JP4827796B2 - センサ付き表示装置 - Google Patents
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Description
従来の液晶パネルの構成を簡略に以下に述べる。
薄膜トランジスタからなる表示部および周辺回路を絶縁基板上に形成した素子基板と、対向基板とをスペーサによって基板間隔が保たれ、シール材によって接着する。そして、前記素子基板と対向基板との間に液晶を有している構造となっている。また、前記液晶は一対の基板に挟まれ、シール部によって囲まれている。パネルのシール部の配置は、表示部または表示部及び周辺駆動回路をリング状に取り囲む形状としている。
2枚の基板を用いてなる一対の基板であって、
一方の基板上に光電変換素子からなるセンサ部と、薄膜トランジスタからなる液晶表示部及び該表示部を駆動させるための周辺駆動回路部とを有し、
前記液晶表示部の少なくとも1辺と平行に周辺駆動回路部が配置されており、 前記液晶表示部の他の1辺と平行に前記センサ部が配置されていることを特徴とするイメージセンサを内蔵した液晶表示装置である。
2枚の基板を用いてなる一対の基板であって、
一方の基板上に光電変換素子からなるセンサ部と、薄膜トランジスタからなる液晶表示部及び該表示部を駆動させるための周辺駆動回路部とを有し、
前記表示部及び前記センサ部の配線を外部配線と接続する表示部の引き出し配線端子部と前記センサ部の間には、前記表示部が配置されていることを特徴とするイメージセンサを内蔵した液晶表示装置である。
2枚の基板を用いてなる一対の基板であって、
一方の基板上に光電変換素子からなるセンサ部と、薄膜トランジスタからなる液晶表示部及び該表示部を駆動させるための周辺駆動回路部とを有し、
前記表示部の長手方向の対称軸と、前記センサ部の長手方向の対称軸とが一致していることを特徴とするイメージセンサを内蔵した液晶表示装置である。
2枚の基板を用いてなる一対の基板であって、
一方の基板上に光電変換素子からなる2つのセンサ部と、薄膜トランジスタからなる液晶表示部及び該表示部を駆動させるための周辺駆動回路部とを有し、
前記2つのセンサ部は、前記表示部の長手方向の対称軸に対称な位置に配置することを特徴とするイメージセンサを内蔵した液晶表示装置である。
まず、表示部に画像を出力させた場合には、周辺駆動回路部が発熱する。主に、熱が集中する箇所は、周辺駆動回路部の中心点付近であることが発明者らの実験により判明した。
更に、リニアセンサ部107を表示部101に対して水平、または垂直に配置する。このような配置とすることで、移動機構を容易にすることができる。
上記構成とすることで、周辺駆動回路や、引き出し配線端子の影響(ノイズ、熱)を受けることのない、感度の良好なセンサ部を有する安価な液晶表示パネルを得ることできる。
また、本発明では、イメージセンサを画素マトリクス及び周辺駆動回路と同一基板上に設けたため、表示機能と撮像機能を備えた表示装置を小型化、軽量化できるとともに、センサ部と表示部とを同時に形成するため、安価に表示装置を提供することができる。
本実施例では、図1(A)に示すようにセンサ部103は、周辺駆動回路104のない箇所に設けられ、引き出し端子部105は表示部101を挟んで反対側に設けられている。こうすることで、周辺駆動回路104からのノイズ、発熱の影響、そして、引き出し端子部105で発生し易い静電気等の影響を受けることなく、良好な画像の読み込みを可能とした。また、作製工程における基板の分断時にも基板の分断面から離れているので、応力の影響を受けない配置である。
本実施例では、図1(D)に示すようにセンサ部103は、周辺駆動回路の中央部から遠い箇所に設けられ、左右対象に設けられている。2つのセンサを左右対象に設けることで使用者の画像を立体的に取り込むことができる。本実施例では、周辺駆動回路104の近くに配置されているが、周辺駆動回路の発熱する箇所は中央部であるので、エリアセンサ部103には、影響はない。
このようにして、表示部の上部にエリアセンサが2つ配置された液晶パネルを適用したノート型パソコンを図6(C)に示した。
103 エリアセンサ部
104 周辺駆動回路
105 引き出し端子部
107 リニアセンサ部
Claims (1)
- 同一の基板上に、センサ部、表示部、引き出し配線部、並びに第1及び第2の周辺駆動回路を有し、
前記センサ部は、薄膜トランジスタと、前記薄膜トランジスタに電気的に接続された光電変換素子と、を有し、
前記薄膜トランジスタ及び前記光電変換素子は、重なっており、
前記基板の形状は、第1の長辺と、第2の長辺と、第1の短辺と、第2の短辺と、を有する形状であり、
前記第1の長辺の一端は前記第1の短辺の他端と接しており、
前記第1の短辺の一端は前記第2の長辺の他端と接しており、
前記第2の長辺の一端は前記第2の短辺の他端と接しており、
前記第2の短辺の一端は前記第1の長辺の他端と接しており、
前記センサ部は、前記第1の短辺側に設けられており、
前記第1の周辺駆動回路は、前記第2の短辺側に設けられており、
前記引き出し配線部及び前記第2の周辺駆動回路は、前記第1の長辺側に設けられており、
前記引き出し配線部の中心点は、前記第2の周辺駆動回路の中心点よりも前記第2の短辺側に位置し、
前記表示部は、前記第1の周辺駆動回路と前記センサ部に挟まれて設けられていることを特徴とするセンサ付き表示装置。
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