JP4816903B2 - 遊技機 - Google Patents
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遊技盤と、
前記遊技盤の前面側に遊技球が流下する遊技領域を区画形成する遊技領域区画手段と、
前記遊技盤の前記遊技領域を視認可能とする窓部を有する前面枠セットと、
前記遊技領域のうち中央領域に設けられた中央演出装置と、
前記遊技領域のうち前記中央領域より前記遊技領域区画手段側の領域に設けられ、前記遊技盤の前面から前記窓部側に突出し、遊技球の挙動に変化を与えることが可能な複数の外側構成部と、
を備えた遊技機において、
前記遊技領域区画手段の内周に倣う形状を有し、前記複数の外側構成部のうち少なくとも二つの外側構成部の前面を渡るように設けられることで、前記前面枠セットを閉じた状態で前記窓部の裏面に接当可能とされる防御手段を備え、
前記少なくとも二つの外側構成部と前記防御手段とによって、遊技球が通過可能な通過領域が構成されていることを特徴としている。
本発明に言う「遊技領域」とは、外レール及び内レールによって囲われた領域を言う。
本発明に言う「遊技領域の外周構成体」とは、内レール及びその他の物(意匠構成物等)で、実質的に遊技領域の外周を形成しているものを言う。
そして、「遊技領域を視認することのできる窓部」とは、ガラス乃至透明な合成樹脂板によって覆われた構造の窓を言う。
また、本発明に言う遊技球の挙動に変化を与える「構成物」とは、遊技盤上の遊技領域に敷設された全てのものを含み、例えば、一般入賞口構成物、大当たり入賞口構成物、可変入賞装置(羽根部材)、始動口構成物、風車、役物(キャラクター等)の意匠構造物、照明構造物、誘導釘、命釘、スルーゲート等が含まれる。
また、「侵入物」とは、主にピアノ線を意味するが、針金、可撓性棒状材、その他これらに類する物で、専らゴト師が遊技機本体、遊技領域内に挿入して不正に用いる器具類を意味する。
また、複数の構成物の表面(一つのユニット化された大型の構成物にあっては、その高さ変化(凹凸)による上端部の表面を渡るように設ければよい)を渡るように設ければよいので、その構成物をこれに敷設する防御部材に合わせてわざわざ大型化しなければならないといった必要性はなく、防御部材を長尺ものとするだけで、既存設計の遊技機に対して、簡単に広い範囲の防御を施すことができる。
前記少なくとも二つの構成物が、それぞれ遊技領域の外周構成体の内周に沿って設けられ、前記防御部材がそれらの構成物の遊技領域外側部分の上面を渡るように、且つ、遊技領域の略下方半分に亘って円弧状に設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、前記防御部材が透明な素材で構成されていない場合でも、遊技領域の視認性の悪化を抑制することができる乍ら遊技領域全般の構成物に対するピアノ線等による不正を防御できる。
前記少なくとも二つの構成物が、それぞれ遊技領域の外周構成体の内周に沿い、前記防御部材がそれらの構成物の遊技領域外側部分を渡るように、且つ、内レールと略均等の距離で、所定の構成物に対応する内レールの部分に亘って円弧状に設けられていることを特徴とする。
このように構成することで、遊技領域の視認性の悪化を抑制することができると共に例えば防御部材を遊技盤の上下方向中間位置に配置した場合には、遊技領域の特定箇所の構成物、例えば、遊技領域の中央に数多く配置されている構成物である中央入賞装置、命釘、羽部部材、風車等に対する不正防止を行い得る。
前記防御部材が遊技領域内の前記構成物の表面から窓部に向けて突出するように設けられていることを特徴とする。
この構成によって、防御部材を予め前記構成物に取り付けておくことで防御部材の取り付けを前記構成物の組み付け工程で行うことができ、作業工程を簡素化できる。
前記構成物が、異なる種類の構成物であっても前記窓部に対して略一定の間隙を有するように構成され、前記窓部の遊技盤側のガラス面が、平面かつ遊技盤面に平行であり、前記遊技領域より大きな範囲を覆うものであることを特徴とする。
かかる構成により、遊技領域のどの位置の構成物に取り付けたとしても、窓部の遊技盤側のガラス面までの距離が略一定であって、遊技領域より大きな範囲を覆い、且つ、平面であるガラス面に必ず接当する構成とされているものであるので、前記構成物の配置毎に形状の異なる防御部材を準備する必要がなく、コスト低減を図ることができると共に開発が行いやすい。
前記防御部材が圧縮変形可能な弾性材から成り、且つ、前面枠セットの閉鎖によって窓部のガラスで弾性圧縮変形され、且つ、前記前面枠セットの開放側への不正操作による引っ張りによって生じるガラスの構成物からの離間をカバーする弾性復元変形が可能な寸法に構成されていることを特徴とする。
前記防御部材が、窓部のガラスに対してその上面部で面接触するよう構成されると共に前記ガラスとの非接触状態において、前記上面部の前記遊技領域の外側に位置する部分がガラスに近接するように高く形成され、遊技領域の中心部側に位置する部分が低くなるように傾斜して形成されていることを特徴とする。
前記少なくとも二つの構成物と、これらの表面を渡るように設けられた防御部材とによって遊技球の通過を許す通路が構成されていることを特徴とする。
このように、防御部材を、個々の構成物の表面を渡るように構成したことで、つまり、個々の構成物をそのまま活かして防御部材を設けるので、従前通りに構成物間の通路を活かすことができて、例えば、内レールへ遊技球を導き、次いでアウト口からの排出ができるのである。
前記防御部材が、構成物の一つであるスルーゲートに対応する内レールに近接した構成物の上面部分を渡るように、内レールに沿って円弧状に設けられていることを特徴とする。
このように、スルーゲートの機能保全を目的として防御部材をスルーゲートの近傍に配置したことで、円弧状の防御部材によって、スルーゲートは勿論、スルーゲートの近傍に位置される風車、これらに対応する案内釘などに対して比較的広範囲において、不正防止を図ることができ、スルーゲート、案内釘、風車に対する不正に起因する入賞率の不正向上を阻止することができる。
前記防御部材が、構成物の一つである風車の近傍に設けられ、遊技盤の側方から挿入される侵入物が風車に到達できないように構成されていることを特徴とする。
このように、本発明では風車の機能保全を目的として防御物を風車の近傍に配置することが可能であるので、従来の遊技盤下方に配置した防御部材では達成できなかった風車の保護が図れ、風車に起因する入賞率の不正向上を阻止することができる。
前記防御部材が、少なくとも前記遊技盤面に平行な方向に幅を有する立体に構成されていることを特徴とする。
(パチンコ機正面側の構成)
図1はパチンコ機10の正面図であり、図2は、外枠11に対して内枠12と前面枠セット14とを開放した状態を示す斜視図である。但し、図2では便宜上、下皿ユニット13が内枠12から取り外された状態を示している。
ここで、前記遊技領域の幅は、少なくとも380mm以上あることが望ましい。より好ましくは390mm以上、400mm以上、410mm以上、420mm以上、430mm以上、440mm以上、450mm以上、さらに460mm以上であることが望ましい。もちろん、470mm以上であってもよい。すなわち、遊技領域の幅は、遊技領域拡大という観点からは大きい程好ましい。
また、遊技球発射装置38には打球槌が設けられ、軸部を中心とする打球槌の回動に伴い遊技球が発射されるが、打球槌に関して軽量化が望まれている。それ故、アルミニウム等の軽金属への材料変更や軸部寸法の縮小化により打球槌の軽量化を図る一方で、十分な発射力を確保すべく、打球槌のヘッド部(軸部と反対側の端部)に重り部を設けている。これにより、十分でかつ安定した遊技球の発射が実現できる。打球槌の重り部を上方に突出して設けることにより、打球槌を容易に摘んだりひっかけたりすることかでき、槌先の打球強さの調整等がしやすくなるという効果がある。
図5は、前面枠セット14の背面図である。前面枠セット14には前記遊技領域のほとんどを外部から視認することができるよう略楕円形状の窓部101が形成されている。詳しくは、窓部101は、その左右側の略中央部が、上下側に比べて比較的緩やかに湾曲した形状となっている。なお、前記略中央部が直線状になるようにしてもよい。本実施の形態において、窓部101の上端(外レール52の最上部、遊技領域の上端)と、前面枠セット14の上端との間の距離(いわゆる上部フレーム部分の上下幅)は61mmとなっており、85mm〜95mm程度上部フレーム幅がある従来技術に比べて著しく短くなっている。これにより、遊技領域の上部領域が確保されやすくなるとともに、大型の電動役物ユニット603も比較的上方に配置することかできるようになっている。前面枠セット14の上端との間の距離は80mm以下であることが望ましく、より好ましくは70mm以下であり、さらに望ましくは60mm以下である。もちろん、所定の強度が確保できるのであれば、50mm以下であっても差し支えない。
パチンコ機10の背面の構成については、各種制御基板、遊技球供給装置(払出機構)等が備えられるが、本発明の本旨から外れるので、ここでの詳細説明は省略する。同様に、本実施例にかかるパチンコ機のその他の基本構成、例えば、電動役物ユニット603の具体構成、作用説明等についてもその詳細説明は省略する。
図4、図6に示すのは、遊技機における本発明の特徴構成部分についてであり、遊技盤30の前面に遊技球Baが転動する遊技領域を視認することのできる窓部101を有する前面枠セット104を備え、前記遊技領域内には、遊技球Baの挙動に変化を与える複数の構成物、ここでは、一般入賞口入球センサ607、第1始動口入球センサ605等を備えた意匠構成部が、遊技盤面から内レール51の略全周に亘って、これに沿って、且つ、窓部101側に略同じ高さで突出するように設けられている。即ち、少なくとも二つの構成物が、それぞれ遊技領域の外周構成体である内レール51の内周に沿って設けられ、後述の防御部材700がそれらの意匠構成物の遊技領域外側部分の上面を渡るように、且つ、遊技領域の略下方半分に亘って円弧状に設けられている。
前記遊技盤30には、命釘、案内釘等が、盤面から17mm突出する状態で植設されている。この釘の頂部と、ガラス板137の内面との間隙は、4mmである。前記ガラス板137は、互いに間隔を隔てた2枚のガラス板から構成されているが、その2枚の全体の厚みは16mmである。そして、ガラス板137の外面と遊技盤30の盤面との距離は、37mmである。
このように、長尺の防御部材700が、一対の一般入賞口入球センサ607の意匠構造部607A、607B(もう一対が遊技盤30の左右対称配置)、第1始動口入球センサ605の意匠構造部605A(中央下部)、第2始動口入球センサ602の意匠構造部に亘って、遊技領域のできるだけ外側の部分で、内レール51の内側に沿って、遊技盤30面から窓部101側に向けて突出するように設けられているので、ゴト師が例えば、前面枠セット14を前面側に引っ張って遊技機本体枠との間隙を広げて遊技領域内に侵入させ、或いは、遊技球払出通路部分に穿孔してピアノ線を遊技領域内に前面枠セット14の隙間或いは受皿通路に対する穿孔等、何らかの手段により侵入物をアウト口36や内レール51の横側方から遊技領域内に侵入させ、その先端を上下配置の第1の始動口607、607に対して抜き差し作用させたり、その命釘を曲げたりしようとすると、その内レール51の内側に位置する防御部材700に進行を阻まれ、ピアノ線を遊技領域内に侵入させて不正が行われるのを防止することができる。
また、防御部材700を弾性材で構成しておくことで、ガラス137を閉じるとき、多少の製作寸法誤差、取り付け誤差があっても、その弾性変形で吸収することができて、ガラス137の開閉を、防御部材700との接当による衝突音の発生もなくスムースに行い得る。
図7乃至図10は、遊技盤30の前面に遊技球が転動する遊技領域を視認することのできる窓部101を有する前面枠セット104を備え、前記遊技領域内には構成物が遊技盤面から窓部101側に突出するように設けられている遊技機についてであり、図8の拡大斜視図で示すように、防御部材700Aが,第2始動口602を主に防御対象として設けられた場合についての実施形態のものを示すものであり、図9は、その正面図である。
図7に示すように、この実施例では、防御部材700Aは、遊技領域内における構成物、即ち、ここでは、遊技盤の中央下方の入賞装置の下に配置された第2の始動口602の下部をU字状に囲うように設けられている。
そして、前記防御部材700Aは、前面枠セット14の閉鎖によって窓部101のガラス137で弾性圧縮変形され、且つ、前記前面枠セット14の開放側への不正操作による引っ張りによって生じるガラス137の第2始動口602(構成物)からの離間に追従して伸長する弾性復元変形が可能な寸法(直径)に構成されている。
例えば、前面枠セット14の隙間或いは受皿通路に対する穿孔する等の何らかの手段により侵入物、例えばピアノ線をアウト口36から遊技領域内に侵入させ、その先端を第2の始動口602の命釘701に近付けようとすると、どの方向から上方に侵入させようとしても、U字形の上記防御部材700Aの存在によって行く手を阻止されることになり、この際、防御部材700Aが、窓部101、即ち、ガラス137との間隙を密着状態として閉じているので、ピアノ線がこの防御部材700Aの上縁を越えて命釘に到達することは出来ないのである。
更に、防御部材700Aを弾性材で構成しておくことで、ガラス137を閉じるとき、多少の製作寸法誤差、取り付け誤差があっても、その弾性変形で吸収することができて、ガラス137の開閉を、防御部材700Aとの接当による衝突音の発生もなくスムースに行い得る。
図10に示すように、第1種の遊技機の場合は、図10(A)に示すように、始動口S1の命釘N1の配置は、始動口S1の上部に2本間隔を隔てて配置されているだけで、例えば、その1本(図示では左の1本)がピアノ線等の侵入物で下方に広げられて湾曲されると、それによる入賞率は高くなるものの、2本釘間での遊技球の遊びによる入賞が無くなるので、さほど入賞率が高くなるものでもなく、しかも、その入賞による影響は、プログラムを進行させる起動を開始させるだけであり、それほどダメージが大きなものではない。
ここで、かかる第2種の遊技機のゲーム性について、補足しておく。
上述の電動役物ユニット603は、開閉部材として、左右一対の羽根部材を備えており、これらの羽根部材は、通常時は遊技球が入球出来ない閉状態となっているが、第1始動口601の入球センサ及び第2始動口602の入球センサが遊技球の入球を検出することに応じて開状態に変位するように構成されている。
そして、通常時、この電動役物ユニット603内に入球した遊技球がVゾーンを通過すると大当たり状態となって、10球の入球があるまで、又は30秒経過するまで開閉動作を繰り返すラウンド演出を15回行うものである。
従って、上述したように、第2種の遊技機の電動役物ユニット603に対する不正が行われれば、その被害が甚大となることが明らかである。
従って、第2種の遊技機には、こうしたゴト師の釘不正操作の対策がより求められる。
ここでは、上記防御部材700の変形例である防御部材700Bについて、図11及び図12に基づいて詳述する。
ここに示す防御部材700Bは、素材として弾性変形自在のゴムを用いている点において上記実施例の防御部材700と変わりがないが、ここでは、前記防御部材700Bが、窓部101のガラスに対してその上面部700B′で面接触するよう構成されると共に、図12に示す如く、前記ガラスとの非接触状態において、前記上面部700B′の前記遊技領域の外側に位置する外端部分700aがガラスに近接するように高く形成され、遊技領域の中心部側に位置する内端部分700bが低くなるように傾斜して形成されている。ここでは、防御部材700Bを貼り付ける構成物として、上述した一般入賞口入球センサ607の意匠構造物607Aの部分を概略で示す。
このように構成することで、防御部材700Bを出来るだけ小型化してコストを低減できると共に、図11に示す如く、窓部101を閉じてガラスが防御部材700Bを圧縮変形するときに、高く形成されている前記遊技領域の外側に位置する外端部分700aが強く圧縮変形され(変形量が大)、この外端部分700aの強度を、高さが低く圧縮変形の少ない内端部分700bよりもより機械的に増大させることができ、これによって、全体として出来るだけ小型化できながら(傾斜形状による体積減少)、矢印で示すように、遊技領域の外側から進行してくる侵入物のピアノ線P等を、その侵入開始段階で強力にブロックし易いのである。
図13に示すように、防御部材700の変形例として、主としてスルーゲート705,705に対する不正防止の制御部材700Cについて述べる。
遊技機が第1種の場合、遊技領域に、構成物の一つである左右一対のスルーゲート705,705(遊技球の通過により入賞装置の羽根部材物を開閉させる)が設けられるが、このスルーゲート705,705、及びその案内釘706に対して改変が加えられ、或いはスルーゲート705,705そのものに対するピアノ線の挿抜によるスイッチ作動を防止するべく、更には、この近傍、及び遊技領域の中心部に位置する他の構成物、例えば風車702、及びこれに対応する案内釘706’等に対する不正を阻止するべく、前記防御部材700と実質的に同じゴム素材で円弧状に形成された防御部材700Cが、スルーゲート705,705近傍の、内レール51の内側に沿って近接して、そこに設けた構成物の装飾部材630の上面に貼り付けられて設けられ、遊技盤30の側方から挿入される侵入物(ピアノ線)が、スルーゲート705,705、及びその案内釘706、風車702及びその案内釘706’等に到達できないように構成されている。
図中、30は遊技盤を示し、709は入賞装置、710は、その始動口を示すが、それらの詳細説明はここでは省略する。
また、この第1種の遊技機の他の基本構成については、本発明の特徴では無く、また公知の構成であるので、その詳細説明を省略する。
更に、円弧上の防御部材700Cを弾性材で構成しておくことで、ガラス137を閉じるとき、窓部101の周囲という大きな円弧でもって弾性的に受けとめ、ガラス137の開閉を、衝突音の発生もなくソフトに行い得る。
ここでは、図14に示すように、防御部材700Dが、少なくとも前記遊技盤30面に平行な方向に幅を有する立体、ここでは、横断面形状が台形に構成され、その構成素材としては上記実施例及び変形例のゴム素材よりも軟らかいが、十分な保形性を備えたウレタン発泡樹脂によって構成されている。
この防御部材700Dは、ピアノ線Pの侵入に対して、その侵入を単にブロックするだけでなく、万一、電気コテ等で穿孔されることになっても、ここを貫通したピアノ線Pは、その防御部材700Cの幅、即ち、厚みの部分によって、その軸線方向で所定の長さだけ動きを規制(直線動のみ)されることになり、このピアノ線Pの先端を自在に操作することが出来ないことになり、第2始動口602の命釘の釘曲げ、或いは入賞装置の不正操作を行うことが出来ないのである。
因みに、従来の如き薄い板状の防御壁707であると、図15に示すように、ここを貫通したピアノ線Pは、その薄い板の孔708を支点として、その先端部を自在に操作することができるので、金属板であっても、それが薄物であれば、一旦これが破られると釘、入賞装置、その他の構造物に対する改変が行われる危険性が高いのである。
602:第2始動口
700:防御部材
700A:防御部材の一変形例
700B:防御部材の一変形例
700C:防御部材の一変形例
702:風車
705:スルーゲート
Claims (2)
- 遊技盤と、
前記遊技盤の前面側に遊技球が流下する遊技領域を区画形成する遊技領域区画手段と、
前記遊技盤の前記遊技領域を視認可能とする窓部を有する前面枠セットと、
前記遊技領域のうち中央領域に設けられた中央演出装置と、
前記遊技領域のうち前記中央領域より前記遊技領域区画手段側の領域に設けられ、前記遊技盤の前面から前記窓部側に突出し、遊技球の挙動に変化を与えることが可能な複数の外側構成部と、
を備えた遊技機において、
前記遊技領域区画手段の内周に倣う形状を有し、前記複数の外側構成部のうち少なくとも二つの外側構成部の前面を渡るように設けられることで、前記前面枠セットを閉じた状態で前記窓部の裏面に接当可能とされる防御手段を備え、
前記少なくとも二つの外側構成部と前記防御手段とによって、遊技球が通過可能な通過領域が構成されていることを特徴とする遊技機。 - 前記防御手段が、前記遊技領域の略下方半分に亘って円弧状に設けられている請求項1に記載の遊技機。
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