JP3397393B2 - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JP3397393B2
JP3397393B2 JP26733193A JP26733193A JP3397393B2 JP 3397393 B2 JP3397393 B2 JP 3397393B2 JP 26733193 A JP26733193 A JP 26733193A JP 26733193 A JP26733193 A JP 26733193A JP 3397393 B2 JP3397393 B2 JP 3397393B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ライブラリ装置に関
し、更に詳しくは、ドラム型大量投排出装置の誤挿入検
出機構に関する。
【0002】近年、情報量の増加に伴い、人手による情
報記録媒体の運用にも限界がきており、無人運転による
自動ライブラリ装置の需要が増大している。自動ライブ
ラリ装置は数千〜数万巻の媒体の保管が可能であるが、
その媒体の装置への投入及び排出は未だ人手を必要とし
ている。この要求を満たすために可能な限り操作員への
負荷を軽減するために大量投排出装置がある。
【0003】しかし、投入は人手による操作となるため
媒体の誤挿入は避けられない。従って、投入時にこの誤
挿入を検出する機構が必要となっている。
【0004】
【従来の技術】次に、図面を用いて従来例を説明する。
先ず、図11を用いてライブラリ装置の全体構成を説明
する。
【0005】図において、1は複数の棚が形成され、こ
れらの棚に再生記録媒体が貯蔵される固定セル、2は同
じく円筒面上に複数の棚が形成され、これらの棚に再生
記録媒体が貯蔵される回転ドラムセルである。3は装置
内の底部に敷設されたレール4上を移動し、再生記録媒
体の搬送を行う搬送ロボットである。5は装置内に対し
て再生記録媒体を投入/排出する投入排出装置である。
【0006】これら、固定セル1,回転ドラムセル2,投
入排出装置5等は、それぞれユニットとなっており、ラ
イブラリ装置は、これらユニットを組合わせることで、
記憶容量,処理量等を任意に設定できる。
【0007】次に上記構成の作動を説明する。投入排出
装置5より投入された再生記録媒体は、搬送ロボット3
により、回転ドラムセル2又は固定セル1に貯蔵され
る。そして、貯蔵された再生記録媒体の内、所望の再生
記録媒体は、搬送ロボット3により、ピックアップさ
れ、図示しない再生記録装置にセットされ、データのリ
ード/ライトが行われる。そして、データのリード/ライ
トが終了した再生記録媒体は、再び搬送ロボット3によ
り、固定セル1又は回転ドラムセル2に返却される。
【0008】更に、不要となった再生記録媒体は、搬送
ロボット3により投入排出装置5より、装置外へ排出さ
れる。ところで、このようなライブラリ装置ユニット
において、図12に示すようなドラム型大量投入排出装
置がある。図において、キャビネット10内には円周方
向及び軸方向に複数のセルが形成された回転ドラムセル
11が設けられ、キャビネット10の正面には、開口1
2が開設されている。更に、この開口12には、扉13
が設けられ、この開口12を介して、回転ドラムセル1
1の開口12に対向する軸方向の一列のセルに対して、
再生記録媒体の一括投入/一括排出が可能となってい
る。
【0009】このドラム型大量排出装置においては、再
生記録媒体のセルに対しての誤挿入を防止するため、図
13に示すような誤挿入防止機構が設けられている。回
転ドラムセル11の各セル14の奥部には、再生記録媒
体15の前端面の角部に形成された斜面16に対向する
斜面17が形成されている。
【0010】よって、再生記録媒体15がセル14に正
しくセットされた時は、図13に示すように、扉13を
完全に閉じることができる。しかし、図14に示すよう
に、再生記録媒体15が前後逆にセル14にセットされ
た時等には、再生記録媒体15がセル14より突出し、
扉13は閉じることはできない。よって、操作員は容易
に、再生記録媒体の誤挿入を知ることができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のラ
イブラリ装置のドラム型大量排出装置において、回転ド
ラムセル11のセル14に再生記録媒体15が正しくセ
ットされ、回転ドラムセル11が回転すると、再生記録
媒体15が扉13に干渉するという問題点がある。
【0012】このような問題点を解決するために、図1
5に示すような構成が考えられる。図において、扉13
はスプリング21によって、開扉方向に付勢されてい
る。キャビネット10の内側で、開口12方向へ移動可
能に設けられ、扉13の回転端部と係合可能なロックス
ライダ22はスプリング23によって、開口12方向へ
付勢されている。
【0013】扉13の裏面(回転ドラムセルとの対向面)
には、垂直方向に延出する出力軸を有するモータが24
が設けられ、出力軸には、ピニオン25が固着されてい
る。モータ24の近傍には、ピニオン25に噛合するセ
クタギア26が設けられ、このセクタギア26には、再
生記録媒体15の後端面を押圧するアーム部27が形成
されている。更に、セクタギア26には、扉13が正常
に閉じられたかどうかを検出するセンサ28が設けられ
ている。
【0014】次に、上記構成の作動を説明する。再生記
録媒体15を回転ドラム11のセル14にセットする時
には、セクタギア26のアーム部27は、図において、
二点鎖線位置にある。再生記録媒体15を回転ドラム1
1のセル14に載置し、ロックスライダ22をスプリン
グ23の付勢力に抗して開口12より離反する方向に移
動せしめ、扉13をスプリング21の付勢力に抗して閉
じる。
【0015】ここで、正しく載置されていない再生記録
媒体15がある場合には、再生記録媒体15の後端面に
アーム部27が当接し、扉13を閉めることはできな
い。再生記録媒体が正しく載置されている場合には、扉
13を閉位置まで回転し、ロックスライダ22を開口1
2方向へ移動させることにより、扉13は閉位置でロッ
クされる。そして、センサ28により、扉13が正常に
閉じられたことを検出すると、モータ24が作動し、ア
ーム部27を実線位置まで退避させる。
【0016】よって、アーム部27が実線位置まで退避
したことにより、再生記録媒体15が扉13に干渉する
という問題点は解消される。上記構成によれば、動作は
確実であり、構造も比較的簡単ではある。しかし、モー
タ24の駆動のために回路が必要であり、モータ24も
比較的大容量のものが必要となるので、扉13が重くな
ってしまうというさらなる問題点が発生する。
【0017】又、図13に示す構成には、別の問題点も
ある。図13に示すように再生記録媒体15内に巻回さ
れる磁気テープの始端は、リーダブロック30が取り付
けられている。このリーダブロック30は再生記録媒体
15の樹脂製のカートリッジ(ケース)内に形成された係
合部15aに係合することで、固定されている。
【0018】しかし、再生記録媒体15になんらかの衝
撃が作用し、リーダブロック30が係合部15aより外
れたままでセル14にセットされた場合、再生記録装置
において、テープのスッレディングができず、データの
リード/ライトが行えないという問題点がある。
【0019】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、以下の通りである。 簡単な構造で、扉に干渉することなく回転ドラムセ
ルが回転でき、再生記録媒体の誤挿入の検出が確実で、
しかも、軽量なライブラリ装置を提供する。
【0020】 リーダブロックの外れを防止できるラ
イブラリ装置を提供する。
【0021】
【課題を解決するための手段】図1は請求項1記載の発
明の原理図である。図において、41は円周方向及び軸
方向にそれぞれ複数のセル40が形成された回転ドラム
セル、42は回転ドラムセル41と外部とを仕切る壁、
43は壁42に開設され、回転ドラムセル41の軸方向
のある一列のセルに対して再生記録媒体44を外部より
一括投入/外部へ一括排出する開口である。
【0022】45は壁42の開口43の一方の辺近傍で
回転ドラムセル41の軸と平行な回転軸を有し、回転ド
ラムセル41のセル40にセットされた再生記録媒体4
4の後端面を押圧する扉である。
【0023】そして、壁42には、扉45の装置外部よ
り装置内部への回転を許容し、再生記録媒体44がセッ
トされた回転ドラムセル41の回転を妨げない位置で扉
45の装置外部方向への移動を禁止するロック機構46
が設けられている。
【0024】更に、請求項1記載の発明は、上記原理図
の構成に加えて、壁42に扉45を外部方向に付勢する
第1の付勢手段を有している。ここで、上記ロック機構
46は、壁42の開口43の他方の辺近傍に設けられ、
開口43へスライド可能に設けられたロックスライダ
と、該ロックスライダを開口43方向に付勢する第2の
付勢手段と、ロックスライダ先端部に、扉45の回転平
面と平行な面上で回転可能に設けられ、扉45の回転端
部が当接可能なロック爪と、該ロック爪のロックスライ
ダのスライド方向と略等しい方向より更に外部方向への
回転を禁止するストッパと、ロック爪をストッパ方向へ
回転付勢する第3の付勢手段とをからなるものである。
【0025】請求項記載の発明は、請求項1記載の発
明におけるセルに再生記録媒体のリーダブロックに当接
するリーダブロック押込み突起を設けたものである。請
求項記載の発明は、請求項1又は2記載の発明におけ
る扉のセル対向面に、再生記録媒体の後端面に当接可能
な第1の突起を設け、該第1の突起の突出量を調整可能
としたものである。
【0026】請求項記載の発明は、請求項1乃至3の
いずれか1つの発明における扉のセル対向面に、ロック
爪に係合可能な第2の突起を設け、該第2の突起の突出
量を調整可能としたものである。
【0027】
【作用】請求項1記載の発明のライブラリ装置におい
て、ロック機構46により扉45は装置外部より内部へ
の回転を許容されている。よって、扉45を装置内部ま
で回転させることにより、回転ドラムセル41のセル4
0に正しい方向に載置された再生記録媒体44の後端面
を押し、正しい位置にセットする。
【0028】そして、ロック機構46は回転ドラムセル
41の回転を妨げない位置で扉45の移動を禁止するの
で、回転ドラムセル41は扉に干渉することなく、回転
することができる。
【0029】もし、再生記録媒体44が回転ドラムセル
41のセル40に間違った方向に置かれている場合に
は、ロック機構46により扉45のロックができず、扉
45が開いてしまうことで再生記録媒体の誤挿入が容易
にわかる。
【0030】更に、請求項1記載の発明のライブラリ装
置において、ロック機構のロックスライダは第2の付勢
手段により開口方向に付勢されている。そして、ロック
スライダの先端部に設けられているロック爪は第2の付
勢手段によりストッパに当接している。
【0031】ここで、扉を第1の付勢手段の付勢力に抗
して閉めると、ロック爪は扉の回転端部に押圧されて、
ストッパから離反する方向に回転する。更に、扉が装置
内部迄回転すると、扉とロック爪との押圧状態が解除さ
れ、第3の付勢手段によりロック爪は再びストッパに押
接する。
【0032】そして、扉が再生記録媒体の後端面を押
し、再生記録媒体をセルの正しい位置にセットした後、
扉を回転させていた力を解除する。すると、第1の付勢
手段により、扉は装置外部方向へ付勢され、ロック爪に
当接するまで回転し、それ以上の回転は禁止される。
【0033】請求項記載の発明のライブラリ装置にお
いて、再生記録媒体が扉によって押されると、再生記録
媒体のリーダブロックがリーダブロック押込み突起に当
接し、正規の位置にセットされる。
【0034】請求項及び請求項記載のライブラリ装
置において、第1の突起及び第2の突起の突出量をそれ
ぞれ調整可能としたことにより、扉,回転ドラムセル及
びロック機構の寸法のばらつきを吸収することができ
る。
【0035】
【実施例】次に図面を用いて本発明の一実施例を説明す
る。先ず、図1から図5を用いて、本実施例の構成を説
明する。尚、本実施例において従来例と相違する点は、
扉周りであり、回転ドラムセル等は同じであるので、そ
れらの説明は省略する。これらの図において、回転ドラ
ムセル51には、円周方向及び軸方向にそれぞれ、再生
記録媒体50がセットされる複数のセル52が形成され
ている。
【0036】一方、キャビネット53には、回転ドラム
セル51の軸方向のある一列にセルにう対して再生記録
媒体を外部より一括投入/外部へ一括排出する開口54
が開設されている。
【0037】開口54の一方の辺近傍のキャビネット5
3には、回転ドラムセル51の回転軸と平行な回転軸5
5を有する扉56が設けられている。この扉56の裏面
(回転ドラムセル51との対向面)には、上下方向に延出
し、回転ドラムセル51方向に突出する一条の凸部56
aが形成されている。そして、この凸部56aには、複
数のねじ57を用いて、媒体突出検出プレート58が取
り付けられている。この媒体突出検出プレート58に
は、回転ドラムセル51方向に延出し、ねじ57が挿通
する複数の長孔(図示せず)が穿設され、ねじ57を弛め
ることにより、媒体突出検出プレート58の突出量が調
整可能となっている。
【0038】尚、この媒体突出検出プレート58の先端
面と回転ドラムセル51のセル52にセットされた再生
記録媒体50の後端面との距離Lは、回転ドラムセル5
1が回転駆動されても、再生記録媒体50が、キャビネ
ット53側の機構等に干渉しない距離に設定される。
【0039】更に、扉56の回転軸55には、一端部が
キャビネット53側に係止され、中間部が回転軸55に
巻回され、他端部が扉56に係止され、扉56に対して
装置外部方向の付勢力を与えるスプリング(第1の付勢
手段)59が設けられている。
【0040】一方、開口54の他方の辺近傍には、ロッ
ク機構60が設けられている。ここで、ロック機構60
の説明を行う。キャビネット53の裏側に設けられ、開
口54方向へ延出する断面形状が凹形のガイド61に
は、ロックスライダ62が摺動可能に係合している。こ
のロックスライダ62は、一端部がキャビネット53側
に当接し、他端部がロックスライダ62の基端部に当接
するスプリング(第2の付勢手段)63によって、開口5
4方向へ付勢されている。
【0041】ロックスライダ62は2つの部品で構成さ
れ、開口54側より、基底部63,第1の立壁部64,第
2の立壁部65,第1の立壁部64及び第2の立壁部6
5の先端部間を橋絡する天部66から構成されるスライ
ダ本体67と、このスライダ本体67に連設され、キャ
ビネット53に穿設された長孔53aを介して装置外部
へ突出する操作つまみ部68よりなる。
【0042】ロックスライダ62の基底部63及び天部
66には、扉56の回転軸55と平行な軸69が設けら
れ、軸69にはロック爪70が回転可能に取り付けられ
ている。そして、ロック爪70は第1の立壁部64の回
転ドラムセル51側の端面(ストッパ)に当接し、ロック
スライダ62のスライド方向と略等しい方向より更に外
部方向への回転が禁止されている。又、ロック爪70は
一端部がロックスライダ62に、中間部が軸69に巻回
され、他端部がロック爪70に係止されたスプリング
(第3の付勢手段)71によって、第1の立壁部64に当
接する方向の付勢力を与えられている。
【0043】一方、扉56の裏面(回転ドラムセル51
との対向面)の回転端部には、ロック爪70が係合可能
な固定ロック爪72がねじ73を用いて取り付けられて
いる。尚、この固定ロック爪72には、ロック爪70方
向に延出する長孔(図示せず)が穿設され、突出量が調整
可能となっている。
【0044】回転ドラムセル51の各セル52の奥部に
は、再生記録媒体50のリーダブロック80に当接する
リーダブロック押込み突起81が形成されている。次
に、上記構成の作動を図6から図8を用いて説明する。
先ず、再生記録媒体50を回転ドラムセル51のセル5
2に載置し、扉56をスプリング59の付勢力に抗して
閉めて行くと、固定ロック爪72がスプリング71によ
って付勢されているロック爪70を第1の立壁部64よ
り離反する方向に押すと共に、媒体突出検出プレート5
8が再生記録媒体50の後端面を押す(図6)。
【0045】更に、扉56を閉めて行くと、媒体突出検
出プレート58が再生記録媒体50の後端面を押し続
け、固定ロック爪72とロック爪70との係合が解除さ
れ、ロック爪70はスプリング71により、再び、第1
の立壁部64に当接する。更に、再生記録媒体50の前
端面がセル52の奥部の壁に当接する(図7)。
【0046】この時、リーダブロック80が再生記録媒
体50に対して正規の位置にセットされていなくとも、
リーダブロック押込み突起81に再生記録媒体50のリ
ーダブロック80が当接し、リーダブロック80を再生
記録媒体の正規の位置にセットする。
【0047】ここで、扉56を閉める力を解除すると、
扉56はスプリング59の付勢力により、開方向へ回転
する。しかし、第1の立壁部64に当接するロック爪7
0に固定ロック爪72が押接し、これ以上の開方向への
回転が禁止されるロック状態となる。この状態では、媒
体突出検出プレート58の先端面と回転ドラムセル51
のセル52にセットされた再生記録媒体50の後端面と
の距離Lは、回転ドラムセル51が回転駆動されても、
再生記録媒体50が、キャビネット53側の機構等に干
渉しない距離に設定されている(図8)。
【0048】そして、回転ドラムセル51が回転駆動さ
れるが、扉56はスプリング59の付勢力によって、扉
56の固定ロック爪72がロック爪70に押接している
ので、扉56が回転ドラム51に干渉することはない
(図9)。
【0049】このロック状態を解除するには、スプリン
グ63の付勢力に抗してロックスライダ62の操作つま
み部68を開口54より離反する方向に移動させること
で、固定ロック爪72とロック爪70との当接が解除さ
れ、扉56はスプリング59の付勢力により開方向へ回
転する。
【0050】又、再生記録媒体50を回転ドラムセル5
1のセル52に対して誤挿入すると、図10に示すよう
に、セル52の斜面90に再生記録媒体50の角部が当
接し、それ以上の挿入が禁止されるので、扉56はロッ
ク位置迄回転することができず、扉56は開いてしまう
ので、操作員は容易に再生記録媒体50の誤挿入を知る
ことができる。
【0051】上記構成によれば、媒体突出検出プレート
58の突出量を調整することで扉56に干渉することな
く、回転ドラムセル51が回転できる。再生記録媒体5
0の誤挿入がある場合には扉56はロック位置まで回転
できず、誤挿入の検出を確実におこなえる。
【0052】又、図15に示すようなモータ等を用いて
おらず、簡単な構成で、軽量である。更に、セル52に
リーダブロック押込み突起81を形成したことにより、
リーダブロック80の再生記録媒体50よりの外れを防
止できる。
【0053】又、媒体突出検出プレート58及びロック
爪70の突出量を調整可能としたことにより、扉56,
回転ドラムセル51及びロック機構60の寸法のばらつ
きを吸収することができる。
【0054】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、回転
ドラムセルの回転を妨げない位置で扉の移動を禁止する
ロック機構を設けたことにより、回転ドラムセルは扉
干渉することなく、回転することができる。又、再生記
録媒体の誤挿入がある場合には、扉がロック位置まで回
転できず、確実に誤挿入を検出できる。
【0055】又、ロックスライダに回転可能なロック爪
を有したロック装置を用いたことにより、構成が簡単
で、軽量となる。更に、リーダブロック押込みブロック
を設けたことにより、リーダブロックがリーダブロック
押込み突起に当接し、再生記録媒体の正規の位置にセッ
トされる。
【0056】又、更に、第1の突起及び第2の突起の突
出量をそれぞれ調整可能としたことにより、扉,回転ド
ラムセル及びロック機構の寸法のばらつきを吸収するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1記載の発明の原理図である。
【図2】本発明の一実施例の平面構成図である。
【図3】図2における正面図である。
【図4】図2におけるロック機構の拡大正面図である。
【図5】図4におけるA-A断面図である。
【図6】作動を説明する図である。
【図7】作動を説明する図である。
【図8】作動を説明する図である。
【図9】作動を説明する図である。
【図10】作動を説明する図である。
【図11】ライブラリ装置の全体構成を説明する図であ
る。
【図12】ドラム型大量投入排出装置を説明する図であ
る。
【図13】図12に示す装置における誤挿入防止機構を
説明する図である。
【図14】図13における作動を説明する図である。
【図15】問題点を説明する図である。
【符号の説明】
40 セル 41 回転ドラムセル 42 壁 43 開口 44 再生記録媒体 45 扉 46 ロック機構

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円周方向及び軸方向にそれぞれ複数のセ
    ルが形成された回転ドラムセルと、該回転ドラムセルと
    外部とを仕切る壁と、該壁に開設され、前記回転ドラム
    ルの軸方向のある一列のセルに対して再生記録媒体を
    外部より一括投入/外部へ一括排出する開口と、前記
    前記開口の一方の辺近傍で前記回転ドラムセルの軸と
    平行な回転軸を有し、前記回転ドラムセルのルにセッ
    トされた再生記録媒体の後端面を押圧する扉とを有する
    ライブラリ装置において、 前記壁には、前記扉を外部方向に付勢する第1の付勢手
    段が設けられ、更に、前記壁には、前記扉が前記再生記
    録媒体を前記回転ドラムセルのセル内に押し込めるよう
    に、前記扉の装置外部より装置内部への回転を許容し、
    一方、前記再生記録媒体がセットされた前記回転ドラム
    ルの回転を妨げない位置で前記扉の開方向の移動を禁
    止するロック機構が設けられ、 前記ロック機構は、 前記壁の開口の他方の辺近傍に設けられ、前記開口へス
    ライド可能に設けられたロックスライダと、 該ロックスライダを前記開口方向に付勢する第2の付勢
    手段と、 前記ロックスライダ先端部に、前記扉の回転平面と平行
    な面上で回転可能に設けられ、前記扉の回転端部が当接
    可能なロック爪と、 該ロック爪の前記ロックスライダのスライド方向と略等
    しい方向より更に外部方向への回転を禁止するストッパ
    と、 前記ロック爪を前記ストッパ方向へ回転付勢する第3の
    付勢手段と、 からなる ことを特徴とするライブラリ装置。
  2. 【請求項2】 前記セルに再生記録媒体のリーダブロッ
    クに当接するリーダブロック押込み突起を設けたことを
    特徴とする請求項1記載のライブラリ装置。
  3. 【請求項3】 前記扉のセル対向面に、再生記録媒体の
    後端面に当接可能な第1の突起を設け、該第1の突起の
    突出量を調整可能としたことを特徴とする請求項1又は
    記載ライブラリ装置。
  4. 【請求項4】 前記扉のセル対向面に、前記ロック爪に
    係合可能な第2の突起を設け、該第2の突起の突出量を
    調整可能としたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れか1つに記載ライブラリ装置。
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