JP2008029792A - 芳香剤用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 本発明は、液体芳香剤を温度変化にも対応し、芳香効果を安定して揮発させる芳香剤用具を提供する。
【解決手段】 容器本体と、該容器に着脱可能で排水口を有する着脱機構と、着脱機構により前記容器本体と着脱可能に固定されるとともに装着状態において前記排水口に連通し側面へ排出する排出溝を有する芯体と、該芯体外面に設けられた吸水可能で通気性のある含侵体とよりなり、容器装着後、逆さにすることで容器内の溶液が揮発可能に前記含侵体に含侵されるものであることを特徴とする芳香用具。
【選択図】図1
【解決手段】 容器本体と、該容器に着脱可能で排水口を有する着脱機構と、着脱機構により前記容器本体と着脱可能に固定されるとともに装着状態において前記排水口に連通し側面へ排出する排出溝を有する芯体と、該芯体外面に設けられた吸水可能で通気性のある含侵体とよりなり、容器装着後、逆さにすることで容器内の溶液が揮発可能に前記含侵体に含侵されるものであることを特徴とする芳香用具。
【選択図】図1
Description
本発明は、液体芳香剤を温度変化にも対応し、芳香効果を安定して揮発させる芳香剤用具に関するものである。
従来の芳香剤容器は、正立型としては、固形、ジェル状、液体等の溶剤を入れ開口部の一部あるいは、全部を開けることで揮発するものがあった。又、開口部にろ紙を挿入し、ろ紙で吸い上げ揮発させるものがあった。
倒立型としては、逆さの容器の開口部に含侵体をつけ、芳香皿を設け、芳香剤容器を倒立させるための保持ガイド部を有するものがあった。
倒立型としては、逆さの容器の開口部に含侵体をつけ、芳香皿を設け、芳香剤容器を倒立させるための保持ガイド部を有するものがあった。
そのために次のような問題点があった。
(イ) 正立型で開口部から揮発させるものにあっては、空気と接触させて揮発させ、温度変化などによって揮発量が変化し、安定した芳香効果が期待できなかった。
正立型でろ紙を用いたものにあっては、液体溶剤にろ紙をつけ、空気に接触しているろ紙から揮発させる。ろ紙の吸水性機能以上に蒸発が多く、芳香効果が安定しない為に、ろ紙を溶液にひたす事が多く面倒だった。
(ロ) 倒立型は、受け皿を必要とし、浸み出し口の調節が必要で、又芳香剤容器を倒立させるための保持ガイド部を有する為に構造も複雑であった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
(イ) 正立型で開口部から揮発させるものにあっては、空気と接触させて揮発させ、温度変化などによって揮発量が変化し、安定した芳香効果が期待できなかった。
正立型でろ紙を用いたものにあっては、液体溶剤にろ紙をつけ、空気に接触しているろ紙から揮発させる。ろ紙の吸水性機能以上に蒸発が多く、芳香効果が安定しない為に、ろ紙を溶液にひたす事が多く面倒だった。
(ロ) 倒立型は、受け皿を必要とし、浸み出し口の調節が必要で、又芳香剤容器を倒立させるための保持ガイド部を有する為に構造も複雑であった。
本発明は以上の問題点を解決しようとするものである。
容器本体と、該容器に着脱可能で排水口を有する着脱機構と、着脱機構により前記容器本体と着脱可能に固定されるとともに装着状態において前記排水口に連通し側面へ排出する排出溝を有する芯体と、該芯体外面に設けられた吸水可能で通気性のある含侵体とよりなり、容器装着後、逆さにすることで容器内の溶液が揮発可能に前記含侵体に含侵されるものであることを特徴とする芳香用具。
本発明は、倒立型の液体芳香剤用具にすることで、容器を逆さまにしたり、溶剤を拡散したり、溶液に何度もろ紙を浸すといった手間を一切かけずに、開封後から液体溶液が無くなるまで、温度に対応して、安定した芳香効果を維持できるものである。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
本発明は、図1及び図2に示すように、容器本体(20)と、キャップ(2)と、芯体(4)と、含侵体(3)と、シーリングキャップ(5a)から構成されている。
容器本体(20)は、開口部を有するネック部(1)の外周にネジ部(6)が形成されたものである。開口部には密封性があり、突起(10)により破れる蓋(7)が設けられている。
容器本体(20)の材質は、プラスティックが好ましく、中が見える透過性のものであり、液体芳香剤(11)が美しく見えるように加工しているものや、周りに造花などを装飾することもできる。
図3に示すように、キャップ(2)は、天部に排水口(9)を有し、天部内側に突起(10)が設けられている。キャップ(2)内側には、前記容器本体のネジ部(6)に対応した内ネジが設けられ、着脱機構の役割となっている。キャップ(2)の深さは、開封前において突起(10)で蓋(7)を破らず、ネジ部(6)のみで容器本体(20)を固定できるだけの内ネジを有する深さにする。
芯体(4)は、防水素材よりなり、前記キャップ(2)の天部に取り付けた際、全体で円柱を形成する形状よりなっている。又、前記キャップ(2)の排水口(9)にあたる位置から側面へと連通した排出溝(8)が設けられている。この芯体(4)とキャップ(2)が、排水口(9)と排出溝(8)が連通するように固定されている。
含侵体(3)の材質は、吸水可能で、通気性があるもので、液体芳香剤の揮発により容器内の気圧が下がった場合に、容器内に空気を取り込むことができるものである。この素材としては、特開平6−158500等の技術があげられる。
シーリングキャップ(5a)は、接着剤で含侵体(3)の下部に密閉状態で接着させている。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、図4で示すように、容器本体(20)を、ギャップ(2)、含侵体(3)、芯体(4)、シーリングキャップ(5a)が密閉状態で接着されて一体化しているキャップ(2)部分の奥まで、ネジ部(6)を回して固定することにより蓋(7)が裂け、容器内の液体芳香剤(11)が芯体(4)を通って含侵体(3)に流れ、含侵され、含侵体表面から揮発される。又、含侵体下部は、シーリングギャップで密閉されている為に、外に液体芳香剤(11)が流れ出ることは無い。また、揮発させた分に関しては、随時、容器本体(20)から補充される。一定量減ると、容器内の気圧が下がるが、含侵体を通って排出溝から空気が取り込まれるため、安定して液体芳香剤(11)が供給される。又、図5で示すようにデザインを工夫し、エッセンシャルオイルを揮発させることで、香りの効果・効能から、従来の置物が癒しグッズになる。図5は、本発明の周りに造花を装飾した物で、このように室内や車内に置いて利用する。また、直接チューリップなどの形にデザインしても良い。
本発明は、図1及び図2に示すように、容器本体(20)と、キャップ(2)と、芯体(4)と、含侵体(3)と、シーリングキャップ(5a)から構成されている。
容器本体(20)は、開口部を有するネック部(1)の外周にネジ部(6)が形成されたものである。開口部には密封性があり、突起(10)により破れる蓋(7)が設けられている。
容器本体(20)の材質は、プラスティックが好ましく、中が見える透過性のものであり、液体芳香剤(11)が美しく見えるように加工しているものや、周りに造花などを装飾することもできる。
図3に示すように、キャップ(2)は、天部に排水口(9)を有し、天部内側に突起(10)が設けられている。キャップ(2)内側には、前記容器本体のネジ部(6)に対応した内ネジが設けられ、着脱機構の役割となっている。キャップ(2)の深さは、開封前において突起(10)で蓋(7)を破らず、ネジ部(6)のみで容器本体(20)を固定できるだけの内ネジを有する深さにする。
芯体(4)は、防水素材よりなり、前記キャップ(2)の天部に取り付けた際、全体で円柱を形成する形状よりなっている。又、前記キャップ(2)の排水口(9)にあたる位置から側面へと連通した排出溝(8)が設けられている。この芯体(4)とキャップ(2)が、排水口(9)と排出溝(8)が連通するように固定されている。
含侵体(3)の材質は、吸水可能で、通気性があるもので、液体芳香剤の揮発により容器内の気圧が下がった場合に、容器内に空気を取り込むことができるものである。この素材としては、特開平6−158500等の技術があげられる。
シーリングキャップ(5a)は、接着剤で含侵体(3)の下部に密閉状態で接着させている。
本発明は、以上の構成よりなっている。
本発明を使用するときは、図4で示すように、容器本体(20)を、ギャップ(2)、含侵体(3)、芯体(4)、シーリングキャップ(5a)が密閉状態で接着されて一体化しているキャップ(2)部分の奥まで、ネジ部(6)を回して固定することにより蓋(7)が裂け、容器内の液体芳香剤(11)が芯体(4)を通って含侵体(3)に流れ、含侵され、含侵体表面から揮発される。又、含侵体下部は、シーリングギャップで密閉されている為に、外に液体芳香剤(11)が流れ出ることは無い。また、揮発させた分に関しては、随時、容器本体(20)から補充される。一定量減ると、容器内の気圧が下がるが、含侵体を通って排出溝から空気が取り込まれるため、安定して液体芳香剤(11)が供給される。又、図5で示すようにデザインを工夫し、エッセンシャルオイルを揮発させることで、香りの効果・効能から、従来の置物が癒しグッズになる。図5は、本発明の周りに造花を装飾した物で、このように室内や車内に置いて利用する。また、直接チューリップなどの形にデザインしても良い。
本発明の第2の実施形態について、図6及び図7を利用して説明する。
前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ネジ部(26a)を有するシーリングキャップ(5b)と、開口部(22)を有し、前記シーリングキャップ(5b)のネジ部(26a)に螺合するネジ部(26b)を有するカバー(23)から構成されている。カバー(23)には、ストラップ(24)を取り付けるためのフック(25)を有している。以上のような構成よりなっている。
使用するときは、前記本発明の第1の実施の形態の容器本体(20)をストラップで吊して携帯することで、倒立型となり、開口部(22)より、安定して液体芳香剤(11)が供給される。携帯ストラップ.キーホルダー.ネックレスなどとして吊して携帯することにより、いつでも自分の好きな香りを自由自在に換えて、リラックスできる癒しグッズとして利用できる。
前記本発明の第1の実施の形態と主に異なる点は、ネジ部(26a)を有するシーリングキャップ(5b)と、開口部(22)を有し、前記シーリングキャップ(5b)のネジ部(26a)に螺合するネジ部(26b)を有するカバー(23)から構成されている。カバー(23)には、ストラップ(24)を取り付けるためのフック(25)を有している。以上のような構成よりなっている。
使用するときは、前記本発明の第1の実施の形態の容器本体(20)をストラップで吊して携帯することで、倒立型となり、開口部(22)より、安定して液体芳香剤(11)が供給される。携帯ストラップ.キーホルダー.ネックレスなどとして吊して携帯することにより、いつでも自分の好きな香りを自由自在に換えて、リラックスできる癒しグッズとして利用できる。
1 ネック部
2 キャップ
3 含侵体
4 芯体
5a,5b シーリングキャップ
6 ネジ部
7 蓋
8 排出溝
9 排水口
10 突起
11 液体芳香剤
20 容器本体
21 装飾品
22 開口部
23 カバー
24 ストラップ
25 フック
26a,26b ネジ部
2 キャップ
3 含侵体
4 芯体
5a,5b シーリングキャップ
6 ネジ部
7 蓋
8 排出溝
9 排水口
10 突起
11 液体芳香剤
20 容器本体
21 装飾品
22 開口部
23 カバー
24 ストラップ
25 フック
26a,26b ネジ部
Claims (1)
- 容器本体と、該容器に着脱可能で排水口を有する着脱機構と、着脱機構により前記容器本体と着脱可能に固定されるとともに装着状態において前記排水口に連通し側面へ排出する排出溝を有する芯体と、該芯体外面に設けられた吸水可能で通気性のある含侵体とよりなり、容器装着後、逆さにすることで容器内の溶液が揮発可能に前記含侵体に含侵されるものであることを特徴とする芳香用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006229834A JP2008029792A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 芳香剤用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006229834A JP2008029792A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 芳香剤用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008029792A true JP2008029792A (ja) | 2008-02-14 |
Family
ID=39119798
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006229834A Pending JP2008029792A (ja) | 2006-07-31 | 2006-07-31 | 芳香剤用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008029792A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019211189A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | プロモツール株式会社 | 放香アタッチメント |
-
2006
- 2006-07-31 JP JP2006229834A patent/JP2008029792A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019211189A (ja) * | 2018-06-08 | 2019-12-12 | プロモツール株式会社 | 放香アタッチメント |
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