JP2007282802A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】遊技機の前面枠のベース部材が、前記窓部に対応した開口と、遊技機本体側に枢着される軸部とを備え、少なくとも回動軸芯の無い側の側部が、前記開口と側方縁部との距離が最も小さくなる細幅部と、該細幅部から上方及び下方に繋がる部位であり、前記開口と側方縁部との距離が前記細幅部よりも大きな広幅部とを有し、前記側部に発光部を設け、光透過性の中間ケース部材が、前記発光部を覆い、前記ベース部材のうち前記細幅部からその上下の前記広幅部までを覆うようにして取り付けてある。
【選択図】 図20
Description
ベース部材とは、前面枠を構成する要素であって、遊技領域を視認するための開口を形成するものである。そして、広義においては、基板ベースを含むものである。
そして、ベース部材に設ける発光部とは、LED、ランプ、EL等、既存の発光部を含むものである。
光透過性の中間ケース状部材とは、合成樹脂成型で、光を略完全透過又は半透過させるところの部材で、ケース状、即ち、立体構造物となっており、前面枠の窓部の左右上下方向略中間位置を占めるが、その上端部は、実施例のように、前面枠の上端にまで達する場合もある。
前記前面枠を構成するベース部材が、
前記窓部に対応した開口と、遊技機本体側に枢着される軸部と、を備えるとともに、少なくとも回動軸芯の無い側の側部が、前記開口と側方縁部との距離が最も小さくなる細幅部と、該細幅部から上方及び下方に繋がる部位であり、前記開口と側方縁部との距離が前記細幅部よりも大きな広幅部と、を有するように構成され、
前記側部に発光部を設け、
光透過性の中間ケース部材が、前記発光部を覆い、前記ベース部材のうち前記細幅部からその上下の前記広幅部までを覆うようにして取り付けてある、
ことを特徴とする。
前記中間ケース状部材を、横断面視において、上下の方向に峰が走る山形状に構成してあることを特徴とする。
このように、中間ケース状部材を、横断面視において、上下の方向に峰が走り、頂部が前面側に突出する山形状に構成することで、この前後方向に立体化した構造物によって、特に、前面枠の前記細幅部での前方方向への折れ曲がり強度を大幅にアップすることができる。
前記中間ケース状部材が、前記前面枠を構成するベース部材のベース部材左右側部において、前記細幅部から、ベース部材の上下コーナー部分まで延出されて取り付けられていることを特徴とする。
このように、前面枠を構成するベース部材のベース部材左右側部において、中間ケース状部材がベース部材の上下コーナー部分まで延出されて取り付けられていることで、中間ケース状部材とベース部材とが略全長に亘って一体化されることになり、両者が一体化することによる強度アップが期待できる。
前記中間ケース状部材が、前記山形状の頂部近傍から延設したボスによりベース部材にネジでもって連結されていることを特徴とする。
このように、ボスを山形状の頂部近傍から延設することで、この山形状の中間ケース状部材の強度を増加させることができる。
前記発光部の基板ベースの開口部側縁部が、ベース部材開口部側縁部よりも開口の内側にまで入り込むように構成され、且つ、前記中間ケース状部材のベース部材開口部側縁部が、前記基板ベースの開口側端面を覆うように開口の内側にまで入り込み、前記窓部の開口の内周縁の一部を形成するように構成されていることを特徴とする。
このように、開口の内周縁の一部が、ベース部材でなく、中間ケース状部材の一部でもって形成されることで、発光部の基板ベースの開口端面を覆い隠して前面枠の窓部をスッキリとさせて、意匠観を向上させることができる。
前記前面枠のベース部材の開口の上下部を覆う上側及び下側ケース状部材が設けられ、前記中間ケース状部材の上下端部が、前記上側及び下側ケース状部材に重なるようにしてベース部材に固定されていることを特徴とする。
このように、中間ケース状部材を上側及び下側ケース状部材の上に重ねる構成によって、この中間ケース状部材を上側及び下側ケース状部材に連続させたものとし、前面枠全体としての意匠観を自在に設定することができる。
前記中間ケース状部材の上下端部の一部が、前記上側及び下側ケース状部材の上から重なるように構成されていることを特徴とする。
このように、中間ケース状部材の上下端部の一部を、上側及び下側ケース状部材の上に重ねるようにした構成によって、この中間ケース状部材を単独で前方に着脱することができ、この中間ケース状部材により覆われたベース部材の発光部に対してメンテナンスを行い易いという利点がある。
特に、細化された中間ケース状部材の位置するベース部は、前面枠開閉等に際しての応力集中が生じて撓み易く、そこに設けた発光部のトラブルが生じ易いので、こうしたメンテナンスの容易性は有利である。
前記中間ケース状部材の上端部の前記上側ケース状部材の上に重なる部分において、前記中間ケース状部材から少なくとも一つのボスが延設され、該ボスが、前記上側ケース状部材を貫通して上側ケース状部材のベース部材上側部にまで延び、該ベース部材上側部にネジ止めされていることを特徴とする。
このように、中間ケース状部材を、そのボスを介してベース部材左右側部に取り付ける際に、上側ケース状部材を挟み込む状態で連結を行うことができて、三者の一体化を強力なものとすることができる。
山形状に構成された前記中間ケース状部材は、複数の山が遊技機の上下の方向に僅かに位相をずらせた状態で重なり、外面に凹凸が形成されるように構成してあることを特徴とする。
このように、中間ケース状部材を、複数の山が遊技機の上下の方向に僅かに位相をずらせた状態で重なり、外面に凹凸が形成されるように構成してあることで、前述した前後方向に立体化した構造物であることと、この重複した山形の凹凸構造によって、平滑の一枚板のケース状体に比べて、遥に強度を向上させることができ、以って、遊技領域拡大に伴い細化した左右のベース部材を十分に補強することができる。
図1は本実施形態のパチンコ機10の正面図であり、図2は、パチンコ機10の左側面図であり、図3は、その平面図である。図4は、外枠11に対して内枠12と前面枠(セット)14と、セット板400を開放した状態を示す斜視図である。(但し、図4では便宜上、遊技盤30面上の遊技領城内の構成〔釘、センター役物等〕を空白で示しているが、アウト口36は描いてある)。
前記内枠12の開閉軸線はパチンコ機10の正面からみて遊技球発射ハンドル18の設置箇所の反対側(図1のパチンコ機10の左側)で上下に延びるように設定されており、この開閉軸線を軸心にして内枠12が前方側に十分に開放できるようになっている。また、内枠12は合成樹脂、具体的にはABS(アクリロニトリルーブタジエンースチレン)樹脂から成る。こうすることで、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できるという利点が発揮される。
音出力口24は、内枠12の左右上端部位置に設けられたスピーカからの音を出力するための出力口である。また、灰皿22は、図1に示すように、下皿15の左方に設けられている。灰皿22は左右方向(水平方向)の軸線を軸心にして回動(例えば前方側に向けて前回り)するように、その右側が下皿15に片待ち支持されている。
つまり、この前面枠14の側面の少なくとも一部が内枠12の外側壁(リブ)12B内に嵌まり込むようにして取り付けられているので、内枠12と前面枠14との隙間から異物(針状あるいは薄板状等のものであって、具体的には針金、ピアノ線、セルロイド板等)を差し入れるなどの不正行為を防止できるようになっている。また、前面枠14は、内枠12と同様に、合成樹脂、具体的にはABS樹脂により構成されているので、粘性が高く衝撃に強くでき、低コストで製造できる。
そして、樹脂ベース20の後側には、図4及び図7に示す遊技盤30が着脱可能に装着されている。図7に示すように、遊技盤30は四角形状の合板よりなり、その周縁部が樹脂ベース20(内枠12)の裏側に当接した状態で取着されている。
そして、この一般入賞口31、31及び始動口33に遊技球が入球した場合には、上記各検出センサで検出され、この検出センサの出力に基づいて、上皿19(または下皿15)へ所定数の賞品球が払い出されると共に、始動口33に遊技球が入球した場合には、後述する抽選が開始されることになる。
かかる場合、各種入賞口に入賞した遊技球を入賞球処理装置に一旦集め、その入賞球処理装置で入賞球の存在を1つずつ順番に確認した上で払出を行う従来方式(いわゆる証拠球方式)とは異なり、本実施の形態のパチンコ機10では、各種入賞口毎に遊技球の入賞を電気的に感知して払出が直ちに行われる(すなわち、本パチンコ機10では入賞球処理装置を廃止している)。故に、払い出す遊技球が多量にあっても、その払出をいち早く実施することが可能となる。但し、本発明に従来の「証拠球方式」を適用してもよい。
その他に、遊技盤30の左右下方位置には、上記一般入賞口31、31を備えた装飾部材35が設けられ、また、遊技盤30の下部にはアウト口36が設けられており、各種入賞装置等に入球しなかった遊技球はこのアウト口36を通って、遊技盤30裏面の図示しない球排出路の方へと案内されるようになっている。さらに、遊技盤30には、遊技球の落下方向を適宜分散、調整等するために多数の誘導釘が植設されているとともに、同様の機能を有する風車が配設されている。
かかる場合、内レール51と外レール52とにより誘導レールが構成され、これら各レール51、52が所定間隔を隔てて並行する部分(向かって左側の部分)により球案内通路が形成されている。なお、球案内通路は、遊技盤30との当接面を有した溝状、すなわち手前側を開放した溝状に形成されている。
なお、遊技盤30の右下隅部および左下隅部は、証紙(例えば製造番号が記載されている)等のシール(図7のS1,S2)やプレートを貼着するためのスペースとなっており、この貼着スペースを確保するために、フランジ56に切欠58,59が形成されている。遊技盤30の右下隅部や左下隅部に、証紙等のシール(図7のS1,S2)を貼着することで、遊技盤30と証紙との一義性を持たせることができる。
従って、遊技領域と言った場合には誘導レール部分は含まないため、遊技領域の向かって左側限界位置は外レール52によってではなく内レール51によって特定される。同様に、遊技領域の向かって右側限界位置は内レール51によって特定される。また、遊技領城の下側限界位置は遊技盤30の下端位置によって特定される。また、遊技領域の上側限界位置は外レール52によって特定される。
また、図6に示すように、内枠12の左端部には、前面枠14の支持機構として、支持金具81,82が取り付けられている。上側の支持金具81には図の手前側に切欠を有する支持孔83が設けられ、下側の支持金具82には鉛直方向に突出した突起軸84が設けられている。
図8は、前面枠14のベース部材500と、その前面に取り付けられるケース状部材530等を取り外した状態の前面からの斜視図であり、図9は、背面からの斜視図である。図10は、前面枠14の背面図であり、図11は、ケース状部材530等を取り外した状態の正面図であり、図12は、ベース部材500から、金属製の補強板131,132,133,134を取り外した状態の正面からの斜視図であり、図12は、ベース部材500に補強板131,132,133,134を取り付けた状態の斜視図であり、図14は、更に、三つに分けられた発行手段550を夫々取り外した状態の前面斜視図である。
本パチンコ機10では、中央電飾部103が大当たりランプとして機能し、大当たり遊技状態時に点灯や点滅を行うことにより、大当たり遊技状態中であることを報知する。さらに、上皿19周りにも、同じくLED等の発光部を内蔵した上皿電飾部104が設けられている(図1参照)。
また、前面枠14の図8の右端部(パチンコ機10正面から見ると左端部)には、内枠12の支持機構として、支持金具151,152が取り付けられている。従って、内枠12側の支持金具727,728(図6参照)に対して前面枠14側の支持金具151,152を組み付けることで、内枠12に対して前面枠14が開閉可能に装着されるようになる。
次に、セット板400を備えたパチンコ機10の背面の構成を詳しく説明する。図9はパチンコ機10の背面図であり、図16は、セット板400を後方に開いた状態の背面の斜視図である。先ず、パチンコ機10の背面構成について全体の概要を説明する。パチンコ機10にはその背面(実際には内枠12および遊技盤30の背面)において、各種制御基板が上下左右に並べられるようにしてまたは前後に重ねられるようにして配置されており、さらに、遊技球を供給するための遊技球供給装置(払出機構)や樹脂製の保護カバー等が取り付けられている。
図8に示すように、遊技球分配部245は、前記セット板400にネジで締結固定されており、パチンコ機10の上皿19の排出口67(図4参照)から異物を挿入操作するなどしても動かない、つまり遊技球分配部245が奥側に押されて遊技球分配部245と内枠12との間に隙間が空くようなことが無いし、この隙間に異物を押入するなどによる不正を防止できる。
図5および図6に示す通り、この遊技盤30のコーナーの角落ち720に伴い、前記内枠12を、角落ちされた遊技盤30の切り欠き空間に延出して取り付け部740を構成している。勿論、この取り付け部740は、内枠12が樹脂成型されるときに形成される。
[遊技球の払い出しに関するエラー報知]
(タンク球無し)
タンク球無しの報知は、タンクとタンクレールに遊技球が無いことを報知するもので、図1に示す右コーナーLED810が点灯し、図15に示すモニターLED811が消灯し、状態表示812が「1」を点滅表示する。
下受け皿満タンの報知は、図1に示す右コーナーLED813が点灯し、図15に示すモニターLED811が消灯する。そして、状態表示812が「2」を点滅表示する。
払出モーター駆動中にも関わらず払出カウントスイッチに遊技球の通過がない状態を示すもので、右コーナーLED810が点灯し、モニターLED811が消灯し、状態表示812が、「3」を点滅表示する。
(ヒューズ切れ1及びヒューズ切れ2)
ヒューズ切れ1は、図15に示す第1ヒューズ814に定格以上の電流が流れたとき、ヒューズ切れ2は、第2ヒューズ815に以上の定格以上の電流が流れたときに飛んでしまった状態であるが、このエラー状態報知は、表示されない。
その他のエラーとしては、「ガラス枠開放」、「内枠開放」、「遊技球等貸出装置未接続」、「遊技球等貸出装置通信異常」、「コマンド異常」、「コネクタ未接続」がある。そのうち、遊技球等貸出装置が未接続の場合は、図15に示すモニターLED816及びモニターLED817が消灯する。そして、遊技球等貸出装置通信異常は、前記状態表示812が「U」を点滅表示する。
また、コマンド異常は、ハーネスの破損等によるコマンド不良を示すもので、前記状態表示812が「C」を点滅表示する(電源投入時にコマンド異常になった場合は点灯表示)。更に、コネクタ未接続は、モニターLED818が消灯する(ただし、発射動作中は点滅する)。
尚、図15において、819は、遊技機電源コードを示し、820は、電源スイッチを示し、821は、外部接続アース線を示す。
本発明においては、図1乃至図7に基づいて前述した通り、内枠12に設けた遊技盤30の遊技領域に少なくとも表示装置(装飾図柄表示装置42)が設けられ、該遊技領域を覆うように、前記内枠12に対して、正面視で左側部を回動軸芯として開閉自在な前面枠14が設けられ、該前面枠14に前記遊技領域を視認する開口501が設けられてある遊技機を対象としている。
開口の右側にあたる部位は、前面枠の軸とは反対側であるため、外力に対して弱くなり易い部位であり、剛性を高めるべく後述する種々の対策を施している。
一方、開口の左側にあたる部位は、遊技島に設置された状態を考慮すると開口の右側よりも薄型の形状にせざるを得ない。このため剛性を高めることが難しいが、右側の中間ケース部材と同等に補強対策を施すことにより剛性確保することができる。
そして、ベース部材の開口(窓部の開口)は、円形、楕円形のもの以外に多角形その他の形状のものも考えられる(これらの場合にも左右が細幅化することは変わらない)ため、開口形状に応じて細幅部の位置がそれぞれ設定されるものである。
前記中間ケース状部材530、530は、この実施例では、合成樹脂性で、約3mmの肉厚のものとして構成されている。
更に、図8、図9図10に示すように、ベース部材500の正面視左側部に、上下の方向で略等間隔で配置されたフック状をなす係合爪130,130,130が設けられ、これらは、前面枠14を閉じた状態で内枠12の孔部に係合されるものである。
そして、この入り込んだ基板ベース552,553の内周縁部552A、553Aの更に内周に、後述する左右の中間ケース状部材530、530の開口501側の外側縁部530Eが接当し、開口501の内周縁の一部を形成するように構成されている。
同図において、500A、500Bは、ベース部材左右側部を示し、24は、音出力口を示す。
更に、合成樹脂素材のL型の樹脂パーツ135が、前記上部の補強板131、右側の補強板133の上部の突合せ位置において、両者に跨って連結固定され状態を示している。
尚、これらの上側の発光部550A、左右の発光部550B、550Cには、上述したエラーの表示のための発光LEDも含まれている。
そして、正面視において、右側の発光部550Cは、左側の発光部550Bよりも上下に長く構成されており、その下端には、玉貸操作部120等に繋がる中継コネクタ557及びコードが接続され、その後に前面枠14の裏面下方からコード及びコネクタが後方に延出されている。他方の発光部550Bは、上部の発光部550Aに繋がり、スピーカなどの配線と共に前面枠14の裏面上方からコード及びコネクタが延出されている。
図16は、遊技機の背面において、セット板400を開いた状態を示すものであり、セット板400を開いた状態の内枠12の背面に配置された各構成要素、セット板400の前面側の構成要素、例えば、排出通路盤217等を示す。また、図17は、既に言及してきた長尺状の支持金具を示すものである。
そして、図18についても、既に言及してきたように、遊技機の裏面から見た斜視図であって、既に言及してきたように、セット板400を開いた状態、及び中枠12及び前面枠14を外枠11から開いた状態で示すものであり、図19は、第1制御基板ユニット201の分解斜視図であって、各構成要素を示すものである。
図20は、前面枠14の前面に取り付けられる演出装置700を構成する上側及び下側ケース状部材534、535、及び正面視で左側の中間ケース状部材530が組み付けられた状態で、右側の中間ケース状部材530を分離した状態の斜視図である。
図21は、前記右側の中間ケース状部材530の背面図、つまり、遊技機の後方から見た正面図である。また、図22は、前記右側の中間ケース状部材530の背面側から見た斜視図である。
つまり、前記ボス532、532がベース部材500側にネジ止めされたときに、ベース部材500に対して柱の役目を果たし、薄肉のケース状の山形状の中間ケース状部材530、530の剛性を高めるのである。
そして、この五山形状乃至撚り縄形状は、同時に演出装置700の外観意匠としても発現できるもので、強度向上及び意匠の両方において機能している。
前記ボス532、532、532、532は、ここでは、全て直径6mmの円筒状のものであり、中間ケース状部材530、530の成型に際して同時に一体成型されるが、その端面にはネジ止め用のネジが切られている。
このように、開口501の内周縁の一部が、ベース部材500でなく、中間ケース状部材530、530の一部であるベース部材開口部側縁部530A,530Aでもって形成されることで、ベース部材500の開口端面502、502を覆い隠して前面枠14の窓部101をスッキリとさせて、意匠観を向上させることができるのである。
更に、前記右側の中間ケース状部材530には、更に1本のボス538が、その上端部の外側のコーナーの内面に設けられており、これが、ベース部材500のコーナー部に直接にネジ止めされている。
この合わせ面部539Aが、上側ケース状部材534の立体構造に面として安定的に接当する役目を果たすと共に、この中間ケース状部材530のリブの役目も果たして、強度を増加させるものである。
そして、この波型は、上方の長円乃至楕円形状に連続して行くのである。
14:前面枠
30:遊技盤
42:表示装置
500:ベース部材
500A:ベース部材左側部
501:開口
530:中間ケース状部材
550:発光部
Claims (1)
- 内枠に設けた遊技盤の遊技領域を覆うように、前記内枠に対して、正面視で一方の側部を回動軸芯として開閉自在な前面枠が設けられ、該前面枠に前記遊技領域を視認する窓部が設けられてある遊技機において、
前記前面枠を構成するベース部材が、
前記窓部に対応した開口と、遊技機本体側に枢着される軸部と、を備えるとともに、少なくとも回動軸芯の無い側の側部が、前記開口と側方縁部との距離が最も小さくなる細幅部と、該細幅部から上方及び下方に繋がる部位であり、前記開口と側方縁部との距離が前記細幅部よりも大きな広幅部と、を有するように構成され、
前記側部に発光部を設け、
光透過性の中間ケース部材が、前記発光部を覆い、前記ベース部材のうち前記細幅部からその上下の前記広幅部までを覆うようにして取り付けてある、
ことを特徴とする遊技機。
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JP2004065922A (ja) * | 2002-06-12 | 2004-03-04 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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