JPH08190760A - ディスクカートリッジオートチェンジャー装置 - Google Patents

ディスクカートリッジオートチェンジャー装置

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JPH08190760A
JPH08190760A JP1857795A JP1857795A JPH08190760A JP H08190760 A JPH08190760 A JP H08190760A JP 1857795 A JP1857795 A JP 1857795A JP 1857795 A JP1857795 A JP 1857795A JP H08190760 A JPH08190760 A JP H08190760A
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JP
Japan
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cartridge
stocker
disc
drive device
disk
Prior art date
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Application number
JP1857795A
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English (en)
Inventor
Akira Kurozuka
章 黒塚
Eiichi Hanakawa
栄一 花川
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多くのディスクカートリッジを判り易く整理
しながら、自在に入れ替えることのできるカートリッジ
オートチェンジャー装置を実現すること。 【構成】 多数のディスクカートリッジ1を収納するた
め、ストッカー2を設ける。ストッカー2に対して特定
のカートリッジ1を抜き差しする挿脱装置3を設ける。
また抜き出されたカートリッジ1をローディングして記
録再生するドライブ装置4を上下動自在に設ける。更に
ストッカー2の各スロットをストッカー2の前面及び後
面に渡るように形成し、前面から手でカートリッジ1を
抜き差しできるようにし、後面から挿脱装置3を用いて
カートリッジ1を自動でドライブ装置4に装着できるよ
うに構成する。カートリッジ1を装着するには、ストッ
パー2aとフック3aを動かし、カートリッジ引き込み
装置4aによりディスクをドライブ装置に挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、オーディオ、ビデオ、
データなどの記録媒体であるディスクを複数枚収納し、
これらのディスクを選択して情報を記録再生するディス
クカートリッジオートチェンジャー装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】オーディオディスクやビデオディスク、
またコンピューターのデータ記憶装置としてディスク装
置が広く用いられている。光ディスク又はハードディス
ク等の記録密度の向上に伴い、AV機器のみならずパー
ソナルコンピューターの小型化とポータブル化が進み、
より小型なディスク装置が要望されている。
【0003】一方、情報処理で扱われるデータ量は増大
の一途を辿り、パッケージソフトの巨大化のみならず個
人用のパーソナルコンピュータ上でも、デジタルオーデ
ィオやデジタル画像など、1つのファイルで数十MB
(メガバイト)以上を要するファイルを扱うようになっ
てきた。このような大量のデータの格納場所として、記
録容量が大きく、且つ記録媒体の交換が可能という利便
性をも兼ね備えた光ディスクドライブの出現が期待され
ている。このため特に大規模なデータベースの記憶装置
として、光ディスクのオートチェンジャー装置が開発さ
れている。
【0004】次に図面を参照しながら、この様なディス
クカートリッジオートチェンジャー装置の構成について
説明する。図7は従来のディスクカートリッジオートチ
ェンジャー装置の構成を示す側面図であり、図8は一般
的なディスクカートリッジの構造を示す斜視図である。
【0005】まず、図8に示すようにカートリッジ1は
光ディスク又はフレキシブルディスク(以下、このよう
な記録媒体をディスクと呼ぶ)を収納して保持するもの
で、両側面には複数の切り欠き1aが設けられている。
またカートリッジ1の上面、背面、下面の一部にインデ
ックスシール1bが貼られており、ディスクドライブに
挿入される側の先端部にシャッター1cが設けられる。
インデックスシール1bはディスク1dのタイトルや、
記録された情報の内容をメモするものである。このイン
デックスシール1bはカートリッジ1の両面にわたって
巻きつけて貼られるので、カートリッジ1の挿入方向と
逆の端面(以下、背面と呼ぶ)にもタイトル等を記入で
き(図8では「アプリケーションA」と記入されてい
る)、ラックなどに多数重ねて収納しても整理が容易と
なっている。
【0006】次に図7において、多数のカートリッジ1
は、そのシャッター1cの側からストッカー71の各ス
ロットに挿入して収納される。この状態で多数のカート
リッジ1が縦に並ぶことになる。またカートリッジ1は
図示のように側面の切り欠き1aが見えるような状態で
ストッカー71に保持されている。
【0007】ディスク1dに情報を記録又は再生するド
ライブ装置75は、カートリッジ1を挿入するスロット
76がストッカー71のスロットに並行に並ぶように固
定されている。また、ガイドシャフト74がカートリッ
ジ1の並ぶ方向(矢印B方向)に設置されている。移送
装置73は挿脱装置72を支持した状態でガイドシャフ
ト74に添って移動するものである。挿脱装置72はス
トッカー71から露出したカートリッジ1の背面に向か
って移動し、カートリッジ1を挿脱する装置である。挿
脱装置72は切り欠き1aを利用してカートリッジ1を
把握及び保持し、図の矢印Aの方向にスライドすること
により、カートリッジ1をストッカー71から抜去又は
挿入する。また挿脱装置72はカートリッジ1をドライ
ブ装置75に挿入したり、引き出したりする。
【0008】次に、カートリッジ1の設置方法、及びデ
ィスクカートリッジオートチェンジャー装置(以下、装
置と呼ぶ)の動作について説明する。まずカートリッジ
1を設置するには、ストッカー71を装置から取り出す
か、又は装置内でストッカー71を回転させて挿入口を
手前に向ける。次に所定枚数のカートリッジ1を収納し
た後、ストッカー71を元の状態に戻す。
【0009】次に、装置が特定のディスクをアクセスす
る指令を受けると、移送装置73が矢印Bの方向に動
き、ストッカー71内の選択されたカートリッジ1に対
応する位置まで移動する。そして挿脱装置72を動作さ
せ、カートリッジ1を保持した状態でストッカー71か
ら抜き出す。その後、移送装置73はドライブ装置75
の位置まで矢印B方向に移動し、再び挿脱装置72を駆
動して選択されたカートリッジ1をドライブ装置75に
挿入する。矢印C方向に挿入されたカートリッジ1は、
ドライブ装置75内でローディングされ、記録再生ヘッ
ドを介して情報の記録や読み出しが行われる。
【0010】装置が別のディスク1dをアクセスする指
令を受けると、記録再生の終わったカートリッジ1はド
ライブ装置75より引き抜かれ、露出した部分が挿脱装
置72により保持されて、ドライブ装置75の外に出さ
れる。次に移送装置73は、抜き出されたカートリッジ
1をストッカー71の元の位置に戻す。そして新たにア
クセスするカートリッジ1の位置まで移動する。以下、
同様の手順で、次のディスク1dへのアクセスを行う。
また一旦ストッカー71に収納したカートリッジ1を交
換する場合は、最初に収納したときと同様に、ストッカ
ー71を装置から取り出すか、又はストッカー71を回
転させて、挿入口を手前に向けて交換する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のディ
スクカートリッジオートチェンジャー装置においては、
挿脱装置72が、カートリッジ1の背面側を保持してス
トッカー71から抜き出し、そのままドライブ装置75
の位置まで移動して、ドライブ装置75のスロットに挿
入するようにしている。このため以下の問題点が生じ
る。
【0012】(1)カートリッジ1をストッカー71に
挿入する側に挿脱装置72や移送装置73があり、その
ままの位置ではストッカー71の挿入口を装置の前面に
開放することができない。このためカートリッジ1を収
納又は交換する際には、ストッカー71を装置から取り
出すか、またはストッカー71を回転させるなどして、
一旦ストッカー71の挿入口を、カートリッジ1を挿入
し易い向きに移動する必要がある。
【0013】また、カートリッジ1の背面は装置内に閉
鎖されることになり、背面のインデックスシール1bに
表示されたディスク1dのタイトルや記録内容を装置の
外から確認することはできない。このため、ストッカー
71内のカートリッジ1の全部又は一部を頻繁に入れ替
えるような用途には向かず、本装置は例えば大規模なデ
ータベースの記憶装置などに用途が限られていた。
【0014】(2)あるディスクから別のディスクへア
クセスする際、ドライブ装置75から排出されたカート
リッジ1を、一旦ストッカー71の元の位置に戻し、そ
の後別のカートリッジ1の位置まで移動する。そして目
標とするカートリッジ1を抜き出し、再びドライブ装置
75の位置まで移動してカートリッジ1を挿入しなけれ
ばならない。このため挿脱装置72の移動距離が長くな
り、ディスク間のアクセスに要する時間が長くなる。
【0015】(3)ドライブ装置75の挿入スロットが
ストッカー71の挿入口と並ぶように置かれるため、装
置の寸法が大きくなり、限られた寸法の範囲では収納可
能なカートリッジ数が減少するという問題がある。
【0016】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたものであって、大容量で且つ記録媒体の交換可
能なディスクの特徴を生かし、コンパクトで、個人的な
用途でも大きなサイズのファイル(情報)を扱い易く
し、また多くのディスクカートリッジを判り易く整理し
ながら、自在にディスクカートリッジを入れ替えてデー
タのやり取りができるカートリッジオートチェンジャー
装置を実現することを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は装置前面より挿
入されるディスクカートリッジを複数枚収納するストッ
カーと、ストッカーからカートリッジの1枚を抜き差し
する挿脱装置と、抜き出されたカートリッジをローディ
ングして情報を記録再生するディスクドライブ装置と、
ディスクドライブ装置及び挿脱装置を、ストッカー内の
任意のカートリッジの位置に夫々独立に移動する移送装
置と、を具備し、ストッカーは、前面に開放されたカー
トリッジの挿入口、該挿入口と対称な面にカートリッジ
を排出する排出口、及び排出口に開閉自在に設けられカ
ートリッジの一端を保持するストッパー、を有するもの
であり、挿脱装置は、カートリッジ側面に形成された切
り欠きに挿入されるフック、及びフックをカートリッジ
の挿入方向及びその逆方向に駆動する駆動装置、を有す
るものであり、移送装置は、ディスクドライブ装置の摺
動軸となるドライブガイド、及びストッカーの側壁に上
下に沿って設けられて挿脱装置を案内するガイドレー
ル、を有するものであり、ディスクドライブ装置は、デ
ィスクに情報を記録又は再生する記録再生機構、及びス
トッカー排出口に対面して配置されてカートリッジを引
き込み及び排出するローラを含むカートリッジ引き込み
装置、を有することを特徴とするものである。
【0018】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば、スト
ッカーの前面に開放された挿入口からカートリッジを挿
入すると、排出口のストッパーによりカートリッジはス
トッカー内で一定の位置に収納される。つぎに挿脱装置
がストッカーの側面に添ってカートリッジの並ぶ方向に
移動し、カートリッジの側面に形成した切り欠きにフッ
クを挿入する。特定のディスクをアクセスする指令を受
けると、ドライブ装置と挿脱装置とが夫々目指すカート
リッジの位置まで移動する。そしてストッパーが開放さ
れ、カートリッジがディスクドライブ装置側に移動可能
な状態になる。その後挿脱装置のフックがディスクドラ
イブ装置の方向に駆動し、カートリッジの先端がディス
クドライブ装置の挿入口まで引き出される。つぎに挿脱
装置はカートリッジの切り欠きからフックをはずし、カ
ートリッジ引き込み装置によりカートリッジがディスク
ドライブ装置内に挿入される。こうしてディスクの情報
の記録や読み出しが開始される。
【0019】また別のディスクをアクセスする際には、
上記と逆の手順で前のカートリッジをストッカーの元の
位置に戻し、ドライブ装置と挿脱装置とを次のカートリ
ッジの位置に移動させる。カートリッジをストッカーか
ら取り出すときは、指示されたカートリッジの位置に挿
脱装置のみが移動する。そしてフックをストッカーの方
向に駆動して、カートリッジの背面をストッカーの挿入
口から必要量だけ押し出す。こうすると装置前面よりカ
ートリッジを簡単に取り出せる。
【0020】
【実施例】本発明の一実施例のディスクカートリッジオ
ートチェンジャー装置について、図を参照しながら説明
する。図1は本実施例のディスクカートリッジオートチ
ェンジャー装置の構成を示す斜視図であり、図2はその
正面図、図3はその側面図である。
【0021】図1、2、3において、カートリッジ1は
従来例と同一のカートリッジでありストッカー2に水平
に挿入され、縦方向(z方向)に複数枚が収納されるも
のとする。ストッカー2は箱状のもので、多数のカート
リッジ1を各段に分けて収納するため、多数のスロット
2eが設けられている。ストッカー2の前面(−y方
向)はカートリッジ1の挿入口となり、前面スロットと
しての機能を有している。
【0022】図4はディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置の構成を示す水平(xy面)切断図であり、
ストッカー2に設けられる各種の機構部品の配置を示し
ている。図3、図4に示すようにストッカー2の奥行き
(y方向)寸法は、カートリッジ1の寸法より短く、収
納されたカートリッジ1の先端部はストッカー2の排出
口から側面の切り欠き1aが露出するよう保持され、位
置決めされている。図4に示すように、ストッカー2の
左側の側壁2fにストッパー2a、センサー2b、板ば
ね2cが取付けられている。また右側の側壁2gに1対
のガイドレール2dが形成されている。
【0023】板ばね2cは、カートリッジ1の側面の背
面に近い方の切り欠き1aに入り込み、カートリッジ1
の位置がずれるのを防止するばねである。またセンサー
2bはカートリッジ1の有無を検出するセンサーであ
る。ストッパー2aはL字状の部材で、ストッカー2の
側壁2fの端部を回転軸として回動するものである。ス
トッパー2aはカートリッジ1の挿入位置を規制するも
ので、カートリッジ1が収納された状態ではストッパー
2aの一辺がカートリッジ1の前面を係止している。ま
たカートリッジ1を引き出す際には、ストッパー2aが
CCW方向に回動する。
【0024】ガイドレール2dはその断面形状がL字状
をしたレールであり、ストッカー2の側面にカートリッ
ジ1の並ぶ方向(z方向)と平行に1対設けられてい
る。ガイドレール2dは挿脱装置3をz方向に移動させ
る案内レールである。挿脱装置3はカートリッジ1をス
トッカー2のスロット2eから挿脱する機構部品であ
り、フック3aと、フック3aを駆動する駆動機構部が
設けられている。フック3aはその先端部がカートリッ
ジ1の右前方に形成された切欠き1aと係合し、+y方
向と−y方向に移動する部材である。またフック3aは
+x、−x方向にも短いストロークで移動する。
【0025】つぎにドライブ装置4について説明する。
ドライブ装置4は従来例のドライブ装置75と同様に、
カートリッジ1を装着した後、ディスク1dを回転駆動
し、ディスク1dの情報を記録又は再生する記録再生機
構を有するディスクドライブ装置である。しかし従来例
と異なり、ドライブ装置4は図3に示すようにストッカ
ー2の背部でz方向に自在に移動するよう設けられてい
る。図3、図4に示すように、ドライブ装置3のカート
リッジ1の挿入口を有する部分に、カートリッジ引き込
み装置4aが取付けられている。カートリッジ引き込み
装置4aはローラ4bを含み、カートリッジ1が挿脱装
置3により挿入口まで案内されたとき、カートリッジ1
を更にドライブ装置のチャッキング位置まで搬送する機
構部である。
【0026】ドライブ装置4は左右1対のドライブガイ
ド4cにより上下摺動自在に保持されている。図3に示
すようにドライブガイド4cはケーシング5の下部の仕
切板に取付けられた棒状部材で、ラックとピニオンの一
部や、スクリュウシャフトで構成される場合もある。従
ってドライブ装置4は例えば周知のラックとピニオンで
駆動されたものでもよく、ベルト又はワイヤを用いて駆
動されるものであってもよい。ケーブル4dはケーシン
グ5の底板に固定された制御部6と、ドライブ装置4の
回路部とを結合するフレキシブルなケーブルである。
【0027】ここでガイドレール2dは図示しない駆動
機構と共に、挿脱装置3を上下に移動させる移送装置の
一部を構成している。さらにドライブガイド4cは図示
しない駆動機構と共に、ドライブ装置4を上下に移動さ
せる移送装置の一部を構成している。
【0028】図1に示すようにケーシング5はディスク
カートリッジオートチェンジャー装置の筐体であり、そ
の前方に開閉型の扉5aが取付けられている。扉5aは
透明又は半透明のパネルで構成され、図4に示す扉開閉
装置5cにより開閉する。ケーシング5の前面に表示部
5bが設けられ、ディスクカートリッジオートチェンジ
ャー装置の動作状態や、アクセス中のディスク1dに関
する情報が表示される。
【0029】ケーシング5の底板には制御部6とインタ
ーフェース部7が取付けられている。外部のコンピュー
タなどからの動作指令はインターフェース部7を介して
制御部6で処理される。そして挿脱装置3とドライブ装
置4とは夫々の移送装置(図示せず)によって独立に駆
動される。
【0030】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジオートチェンジャー装置の動作について、図4〜図
6を用いて説明する。図4に示すように、あらかじめ多
数のカートリッジ1をスロット2eの前面よりストッカ
ー2に挿入しておく。カートリッジ1を挿入すると、そ
の先端が閉じたストッパー2aに当たって止まる。これ
と同時に板ばね2cが切り欠き1aに係合し、この位置
にカートリッジ1が保持される。次にセンサー2bがカ
ートリッジ1の存在を制御部6に知らせる。そして特定
のディスク1dを選択する指示があると、制御部6は挿
脱装置3をガイドレール2dに沿って移動させ、特定し
たカートリッジ1の位置に来たら挿脱装置3を停止させ
る。これと同時に制御部6はドライブ装置4を移動先の
挿脱装置3と同じ位置に移動させる。そして挿脱装置3
を駆動してフック3aを−x方向に駆動し、切り欠き1
aに挿入する。
【0031】次に、図5に示すようにストッパー2aを
開き、挿脱装置3を駆動してフック3aをy方向に移動
させる。そうすると、カートリッジ1がストッカー2よ
り引き出される。やがてカートリッジ1の先端がカート
リッジ引き込み装置4aの部分に達すると、フック3a
を+x方向に移動させ、切り欠き1aからはずす。
【0032】次に図6に示すように、カートリッジ引き
込み装置4aのローラー4bを駆動し、カートリッジ1
をドライブ装置4の内部に挿入する。このときドライブ
装置4内のローディング機構(図示せず)によって、図
8のシャッター1cが開かれ、ディスク1dが記録、読
み取り可能な状態になる。なおストッパー2aはカート
リッジ1が通過した直後に閉じられる。
【0033】さて情報の記録、読み取りが終了すると、
逆の手順でカートリッジ1はストッカー2の元の位置に
戻される。制御部6が別のディスク1dをアクセスする
指令を受けていれば、直ちに挿脱装置3とドライブ装置
4とを別のディスク1dの位置に移動する。そして同様
の手順でカートリッジ1をストッカー2より引き出し、
ドライブ装置4に挿入して、情報の記録又は読み取りを
開始する。
【0034】一方、ディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置からカートリッジ1を取り出すという指令を
受けた場合、図6に示すように挿脱装置3のみが所定位
置に移動し、フック3aを切り欠き1aに挿入する。そ
して扉開閉装置5cにより扉5aを開いた後、挿脱装置
3を駆動してフック3aを−y方向に移動させる。こう
すると所望のカートリッジ1がストッカー2のスロット
2eの前面にわずかに押し出される。一般にカートリッ
ジの厚みは薄く、ストッカー2で収納されるピッチも小
さいので、指で直接取り出しにくい。しかし本実施例で
はカートリッジ1の背面がストッカー2から自動的に突
き出されるので、容易に取り出すことができる。
【0035】また一つのディスク1dに情報を記録又は
再生している際は、挿脱装置3は自由にz方向に移動で
きる。このためディスク1dの記録又は再生中に、別の
カートリッジ1をディスクカートリッジオートチェンジ
ャー装置に挿入したり取り外すこともできる。更にスト
ッカー2の下部にドライブ装置4を設ける必要がないた
め、この空間に制御部6等の回路部を設けることがで
き、ディスクカートリッジオートチェンジャー装置全体
としての大きさを小さくすることができる。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カートリ
ッジを装置の前面から容易にストッカーに収納でき、カ
ートリッジの背面のインデックスシールが外部より視認
可能になる。このため多くのカートリッジを分かりやす
く整理しながら、いつでも容易にカートリッジを入れ替
え、データのやりとりができる。
【0037】またディスクドライブ装置は、アクセスす
るカートリッジの位置まで移動し、その場でディスクの
情報を記録再生するので、ディスクドライブ装置の移動
距離が少なくなり、ディスク間のアクセスに要する時間
を短くできる。
【0038】またストッカーとドライブ装置を上下の同
一直線上に並べる場合に比べ、装置の高さを小さくで
き、同じ高さならストッカーに収納可能なカートリッジ
の数を増やすことができる。
【0039】さらに、ディスクドライブ装置と挿脱装置
を独立に駆動することにより、あるディスクを記録再生
中でも、別のディスクをストッカーからいつでも取り出
し、又は挿入することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディスクカートリッ
ジオートチェンジャー装置の全体構成を示す斜視図であ
る。
【図2】本実施例のディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置の正面図である。
【図3】本実施例のディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置の側面図である。
【図4】本実施例のディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置の動作を示す説明図(その1)である。
【図5】本実施例のディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置の動作を示す説明図(その2)である。
【図6】本実施例のディスクカートリッジオートチェン
ジャー装置の動作を示す説明図(その3)である。
【図7】従来のディスクカートリッジオートチェンジャ
ー装置の構成を示す側面図である。
【図8】一般的なディスクカートリッジの構造を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ 1a 切り欠き 1b インデックスシール 1c シャッター 1d ディスク 2 ストッカー 2a ストッパー 2b センサー 2c 板ばね 2d ガイドレール 2e スロット 2f,2g 側壁 3 挿脱装置 3a フック 4 ドライブ装置 4a カートリッジ引き込み装置 4b ローラー 4c ドライブガイド 4d ケーブル 5 ケーシング 5a 扉 5b 表示部 5c 扉開閉装置 6 制御部 7 インターフェース部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置前面より挿入されるディスクカート
    リッジを複数枚収納するストッカーと、 前記ストッカーから前記カートリッジの1枚を抜き差し
    する挿脱装置と、 抜き出された前記カートリッジをローディングして情報
    を記録再生するディスクドライブ装置と、 前記ディスクドライブ装置及び前記挿脱装置を、前記ス
    トッカー内の任意のカートリッジの位置に夫々独立に移
    動する移送装置と、を具備し、 前記ストッカーは、 前面に開放された前記カートリッジの挿入口、該挿入口
    と対称な面に前記カートリッジを排出する排出口、及び
    前記排出口に開閉自在に設けられ前記カートリッジの一
    端を保持するストッパー、を有するものであり、 前記挿脱装置は、 前記カートリッジ側面に形成された切り欠きに挿入され
    るフック、及び前記フックを前記カートリッジの挿入方
    向及びその逆方向に駆動する駆動装置、を有するもので
    あり、 前記移送装置は、 前記ディスクドライブ装置の摺動軸となるドライブガイ
    ド、及び前記ストッカーの側壁に上下に沿って設けられ
    て前記挿脱装置を案内するガイドレール、を有するもの
    であり、 前記ディスクドライブ装置は、 前記ディスクに情報を記録又は再生する記録再生機構、
    及び前記ストッカー排出口に対面して配置されて前記カ
    ートリッジを引き込み及び排出するローラを含むカート
    リッジ引き込み装置、を有するものであることを特徴と
    するディスクカートリッジオートチェンジャー装置。
  2. 【請求項2】 前記ストッカーの前面に、開閉自在の透
    明又は半透明のカバーを設けて、前記ストッカーに挿入
    された全てのカートリッジの端面が装置前面より視認可
    能にしたことを特徴とする請求項1記載のディスクカー
    トリッジオートチェンジャー装置。
  3. 【請求項3】 現在アクセス中のディスクや前記ストッ
    カーから排出しようとするディスクに関する情報を表示
    する表示部を設けたことを特徴とする請求項1記載のデ
    ィスクカートリッジオートチェンジャー装置。
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