JP4821979B2 - 遊技機 - Google Patents
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前面に遊技球の流下する遊技領域が形成された遊技盤を有する枠体と、前記枠体に対して開閉可能であり、前記遊技領域を視認可能とする窓部を有する前面枠セットとを備える遊技機において、
前記窓部は、前板と、前記前板より遊技盤側に所定の間隔を隔てて並置され、刻設溝によって所定の意匠が形成された導光板とを含み、
前記導光板には、貫通穴が形成され、
前記前面枠セットの閉鎖状態において前記導光板に前記貫通穴を形成する端面から入射するように光を射出して、前記導光板に入射した光の前記導光板の内部における伝播及び前記刻設溝による偏向により前記意匠を映し出す照明手段が、前記遊技盤に対して固定されている、
ことを特徴としている。
本発明に言う「遊技領域」とは、外レール及び内レールによって囲われた領域を言う。更に、具体的には、以下の実施例において詳細に特定している。
そして、「遊技領域を視認することのできる窓部」とは、二層(或いは三層で構成する場合もある)のガラス乃至透明な合成樹脂板によって覆われた構造の窓を言う。
更に、「遊技盤の側方」とは、矩形の遊技盤にあってはその4側辺を意味し、遊技盤が円形、楕円形である場合には、その周側を意味する。
また、「侵入物」とは、主にピアノ線を意味するが、針金、可撓性棒状材、その他これらに類する物で、専らゴト師が遊技機本体、遊技領域内に挿入して不正に用いる器具類を意味する。
更に、本発明に言うLEDは、種々の公知の発光ダイオードを意味し、その発光色について何等限定をつけるものではない。
また、ELについても、種々の公知のエレクトロルミネセンスを意味し、その発光色について何等限定をつけるものではない。
前記窓部が少なくとも前後に所定の間隔を隔てた二層の透明板により構成されており、
前記二層の透明板の遊技盤側の透明板には、遊技領域内において凹部が設けられ、
遊技領域内において遊技盤と窓部との間を閉塞する防御部材が、その先端部が、前面枠セットの閉鎖状態において、前記凹部に係入する状態で、遊技盤に直接又は前記構成物に設けられていることを特徴とする。
そして、防御部材が遊技領域内に設けられていることは窓部から視認できるので、ゴト師に対して防御対策が講じられていることを予めアピールすることができて、これによって、無意味な払出通路の穿孔、構成物の損壊等を未然に回避できる。
そして、本発明においては、防御部材が、その先端部が、前面枠セットの閉鎖状態において、前記凹部に係入する状態で設けられている構成であるので、この防御部材を意匠物としたり、これを発光させたり、或いは発光手段を介して意匠効果を演出することも可能である。
前記遊技盤側の透明板の凹部が、該透明板を切り欠いて構成されていることを特徴とする。
このように、前記防御部材を係入する凹部を、透明板の切り欠きによって構成することで、既存の透明板を後加工することで容易に構成することができて、成形物として凹部を成型する方式に比べれば、コスト高を抑えることができる。
前記透明板に設けた切り欠き凹部が、正面視において、遊技領域内の内レールよりも内側位置において、該内側レールに沿って円弧状に形成されており、前記防御部材の先端部が、前記前面枠セットの閉鎖状態において、前記切り欠き凹部に係入する状態で円弧状に構成されていることを特徴とする。
前記防御部材が、透明又は半透明の外郭部の内部に発光手段を内蔵して構成されていることを特徴とする。
このように、発光手段を、前記防御部材の透明又は半透明の外郭部の内部に内蔵することで、防御部材自体を発光させることができて、不正に対する防御機能に加えて、意匠効果も持たせることができるようになり、ゴト師に対する防御部材の存在告知と共に意匠的にも優れた遊技機を提供できる。
手段5:手段1乃至手段4において、
前記二層の透明板の遊技盤側の透明板が導光板で構成され、該導光板には溝刻設による意匠が形成されており、前記導光板の切り欠き端面に対して光を照射して前記意匠を映し出すように構成してあることを特徴とする。
このように、前記透明板が導光板で構成され、そこに刻設により意匠が形成され、発光手段によって前記意匠が写し出されるようにしたことで、防御部材としてのピアノ線等の侵入を確実に阻止する効果を発揮しながら、その防御部材の導光板への係入構造を利用して発光による意匠効果も提供できるという利点がある。
前記防御部材内に設けられた発光手段がLEDであり、前記切り欠き凹部を通って窓部の前面に照射する部位に設けられていることを特徴とする。
このように、LEDを発光手段として用いることで、防御部材が小さくても十分に内蔵させることが出来ると共に窓部の前面に照射する部位に設けることで、照射によるゴト師への防御部材存在の告知と、その防御部材が二層の透明板の窓部に対する係入状態で設けられていることでピアノ線挿入による不正が不可能であることを知らしめることが出来る。
前記防御部材内に設けられた発光手段がLEDであり、前記導光板の切り欠き端面に対向した位置に設けられ、前記防御部材の透明又は半透明の外郭部が前記導光板の切り欠き端面に対向した部分に設けられていることを特徴とする。
このように、防御部材に内蔵する発光手段をLEDとすることで、防御部材が小さくても容易に内蔵できると共に防御部材の透明又は半透明の外郭部を前記導光板の切り欠き端面に対向した部分に設けることで、前記LEDの光をその導光板の切り欠き端面に集光させることができて効率よく照射でき、前記導光板の意匠の発光、映し出しをより効果的に行うことが出来る。
前記防御部材が、所定の太さの光ファイバーの集合体で構成され、その遊技盤側の端面に発光手段としてのEL又はランプが設けられ、先端側面が遊技盤側の透明板の切り欠き部に係入され、前記ELによって窓部側に照射できるように構成されていることを特徴とする。
このように、防御部材を、所定の太さの光ファイバーの集合体で構成することで、防御部材自体が発光手段の一部を兼ねることになり、部材点数、構造を簡潔にしながら目的を達成できると共に光ファイバーを集合させるときに任意の形状に束ねることが可能であるので、単独で設置することは勿論のこと、所定の正面視形状(遊技盤の前面から見た)を有する構造物を基礎とした場合であっても、この形状に合わせた曲線等に合わせて集合させて設置するこことが出来る。
また、発光手段としてELを用いれば、薄いパネル状であるので、設置スペースを取ることもなく、また、光ファイバーの集合体の端面に貼り付ける状態で設置可能であり、全体をコンパクトに出来ると共にランプの場合には大きな発光エネルギーにより光ファイバーの集合体の端面に照射できて十分な輝度をもってゴト師に対して防御部材の存在を告知することができる。
前記防御部材が、所定の太さの光ファイバーの集合体で構成され、その遊技盤側の端面に発光手段としてのEL又はランプが設けられ、先端側面が遊技盤側の透明板の切り欠き部に係入され、且つ、前記導光板の切り欠き端面に対応する光ファイバーの部分に切り欠きが形成されて導光板の切り欠き端面に光を導くように構成し以って前記意匠を映し出すように構成してあることを特徴とする。
このように防御部材を、所定の太さの光ファイバーの集合体で構成することで、防御部材自体が発光手段の一部を兼ねることになり、部材点数、構造を簡潔にしながら目的を達成できると共に光ファイバーを集合させるときに任意の形状に束ねることが可能であるので、単独で設置することは勿論のこと、所定の正面視形状(遊技盤の前面から見た)を有する構造物を基礎とした場合であっても、この形状に合わせた曲線等に合わせて集合させて設置するこことが出来る。
また、発光手段としてELを用いれば、薄いパネル状であるので、設置スペースを取ることもなく、また、光ファイバーの集合体の端面に貼り付ける状態で設置可能であり、全体をコンパクトに出来ると共にランプの場合には大きな発光エネルギーにより光ファイバーの集合体の端面に照射できて十分な輝度をもってゴト師に対して防御部材の存在を告知することができる。
加えて、窓部の2層の透明板の遊技盤側の透明板を導光板とした場合に、前記導光板の切り欠き端面に対応する光ファイバーの部分に切り欠きが形成されて導光板の切り欠き端面に光を導くことができて、光ファイバーの集合体で防御部材を構成するものでありながら、その導光板の意匠を映し出すことができる。
前記二層の透明板の遊技盤側の透明板が導光板で構成され、該導光板には溝刻設による意匠が形成されており、前記防御部材が、前記導光板の切り欠き端面に対して光を照射する発行手段としてのLEDを備え、且つ、窓部の前方に光を照射する光ファイバーの集合体と、該光ファイバーの集合体に対する発光手段としてのEL又はランプを備えていることを特徴とする。
このように構成したことで、防御部材に対するLEDの設置、及び光ファイバーの集合体の設置について、防御部材の一部又は全部を透明な外郭部材で構成する必要はなく、防御部材の構成を簡単なものとすることが出来る。例えば、防御部材を不透明な合成樹脂の成型でもって構成することが可能である。
(パチンコ機正面側の構成)
図1はパチンコ機10の正面図であり、図2は、外枠11に対して内枠12と前面枠セット14とを開放した状態を示す斜視図である。但し、図2では便宜上、下皿ユニット13が内枠12から取り外された状態を示している。
ここで、前記遊技領域の幅は、少なくとも380mm以上あることが望ましい。より好ましくは390mm以上、400mm以上、410mm以上、420mm以上、430mm以上、440mm以上、450mm以上、さらに460mm以上であることが望ましい。もちろん、470mm以上であってもよい。すなわち、遊技領域の幅は、遊技領域拡大という観点からは大きい程好ましい。また、遊技領域の高さは、少なくとも400mm以上あることが望ましい。より好ましくは410mm以上、420mm以上、430mm以上、440mm以上、450mm以上、さらに460mm以上であることが望ましい。もちろん、470mm以上、480mm以上、490mm以上としてもよい。すなわち、遊技領域の高さは、遊技領域拡大という観点からは大きい程好ましい。尚、上記幅および高さの組合せについては、上記数値を任意に組み合わせたものとしてもよい。
図5は、前面枠セット14の背面図である。前面枠セット14には前記遊技領域のほとんどを外部から視認することができるよう略楕円形状の窓部101が形成されている。詳しくは、窓部101は、その左右側の略中央部が、上下側に比べて比較的緩やかに湾曲した形状となっている。なお、前記略中央部が直線状になるようにしてもよい。本実施の形態において、窓部101の上端(外レール52の最上部、遊技領域の上端)と、前面枠セット14の上端との間の距離(いわゆる上部フレーム部分の上下幅)は61mmとなっており、85mm〜95mm程度上部フレーム幅がある従来技術に比べて著しく短くなっている。これにより、遊技領域の上部領域が確保されやすくなるとともに、大型の電動役物ユニット603も比較的上方に配置することかできるようになっている。前面枠セット14の上端との間の距離は80mm以下であることが望ましく、より好ましくは70mm以下であり、さらに望ましくは60mm以下である。もちろん、所定の強度が確保できるのであれば、50mm以下であっても差し支えない。
パチンコ機10の背面の構成については、各種制御基板、遊技球供給装置(払出機構)等が備えられるが、本発明の本旨から外れるので、ここでの詳細説明は省略する。同様に、本実施例にかかるパチンコ機のその他の基本構成、例えば、電動役物ユニット603の具体構成、作用説明等についてもその詳細説明は省略する。
〔本発明の特徴構成部〕
図4、図6乃至図8に示すのは、遊技盤30の前面に遊技球が転動する遊技領域を視認することのできる窓部101を有する前面枠セット104を備え、前記遊技領域内には構成物が遊技盤面から窓部101側に突出するように設けられている遊技機における本発明の特徴構成部分についてであり、図6は、本発明にかかる防御部材800を設けた第2始動口602の要部の拡大斜視図であり、図7は、その正面図、図8は、要部の縦断側面図である。
上記の構成によって、前面枠セット104の閉鎖状態によって、前記防御部材800の先端部が切り欠き凹部801に係入されると、遊技盤30と二層の透明板137A,137Bの間の空間が完全に遮断される。
即ち、ゴト師が、ピアノ線を、例えば、上皿19の排出口67、或いは下皿15の排出口16を経由して、アウト口36から遊技領域内に侵入させようとする時に、前記防御部材800が、単に二層の透明板137A,137Bの内側の透明板137Bに内接しているだけでは、その透明板137Bと防御部材800との内接部分をこじ開けて侵入させることもあり得るが、本発明のように、防御部材800の先端部が内側の透明板137Bの切り欠き凹部801に係入されている状態にあると、そのようなこじ開けが不可能であるし、万一、強引に押し込んでピアノ線が防御部材800により偏向されて、急角度で曲がったとしても、二層の透明板137A,137Bの間に位置する先端部を迂回せねばならず、ピアノ線の先端は、この透明板137A,137Bの間に侵入した後に更に急角度で曲がらなければ遊技領域内には侵入できないのであり、ピアノ線などでは、こうした侵入の方向性を持たせての2段の折れ曲がりは出来ないものであり、これによって遊技領域内への侵入を確実に阻止できるのである。
図9に示すのは、上記防御部材800の敷設に関する変形例である。この図9の他の一般構成部材については、上記実施例の図4の部材番号の説明を援用し、ここでの重複説明を省く。
この変形例−1では、当該防御部材800Aは、前記二層の透明板137A,137Bに設けた切り欠き凹部801が、正面視において、遊技領域内の内レール51よりも内側位置において、実質的に前記内側レール51に沿って、その内側レール51の両上端部に至る円弧状に形成されており、前記防御部材800Aも、この切り欠き凹部801の形状に略一致する円弧状に形成されていて、その円弧状の先端部が、前記前面枠セットの閉鎖状態において、前記切り欠き凹部に係入される構成とされ、装飾部材630等の上に突出するように設けられている。
また、ここでは、前記防御部材800Aの立体形状は、断面視が矩形を成した湾曲自在の長尺ものとして構成されているが、この長尺ものは、一体的に構成されたもの、或いは分断されたものが繋げられる構成であってもよい。
このように、前記防御部材800Aが内レール51に沿って配置されたことで、遊技領域内の主要な構成物、例えば、遊技盤30の上方に配置された、夫々、構成物の一つである、風車702、第2始動口602の左右一対の第1始動口601、601、電動役物ユニット603及びこれらに付帯する命釘、誘導釘に対して不正に改変を加えようとして、何らかの手段により遊技盤30の横方からピアノ線等を遊技領域内に侵入させようとしても、この防御部材800Aと前記構成物とによって、遊技盤30面と透明板137A,137Bとの間の空間を遮断し、且つ、その遮断状態が、防御部材800Aの先端部を透明板137Bの切り欠き凹部801に係入した状態であるので、完全に阻止することができるのである。
図10に示すように、第1種の遊技機の場合は、図10(A)に示すように、始動口S1の命釘N1の配置は、始動口S1の上部に2本間隔を隔てて配置されているだけで、例えば、その1本(図示では左の1本)がピアノ線等の侵入物で下方に広げられて湾曲されると、それによる入賞率は高くなるものの、2本釘間での遊技球の遊びによる入賞が無くなるので、さほど入賞率が高くなるものでもなく、しかも、その入賞による影響は、プログラムを進行させる起動を開始させるだけであり、それほどダメージが大きなものではない。
また、この種の第2種の遊技機の場合には、図10(B)に示すように、始動口S2の命釘N2は同様に一対設けられているが、その上方の中央に1本の命釘N3と、その左右に各1本の案内釘G1が配置されているのが一般的であり、このような構成の場合に、その始動口S2の命釘N2の一方を下方に広げられて湾曲されると、上方の3本の釘の存在によって始動口S2に対する入賞率が極端に上昇し、より一層被害が甚大となる。
従って、第2種の遊技機には、こうしたゴト師の釘不正操作の対策がより求められる。
図11に示すように、遊技機が第1種の場合、遊技領域に、構成物の一つである左右一対のスルーゲート705,705(遊技球の通過により入賞装置の羽根物を開閉させる)が設けられるが、このスルーゲート705,705の案内釘に対して改変が加えられるのを防止するべく、上記実施例の防御部材700と実質的に同じ素材で、短い円弧状に形成された防御部材800Bが、スルーゲート705,705の近傍に設けられ、遊技盤30の側方から挿入される侵入物(ピアノ線)がスルーゲート705,705の案内釘706、706に到達できないように構成されている。尚、この図11の他の一般構成部材については、上記実施例の図4の部材番号の説明を援用し、ここでの重複説明を省く。
この防御部材800Aの構成素材についても、上記実施例の防御部材800と同様の素材が用いられている。
従って、上述したように、前記防御部材800Bが、内レール51のスルーゲート705,705に対応する横側方に沿って配置されたことで、スルーゲート705,705及びこれらに付帯する命釘、誘導釘に対して不正に改変を加えようとして、何らかの手段により遊技盤30の横方からピアノ線等を遊技領域内に侵入させようとしても、この防御部材800Bによって、遊技盤30面と透明板137A,137Bとの間の空間を遮断し、且つ、その遮断状態が、防御部材800Aの先端部を透明板137Bの切り欠き凹部801に係入した状態であるので、完全に阻止することができるのである。
この変形例−3は、上記実施例における二層の透明板137A,137Bのうち、遊技盤30の側に位置する透明板137Bが、導光板137bにより構成されている態様についてのものであり、図12に基づいて、以下説明する。
この導光板137bはそれ自体公知の構造のもので、その板の端面から入力した光が板厚内を直進するように表面加工処理されたものであり、従って、その表面加工部分に、刻設等の微細切り欠きが存在すれば、そこから光が表面側に偏向することになるものである。
この導光板137bからなる透明板137Bに、上述した切り欠き凹部801が形成され、ここに防御部材800Cの先端部が係入される。
このように、前記透明板137Bが導光板137bで構成され、そこに刻設により意匠804が形成され、発光手段802によって前記意匠804が写し出されるようにしたことで、防御部材800Cとしてのピアノ線等の侵入を確実に阻止する効果を発揮しながら、その防御部材800Cの先端部の透明又は半透明の外郭部805の導光板137bへの係入構造を利用して、前記透明板137Aを通しての発光による意匠表現効果も提供できる。
この変形例−4は、上記実施例における二層の透明板137A,137Bのうち、遊技盤30の側に位置する透明板137Bが、導光板137bにより構成されている態様のものであって、且つ、そこに設けられる防御部材800が光ファイバーの集合体で構成された防御部材800Dについてのものであり、図13に基づいて、以下説明する。
なお、EL802Aに代えて、ランプを設けてもよく、この場合には大きな発光エネルギーにより光ファイバーの集合体806の前端面に向けて照射でき、十分な輝度をもってゴト師に対して防御部材800Dの存在を告知することができる。
602:第2始動口
800:防御部材
800A:一変形例の防御部材
800B:一変形例の防御部材
800C:一変形例の防御部材
800D:一変形例の防御部材
800E:一変形例の防御部材
Claims (3)
- 前面に遊技球の流下する遊技領域が形成された遊技盤を有する枠体と、前記枠体に対して開閉可能であり、前記遊技領域を視認可能とする窓部を有する前面枠セットとを備える遊技機において、
前記窓部は、前板と、前記前板より遊技盤側に所定の間隔を隔てて並置され、刻設溝によって所定の意匠が形成された導光板とを含み、
前記導光板には、貫通穴が形成され、
前記前面枠セットの閉鎖状態において前記導光板に前記貫通穴を形成する端面から入射するように光を射出して、前記導光板に入射した光の前記導光板の内部における伝播及び前記刻設溝による偏向により前記意匠を映し出す照明手段が、前記遊技盤に対して固定されている、
ことを特徴とする遊技機。 - 前記照明手段は、前記遊技盤に遊技盤面から窓部側に突出して遊技球の挙動に変化を与える構成部に設けられ、前記前面枠セットの閉鎖状態において前記端面に対向して配置されて前記端面に向けて光を射出する発光部材を含む、
請求項1に記載の遊技機。 - 前記照明手段は、前記遊技盤に設けられ、前記窓部側に向けて光を射出する発光部材と、前記発光部材から射出された光を前記窓部側に導光すると共に当該導光された光を偏向し、前記前面枠セットの閉鎖状態において前記端面に向けて放出する導光部材とを含む、
請求項1に記載の遊技機。
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