JP3392559B2 - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JP3392559B2
JP3392559B2 JP32195294A JP32195294A JP3392559B2 JP 3392559 B2 JP3392559 B2 JP 3392559B2 JP 32195294 A JP32195294 A JP 32195294A JP 32195294 A JP32195294 A JP 32195294A JP 3392559 B2 JP3392559 B2 JP 3392559B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクカートリッ
ジ(カートリッジ式記録媒体)の装着、取り外し、保
管、記録/再生等を自動的に行う光ディスクライブラリ
装置、或いは磁気テープカートリッジ(カートリッジ式
記録媒体)の装着、取り外し、保管、記録/再生等を自
動的に行う磁気テープライブラリ装置等に利用可能なラ
イブラリ装置に関する。
【0002】近年、情報処理装置においては大量のデー
タを扱うようになってきており、それに伴ってファイル
量も増大し、記憶媒体も多数必要になってきている。こ
のような要望に応えるため、多数の記憶媒体を処理、保
管するための自動倉庫装置として、前記ライブラリ装置
が市場に提供されている。
【0003】また、近年、マルチメディア、画像データ
やグラフィックデータのような大容量を必要とするデー
タの検索にライブラリ装置の需要が増えており、小型、
低価格で装置の設置スペースが小さく、より多くの記憶
媒体を収納できる大容量のライブラリ装置が望まれてい
る。
【0004】
【従来の技術】図12は従来の光ディスクライブラリ装
置の説明図であり、A図は外観図、B図は内部構成図で
ある。
【0005】図12中、2は筐体、3はカートリッジ投
入/排出口、4は発光ダイオード(以下「LED」と記
す)、5は液晶表示パネル、7はカートリッジ投入/排
出機構(以下「CAS」と記す)、8はカートリッジ収
納庫、9はドライブ(光ディスクドライブ)、10はア
クセッサ、11は電源、12はフィルタ、13はファ
ン、14はガイドシャフト、15はアクセッサ制御プリ
ント板、17はガイドレールを示す。
【0006】§1:光ディスクライブラリ装置の構成の
説明・・・図12参照 以下、図12に基づいて、光ディスクライブラリ装置の
例を説明する。なお、図示の光ディスクライブラリ装置
は小型で低価格の装置例である。
【0007】図示のように、光ディスクライブラリ装置
には筐体2が設けてあり、該筐体2の一部(表側)に
は、カートリッジ投入/排出口3が設けてある。また、
前記カートリッジ投入/排出口3の周辺部には、LED
4、及び液晶表示パネル5が設けてある。
【0008】そして、前記筐体2の内部には、CAS
7、ガイドレール17、カートリッジ収納庫8、光ディ
スクドライブ9、アクセッサ10、電源11、フィルタ
12、ファン13、ガイドシャフト14、アクセッサ制
御プリント板15等が設けてある。
【0009】なお、図12に示した光ディスクライブラ
リ装置は、1台の光ディスクドライブを備えているが、
2台、或いは3台以上の光ディスクドライブを備えた装
置が知られている。前記各部は次の通りである。
【0010】(1) :光ディスクドライブ9は、光ディス
クカートリッジに対し、データの記録、及び再生を行う
もの(光ディスク装置)である。 (2) :カートリッジ収納庫8は、多数のセル(光ディス
クカートリッジの収納棚)が設けてあり、各セルには、
それぞれ1巻ずつの光ディスクカートリッジが収納でき
るように構成されている。
【0011】(3) :CAS7は、オペレータ等がカート
リッジ投入/排出口3から投入した光ディスクカートリ
ッジを、アクセッサ10に受け渡す位置まで搬送した
り、或いは、使用済みの光ディスクカートリッジをアク
セッサ10から受け取り、所定の位置まで搬送して、カ
ートリッジ投入/排出口3から外部へ排出するものであ
る。なお、前記CAS7は、モータにより駆動され、ガ
イドレール17上を図示矢印方向に移動できるように構
成されている。
【0012】(4) :アクセッサ10は、アクセッサ駆動
機構(図示省略)のモータを駆動することにより、ガイ
ドシャフト14に沿って、上昇/下降するように構成さ
れており、CAS7、カートリッジ収納庫8、光ディス
クドライブ9へアクセスし、光ディスクカートリッジを
運搬するものである。
【0013】(5) :カートリッジ投入/排出口3は、光
ディスクカートリッジを外部から投入したり、或いは、
使用済みの光ディスクカートリッジを外部に排出するも
のである。
【0014】(6) :LED4は、装置の状態表示(電源
投入状態、オンライン状態、ビジィ状態等)、或いは警
告(アラーム等)等を行うための発光部である。(7) :
液晶表示パネル5は、各種メッセージを表示する表示パ
ネルである。
【0015】§2:光ディスクライブラリ装置の動作説
明 前記光ディスクライブラリ装置の動作を説明する。前記
光ディスクドライブ9には、例えば、#01、#02の
ように番号(アドレス)を付けてある。なお、この例で
はドライブが1台なので、番号は#01のみである。ま
た、カートリッジ収納庫8には、多数のセルが設けてあ
り、これらの各セルには、#01、#02、#03・・
・#32等の番号(アドレス)が付けてある。
【0016】例えば、オペレータがカートリッジ投入/
排出口3から光ディスクカートリッジを投入(1巻ずつ
投入)したとすると、CAS7はガイドレール17上を
移動して、投入された光ディスクカートリッジを所定の
位置まで搬送し、アクセッサ10に受け渡す。
【0017】アクセッサ10は、CAS7から光ディス
クカートリッジを受け取ると、該光ディスクカートリッ
ジを搬送して、指定の場所、例えば、カートリッジ収納
庫8の指定されたセル(例えば、#01)に挿入する。
【0018】また、光ディスクカートリッジに対し、デ
ータの記録、或いは再生を行う場合には、アクセッサ1
0が、カートリッジ収納庫8の指定されたセル(例え
ば、#02)から光ディスクカートリッジを取り出して
搬送し、指定された光ディスクドライブ9(この例では
#01)に装着する。
【0019】その後、光ディスクカートリッジの媒体に
対する記録、或いは再生が終了すると、アクセッサ10
では、光ディスクドライブ9(#01)から光ディスク
カートリッジを取り出して搬送し、カートリッジ収納庫
8の元のセル(例えば、#02)に挿入する。
【0020】更に、使用済みの光ディスクカートリッジ
を外部に排出する場合、アクセッサ10は、例えば、カ
ートリッジ収納庫8の指定されたセル(例えば、#0
3)から光ディスクカートリッジを取り出して搬送し、
CAS7に受け渡す。
【0021】その後、CAS7は、ガイドレール17上
を移動して、受け取った光ディスクカートリッジを所定
の位置まで搬送し、カートリッジ投入/排出口3から外
部に排出する。以上のようにして、光ディスクカートリ
ッジの装着、取り外し、保管、記録/再生等を自動的に
行う。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】前記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) :前記のような小型で低価格の光ディスクライブラ
リ装置では、カートリッジ収納庫の各セルに光ディスク
カートリッジを収納できるように構成されているが、前
記カートリッジ収納庫のセルは、縦方向に1列設けてあ
るだけなので、大量の光ディスクカートリッジを収納す
ることはできなかった。
【0023】(2) :前記光ディスクライブラリ装置にお
いて、光ディスクカートリッジを投入/排出する場合、
カートリッジ投入/排出口から1巻ずつ投入/排出する
構成なので、カートリッジの投入/排出処理に時間がか
かっていた。すなわち、大量の光ディスクカートリッジ
を一括投入/排出することができなかったので、光ディ
スクカートリッジを投入/排出する場合の処理効率が悪
かった。
【0024】(3) :大量の光ディスクカートリッジを収
納できるようにするには、ドラム型のカートリッジ収納
庫を採用することも考えられるが、このようなドラム型
のカートリッジ収納庫を採用しても、光ディスクカート
リッジの一括投入/排出機構がなければ、その機能を十
分に発揮することはできない。
【0025】また、簡素でかつ安価な機構で光ディスク
カートリッジの一括投入/排出機構を構成することは不
可能であった。本発明は、このような従来の課題を解決
するものであり、特に小型、低価格のライブラリ装置に
おいて、カートリッジ収納庫の大容量化とカートリッジ
の一括投入/排出処理を可能とし、かつ、簡素な機構で
装置の安全性と信頼性を向上させることを目的とする。
【0026】また、本発明は、外部から直接カートリッ
ジ収納庫へのカートリッジの一括投入/排出処理ができ
るようにし、かつ、ロック機構を設けて一括投入/排出
処理時の安全性を確保すると共に、カートリッジの誤挿
入を確実に防止できるようにすることを目的とする。
【0027】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。図1中、2は筐体、21はダイレクト・エン
トリー・イグジット(以下「DEE」と記す)ドア、4
0は第2の板、41は突出片、42はロック用嵌合穴、
48はロック片、48aはロック用嵌合部、48bはL
型部、48cは切欠部、49はレバー、50はリンク、
52、53はソレノイド、57はラッチ用アクチュエー
タ、60はラッチ棒、64はロック用溝、65は光セン
サの発光部、66は光センサの受光部、67はDEEド
アロック部材、69はロック棒を示す。
【0028】本発明は前記の目的を達成するため、ライ
ブラリ装置を次のように構成した。 (1) :ライブラリ装置に、記録媒体を収納する回転可能
なセルドラムと、装置外部から前記セルドラムに直接前
記記録媒体を投入・排出できる開口部と、前記開口部を
開閉するドアと、前記ドアを開ける場合にセルドラムの
回転をロックし、ドアを閉めた場合に前記ロックを解除
するセルドラムロック機構と、前記セルドラムロック機
構と連動し、前記ドアを閉めた場合にドアが開かないよ
うにロックし、ドアを開ける場合に前記ロックを解除す
るドアロック機構を設けた。
【0029】(2) :ライブラリ装置に、複数のセルを有
し、各セルにカートリッジ式記録媒体(以下、単に「カ
ートリッジ」とも記す)を収納して保管するカートリッ
ジ収納庫と、前記カートリッジ式記録媒体に対し、少な
くとも情報の再生処理を行うドライブと、カートリッジ
式記録媒体を運搬し、前記カートリッジ収納庫、ドライ
ブ等へのアクセスを行うアクセッサと、前記各種制御を
行うアクセッサ制御部、オペレータパネル等を設けた。
【0030】そして、前記カートリッジ収納庫を、ドラ
ム型で回転可能なセルドラムで構成し、前記セルドラム
と対向した装置筐体2側の一部に、カートリッジ式記録
媒体の一括投入/排出用の開口部を設け、前記開口部に
DEEドア21を設けて、DEEドア21の開口部から
直接カートリッジ式記録媒体の投入/排出を可能にする
と共に、前記DEEドア21を開ける場合にセルドラム
の回転をロックし、DEEドア21を閉めた場合に前記
ロックを解除するセルドラムロック機構と、前記セルド
ラムロック機構と連動し、前記DEEドア21を閉めた
場合にDEEドア21が開かないようにロックし、DE
Eドア21を開ける場合に前記ロックを解除するドアロ
ック機構を設けた。
【0031】また、前記セルドラムロック機構、及びD
EEドアロック機構を含んでDEE機構部を構成した。 (3) :前記(2) のライブラリ装置において、DEEドア
21は、セルドラムの各セル列に対応して、カートリッ
ジの一括投入/排出ができる大きさに構成し、前記セル
ドラムには、前記セルドラムロック機構の一部と嵌合し
てセルドラムの回転をロックするためのロック用嵌合穴
42を有するロック用部材(突出片41を備えた第2の
板40)を各セル列毎に設けた。
【0032】(4) :前記(2) のライブラリ装置におい
て、前記セルドラムロック機構には、セルドラムの回転
ロックと、DEEドアロック機構のロック解除を連動さ
せて行うためのソレノイド52を設けた。
【0033】(5) :前記(2) のライブラリ装置におい
て、前記DEEドア21に光センサの発光部65を設
け、前記DEEドアロック機構には光センサの受光部6
6を設けて、DEEドア21のロック、及びロック解除
を検知可能とし、前記セルドラムロック機構には、DE
Eドア21が閉められた場合に、前記光センサの検知信
号を基に、セルドラムロック機構のロックを解除するた
めのソレノイド53を設けた。
【0034】(6) :前記(2) のライブラリ装置におい
て、前記セルドラムの各セルには、斜めに挿入されたカ
ートリッジ式記録媒体が適正位置まで挿入できないよう
にする斜め挿入防止部材と、逆方向に挿入されたカート
リッジが適正位置まで挿入できないようにする逆方向挿
入防止部材からなる誤挿入防止部材を設けた。
【0035】
【作用】前記構成に基づく本発明の作用を図1に基づい
て説明する。 (1) :カートリッジ一括投入/排出処理時の説明前記D
EEドア、及びDEE機構を使用してカートリッジの一
括投入/排出処理を行う場合、次のようにして行う。
【0036】先ず、オペレータ等がオペレータパネルで
DEEドア21を開ける操作を行うと、アクセッサ制御
部は、DEE機構部に対してDEEドアオープンの指示
を出す。この指示によりDEE機構部ではソレノイド5
2を駆動して動作させる。
【0037】前記ソレノイド52が動作すると、先ず、
セルドラムロック機構がロック状態となり、セルドラム
の回転がロックされる。続いて、DEEドアロック機構
がロック解除となりDEEドア21はオープン(ドア
開)となる。
【0038】DEEドア21がオープンになると、光セ
ンサの受光部66には、光センサの発光部65からの光
が入射しなくなり、アクセッサ制御部が前記状態を検出
し、DEEドアオープン状態を認識する。
【0039】この状態でオペレータはDEEドア21の
開口部分からセルドラムに対して、カートリッジの一括
投入/排出を行う。この処理が終了したら、オペレータ
はDEEドア21を手で閉める。この動作によりDEE
ドア21は閉められて自動的にDEEドアロック機構は
ロック状態となる。
【0040】DEEドア21が完全に閉められると、光
センサの受光部66には、光センサの発光部65からの
光が入射し、アクセッサ制御部が前記状態を検出し、D
EEドア21が閉められたことを認識する。この時、ア
クセッサ制御部は、DEE機構部に対してセルドラムロ
ック機構をロック解除するための指示を出す。
【0041】この指示により、DEE機構部ではソレノ
イド53を駆動して、ロック片48のラッチを解除し、
セルドラムロック機構のロックを解除する。この状態で
セルドラムは回転可能になるので通常運用が可能とな
る。
【0042】以上のようにして、DEEドアを開けた場
合、セルドラムはロック状態になっていて回転できな
い。従って、カートリッジの一括投入/排出を行う際の
安全性が確保される。
【0043】(2) :セルドラムのロック機構の作用の説
明 前記セルドラムロック機構の作用は次の通りである。 イ)DEEドア21が閉めてある時は、ソレノイド5
2、53は励磁されていない。この時、ラッチ棒60に
よるロック片48のラッチ状態は解除されており、ロッ
ク用嵌合部48aはロック用嵌合穴42から抜けた状態
となっており、セルドラムのロック状態は解除されてい
る。
【0044】ロ)DEEドア21を開ける際にソレノイ
ド52が駆動されると、レバー49が移動し、ロック片
48のL型部48bを押してロック片48を移動させ
る。このロック片48の移動により、ロック片48のロ
ック用嵌合部48aがロック用嵌合穴42と嵌合し、セ
ルドラムロック機構はロック状態となる。
【0045】この時、ロック片48の移動により、切欠
部48cにロック棒60が係合してセルドラムロック機
構のロック状態をラッチする。その後、DEEドアック
機構はロック解除され、DEEドア21がオープンとな
り、カートリッジの一括投入/排出処理が可能になる。
【0046】ハ)前記セルドラムのロック状態から、オ
ペレータ等がDEEドア21を閉めると、アクセッサ制
御部の制御によりソレノイド53が駆動される。このた
め、ソレノイド53により駆動されるラッチ用アクチュ
エータ57が移動するので、ロック棒60が切欠部48
cから外れ、前記ラッチ状態は解除される。
【0047】この時ロック片48は移動し、ロック用嵌
合部48aがロック用嵌合穴42から外れ、セルドラム
のロック状態は解除される。この状態で通常運用が可能
になる。
【0048】(3) :DEEドアロック機構の作用の説明 DEEドア21を閉めた状態では、DEEドアロック機
構はロック状態となっていて、ソレノイド52、53は
駆動されていない。この時、ロック棒69がロック用溝
64の所定位置まで挿入されており、光センサの受光部
66には、光センサの発光部65からの光が入射してい
て、アクセッサ制御部ではDEEドア21がロック状態
にあることを認識する。
【0049】その後、DEEドア21を開けるために、
オペレータ等がオペレータパネルを操作すると、ソレノ
イド52が駆動され、リンク50が移動するため、DE
Eドアロック部材67が移動し、ロック棒69がロック
用溝64から外れる。その結果、DEEドア21のロッ
ク機構は解除され、DEEドア21は開放状態となる。
【0050】前記のように、DEEドアロック機構がロ
ック解除状態になると、光センサの受光部66には光セ
ンサの発光部65からの光が入射しなくなり、この状態
はアクセッサ制御部により認識される。なお、DEEド
アロック機構がロック状態になると、セルドラムロック
機構はロック解除状態になり、通常運用が可能になる。
【0051】(4) :カートリッジ誤挿入防止機構の作用
の説明 セルドラムの各セルにカートリッジを挿入した場合、次
のようになる。例えば、セルにカートリッジを斜めにし
て挿入(段違い挿入)すると、カートリッジの先端部が
斜め挿入防止部材に突き当たり、カートリッジが所定位
置まで挿入できない状態となる。従って、カートリッジ
の斜め挿入(段違い挿入)状態は防止できる。
【0052】また、カートリッジを逆方向から挿入した
場合には、カートリッジの両側が逆挿入防止機構に突き
当たり、適正位置まで挿入できない。従って、カートリ
ッジの逆方向の挿入状態が防止できる。
【0053】カートリッジが正常に挿入された場合は、
カートリッジの先端部がセルの奥まで挿入される。この
状態でカートリッジは適正な挿入位置(正常位置)に保
持される。
【0054】以上のように、小型、低価格のライブラリ
装置において、セルドラムを用いることにより、カート
リッジ収納庫の大容量化を実現すると共に、DEE機構
を設けたことにより、カートリッジの一括投入/排出処
理を可能としている。
【0055】この場合、DEE機構により、カートリッ
ジの一括投入/排出処理を行うが、その際、簡素な構成
のセルドラムロック機構、及びDEEドアロック機構に
より、前記のようにしてロック状態/ロック開放状態の
切り換えを行うので、小型、低価格のDEE機構で装置
の安全性と信頼性を向上させることができる。
【0056】また、カートリッジの一括投入/排出処理
を行う場合、前記のロック機構により安全性を確保する
と共に、カートリッジ誤挿入防止機構により、カートリ
ッジの誤挿入を確実に防止できる。
【0057】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。なお、以下に説明する実施例は光ディスクライブ
ラリ装置の例である。
【0058】図2〜図11は、本発明の実施例を示した
図であり、図2〜図11中、図12と同じものは、同一
符号で示してある。また、図2〜図11中、各部の符号
は次の通りである。
【0059】19はオペレータパネル、20はセルドラ
ム、21はダイレクト・エントリー・イグジット(以下
「DEE」と記す)ドア、22は操作ボタン、24はバ
ランスウェイト、25は開口部、30は光ディスクカー
トリッジ、31はシャッタ、32はカートリッジケー
ス、33はライトプロテクトタブ、34はディスク媒
体、35は識別子、36は凹部、37はセルを示す。
【0060】38、45、46、58、68は軸、39
は第1の板、40は第2の板、41は突出片、42はロ
ック用嵌合穴、48はロック片、48aはロック用嵌合
部、48bはL型部、48cは切欠部、49はレバー、
50はリンク、52、53はソレノイドを示す。
【0061】55、56はバネ、57はラッチ用アクチ
ュエータ、60はラッチ棒、64はロック用溝、65は
光センサの発光部、66は光センサの受光部、67はD
EEドアロック部材、69はロック棒、70は穴、7
1、74は切欠部、72はバネ、73は固定部材、76
は板バネ、77は突起、78は棚板、79は斜め挿入防
止部材、80はカートリッジ突き当て部材を示す。
【0062】83はインターフェース制御部、84はア
クセッサ制御部、85はアクセッサメカコントローラ、
86はDEE機構部、87はホストを示す。 §1:光ディスクライブラリ装置全体の構成説明・・・
図2〜図4参照 図2は光ディスクライブラリ装置の構成図1、図3は光
ディスクライブラリ装置の構成図2、図4は光ディスク
ライブラリ装置の構成図3である。以下、図2〜図4に
基づいて光ディスクライブラリ装置全体の構成を説明す
る。
【0063】図示のように、光ディスクライブラリ装置
の筐体内には、CAS7、セルドラム20、アクセッサ
10、光ディスクドライブ9(複数台)、ガイドシャフ
ト14、バランスウェイト24等が設けてある。また、
筐体の正面側には、DEEドア21、カートリッジ投入
/排出口3等が設けてあり、上側には液晶表示パネル
4、及び操作ボタン22を有するオペレータパネル19
が設けてある。
【0064】前記各部の機能等は次の通りである。 (1) :光ディスクドライブ9は、光ディスクカートリッ
ジに対し、データの記録、及び再生を行うものである。
【0065】(2) :セルドラム20は、多数のセル(光
ディスクカートリッジの収納棚)で構成されており、セ
ルモータによって所定の位置まで回転駆動されるもので
ある。そして、前記各セルには、それぞれ1巻ずつの光
ディスクカートリッジが収納できるように構成されてい
る。
【0066】(3) :CAS7は、オペレータ等がカート
リッジ投入/排出口3から投入した光ディスクカートリ
ッジを受け取り、アクセッサ10へ受け渡すように搬送
したり、或いは、使用済みの光ディスクカートリッジを
アクセッサ10から受け取り、所定の位置まで搬送して
カートリッジ投入/排出口3から外部に排出するもので
ある。
【0067】(4) :アクセッサ10は、アクセッサ駆動
機構のモータを駆動することにより、ガイドシャフト1
4に沿って、上昇/下降するように構成されており、C
AS7、セルドラム20、光ディスクドライブ9にアク
セスし、光ディスクカートリッジを運搬するものであ
る。
【0068】なお、バランスウェイト24は、前記アク
セッサ10にロープ等を介して接続されており、ガイド
シャフト14に沿って前記アクセッサ10と反対方向に
移動(上昇/下降)するものであり、アクセッサ10の
上昇/下降動作をスムーズに行うためのものである。
【0069】(5) :カートリッジ投入/排出口3は、光
ディスクカートリッジを外部から投入したり、或いは、
使用済みの光ディスクカートリッジを外部に排出するも
のである。なお、このカートリッジ投入/排出口3は、
光ディスクカートリッジを1巻ずつ投入/排出するもの
である。
【0070】(6) :DEEドア21は、筐体の正面側に
設けてあり、その一端部が筐体に回転自在に固着(例え
ば、蝶番で固着)されていて他端部が開くように構成さ
れている。
【0071】このDEEドア21を開けた場合、その開
口部には、セルドラムが配置されていて、前記開口部2
5からセルドラム20へ直接光ディスクカートリッジを
挿入したり、或いはセルドラム20から直接光ディスク
カートリッジを排出できるように構成されている。
【0072】すなわち、前記DEEドア21は、光ディ
スクカートリッジのダイレクト・エントリー・イグジッ
ト(DEE)処理を行うためのドアであり、CAS7を
使用しないで、直接セルドラム20に対し、光ディスク
カートリッジの一括投入/排出処理が出来るようになっ
ている。
【0073】(7) :オペレータパネル19は、オペレー
タが操作するものであり、液晶表示パネル5と操作ボタ
ン22が設けてある。前記液晶表示パネル5は、装置の
状態表示(電源投入状態、オンライン状態、ビジィ状態
等)、或いは警告(アラーム等)等を行うものである。
また、前記操作ボタン22は、オペレータ等が各種操作
を行うためのもの(スイッチ、キー等のボタン)であ
る。
【0074】§2:光ディスクカートリッジの説明・・
・図5参照 図5は光ディスクカートリッジの説明図であり、A図は
シャッタ閉状態、B図はシャッタ開状態を示す。
【0075】光ディスクカートリッジ30は、ディスク
媒体34と、該ディスク媒体34を収納したカートリッ
ジケース32で構成されている。そして、前記カートリ
ッジケース32には、シャッタ31、ライトプロテクト
タブ33、識別子35、凹部36等が設けてある。
【0076】前記シャッタ31は、カートリッジケース
32上で、移動できるように構成されており、通常はシ
ャッタ閉状態になっていて、ディスク媒体34をカート
リッジケース32内に収納している。そして、ドライブ
の機構によりシャッタ開状態にすると、ディスク媒体3
4が外部に露出し、ヘッドによりデータのリード/ライ
トができるように構成されている。
【0077】§3:セルドラム、及びセルドラムロック
機構の説明・・・図6、図7参照 図6はセルドラムの構成図、図7はセルドラムロック機
構説明図である。 (1) :一般的な説明 前記のように、本実施例の光ディスクライブラリ装置で
は、光ディスクカートリッジの一括投入/排出処理を行
うため、装置の正面側にDEEドア21を設けている。
そして、オペレータ等により、装置外部から直接セルド
ラム20に光ディスクカートリッジを投入したり、或い
は使用済みの光ディスクカートリッジを排出できるよう
に構成している。
【0078】この場合、光ディスクカートリッジの一括
投入/排出を行うには、DEEドア21を開けた状態で
の安全性を確保する必要がある。従って、DEEドア2
1を開けた状態では、セルドラム20が回転しないよう
にロックする必要がある。
【0079】このため、DEEドア21を開けた場合、
自動的にセルドラム20の回転をロックするためのセル
ドラムロック機構を設けると共に、DEEドア21側に
もDEEドアロック機構を設け、前記セルドラムロック
機構とDEEドアロック機構とを連動させる。
【0080】すなわち、DEEドア21を開ける場合
は、先ず、オペレータがオペレータパネル19を操作し
てDEEドアを開ける操作を行う。この操作により内部
の制御部(アクセッサ制御部)からの信号によりセルド
ラムロック機構をロックしてセルドラム20が回転でき
ないようにする。
【0081】その後、DEEドアロック機構のロックを
解除することで、光ディスクカートリッジの一括投入/
排出処理を行う場合の安全性が確保できる。なお、前記
セルドラムロック機構、及びDEEドアロック機構は、
DEE機構を構成するものである。
【0082】(2) :セルドラムの説明・・・図6参照 セルドラム20は、全体がドラム型に構成されており、
駆動用モータにより、軸38を回転中心として回転でき
るように構成されている。そして、このセルドラム20
には多数のセル37が設けてある。前記セル37は、縦
方向に複数個並んで配列され、セル列を構成している。
【0083】前記セル列は全体で4列設けてあり、各セ
ル列の間には、セルの設けてない部分(セル無し部分)
が存在している。この場合、セルドラム20の上から見
るとセル列が十字型に配列されており、その間が前記セ
ルの設けてない部分となっている。
【0084】また、前記セルドラム20の各セル列の両
側には、それぞれ第1の板39と第2の板40がセル列
の斜め外側へ開くように形成されている。すなわち、各
セル列の入口には、それぞれ斜め外側へ開くように、第
1の板39と第2の板40が設けてある。そして、前記
第2の板40の一部には、ロック用嵌合穴42を有する
突出片41が設けてある。
【0085】(3) :セルドラムロック機構の説明・・・
図7参照 前記セルドラムロック機構は、図7に示したように、ロ
ック片48、レバー49、リンク50、ラッチ用アクチ
ュエータ57、バネ55、56、ソレノイド52、53
等で構成する。前記各部は次の通りである。
【0086】イ)前記ロック片48は、装置側に固定さ
れた軸45を回転中心として、図示矢印e−f方向に回
転できるように構成されており、その一部には、ロック
用嵌合片48a、L型部48b、切欠部48cが一体的
に設けてある。
【0087】また、ロック片48には、バネ56の一端
が固定されており、このバネ56によりロック片48を
図示矢印f方向に引っ張っている。なお、バネ56の他
端は、装置側に固定されている。
【0088】ロ)前記レバー49は、装置側に固定され
た軸45を回転中心として、図示矢印c−d方向に回転
可能に構成されており、その一端はソレノイド52のプ
ランジャに固着され、他端は、軸46を介してリンク5
0に回転自在に固着されている。
【0089】ハ)リンク50の一端は、軸46を介して
前記レバー49に回転可能に固着されており、図示矢印
g−h方向に移動可能に構成されている。なお、このリ
ンク50の他端は、DEEドアロック機構と接続されて
いる。すなわち、前記リンク50を介してセルドラムロ
ック機構とDEEドアロック機構を連動させている。
【0090】ニ)ラッチ用アクチュエータ57は、装置
側に固定された軸58を回転中心として図示矢印i−j
方向に回転可能に構成されている。そして、前記ラッチ
用アクチュエータ57の一端には、前記切欠部48cと
係合するラッチ棒60が固定され、他端はソレノイド5
3のプランジャに固着されている。
【0091】また、ラッチ用アクチュエータ57の一部
には、バネ55が固定されており、このバネ55により
常時図示矢印i方向に引っ張っている。なお、前記バネ
55の他端は装置側に固定されている。
【0092】(4) :セルドラムのロック機構の動作説明
・・・図7参照 前記セルドラムのロック機構の動作は次の通りである。 イ)光ディスクライブラリ装置のDEEドア21が閉め
てある時は、ソレノイド52とソレノイド53は駆動さ
れていない。この時、ソレノイド52のプランジャは図
示矢印b方向に移動し、ソレノイド53のプランジャは
図示矢印m方向に移動している。
【0093】そして、ラッチ棒60と切欠部48cとの
ラッチ状態は解除されており(ラッチ棒60が切欠部4
8cから外れた位置にある)、ロック片48はバネ56
で引っ張られて図示矢印f方向に移動している。このた
め、ロック用嵌合部48aはロック用嵌合穴42から抜
けた状態となっており、セルドラム20のロック状態は
解除されている。
【0094】ロ)オペレータ等がDEEドア21を開け
るために、オペレータパネル19を操作すると、ソレノ
イド52が駆動され、プランジャが図示矢印a方向に移
動する。このため、レバー49は図示矢印c方向に移動
し、L型部48bを押してロック片48を図示矢印e方
向に移動させる。
【0095】従って、ロック用嵌合部48aがロック用
嵌合穴42と嵌合する。またこの時、ロック片48が図
示矢印e方向に移動するので、切欠部48cにロック棒
60が係合する。
【0096】この状態ではラッチ用アクチュエータ57
がバネ55により図示矢印i方向に引っ張られているの
で、切欠部48cにロック棒60が係合した状態を維持
しており、セルドラムがロック状態で、かつこのロック
状態がラッチされる。
【0097】なお、この状態ではDEEドア21は開け
られており、光ディスクカートリッジの一括投入/排出
が可能になっている。また、ソレノイド52は一瞬の間
だけ駆動されてセルドラム20をロックすると、その後
は駆動されない。また、ソレノイド53は駆動されてい
ない。
【0098】ハ)前記セルドラム20のロック状態か
ら、オペレータ等がDEEドア21を手で閉めると、ソ
レノイド53が駆動される。このため、ソレノイド53
のプランジャは図示矢印n方向に移動し、ラッチ用アク
チュエータ57は図示矢印j方向に移動する。
【0099】その結果、ロック棒60が切欠部48cか
ら外れ、前記ラッチ状態は解除される。この状態で、ロ
ック片48はバネ56により引っ張られて図示矢印f方
向に移動する。ロック片48が前記のように移動する
と、ロック用嵌合部48aがロック用嵌合穴42から外
れ、セルドラムのロック状態は解除される。
【0100】なお、前記ソレノイド53は一瞬の間だけ
駆動され、その後は駆動されない。そして、ロック用嵌
合部48aがロック用嵌合穴42から外れた状態では、
ロック棒60は切欠部48cから外れた位置にあるの
で、バネ55により図示矢印i方向に引っ張られてもラ
ッチ状態は解除されたままである。
【0101】§4:DEEドアとDEEドアロック機構
の説明・・・図8参照 図8はDEEドアロック機構説明図である。前記光ディ
スクライブラリ装置の正面に設けたDEEドアと、DE
Eドアロック機構は次の通りである。
【0102】(1) :DEEドア、及びDEEドアロック
機構の構成の説明 前記のように、DEEドア21は一端が筐体側に固着さ
れ、他端が開放端となっていて、図8の図示矢印p−q
方向に開閉できるようになっている。そして、前記DE
Eドア21の開放端側には、DEEドア21をロックす
るためのロック用溝64が設けてある。
【0103】このロック用溝64は略L字状に曲がって
形成され、その一端側が外部へ開放された開放端であ
り、他端が閉じた溝形状となっている。そして、前記ロ
ック用溝64の前記他端側には、光センサの発光部65
が設けてある。
【0104】一方、前記DEEドア21の近辺には、D
EEドアロック部材67が設けてあり、このDEEドア
ロック部材67は、装置側に固定された軸68を回転中
心として、図示矢印r−s方向に回転可能に固着されて
いる。
【0105】そして、前記DEEドアロック部材67に
は、ロック棒69、穴70、切欠部71が設けてある。
また、前記DEEドアロック部材67には、光センサの
受光部66が取り付けられている。前記ロック棒69
は、DEEドア21に設けたロック用溝64に挿入され
るものであり、このロック棒69は、ロック用溝64の
開放端から挿入され、所定の位置でロック位置となる。
【0106】前記穴70は、光センサの発光部65から
出た光を通過させるための穴であり、DEEドアのロッ
ク位置で、光センサの発光部65から出た光が、穴70
を通過した後、光センサの受光部66に入射できるよう
に構成されている。
【0107】また、DEEドアロック部材67と固定部
材73との間には、バネ72が固定してあり、このバネ
72により、常にDEEドアロック部材67を図示矢印
r方向に引っ張っている。更に、前記DEEドアロック
部材67の切欠部71は、前記セルドラムロック機構に
設けてあるリンク50の先端に設けた切欠部74と係合
できるように構成されている。
【0108】(2) :DEEドアのロック機構の動作説明 DEEドア21を閉めた状態では、DEEドア21は図
示矢印q方向に移動しており、DEEドアロック機構は
ロック状態となっている。このロック状態では、前記ソ
レノイド52、53は駆動されておらず、リンク50は
図示矢印h方向に移動している。
【0109】そして、DEEドアロック部材67はバネ
72により引っ張られて、図示矢印r方向に移動してお
り、ロック棒69がロック用溝64の所定位置まで挿入
されている。この時、光センサの受光部66には、光セ
ンサの発光部65からの光が入射しており、前記光セン
サの受光部66からの信号を基に、アクセッサ制御部
(後述する)ではDEEドア21がロック状態にあるこ
とを認識できる。
【0110】その後、DEEドア21を開けるために、
オペレータ等がオペレータパネル19を操作すると、前
記アクセッサ制御部の制御でセルドラムロック機構のソ
レノイド52が駆動され、リンク50が図示矢印g方向
に移動する。
【0111】このため、DEEドアロック部材67は図
示矢印s方向に移動し、ロック棒69がロック用溝64
から外れる。その結果、DEEドア21のロック機構は
解除され、DEEドア21は開放状態(ドアオープン状
態)となる。
【0112】前記のように、DEEドアロック機構がロ
ック解除状態になると、光センサの受光部66には光セ
ンサの発光部65からの光が入射しなくなり、この状態
はアクセッサ制御部により認識される。なお、DEEド
アロック機構がロック解除状態になる前に、前記セルド
ラムロック機構はロック状態になっている。
【0113】§5:カートリッジ誤挿入防止機構の説明
・・・図9、図10参照 図9はカートリッジ誤挿入防止機構の説明図1であり、
A図は図6のM面の断面図、B図はN方向から見た図、
C図はX−Y方向から見た図である。また、図10はカ
ートリッジ誤挿入防止機構の説明図2であり、A図はカ
ートリッジ斜め挿入状態、B図はカートリッジ逆方向挿
入状態、C図はカートリッジ正常挿入状態を示す。
【0114】以下、図9、図10に基づいてセルドラム
に設けたカートリッジ誤挿入防止機構について説明す
る。 (1) :カートリッジ誤挿入防止機構の一般的な説明 光ディスクカートリッジの誤挿入には、斜め挿入(段違
い挿入)と逆方向挿入とが考えられる。このため、各セ
ルには、斜め挿入と逆方向挿入の場合に、光ディスクカ
ートリッジがセル適正位置まで挿入できない構造のカー
トリッジ誤挿入防止機構が設けてある。
【0115】(2) :カートリッジ誤挿入防止機構の説明 前記のように、セルドラム20には、4つのセル列が設
けてあり、各セル列には、光ディスクカートリッジを挿
入するための多数のセル37が設けてある。そして、各
セル37には、前記カートリッジ誤挿入防止機構が設け
てある。
【0116】すなわち、各セル列には、複数の棚板78
が設けてあり、各セル37は前記棚板78によって仕切
られている。そして、各棚板78の間には、それぞれ先
端部に突起77を有する板バネ76が設けてある。
【0117】前記板バネ76の先端部に設けた突起77
は、光ディスクカートリッジが逆方向に挿入された場合
に、光ディスクカートリッジを奥まで挿入できないよう
にするカートリッジ逆方向防止機構として機能する。
【0118】この場合、前記突起77がセル37内に挿
入された光ディスクカートリッジの側面の凹部36(図
5参照)と嵌合させることにより、光ディスクカートリ
ッジを所定の位置に保持するための保持力を得ている。
そして、前記板バネ76の撓み量を機械的に規制するこ
とにより、逆方向からの光ディスクカートリッジの挿入
(誤挿入)を防止する。
【0119】また、各セル37内に設けた棚板78のみ
では、光ディスクカートリッジを斜め挿入(段違い挿
入)した場合でも適正挿入位置まで挿入可能となってし
まう。これを防止するため、各セル37の奥には、光デ
ィスクカートリッジの斜め挿入防止のために、斜め挿入
防止部材79(棚状のもの)が設けてある。この場合、
前記斜め挿入防止部材79は、前記板バネ76の間に配
置されている。
【0120】(3) :カートリッジ挿入時の説明・・・図
10参照 セルドラム20の各セル37に光ディスクカートリッジ
30を挿入した場合、次のようになる。例えば、セル3
7に光ディスクカートリッジ30を斜め挿入(段違い挿
入)すると、A図に示したように、光ディスクカートリ
ッジ30の先端部が斜め挿入防止部材79に突き当た
り、光ディスクカートリッジ30が所定位置まで挿入で
きない状態となる。従って、光ディスクカートリッジ3
0の斜め挿入(段違い挿入)状態は防止できる。
【0121】また、光ディスクカートリッジ30を逆方
向から挿入した場合には、光ディスクカートリッジ30
の両側が突起77に突き当たり、適正位置まで挿入でき
ない。従って、光ディスクカートリッジ30の逆方向の
挿入状態が防止できる。
【0122】また、光ディスクカートリッジ30が正常
に挿入された場合は、C図に示したように、光ディスク
カートリッジ30の先端部がセル37の奥まで挿入さ
れ、光ディスクカートリッジ30のカートリッジケース
32の両側に設けた凹部36(図5参照)に突起77が
嵌合する。この状態で光ディスクカートリッジ30は適
正な挿入位置(正常位置)に保持される。
【0123】なお、前記光ディスクカートリッジ30の
誤挿入状態では、DEEドア21が完全に閉まらないよ
うに、DEEドア21の裏面(装置内部側)にはカート
リッジ突き当て部材80が設けてある。
【0124】また、DEEドア21を開けて光ディスク
カートリッジ30をセル37に適正な方向で挿入した時
でも、光ディスクカートリッジ30の挿入が不完全であ
った場合は、セル37の入口手前側に光ディスクカート
リッジ30の後端が突出している。
【0125】このような場合、DEEドア21を閉める
ことによって、カートリッジ突き当て部材80が光ディ
スクカートリッジの後部を押すので、該光ディスクカー
トリッジを適正な位置まで挿入させることができる。
【0126】§6:光ディスクライブラリ装置の制御系
の説明・・・図11参照 図11は光ディスクライブラリ装置のブロック図であ
る。以下、図11に基づいて光ディスクライブラリ装置
の制御系を説明する。
【0127】光ディスクライブラリ装置には、前記のよ
うに、CAS7、光ディスクドライブ9、アクセッサ1
0、セルドラム20、DEE機構部86、DEEドア2
1、オペレータパネル19等が設けてあるが、これらを
制御するための制御系には、インターフェース制御部8
3、アクセッサ制御部84、アクセッサメカコントロー
ラ85等が設けてある。前記各部は次の通りである。
【0128】(1) :DEE機構部86は、DEEドアロ
ック機構、セルドラムロック機構等を含んで構成され、
DEEドア21から光ディスクカートリッドの一括投入
/排出処理を行うための機構である。なお、前記DEE
機構部86には、DEEドア21に設けた光センサの発
光部65、及びDEEドアロック機構に設けた光センサ
の受光部66も含んでいる。
【0129】(2) :インターフェース制御部83は、ホ
スト87に接続され、ホスト87との間の各種インター
フェース制御を行うものである。 (3) :アクセッサ制御部84は、各種の制御を行うもの
であり、例えば、インターフェース制御部83を介して
ホスト87の発行したコマンドを受け取り、光ディスク
ライブラリ装置の各種制御を行うもの(上位の制御部)
である。
【0130】この場合、アクセッサ制御部84は、CA
S7の制御、オペレータパネル19の制御、DEE機構
部86等の制御を行う。 (4) :アクセッサメカコントローラ85は、アクセッサ
制御部84の指示に基づいて、アクセッサ10や、セル
ドラムを回転させるためのセルモータ等のメカ部の制御
を行うものである。
【0131】§7:光ディスクカートリッジの一括投入
/排出処理時の動作説明 前記DEEドア、及びDEE機構を使用して光ディスク
カートリッジの一括投入/排出処理を行う場合、次のよ
うにして行う。
【0132】(1) :先ず、オペレータは、オペレータパ
ネル19の操作ボタンにより、DEEドア21を開ける
操作を行う。この操作は、オペレータパネル19からの
信号によりアクセッサ制御部84で検出される。
【0133】(2) :アクセッサ制御部84は、DEE機
構部86に対してDEEドアオープンの指示を出す。こ
の指示によりDEE機構部86では、ソレノイド52を
駆動して動作させる。このソレノイド52が動作する
と、先ず、セルドラムロック機構がロック状態となり、
セルドラム20の回転がロックされる。
【0134】続いて、DEEドアロック機構がロック解
除となりDEEドア21はオープン(ドア開状態)とな
る。DEEドア21がオープンになると、光センサの受
光部66には、光センサの発光部65からの光が入射し
なくなり、アクセッサ制御部84が前記状態を検出し、
DEEドアオープン状態を認識する。
【0135】この状態でオペレータはDEEドア21の
開口部分からセルドラム20に対して、光ディスクカー
トリッジ30の一括投入/排出を行う。この処理が終了
したら、オペレータはDEEドア21を手で閉める。こ
の動作によりDEEドア21は閉められて自動的にDE
Eドアロック機構はロック状態となる。
【0136】(3) :DEEドア21が閉められると、光
センサの受光部66には、光センサの発光部65からの
光が入射し、アクセッサ制御部84が前記状態を検出
し、DEEドアが閉められたことを認識する。この時、
アクセッサ制御部84は、DEE機構部86に対して、
セルドラムロック機構をロック解除するための指示を出
す。
【0137】この指示により、DEE機構部86では、
ソレノイド53を駆動して、ロック片48のラッチを解
除し、セルドラムロック機構のロックを解除する。この
状態でセルドラムは回転可能になるので、通常運用が可
能となる。
【0138】(他の実施例)以上実施例について説明し
たが、本発明は次のようにしても実施可能である。 (1) :光ディスクライブラリ装置に限らず、他の同様な
装置、例えば、磁気テープカートリッジの装着、取り外
し、保管、記録/再生等を自動的に行う磁気テープライ
ブラリ装置等にも利用可能である。
【0139】(2) :セルドラムロック機構、及びDEE
ドアロック機構の構成は、前記実施例のものに限らず、
他の同様な機構により実現することも可能である。
【0140】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) :小型、低価格のライブラリ装置において、セルド
ラムを用いることにより、カートリッジ収納庫の大容量
化を実現すると共に、DEE機構を設けたことにより、
カートリッジの一括投入/排出処理が可能となる。
【0141】(2) :DEE機構を利用してカートリッジ
の一括投入/排出処理を行う。この場合、簡素な構成の
セルドラムロック機構、及びDEEドアロック機構によ
り、ロック状態/ロック開放状態(アンロック状態)の
切り換えを行うので、装置の低価格化と小型化が実現で
きると共に、装置の安全性と信頼性を向上させることが
できる。
【0142】(3) :カートリッジの一括投入/排出処理
を行う場合、DEE機構のセルドラムロック機構、及び
DEEドアロック機構により作業の安全性を確保すると
共に、カートリッジ誤挿入防止機構により、カートリッ
ジの誤挿入を確実に防止できる。
【0143】(4) :光ディスクライブラリ装置にセルド
ラムを設けると共に、DEEドア、及びDEE機構部を
設けたので、ローエンドの機種においても、光ディスク
カートリッジの一括投入/排出を安全に行うことができ
る。
【0144】(5) :光ディスクカートリッジの一括投入
/排出を行う際、セルドラムロック機構によりセルドラ
ムの回転をロックした後、DEEドアを開けるように制
御している。また、光ディスクカートリッジの一括投入
/排出処理が終了してDEEドアを閉めた後に、セルド
ラムのロックを解除するように制御している。
【0145】従って、光ディスクカートリッジの一括投
入/排出処理を行う際、セルドラムが回転することもな
く、安全に作業を行うことができる。 (6) :DEEドアとDEEドアロック機構に光センサを
設けたので、アクセッサ制御部では、DEEドアが閉め
てあるのか、開けてあるのかを確実に検出することがで
きる。従って、DEE機構の精度、及び安全性が向上す
る。
【0146】前記効果の外、各請求項対応して次のよう
な効果がある。 (7) :請求項1によれば、セルドラムと、開口部と、ド
アと、セルドラムロック機構と、ドアロック機構を設け
たので、記録媒体の一括投入/排出を実現できると共
に、装置の安全性と信頼性を向上させることができる。
【0147】(8) :請求項2によれば、カートリッジ収
納庫をセルドラムで構成し、セルドラムと対向した装置
筐体側の一部に開口部を設け、開口部にドアを設けて、
ドアを開けてセルドラムに直接カートリッジ式記録媒体
の投入/排出を可能にすると共に、セルドラムロック機
構と、ドアロック機構を設けたので、カートリッジ収納
庫の大容量化を実現すると共に、カートリッジの一括投
入/排出処理が可能となる。また、セルドラムロック機
構と、ドアロック機構を設けたので、装置の安全性と信
頼性を向上させることができる。
【0148】(9) :請求項3によれば、ドアは、セルド
ラムの各セル列に対応して、カートリッジ式記録媒体の
一括投入/排出ができる大きさに構成したので、カート
リッジ式記録媒体の一括投入/排出操作が容易にでき
る。
【0149】また、セルドラムには、前記セルドラムロ
ック機構の一部と嵌合してセルドラムの回転をロックす
るためのロック用嵌合穴を有するロック用部材を、各セ
ル列毎に設けたので、セルドラムロック機構の動作が確
実にできる。
【0150】(10):請求項4によれば、セルドラムロッ
ク機構には、セルドラムの回転ロックと、ドアロック機
構のロック解除を連動させて行うためのソレノイドを備
えているので、少ない部品でセルドラムロック機構とド
アロック機構を確実に連動させることができる。
【0151】(11):請求項5によれば、ドアに光センサ
の発光部を設け、前記ドアロック機構には光センサの受
光部を設けて、ドアのロック、及びロック解除を検知可
能としたので、ドアロック機構の動作が確実になる。
【0152】また、セルドラムロック機構には、前記ド
アが閉められた場合に、光センサの検知信号を基に、セ
ルドラムロック機構のロックを解除するためのソレノイ
ドを備えているので、セルドラムロック機構の動作が確
実になる。
【0153】(12):請求項6によれば、セルドラムの各
セルには、斜めに挿入されたカートリッジ式記録媒体が
適正位置まで挿入できないようにする斜め挿入防止部材
と、逆方向に挿入されたカートリッジ式記録媒体が適正
位置まで挿入できないようにする逆方向挿入防止部材か
らなるカートリッジ誤挿入防止部材を設けたので、カー
トリッジの誤挿入が確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】実施例における光ディスクライブラリ装置の構
成図1である。
【図3】実施例における光ディスクライブラリ装置の構
成図2である。
【図4】実施例における光ディスクライブラリ装置の構
成図3である。
【図5】実施例における光ディスクカートリッジの説明
図である。
【図6】実施例におけるセルドラムの構成図である。
【図7】実施例におけるセルドラムロック機構説明図で
ある。
【図8】実施例におけるDEEドアロック機構説明図で
ある。
【図9】実施例におけるカートリッジ誤挿入防止機構の
説明図1である。
【図10】実施例におけるカートリッジ誤挿入防止機構
の説明図2である。
【図11】実施例における光ディスクライブラリ装置の
ブロック図である。
【図12】従来の光ディスクライブラリ装置の説明図で
ある。
【符号の説明】
2 筐体 7 CAS 9 光ディスクドライブ 10 アクセッサ 20 セルドラム 21 DEEドア 30 光ディスクカートリッジ 39 第1の板 40 第2の板 41 突出片 42 ロック用嵌合穴 48 ロック片 48a ロック用嵌合部 48b L型部 48c 切欠部 49 レバー 50 リンク 52、53 ソレノイド 57 ラッチ用アクチュエータ 60 ラッチ棒 64 ロック用溝 65 光センサの発光部 66 光センサの受光部 67 DEEドアロック部材 69 ロック棒

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体を収納する回転可能なセルドラ
    ムと、 装置外部から前記セルドラムに直接前記記録媒体を投入
    ・排出できる開口部と、 前記開口部を開閉するドアと、 前記ドアを開ける場合にセルドラムの回転をロックし、
    ドアを閉めた場合に前記ロックを解除するセルドラムロ
    ック機構と、 前記セルドラムロック機構と連動し、前記ドアを閉めた
    場合にドアが開かないようにロックし、ドアを開ける場
    合に前記ロックを解除するドアロック機構を設けたこと
    を特徴とするライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 複数のセルを有し、各セルにカートリッ
    ジ式記録媒体を収納して保管するカートリッジ収納庫
    と、 前記カートリッジ式記録媒体に対し、少なくとも情報の
    再生処理を行うドライブと、 カートリッジ式記録媒体を運搬し、前記カートリッジ収
    納庫、ドライブ等へのアクセスを行うアクセッサを備え
    たライブラリ装置において、 前記カートリッジ収納庫を、ドラム型で回転可能なセル
    ドラムで構成し、 前記セルドラムと対向した装置筐体側の一部に、カート
    リッジ式記録媒体の一括投入/排出用の開口部を設け、
    前記開口部にドアを設けて、前記ドアを開けてセルドラ
    ムに直接カートリッジ式記録媒体の投入/排出を可能に
    すると共に、 前記ドアを開ける場合にセルドラムの回転をロックし、
    ドアを閉めた場合に前記ロックを解除するセルドラムロ
    ック機構と、 前記セルドラムロック機構と連動し、前記ドアを閉めた
    場合にドアが開かないようにロックし、ドアを開ける場
    合に前記ロックを解除するドアロック機構を設けたこと
    を特徴とするライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 前記ドアは、セルドラムの各セル列に対
    応して、カートリッジ式記録媒体の一括投入/排出がで
    きる大きさに構成し、 前記セルドラムには、前記セルドラムロック機構の一部
    と嵌合してセルドラムの回転をロックするためのロック
    用嵌合穴を有するロック用部材を、各セル列毎に設けた
    ことを特徴とする請求項2記載のライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 前記セルドラムロック機構には、セルド
    ラムの回転ロックと、ドアロック機構のロック解除を連
    動させて行うためのソレノイドを備えていることを特徴
    とした請求項2記載のライブラリ装置。
  5. 【請求項5】 前記ドアに光センサの発光部を設け、前
    記ドアロック機構には光センサの受光部を設けて、ドア
    のロック、及びロック解除を検知可能とし、前記セルド
    ラムロック機構には、前記ドアが閉められた場合に、前
    記光センサの検知信号を基に、セルドラムロック機構の
    ロックを解除するためのソレノイドを備えていることを
    特徴とした請求項2記載のライブラリ装置。
  6. 【請求項6】 前記セルドラムの各セルには、斜めに挿
    入されたカートリッジ式記録媒体が適正位置まで挿入で
    きないようにする斜め挿入防止部材と、逆方向に挿入さ
    れたカートリッジ式記録媒体が適正位置まで挿入できな
    いようにする逆方向挿入防止部材からなるカートリッジ
    誤挿入防止部材を設けたことを特徴とする請求項2記載
    のライブラリ装置。
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