JP4818161B2 - 収納物の防護機構 - Google Patents

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本発明は、磁気記録テープ等の記録媒体のカートリッジ等の収納物を収納する収納棚の収納物を落下等から防護する、収納物の防護に関し、特に、カートリッジ等の収納物の地震の揺れ等の外力による落下や持出しを防止する収納物の防護機構に関する。
磁気記録テープ等の記録媒体のカートリッジを保管するライブラリ装置では、複数のカートリッジを収納する収納棚が設置され、この収納棚には多数のカートリッジを収納するセルが設けられている。各セルのカートリッジはアクセッサ(ロボット)によって搬入又は搬出が行われる。地震等の揺れや振動を受けると、カートリッジが収納棚から落下するため、その対策が施されている。
このようなカートリッジの収納に関し、特許文献1には、カートリッジの投入及び排出に際してのみ開く扉を含む開閉手段を備える自動交換機構が開示され、この開閉手段は、カートリッジの通過動作に連動して扉の開閉を制限するストッパを備えている。
特開平8−180533号公報
ところで、従来、ライブラリ装置のカートリッジの落下防止対策には、カートリッジを収納するセルの底面の傾斜や、落下防止用のツメの形成等がある。このような対策では、地震による激しい揺れには抗しきれず、カートリッジの落下を防止できない。また、ライブラリ装置内に人が入れば、容易にカートリッジを持ち出すことが可能であり、セキュリティ上、問題がある。
特許文献1に開示された機構では、カートリッジの投入作業に入ると、カートリッジによってストッパが押し開かれて扉のロックが解除され、カートリッジを扉に当て、カートリッジによって扉が開かれる。また、カートリッジの取出しでは、カートリッジを引き出すことにより、カートリッジによってラッチ機構が押し開かれ、カートリッジを容易に取り出すことができる。
このように収納物であるカートリッジによってラッチ機構が押し開かれる機構では、カートリッジに対応するラッチ機構を構成しなければならず、振動によるカートリッジの落下は防止できるものの、セル内のカートリッジの引出し操作でラッチ機構が開かれてしまい、カートリッジを防護することができない。
磁気記録媒体のカートリッジ等の収納物に関し、地震等の揺れを受けた際に収納棚からの落下を防止するとともに、盗難等からも防護する必要がある。
斯かる要求や課題について、特許文献1にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本発明の目的は、カートリッジ等の収納物の防護に関し、揺れによる落下や自由な持出しから収納物を防護することにある。
また、本発明の他の目的は、カートリッジを保管するライブラリ装置に関し、揺れによる落下や自由な持出しからカートリッジを防護することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、収納物の防護機構、その防護方法、その防護プログラム、及びライブラリ装置であって、アクセッサによりカートリッジ等の収納物を出し入れする収納棚のセルを開閉する扉を設置し、この扉をロック状態に維持するロック機構部をアクセッサにより開閉可能にし、ロック状態にある扉によってセル内のカートリッジ等の収納物の揺れによる落下や無断持出しを防止することにより、セル内のカートリッジ等の収納物を防護する。
そこで、上記目的を達成するため、本発明の第1の側面は、アクセッサにより収納物を出し入れする収納棚の収納物の防護機構であって、前記収納棚のセル毎に設けられ、前記収納物の出入口部を開閉する扉と、前記収納棚の前記セル毎に設けられ、前記アクセッサにより前記収納物を出し入れするセルであるか否かを識別する識別情報を表示した識別表示部と、前記扉又は前記収納棚から進出させて前記扉と前記収納棚とを係止させかつ前記アクセッサにある解除操作部によって後退可能なストッパを備え、該ストッパが、ロック解除の指示に基づく前記アクセッサの前記解除操作部の進入により前記扉のロック状態を解除するとともに前記扉をロック解除状態に維持して前記扉を開閉可能にし、前記アクセッサの前記解除操作部の退避により前記扉と前記収納棚とを係止させ前記扉をロック状態に維持して前記扉の開閉を阻止するロック機構部と、前記収納物を出し入れする位置が正しいかを前記識別情報により判別し、該位置が正しければ、前記ロック機構部にロック解除を指示する制御部とを備える構成である。斯かる構成により、上記目的を達成することができる。
上記目的を達成するには、上記収納物の防護機構において、好ましくは、前記扉は、前記扉のロック状態を解除した際に前記アクセッサの移動によって開閉され、前記アクセッサが前記出入口部から退避した際に前記扉を閉位置に復帰させる開閉機構部を備える構成としてもよい。斯かる構成によっても、上記目的を達成することができる。
本発明によれば、次のような効果が得られる。
(1) 本発明の収納物の防護機構、その防護方法、又はその防護プログラムによれば、収納物の出入口部が扉によって開閉され、その扉をロック状態に維持できるので、地震等による揺れによる落下や、無断持出し等から収納物を防護することができる。
(2) また、本発明のライブラリ装置によれば、カートリッジを出し入れするセルの出入口部が扉によって開閉され、その扉をロック状態に維持できるので、地震等による揺れによる落下や、無断持出し等からカートリッジを防護することができ、カートリッジのセキュリティ性を高めることができる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
〔第1の実施の形態〕
本発明の第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は、第1の実施の形態に係るライブラリ装置を示す図である。
このライブラリ装置2は、本発明の収納物の防護機構又はライブラリ装置の一例であって、この実施の形態では、収納棚4のセル6を開閉する開閉手段として例えば、扉81、82を備えることにより、アクセッサ10でセレクト・リストアを行う場合のみ扉81、82を開くように、セル6を閉じるためのカートリッジ防護機構12を備えている。カートリッジ防護機構12は、アクセッサ10の動作、即ち、扉81、82の扉ロック機構部14(図4、図7)をアクセッサ10にある解除操作部としてのロック解除部15(図2、図8)で解除可能にし、アクセッサ10によって扉81、82を開き、アクセッサ10の退避によって扉81、82が閉じられ、ロック状態に機構的に移行するように構成されている。斯かる構成により、カートリッジ16の落下や、盗難等の無断持出しを防止している。カートリッジ16は、磁気記録テープ等の記録媒体を収納したカセットであって例えば、偏平な直方体である。
そこで、このライブラリ装置2では、収納棚4、アクセッサ10、カートリッジ防護機構12、複数のドライブ装置181、182、183・・・・18n、制御部20を備え、上位装置であるホストコンピュータ22の制御により、収納棚4のカートリッジ16の搬出入、データの読み書きを行うとともに、収納棚4のセル6にあるカートリッジ16をカートリッジ防護機構12により防護する構成である。
アクセッサ10は、カートリッジ16を搬送する搬送部であって、カートリッジ16を把持する把持部としてのピッカ部24を備え、ホストコンピュータ22からの指示を受けた制御部20の制御により、ピッカ部24の移動、カートリッジ16の把持及びその解除、指定されたドライブ装置181、182、・・・18nへの移動、カートリッジ16の着脱、収納棚4の指定されたセル6へのカートリッジ16の搬送及び搬出等の処理を行う。ピッカ部24は、アクセッサ10により、X、Y、Z軸方向に移動し、目的の位置に制御され、収納棚4のロック解除、カートリッジ16の把持及びその解除を行う。ピッカ部24は、収納棚4のロック解除のためのロック解除部15(図8)を備えている。
ドライブ装置181、182、・・・18nは、ホストコンピュータ22の制御により、装着されたカートリッジ16の記録媒体に対するデータの書き込み、読出し、消去等のデータ処理を行う。
制御部20は、ホストコンピュータ22によって制御され、アクセッサ10の制御やドライブ装置181、182、・・・18nの制御を行う。この制御部20を概括的に記載すれば、例えば、図2に示すように、制御入出力部としてのホストインタフェース(I/F)部26、アクセッサ制御部28、パネル制御部32、記憶部34、処理部としてのプロセッサ36を備え、これらはバス38によって接続されている。
ピッカ部24は、駆動部40、カートリッジ収納部42を備え、カートリッジ収納部42は、扉81、82の扉ロック機構部14を解除するロック解除部15を備え、駆動部40によって駆動され、進退する。
ホストI/F部26は、プロセッサ36の制御により、ホストコンピュータ22との制御情報の入出力を行い、例えば、データの読み書きを行うカートリッジ16の指定や収納先又は取出し先のセル6の指定等が実行される。カートリッジ16が指定されると、そのカートリッジ16が存在すれば、その収納位置が制御部20側で特定される。新たなカートリッジ16が投入されれば、その格納位置が記憶部34に記録される。
アクセッサ制御部28は、プロセッサ36の制御により、制御出力をアクセッサ10に付与し、ピッカ部24をドライブ装置181、182、・・・18n又は収納棚4の所定のセル6の位置に移動させる。そこで、このアクセッサ制御部28は、X系制御部281、Y系制御部282、Z系制御部283、ピッカ系制御部284を備える。この場合、アクセッサ10からアクセッサ10及びピッカ部24の位置情報がアクセッサ制御部28に取り込まれ、現在位置を認識できる。この場合、位置情報は、アクセッサ10やピッカ部24の機構部に設置されるモータ等の回転部から回転を検出するタコメータ等により取得することができる。
X系制御部281は、プロセッサ36の制御により、アクセッサ10をX軸方向に移動させる制御を担当し、Y系制御部282は、プロセッサ36の制御により、アクセッサ10をY軸方向に移動させる制御を担当し、Z系制御部283は、プロセッサ36の制御により、アクセッサ10をZ軸方向に移動させる制御を担当する。また、ピッカ系制御部284は、プロセッサ36の制御により、閉鎖又は開放すべきセル6の位置に対応する駆動出力を駆動部40に出力し、ピッカ部24とともにロック解除部15を進退させるとともに、ピッカ部24上のカートリッジ収納部42を進退させ、収納棚4のロック解除、収納棚4のカートリッジ16の搬出入を行う。このカートリッジ16の搬出入の位置は、既述のアクセッサ10の位置情報によって特定する構成とすればよい。パネル制御部32は、表示パネルの制御手段であって、プロセッサ36の制御により、パネル表示の制御を行う。
記憶部34は各種情報を格納する記録媒体で構成され、プログラム記録部44、データ記録部46、RAM(Random-access memory)48等を備えている。プログラム記録部44はハードディスク記憶装置等で構成され、OS(Operating System)、ロック解除等のカートリッジ防護機構12を制御するカートリッジ防護プログラム、アクセッサ10を制御するアクセッサ制御プログラム、ドライブ装置181、182、・・・18nを制御するドライブ制御プログラム等が格納されている。データ記録部46には、ホストコンピュータ22と授受をする各種データ、アクセッサ10の制御データやアクセッサ10からの位置データ等の各種データが格納される。また、RAM48は、OS、カートリッジ防護プログラム、アクセッサ制御プログラム、ドライブ制御プログラム等のプログラムを展開し、各種制御のワークエリアを構成している。
プロセッサ36は、ホストコンピュータ22からの指示を受け、記憶部34にあるプログラムの実行により、アクセッサ10の制御、カートリッジ16の収納又は取出し位置のセル6の判定等の動作を行う。
次に、収納棚4及びカートリッジ防護機構12について、図3、図4、図5、図6及び図7を参照する。図3は、収納棚の概要を示す斜視図、図4は、カートリッジ防護機構を備えるセルの構成例を示す斜視図、図5は、セルの扉開閉機構部、扉ロック機構部の一例を示す分解斜視図、図6は、扉開閉機構部を示す図、図7は、扉ロック機構部を示す図である。
収納棚4は、図3に示すように、カートリッジ16を収納する複数のセル6が設置され、筐体50に複数行、複数列に亘ってセル6が形成されている。この実施の形態では、5行5列に亘ってセル6がマトリクス状に配置されている。各セル6には位置情報が付され、その位置情報とカートリッジ16とが関係付けられている。
各セル6は、図4及び図5に示すように、天板52、一対の側板54、底板58及び背面板60を備え、これらにより、カートリッジ16を収納可能な直方体状の収納空間62が構成されている。各セル6には、カートリッジ16を出し入れするための出入口部64が形成され、この出入口部64には、左右に開閉される一対の扉81、82が設置されている。扉81は向かって左側の側板54に隣接して天板52及び底板58に支持された支持軸66によって開閉可能に支持され、扉82は向かって右側の側板54に隣接して天板52及び底板58に支持された支持軸68によって開閉可能に支持されている。天板52には支持軸66、68の軸受部70、底板58には支持軸66、68の軸受部72が形成され、また、底板58には、扉81、82の出入口部64よりの移動を個別に阻止する複数のストッパ74が設置されている。
扉81、82の支持軸66、68には、扉81、82を閉位置(ストッパ74に当たる位置)に自動復帰させる扉開閉機構部76が設置され、また、天板52及び底板58と扉81、82との間には、扉81、82の開閉を阻止し、閉状態に扉81、82を維持する既述の扉ロック機構部14が設置されている。
扉開閉機構部76は、図6に示すように例えば、コイルばね78を支持軸66、68に巻き付け、その復元力を扉81と側板54との間、扉82と側板54との間に作用させることにより、閉位置にその復元力によって自動復帰させる構成である。
また、扉ロック機構部14は、図5及び図7に示すように、各扉81、82の上縁及び下縁から回動可能に支持された複数のストッパ90、92が設置され、ストッパ90を係止させるための係止孔94が天板52に形成され、また、ストッパ92を係止させるための係止孔96が底板58に形成されている。
扉81、82の上縁側には、図7に示すように、ストッパ90を収納する凹部98が形成されているとともに、ストッパ90が支持軸100によって回動可能に支持され、扉81、82とストッパ90との間には、支持軸100に巻き付けられたコイルばね102の復元力を作用させてある。また、扉81、82の下縁側にも、ストッパ92を収納する凹部104が形成されているとともに、ストッパ92が支持軸106によって回動可能に支持され、扉81、82とストッパ92との間には、支持軸106に巻き付けられたコイルばね108の復元力を作用させてある。従って、扉81、82が閉状態にあるとき、コイルばね102で反時計方向に復元力を受けたストッパ90は、天板52にある係止孔94に挿入状態となって係止され、ストッパ74と相俟って扉81、82の開閉を阻止する。また、このとき、コイルばね108で時計方向に復元力を受けたストッパ92は、底板58にある係止孔96に挿入状態となって係止され、ストッパ74と相俟って扉81、82の開閉を阻止する。
このように扉81、82の各扉ロック機構部14は同一であって、各扉81、82の開閉がストッパ90、92に作用させたコイルばね102、108の復元力により、ストッパ90が係止孔94に係止され、また、ストッパ92が係止孔96に係止され、各扉81、82の開閉が阻止される。
次に、ロック解除部15、ピッカ部24及びカートリッジ収納部42について、図8、図9、図10及び図11を参照する。図8は、収縮時のピッカ部の機構の概略を示す斜視図、図9は、図8に示すピッカ部の水平断面を示す図、図10は、一部伸長時のピッカ部を示す斜視図、図11は、全部伸長時のピッカ部を示す斜視図である。図8、図9、図10及び図11において、図1、図2と同一部分には同一符号を付してある。
ピッカ部24は、図8に示すように、角筒状の筐体部110を備え、この筐体部110にはカートリッジ16を収納可能な角筒状のカートリッジ収納部42が摺動可能に設置され、このカートリッジ収納部42の前縁部にはロック解除部15を構成するロック解除板151、152が設置されている。カートリッジ収納部42を前方に移動させ、ロック解除板151、152を突出状態に維持すれば、ロック解除板151が各扉81、82のストッパ90に当たり、ロック解除板152が各扉81、82のストッパ92に当たり、各ストッパ90、92を扉81、82の凹部98、104側に後退させることができ、係止孔94、96との係合が解除され、扉81、82のロック解除を行うことができる。
カートリッジ収納部42の内部にはマウンタ機構部112が設置され、このマウンタ機構部112には、一対のベース側アーム部114、116が摺動可能に設置され、ベース側アーム部114にはハンド側アーム部118が摺動可能に設置され、ベース側アーム部116にはハンド側アーム部120が摺動可能に設置されている。このような二段階で摺動する摺動機構からなるマウンタ機構部112を備えたことにより、セル6やドライブ装置181、182、・・・18nに対するカートリッジ16の挿入や取出しのために十分なストロークが確保される。ハンド側アーム部118、120はカートリッジ16を掴み又は引っかけるための突部122、124を備えており、各突部122、124の間にカートリッジ16が把持される。
このピッカ部24は、駆動部40(図2)によって駆動されるとともに、ハンド側アーム部118、120を開閉し、図8及び図9に示すように、全面的な収縮状態、図10に示すように、カートリッジ収納部42の一部を摺動させてロック解除部15のみを突出させた状態(ロック解除動作)、図11に示すように、カートリッジ16の出し入れのために、カートリッジ収納部42及びマウンタ機構部112の全部を摺動させて全部伸長時の状態に制御される。
次に、扉ロック機構部14のロック及びその解除、扉81、82の開閉動作及びカートリッジ16の防護について、図12、図13、図14及び図15を参照して説明する。
収納棚4のセル6にカートリッジ16を投入する場合には、ピッカ部24のハンド側アーム部118、120間に把持したカートリッジ16をカートリッジ収納部42に収納して搬送し、図12のA及び図13のAに示すように、特定されたセル6の前面にピッカ部24を位置付けし、図12のB及び図13のBに示すように、カートリッジ収納部42の一部を進出させ、ロック解除部15を以て扉ロック機構部14のロックを解除する。
このロック解除は、図14のAに示すように、ロック解除部15のロック解除板151を天板52と扉81、82との間隔126内に位置付けし、この状態からカートリッジ収納部42とともにロック解除板151を前方に移動させると、図14のB及びCに示すように、ロック解除板151によって矢印Mの方向に円弧を描いてストッパ90が回動して押し下げられ、ストッパ90は扉81の凹部98内に移動する。これにより、扉81のロックが解除される。このような動作は、扉81のストッパ92においても同様であり、扉82においても同様にロックが解除される。
この状態からカートリッジ収納部42を前方に移動させれば、ロック解除の維持とともに扉81、82が回動し、カートリッジ収納部42によって押し開かれ、さらにカートリッジ収納部42がセル6内に入ると、扉81、82は開状態に維持される。この状態において、図12のC及び図13のCに示すように、マウンタ機構部112を伸長させ、突出させたハンド側アーム部118、120に保持されているカートリッジ16は、ハンド側アーム部118、120を拡開することにより、ハンド側アーム部118、120から離れてセル6内に投入される。
カートリッジ16の把持を解除したマウンタ機構部112を後退させ、カートリッジ収納部42を後退させれば、コイルばね78の復元力により扉81、82が閉位置に自動復帰し、セル6の出入口部64が扉81、82によって閉じられる。このとき、ロック解除板151がストッパ90から外れ、コイルばね102の復元力によりストッパ90が係止孔94に入り込み、各扉81、82はロック状態となる。このような動作は、扉81、82のストッパ92においても同様である。
このようなロック状態では、図15のA及びBに示すように、セル6内にカートリッジ16が閉じ込められ、地震等の揺れによる落下からカートリッジ16が防護される。また、ロック解除部15により扉81、82のロックを解除しなければ、扉81、82を開くことができないので、セル6内のカートリッジ16を容易に持ち出すことができない。盗難等からもカートリッジ16を防護することができる。カートリッジ16のセキュリティ性を高めることができる。
また、扉81、82の前方への移動はストッパ74によって阻止されており、また、図15のCに示すように、扉81、82を押し開こうとすれば、扉81、82は僅かに後方に移動するが、この移動に伴ってストッパ90、92がコイルばね102、108の復元力により回動して係止孔94、96に入り込み、扉81、82の移動を阻止する。この結果、セル6内のカートリッジ16はアクセッサ10及びピッカ部24以外の操作で持ち出すことができず、無断持出しや盗難から防護される。
また、扉81、82の開閉は、ストッパ90、92をロック解除部15(ロック解除板151、152)によってロック解除をするだけでなく、そのロック解除状態を維持しながら押し開くことが必要であり、しかも、扉81、82はセル6内に開くことが必要であるため、扉81、82を開閉することが困難であることから、セル6のカートリッジ16のセキュリティ性が高められる。
〔第2の実施の形態〕
本発明の第2の実施の形態について、図16を参照する。図16は、第2の実施の形態に係るライブラリ装置の収納棚の一部を示す図である。図16において、図1、図4と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態では、図16に示すように、収納棚4の各セル6毎に識別情報を持たせた識別表示部としてのバーコードラベル130を張り付け、アクセッサ10側にあるバーコードリーダ132でバーコードラベル130からバーコード134を読み、そのバーコード134からカートリッジ16の搬入又は搬出先として正しいか否かを判定し、正しい場合にはロックを解除する構成としたものである。この場合、扉81、82の開閉は、ピッカ部24を押し付けることにより行う。
この場合、バーコードラベル130は、各セル6の天板52の前面部に張り付けられているが、各セル6の底板58又は扉81、82の何れかに張り付けてもよい。
また、この場合、図17に示すように、制御部20にはアクセッサ制御部28にバーコード制御部285が設置されるとともに、アクセッサ10にはバーコードリーダ132が設置されている。バーコードリーダ132の読込み情報はバーコード制御部285を通してプロセッサ36に取り込まれてデータ記録部46に格納され、そのバーコード134に表示された識別情報からカートリッジ16の搬入又は搬出先のセル6として正しいか否かを判定する。プログラム記録部44にはOS他、カートリッジ防護プログラムが格納されている。図17において、図2と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
この第2の実施の形態においても、ライブラリ装置2(図1)、収納棚4、セル6の扉81、82の扉開閉機構部76、扉ロック機構部14、ロック解除部15及びピッカ部24(図3、図4、図5、図6、図7、図8、図9、図10)が用いられる。
このバーコードラベル130によって各セル6を特定する場合のカートリッジの防護制御について、図18を参照する。図18は、カートリッジの防護方法及び防護プログラムの処理手順の一例を示すフローチャートである。
セル6にカートリッジ16を搬入又はセル6からカートリッジ16を搬出する場合には、プロセッサ36からの指示により、アクセッサ制御部28によりアクセッサ10を目的とするセル6に移動させ(ステップS1)、バーコードリーダ132によりバーコード134を読み込む(ステップS2)。バーコード134にはセル6の位置等を表す識別情報が表示されているので、バーコード134から読み取られた位置が正しいか否かを判定し(ステップS3)、その位置が正しくない場合には、異常終了とし、正しい場合には、図10に示すように、ピッカ部24のカートリッジ収納部42を前方に移動させ、ロック解除部15のロック解除板151、152により扉81、82のロックを解除する(ステップS4)。これにより、図12及び図13の動作により扉81、82を開き、カートリッジ16をセル6内に搬入又はセル6内のカートリッジ16の搬出を行い(ステップS5)、この処理を終了する。。
セル6からカートリッジ16を搬出した場合には、そのカートリッジ16をアクセッサ10によりドライブ装置181、182・・・18nの何れかに移動し、挿入することとなる。
このような構成では、セル6の位置を確認し、セル6の位置が正しいか否かを判定するので、アクセッサ10を単に移動させ、ピッカ部24を操作しても、カートリッジ16の取出しが阻止され、セル6内のカートリッジ16を無断持出し等から防護することができる。この実施の形態においても、セル6はロックされた扉81、82によって出入口部64が閉鎖されているので、地震等の揺れによる落下からカートリッジ16を防護することができる。
〔第3の実施の形態〕
本発明の第3の実施の形態について、図19及び図20を参照する。図19は、第3の実施の形態に係るライブラリ装置の扉開閉機構部及び扉ロック機構部の一例を示す図、図20は、セルを示す斜視図である。図19及び図20において、図1、図4、図5、図16と同一部分には同一符号を付してある。
この第3の実施の形態では、扉81、82の開閉をファームで管理し、扉開閉機構部76に駆動手段としてモータ161、162が使用され、第2の実施の形態と同様に、バーコードラベル130からセル6の識別情報を読み、正常な場合にはファームにより扉81、82の開閉を行う。即ち、モータ161、162の停止により、扉81、82の開閉が阻止されるので、モータ161、162を用いた扉開閉機構部76は扉ロック機構部14を構成している。
図19、図20に示すように、扉81、82は扉開閉機構部76によって開閉可能であるとともに、モータ161、162が停止状態にあるとき、ロック状態に維持され、開閉が阻止される構成である。そこで、各扉81、82の支持軸66、68には、歯車164、166等からなる回転伝達機構部168が設置され、この回転伝達機構部168を介してモータ161又はモータ162から回転が伝達され、回転力を受けた支持軸66を中心に扉81が開閉され、回転力を受けた支持軸68を中心に扉82が開閉される。この場合、扉81、82の前方への回動はストッパ74で阻止され、第1及び第2の実施の形態で説明した扉ロック機構部14は扉開閉機構部76で構成されており、ストッパ90、92や係止孔94、96は存在しない。その他の構成は、第1の実施の形態又は第2の実施の形態と同様であるので、同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
そして、このようなモータ161、162を備える扉81、82の扉開閉機構部76を備えた場合の制御部20には図21に示すように、プロセッサ36により制御される扉開閉制御部170が設置され、この扉開閉制御部170が発生する制御出力はモータ161、162に対応する駆動部171、172に加えられている。バーコードリーダ132の読込み情報はバーコード制御部285を通してプロセッサ36に取り込まれてデータ記録部46に格納され、そのバーコード134に表示された識別情報からカートリッジ16の搬入又は搬出先のセル6として正しいか否かを判定する。プログラム記録部44にはOS他、カートリッジ防護プログラムが格納されている。この場合、ロック解除部15(図2、図17)は不要である。図21において、図17と同一部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
このバーコードラベル130によって各セル6を特定し、モータ161、162の駆動により扉81、82を開閉させるカートリッジ防護制御について、図22を参照する。図22は、カートリッジの防護方法及び防護プログラムの処理手順の一例を示すフローチャートである。
セル6にカートリッジ16を搬入又はセル6からカートリッジ16を搬出する場合には、プロセッサ36からの指示により、アクセッサ制御部28によりアクセッサ10を目的とするセル6に移動させ(ステップS11)、バーコードリーダ132によりバーコード134を読み込む(ステップS12)。バーコード134にはセル6の位置等を表す識別情報が表示されているので、バーコード134から読み取られた位置が正しいか否かを判定し(ステップS13)、その位置が正しくない場合には異常であり、この処理を終了する。
また、セル6の位置が正しい場合には、扉開閉制御部170からモータ161、162を駆動するための駆動制御信号が駆動部171、172に対して発せられ、モータ161、162は対応する駆動部171、172によって駆動され、扉81、82が開かれる(ステップS14)。これにより、図12のC及び図13のCの動作により、開かれた扉81、82からセル6内にカートリッジ16を搬入し、又はそのセル6内のカートリッジ16の搬出を行い(ステップS15)、この処理を終了する。
セル6からカートリッジ16を搬出した場合には、そのカートリッジ16をアクセッサ10によりドライブ装置181、182・・・18nの何れかに移動し、挿入することとなる。
このような構成では、セル6の位置を確認し、セル6の位置が正しいか否かを判定するので、アクセッサ10を単に移動させ、ピッカ部24を操作しても、カートリッジ16の取出しが阻止され、セル6内のカートリッジ16を無断持出し等から防護することができる。この実施の形態においても、セル6はロックされた扉81、82によって出入口部64が閉鎖されているので、地震等の揺れによる落下からカートリッジ16を防護することができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 第1の実施の形態では、ストッパ90(92)は係止孔94(96)の傾斜面に沿って傾斜する構成としたが、図23に示すように、係止孔94(96)に直立する構成としてもよい。
(2) 第1の実施の形態では、コイルばね102(108)を支持軸100(106)に巻き付けるように設置したが、図24に示すように、ストッパ90(92)の中途部と扉81(82)の凹部98(104)の中間部との間にスプリング174を設置し、その復元力を作用させるようにしてもよい。このような構成によれば、スプリング174の復元力によってストッパ90(92)を係止孔94(96)に係合させ、ロック解除部15をストッパ90(92)に当て、スプリング174を圧縮状態にさせてストッパ90(92)による扉81(82)のロック解除を行うことができる。
(3) ロック解除部15を特殊な形状に設定し、形状が合致しなければロック解除ができないようにし、また、ピッカ部24でないと扉81、82が開閉できない構成としてもよい。
(4) 上記実施の形態では、収納物の防護機構、その防護方法及び防護プログラムとしてライブラリ装置2についてカートリッジ16の防護を例示したが、本発明は、カートリッジ以外の部品や貴重品等の収納物の防護や、ライブラリ装置以外の収納棚における収納物の防護に適用することができる。
(5) 第2の実施の形態では、バーコードリーダ132がアクセッサ10に設置された場合について説明したが、ピッカ部24に設置した構成としてもよい。
次に、以上述べた本発明の実施の形態から抽出される技術的思想を請求項の記載形式に準じて付記として列挙する。本発明に係る技術的思想は上位概念から下位概念まで、様々なレベルやバリエーションにより把握できるものであり、以下の付記に本発明が限定されるものではないい。
(付記1) アクセッサにより収納物を出し入れする収納棚の収納物の防護機構であって、
前記収納棚に設けられ、前記収納物の出入口部を開閉する扉と、
前記扉をロック状態に維持するとともに、該ロック状態が前記アクセッサによって解除されるロック機構部と、
を備えることを特徴とする、収納物の防護機構。
(付記2)付記1の収納物の防護機構において、
前記扉は、前記扉のロック状態を解除した際に前記アクセッサの移動によって開閉され、前記アクセッサが前記出入口部から退避した際に前記扉を閉位置に復帰させる開閉機構部を備えることを特徴とする、収納物の防護機構。
(付記3) 付記1の収納物の防護機構において、
前記ロック機構部は、前記扉又は前記収納棚から進出させて前記扉と前記収納棚とを係止させかつ前記アクセッサにある解除操作部によって後退可能なストッパを備え、該ストッパが、前記アクセッサの前記解除操作部の進入により前記扉をロック解除状態に維持し、前記アクセッサの前記解除操作部の退避により前記扉をロック状態に維持することを特徴とする、収納物の防護機構。
(付記4) 付記1の収納物の防護機構において、
前記収納棚に設けられ、前記収納物を収納する各セルを識別する識別表示部と、
前記識別表示部により前記収納物を出し入れするセルであるか否かを判別する処理部と、
を備え、前記処理部の判別結果により、前記アクセッサにより前記ロック機構部をロック状態又はロック解除状態に移行させることを特徴とする、収納物の防護機構。
(付記5) 付記4の収納物の防護機構において、
前記アクセッサは、前記処理部の前記判別結果により、前記ロック機構のロック状態を解除する前記解除操作部を進出させることを特徴とする、収納物の防護機構。
(付記6) アクセッサにより収納物を出し入れする収納棚の収納物の防護機構であって、
前記収納棚に設けられて前記収納物を収納する各セルの出入口部を開閉する扉と、
前記扉を開閉させる開閉機構部と、
前記各セルを識別する識別表示部と、
前記識別表示部により前記収納物を出し入れするセルであるか否かを判別し、その判別結果に応じて前記開閉機構部により前記扉を開状態又は閉状態に制御する制御部と、
を備えたことを特徴とする、収納物の防護機構。
(付記7) アクセッサにより収納物を出し入れする収納棚の収納物の防護方法であって、
前記収納棚に設けられて前記収納物を収納する各セルに表示した識別表示部を検出するステップと、
前記識別表示部から検出された識別情報を用いて前記収納物を出し入れするセルであるか否かを判別するステップと、
前記セルの判別結果に応じて開閉機構部により前記扉を開状態又は閉状態にするステップと、
を含むことを特徴とする、収納物の防護方法。
(付記8) コンピュータによって処理され、アクセッサにより収納物を出し入れする収納棚の収納物の防護プログラムであって、
前記収納棚に設けられて前記収納物を収納する各セルに表示した識別表示部から識別情報を取り込むステップと、
前記識別情報を用いて前記収納物を出し入れするセルであるか否かを判別するステップと、
前記セルの判別結果に応じて開閉機構部により前記扉を開状態又は閉状態にするステップと、
を含むことを特徴とする、収納物の防護プログラム。
(付記9) 収納棚にアクセッサによりカートリッジを出し入れするライブラリ装置であって、
前記収納棚に設けられ、前記カートリッジの出入口部を開閉する扉と、
前記扉をロック状態に維持するとともに、該ロック状態が前記アクセッサによって解除されるロック機構部と、
を備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記10)付記9のライブラリ装置において、
前記扉は、前記扉のロック状態を解除した際に前記アクセッサの移動によって開閉され、前記アクセッサが前記出入口部から退避した際に前記扉を閉位置に復帰させる開閉機構部を備えることを特徴とするライブラリ装置。
(付記11) 付記9のライブラリ装置において、
前記ロック機構部は、前記扉又は前記収納棚から進出させて前記扉と前記収納棚とを係止させかつ前記アクセッサにある解除操作部によって後退可能なストッパを備え、該ストッパが、前記アクセッサの前記解除操作部の進入により前記扉をロック解除状態に維持し、前記アクセッサの前記解除操作部の退避により前記扉をロック状態に維持することを特徴とするライブラリ装置。
(付記12) 付記9のライブラリ装置において、
前記収納棚に設けられ、前記カートリッジを収納する各セルを識別する識別表示部と、
前記識別表示部により前記カートリッジを出し入れするセルであるか否かを判別する処理部と、
を備え、前記処理部の判別結果により、前記アクセッサにより前記ロック機構部をロック状態又はロック解除状態に移行させることを特徴とするライブラリ装置。
(付記13) 付記12のライブラリ装置において、
前記アクセッサは、前記処理部の前記判別結果により、前記ロック機構のロック状態を解除する前記解除操作部を進出させることを特徴とするライブラリ装置。
(付記14) 収納棚にアクセッサによりカートリッジを出し入れするライブラリ装置であって、
前記収納棚に設けられて前記カートリッジを収納する各セルの出入口部を開閉する扉と、
前記扉を開閉させる開閉機構部と、
前記各セルを識別する識別表示部と、
前記識別表示部により前記カートリッジを出し入れするセルであるか否かを判別し、その判別結果に応じて前記開閉機構部により前記扉を開状態又は閉状態に制御する制御部と、
を備えたことを特徴とするライブラリ装置。
以上説明したように、本発明の最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は明細書に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
本発明は、カートリッジ等の収納物の防護機構、その防護方法、その防護プログラム、及びライブラリ装置に関し、収納物の出入口部が扉によって開閉され、その扉をロック状態に維持できるので、地震等による揺れによる落下や、無断持出し等からカートリッジ等の各種の収納物を防護でき、有用である。
第1の実施の形態に係るライブラリ装置の一例を示す図である。 制御部の構成例を示す図である。 収納棚の一例を示す斜視図である。 収納棚のセル部分を示す斜視図である。 セルの扉開閉機構部、扉ロック機構部の一例を示す分解斜視図である。 扉開閉機構部の一例を示す図である。 扉ロック機構部を示す図である。 収縮時のピッカ部を示す図である。 ピッカ部の水平断面を示す図である。 一部伸長時のピッカ部を示す図である。 全部伸長時のピッカ部を示す図である。 セルへのカートリッジ投入動作を示し、Aは扉のロック状態を示す図、Bは扉のロック解除状態を示す図、Cはカートリッジの投入状態を示す図である。 セルへのカートリッジ投入動作を示し、Aは扉のロック状態を示す図、Bは扉のロック解除状態を示す図、Cはカートリッジの投入状態を示す図である。 扉のロック状態からロック解除状態への移行を示し、Aは扉のロック状態を示す図、Bは扉のロック解除の途上を示す図、Cは扉のロック解除完了を示す図である。 ロック状態にあるセルを示し、Aはその平面図、Bはその側面図、Cは扉をセル内に押した状態を示す図である。 第2の実施の形態に係るライブラリ装置の収納棚の一例を示す図である。 制御部の構成例を示す図である。 カートリッジの防護方法及び防護プログラムの処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る収納棚の扉及びその扉開閉機構部の一例を示す分解斜視図である。 セルを示す斜視図である。 制御部及びアクセッサの構成例を示す図である。 カートリッジの防護方法及び防護プログラムの処理手順の一例を示すフローチャートである。 他の実施の形態に係る扉ロック機構部の一例を示す図である。 他の実施の形態に係る扉ロック機構部の一例を示し、Aはロック状態を示す図、Bはロック解除状態を示す図である。
符号の説明
2 ライブラリ装置
4 収納棚
6 セル
81、82 扉
10 アクセッサ
14 扉ロック機構部
15 ロック解除部
16 カートリッジ
36 プロセッサ
64 出入口部
76 扉開閉機構部
90、92 ストッパ
130 バーコードラベル

Claims (2)

  1. アクセッサにより収納物を出し入れする収納棚の収納物の防護機構であって、
    前記収納棚のセル毎に設けられ、前記収納物の出入口部を開閉する扉と、
    前記収納棚の前記セル毎に設けられ、前記アクセッサにより前記収納物を出し入れするセルであるか否かを識別する識別情報を表示した識別表示部と、
    前記扉又は前記収納棚から進出させて前記扉と前記収納棚とを係止させかつ前記アクセッサにある解除操作部によって後退可能なストッパを備え、該ストッパが、ロック解除の指示に基づく前記アクセッサの前記解除操作部の進入により前記扉のロック状態を解除するとともに前記扉をロック解除状態に維持して前記扉を開閉可能にし、前記アクセッサの前記解除操作部の退避により前記扉と前記収納棚とを係止させ前記扉をロック状態に維持して前記扉の開閉を阻止するロック機構部と、
    前記収納物を出し入れする位置が正しいかを前記識別情報により判別し、該位置が正しければ、前記ロック機構部にロック解除を指示する制御部と、
    を備えることを特徴とする、収納物の防護機構。
  2. 請求項1の収納物の防護機構において、
    前記扉は、前記扉のロック状態を解除した際に前記アクセッサの移動によって開閉され、前記アクセッサが前記出入口部から退避した際に前記扉を閉位置に復帰させる開閉機構部を備えることを特徴とする、収納物の防護機構。
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