JP4442139B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ガラス板等の透明板の構造に工夫を凝らして遊技者の興味を引くようにしたものが提案されている(例えば特許文献1参照)。このものは、後方ガラス板に前方ガラス板と接する位置まで部分的に突出した突出部を設けて遊技者の興味を引くようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開昭56−85373号(第2図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このものは単に後方ガラス板に突出部が備えられているのみであり、前方ガラス板には通常の平板状のものが使用されているため、遊技者にそれ程斬新な印象を与えることはなかった。
また、後方ガラス板が前方に突出している部分でも、パチンコ球1個程度(通常の間隔と合わせてパチンコ球2個程度)、前方に突出しているだけであるため、遊技者がガラス板の構造の工夫に気付きにくいという問題点もあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、遊技者に斬新な印象を与えることができる透明板構造を備えたパチンコ機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用・効果】
上記課題を解決するための有効な手段とその作用・効果を以下に示す。
[請求項1]
前側透明板と後側透明板とを前後に並べて遊技盤の前方に配置するパチンコ機であって、
前記遊技盤には、遊技球が前記後側透明板の後面と前記遊技盤との間を流下可能な第1領域と、装飾のための遊技部材が突出して配されて前記遊技球が前記後側透明板と前記遊技部材との間を流下不能な第2領域とを有し、
前記前側透明板は、前記第1領域に対応して設けられる平面板であり、
前記後側透明板は、
前記第1領域に対応して設けられた平面部と、
前記第2領域に対応して設けられ、前記遊技部材が収納可能となるよう、その最前端と前記遊技盤面との距離が前記遊技球の直径の3倍以上に設定された突出部と、を備え、
該突出部は、前記前側透明板よりも前記遊技盤の前方側に突出するよう構成されたことを特徴とするパチンコ機。
上記の構成により、後側透明板は前側透明板よりも遊技盤の前方側に突出するよう構成された突出部を備えているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
上記課題を解決するための他の有効な手段とその作用・効果を以下に示す。
<手段1>
手段1は、遊技盤の前方には透明板が配され、この透明板の周縁が前記遊技盤に対し開閉可能な扉部材の開口枠に取り付けられてなるパチンコ機であって、前記透明板には、その一部が前方に突出する突出部が形成されるとともに、この突出部の外面と前記遊技盤との間の間隔は、遊技球の直径の3倍以上に設定されていることを特徴とする。
【0006】
本手段の構成によれば、透明板には、その外面と遊技盤との距離が遊技球の直径の3倍以上となるように前方に向けて突出した突出部が形成されているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
なお、透明板には、ガラス板の他、透明な樹脂板も含まれる。
【0007】
<手段2>
手段2は、手段1に記載のものにおいて、前記透明板には平面部が形成され、この平面部と前記突出部とは曲面にて繋がれていることを特徴とする。
【0008】
本手段の構成によれば、透明板の平面部と突出部との境界線が見えにくくなるから、境界線が目障りでなくなる。
さらに、本手段の構成によれば以下の作用効果も奏される。透明板の一部を突出させると、透明板に応力がかかった場合に平面部と突出部との境界付近に応力が集中し易い。従って遊技者がガラス板をたたいたりすると、この部分から割れるおそれがある。
本手段の構成によれば、平面部と突出部とは曲面にて繋がれているから、透明板に応力がかかった場合でもその境界付近で応力が局部的に集中することはなく割れにくくなる。
【0009】
<手段3>
手段3は、手段1又は手段2に記載のものにおいて、前記突出部は、所定の枠により囲まれるように区画された遊技領域のほぼ中央部に形成されていることを特徴とする。
【0010】
遊技領域のほぼ中央部は遊技者の視野に入りやすいため、突出構造を目立たせることができる。
【0011】
<手段4>
手段4は、手段1ないし手段3のいずれかに記載のものにおいて、前記突出部は、所定の枠により囲まれるように区画された遊技領域の端部付近に形成されていることを特徴とする。
【0012】
一般に、遊技領域の端部付近は遊技者の視野に入りにくいため、端部付近の装飾効果は低い。
本手段の構成によれば、端部付近に突出部を形成したから、端部付近も目立たせることができ端部付近の装飾効果を向上させることができる。
【0013】
<手段5>
手段5は、手段1ないし手段4のいずれかに記載のものにおいて、前記突出部は、所定の枠により囲まれるように区画された遊技領域よりも外の領域に形成されていることを特徴とする。
【0014】
一般に、遊技領域よりも外の領域は遊技者の視野に入りにくいため、その領域の装飾効果は低い。
本手段の構成によれば、遊技領域よりも外に突出部を形成したから、遊技領域の外の領域も目立たせることができこの領域の装飾効果を向上させることができる。
【0015】
<手段6>
手段6は、手段1ないし手段5のいずれかに記載のものにおいて、前記突出部は、前記透明板のほぼ中央部に形成されていることを特徴とする。
【0016】
透明板のほぼ中央部は遊技者の視野に入りやすいため、突出構造を目立たせることができる。
【0017】
<手段7>
手段7は、手段1ないし手段6のいずれかに記載のものにおいて、前記突出部は、前記透明板の端部付近に形成されていることを特徴とする。
【0018】
一般に、透明板の端部付近は遊技者の視野に入りにくいため、端部付近の装飾効果は低い。
本手段の構成によれば、端部付近に突出部を形成したから、端部付近も目立たせることができ端部付近の装飾効果を向上させることができる。
【0019】
<手段8>
手段8は、手段1ないし手段7のいずれかに記載のものにおいて、前記突出部の内側は遊技球が可動する拡張可動空間とされていることを特徴とする。
【0020】
本手段の構成によれば、遊技球の可動範囲が三次元的に広がるから、遊技球の動きが複雑となり、遊技者の興味を引く。
【0021】
<手段9>
手段9は、手段1ないし手段8のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技盤の盤面のうち前記突出部と対向する付近には遊技球の入賞手段が備えられていることを特徴とする。
【0022】
本手段の構成によれば、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与える突出部と対向する付近に入賞手段が備えられているから、入賞手段を目立たせることができる。
【0023】
<手段10>
手段10は、手段9に記載のものにおいて、前記入賞手段は、遊技球の入賞又は通過により図柄表示装置を変動開始させたり、可動入賞装置を可動(開放または開閉を含む)させるものであることを特徴とする。
【0024】
本手段の構成によれば、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与える突出部と対向する付近に図柄表示装置を変動開始させたり、可動入賞装置を可動させる入賞手段が備えられているから、これらの入賞手段を目立たせることができる。
なお、本手段における入賞手段には始動口、通過ゲートが含まれる。
【0025】
<手段11>
手段11は、手段1ないし手段10のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技盤の盤面のうち前記突出部と対向する付近には装飾部材が備えられていることを特徴とする。
【0026】
本手段の構成によれば、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与える突出部と対向する付近に装飾部材が備えられているから、装飾部材を目立たせることができる。
【0027】
<手段12>
手段12は、手段1ないし手段11のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技盤の盤面のうち前記突出部と対向する付近には所定の表示を行う表示装置が備えられていることを特徴とする。
【0028】
本手段の構成によれば、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与える突出部と対向する付近に所定の表示を行う表示装置が備えられているから、これらの表示装置を目立たせることができる。
なお、所定の表示装置には、図柄を変動して表示する図柄表示装置等が含まれる。
【0029】
<手段13>
手段13は、手段8ないし手段12のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技盤の盤面のうち前記突出部と対向する付近には、前記拡張可動空間内への遊技球の球の進入流路を開閉する流路開閉手段が設けられている。
【0030】
本手段の構成によれば、拡張可動空間内へ遊技球を進入させたり、進入させなかったりすることができ、遊技球の動きにバリエーションを設けることができるため、遊技者の興趣を一層増加させることができる。
【0031】
<手段14>
手段14は、手段1ないし手段13のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技盤には、前記突出部の内面下部をほぼ覆う部材が設けられていることを特徴とする。
【0032】
突出部により形成された拡張可動空間内で遊技球が落下すると、突出部の内面下部に衝突し、この部分で突出部が破損するおそれがある。本手段の構成によれば、遊技盤には、突出部の内面下部を覆う部材が設けられているから、突出部下部への遊技球の直撃が回避されて突出部が損傷するおそれがなくなる。
【0033】
<手段15>
手段15は、手段8ないし手段14のいずれかに記載のものにおいて、前記拡張可動空間内に遊技球を導く誘導壁が、前記拡張可動空間内に張り出すように前記遊技盤上に突設されていることを特徴とする。
【0034】
本手段の構成によれば、遊技球を拡張可動空間内に導いて遊技球の動きを複雑にすることができるから、遊技者の興趣が増大される。
【0035】
<手段16>
手段16は、手段8ないし手段15のいずれかに記載のものにおいて、前記遊技盤の盤面のうち前記突出部と対向する部分には、前記拡張可動空間内にその先端が進入する長さの釘が植設されていることを特徴とする。
【0036】
本手段の構成によれば、遊技球は拡張可動空間内においても釘によって弾かれて複雑な動きをする。よって、拡張可動空間内の遊技球の動きが単調となることを防止することができる。
【0037】
<手段17>
手段17は、手段1ないし手段16のいずれかにに記載のものにおいて、前記突出部は前記透明板に開けられた開口部に突状部材がはめこまれて形成されていることを特徴とする。
【0038】
本手段の構成によれば、透明板に突出部を一体成形する必要はなくなるから、製造が容易となる。
【0039】
<手段18>
手段18は、手段1ないし手段17のいずれかに記載のものにおいて前記突状部材は樹脂にて構成されていることを特徴とする。
【0040】
本手段の構成によれば、突状部材は樹脂製であるから成形性が高く製造が容易となる。
【0041】
<手段19>
手段19は、手段1ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記透明板は、後方透明板と、この後方透明板よりも前方に位置する前方透明板とからなり、前記後方透明板には、前記突出部が形成されるとともに、この突出部が前記前方透明板に開けられた開口部から前方へ突出していることを特徴とする。
【0042】
本手段の構成によれば、後方透明板に形成された突出部は前方透明板よりも前方へ突出しているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
【0043】
<手段20>
手段20は、手段1ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記透明板は、後方透明板と、この後方透明板よりも前方に位置する前方透明板とからなり、前記前方透明板には前記突出部が形成されるとともに、前記後方透明板にも前方に突出する突出部が前記前方ガラス板の突出部と対応する位置に形成されていることを特徴とする。
【0044】
本手段の構成によれば、前方透明板及び後方透明板のいずれにも突出部が形成されているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
また、遊技者が透明板を叩いたとしても、2枚とも割られるおそれが減少し、突出部後方の装飾部材等の遊技部材が破損するおそれが減少する。
【0045】
<手段21>
手段21は、手段1ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記透明板は、後方透明板と、この後方透明板よりも前方に位置する前方透明板とからなり、前記前方透明板には、前記突出部が形成されるとともに、前記後方ガラス板の前記突出部と対応する位置には開口が形成されていることを特徴とする。
【0046】
本手段の構成によれば、前方透明板には、前方に向けて突出した突出部が形成されているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
【0047】
<手段22>
手段22は、手段1ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記透明板は、後方透明板と、この後方透明板よりも前方に位置する前方透明板とからなり、前記後方透明板は、前記前方透明板の端部より幅方向外方へ延出された部分を有し、この延出された部分には前記突出部が設けられていることを特徴とする。
【0048】
本手段の構成によれば、後方透明板には、前方に向けて突出した突出部が形成されているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
【0049】
<手段23>
手段23は、手段1ないし手段18のいずれかに記載のものにおいて、前記透明板は、後方透明板と、この後方透明板よりも前方に位置する前方透明板とからなり、前記前方透明板は、前記後方透明板の端部より幅方向外方へ延出された部分を有し、この延出された部分には前記突出部が設けられていることを特徴とする。
【0050】
本手段の構成によれば、前方透明板には、前方に向けて突出した突出部が形成されているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
【0051】
【発明の実施の形態】
<第1実施形態>
以下、本発明の第1実施形態を添付図面を参照しつつ説明する。
パチンコ機1の額縁状に形成された前面枠3の開口には、金枠5が周設されている。金枠5には、ガラス扉枠7と前面扉板9とが開閉可能に設けられている。なお、ガラス扉枠7の構成については後に詳述する。ガラス扉枠7の後方には、遊技盤13が配置され、前面扉板9の表面には、打球を貯留し、かつ図示しない打球発射位置に打球を供給する上皿15が固定されている。さらに、前面枠3の下方には、打球の発射力を調整する操作ハンドル17、上皿15に貯留しきれなかった景品玉を貯留する下皿19が設けられている。
【0052】
遊技盤13の前面には、ほぼ円状に設けられる誘導レール23によって区画された遊技領域25が形成されている。遊技領域25のほぼ中央には、特別図柄表示装置27が配設されており、ここに複数の図柄列が表示される。本実施形態では、これらの図柄列として上図柄列29、中図柄列31及び下図柄列33の3つの図柄列が表示されるが、それ以外の数の図柄列が表示されてもよい。
これらの図柄列29,31,33は、通常変動時には横方向(右から左へ移動するように)にスクロール表示される。なお、図柄列は、例えば左図柄列、中図柄列、右図柄列のように縦方向にスクロール表示されるものであってもよい。
【0053】
また、特別図柄表示装置27の上部には普通図柄表示装置35が併設されている。普通図柄表示装置35は、発光ダイオード(LED)よりなる4つの保留ランプ37と、普通図柄表示部たるLEDよりなる7セグ表示部39とを備えている。
さらに、特別図柄表示装置27の左右両側には一対の通過ゲート41が配設されている。通過ゲート41を遊技球Pが通過すると普通図柄表示装置35が作動する。本実施形態では、普通図柄表示装置35は、「0」〜「9」までの数字を可変表示して7セグ表示部39にセグメント表示させ、その数字が所定値(本実施の形態では「7」)で停止した場合に、始動口45の羽根45Aを所定秒数開放させる。この開放により、始動口45への入賞が比較的容易なものとなる。普通図柄表示装置35は、遊技球Pの通過ゲート41の通過回数を4回まで記憶することができ、保留ランプ37でその保留数を表示する。従って、4つの保留ランプ37が点灯している状態で遊技球Pが通過ゲート41を通過してもカウントされず、保留ランプ37が点灯している限り、遊技球Pが通過ゲート41を通過しなくとも保留数に応じた回数だけ普通図柄表示装置35は作動するようになっている。
【0054】
特別図柄表示装置27の表示部27Aでは、各図柄列29,31,33の図柄変動(スクロール変動)が、遊技球Pの始動口45への入賞に基づいて開始させられる。また、大当たり図柄、外れリーチ図柄及び外れ図柄の中から1つが選択され、これが停止図柄として設定される。停止図柄とは、各図柄列29,31、33が図柄変動を停止したときに表示される図柄である。本実施形態では、図柄変動は、上図柄列29、下図柄列33、中図柄列31の順に停止させられるが、これはあくまでも一例にすぎず、別の順序で停止するようにしてもよい。
【0055】
大当たり状態は、リーチ遊技状態(リーチ状態)を経た後、全ての図柄列29,31,33の変動が停止させられたとき、表示されている図柄の組合せが、予め定められた大当たりの組合せ、すなわち、同一種類の図柄が大当たりラインに沿って並んだ組合せとなる場合(例えば▲7▼、▲7▼、▲7▼や▲3▼、▲3▼、▲3▼等)であり、当該組合せを構成する図柄が「大当たり図柄」となる。大当たりの組合せが成立すると、特別電動役物が作動し(大入賞口47が開かれ)、遊技者にとって有利な大当たり状態の到来、すなわち、より多くの景品球を獲得することが可能となる。
【0056】
また、リーチ状態とは、大当たり直前の状態をいう(もちろん大当たり状態に至らない場合もある)。リーチ状態には、下図柄列33の図柄変動が、大当たりライン上において上図柄列29の停止図柄と同一種類の図柄で停止する状態が含まれる。
このリーチ状態には、中図柄列31の図柄変動が、最終的に上・下両図柄列29,33の停止図柄と同一種類の図柄(大当たり図柄)で停止して大当たり状態になるもの以外にも、異なる種類の図柄(これを「外れリーチ図柄」という)で停止して、大当たり状態とならないもの(これを「外れリーチ状態」という)が含まれる。
【0057】
遊技球Pの始動口45への入賞に基づいて各図柄列29,31,33の図柄変動が開始させられることはすでに説明したが、この変動表示中にさらに遊技球Pが始動口45に入賞した場合には、その分の変動表示は、現在行われている変動表示の終了後に行われる。つまり、変動表示が待機(保留)される。この保留される変動表示の最大回数は、パチンコ機1の機種毎に決められている。本実施形態では保留最大回数が4回に設定されているが、これに限られるものではない。
【0058】
特別図柄表示装置27において、表示部27Aの上方には、発光ダイオード(LED)からなる保留ランプ49が組み込まれている。保留ランプ49の数は、前述した保留最大回数と同じ(この場合4個)である。保留ランプ49は、変動表示の保留毎に点灯させられ、その保留に対応した変動表示の実行に伴い消灯させられる。このほかにも、パチンコ機1の複数箇所には、遊技効果を高めるための各種ランプが取り付けられている。これらのランプは、遊技の進行に応じて点灯状態(消灯、点灯、点滅等)が変えられる。さらに、パチンコ機1には、遊技の進行に応じて効果音を発生する図示しないスピーカが設けられている。
【0059】
また、遊技者の操作に応じて変化するパチンコ機1の遊技状態を検出するべく、本実施形態では、遊技盤13には、スルースイッチ51、始動口用スイッチ53、Vゾーン用スイッチ55及びカウントスイッチ57等がそれぞれ設けられている。スルースイッチ51は、遊技球Pの通過ゲート41の通過を検出し、始動口用スイッチ53は、始動口45への遊技球Pの入賞を検出し、Vゾーン用スイッチ55は、遊技球Pの大入賞口47のうちのVゾーンへの入賞を検出し、カウントスイッチ57は、遊技球Pの大入賞口47への入賞を検出する。
【0060】
次に、ガラス扉枠7の構成について詳細に説明する。ガラス扉枠7は、方形状の開口部を有し、その裏面には額縁状のガラス保持枠63が備えられている。このガラス保持枠63の内周縁には全周に沿って、かつ前後に所定間隔をおいてガラス収納溝63A,63Bが形成され、それぞれには、共に平面ガラスよりなる前方ガラス板65、後方ガラス板67の周縁部が嵌め込まれることによって取り付けがなされている(なお、前方ガラス板65及び後方ガラス板67がガラス板(本発明の透明板に相当)64を構成している)。
前方ガラス板65及び後方ガラス板67の、ガラス扉枠7を閉じた際に始動口45に対面する位置には、略円形の開口65A,67Aがそれぞれ同軸でかつ同一の大きさをもって形成されている。
【0061】
両開口65A,67Aには、後方ガラス板67に取り付けられた全体が椀状をなす突出部材71(本発明の突状部材)が嵌め込まれている。
この突出部材71は円筒部と半球部とからできていて、円筒部が前後のガラス板65,67に嵌め込まれ、半球部は前方ガラス板65からの突出部分とされている。突出部材71は全周に取付用のフランジ71Aを有し、後方ガラス板67の開口67Aの裏面に接着等の手段(あるいは適当な取付け具を用いた固定手段でもよい)によって固着されている。本実施形態においては、突出部材71は透明の樹脂材によって一体に形成されるとともに、両開口65A,67Aに対しては僅かに圧縮された状態で嵌め込まれ、その外周面が全周に沿って隙間なく密着した状態としてある。
なお、この実施形態では、突出部材71は、両開口65A,67Aに対し、自らの弾発力のみによって嵌め合わされるものを示したが、必要であれば更に接着剤を介在させるようにしてもよい。
【0062】
かくして、突出部材71は前方ガラス板65の周縁部から局部的に突出することとなり、かつその内部は遊技領域25内の空間に連通する。したがって、突出部材71の内側は遊技球Pに対する拡張可動空間73とされる。つまり、突出部材71によって遊技領域25が前方側に立体的に拡張されたわけである。
ところで、遊技盤13の遊技盤面13Aから前方ガラス板65の平面部までの距離は遊技球Pの直径の2倍程度であるが、突出部材71が設けられた部分では突出部材71のうち最も突出した部分71Bの外面までの距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上、かつ遊技に支障をきたさない程度以下の設定としてある。
【0063】
拡張可動空間73内には、先端に始動口45が設けられたガイド部材74が突入されている。このガイド部材74は始動口45を突出部材71のほぼ中心部に位置させつつ遊技盤13をほぼ直角に内外に貫通している。そして、その内部に形成された案内通路75は始動口45へ入賞した遊技球Pを遊技盤13の裏面に配された図示しない経路へと導くことができるようになっている。
【0064】
さらに、拡張可動空間73内の始動口45の上方には、遊技盤13から斜め前方へ下るように傾斜する案内板(本発明の誘導壁に相当)77が起立して設けられている。この案内板77によって、後方ガラス板67と遊技盤13との間を通って落下してきた遊技球Pを拡張可動空間73内に導くようにしている。
また、遊技盤13における案内板77と始動口45との間の位置には、始動口45付近までその先端が延びた一対の釘79が植設されている。釘79は、通常のパチンコ機1に用いられている釘よりも長くされており、拡張可動空間73内に誘導された遊技球Pと接触して遊技球Pの動きに変化を与えるために設けられている。
【0065】
次に本実施形態の作用効果について説明する。
本実施形態のパチンコ機1では、ガラス板64は、その最も突出した部分71Bの外面と遊技盤面13Aとの距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上となるように前方に向けて突出しているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。
また、ガラス板64の突出構造は、ガラス板64に開けられた開口65A,67Aに突出部材71がはめこまれて形成されており、板ガラスに突出構造を一体成形する必要はなくなるから、製造が容易となる。
また、突出部材71は樹脂にて構成されているから成形性が高く製造が容易となる。
また、突出部材71の内側は遊技球Pが可動する拡張可動空間73とされている。よって、遊技球Pの可動範囲が三次元的に広がるから、遊技球Pの動きが複雑となり、遊技者の興味を引く。
【0066】
また、遊技盤13の遊技盤面13Aのうち突出部材71と対向する付近には、始動口45が備えられているから、始動口45を目立たせることができる。
また、拡張可動空間73内に遊技球Pを導く案内板77が、拡張可動空間73内に張り出すように遊技盤13上に突設されているから、遊技球Pを拡張可動空間73内に導いて遊技球Pの動きを複雑にすることができ、遊技者の興趣が増大される。
【0067】
また、遊技盤13の遊技盤面13Aのうち突出部材71と対向する部分には、拡張可動空間73内にその先端が進入する長さの釘79が植設されているから、遊技球Pは拡張可動空間73内においても釘79によって弾かれて複雑な動きをする。よって、拡張可動空間73内の遊技球Pの動きが単調となることを防止することができる。
【0068】
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について図4を参照しつつ説明する。第2実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第1実施形態と同一の符号を付す。第2実施形態では、第1実施形態の図3に相当する図4の断面図に示すようにガラス板64の突出構造が第1実施形態のものと異なる。
前方ガラス板65には突出部が形成されるとともに、後方ガラス板67にも、突出部が前方ガラス板65の突出部と対応する位置に形成されている(本実施形態においては、突出部はそれぞれ後方ガラス板67、前方ガラス板65と一体成形されているものを示したが、突出部を別体としてもよい)。
なお、本実施形態においても図4中の距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上、かつ遊技に支障をきたさない程度以下の設定としてある。
次に本実施形態特有の効果について説明する。
本手段の構成によれば、前方ガラス板65及び後方ガラス板67のいずれにも突出部が形成されているから、遊技者に対して視覚的に斬新な印象を与えることができる。また、遊技盤13の前方に2枚のガラス板65,67が配されるから、遊技者がガラス板64を叩いたとしても、2枚とも割られるおそれが減少し、後方の装飾部材等の遊技部材が破損するおそれが減少する。
【0069】
<第3実施形態>
次に、第3実施形態について図5を参照しつつ説明する。第3実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第1実施形態と同一の符号を付す。第3実施形態では、第1実施形態の図3に相当する図5の断面図に示すようにガラス板64の突出構造が第1実施形態のものと異なる。
前方ガラス板65には、突出部が形成されるとともに、後方ガラス板67には前方ガラス板65の突出部と対応する位置に開口67Aが形成されている。そして、遊技盤13に突出して取り付けられた装飾部材26は、後方ガラス板67の開口67Aから前方に向かって突出している。
【0070】
<第4実施形態>
次に、第4実施形態について図6を参照しつつ説明する。第4実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第1実施形態と同一の符号を付す。第4実施形態では、突出部を形成する突出部材71の配置が第1実施形態のものと異なる。
この実施形態では、突出部材71は、誘導レール23(本発明の所定の枠に相当)により囲まれるように区画された遊技領域23のほぼ中央部、左右両端部付近、及び遊技領域25よりも外の領域(図6において遊技領域25の右上方領域)にそれぞれ配されている。
【0071】
<第5実施形態>
次に、第5実施形態について図7を参照しつつ説明する。第5実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第1実施形態と同一の符号を付す。第5実施形態では、突出部材71の形状が後側面を開口した中空の直方体形状をなしている点及び突出部材71の内面下部(突出部材71の底壁の内面)をほぼ覆う被覆部材72が設けられている点が第1実施形態のものと異なる。なお、被覆部材72は、突出部材71の底壁内面を覆うサイズの矩形状の樹脂等からなり、遊技盤13から前方へ向けて起立して設けられて、基端側には、遊技球Pが通過可能な開口72Aが設けられている。
本実施形態の構成によれば、突出部材71の内面下部を覆う部材72が設けられているから、突出部材71下部への遊技球Pの直撃が回避されて突出部材71が損傷するおそれがなくなる。
なお、本実施形態においても図7中の距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上、かつ遊技に支障をきたさない程度以下の設定としてある。
【0072】
<第6実施形態>
次に、第6実施形態について図8ないし10を参照しつつ説明する。第6実施形態では、第5実施形態と異なる構成のみ説明し、第5実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第5実施形態と同一の符号を付す。第6実施形態では、遊技盤13の一部領域13Dが図示しないソレノイド等の駆動手段により前後方向に駆動可能となっており、一部領域13Dが図8に示す後方位置から図9に示す前方位置に駆動すると、その前端部が突出部材71の後方内縁に入り込むような状態となって、遊技球Pの進入通路を閉鎖し、拡張可動空間73内に遊技球Pが進入しないようにされている(駆動手段により前後に移動する一部領域13Dが本発明の流路開閉手段に相当する)。
なお、駆動可能な一部領域13Dは、図10に示すようにその上縁部が中央から山形に左右に傾斜しており、一部領域13Dが前方位置に移動した状態では、遊技球Pは一部領域13Dの上縁部によって、左右方向に振り分けられて流下するようにされている。
本実施形態の構成によれば、拡張可動空間73内へ遊技球Pを進入させたり、進入させなかったりすることができ、遊技球Pの動きにさらにバリエーションを設けることができるため、遊技者の興趣を一層増加させることができる。
なお、本実施形態においても図8中の距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上、かつ遊技に支障をきたさない程度以下の設定としてある。
【0073】
<第7実施形態>
次に、第7実施形態について図11、図12を参照しつつ説明する。第7実施形態では、第1実施形態と異なる構成のみ説明し、第1実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第1実施形態と同一の符号を付す。第7実施形態では、突出部の構成が第1実施形態のものと異なる。
【0074】
遊技領域25は、図11の左側約2/3が、遊技球Pがガラス板64の後面(本実施形態では後方ガラス板67の後面)と遊技盤13との間を流下可能な第1領域25Aとされている。一方、右側約1/3は、装飾部材26が突出して配されてこの装飾部材26と透明板64との間の空間(図12における空間K)が遊技球Pが流下不能とされた第2領域25Bとされており、遊技盤13上に固定され第2領域25Bへの遊技球Pの進入を阻止する境界壁28が設けられている。境界壁28は、ポリカーボネート等のほぼ無色透明な樹脂板からなり、その第1領域側の側面には、シリコンゴム等のほぼ無色透明な弾性部材(図示せず)が貼り付けられている。
第2領域25Bには、前方側へ張り出した立体的なキャラクタ人形及び花の形状の遊技部材の一例としての装飾部材26が取り付けられている。
なお、立体的なキャラクタ人形及び個々の花の形状の装飾部材26は、それぞれ独立しており別個に遊技盤13から突出するように取り付けられている。これらの最前端は図12に示すように後方ガラス板67の板面よりも前方側に突出するようにされている。
また、装飾部材26たるキャラクタ人形の手部26Aは図示しないソレノイド(駆動手段)により図12の破線に示すように前後方向に動作可能とされている。
【0075】
次に、ガラス板64の構成について詳細に説明する。後方ガラス板67は、遊技盤13の横幅の約2/3程度の横幅をもつ長方形平板のガラス板であり、ガラス扉枠7を閉じた状態で遊技球Pの直径よりも若干大きい間隔を開けつつ遊技盤面13Aと略平行となるように、かつ遊技盤13の左側約2/3の領域を覆うようにして取り付けられている。すなわち、ガラス扉枠7を閉じた状態では、後方ガラス板67が第1領域25Aを覆うようにされている。
一方、前方ガラス板65は、後方ガラス板67とほぼ同面積・同形の平面部80Aと、この平面部80Aの一端側(図12において右側)から斜め前方に湾曲するように延設された突出部80Bとからなる。突出部80Bは側方側(図12において右側)ほど前方に突出する形状とされている。なお、前方ガラス板65の平面部80Aと前方ガラス板65の突出部80Bとは曲面にて繋がれている。
【0076】
そして、前方ガラス板65は、その平面部80Aが後方ガラス67と所定間隔を開けつつ平行になるようにしてガラス扉枠7に取り付けられ、ガラス扉枠7を閉じた状態で、前方ガラス板65の突出部80Bが第2領域25Bを覆うようにされている。
なお、本実施形態においても図12中の距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上、かつ遊技に支障をきたさない程度以下の設定としてある。
このようにして突出部80Bの後方には装飾部材26の収納空間が設けられ、ここに前方側へ張り出した立体的なキャラクタ人形及び花の形状の装飾部材26が収納されるようにされている。
【0077】
<第8実施形態>
次に、第8実施形態について図13を参照しつつ説明する。
第8実施形態では、第7実施形態と異なる構成のみ説明し、第7実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第7実施形態と同一の符号を付す。第8実施形態では、突出部80Bの形状が第7実施形態のものと異なる。
第8実施形態では、第7実施形態の図12に相当する図13の断面図に示すように、突出部80Bの途中に変曲点をもつものとされている。
【0078】
<第9実施形態>
次に、第9実施形態について図14を参照しつつ説明する。第9実施形態では、第7実施形態と異なる構成のみ説明し、第7実施形態と同一の他の構成、作用、効果については省略する。なお、同一の構成については第7実施形態と同一の符号を付す。第9実施形態では、ガラス板64の突出構造が第7実施形態のものと異なる。
第9実施形態では、第7実施形態の図12に相当する図14の断面図に示すように、後方ガラス板67は、前方ガラス板65の端部より幅方向外方へ延出された部分を有し、この延出された部分には突出部81Bが設けられている。
なお、本実施形態においても図14中の距離Lが遊技球Pの直径の3倍以上、かつ遊技に支障をきたさない程度以下の設定としてある。
このようにして突出部81Bの後方には装飾部材26の収納空間が設けられ、ここに前方側へ張り出した立体的なキャラクタ人形及び花の形状の装飾部材26が収納されるようにされている。
【0079】
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
【0080】
(1)上記実施形態では、突出部の形状を特定形状のものとして説明したが、突出部の形状はこれに限定されず、任意形状とすることができる。
【0081】
(2)上記第1実施形態では、突出部材71の内側は拡張可動空間73としたが、突出部材71の内側に空間を設けず、塞がれているものであってもよい。
【0082】
(3)上記第1実施形態では、突出部材71は樹脂製としたが、突出部材の材質は特に限定されず、例えばガラスとしてもよい。
【0083】
(4)上記実施形態では、透明板としてガラス板64を用いたが、透明な樹脂板を用いてもよい。
【0084】
(5)上記第1実施形態では、入賞手段として始動口45について説明したが、入賞手段はこれに限定されない。例えば、通過ゲート41であってもよい。
【0085】
(6)上記実施形態では、透明板の一部のみを突出させたが、透明板を全体的に突出させた構造であってもよい。
【0086】
(7)上記実施形態では、透明板として、前方ガラス板65及び後方ガラス板67からなる2枚ガラスのものを説明したが、1枚の透明板であってもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のパチンコ機の正面図である。
【図2】ガラス扉枠を開けた状態のパチンコ機の正面図である。
【図3】図1のIII−III断面図である。
【図4】第2実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【図5】第3実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【図6】第4実施形態のパチンコ機の正面図である。
【図7】第5実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【図8】第6実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【図9】第6実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【図10】第6実施形態のパチンコ機の要部正面図である。
【図11】第7実施形態のパチンコ機の正面図である。
【図12】図11のXII−XII断面図である。
【図13】第8実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【図14】第9実施形態のパチンコ機の要部断面図である。
【符号の説明】
1…パチンコ機
3…前面枠
7…ガラス扉枠
9…前面扉板
13…遊技盤
13A…遊技盤面
25…遊技領域
45…始動口
64…ガラス板(透明板)
65…前方ガラス板
65A…開口
67…後方ガラス板
67A…開口
71…突出部材
73…拡張可動空間
77…案内板(誘導壁)
79…釘
P…遊技球

Claims (1)

  1. 前側透明板と後側透明板とを前後に並べて遊技盤の前方に配置するパチンコ機であって、
    前記遊技盤には、遊技球が前記後側透明板の後面と前記遊技盤との間を流下可能な第1領域と、装飾のための遊技部材が突出して配されて前記遊技球が前記後側透明板と前記遊技部材との間を流下不能な第2領域とを有し、
    前記前側透明板は、前記第1領域に対応して設けられる平面板であり、
    前記後側透明板は、
    前記第1領域に対応して設けられた平面部と、
    前記第2領域に対応して設けられ、前記遊技部材が収納可能となるよう、その最前端と前記遊技盤面との距離が前記遊技球の直径の3倍以上に設定された突出部と、を備え、
    該突出部は、前記前側透明板よりも前記遊技盤の前方側に突出するよう構成されたことを特徴とするパチンコ機。
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