JP3423455B2 - ライブラリ装置 - Google Patents

ライブラリ装置

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JP3423455B2
JP3423455B2 JP31169994A JP31169994A JP3423455B2 JP 3423455 B2 JP3423455 B2 JP 3423455B2 JP 31169994 A JP31169994 A JP 31169994A JP 31169994 A JP31169994 A JP 31169994A JP 3423455 B2 JP3423455 B2 JP 3423455B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は一般的にライブラリ装置
に関し、特に、ライブラリ装置のアクセッサとドライブ
ユニットの間での記録媒体カートリッジの受け渡し機構
に関する。 【0002】ライブラリ装置は、光ディスクカートリッ
ジ又は磁気テープカートリッジ等の情報記録媒体カート
リッジを内部に多数収容し、選択されたカートリッジを
装置内部のドライブユニットにロードし、媒体に情報を
記録/再生する装置である。 【0003】特に近年、マルチメディア、画像データや
グラフィックデータのような大容量を必要とするデータ
の検索に光ディスクライブラリ装置の需要が増えてお
り、設置スペースが小さく、より多くの光ディスクカー
トリッジを収容できる大容量な光ディスクライブラリ装
置が望まれている。 【0004】 【従来の技術】一般的に光ディスクライブラリ装置は、
光ディスクカートリッジの投入及び排出を行うカートリ
ッジアクセスステーション(CAS)と、カートリッジ
を収容する複数のセルを有するセルドラムと、光ディス
クカートリッジに対してデータの記録再生を行うドライ
ブユニットと、カートリッジアクセスステーション、セ
ルドラム及びドライブユニットの間でカートリッジを搬
送するアクセッサとから構成される。 【0005】このような光ディスクライブラリ装置は、
コンピューターの大容量外部記憶装置として最近よく用
いられており、無人化しても確実に作動する信頼性が要
求される。 【0006】アクセッサはガイドシャフトに沿って垂直
方向に移動可能なハンドユニット又はハンド機構を備え
ており、ハンドユニットはカートリッジを把持するため
の一対のフィンガを有している。 【0007】ハンドユニットにはフィンガの開閉動作、
ハンドの前後方向へのスライド動作及びカートリッジを
反転してドライブユニットに挿入するための面反転動作
が要求される。従来のアクセッサハンドユニットでは、
これらの各動作に専用のモータを用いていた。 【0008】このため、上下方向に移動するアクセッサ
機構部に3個のモータが取り付けられ、重量増加及びア
クセッサの容量を大きくする原因となっていた。従来の
アクセッサでは、この機構部を上下に駆動するモータに
必要な駆動電力は約150ワット程度必要であった。 【0009】従来のアクセッサハンドユニットでは、フ
ィンガやカートリッジを押し出す部分が、ドライブユニ
ットの前面パネルと干渉し、ドライブユニットのローデ
ィング位置までカートリッジを搬送することができなか
った。 【0010】このため従来は、安価な一般的なドライブ
ユニットをライブラリ装置に搭載する場合、ドライブユ
ニット毎にカートリッジ受渡し機構を取り付ける必要が
あり、かなりコスト高となっていた。 【0011】ライブラリ装置用に開発されたドライブユ
ニットでは、アクセッサとドライブユニットとの間で直
接カートリッジの受け渡しが可能である。しかし、ドラ
イブユニット内からカートリッジは排出ばねの作用によ
り強制的に排出されるので、アクセッサがドライブユニ
ットの前に移動したときしかカートリッジを排出するこ
とができないという問題があった。 【0012】即ち、ドライブユニットの前にアクセッサ
がいない場合にカートリッジをドライブユニットから強
制的に排出すると、カートリッジがドライブユニットか
ら飛び出してアクセッサの進路を塞いでしまうことがあ
るので、一般的にアクセッサがドライブユニットの前に
移動したときしかカートリッジを排出することはできな
い。 【0013】 【発明が解決しようとする課題】このように、アクセッ
サとドライブユニットとの間にカートリッジ受け渡し機
構が設けられていない場合には、ドライブユニット側で
カートリッジのリード/ライト等の処理が終了してもア
クセッサがそのドライブユニットの前に移動して来るま
でカートリッジの排出が待たされるため、アクセス時間
が長くなるという問題があった。 【0014】また、アクセッサの駆動制御手段は、ドラ
イブユニットの駆動制御手段の制御状況(排出動作の完
了、エラー等)を把握しつつ駆動制御を行わなければな
らず、ドライブユニット駆動制御手段はアクセッサ到着
を監視して排出動作を行わなければならず制御手段が複
雑になる。 【0015】よって本発明の目的は、アクセッサとドラ
イブユニットとの間で記録媒体カートリッジを迅速に受
け渡しすることが可能なライブラリ装置を提供すること
である。 【0016】 【課題を解決するための手段】本発明によると、ライブ
ラリ装置であって、ライブラリ装置内に記録媒体カート
リッジの投入及びライブラリ装置内から記録媒体カート
リッジの排出を行うカートリッジ投入排出機構と;記録
媒体カートリッジを収容する複数のセルを有するセルユ
ニットと;記録媒体カートリッジに対してデータの記録
再生を行なうとともに、該記録媒体カートリッジを排出
する排出手段を含んだドライブユニットと;前記カート
リッジ投入排出機構、前記セルユニット及び前記ドライ
ブユニットの間で記録媒体カートリッジを搬送するアク
セッサと;前記ドライブユニットの前部に対向して設け
られた、前記アクセッサで記録媒体カートリッジを前記
ドライブユニットに挿入するときには倒れて該記録媒体
カートリッジの挿入を許容し、前記ドライブユニットか
ら記録媒体カートリッジを排出するときには該記録媒体
カートリッジに衝突してその排出を阻止するストッパ手
段とを具備し;前記アクセッサは記録媒体カートリッジ
を把持するハンド機構を含んでおり、該ハンド機構はそ
の前端部に前記ストッパ手段に当接して該ストッパ手段
を記録媒体カートリッジ挿入方向に押し倒すように適合
した一対の突出部を有しており;前記ストッパ手段は該
突出部に対応して一対設けられおり、各ストッパ手段は
ライブラリ装置のベースに固定された支持部材と、該支
持部材に回動可能に支持された回動部材と、該回動部材
に回転可能に取り付けられたローラと、該回動部材を記
録媒体排出方向に回動可能に付勢する付勢手段と、該回
動部材の記録媒体排出方向への回動を制限する手段とを
含んでいることを特徴とするライブラリ装置が提供され
る。 【0017】 【作用】記録媒体カートリッジをドライブユニット内か
ら排出手段により強制的に排出すると、記録媒体カート
リッジがストッパ手段に衝突して、それ以上の排出が阻
止される。 【0018】よって、アクセッサがどこの位置にある場
合にも、例えばアクセッサが移動中でも、記録媒体カー
トリッジのドライブユニット内からの排出動作を行なう
ことができ、その結果アクセッサとドライブユニットの
間で記録媒体カートリッジを迅速に受け渡しすることが
できる。 【0019】アクセッサとドライブユニットはそれぞれ
アクセッサ制御手段及びドライブユニット制御手段によ
り独立して制御されるため、アクセッサとドライブユニ
ットとをシーケンシャルに制御する必要はなく、アクセ
ッサ及びドライブユニットの制御が簡単になる。 【0020】また、アクセッサとドライブユニットとの
間にカートリッジ受け渡し機構を設ける必要がないた
め、ドライブユニットとアクセッサ間の距離を縮めるこ
とができ、ライブラリ装置の小型化が可能である。 【0021】 【実施例】まず図1を参照すると、光ディスクライブラ
リ装置のハウジング17の前面側にはカートリッジ投入
排出口18が形成されている。 【0022】カートリッジ投入排出口18の周辺部には
複数のLED19及びLCDパネル20が設けられてい
る。光ディスクカートリッジ30はカートリッジ投入排
出口18から光ディスクライブラリ装置内に投入され
る。 【0023】カートリッジ投入排出口18及びLCDパ
ネル20が装置最上部に設けられているので、OA机の
下に置かれた光ディスクライブラリ装置に対する操作性
を向上することができる。 【0024】図2及び図3を参照すると、ハウジング1
7の内部には複数のセルを有するセルドラム3と、カー
トリッジアクセスステーション5が回転可能に設けられ
ている。セルドラム3と、カートリッジアクセスステー
ション5は同心上に配置されており、ロータリーエンコ
ーダー付きのモータ26により共に回転される。 【0025】ハウジング17中には更に、複数台の光デ
ィスクドライブユニット6と、セルドラム3、カートリ
ッジアクセスステーション5及びドライブユニット6の
間でカートリッジを搬送するアクセッサ2が設けられて
いる。 【0026】ロータリーエンコーダー付きのモータ21
の出力軸に固定されたプーリ22とハウジング17に回
転可能に取り付けられたプーリ23に渡りタイミングベ
ルト24がかけ回されている。 【0027】このタイミングベルト24に保持ブラケッ
ト42が固定され、保持ブラケット42にアクセッサ2
のハンドユニット40が取り付けられている。モータ2
1を回転すると、アクセッサハンドユニット40がガイ
ドシャフト25に沿って垂直方向に移動される。 【0028】セルドラム3は多数のセルを有しており、
各セルにはそれぞれ一巻ずつの光ディスクカートリッジ
が収納できるように構成されている。多数のセルのうち
特定のセルにはドライブユニット6の光ヘッドをクリー
ニングするためのクリーニングカートリッジが収納され
る。 【0029】カートリッジアクセスステーション5は、
オペレータが外部から投入した光ディスクカートリッジ
をアクセッサ2に受け渡す位置まで搬送したり、或い
は、使用済みのカートリッジをアクセッサ2から受け取
り、所定の位置まで搬送してカートリッジ投入排出口1
8を介して外部に排出する。 【0030】カートリッジアクセスステーション5には
透過型光センサ等から構成されたIDホールセンサ28
が設けられており、カートリッジアクセスステーション
5に投入されたクリーニングカートリッジを検出する。 【0031】複数のLED19は装置の状態表示(電源
投入状態、オンライン状態、ビジー状態)と警告とを行
う。LCDパネル20は、ヘッドクリーニング中及びク
リーニングカートリッジ交換時期等の各種メッセージを
表示する。 【0032】オペレータがカートリッジ投入排出口18
から光ディスクカートリッジ30を投入すると、カート
リッジアクセスステーション5のストッパ27にカート
リッジが当接する。 【0033】モータ26を駆動して、カートリッジアク
セスステーション5をセルドラム3と共に180°回転
し、カートリッジをアクセッサ2に受け渡す。アクセッ
サ2は光ディスクカートリッジを受け取ると、該カート
リッジを搬送してセルドラム3の指定されたセルにカー
トリッジを挿入する。 【0034】光ディスクカートリッジに対してデータの
記録或いは再生を行う場合には、アクセッサ2がセルド
ラム3の指定されたセルからカートリッジを取り出して
搬送し、指定されたドライブユニット6に挿入する。 【0035】光ディスクカートリッジの媒体に対するデ
ータの記録或いは再生が終了すると、アクセッサ2がド
ライブユニット6からカートリッジを取り出して搬送
し、セルドラム3の指定されたセルにカートリッジを挿
入する。 【0036】使用済の光ディスクカートリッジを外部に
排出する場合には、アクセッサ2がセルドラム3の指定
されたセルからカートリッジを取り出して搬送し、カー
トリッジアクセスステーション5に受け渡す。次いで、
モータ26を駆動してカートリッジアクセスステーショ
ン5を180°回転し、カートリッジ投入排出口18か
らカートリッジを外部に排出する。 【0037】次に、図4及び図5を参照して、光ディス
クドライブユニット6のカートリッジ強制排出機構の一
例について説明する。光ディスクカートリッジ30は、
カートリッジケース31内に光ディスク媒体32を回転
可能に収容して構成されている。 【0038】33はシャッタであり、通常はコイル状シ
ャッタばね35に付勢されてシャッタ33は閉じられて
いる。シャッタばね35の一端35aはカートリッジケ
ース31に係合し、他端35bはシャッタ33に係合し
ている。シャッタ33の先端にはシャッタ開閉部材37
が一体的に取り付けられている。 【0039】ドライブユニット6のカートリッジホルダ
10には軸14を回動中心としてL形状のカートリッジ
排出アーム13が回動可能に取り付けられている。カー
トリッジ排出アーム13は軸14に取り付けられたコイ
ルばね15により時計回り方向に付勢されている。16
はコイル状のカートリッジ排出ばねであり、その一端が
カートリッジ排出アーム13に係合し、その他端がシャ
ッタ開閉ローラ12に係合している。 【0040】図4に示したように、光ディスクカートリ
ッジ30をドライブユニット6のカートリッジホルダ1
0内に挿入すると、カートリッジ排出ばね16の付勢力
に抗してシャッタ開閉ローラ12がローラ溝11中を奥
側に移動するように押される。 【0041】これと同時に、シャッタ開閉ローラ12の
移動によりシャッタ開閉部材37がシャッタばね35の
付勢力に抗して押されるためシャッタ33が開き、窓3
4が開口して光ディスク媒体32が露出する。 【0042】光ディスクカートリッジ30を更に押し込
むと、図5に示したようにシャッタ33が一杯に開き、
シャッタ開閉ローラ12がカートリッジケース31に設
けた切り欠き38中に落ち込むとともに、ロック部材8
が突出してカートリッジ排出アーム13を図5に示した
状態でロックする。この状態では、シャッタ排出ばね1
6は図5に示したような形状に変形する。 【0043】図5に示すようにシャッタ33を一杯に開
いた状態で、光ディスク媒体32が光ディスクドライブ
ユニット6のスピンドルに搭載され、チャックされる。
光ディスク媒体32をスピンドルモータで高速で回転さ
せながら、光ヘッドにより光ディスク媒体32にデータ
のライト/リードを行う。 【0044】カートリッジを排出したい場合には、光デ
ィスクライブラリ装置に接続されたホストコンピュータ
がカートリッジ排出コマンドを発行する。これにより、
ロック部材8とカートリッジ排出アーム13との係合が
解かれるため、カートリッジ排出アーム13はコイルば
ね15の付勢力により時計回り方向に回動し、これにつ
れてシャッタ開閉ローラ12がカートリッジ排出ばね1
6に押されながらローラ溝11中を走行する。 【0045】シャッタ開閉ローラ12がローラ溝11中
を走行すると、光ディスクカートリッジ30はシャッタ
開閉ローラ12に押されてカートリッジホルダ10内か
ら排出される。 【0046】このように、光ディスクライブラリ装置に
接続されているホストコンピュータからカートリッジ排
出コマンドが発行されると、光ディスクカートリッジ3
0はカートリッジ排出ばね16の付勢力によりドライブ
ユニット6内から強制的に排出される。このため、カー
トリッジ排出ばね16の付勢力が強すぎる場合には、カ
ートリッジ30がドライブユニット6内から抜け出てし
まうおそれがある。 【0047】そこで本発明は、ドライブユニット6の前
部に対向してストッパを設けることにより、カートリッ
ジ30の所定量以上の排出を阻止するようにした光ディ
スクライブラリ装置を提供する。 【0048】以下、図6乃至図14を参照して、本発明
の特徴部分について詳細に説明する。まず図6及び図7
を参照すると、カートリッジ排出時の本発明の実施例平
面図、側面図がそれぞれ示されている。図6に示すよう
に、光ディスクドライブユニット6の前部に対向して一
対のストッパ機構48が設けられている。 【0049】ハンドユニット40は一対の開閉可能なフ
ィンガ44,46を有しており、その前端部には光ディ
スクカートリッジ30を光ディスクドライブユニット6
内に押し込むための一対の突出部45が設けられてい
る。 【0050】ストッパ機構48はこれらの突出部45に
対応する位置に設けられている。図7に示すように、各
ストッパ機構48は光ディスクライブラリ装置に固定さ
れた支持部材50にねじ52により取り付けられてい
る。 【0051】図8を参照して、ストッパ機構48の構造
を詳細に説明する。図8(A)に示すように、一対の支
持部材54a,54bが連結部材56により所定間隔離
間して一体的に連結されている。連結部材56にはライ
ブラリ装置の支持部材50にねじ締結するための穴5
7,58が形成されている。 【0052】各支持部材54a,54bの上端部分に形
成した穴55中にシャフト60が遊嵌されている。シャ
フト60には断面U形状の回動部材64が回動可能に取
り付けられている。回動部材64の上端部に形成した穴
65中にシャフト66が回転可能に挿入されている。シ
ャフト66にはローラ68が取り付けられている。 【0053】支持部材54a,54bに回転可能に取り
付けられたシャフト60上にはコイルばね62が取り付
けられている。コイルばね62の一端は支持部材54a
に係合し、その他端は回動部材64に係合している。 【0054】これにより、回動部材64はコイルばね6
2の付勢力により図8(B)で反時計回り方向に付勢さ
れている。支持部材54bには回動規制部材70が固定
されており、図8(B)に示すようにこの回動規制部材
70に回動部材64の先端64aが衝突することによ
り、回動部材64の反時計回り方向の回動が制限されて
いる。 【0055】図6及び図7に示すように、光ディスクド
ライブユニット6から光ディスクカートリッジ30が排
出ばね16の付勢力により排出されると、カートリッジ
30の先端がストッパ機構48のローラ68に衝突し、
カートリッジ30のそれ以上の排出が阻止される。 【0056】この状態から図9及び図10に示すよう
に、アクセッサのハンドユニット40がドライブユニッ
ト6に接近すると、ハンドユニット40の突出部45が
ストッパ機構48のローラ68に衝突して、コイルばね
62の付勢力に抗してローラ68を図10で矢印Rで示
すように時計回り方向に回動させる。 【0057】このようにストッパ機構48のローラ68
がハンドユニット40に衝突して倒れるため、ハンドユ
ニット40の突出部45をドライブユニット6内に挿入
することができ、図10に示すようにカートリッジ30
はハンドユニット40の突出部45に押されてドライブ
ユニット6内にわずかばかり押し戻される。 【0058】この状態からハンドユニット40をドライ
ブユニット6からゆっくりと後退させると、ストッパ機
構48のローラ68は図10に示すように倒れた状態に
保たれて、カートリッジ30が排出ばね16の付勢力に
よりローラ68を排出方向に乗り越えることができる。 【0059】このようにカートリッジ30がストッパ機
構48のローラ68を乗り越えてドライブユニット6か
ら十分に排出されると、図11及び図12に示すように
ハンドユニット40のフィンガ44,46によりカート
リッジ30を把持することができ、カートリッジ30は
アクセッサのハンドユニット40によりドライブユニッ
ト6内から引き出される。 【0060】次に図13及び図14を参照して、ドライ
ブユニット6内へのカートリッジの挿入動作について説
明する。図13に示すように、カートリッジ30はアク
セッサ2により矢印A方向に移動されて、ドライブユニ
ット6内に挿入される。 【0061】このとき、図9及び図10を参照して説明
したように、ストッパ機構48のローラ68はコイルば
ね62の付勢力に抗してハンドユニット40の押し込み
力により、図14に矢印Rで示すように時計回り方向に
回動するため、カートリッジ30をドライブユニット6
内に挿入することができる。 【0062】次に、図15を参照して、ライブラリ装置
の制御系について説明する。ライブラリ装置1のアクセ
ッサコントローラ70がアクセッサ2、セルドラム3及
びCAS5を制御する。アクセッサコントローラ70は
ライブラリコントローラ72に接続されており、ライブ
ラリコントローラ72により制御される。 【0063】各ドライブユニット6はカートリッジロー
ド/アンロード駆動部78と、リード/ライト回路80
と、ROM82とを含んでおり、これらはドライブユニ
ットコントローラであるMPU84により制御される。 【0064】各ドライブユニット6のMPU84はライ
ブラリコントローラ72に接続されており、ライブラリ
コントローラ72により制御される。ライブラリコント
ローラ72はインターフェイス74を介してホストコン
ピュータ76に接続されている。 【0065】ライブラリコントローラ72はアクセッサ
コントローラ70及び各ドライブユニット6のMPU8
4を独立して制御する。例えば、ドライブユニット6内
からカートリッジ30を排出するときには、ライブラリ
コントローラ72はドライブユニット6のMPU84に
カートリッジアンロード命令を送出し、アクセッサコン
トローラ70へカートリッジ取り出し命令を並行して送
出する。 【0066】カートリッジアンロード動作はアクセッサ
2がドライブユニット6に到着するまでに完了するが、
ストッパ機構48が設けられているためカートリッジ3
0のドライブユニット6からの飛び出しがないので、ア
クセッサの移動はカートリッジ排出動作の完了後に行っ
てもよい。 【0067】従来のライブラリ装置では、アクセッサが
該当するドライブユニットに到着するのを待って、ライ
ブラリコントローラがドライブユニットにカートリッジ
アンロード命令を出していたため、動作がシーケンシャ
ルになり時間がかかるとともに、コントローラがソフト
的にもハード的にも複雑になっていた。 【0068】 【発明の効果】本発明は以上詳述したようにドライブユ
ニットの前部に対向してストッパ機構を設けたので、ア
クセッサの位置の如何にかかわらず記録媒体カートリッ
ジをドライブユニット内から排出することができるた
め、アクセッサとドライブユニットの間で記録媒体カー
トリッジを迅速に受け渡しすることができるという効果
を奏する。 【0069】アクセッサ及びドライブユニットはそれぞ
れ独立して制御されるため、各々をコントローラを介し
て接続してシーケンシャルな動作をさせるような複雑な
制御は不要である。
【図面の簡単な説明】 【図1】光ディスクライブラリ装置の外観斜視図であ
る。 【図2】光ディスクライブラリ装置の透視図である。 【図3】光ディスクライブラリ装置の断面図である。 【図4】カートリッジ挿入時のドライブユニットのカー
トリッジ排出機構の背面図である。 【図5】カートリッジを完全に挿入した状態のカートリ
ッジ排出機構の背面図である。 【図6】カートリッジ排出時の実施例平面図である。 【図7】図6の側面図である。 【図8】ストッパ機構の実施例を示す図である。 【図9】カートリッジ排出動作を示す平面図である。 【図10】図9の側面図である。 【図11】カートリッジ排出動作を示す平面図である。 【図12】図11の側面図である。 【図13】カートリッジ挿入動作を示す側面図である。 【図14】カートリッジをドライブユニット内に挿入し
た状態を示す側面図である。 【図15】ライブラリ装置の制御系ブロック図である。 【符号の説明】 2 アクセッサ 6 光ディスクドライブユニット 30 光ディスクカートリッジ 40 ハンドユニット 44,46 フィンガ 48 ストッパ機構 64 回動部材 68 ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 17/22 - 17/30

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 ライブラリ装置であって、 ライブラリ装置内に記録媒体カートリッジの投入及びラ
    イブラリ装置内から記録媒体カートリッジの排出を行う
    カートリッジ投入排出機構と; 記録媒体カートリッジを収容する複数のセルを有するセ
    ルユニットと; 記録媒体カートリッジに対してデータの記録再生を行な
    うとともに、該記録媒体カートリッジを排出する排出手
    段を含んだドライブユニットと; 前記カートリッジ投入排出機構、前記セルユニット及び
    前記ドライブユニットの間で記録媒体カートリッジを搬
    送するアクセッサと; 前記ドライブユニットの前部に対向して設けられた、前
    記アクセッサで記録媒体カートリッジを前記ドライブユ
    ニットに挿入するときには倒れて該記録媒体カートリッ
    ジの挿入を許容し、前記ドライブユニットから記録媒体
    カートリッジを排出するときには該記録媒体カートリッ
    ジに衝突してその排出を阻止するストッパ手段とを具備
    し; 前記アクセッサは記録媒体カートリッジを把持するハン
    ド機構を含んでおり、該ハンド機構はその前端部に前記
    ストッパ手段に当接して該ストッパ手段を記録媒体カー
    トリッジ挿入方向に押し倒すように適合した一対の突出
    部を有しており; 前記ストッパ手段は該突出部に対応して一対設けられお
    り、各ストッパ手段はライブラリ装置のベースに固定さ
    れた支持部材と、該支持部材に回動可能に支持された回
    動部材と、該回動部材に回転可能に取り付けられたロー
    ラと、該回動部材を記録媒体排出方向に回動可能に付勢
    する付勢手段と、該回動部材の記録媒体排出方向への回
    動を制限する手段とを含んでいる ことを特徴とするライ
    ブラリ装置。
JP31169994A 1994-10-31 1994-12-15 ライブラリ装置 Expired - Fee Related JP3423455B2 (ja)

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