芳香剤を、ジョイント部材、または液体容器に配設されたノズルチップの微細な通路を通過させ、外気に通じている液体容器に収容された液体中へ気泡として放出させることにより、気泡を目視可能としたことを特徴とする芳香剤容器。 - 芳香剤を収納したエアゾール容器と、エアゾール容器のステムに係合するジョイント部材と、透明な液体容器とからなる芳香剤容器であって、
液体容器が、容器本体と倒立したエアゾール容器の支持台部を有する蓋体とからなり、
支持台部に、ノズルチップを具えたステム係合筒を立設し、
エアゾール容器の芳香剤を、ノズルチップの微細な通路を通過させ、外気に通じている液体容器に収容された液体中へ気泡として放出させることにより、気泡を目視可能としたことを特徴とする芳香剤容器。 - 液体容器の外気側開口部が、通気性部材により覆われていることを特徴とする請求項1または2に記載の芳香剤容器。
- 液体容器の外周壁が、印刷、または印刷を施したシュリンクフィルム等により装飾されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の芳香剤容器。
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2005
- 2005-05-27 JP JP2005156476A patent/JP4717518B2/ja active Active
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