JP3057652B2 - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

Info

Publication number
JP3057652B2
JP3057652B2 JP4128815A JP12881592A JP3057652B2 JP 3057652 B2 JP3057652 B2 JP 3057652B2 JP 4128815 A JP4128815 A JP 4128815A JP 12881592 A JP12881592 A JP 12881592A JP 3057652 B2 JP3057652 B2 JP 3057652B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cartridge
door
recording medium
type recording
actuator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4128815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05325356A (ja
Inventor
寛 渋谷
一郎 佐久間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4128815A priority Critical patent/JP3057652B2/ja
Publication of JPH05325356A publication Critical patent/JPH05325356A/ja
Priority to US08/422,649 priority patent/US6104564A/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3057652B2 publication Critical patent/JP3057652B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Tape Cassette Changers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数のカートリッジ式
記録媒体を収納して保管するカートリッジ保管セルと、
複数の磁気テープ装置と、カートリッジの投入排出機構
と、カートリッジの運搬を行うアクセッサ機構部と、該
アクセッサの制御部等具備し、カートリッジの装着、取
り外し、保管、記録再生等を自動的に行う磁気テープラ
イブラリ装置などに利用可能なライブラリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図16は、従来例を示した図であり、
16中、1磁気テープライブラリ装置、2は磁気テープ
装置、3はカートリッジ保管セル、4はモータ、5はア
クセッサ機構部分、6はカートリッジ投入排出機構、7
はアクセッサ制御部、8はコントロールユニット、9は
カートリッジ(カートリッジ式磁気テープ記録媒体)を
示す。
【0003】従来の磁気テープライブラリ装置の1例を
図16に示す。この磁気テープライブラリ装置1は、複
数のカートリッジを収納して保管するカートリッジ保管
セル3と、複数の磁気テープ装置2と、アクセッサ機構
部5と、アクセッサ制御部7と、カートリッジ投入排出
機構6と、装置全体の制御を行うコントロールユニット
8等で構成されている。
【0004】上記カートリッジ保管セル3は、その内部
に複数のカートリッジ9を収納出来るようになってお
り、モータ4によつて所定の位置まで回転駆動されるも
のである。カートリッジ投入排出機構6は、オペレータ
が外部から投入したカートリッジを、アクセッサ機構部
5に受け渡す位置まで1巻づつ搬送するものである。
【0005】アクセッサ機構部5は、カートリッジ投入
排出機構6が搬送したカートリッジを受取り、このカー
トリッジを運搬してカートリッジ保管セル3に挿入した
り、あるいは、カートリッジ保管セル3内のカートリッ
ジを取り出して、磁気テープ装置2に装着したり、該磁
気テープ装置からカートリッジを取り外してカートリッ
ジ保管セル3に挿入したりする。
【0006】このような装置において、オペレータがカ
ートリッジ投入排出機構6の投入口から複数巻のカート
リッジを投入すると、該機構6では、カートリッジ9を
1巻ずつ分離して所定の位置まで搬送し、アクセッサ機
構部5に受け渡す。
【0007】アクセッサ機構部5では、カートリッジ9
を受け取ると、該カートリッジを搬送してカートリッジ
保管セルの所定の場所に挿入して収納する。また、記録
或いは再生を行う場合には、アクセッサ機構部5がカー
トリッジ保管セル3の指示された場所からカートリッジ
を取り出して運搬し、磁気テープ装置2に装着したり、
あるいは処理の終了したカートリッジを磁気テープ装置
2から取り出して運搬し、カートリッジ保管セル3の所
定の場所に挿入して収納したりする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のも
のにおいては、次のような課題があった。 (1) カートリッジを投入する際、カートリッジ投入排出
機構6ではオペレータが入れたカートリッジを1巻ずつ
分離して搬送することにより投入していた。従って、カ
ートリッジの投入に時間がかかる。
【0009】(2) 一度に大量のカートリッジを投入する
ことが出来ないため、不便である。本発明は、このよう
な従来の課題を解決し、人手により、一度に大量のカー
トリッジを投入したり、或いは大量のカートリッジを取
り出したりする事ができるようにすることを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図であり、図1中、図16と同じものは、同一符号で示
してある。また、11は扉、12は誤挿入検出機構、1
3はアクチュエータ、14は収納棚を示す。
【0011】本発明は、上記の課題を解決するため、次
のように構成した。 (1) :複数のカートリッジ式記録媒体9を収納可能なカ
ートリッジ収納体3と、カートリッジ式記録媒体9の投
入及び排出処理を自動的に行うカートリッジ投入排出機
構と、カートリッジ式記録媒体9に対し、データの記録
及び再生を行う記録再生装置と、カートリッジ式記録媒
体9の運搬を自動的に行うアクセッサとを具備したライ
ブラリ装置において、前記カートリッジ収納体3の近傍
に、開閉可能な扉11を設け、この扉11を開けて、直
接、カートリッジ収納体3に対し、カートリッジ式記録
媒体9の投入及び、排出が出来るようにすると共に、前
記カートリッジ式記録媒体9がカートリッジ収納体3に
誤挿入されたことを検出する誤挿入検出機構12を、前
記扉11とは分離された機構として該扉11の内側に設
け、前記誤挿入検出機構12には、カートリッジ式記録
媒体9の誤挿入を検出する機能、及び前記カートリッジ
式記録媒体9をカートリッジ収納体3に押し込む機能を
兼ね備えたアクチュエータ13と、扉11を閉める動作
に応じて、該アクチュエータ13を、カートリッジ式記
録媒体9の投入排出を阻害しない位置から前記カートリ
ッジ式記録媒体9に当接する方向に移動するアクチュエ
ータ駆動機構と、扉11が閉じた状態において、前記ア
クチュエータ13の位置から、該アクチュエータ13が
カートリッジ式記録媒体9の正常収納を検出した状態
か、異常収納を検出した状態かを区別して検出するセン
サを備え、前記扉11を閉めた状態で、前記アクチュエ
ータ13により、挿入されたカートリッジ式記録媒体9
の挿入位置a、bを検出することで、カートリッジ式記
録媒体9の誤挿入を検出し、かつ、前記アクチュエータ
13が扉11と連動する際、挿入途中のカートリッジ式
記録媒体9を押し込むようにした。
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【作用】上記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づ
いて説明する。カートリッジ9を一度に大量に投入する
際は、装置の裏側に設けた扉11を開けて、カートリッ
ジ9を人手によりカートリッジ保管セルの収納棚14に
挿入する。
【0016】そして、扉11を閉めると、この扉11の
閉動作と連動して、アクチュエータ13が回転する。こ
の時、アクチュエータ13の検出片26により、挿入途
中のカートリッジ9を押し込む。
【0017】この場合、カートリッジ9が正しい方向で
挿入されていれば、検出片26は、正常位置aで停止す
る。しかし、カートリッジ9が、逆方向で挿入されてい
れば、カートリッジの角が収納棚14の位置決め部23
に突き当たり、奥まで挿入出来ない。
【0018】このため、カートリッジ9の手前側が収納
棚14から飛び出す。従って、アクチュエータ13の検
出片26は、誤挿入位置(正常位置aより外側)bで停
止する。このようなアクチュエータ12の停止位置の違
いを、センサにより検出してカートリッジが誤挿入され
たことを検出する。
【0019】このような機構を設けることにより、人手
により、一度に大量のカートリッジを投入及び排出する
事が出来る。しかも、誤投入したカートリッジはその場
で検出出来るから装置の信頼性も高くなる。また、誤挿
入検出機構は扉の内側に設けてあり、カートリッジの誤
挿入検出時にも扉が閉まるので、誤挿入時においても、
扉が半閉まり状態になることがなく、安全であり、か
つ、強引な操作によるカートリッジ及び扉機構の破損等
も防止できる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図2〜図15は、本発明の実施例を示した図であ
り、図2〜図15中、図1、図16と同じものは同一符
号で示してある。また、15投入口、16は排出口、1
7、18、19、は操作パネル23は位置決め部、24
は切り欠き部、25は前面端部、26は検出片、27、
33は回転軸、28は元位置センサ、29、30はギ
ア、31はローラ、32は枠、Aは板材、Bは棒、Cは
軸、Dはばね、Eはピンを示す。
【0021】本実施例で用いる磁気テープライブラリ装
置表側の斜視図を図2に示す。図示のように、この装置
の表側には操作パネル17、18が設けてあり、オペレ
ータが操作出来るように構成されている。また、カート
リッジ投入排出機構の投入口15と、排出口16が設け
てある。
【0022】上記磁気テープライブラリ装置1裏側の斜
視図を図3に示す。この装置の裏側には、開閉可能な扉
11と、操作パネル19が設けてある。この扉11は、
装置内部に設けてあるカートリッジ保管セル3の収納棚
の一列分の長さに対応しており、扉11を開けると、カ
ートリッジ保管セル3の収納棚の一列分のカートリッジ
9が人手によって取り出したり、挿入して収納したり出
来るようになっている。
【0023】また、操作パネル19は、扉11を開けて
カートリッジを人手により挿入したり、或いは取り出し
たりする場合に操作するパネルである。上記カートリッ
ジ保管セル3の構成例を図4に示す。このカートリッジ
保管セル3は、円筒体であり、モータ(図16参照)に
よつて図4の矢印方向に回転駆動される。そして、該カ
ートリッジ保管セル3には、多数の収納棚14が設けて
あり、この収納棚14にそれぞれカートリッジ9が収納
できるようになっている。
【0024】このカートリッジ保管セル3には、カート
リッジ投入排出機構を介してアクセッサ機構部が自動的
にカートリッジを挿入して収納したり、取り出したりす
ることができる(この点は従来例と同じ)と共に、人手
により装置裏側の扉11を開閉して、カートリッジを挿入
したり、取り出したりする事が出来るようになってい
る。
【0025】このような機構により、人手によって大量
のカートリッジを投入したり、排出したりする事が可能
となる(列単位で可能)が、カートリッジの挿入方向を
間違えて挿入することがある。このため、カートリッジ
の誤挿入を検出するための誤挿入検出機構を設けてあ
る。
【0026】前記カートリッジ誤挿入検出機構によるカ
ートリッジ誤挿入検出の説明図を図5に示し、カートリ
ッジ誤挿入検出機構の説明図(その1)を図6に示し、
カートリッジ誤挿入検出機構の説明図(その2)を図7
示し、カートリッジ誤挿入検出機構の説明図(その
3)を図8に示す。
【0027】カートリッジ9は、その内部に磁気テープ
が巻いてあり、該磁気テープの端部にはリーダブロック
が接続されている。そして、リーダブロックを引き出す
ことにより磁気テープの引出しが可能となる。
【0028】この磁気テープの引出しをするカートリッ
ジの部分には、切り欠き部24が設けてあり、該切り欠
き部24側からカートリッジを収納棚14に挿入するよ
うになっている。また、収納棚14の一部には、上記カ
ートリッジ9の切り欠き部24に対応した形状の位置決
め部23が設けてある。
【0029】従って、カートリッジ9を収納棚14に挿
入する場合、図5Aに示したように、カートリッジの切
り欠き部24を先頭にして挿入すると、位置決め部23
の部分にカートリッジ9の切り欠き部24が挿入され、
正常な挿入状態となる。この場合、カートリッジ9の手
前側は、収納棚の前面端部25とほぼ、面一となって該
前面端部25から外側に飛び出さない。
【0030】しかし、図5Bに示したように、カートリ
ッジの切り欠き部24を手前側として挿入すると、カー
トリッジの角が位置決め部23に突き当たり、完全に挿
入できず、誤挿入状態となる。この場合、カートリッジ
の先端は、収納棚14から一定の距離mだけ離れた位置
で停止し、収納棚14の前面端部25より外側に所定距
離nだけ飛び出してしまう。
【0031】そこで、カートリッジの手前側が前面端部
25から飛び出す距離(段差)nを検出すればカートリ
ッジの誤挿入を検出することが出来る事になる。この点
を利用したカートリッジ誤挿入検出機構の一例を図6、
7に基づいて説明する。
【0032】カートリッジ誤挿入検出機構12は、扉1
1の開閉動作と連動して動作する機構であり、アクチュ
エータ13、検出片26、ギヤ29、30、ローラ3
1、元位置センサ28等で構成されている。
【0033】アクチュエータ13は、回転軸27を中心
として回転できるようになっており、その先端部には検
出片26が設けてある。扉11が開いていると、アクチ
ュエータ13の検出片26は図6のcの位置にあり、カ
ートリッジ9を挿入して扉11を閉じると、アクチュエ
ータ13の検出片26は図6のa又はbの位置まで回転
し、検出片26がカートリッジ9の手前側に突き当たっ
た状態で停止する。
【0034】この場合、図5に示したように、カートリ
ッジ9の正常挿入位置と誤挿入位置とでは、手前側に段
差nが存在する。この為図6に示したように、カートリ
ッジ9の正常挿入状態ではアクチュエータ13の検出片
26は正常位置aで停止するが、カートリッジ9の誤挿
入状態では、誤挿入位置bで停止する。
【0035】このような段差によるアクチュエータの停
止位置の違いを、センサによって検出することにより、
カートリッジ9の誤挿入を検出することが出来る。上記
誤挿入検出機構12と扉11との連動機構は、例えば図
7のようになっている。図7Aは斜視図であり、図7B
は内部の平面図である。
【0036】この連動機構には、ギア29、30、ロー
ラ31、元位置センサ28が設けられている。ギア30
は回転軸33を中心として回転するとともに、その一端
にはローラ31が設けてある。ギア29は回転軸27を
中心とし、ギア30と連動して回転するギアである。
【0037】例えば、扉11を閉める場合には、扉11
を閉める途中でギア30のローラ31に当たり、扉11
を閉めるにつれギア30も図示矢印方向に回転する。こ
の時、ギア29はギア30と連動して回転し図示矢印方
向に回転する。また、ギア29はアクチュエータ13と
連結されていて、ギア29の回転に連動して該アクチュ
エータも回転する。
【0038】この場合、ギア29が正規の位置まで回転
し、アクチュエータ13が正規の位置(アクチュエータ
13の検出片26が図6の正常位置aにある状態)まで
回転すると、このギア29は元の位置まで戻る機構に成
っている。そして、ギア29が元の位置まで戻ると、枠
32に設けられた元位置センサ28がこの状態を検出す
る。
【0039】しかし、アクチュエータ13が正規の位置
まで回転出来ない場合(途中で止まる場合)は、扉11
が閉まってもギア29は元の位置に戻らない機構となっ
ている。ギア29が元の位置に戻らないと、元位置セン
サ28がこの状態を検出する(オンにならない)。
【0040】また、扉11の開閉状態は、センサによっ
て検出出来るようになっており、この扉の開閉状態を検
出するセンサからのセンサ信号と、上記元位置センサ2
8のセンサ信号とを制御部で監視している。
【0041】そして、扉11が締まり、且つ、ギア29
が元の位置にもどらず元位置センサ28がオフ状態とな
っていることを上記の制御部が検出すると、カートリッ
ジ9が誤挿入(逆投入)されたと判断する。
【0042】なお、上記のアクチュエータ13は、カー
トリッジ9を収納棚14内に押し込む機能も兼ね備えて
いる。図8は、図7に示した機構を右側面から見た図で
ある。図8に示したように、板材Aと棒Bとは一体とな
って、軸Cを中心に回転する。板材Aは、カートリッジ
式記録媒体9と当接する検出片26を有している。板材
A及び棒Bと軸Cとは、ある程度の抵抗があるので、検
出片26がカートリッジ式記録媒体9と当接した後も、
カートリッジ式記録媒体9を押すことができるが、カー
トリッジ式記録媒体9が逆に挿入されている場合には、
それ以上回転せず、図6のbの位置(誤挿入位置)で停
止することとなる。 また、アクチュエータ13は、ばね
Dにより、常に反時計方向に付勢されているが、ギヤ2
9から突出しているピンEと係合しているため、扉11
を閉じることによるギヤ29の回転と共に、時計回りに
回転する。この場合、ピンEは上下に擦動可能であり、
下に下がった場合には、アクチュエータ13は、ギヤ2
9の規制から開放されて、図6のc位置に戻る。なお、
ピンEを下に押し下げる機構は図示省略してあるが、棒
Bが図6の正常位置aに達した時に、丁度ピンEを押し
下げるような構成のカムを備えている。次に、カートリ
ッジ9を人手によって投入、或いは排出する際の処理
を、図9の処理フローチャートに基づいて説明する。な
お、図9の各処理番号はカッコ内に示す。
【0043】先ず、人手によってカートリッジを大量に
投入或いは排出する際は、操作パネル19(図3参照)
を操作して処理を開始する(S1)。次に、扉11の後
ろに目的の列(収納棚の列)が有るかどうかを見る(S
2)。すなわち、カートリッジを投入或いは排出する際
は、カートリッジ保管セル3の1列の収納棚を単位とし
て処理出来るようになっているため、前記のようにす
る。
【0044】もし、扉の後ろに目的の列がなければ、操
作パネル19の列選択スイッチを押す(S14)。その
結果目的の列に移動しなければ(S15)、障害セルと
見なす(S16)。
【0045】このようにして、目的の列が扉の後ろに来
ると、扉を開くスイッチを押す(S3)。この時扉11
が開かなかったら(S4)、障害セルと見なす(S5)
が、扉11が開いたらカートリッジの投入或いは排出処
理を実施する(S6)。
【0046】この処理が終了すると扉11を人手によっ
て閉める(S7)。この時、扉11が閉まらなければ
(S8)障害セルと見なす。扉が閉まったら(S8)、
内部の制御部が誤挿入検出機構の各センサからのセンサ
信号を見て、カートリッジ9が誤挿入されたか否かを判
断する(S10)。
【0047】もし、カートリッジ9が誤挿入されたこと
を検出したら、誤挿入表示を行う(S11)。その後、
カートリッジの投入或いは排出を継続する場合には(S
12)、上記の処理(S2〜S11)を繰り返しておこ
なうが、そうでなければ、処理を終了する(S13)。
【0048】以下、カートリッジが正常挿入された場合
と、誤挿入された場合の例を、図10乃至図15に基づ
いて説明する。図10乃至図12は正常挿入の例であ
り、図13乃至図15は誤挿入の例である。
【0049】先ず、図10のように、扉11を開けてカ
ートリッジ9を正常方向で挿入する。この場合、アクチ
ュエータ13はcの位置にあり、カートリッジ9を収納
棚14内に挿入したのち、図11に示したように扉11
を閉めると、アクチュエータ13は図示矢印方向に回転
し検出片26でカートリッジを押し込む。
【0050】そして、カートリッジ9が完全に挿入され
ると検出片26は正常位置aで停止する。その後、図1
に示したように、アクチュエータ13は、ギア29の
復帰により元の位置に戻りカートリッジの挿入が正常に
終了する。
【0051】また、誤挿入の場合は次の通りである。先
ず、図13に示したように、扉11を開けてカートリッ
ジ9を逆方向(切り欠き部24側が手前)に挿入したと
する。そして、図14に示したように、扉11を閉めた
とする。この時、カートリッジ9は収納棚14の奥まで
挿入出来ず、手前側に飛び出した状態で停止する。
【0052】従って、アクチュエータ13の検出片26
は誤挿入位置bで停止する。このため、ギア29は正規
の位置まで回転出来ず、元の位置に戻らない。この状態
は、上記の制御部により検出され、誤挿入状態が表示さ
れる。
【0053】
【他の実施例】以上実施例について説明したが、本発明
は次のようにしても実施可能である。 (1) ライブラリ装置は、上記実施例の装置に限らず、他
の同様な装置に適用可能である。
【0054】(2) 誤挿入検出機構は、他の構成のもので
もよい。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。 (1) 従来用いられていたカートリッジ投入排出機構とは
別に、裏側の扉を開けて、人手により一度に大量のカー
トリッジを投入したり、排出したりする事が出来る。従
って、カートリッジの投入或いは排出処理が速くでき
る。
【0056】(2)人手によるカートリッジの投入時に
は、カートリッジの誤挿入を自動的に検出しているか
ら、常に正しいカートリッジの挿入状態が維持できる。 (3)カートリッジの誤挿入検出機構には、挿入途中の
カートリッジを押し込む機能も有るので、人手により挿
入したカートリッジが不完全な挿入状態であっても、常
に完全なカートリッジの挿入が出来る。 (4)誤挿入検出機構は扉の内側に設けてあり、カート
リッジの誤挿入検出時にも扉が閉まるので、誤挿入時に
おいても、扉が半閉まり状態になることがなく、安全で
あり、かつ、強引な操作によるカートリッジ及び扉機構
の破損等も防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施例における磁気テープライブラリ
装置の表側の斜視図である。
【図3】本発明の実施例における磁気テープライブラリ
装置の裏側の斜視図である。
【図4】本発明の実施例におけるカートリッジ保管セル
を示した図である。
【図5】本発明の実施例におけるカートリッジ誤挿入検
出の説明図である。
【図6】本発明の実施例におけるカートリッジ誤挿入検
出機構の説明図(その1)である。
【図7】本発明の実施例におけるカートリッジ誤挿入検
出機構の説明図(その2)である。
【図8】本発明の実施例におけるカートリッジ誤挿入検
出機構の説明図(その3)である。
【図9】本発明の実施例の処理フローチャートである。
【図10】本発明の実施例における正常挿入時の説明図
(その1)である。
【図11】本発明の実施例における正常挿入時の説明図
(その2)である。
【図12】本発明の実施例における正常挿入時の説明図
(その3)である。
【図13】本発明の実施例における誤挿入時の説明図
(その1)である。
【図14】本発明の実施例における誤挿入時の説明図
(その2)である。
【図15】本発明の実施例における誤挿入時の説明図
(その3)である。
【図16】従来の磁気テープライブラリ装置(内部の平
面図)である。
【符号の説明】
1 磁気テープライブラリ装置 3 カートリッジ保管セル 9 カートリッジ 11 扉 12 誤挿入検出機構 13 アクチュエータ 14 収納棚15 投入口 16 排出口 17、18、19 操作パネル23 位置決め部 24 切り欠き部 25 前面端部 26 検出片 27、33 回転軸 28 元位置センサ 29、30 ギア 31 ローラ 32 枠 A 板材 B 棒 C 軸 D ばね E ピン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−14460(JP,A) 実開 平3−121547(JP,U) 実開 平1−85951(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のカートリッジ式記録媒体を収納可能
    なカートリッジ収納体と、 カートリッジ式記録媒体の投入及び排出処理を自動的に
    行うカートリッジ投入排出機構と、 カートリッジ式記録媒体に対し、データの記録及び再生
    を行う記録再生装置と、 カートリッジ式記録媒体の運搬を自動的に行うアクセッ
    サとを具備したライブラリ装置において、 前記カートリッジ収納体の近傍に、開閉可能な扉を設
    け、この扉を開けて、直接、カートリッジ収納体に対
    し、カートリッジ式記録媒体の投入及び、排出が出来る
    ようにすると共に、 前記カートリッジ式記録媒体がカートリッジ収納体に誤
    挿入されたことを検出する誤挿入検出機構を、前記扉と
    は分離された機構として該扉の内側に設け、 前記誤挿入検出機構には、カートリッジ式記録媒体の誤
    挿入を検出する機能、及び前記カートリッジ式記録媒体
    をカートリッジ収納体に押し込む機能を兼ね備えたアク
    チュエータと、扉を閉める動作に応じて、該アクチュエータを、カート
    リッジ式記録媒体の投入排出を阻害しない位置から前記
    カートリッジ式記録媒体に当接する方向に移動するアク
    チュエータ駆動機構と、 扉が閉じた状態において、 前記アクチュエータの位置か
    ら、該アクチュエータがカートリッジ式記録媒体の正常
    収納を検出した状態か、異常収納を検出した状態かを区
    別して検出するセンサを備え、 前記扉を閉めた状態で、前記アクチュエータにより、挿
    入されたカートリッジ式記録媒体の挿入位置を検出する
    ことで、カートリッジ式記録媒体の誤挿入を検出し、か
    つ、前記アクチュエータが扉と連動する際、挿入途中の
    カートリッジ式記録媒体を押し込むようにしたことを特
    徴とするライブラリ装置。
JP4128815A 1992-05-21 1992-05-21 ライブラリ装置 Expired - Fee Related JP3057652B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4128815A JP3057652B2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 ライブラリ装置
US08/422,649 US6104564A (en) 1992-05-21 1995-04-14 Library apparatus having cartridge direct entry and exit mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4128815A JP3057652B2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 ライブラリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05325356A JPH05325356A (ja) 1993-12-10
JP3057652B2 true JP3057652B2 (ja) 2000-07-04

Family

ID=14994104

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4128815A Expired - Fee Related JP3057652B2 (ja) 1992-05-21 1992-05-21 ライブラリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3057652B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3121547U (ja) * 2006-02-28 2006-05-18 株式会社ダイカン 着色表示体

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05325356A (ja) 1993-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5442500A (en) Cartridge library apparatus for handling a number of cartridges in one operation
US5581522A (en) Library apparatus having accessor with bar code reader which rotates at a different horizontal position when reading a bar code failed at a first position
JP3576095B2 (ja) オートチェンジャ
EP0374899B1 (en) Magnetic tape cassette loading system in recording and/or reproducing apparatus
US5659434A (en) Library apparatus having a rotary cell drum with a locking mechanism
JP2862765B2 (ja) 磁気テープ装置及び該装置における自動クリーニング方法
US6104564A (en) Library apparatus having cartridge direct entry and exit mechanism
JP3011842B2 (ja) 磁気テープ装置
JP3057652B2 (ja) ライブラリ装置
US5654838A (en) Library apparatus having recording medium entry and ejection units
JP2999351B2 (ja) ライブラリ装置
JP3683552B2 (ja) 媒体投入装置
JP3522368B2 (ja) 磁気テープ装置
JP3392559B2 (ja) ライブラリ装置
JP2005116105A (ja) カートリッジ誤挿入防止装置、カートリッジオートチェンジャ及びオートチェンジャ付きカートリッジ自動制御装置
US6873491B2 (en) Cartridge orientation apparatus for cartridge storage magazines and method
JP2510106Y2 (ja) カセット収納棚
JP3397393B2 (ja) ライブラリ装置
JP3860321B2 (ja) ライブラリ装置
JP2000100030A (ja) 記録媒体オートローダ
JP3417191B2 (ja) 記録再生装置
JP2810823B2 (ja) ライブラリ装置及び、該装置におけるカートリッジ交換情報の制御方法
JPH1145534A (ja) テープカートリッジオートローダーのマガジン
JP3423455B2 (ja) ライブラリ装置
JP2546619Y2 (ja) 記録媒体カートリッジ収納体におけるカートリッジ誤方向挿入防止機構

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19971118

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees