JP4993066B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
従って、前記入球口は、一つのワープルート(ワープ通路)の入り口として機能している状態にある。
遊技盤にフレーム部材を備え、該フレーム部材の内側部位に表示装置を配置し、前記表示装置の手前下にステージを設け、該ステージに、前記表示装置側の奥面に入球可能な入球口を臨ませ、該入球口を遊技機前面側のステージ下部排球口に連通させるワープ通路を設けてある遊技機において、
前記入球口とステージ下部排球口との間のワープ通路の一部を、前記フレーム部材の前記入球口とステージ下部排球口の接続部分に対して着脱自在の通路切替部材でもってフレーム部材とは別体構成とし、
前記通路切替部材として、前記入球口から前記ステージ下部排球口に遊技球を誘導するワープ通路を形成するためのワープ通路切替部材と、入賞センサを備え前記入球口から該入賞センサに遊技球を誘導する入賞センサ通路切替部材のうちの一方が装着されるとともに、他方と交換可能であり、
前記フレーム部材には、前記ワープ通路切替部材と前記入賞センサ通路切替部材に共用の取り付け部と、前記ワープ通路切替部材を取り付けるためのワープ用取付部材と前記入賞センサ通路切替部材を取り付けるための入賞用取付部材に共用の取り付け部とが設けられ、前記ワープ通路切替部材又は入賞センサ通路切替部材及びワープ用取付部材又は入賞用取付部材、をフレーム部材の一部に対してネジ止めにより着脱自在に装着できるように構成され、
さらに、前記ワープ用取付部材にワープ通路切替部材用発光基板が設けられ、前記ワープ通路切替部材の裏面側の所定位置には第1突部が遊技機裏面側に向けて突出され、前記ワープ通路切替部材用発光基板には前記第1突部を貫通させる開口が形成され、且つ、前記ワープ用取付部材には、前記第1突部を嵌入させる筒部が設けられ、
前記入賞用取付部材に入賞センサ通路切替部材用発光基板が設けられ、前記入賞センサ通路切替部材の裏面側における、前記ワープ通路切替部材の裏面側の所定位置とは異なる所定位置には第2突部が遊技機裏面側に向けて突出され、前記入賞センサ通路切替部材用発光基板には前記第2突部を貫通させる開口が形成され、且つ、前記入賞用取付部材には、前記第2突部を嵌入させる筒部が設けられていることを特徴とする。
本発明にいう入賞センサ通路切替部材の入賞センサとは、1)一般入賞を感知して、所定数の遊技球を払い出す一般入賞センサ、2)大当たり抽選を行うためのゲーム始動を行う始動センサ、3)可変入賞装置やこれに類する入賞装置を稼動させる当たり抽選を行うための入賞センサ、4)これらの機能を組み合わせたセンサ機能、を含むものである。また、大当たり抽選の始動センサとしては、入球毎の一般入賞センサとしての払い出し機能を兼ね、更に、所定の保留球を超える入球には一般入賞センサとして機能するようにしたものも含まれる。
尚、入賞センサ通路切替部材が選択、使用された場合には、既存のステージ下部排球口は、ワープルート(ワープ通路)の排球口としては使用されないことなる。しかし、通常、前記ステージ下部排球口の下方には入賞口(一般、始動)が設けられており、その命釘に遊技球が当たり、跳ねた場合に前記ステージ下部排球口に一旦逆進入し、しかる後に軌道修正されて排出されるという現象が生じる場合も多々あり、こうした排球口の使用形態はあり得る。
また、本発明にいうセンターフレームは、閉鎖状或いは非閉鎖状の枠形状のもので、種々の枠形状のものを含むと共に略中央にスペースが形成されて、内側部位が存するところのものをいう。
そして、ワープ通路切替部材用発光基板とは、LED等の発光素子を備えていて、通路切替部材がワープ通路として機能しているときの特定の形態の発光を成す基板を言うものであり、入賞センサ通路切替部材用発光基板とは、LED等の発光素子を備えていて、通路切替部材が入賞センサ通路として機能しているときの特定の形態の発光を成す基板を言うものである。
遊技盤にセンターフレームを備え、該センターフレームの内側部位に表示装置を配置し、前記表示装置の手前下にステージを設け、該ステージに、前記表示装置側の奥面に入球可能な入球口を臨ませ、該入球口を遊技機前面側のステージ下部排球口に連通させるワープ通路を設けてある遊技機において、
前記入球口とステージ下部排球口との間のワープ通路の一部を、前記センターフレームの前記入球口とステージ下部排球口の接続部分に対して着脱自在のワープ通路切替部材でもってセンターフレームとは別体構成としたことを特徴とする。
また、上記のように、ステージにワープ通路を繋げ、ステージ下部排球口の下方に始動口を設けているタイプの遊技機では、この始動口への入賞確率の調整に際して、このステージの入球口に対する誘導釘(例えばワープ通路入口の案内釘)の調整を行えば、結果としてそれが始動口に対する釘調整となるので(始動口の命釘等を調節してもしなくても)、釘調整が行い易くなるのである。仮に、このワープ通路に入賞センサ通路切替部材(入賞センサ敷設)が設けられている場合には、始動口に対する入賞率を調整しようとしたときに、このステージの入球口に対する誘導釘(例えばワープ通路入口の案内釘)の調整を行えば、それが始動口に対する釘調整となるので、他に始動口を設けた場合の誘導釘の釘調整よりも簡単に釘調整を行うことができる。
そして、前記表示装置側の奥面に入球口を臨ませ、該入球口と遊技機前面側のステージ下部排球口との間のワープ通路の一部をワープ通路切替部材として着脱自在としたことで、他の例えばステージ自体に入球口を設けるタイプで入賞センサ通路切替部材を設けようとすれば、そのステージ面の入球口からワープ通路に落ち込んだ遊技球を裏面側に誘導する通路部分も改変しなければならないという大幅な変更を余儀なくされるところを、前記奥面から落ち込んで前方に方向を変える一部分を別体構造としたことで、その小さな部材の取替えだけで済むのである。
遊技盤にセンターフレームを備え、該センターフレーの内側部位に表示装置を配置し、前記表示装置の手前下にステージを設け、該ステージに、前記表示装置側の奥面に入球可能な入球口を臨ませ、該入球口を遊技機前面側のステージ下部排球口に連通させるワープ通路を設けてある遊技機において、
前記入球口とステージ下部排球口との間のワープ通路の一部を、前記センターフレームの前記入球口とステージ下部排球口の接続部分に対して着脱自在の、入賞センサを備えた入賞センサ通路切替部材でもってセンターフレームとは別体構成としたことを特徴とする。
また、上記のように、ステージにワープ通路を繋げ、このワープ通路に入賞センサ通路切替部材(入賞センサ敷設)が設けられている場合には、始動口に対する入賞率を調整しようとしたときに、このステージの入球口に対する誘導釘(例えばワープ通路入口の案内釘)の調整を行えば、それが始動口に対する釘調整となるので、他に始動口を設けた場合の誘導釘の釘調整よりも簡単に釘調整を行うことができる。仮に、ステージにワープ通路を繋げ、ステージ下部排球口の下方に始動口を設けている場合には、この始動口への入賞確率の調整に際して、このステージの入球口に対する誘導釘(例えばワープ通路入口の案内釘)の調整を行えば、結果としてそれが始動口に対する釘調整となるので(始動口の命釘等を調節してもしなくても)、釘調整が行い易くなるのである。
更に、前記表示装置側の奥面に入球口を臨ませ、該入球口と遊技機前面側のステージ下部排球口との間のワープ通路の一部を入賞センサ通路切替部材として着脱自在としたことで、他の例えばステージ自体に入球口を設けるタイプでワープ通路切替部材を設けようとすれば、そのステージ面の入球口からワープ通路に落ち込んだ遊技球を裏面側に誘導する通路部分も改変しなければならないという大幅な変更を余儀なくされるところを、前記奥面から落ち込んで前方に方向を変える一部分を別体構造としたことで、その小さな部材の取替えだけで済むのである。
手段3:手段1又は手段2の遊技機において、
前記センターフレームには、前記ワープ用取付部材と入賞用取付部材に共用の取り付け部と、前記ワープ用取付部材を取り付けるためのワープ用取付部材と前記入賞用取付部材を取り付けるため入賞用取付部材に共用の取り付け部とが設けられ、前記ワープ通路切替部材又は入賞センサ通路切替部材及びワープ用取付部材又は入賞用取付部材、をセンターフレームの一部に対してネジ止めにより着脱自在に装着できるように構成してあることを特徴とする。
このように、センターフレームの共用の取り付け部に対して、ネジ止めによって異なる通路切替部材を着脱させる構成とすることで、センターフレームの方の構造を何等変更させることなく、一種のセンターフレームを製造することで、組み立て工程において異なる通路切替部材を簡単に、容易に装着することができて、異なる遊技性の遊技機を低コストで製造できる。
前記ワープ用取付部材にワープ通路切替部材用発光基板が設けられ、前記ワープ通路切替部材の裏面側の所定位置には突部が遊技機裏面側に向けて突出され、前記ワープ通路切替部材用発光基板には前記突部を貫通させる開口が形成され、且つ、前記ワープ用取付部材の所定位置には、前記突部を嵌入させる筒部が設けられていることを特徴とする。
このように、センターフレームに前記ワープ通路切替部材を装着する場合に、前記ワープ用取付部材と、ワープ通路切替部材用発光基板との三者が対応する関係に構成されていることで、他の部材(入賞センサ通路切替部材)と共用のセンターフレームであっても、入賞センサ通路切替部材用発光基板と入賞用取付部材とを誤ってワープ通路切替部材と共に取り付ける虞れがなく、結果として、ワープ通路切替部材の装着で入賞センサ通路切替部材用発光基板(ワープ通路切替部材用発光基板とは自ずと発光形態が異なる)が稼動するといった間違いを未然に回避できる。
前記入賞センサ用取付部材に入賞センサ通路切替部材用発光基板が設けられ、前記入賞センサ通路切替部材の裏面側の所定位置には突部が遊技機裏面側に向けて突出され、前記入賞センサ通路切替部材用発光基板には前記突部を貫通させる開口が形成され、且つ、前記入賞センサ用取付部材の所定位置には、前記突部を嵌入させる筒部が設けられていることを特徴とする。
このように、センターフレームに前記入賞センサ通路切替部材を装着する場合に、前記入賞センサ用取付部材と、入賞センサ通路切替部材用発光基板との三者が対応する関係に構成されていることで、他の部材(ワープ通路切替部材)と共用のセンターフレームであっても、ワープ通路切替部材用発光基板とワープ通路用取付部材とを誤って入賞センサ通路切替部材と共に取り付ける虞れがなく、結果として、入賞センサ通路切替部材の装着でワープ通路切替部材用発光基板(入賞センサ通路切替部材用発光基板とは自ずと発光形態が異なる)が稼動するといった間違いを未然に回避できる。
前記入賞センサが、大当たり抽選を行う始動センサであることを特徴とする。
このように、入賞センサ通路切替部材が装着設置された場合で、これを大当たり抽選を行う始動センサとした場合には、この入賞センサ通路切替部材自体を着脱するだけで、ステージに臨む入球口から入球したときに始動センサを機能させて、抽選を開始することができることになり、固有の一形態の遊技性を発揮できる。
また、この入賞センサ通路切替部材に入球したことが分るように、例えば、画面中央下部に入賞を示す図柄を下から上に表示する(例えば、ボール、水しぶき、犬の骨等)にすれば、これによって、遊技球が上記入球口から入球したことの視認を得る。また、大当たりの変動を示唆する予告演出として表示を使用するようにしてもよい。
前記入賞センサ通路切替部材が、一般入賞センサであることを特徴とする。
このように、入賞センサ通路切替部材が装着設置された場合で、これを一般入賞センサとした場合には、この入賞センサ通路切替部材自体を着脱するだけで、ステージに臨む入球口から入球したときに一般入賞センサを機能させて、所定の遊技球を払い出すことができることになり、既存のワープ通路の入球口を一般入賞口として機能させることができ、固有の一形態の遊技性を発揮できる。
手段8:手段2、手段3及び手段5乃至手段7の遊技機において、
前記入賞センサ通路切替部材が、前記ステージに臨む入球口に繋がる上下貫通路を備えており、該上下貫通路に、遊技球が通過できる略環状に構成された前記入賞センサが配置されると共に下方の排球口が遊技盤の裏面でアウト球として排出されるように構成されていることを特徴とする。
このように、入賞センサ通路切替部材に入賞センサが配置されていることで、この入賞センサ通路切替部材の装着で、同時に入賞センサの敷設が完了できると共に上下貫通路に略環状の入賞センサが配置されることで、遊技球の下方への自然落下の通過時にセンサが感知する状態となり、センサに対する遊技球の衝突が回避でき、センサを傷め難いという利点がある。
図1は本実施形態のパチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の左側面図であり、図3は、その平面図である。図4は、外枠11に対して内枠12と前面枠(セット)14と、セット板400を開放した状態を示す斜視図である。(但し、図4では便宜上、遊技盤30面上の遊技領城内の構成〔釘、センター役物等〕を空白で示しているが、アウト口36は描いてある)。
前記内枠12の開閉軸線はパチンコ機10の正面からみて遊技球発射ハンドル18の設置箇所の反対側(図1のパチンコ機10の左側)で上下に延びるように設定されており、この開閉軸線を軸心にして内枠12が前方側に十分に開放できるようになっている。また、内枠12は合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリルーブタジエンースチレン)樹脂から成る。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できるという利点が発揮される。
音出力口24は、内枠12の左右上端部位置に設けられたスピーカからの音を出力するための出力口である。また、灰皿22は、図1に示すように、下皿15の左方に設けられている。灰皿22は左右方向(水平方向)の軸線を軸心にして回動(例えば前方側に向けて前回り)するように、その右側が下皿15に片待ち支持されている。
つまり、この前面枠14の側面の少なくとも一部が内枠12の外側壁(リブ)12b内に嵌まり込むようにして取り付けられているので、内枠12と前面枠14との隙間から異物(針状あるいは薄板状等のものであって、具体的には針金、ピアノ線、セルロイド板等)を差し入れるなどの不正行為を防止できるようになっている。また、前面枠14は、内枠12と同様に、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されているので、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。
そして、樹脂ベース20の後側には、図4及び図7に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図7に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。
そして、この一般入賞口31、31及び始動口33に遊技球が入球した場合には、上記各検出センサで検出され、この検出センサの出力に基づいて、上皿19(または下皿15)へ所定数の賞品球が払い出されると共に、始動口33に遊技球が入球した場合には、後述する大当たり抽選が開始されることになる。
かかる場合、各種入賞口に入賞した遊技球を入賞球処理装置に一旦集め、その入賞球処理装置で入賞球の存在を1つずつ順番に確認した上で払出を行う従来方式(いわゆる証拠球方式)とは異なり、本実施の形態のパチンコ機10では、各種入賞口毎に遊技球の入賞を電気的に感知して払出が直ちに行われる(すなわち、本パチンコ機10では入賞球処理装置を廃止している)。故に、払い出す遊技球が多量にあっても、その払出をいち早く実施することが可能となる。但し、本発明に従来の「証拠球方式」を適用してもよい。
その他に、遊技盤30の左右下方位置には、上記一般入賞口31、31を備えた装飾部材35が設けられ、また、遊技盤30の下部にはアウト口36が設けられており、各種入賞装置等に入球しなかった遊技球はこのアウト口36を通って、遊技盤30裏面の図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。さらに、遊技盤30には、遊技球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の誘導釘が植設されているとともに、同様の機能を有する風車が配設されている。
かかる場合、内レール51と外レール52とにより誘導レールが構成され、これら各レール51、52が所定間隔を隔てて並行する部分(向かって左側の部分)により球案内通路が形成されている。なお、球案内通路は、遊技盤30との当接面を有した溝状、すなわち手前側を開放した溝状に形成されている。
なお、遊技盤30の右下隅部および左下隅部は、証紙(例えば製造番号が記載されている)等のシール(図7のS1,S2)やプレートを貼着するためのスペースとなっており、この貼着スペースを確保するために、フランジ56に切欠58,59が形成されている。遊技盤30の右下隅部や左下隅部に、証紙等のシール(図7のS1,S2)を貼着することで、遊技盤30と証紙との一義性を持たせることができる。
従って、遊技領域と言った場合には誘導レール部分は含まないため、遊技領域の向かって左側限界位置は外レール52によってではなく内レール51によって特定される。同様に、遊技領域の向かって右側限界位置は内レール51によって特定される。また、遊技領城の下側限界位置は遊技盤30の下端位置によって特定される。また、遊技領域の上側限界位置は外レール52によって特定される。
また、図6に示すように、内枠12の左端部には、前面枠14の支持機構として、支持金具81,82が取り付けられている。上側の支持金具81には図の手前側に切欠を有する支持孔83が設けられ、下側の支持金具82には鉛直方向に突出した突起軸84が設けられている。
図8は、前面枠14のベース部材500と、その前面に取り付けられるケース状部材530等を取り外した状態の前面からの斜視図であり、図9は、背面からの斜視図である。図10は、前面枠14の背面図であり、図11は、ケース状部材530等を取り外した状態の正面図であり、図12は、ベース部材500から、金属製の補強板131,132,133,134を取り外した状態の正面からの斜視図であり、図12は、ベース部材500に補強板131,132,133,134を取り付けた状態の斜視図であり、図14は、更に、三つに分けられた発行手段550を夫々取り外した状態の前面斜視図である。
本パチンコ機10では、中央電飾部103が大当たりランプとして機能し、大当たり遊技状態時に点灯や点滅を行うことにより、大当たり遊技状態中であることを報知する。さらに、上皿19周りにも、同じくLED等の発光部を内蔵した上皿電飾部104が設けられている(図1参照)。
また、前面枠14の図8の右端部(パチンコ機10正面から見ると左端部)には、内枠12の支持機構として、支持金具151,152が取り付けられている。従って、内枠12側の支持金具727,728(図6参照)に対して前面枠14側の支持金具151,152を組み付けることで、内枠12に対して前面枠14が開閉可能に装着されるようになる。
次に、セット板400を備えたパチンコ機10の背面の構成を詳しく説明する。図9はパチンコ機10の背面図であり、図16は、セット板400を後方に開いた状態の背面の斜視図である。先ず、パチンコ機10の背面構成について全体の概要を説明する。パチンコ機10にはその背面(実際には内枠12および遊技盤30の背面)において、各種制御基板が上下左右に並べられるようにしてまたは前後に重ねられるようにして配置されており、さらに、遊技球を供給するための遊技球供給装置(払出機構)や樹脂製の保護カバー等が取り付けられている。
図8に示すように、遊技球分配部245は、前記セット板400にネジで締結固定されており、パチンコ機10の上皿19の排出口67(図4参照)から異物を挿入操作するなどしても動かない、つまり遊技球分配部245が奥側に押されて遊技球分配部245と内枠12との間に隙間が空くようなことが無いし、この隙間に異物を押入するなどによる不正を防止できる。
図5および図6に示す通り、この遊技盤30のコーナーの角落ち720に伴い、前記内枠12を、角落ちされた遊技盤30の切り欠き空間に延出して取り付け部740を構成している。勿論、この取り付け部740は、内枠12が樹脂成型されるときに形成される。
[遊技球の払い出しに関するエラー報知]
(タンク球無し)
タンク球無しの報知は、タンクとタンクレールに遊技球が無いことを報知するもので、図1に示す右コーナーLED810が点灯し、図15に示すモニターLED811が消灯し、状態表示812が「1」を点滅表示する。
下受け皿満タンの報知は、図1に示す右コーナーLED813が点灯し、図15に示すモニターLED811が消灯する。そして、状態表示812が「2」を点滅表示する。
払出モーター駆動中にも関わらず払出カウントスイッチに遊技球の通過がない状態を示すもので、右コーナーLED810が点灯し、モニターLED811が消灯し、状態表示812が、「3」を点滅表示する。
(ヒューズ切れ1及びヒューズ切れ2)
ヒューズ切れ1は、図15に示す第1ヒューズ814に定格以上の電流が流れたとき、ヒューズ切れ2は、第2ヒューズ815に以上の定格以上の電流が流れたときに飛んでしまった状態であるが、このエラー状態報知は、表示されない。
その他のエラーとしては、「ガラス枠開放」、「内枠開放」、「遊技球等貸出装置未接続」、「遊技球等貸出装置通信異常」、「コマンド異常」、「コネクタ未接続」がある。そのうち、遊技球等貸出装置が未接続の場合は、図15に示すモニターLED816及びモニターLED817が消灯する。そして、遊技球等貸出装置通信異常は、前記状態表示812が「U」を点滅表示する。
また、コマンド異常は、ハーネスの破損等によるコマンド不良を示すもので、前記状態表示812が「C」を点滅表示する(電源投入時にコマンド異常になった場合は点灯表示)。更に、コネクタ未接続は、モニターLED818が消灯する(ただし、発射動作中は点滅する)。
尚、図15において、819は、遊技機電源コードを示し、820は、電源スイッチを示し、821は、外部接続アース線を示す。
開口の右側にあたる部位は、前面枠の軸とは反対側であるため、外力に対して弱くなり易い部位であり、剛性を高めるべく後述する種々の対策を施している。
一方、開口の左側にあたる部位は、遊技島に設置された状態を考慮すると開口の右側よりも薄型の形状にせざるを得ない。このため剛性を高めることが難しいが、右側の中間ケース部材と同等に補強対策を施すことにより剛性確保することができる。
そして、ベース部材の開口(窓部の開口)は、円形、楕円形のもの以外に多角形その他の形状のものも考えられる(これらの場合にも左右が細幅化することは変わらない)ため、開口形状に応じて細幅部の位置がそれぞれ設定されるものである。
前記中間ケース状部材530、530は、この実施例では、合成樹脂性で、約3mmの肉厚のものとして構成されている。
更に、図8、図9図10に示すように、ベース部材500の正面視左側部に、上下の方向で略等間隔で配置されたフック状をなす係合爪130,130,130が設けられ、これらは、前面枠14を閉じた状態で内枠12の孔部に係合されるものである。
そして、この入り込んだ基板ベース552,553の内周縁部552A、553Aの更に内周に、後述する左右の中間ケース状部材530、530の開口501側の外側縁部530Eが接当し、開口501の内周縁の一部を形成するように構成されている。
同図において、500A、500Bは、ベース部材左右側部を示し、24は、音出力口を示す。
更に、合成樹脂素材のL型の樹脂パーツ135が、前記上部の補強板131、右側の補強板133の上部の突合せ位置において、両者に跨って連結固定され状態を示している。
尚、これらの上側の発光部550A、左右の発光部550B、550Cには、上述したエラーの表示のための発光LEDも含まれている。
そして、正面視において、右側の発光部550Cは、左側の発光部550Bよりも上下に長く構成されており、その下端には、玉貸操作部120等に繋がる中継コネクタ557及びコードが接続され、その後に前面枠14の裏面下方からコード及びコネクタが後方に延出されている。他方の発光部550Bは、上部の発光部550Aに繋がり、スピーカなどの配線と共に前面枠14の裏面上方からコード及びコネクタが延出されている。
図16は、遊技機の背面において、セット板400を開いた状態を示すものであり、セット板400を開いた状態の内枠12の背面に配置された各構成要素、セット板400の前面側の構成要素、例えば、排出通路盤217等を示す。また、図17は、既に言及してきた長尺状の支持金具を示すものである。
そして、図18についても、既に言及してきたように、遊技機の裏面から見た斜視図であって、既に言及してきたように、セット板400を開いた状態、及び中枠12及び前面枠14を外枠11から開いた状態で示すものであり、図19は、第1制御基板ユニット201の分解斜視図であって、各構成要素を示すものである。
次に、既に、一部説明を行ったが、本発明において設けられたセンターフレーム600について、正面図である図20、背面図である図21、前方から見た斜視図である図22、及び分解図である図23に基づいて詳述する。
図20は、遊技盤の略中央に開口された部分に、その背面部が嵌入された状態で設置されるセンターフレーム600の正面図であって、ここでは、役物として犬の頭部等がデザインされたものが用いられ、その中央には、既に説明した液晶パネルを用いた装飾図柄表示装置42が配置されている。
このように、前記表示装置42側の奥面に入球口605を臨ませ、該入球口605と遊技機前面側のステージ下部排球口607との間のワープ通路の一部をワープ通路切替部材610Aとして着脱自在としたことで、他の例えばステージ自体に入球口を設けるタイプで入賞センサ通路切替部材610Bを設けようとすれば、そのステージ面の入球口からワープ通路に落ち込んだ遊技球を裏面側に誘導する通路部分も改変しなければならないという大幅な変更を余儀なくされるところを、前記奥面から落ち込んで前方に方向を変える一部分を別体構造としたことで、その小さな部材の取替えだけで済むのである。
この通路切替部材610は、具体的には、図23に示すように、二種の構成、即ち、第2のワープルート(ワープ通路)606の入球口605から前記ステージ下部排球口607に遊技球を誘導するワープ通路を形成するためのワープ通路切替部材610Aと、第2のワープルート(ワープ通路)606の入球口605から入賞センサに誘導する入賞センサ通路切替部材610Bとから構成され、且つ、これら通路切替部材610A、610Bが、後述するように二者択一でセンターフレーム600の同じ位置に装着設置できるように構成されている。
従って、入賞センサ通路切替部材610Bが装着設置された場合には、この入賞センサ通路切替部材610B自体を着脱するだけで、ステージ604に臨む入球口605から入球したときに始動センサ611を機能させて、抽選を開始することができることになり、遊技領域に既存の始動口、この実施例では、ステージ下部排球口607の下方に配置された羽根物の始動口33が存在する場合に、複数の始動口が機能することとなって、異なる遊技性を発揮できることになる。
更に、前記入賞センサ通路切替部材610Bとして、例えば、可変入賞装置33の稼動のためのスルーゲート34に代わる始動センサとしてもよく、また、スルーゲート34との併用としてもよいものである。
一つは、図23の左方のワープ通路切替部材610Aを設ける場合に用いられるワープ通路切替部材用発光基板621と、該発光基板621を取り付けるワープ用取付部材623から構成され、もう一つは、図23の右方の入賞センサ通路切替部材610Bを設ける場合に用いられる入賞センサ通路切替部材用発光基板630と、該発光基板630を取り付ける入賞用取付部材631とから構成されている。
このように、センターフレーム600の側のネジ止め部641を所定位置に設けておいて、ワープ通路切替部材610A及び入賞センサ通路切替部材610Bの夫々同じ位置に、ネジ止め用ボス部680、681を左右一対設けることで、センターフレーム600を何等改造することなく、前記ワープ通路切替部材610A及び入賞センサ通路切替部材610Bを択一的に着脱させることができ、異なる遊技機能を発揮させるのに、夫々異なるワープ通路切替部材610A及び入賞センサ通路切替部材610Bを準備しておけば、センターフレーム600の本体の改造を必要としないものである。
前記ワープ通路切替部材及610Aの方は、前面からの斜視図である図30、正面図である図31及び背面図である図32に示すように、上向きに開口するように刻設した溝670が、その奥側において上記ステージ604の入球口605に臨むように形成され、底部には2本線のガイド671が形成され、前記溝670の前面は、ステージ下部排球口607に臨んでおり、以って、第2のワープルート(ワープ通路)606を形成している。
勿論、この入賞センサ673が一般入賞とされている場合には、その感知信号は、抽選を行わずに、所定個数の遊技球を払い出すように制御される。
600:センターフレーム
42:表示装置
602:第1のワープルート(ワープ通路)
603:排球口
604:ステージ
606:第2のワープルート(ワープ通路)
605:入球口
607:ステージ下部排球口
610:通路切替部材
610A:ワープ通路切替部材
610B:入賞センサ通路切替部材
Claims (1)
- 遊技盤にフレーム部材を備え、該フレーム部材の内側部位に表示装置を配置し、前記表示装置の手前下にステージを設け、該ステージに、前記表示装置側の奥面に入球可能な入球口を臨ませ、該入球口を遊技機前面側のステージ下部排球口に連通させるワープ通路を設けてある遊技機において、
前記入球口とステージ下部排球口との間のワープ通路の一部を、前記フレーム部材の前記入球口とステージ下部排球口の接続部分に対して着脱自在の通路切替部材でもってフレーム部材とは別体構成とし、
前記通路切替部材として、前記入球口から前記ステージ下部排球口に遊技球を誘導するワープ通路を形成するためのワープ通路切替部材と、入賞センサを備え前記入球口から該入賞センサに遊技球を誘導する入賞センサ通路切替部材のうちの一方が装着されるとともに、他方と交換可能であり、
前記フレーム部材には、前記ワープ通路切替部材と前記入賞センサ通路切替部材に共用の取り付け部と、前記ワープ通路切替部材を取り付けるためのワープ用取付部材と前記入賞センサ通路切替部材を取り付けるための入賞用取付部材に共用の取り付け部とが設けられ、前記ワープ通路切替部材又は入賞センサ通路切替部材及びワープ用取付部材又は入賞用取付部材、をフレーム部材の一部に対してネジ止めにより着脱自在に装着できるように構成され、
さらに、前記ワープ用取付部材にワープ通路切替部材用発光基板が設けられ、前記ワープ通路切替部材の裏面側の所定位置には第1突部が遊技機裏面側に向けて突出され、前記ワープ通路切替部材用発光基板には前記第1突部を貫通させる開口が形成され、且つ、前記ワープ用取付部材には、前記第1突部を嵌入させる筒部が設けられ、
前記入賞用取付部材に入賞センサ通路切替部材用発光基板が設けられ、前記入賞センサ通路切替部材の裏面側における、前記ワープ通路切替部材の裏面側の所定位置とは異なる所定位置には第2突部が遊技機裏面側に向けて突出され、前記入賞センサ通路切替部材用発光基板には前記第2突部を貫通させる開口が形成され、且つ、前記入賞用取付部材には、前記第2突部を嵌入させる筒部が設けられていることを特徴とする遊技機。
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