JP3245030B2 - パススルー・カセット・マガジン、記憶媒体取扱方法および自動化記憶システム - Google Patents
パススルー・カセット・マガジン、記憶媒体取扱方法および自動化記憶システムInfo
- Publication number
- JP3245030B2 JP3245030B2 JP28848895A JP28848895A JP3245030B2 JP 3245030 B2 JP3245030 B2 JP 3245030B2 JP 28848895 A JP28848895 A JP 28848895A JP 28848895 A JP28848895 A JP 28848895A JP 3245030 B2 JP3245030 B2 JP 3245030B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cassette
- magazine
- pass
- storage
- lock
- Prior art date
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B15/00—Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
- G11B15/675—Guiding containers, e.g. loading, ejecting cassettes
- G11B15/68—Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements
- G11B15/682—Automatic cassette changing arrangements; automatic tape changing arrangements with fixed magazines having fixed cassette storage cells, e.g. in racks
- G11B15/6825—Details of magazines, e.g. removable, adapted for cassettes of different sizes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B17/00—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
- G11B17/22—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
- G11B17/225—Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the disks are transferred from a fixed magazine to a fixed playing unit using a moving carriage
Landscapes
- Automatic Tape Cassette Changers (AREA)
- Automatic Disk Changers (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、概して云えば、デ
ータ処理システムに関するものであり、更に詳しく云え
ば、内部に格納されたカセットに対するロック位置及び
リリース位置を与えるカセット・マガジンを有する記憶
サブシステムに関するものであり、更に、その記憶サブ
システムに関するマガジンのロック可能な位置及びリリ
ース可能な位置を与えるものである。
ータ処理システムに関するものであり、更に詳しく云え
ば、内部に格納されたカセットに対するロック位置及び
リリース位置を与えるカセット・マガジンを有する記憶
サブシステムに関するものであり、更に、その記憶サブ
システムに関するマガジンのロック可能な位置及びリリ
ース可能な位置を与えるものである。
【0002】
【従来の技術】ビジネス、科学、及び娯楽のアプリケー
ションは、屡々、大量なデータを取り外し可能な媒体に
記憶し或いはそのような媒体に転送することによってデ
ータを処理及び記録するコンピュータに依存している。
取り外し可能な媒体は、一般に、磁気テープ・カートリ
ッジ、光ディスク・カートリッジ、フロッピ・ディス
ク、フロップティカル・ディスクの形態をとる。取り外
し可能な媒体上にデータを記憶する利点は数多くあり、
それは、数百メガバイトのデータ或いは数ギガバイトの
データでさえ記憶する能力(更に多くのデータ記憶する
ために追加のカートリッジが使用可能である)を含み、
長期間の記憶及び保存のための媒体を提供し、取り外し
不能な媒体上にあるデータをバックアップし、コンピュ
ータ相互間でデータを転送するに都合の良い媒体を提供
する。一般には、取り外し可能な媒体は、データを記憶
又は保存するための最も経済的な手段である。
ションは、屡々、大量なデータを取り外し可能な媒体に
記憶し或いはそのような媒体に転送することによってデ
ータを処理及び記録するコンピュータに依存している。
取り外し可能な媒体は、一般に、磁気テープ・カートリ
ッジ、光ディスク・カートリッジ、フロッピ・ディス
ク、フロップティカル・ディスクの形態をとる。取り外
し可能な媒体上にデータを記憶する利点は数多くあり、
それは、数百メガバイトのデータ或いは数ギガバイトの
データでさえ記憶する能力(更に多くのデータ記憶する
ために追加のカートリッジが使用可能である)を含み、
長期間の記憶及び保存のための媒体を提供し、取り外し
不能な媒体上にあるデータをバックアップし、コンピュ
ータ相互間でデータを転送するに都合の良い媒体を提供
する。一般には、取り外し可能な媒体は、データを記憶
又は保存するための最も経済的な手段である。
【0003】過去においては、特殊な取り外し可能なカ
セット(又は、テープ・リール)に対する要求が生じた
時、オペレータは、そのデータ・カセットを検索しそし
てそのカセットを記憶装置に物理的に装填する必要があ
った。この手操作モードは、そのカセット上のデータが
処理される前にそのカセットがオペレータによって検索
されている間かなりの遅延を受けた。残念なことに、オ
ペレータは正しくないカセットを検索し、装填するとい
うエラーを生じ易い。
セット(又は、テープ・リール)に対する要求が生じた
時、オペレータは、そのデータ・カセットを検索しそし
てそのカセットを記憶装置に物理的に装填する必要があ
った。この手操作モードは、そのカセット上のデータが
処理される前にそのカセットがオペレータによって検索
されている間かなりの遅延を受けた。残念なことに、オ
ペレータは正しくないカセットを検索し、装填するとい
うエラーを生じ易い。
【0004】データ記憶製品の発展に伴って、データ・
カセットは、データ記憶容量を増大させながらサイズを
減少させてきた。又、カセットを自動的に検索しそして
それらカセットを記憶装置に自動的にロードするため
に、ロボットが設計され、組み込まれた。ロボットは、
1つ又はそれ以上の記憶装置を有し且つ複数個のカセッ
トが収納セル内に配置されて成る自動化された記憶ライ
ブラリ内に設けられる。取り外し可能なマガジンを使用
することによって更に便利なものが得られた。それらマ
ガジンの各々は、一時に多くのデータ・カセットをロー
ド及びアンロードするための複数の収納セルを有するも
のであった。ロボットはオペレータに取って代わり、ア
クセス時間及び信頼性に改善がみられた。しかし、ロボ
ットは多くの自由度(機械的連結部に関する回転及び並
進)を必要とする複雑な機械であるため、それは保守及
び調整を必要とする。ロボットの複雑性の結果、多くの
製造及び保守のコストが生じた。
カセットは、データ記憶容量を増大させながらサイズを
減少させてきた。又、カセットを自動的に検索しそして
それらカセットを記憶装置に自動的にロードするため
に、ロボットが設計され、組み込まれた。ロボットは、
1つ又はそれ以上の記憶装置を有し且つ複数個のカセッ
トが収納セル内に配置されて成る自動化された記憶ライ
ブラリ内に設けられる。取り外し可能なマガジンを使用
することによって更に便利なものが得られた。それらマ
ガジンの各々は、一時に多くのデータ・カセットをロー
ド及びアンロードするための複数の収納セルを有するも
のであった。ロボットはオペレータに取って代わり、ア
クセス時間及び信頼性に改善がみられた。しかし、ロボ
ットは多くの自由度(機械的連結部に関する回転及び並
進)を必要とする複雑な機械であるため、それは保守及
び調整を必要とする。ロボットの複雑性の結果、多くの
製造及び保守のコストが生じた。
【0005】ロボット内に多くの自由度と共に存在する
困難性は、パススルー・ピッカ(pass−throu
gh picker)を使用することによって或程度ま
で処理された。パススルー・ピッカは収納セルからカセ
ットを検索し、そのカセットを記憶装置内に設置するア
センブリである。そのパススルー・ピッカのアセンブリ
は、自動化された記憶サブシステムにおける記憶装置と
収納セルの間に位置づけられる。それら収納セルは、一
般には、記憶装置に平行に且つ対向して配置される。パ
ススルー・ピッカは収納セルからカセットを検索し、そ
のカセットにその構造体を通過させ、そしてそのカセッ
トを記憶装置に転送する。これは、ロボットに比べて、
ピッカの複雑さを減少させ、そしてパススルー・ピッカ
の空間効率は、記憶装置に対向して収納セルを配置する
ことによって改善される。データ記憶製品は益々進歩す
るので、この制限は収納セルの合計数がその自動化記憶
サブシステムにおける最大限度に達することを考慮して
いない。更に、より小さいスペースにより大きい記憶容
量を与えるという永遠に増大する要求が依然として存在
する。従って、記憶装置及び収納セルと結合したパスス
ルー・ピッカはスペースを非常に効率的に使用しなけれ
ばならない。
困難性は、パススルー・ピッカ(pass−throu
gh picker)を使用することによって或程度ま
で処理された。パススルー・ピッカは収納セルからカセ
ットを検索し、そのカセットを記憶装置内に設置するア
センブリである。そのパススルー・ピッカのアセンブリ
は、自動化された記憶サブシステムにおける記憶装置と
収納セルの間に位置づけられる。それら収納セルは、一
般には、記憶装置に平行に且つ対向して配置される。パ
ススルー・ピッカは収納セルからカセットを検索し、そ
のカセットにその構造体を通過させ、そしてそのカセッ
トを記憶装置に転送する。これは、ロボットに比べて、
ピッカの複雑さを減少させ、そしてパススルー・ピッカ
の空間効率は、記憶装置に対向して収納セルを配置する
ことによって改善される。データ記憶製品は益々進歩す
るので、この制限は収納セルの合計数がその自動化記憶
サブシステムにおける最大限度に達することを考慮して
いない。更に、より小さいスペースにより大きい記憶容
量を与えるという永遠に増大する要求が依然として存在
する。従って、記憶装置及び収納セルと結合したパスス
ルー・ピッカはスペースを非常に効率的に使用しなけれ
ばならない。
【0006】増大した記憶容量をより小さいスペースに
おいて達成することは、マガジンのデザインを改良する
ことによって可能になる。例えば、それ自身の領域を最
小化したマガジンはカートリッジのために利用可能なス
ペースの量を増加させ、従って、データ容量を増加させ
る。パススルー・ピッカを使用する記憶サブシステム
は、オペレータがカートリッジ状態をみること、又は他
のカセットの処理中にカセットを取り外し及び付加する
ことを可能にするパススルー・マガジンを使用すること
によって更に改良される。しかし、パススルー・マガジ
ンは、安全性を含む更なる設計上の挑戦を与える。搬送
のためにカセットを保持する能力は、処理済みカセット
及び非処理済みカセットを処理し、それらの可視的状態
を与えるためにそれらカセットをリリースする。
おいて達成することは、マガジンのデザインを改良する
ことによって可能になる。例えば、それ自身の領域を最
小化したマガジンはカートリッジのために利用可能なス
ペースの量を増加させ、従って、データ容量を増加させ
る。パススルー・ピッカを使用する記憶サブシステム
は、オペレータがカートリッジ状態をみること、又は他
のカセットの処理中にカセットを取り外し及び付加する
ことを可能にするパススルー・マガジンを使用すること
によって更に改良される。しかし、パススルー・マガジ
ンは、安全性を含む更なる設計上の挑戦を与える。搬送
のためにカセットを保持する能力は、処理済みカセット
及び非処理済みカセットを処理し、それらの可視的状態
を与えるためにそれらカセットをリリースする。
【0007】個々のカセットを素早くリリースする手段
を与えながらマガジン型収納ボックスにカセットを保持
する解決法が米国特許第4,929,861号に開示され
ている。この特許は、ロック位置及びリリース位置を持
った解放及び阻止を交互に行うバーの使用を教示してい
る。そのバーは、各レバーの下に開口を設けそしてその
レバーを押してカセットを排出させることによって複数
のカセットの各々をリリース可能にするためのリリース
位置に固定可能である。別の方法として、そのバーは、
ブロッキングが各レバーの下となるようにそのバーを置
き、従って、それらレバーの押し下げを防ぎ、それによ
って、各カセットをそれの収納セル内にロックすること
によりロック位置に固定可能である。その特許のデザイ
ンは、盗難を防ぐために内部にカセットを収納しそして
できればそれらをロックするボックスに向けられてい
る。このデザインは、ピッカによるランダム・アクセス
に対して同時にすべてのカセットをリリースすることを
意図してなく、パススルーの機能及びカセットに対する
搬入位置及び搬出位置を与えるものでもない。その収納
ボックスは自動化された記憶システムとのインターフェ
ースを可能にするものでもない。
を与えながらマガジン型収納ボックスにカセットを保持
する解決法が米国特許第4,929,861号に開示され
ている。この特許は、ロック位置及びリリース位置を持
った解放及び阻止を交互に行うバーの使用を教示してい
る。そのバーは、各レバーの下に開口を設けそしてその
レバーを押してカセットを排出させることによって複数
のカセットの各々をリリース可能にするためのリリース
位置に固定可能である。別の方法として、そのバーは、
ブロッキングが各レバーの下となるようにそのバーを置
き、従って、それらレバーの押し下げを防ぎ、それによ
って、各カセットをそれの収納セル内にロックすること
によりロック位置に固定可能である。その特許のデザイ
ンは、盗難を防ぐために内部にカセットを収納しそして
できればそれらをロックするボックスに向けられてい
る。このデザインは、ピッカによるランダム・アクセス
に対して同時にすべてのカセットをリリースすることを
意図してなく、パススルーの機能及びカセットに対する
搬入位置及び搬出位置を与えるものでもない。その収納
ボックスは自動化された記憶システムとのインターフェ
ースを可能にするものでもない。
【0008】自動化された記憶サブシステムに対してマ
ガジンをインターフェースするという問題を処理するカ
セット・マガジンが米国特許第5,247,406号に開
示されている。この特許は、パススルー収納を禁止した
デザイン、即ち、重力がカセットを所定位置に保持する
ように収納セルを傾けることによって、ピッカ機構によ
りそのカセットを自由に取り出し可能にしたカセット・
マガジンを教示している。更に、そのマガジンとは別個
のロック・バーがマガジン内にカセットをロックするよ
うに期待される。ロック・バーの必要性は、米国特許第
5,004,393号に示されたデザインにおいて回避さ
れる。それによれば、カセットをマガジン内に通常保持
するに十分な圧力をスプリング爪が与えるが、その圧力
は、ピッカ機構がカセットをマガジンから取り外すのを
可能にするような十分に弱いものである。このような態
様でカセットをリリース可能に保持することは、マガジ
ンがパススルー・デザインでないので搬送のためには受
容し得るものであり、カセットを収納セルの閉鎖した端
部に確実に置くことが可能である。しかし、カセットが
重くそしてマガジンを十分に揺すった場合、カセットが
マガジンから離脱して損傷を受けることがある。
ガジンをインターフェースするという問題を処理するカ
セット・マガジンが米国特許第5,247,406号に開
示されている。この特許は、パススルー収納を禁止した
デザイン、即ち、重力がカセットを所定位置に保持する
ように収納セルを傾けることによって、ピッカ機構によ
りそのカセットを自由に取り出し可能にしたカセット・
マガジンを教示している。更に、そのマガジンとは別個
のロック・バーがマガジン内にカセットをロックするよ
うに期待される。ロック・バーの必要性は、米国特許第
5,004,393号に示されたデザインにおいて回避さ
れる。それによれば、カセットをマガジン内に通常保持
するに十分な圧力をスプリング爪が与えるが、その圧力
は、ピッカ機構がカセットをマガジンから取り外すのを
可能にするような十分に弱いものである。このような態
様でカセットをリリース可能に保持することは、マガジ
ンがパススルー・デザインでないので搬送のためには受
容し得るものであり、カセットを収納セルの閉鎖した端
部に確実に置くことが可能である。しかし、カセットが
重くそしてマガジンを十分に揺すった場合、カセットが
マガジンから離脱して損傷を受けることがある。
【0009】カセットのためのパススルー収納を行う場
合の問題を処理するカセット・マガジンの一例が米国特
許第4,850,485号に教示されている。この特許
は、2つのストッパ、即ち、カセットの両側に1つずつ
ストッパを使用して各カセットをリリース可能に保持
し、或いはすべてのカセットをマガジン内にロックす
る。この特許のデザインは、二重ストッパを使用するこ
とによってわずかに複雑となる。カセットは搬入位置及
び搬出位置を備えておらず、マガジンは、それが重力に
よって所定位置に保持されるよう記憶サブシステム内に
滑り込まされる。
合の問題を処理するカセット・マガジンの一例が米国特
許第4,850,485号に教示されている。この特許
は、2つのストッパ、即ち、カセットの両側に1つずつ
ストッパを使用して各カセットをリリース可能に保持
し、或いはすべてのカセットをマガジン内にロックす
る。この特許のデザインは、二重ストッパを使用するこ
とによってわずかに複雑となる。カセットは搬入位置及
び搬出位置を備えておらず、マガジンは、それが重力に
よって所定位置に保持されるよう記憶サブシステム内に
滑り込まされる。
【0010】必要なことは、単一のロック/リリース可
能なカセット保持機構を持ったパススルー・カセット・
マガジンである。この場合、カセットは搬入位置又は搬
出位置にリリース可能に又はロック可能に保持され、ロ
ック機構は、カセットをリリース可能に保持しながらマ
ガジンを記憶サブシステムにインターロックするようそ
の記憶サブシステムと相互作用し、一方、その代わりと
して、パススルー・マガジンが記憶サブシステムからリ
リースされる時、そのようなカセットを搬入位置又は搬
出位置にロック可能に保持する
能なカセット保持機構を持ったパススルー・カセット・
マガジンである。この場合、カセットは搬入位置又は搬
出位置にリリース可能に又はロック可能に保持され、ロ
ック機構は、カセットをリリース可能に保持しながらマ
ガジンを記憶サブシステムにインターロックするようそ
の記憶サブシステムと相互作用し、一方、その代わりと
して、パススルー・マガジンが記憶サブシステムからリ
リースされる時、そのようなカセットを搬入位置又は搬
出位置にロック可能に保持する
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、自動
化されたカセット・ローディング・システムにおいて使
用するための改良されたパススルー・カセット・マガジ
ンを提供することにある。
化されたカセット・ローディング・システムにおいて使
用するための改良されたパススルー・カセット・マガジ
ンを提供することにある。
【0012】本発明のもう1つの目的は、パススルー・
カセット・マガジンが搬送のために複数のカセットをそ
のマガジン内にロックし、そのパススルー・マガジンが
自動化された記憶サブシステムにロックされる時、それ
ら複数のカセットをリリース可能に保持するというよう
なパススルー・カセット・マガジンをその自動化された
記憶サブシステムにおいて提供することにある。
カセット・マガジンが搬送のために複数のカセットをそ
のマガジン内にロックし、そのパススルー・マガジンが
自動化された記憶サブシステムにロックされる時、それ
ら複数のカセットをリリース可能に保持するというよう
なパススルー・カセット・マガジンをその自動化された
記憶サブシステムにおいて提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1実施例によ
れば、複数の収納セルに複数のカセットを収納するため
のパススルー・カセット・マガジンが与えられる。各カ
セットはそれのエッジに第1保持ノッチを有する。その
パススルー・カセット・マガジンは、複数のカンチレバ
ーを(各収納セルに対して1つのカンチレバー宛)含む
底部を持ったハウジングを有し、各カンチレバーは、カ
セットが収納セルにおける搬入位置にある時に第1保持
ノッチと共同するためのカセット保持タブを有する。ロ
ック・プレートがマガジンの非インターロック位置にお
いてハウジング底部の下で滑動可能にバイアスされる。
そのロック・プレートは、マガジンの非インターロック
位置において、各ロック・バーが各カンチレバー・タブ
を第1カセット保持ノッチの中に維持するように各カン
チレバーに対する対応したロック・バーを含み、従っ
て、そのような各カセットをそれにおける搬入位置にロ
ックする。ロック・プレートはその記憶サブシステムに
おけるマガジン・インターロック位置に滑動可能であ
る。ロック・バーは、各カセットをリリース可能に保持
するための各対応するカンチレバーの下にあるがそれか
らずれるように移動させられ、ロック・プレートは、そ
れら複数のカンチレバーに対向する側においてインター
ロック機構を含む。底部プレートはハウジング下でロッ
ク・プレートを滑動可能に保持し、収納セルにおける何
れかのカセットが所定の位置において適正に配置されて
ない場合、ロック・プレートはマガジン・インターロッ
ク位置に保持される。
れば、複数の収納セルに複数のカセットを収納するため
のパススルー・カセット・マガジンが与えられる。各カ
セットはそれのエッジに第1保持ノッチを有する。その
パススルー・カセット・マガジンは、複数のカンチレバ
ーを(各収納セルに対して1つのカンチレバー宛)含む
底部を持ったハウジングを有し、各カンチレバーは、カ
セットが収納セルにおける搬入位置にある時に第1保持
ノッチと共同するためのカセット保持タブを有する。ロ
ック・プレートがマガジンの非インターロック位置にお
いてハウジング底部の下で滑動可能にバイアスされる。
そのロック・プレートは、マガジンの非インターロック
位置において、各ロック・バーが各カンチレバー・タブ
を第1カセット保持ノッチの中に維持するように各カン
チレバーに対する対応したロック・バーを含み、従っ
て、そのような各カセットをそれにおける搬入位置にロ
ックする。ロック・プレートはその記憶サブシステムに
おけるマガジン・インターロック位置に滑動可能であ
る。ロック・バーは、各カセットをリリース可能に保持
するための各対応するカンチレバーの下にあるがそれか
らずれるように移動させられ、ロック・プレートは、そ
れら複数のカンチレバーに対向する側においてインター
ロック機構を含む。底部プレートはハウジング下でロッ
ク・プレートを滑動可能に保持し、収納セルにおける何
れかのカセットが所定の位置において適正に配置されて
ない場合、ロック・プレートはマガジン・インターロッ
ク位置に保持される。
【0014】本発明のもう1つの実施例では、記憶装置
及びピッカ機構を持ったデータ記憶ライブラリにおいて
処理するための複数の記憶媒体を収納し、搬送し、及び
アクセスするための方法が示される。その方法は、複数
の記憶媒体が搬入位置においてロック可能に保持される
ように、それら複数の記憶媒体をパススルー・マガジン
において垂直方向に保持することを含む。パススルー・
マガジンは、それが記憶ライブラリとインターロックす
るようにその記憶ライブラリに挿入され、複数の記憶媒
体はピッカ機構にアクセス可能なパススルー・マガジン
にリリース可能に保持される。ピッカ機構は各記憶媒体
を処理するために各記憶媒体をピックし、パススルー・
マガジンにおいて搬出位置における各処理された記憶媒
体を置換する。パススルー・マガジンは、そのパススル
ー・マガジンにおける複数の記憶媒体を同時にロックし
ながら、マガジン・インターロックをリリースすること
によって記憶媒体から取り除かれる。
及びピッカ機構を持ったデータ記憶ライブラリにおいて
処理するための複数の記憶媒体を収納し、搬送し、及び
アクセスするための方法が示される。その方法は、複数
の記憶媒体が搬入位置においてロック可能に保持される
ように、それら複数の記憶媒体をパススルー・マガジン
において垂直方向に保持することを含む。パススルー・
マガジンは、それが記憶ライブラリとインターロックす
るようにその記憶ライブラリに挿入され、複数の記憶媒
体はピッカ機構にアクセス可能なパススルー・マガジン
にリリース可能に保持される。ピッカ機構は各記憶媒体
を処理するために各記憶媒体をピックし、パススルー・
マガジンにおいて搬出位置における各処理された記憶媒
体を置換する。パススルー・マガジンは、そのパススル
ー・マガジンにおける複数の記憶媒体を同時にロックし
ながら、マガジン・インターロックをリリースすること
によって記憶媒体から取り除かれる。
【0015】
【発明の実施の形態】図面を参照すると、同じ参照番号
は、それらの図に示された同じ部品に対応する。本発明
は、データ処理環境において使用するための自動化され
た磁気テープ記憶サブシステムにおいて実施されるもの
として説明される。本発明は、磁気テープ・カートリッ
ジを使用して示されるけれども、当業者には明らかなよ
うに、本発明は、光ディスク・カートリッジ又は他の取
り外し可能な記憶媒体にも等しく適用する。更に、本願
において開示された発明は、一般に、マガジン収納及び
カセット処理システムに適用可能であるので、自動化さ
れた磁気テープ記憶システムの説明が本発明をデータ記
憶アプリケーションに限定することを意味するものでは
ない。
は、それらの図に示された同じ部品に対応する。本発明
は、データ処理環境において使用するための自動化され
た磁気テープ記憶サブシステムにおいて実施されるもの
として説明される。本発明は、磁気テープ・カートリッ
ジを使用して示されるけれども、当業者には明らかなよ
うに、本発明は、光ディスク・カートリッジ又は他の取
り外し可能な記憶媒体にも等しく適用する。更に、本願
において開示された発明は、一般に、マガジン収納及び
カセット処理システムに適用可能であるので、自動化さ
れた磁気テープ記憶システムの説明が本発明をデータ記
憶アプリケーションに限定することを意味するものでは
ない。
【0016】図1は、取外し可能媒体、例えば、磁気テ
ープを管理するためのカセット自動挿入機構(ACL)
又は自動化された記憶サブシステム1を示す。取外し可
能媒体は複数個のデータ・カセット5内に含まれ、その
データ・カセット5は、一般に、磁気テープ・リール又
は光ディスク等を収納する。各データ・カセット5はパ
ススルー・カセット・マガジン4(以下、単に、マガジ
ン4と呼ぶ)内に置かれる。パススルー・カセット・マ
ガジンは、カセットが或るロケーションで入りそして他
のロケーションから検索されることを可能にする、即
ち、カセットが「パススルー」し得るマガジンである。
各マガジン4は、複数のデータ・カセット5を垂直方向
に保持するためのセパレータによって相互に分離させら
れた複数の収納セルを含む。マガジン4は、各データ・
カセット5を択一的にリリース可能に保持し、従って、
ピッカ・アセンブリ3を介して複数のデータ・カセット
5を検索するためのアクセスを可能にしながら、各デー
タ・カセット5を保持するための手段を与える。各デー
タ・カセット5は、それぞれ、各データ・カセット5を
搬出位置又は搬入位置にロック可能に保持することに関
連した2つのカセット保持ノッチ機構8及び9を含む。
ープを管理するためのカセット自動挿入機構(ACL)
又は自動化された記憶サブシステム1を示す。取外し可
能媒体は複数個のデータ・カセット5内に含まれ、その
データ・カセット5は、一般に、磁気テープ・リール又
は光ディスク等を収納する。各データ・カセット5はパ
ススルー・カセット・マガジン4(以下、単に、マガジ
ン4と呼ぶ)内に置かれる。パススルー・カセット・マ
ガジンは、カセットが或るロケーションで入りそして他
のロケーションから検索されることを可能にする、即
ち、カセットが「パススルー」し得るマガジンである。
各マガジン4は、複数のデータ・カセット5を垂直方向
に保持するためのセパレータによって相互に分離させら
れた複数の収納セルを含む。マガジン4は、各データ・
カセット5を択一的にリリース可能に保持し、従って、
ピッカ・アセンブリ3を介して複数のデータ・カセット
5を検索するためのアクセスを可能にしながら、各デー
タ・カセット5を保持するための手段を与える。各デー
タ・カセット5は、それぞれ、各データ・カセット5を
搬出位置又は搬入位置にロック可能に保持することに関
連した2つのカセット保持ノッチ機構8及び9を含む。
【0017】自動化された記憶サブシステム1は少なく
とも1つの記憶装置2、例えば、IBM3494磁気テ
ープ駆動装置を含む。マガジン4は記憶装置2に跨って
且つそれに並行に配置される。マガジン4は記憶装置2
に並行に且つそれに隣接して置かれてもよい(図示され
てない)。ピッカ・アセンブリ3はデータ・カセット5
をマガジン4における搬入位置から記憶装置2における
ローダ・スロットに搬送する。搬入位置は、データ・カ
セットがマガジン4によってロック可能に又はリリース
可能に保持され且つピッカ・アセンブリ3によって捕捉
可能となるような実質的にマガジン4内のデータ・カセ
ット位置として定義される。ピッカ・アセンブリ3は、
そのピッカ・アセンブリ3を記憶装置2及びマガジン4
に並行に移送するアクセス機構6に取り付けられる。こ
の移送は、ピッカ・アセンブリ3が複数個のデータ・カ
セット5のどれかと又はローダ・スロットと一直線上に
位置づけられることを可能にする。
とも1つの記憶装置2、例えば、IBM3494磁気テ
ープ駆動装置を含む。マガジン4は記憶装置2に跨って
且つそれに並行に配置される。マガジン4は記憶装置2
に並行に且つそれに隣接して置かれてもよい(図示され
てない)。ピッカ・アセンブリ3はデータ・カセット5
をマガジン4における搬入位置から記憶装置2における
ローダ・スロットに搬送する。搬入位置は、データ・カ
セットがマガジン4によってロック可能に又はリリース
可能に保持され且つピッカ・アセンブリ3によって捕捉
可能となるような実質的にマガジン4内のデータ・カセ
ット位置として定義される。ピッカ・アセンブリ3は、
そのピッカ・アセンブリ3を記憶装置2及びマガジン4
に並行に移送するアクセス機構6に取り付けられる。こ
の移送は、ピッカ・アセンブリ3が複数個のデータ・カ
セット5のどれかと又はローダ・スロットと一直線上に
位置づけられることを可能にする。
【0018】ピッカ・アセンブリ3は、選択されたデー
タ・カセットと一直線上に位置づけられると、マガジン
4からそのデータ・カセット5検索する。データ・カセ
ット5は、ピッカ・アセンブリ3がアクセス機構6を介
して記憶装置2に移送される間、そのピッカ・アセンブ
リ3内に保持される。記憶装置2に達すると、ピッカ・
アセンブリ3はデータ・カセット5を記憶装置2へ移送
する。記憶装置2がデータ・カセット5を処理してしま
った時、ピッカ・アセンブリ3はそのデータ・カセット
5を記憶装置2から取り外し、マガジン4における元の
収納セル(或いは、エンプティ収納セル)に戻される。
その場合、ピッカ・アセンブリ3は、データ・カセット
5を搬入位置又は搬出位置におけるマガジン4に転送す
る。搬出位置は、データ・カセットが処理されてしまっ
たことをオペレータに視覚表示を与えながら、データ・
カセットがマガジン4によって及びピッカ・アセンブリ
3の届く範囲外にロック可能に或いはリリース可能に保
持される位置として定義される。
タ・カセットと一直線上に位置づけられると、マガジン
4からそのデータ・カセット5検索する。データ・カセ
ット5は、ピッカ・アセンブリ3がアクセス機構6を介
して記憶装置2に移送される間、そのピッカ・アセンブ
リ3内に保持される。記憶装置2に達すると、ピッカ・
アセンブリ3はデータ・カセット5を記憶装置2へ移送
する。記憶装置2がデータ・カセット5を処理してしま
った時、ピッカ・アセンブリ3はそのデータ・カセット
5を記憶装置2から取り外し、マガジン4における元の
収納セル(或いは、エンプティ収納セル)に戻される。
その場合、ピッカ・アセンブリ3は、データ・カセット
5を搬入位置又は搬出位置におけるマガジン4に転送す
る。搬出位置は、データ・カセットが処理されてしまっ
たことをオペレータに視覚表示を与えながら、データ・
カセットがマガジン4によって及びピッカ・アセンブリ
3の届く範囲外にロック可能に或いはリリース可能に保
持される位置として定義される。
【0019】マガジン4は、ピッカ・アセンブリ3にラ
ンダムにアクセス可能な位置にデータ・カセット5を単
に保持すること以外に幾つかの機能を遂行する。各マガ
ジン4は、そのマガジン4が記憶サブシステム1にイン
ターフェースされてない時(即ち、オペレータによる取
り扱い時)、対応する収納セル内にデータ・カセット5
を搬入位置又は搬出位置においてロックするように設計
される。「カセット・ロック」位置は、かなりの力なし
では、例えば、1キログラム又はそれ以上の力なしでは
マガジン4からデータ・カセット5を取り外すことがで
きないことを表す。逆に言えば、「カセット・アンロッ
ク」位置に保持されたデータ・カセット5は、一般に
は、300グラム以下の力でもってその収納セルから取
り外し可能である。マガジン4が記憶サブシステム1に
インターフェースされる時、そのマガジン4は、マガジ
ン・インターロックをリリースすることなくそのマガジ
ンを取り外すことができないようにそれにインターロッ
クされる。マガジン4がインターロックされている間、
データ・カセット5におけるカセット・ロックは、その
データ・カセット5がピッカ・アセンブリ3によって自
由にピックされ、或いはオペレータによって取り外され
又は挿入され得るようにディスエーブルされる。
ンダムにアクセス可能な位置にデータ・カセット5を単
に保持すること以外に幾つかの機能を遂行する。各マガ
ジン4は、そのマガジン4が記憶サブシステム1にイン
ターフェースされてない時(即ち、オペレータによる取
り扱い時)、対応する収納セル内にデータ・カセット5
を搬入位置又は搬出位置においてロックするように設計
される。「カセット・ロック」位置は、かなりの力なし
では、例えば、1キログラム又はそれ以上の力なしでは
マガジン4からデータ・カセット5を取り外すことがで
きないことを表す。逆に言えば、「カセット・アンロッ
ク」位置に保持されたデータ・カセット5は、一般に
は、300グラム以下の力でもってその収納セルから取
り外し可能である。マガジン4が記憶サブシステム1に
インターフェースされる時、そのマガジン4は、マガジ
ン・インターロックをリリースすることなくそのマガジ
ンを取り外すことができないようにそれにインターロッ
クされる。マガジン4がインターロックされている間、
データ・カセット5におけるカセット・ロックは、その
データ・カセット5がピッカ・アセンブリ3によって自
由にピックされ、或いはオペレータによって取り外され
又は挿入され得るようにディスエーブルされる。
【0020】データ・カセット5は、通常、2つの所定
位置のうちの1つ、即ち、搬入位置又は搬出位置にある
であろう。データ・カセット5が搬入又は搬出以外の位
置にある場合、潜在的な問題が存在し、インターロック
機構のリリースがディスエーブルされ、従って、マガジ
ン4が記憶サブシステム1から取り外される前にすべて
のデータ・カセット5を適正に位置づける必要がある。
不適正に位置づけられたデータ・カセット5を取り外す
ことをマガジン4が許される場合、そのデータ・カセッ
ト及び他のデータ・カセットは搬送のためには安全にロ
ックされないであろう。
位置のうちの1つ、即ち、搬入位置又は搬出位置にある
であろう。データ・カセット5が搬入又は搬出以外の位
置にある場合、潜在的な問題が存在し、インターロック
機構のリリースがディスエーブルされ、従って、マガジ
ン4が記憶サブシステム1から取り外される前にすべて
のデータ・カセット5を適正に位置づける必要がある。
不適正に位置づけられたデータ・カセット5を取り外す
ことをマガジン4が許される場合、そのデータ・カセッ
ト及び他のデータ・カセットは搬送のためには安全にロ
ックされないであろう。
【0021】図2を参照すると、ピッカ・アセンブリ3
の前部グリッパ20及び後部グリッパ21の縦並び関係
が示される。前部グリッパ20はマガジン4に面し、後
部グリッパ21は記憶装置2に面する。前部グリッパ2
0に対する後部グリッパ21の縦並び関係は、データ・
カセットがピッカ・アセンブリ3を「パススルー」する
ことを可能にし、従って、ピッカ・アセンブリ3はパス
スルー・ピッカを動作させる。前部グリッパ20及び後
部グリッパ21の両方とも、データ・カセット5がピッ
カ・アセンブリ3のどちらかの側に存在する時、そのデ
ータ・カセット5の範囲を越えて延びる。移送されるべ
きピッカ・アセンブリ3に対して、前部グリッパ20及
び後部グリッパ21は、すべての存在するデータ・カセ
ット5との干渉を避けるためにオープン位置(図示のよ
うな)になければならない。前部グリッパ21は、デー
タ・カセット5を捕捉する時以外は開いたまま保持可能
であるので、前部グリッパ20及び後部グリッパ21を
独立して動作させることにより、マガジン4を記憶装置
2から隔てている距離は最小にされる。更に、ピッカ・
アセンブリ3を記憶装置2及びマガジン4に対して垂直
に移送する必要はない。
の前部グリッパ20及び後部グリッパ21の縦並び関係
が示される。前部グリッパ20はマガジン4に面し、後
部グリッパ21は記憶装置2に面する。前部グリッパ2
0に対する後部グリッパ21の縦並び関係は、データ・
カセットがピッカ・アセンブリ3を「パススルー」する
ことを可能にし、従って、ピッカ・アセンブリ3はパス
スルー・ピッカを動作させる。前部グリッパ20及び後
部グリッパ21の両方とも、データ・カセット5がピッ
カ・アセンブリ3のどちらかの側に存在する時、そのデ
ータ・カセット5の範囲を越えて延びる。移送されるべ
きピッカ・アセンブリ3に対して、前部グリッパ20及
び後部グリッパ21は、すべての存在するデータ・カセ
ット5との干渉を避けるためにオープン位置(図示のよ
うな)になければならない。前部グリッパ21は、デー
タ・カセット5を捕捉する時以外は開いたまま保持可能
であるので、前部グリッパ20及び後部グリッパ21を
独立して動作させることにより、マガジン4を記憶装置
2から隔てている距離は最小にされる。更に、ピッカ・
アセンブリ3を記憶装置2及びマガジン4に対して垂直
に移送する必要はない。
【0022】マガジン4又は記憶装置2からデータ・カ
セット5を検索するためには、適切な前部グリッパ20
又は後部グリッパ21は閉じて、所与のデータ・カセッ
トと接触しなければならない。本願において開示される
ピッカ・アセンブリ3は前部グリッパ20及び後部グリ
ッパ21が独立して動作することを可能にする。即ち、
後部グリッパ21が作動されて開くか或いは閉ざされて
いる間、グリッパ20は開放位置に維持可能であり、或
いはその逆も可能である。独立したグリッパ・オペレー
ションによって実現される利点は、所与のデータ・カセ
ットが他のデータ・カセット5を妨害することなくピッ
カ・アセンブリ3によって検索又は戻し可能であること
である。前部グリッパ20とマガジン4と(マガジン4
によって隠されたデータ・カセット5と)の間の関係を
調べると、搬入位置におけるデータ・カセット5はその
カセット5を前部グリッパ20の上部フィンガ及び下部
フィンガ内に置いていることが示される。逆に、前部グ
リッパ20は、搬出位置又は処理済み位置におけるマガ
ジン4にカセット5を戻すことができる。その場合、カ
セット5の最上部分だけが前部グリッパ20のフィンガ
内にあり、従って、ピッカ機構は処理済みのデータ・カ
セット5を再グリップすることができない。
セット5を検索するためには、適切な前部グリッパ20
又は後部グリッパ21は閉じて、所与のデータ・カセッ
トと接触しなければならない。本願において開示される
ピッカ・アセンブリ3は前部グリッパ20及び後部グリ
ッパ21が独立して動作することを可能にする。即ち、
後部グリッパ21が作動されて開くか或いは閉ざされて
いる間、グリッパ20は開放位置に維持可能であり、或
いはその逆も可能である。独立したグリッパ・オペレー
ションによって実現される利点は、所与のデータ・カセ
ットが他のデータ・カセット5を妨害することなくピッ
カ・アセンブリ3によって検索又は戻し可能であること
である。前部グリッパ20とマガジン4と(マガジン4
によって隠されたデータ・カセット5と)の間の関係を
調べると、搬入位置におけるデータ・カセット5はその
カセット5を前部グリッパ20の上部フィンガ及び下部
フィンガ内に置いていることが示される。逆に、前部グ
リッパ20は、搬出位置又は処理済み位置におけるマガ
ジン4にカセット5を戻すことができる。その場合、カ
セット5の最上部分だけが前部グリッパ20のフィンガ
内にあり、従って、ピッカ機構は処理済みのデータ・カ
セット5を再グリップすることができない。
【0023】図3を参照すると、マガジン4の切り取ら
れた側面図が示される。マガジン4の側面31は、デー
タ・カセット5の長さに近似した長さを持ったマガジン
4の本体を越えて延び、マガジン4を記憶サブシステム
1に案内するための案内機構(図示されていない)を与
える。1つの収納セルを他の収納セルから分離し且つマ
ガジン4の頂部35及び底部32の間に延びる部分的な
壁を与えるディバイダ36が示される。底部32は、各
収納セルに対して1つずつの複数のカンチレバー37を
含んでいる。各カンチレバー37は、更に、各データ・
カセット5における2つの保持ノッチ8及び9(搬入ノ
ッチ及び搬出ノッチ)の1つと係合し或いは協同するタ
ブ又はカセット保持機構38(以下、タブ38と呼ぶ)
を含んでいる。
れた側面図が示される。マガジン4の側面31は、デー
タ・カセット5の長さに近似した長さを持ったマガジン
4の本体を越えて延び、マガジン4を記憶サブシステム
1に案内するための案内機構(図示されていない)を与
える。1つの収納セルを他の収納セルから分離し且つマ
ガジン4の頂部35及び底部32の間に延びる部分的な
壁を与えるディバイダ36が示される。底部32は、各
収納セルに対して1つずつの複数のカンチレバー37を
含んでいる。各カンチレバー37は、更に、各データ・
カセット5における2つの保持ノッチ8及び9(搬入ノ
ッチ及び搬出ノッチ)の1つと係合し或いは協同するタ
ブ又はカセット保持機構38(以下、タブ38と呼ぶ)
を含んでいる。
【0024】図3に示されたカンチレバー37は「カセ
ット・ロック」位置にある。即ち、タブ38は、カセッ
ト保持ノッチ9(図1)と係合してデータ・カセット5
をその収納セルにロック可能に保持する。カンチレバー
37及びタブ38は、各カンチレバー37に対して1つ
ずつの複数のロック・バー39を持ったロック・プレー
ト33によって、データ・カセット5の保持ノッチの上
方の所定位置に保持される。ロック・プレート33は2
つの所定位置、即ち、マガジン・インターロック位置及
びマガジン非インターロック位置の1つに滑動可能であ
る。そのマガジン非インターロック位置では、ロック・
プレート33はデータ・カセット5をそれぞれの収納セ
ルにロックするのみならず、マガジン4が記憶サブシス
テム1に挿入され又は記憶サブシステム1から取り外さ
れるように底部プレート34とインターフェースする。
底部プレート34は、ロック・プレート33を滑動可能
に且つスプリング・バイアスによって底部32の下に機
能的に保持する。
ット・ロック」位置にある。即ち、タブ38は、カセッ
ト保持ノッチ9(図1)と係合してデータ・カセット5
をその収納セルにロック可能に保持する。カンチレバー
37及びタブ38は、各カンチレバー37に対して1つ
ずつの複数のロック・バー39を持ったロック・プレー
ト33によって、データ・カセット5の保持ノッチの上
方の所定位置に保持される。ロック・プレート33は2
つの所定位置、即ち、マガジン・インターロック位置及
びマガジン非インターロック位置の1つに滑動可能であ
る。そのマガジン非インターロック位置では、ロック・
プレート33はデータ・カセット5をそれぞれの収納セ
ルにロックするのみならず、マガジン4が記憶サブシス
テム1に挿入され又は記憶サブシステム1から取り外さ
れるように底部プレート34とインターフェースする。
底部プレート34は、ロック・プレート33を滑動可能
に且つスプリング・バイアスによって底部32の下に機
能的に保持する。
【0025】用語「マガジン非インターロック」と用語
「カセット・ロック」は、これらの用語がロック・プレ
ート33の同じ位置を参照するので、相互交換可能に使
用することができる。しかし、前者の用語はマガジン4
と記憶サブシステム1との間の関係を説明したものであ
り、後者の用語はマガジン4とデータ・カセット5との
間の関係を説明したものである。同様に、用語「マガジ
ン・インターロック」と用語「カセット・アンロック」
は、これらの用語がロック・プレート33の同じ位置で
あるが上記位置とは異なる位置を参照するものであり、
相互交換可能に使用することができる。前者の用語はマ
ガジン4と記憶サブシステム1との間の関係を説明した
ものであり、後者の用語はマガジン4とデータ・カセッ
ト5との間の関係を説明したものである。
「カセット・ロック」は、これらの用語がロック・プレ
ート33の同じ位置を参照するので、相互交換可能に使
用することができる。しかし、前者の用語はマガジン4
と記憶サブシステム1との間の関係を説明したものであ
り、後者の用語はマガジン4とデータ・カセット5との
間の関係を説明したものである。同様に、用語「マガジ
ン・インターロック」と用語「カセット・アンロック」
は、これらの用語がロック・プレート33の同じ位置で
あるが上記位置とは異なる位置を参照するものであり、
相互交換可能に使用することができる。前者の用語はマ
ガジン4と記憶サブシステム1との間の関係を説明した
ものであり、後者の用語はマガジン4とデータ・カセッ
ト5との間の関係を説明したものである。
【0026】図4はマガジン4の同様の切り取られた側
面図を示すが、ロック・プレート33がカセット・アン
ロック位置又はマガジン・インターロック位置に滑動し
た状態を示す。そのカセット・アンロック位置では、ロ
ック・プレートは、各ロック・バー39(切り取られた
ため図示されていない)が各対応するカンチレバー37
の直下ではなく横下に配され、代わりに、開口又はボイ
ドが各タブ38の実質的に下にもたらされる。従って、
各データ・カセット5がマガジン4から容易に取り外せ
るように、各タブ38はカンチレバー37及びデータ・
カセット5からの圧力を介してそのボイドに向けて下方
へ容易に押される。従って、カセット・アンロック位置
では、データ・カセット5はリリース可能にマガジン4
において保持される。更に、インターロック位置では、
ロック・プレート33及び底部34は、マガジン4を記
憶サブシステム1に結合するための「インターロック」
を形成するよう協同する。
面図を示すが、ロック・プレート33がカセット・アン
ロック位置又はマガジン・インターロック位置に滑動し
た状態を示す。そのカセット・アンロック位置では、ロ
ック・プレートは、各ロック・バー39(切り取られた
ため図示されていない)が各対応するカンチレバー37
の直下ではなく横下に配され、代わりに、開口又はボイ
ドが各タブ38の実質的に下にもたらされる。従って、
各データ・カセット5がマガジン4から容易に取り外せ
るように、各タブ38はカンチレバー37及びデータ・
カセット5からの圧力を介してそのボイドに向けて下方
へ容易に押される。従って、カセット・アンロック位置
では、データ・カセット5はリリース可能にマガジン4
において保持される。更に、インターロック位置では、
ロック・プレート33及び底部34は、マガジン4を記
憶サブシステム1に結合するための「インターロック」
を形成するよう協同する。
【0027】図5及び図6はロック・プレート33の底
部側及び上部側をそれぞれ更に詳細に示す。図5におい
て、ロック・プレート33の一部分としてモールドされ
た2つのスプリング部材51及び52が、例えば、マガ
ジン非ロック位置におけるカンチレバー37(図3)に
関してそのロック・プレートをバネ力でバイアスするよ
うに設けられる。スプリング・バイアスに抗してカセッ
ト・アンロック位置にロック・プレート33を手動で滑
らせるための手段をオペレータに与えるための手操作用
ロック・タブ54が設けられる。頻繁な使用という条件
の下では、モールドされたスプリング部材51、52が
早期に故障或いは破損することがある。別の方法とし
て、そのモールドされたスプリング部材51、52の代
わりに金属製のスプリングが使用可能である。それらは
底部プレートに取り付けられ、所望のスプリング・バイ
アスを与えるためにロック・プレート33を押しつけ
る。更に、図5は、挿入及び取外しを容易にするために
カンチレバー37がデータ・カセット5から後退するの
を可能にする複数の開口又はボイド56を示す。マガジ
ン4を記憶サブシステム1にインターロックするための
インターロック機構を形成するよう底部34(図3)と
協同する溝53が設けられる。
部側及び上部側をそれぞれ更に詳細に示す。図5におい
て、ロック・プレート33の一部分としてモールドされ
た2つのスプリング部材51及び52が、例えば、マガ
ジン非ロック位置におけるカンチレバー37(図3)に
関してそのロック・プレートをバネ力でバイアスするよ
うに設けられる。スプリング・バイアスに抗してカセッ
ト・アンロック位置にロック・プレート33を手動で滑
らせるための手段をオペレータに与えるための手操作用
ロック・タブ54が設けられる。頻繁な使用という条件
の下では、モールドされたスプリング部材51、52が
早期に故障或いは破損することがある。別の方法とし
て、そのモールドされたスプリング部材51、52の代
わりに金属製のスプリングが使用可能である。それらは
底部プレートに取り付けられ、所望のスプリング・バイ
アスを与えるためにロック・プレート33を押しつけ
る。更に、図5は、挿入及び取外しを容易にするために
カンチレバー37がデータ・カセット5から後退するの
を可能にする複数の開口又はボイド56を示す。マガジ
ン4を記憶サブシステム1にインターロックするための
インターロック機構を形成するよう底部34(図3)と
協同する溝53が設けられる。
【0028】再び、図6を参照すると、ロック・プレー
ト33の頂部側はロック・バー39に対する開口56の
関係を示す。各ロック・バー39は、底部から頂部へロ
ック・バー39に向けて内側に傾斜した安全斜面57を
有する。カンチレバー37(図3)が破損してしまった
場合、ロック・バー39をカセット・ロック位置に滑動
させようとする(例えば、マガジン4を記憶サブシステ
ム1から取り外して)時、安全斜面57はその故障した
カンチレバー37を対応するデータ・カセット5の保持
ノッチに向けて案内し、従って、ロック・バー33がそ
れの所望の位置まで滑動するのを可能にする。
ト33の頂部側はロック・バー39に対する開口56の
関係を示す。各ロック・バー39は、底部から頂部へロ
ック・バー39に向けて内側に傾斜した安全斜面57を
有する。カンチレバー37(図3)が破損してしまった
場合、ロック・バー39をカセット・ロック位置に滑動
させようとする(例えば、マガジン4を記憶サブシステ
ム1から取り外して)時、安全斜面57はその故障した
カンチレバー37を対応するデータ・カセット5の保持
ノッチに向けて案内し、従って、ロック・バー33がそ
れの所望の位置まで滑動するのを可能にする。
【0029】図7は、ロック・プレートを露出させるた
めに底部プレート34を取り外されたマガジン4の底面
図である。ロック・プレート33はスプリング・バイア
スされたカセット・ロック位置で示される。そのカセッ
ト・ロック位置では、タブ38は対応するロック・バー
39上に支持され、従って、部分的にしか可視的になら
ない。更に、ロック・プレート33を所定位置に保持す
るために、スプリング部材51及び52はバイアス圧力
を底部32に対して加える。手操作用ロック・タブ54
は、データ・カセット5をリリースするためのカセット
・アンロック位置にロック・プレート33を滑動させる
ために把握可能である。溝53は、やがて明らかになる
ように、記憶サブシステム1とのインターロックを作り
或いは解放する手操作用ロック・タブ54によって動か
される。
めに底部プレート34を取り外されたマガジン4の底面
図である。ロック・プレート33はスプリング・バイア
スされたカセット・ロック位置で示される。そのカセッ
ト・ロック位置では、タブ38は対応するロック・バー
39上に支持され、従って、部分的にしか可視的になら
ない。更に、ロック・プレート33を所定位置に保持す
るために、スプリング部材51及び52はバイアス圧力
を底部32に対して加える。手操作用ロック・タブ54
は、データ・カセット5をリリースするためのカセット
・アンロック位置にロック・プレート33を滑動させる
ために把握可能である。溝53は、やがて明らかになる
ように、記憶サブシステム1とのインターロックを作り
或いは解放する手操作用ロック・タブ54によって動か
される。
【0030】図8も、ロック・プレート33を露出させ
るために底部プレート34を取り外されたマガジン4の
底面図であるが、この例では、ロック・プレート33は
カセット・アンロック位置にある。タブ38の底部側は
開口56を通して見ることが可能であり、その場合、タ
ブ38は、データ・カセットがタブ38上を容易に滑動
することを可能にするよう自由に開口56の中を下向き
に移動する。スプリング部材51及び52は、手操作用
ロック・タブ54によって又は記憶サブシステム1にお
けるインターフェースによって外部的な力をそれに加え
られる。溝53はインターロック位置にあるが、インタ
ーロックそのものは取り除かれた底部34と組み合わせ
て形成される。
るために底部プレート34を取り外されたマガジン4の
底面図であるが、この例では、ロック・プレート33は
カセット・アンロック位置にある。タブ38の底部側は
開口56を通して見ることが可能であり、その場合、タ
ブ38は、データ・カセットがタブ38上を容易に滑動
することを可能にするよう自由に開口56の中を下向き
に移動する。スプリング部材51及び52は、手操作用
ロック・タブ54によって又は記憶サブシステム1にお
けるインターフェースによって外部的な力をそれに加え
られる。溝53はインターロック位置にあるが、インタ
ーロックそのものは取り除かれた底部34と組み合わせ
て形成される。
【0031】図9は底部側から見たマガジン4の投影図
である。溝53及び手操作用ロック・タブ54は、イン
ターロックを形成するために底部34とインターフェー
スする。ロック・プレート33はマガジン非インターロ
ック位置で示され、その位置では、例えば、記憶サブシ
ステム1のピン(図示されてない)が内部を滑動するよ
うに溝53から底部34のエッジまでオープン・パスが
形成される。実際のインターロックは、そのオープン・
パスを閉じることによって形成される。複数の収納セル
を形成するための複数のディバイダ36の関係を、より
明瞭に見ることができる。記憶サブシステム1への及び
記憶サブシステム1からのマガジン4の案内を援助する
ためのガイド機構をエッジ31上に見ることができる。
優先順位処理のためにカセット5を優先順位記憶スロッ
トに手動挿入したことを記憶サブシステムが感知するこ
とができるようにカセット存在感知スロット55が設け
られる。このカセット存在感知スロット55は、その感
知機能から離れることなく、別の方法で側部31上に設
置可能である。収納セルはデータ・カセット5の長さよ
りも実質的に短い長さのものであるけれども、側部31
は実質的に同じ長さであり、それによって、収納セルに
収納されたデータ・カセット5に対して保護を与える。
更に、側部31は、ピッカ・アセンブリ3を位置づける
ためのセンサ妨害を与える。
である。溝53及び手操作用ロック・タブ54は、イン
ターロックを形成するために底部34とインターフェー
スする。ロック・プレート33はマガジン非インターロ
ック位置で示され、その位置では、例えば、記憶サブシ
ステム1のピン(図示されてない)が内部を滑動するよ
うに溝53から底部34のエッジまでオープン・パスが
形成される。実際のインターロックは、そのオープン・
パスを閉じることによって形成される。複数の収納セル
を形成するための複数のディバイダ36の関係を、より
明瞭に見ることができる。記憶サブシステム1への及び
記憶サブシステム1からのマガジン4の案内を援助する
ためのガイド機構をエッジ31上に見ることができる。
優先順位処理のためにカセット5を優先順位記憶スロッ
トに手動挿入したことを記憶サブシステムが感知するこ
とができるようにカセット存在感知スロット55が設け
られる。このカセット存在感知スロット55は、その感
知機能から離れることなく、別の方法で側部31上に設
置可能である。収納セルはデータ・カセット5の長さよ
りも実質的に短い長さのものであるけれども、側部31
は実質的に同じ長さであり、それによって、収納セルに
収納されたデータ・カセット5に対して保護を与える。
更に、側部31は、ピッカ・アセンブリ3を位置づける
ためのセンサ妨害を与える。
【0032】図10は底部側から見たマガジン4の投影
図を示し、そこでは、溝53及び手操作用ロック・タブ
54がマガジン・インターロック位置に滑動させられて
いる。手操作用ロック・タブ54は、溝53に保持され
たピンが底部プレイト54とインターロックされ且つマ
ガジン4が記憶サブシステム1から取り外されないよう
にオープン・パスをブロックする。ロック・プレート3
3をマガジン・インターロック位置に滑動させること
は、前述のように、データ・カセット5をアンロックす
る。
図を示し、そこでは、溝53及び手操作用ロック・タブ
54がマガジン・インターロック位置に滑動させられて
いる。手操作用ロック・タブ54は、溝53に保持され
たピンが底部プレイト54とインターロックされ且つマ
ガジン4が記憶サブシステム1から取り外されないよう
にオープン・パスをブロックする。ロック・プレート3
3をマガジン・インターロック位置に滑動させること
は、前述のように、データ・カセット5をアンロックす
る。
【0033】次に、このシステムのオペレーションの方
法を説明する。再び図1を参照すると、ピッカ・アセン
ブリ3の機能はデータ・カセットをマガジン4から記憶
装置2に移送すること及びその後データ・カセット5を
マガジン4内の元の収納セルに戻すことである。マガジ
ン4は、手操作用ロック・タブ54をカセット・アンロ
ック位置にスライドすることによって、オペレータによ
るデータ・カセット5のローディングを可能にする。一
般には、スプリング部材51、52によって加えられる
スプリング・バイアス力に300グラム以下の力でもっ
て打ち勝つ必要がある。マガジン4をロードしてしまう
と、手操作用ロック・タブ54は解放され、従って、カ
セット5をマガジン4の収納セルにロックする。今や、
マガジン4は記憶サブシステム1に挿入可能である。マ
ガジン4を挿入することは、ロック・プレート33が再
びマガジン・インターロック位置に押し込まれるように
溝53及び底部プレート34を記憶サブシステム1と相
互作用させるので、マガジン4は所定位置にロックさ
れ、データ・カセット4は今やリリース可能に収納セル
に保持される。
法を説明する。再び図1を参照すると、ピッカ・アセン
ブリ3の機能はデータ・カセットをマガジン4から記憶
装置2に移送すること及びその後データ・カセット5を
マガジン4内の元の収納セルに戻すことである。マガジ
ン4は、手操作用ロック・タブ54をカセット・アンロ
ック位置にスライドすることによって、オペレータによ
るデータ・カセット5のローディングを可能にする。一
般には、スプリング部材51、52によって加えられる
スプリング・バイアス力に300グラム以下の力でもっ
て打ち勝つ必要がある。マガジン4をロードしてしまう
と、手操作用ロック・タブ54は解放され、従って、カ
セット5をマガジン4の収納セルにロックする。今や、
マガジン4は記憶サブシステム1に挿入可能である。マ
ガジン4を挿入することは、ロック・プレート33が再
びマガジン・インターロック位置に押し込まれるように
溝53及び底部プレート34を記憶サブシステム1と相
互作用させるので、マガジン4は所定位置にロックさ
れ、データ・カセット4は今やリリース可能に収納セル
に保持される。
【0034】マガジン4内に置かれた特定のデータ・カ
セット5を記憶装置2にロードするためにリクエストが
自動記憶サブシステム1に送られた時、オペレーション
・シーケンスが始まる。ピッカの初期状態は、前部グリ
ッパ20及び後部グリッパ21の両方が開放位置にある
場合、ピッカ・アセンブリ3がマガジン4を自由に横切
ることを可能にする。アクセス機構6は、リクエストさ
れたデータ・カセット5を含むよう既知の収納セルと一
直線になるようピッカ・アセンブリ3を移送するであろ
う。搬入位置におけるマガジン4にリリース可能に保持
されたそのリクエストされたデータ・カセットはマガジ
ン4から取り外され、処理のために記憶装置2のローダ
・スロットにロードされる。処理が完了した後、後部グ
リッパ21はデータ・カセット5を記憶スロットから取
り外す。処理されたデータ・カセット5は前部グリッパ
20によってそれの元の収納セルに、又は空の収納セル
に戻される。処理されたデータ・カセット5は、例え
ば、それが搬出位置、即ち、カセット搬出保持ノッチ8
がタブ38上に揃えられた位置にあるように、前部グリ
ッパ20によって収納セルに戻されるべく排出される。
本発明の好適な実施例では、搬出位置におけるデータ・
カセット5は前部グリッパ20が届かない位置にある。
図11は、搬入位置及び搬出位置の両方にロードされた
カセット5を示す。データ・カセット5の頂部エッジは
底部エッジよりも長いので、前部グリッパ20はデータ
・カセット5をそれの届く範囲外に押すことができる。
その前部グリッパの頂部フィンガは、データ・カセット
5をそれの頂部エッジによって押し離すことができる。
セット5を記憶装置2にロードするためにリクエストが
自動記憶サブシステム1に送られた時、オペレーション
・シーケンスが始まる。ピッカの初期状態は、前部グリ
ッパ20及び後部グリッパ21の両方が開放位置にある
場合、ピッカ・アセンブリ3がマガジン4を自由に横切
ることを可能にする。アクセス機構6は、リクエストさ
れたデータ・カセット5を含むよう既知の収納セルと一
直線になるようピッカ・アセンブリ3を移送するであろ
う。搬入位置におけるマガジン4にリリース可能に保持
されたそのリクエストされたデータ・カセットはマガジ
ン4から取り外され、処理のために記憶装置2のローダ
・スロットにロードされる。処理が完了した後、後部グ
リッパ21はデータ・カセット5を記憶スロットから取
り外す。処理されたデータ・カセット5は前部グリッパ
20によってそれの元の収納セルに、又は空の収納セル
に戻される。処理されたデータ・カセット5は、例え
ば、それが搬出位置、即ち、カセット搬出保持ノッチ8
がタブ38上に揃えられた位置にあるように、前部グリ
ッパ20によって収納セルに戻されるべく排出される。
本発明の好適な実施例では、搬出位置におけるデータ・
カセット5は前部グリッパ20が届かない位置にある。
図11は、搬入位置及び搬出位置の両方にロードされた
カセット5を示す。データ・カセット5の頂部エッジは
底部エッジよりも長いので、前部グリッパ20はデータ
・カセット5をそれの届く範囲外に押すことができる。
その前部グリッパの頂部フィンガは、データ・カセット
5をそれの頂部エッジによって押し離すことができる。
【0035】処理されたデータ・カセット5は、搬出位
置に戻されたことによってオペレータにとって可視的に
なる。適切な時間に、オペレータは、その処理されたデ
ータ・カセットを検索するためにマガジン4を記憶サブ
システム1から取り外すために記憶サブシステム1とマ
ガジン4との間のインターロックをディスエーブルする
ことができる。この時、その処理されたデータ・カセッ
ト5は搬出位置にロックされる。システム・エラー状態
が生じ、データ・カセット5が搬入位置又は搬出位置以
外のマガジン4における位置にある場合、ロック・プレ
ート33がマガジン非インターロック位置に滑動して戻
るように、従って、エラーが訂正されるまでマガジンの
取り出しを防ぐように、タブ38は対応するロック・バ
ー39をブロックするであろう。
置に戻されたことによってオペレータにとって可視的に
なる。適切な時間に、オペレータは、その処理されたデ
ータ・カセットを検索するためにマガジン4を記憶サブ
システム1から取り外すために記憶サブシステム1とマ
ガジン4との間のインターロックをディスエーブルする
ことができる。この時、その処理されたデータ・カセッ
ト5は搬出位置にロックされる。システム・エラー状態
が生じ、データ・カセット5が搬入位置又は搬出位置以
外のマガジン4における位置にある場合、ロック・プレ
ート33がマガジン非インターロック位置に滑動して戻
るように、従って、エラーが訂正されるまでマガジンの
取り出しを防ぐように、タブ38は対応するロック・バ
ー39をブロックするであろう。
【0036】要約すると、パススルー・カセット・マガ
ジンに保持された複数個のカセットから1つのカセット
をランダムに選択しそしてその選択されたカセットをそ
のマガジンから記憶装置に搬送するための自動化された
記憶サブシステムが開示された。その自動化された記憶
サブシステムは、選択されたカセットからデータを検索
し或いはそこにデータを記憶するためにそのカセットを
受領するための記憶装置を含む。各カセットは、離隔し
た第1及び第2保持機構を有し、それのエッジ上に位置
合わせされる。パススルー・カセット・マガジンはその
自動化された記憶サブシステムにおけるマガジン・イン
ターロック位置に保持され、一方、それら複数個のカセ
ットは、ピッカ機構によるパススルー・カセット・マガ
ジンからの取り出し及びそこへの戻りのためにそのパス
スルー・カセット・マガジンにおいてカセット・アンロ
ック状態に維持される。そのパススルー・カセット・マ
ガジンは、それが前記自動化された記憶サブシステムか
らリリースされた時、複数個のカセットをカセット・ロ
ック状態に維持する。
ジンに保持された複数個のカセットから1つのカセット
をランダムに選択しそしてその選択されたカセットをそ
のマガジンから記憶装置に搬送するための自動化された
記憶サブシステムが開示された。その自動化された記憶
サブシステムは、選択されたカセットからデータを検索
し或いはそこにデータを記憶するためにそのカセットを
受領するための記憶装置を含む。各カセットは、離隔し
た第1及び第2保持機構を有し、それのエッジ上に位置
合わせされる。パススルー・カセット・マガジンはその
自動化された記憶サブシステムにおけるマガジン・イン
ターロック位置に保持され、一方、それら複数個のカセ
ットは、ピッカ機構によるパススルー・カセット・マガ
ジンからの取り出し及びそこへの戻りのためにそのパス
スルー・カセット・マガジンにおいてカセット・アンロ
ック状態に維持される。そのパススルー・カセット・マ
ガジンは、それが前記自動化された記憶サブシステムか
らリリースされた時、複数個のカセットをカセット・ロ
ック状態に維持する。
【0037】パススルー・カセット・マガジンは第1側
部、第2側部、頂部、及び底部を有するハウジング、及
び複数個の収納セルを定義するために第1側部及び第2
側部の間で実質的に等間隔で離隔した複数個のディバイ
ダを含む。そのハウジングは、各カセットが各収納セル
を通過(パススルー)するのを可能にするために前部及
び後部で開放しており、一方、収納セルはカセットの長
さよりも実質的に短い長さのものである。そのハウジン
グの底部は複数個のカンチレバーを有し、各カンチレバ
ーはカセット保持機構を有する。一方、各カンチレバー
は、搬入位置又は搬出位置にその対応するカセットを保
持するために第1又は第2カセット保持機構をそれと係
合させるために収納セル・ロケーションに位置づけられ
る。ロック・プレートは上面及び下面を有し、複数個の
ロック・バーがその上面に形成され、インターロック機
構がその下面に形成される。
部、第2側部、頂部、及び底部を有するハウジング、及
び複数個の収納セルを定義するために第1側部及び第2
側部の間で実質的に等間隔で離隔した複数個のディバイ
ダを含む。そのハウジングは、各カセットが各収納セル
を通過(パススルー)するのを可能にするために前部及
び後部で開放しており、一方、収納セルはカセットの長
さよりも実質的に短い長さのものである。そのハウジン
グの底部は複数個のカンチレバーを有し、各カンチレバ
ーはカセット保持機構を有する。一方、各カンチレバー
は、搬入位置又は搬出位置にその対応するカセットを保
持するために第1又は第2カセット保持機構をそれと係
合させるために収納セル・ロケーションに位置づけられ
る。ロック・プレートは上面及び下面を有し、複数個の
ロック・バーがその上面に形成され、インターロック機
構がその下面に形成される。
【0038】パススルー・カセット・マガジンがその自
動化された記憶サブシステムにロードされた時、ロック
・プレートがマガジン・インターロック位置に滑動させ
られて複数個のロック・バーのうちの各ロック・バーを
複数個のカンチレバーのうちの対応するカンチレバーの
下になり且つその対応するカンチレバーから離れるよう
にそのロック・プレートはハウジングの底部の下に滑動
可能に保持され、従って、複数個のカセットをリリース
可能に保持する。ロック・プレートは、各ロック・バー
が前記収納セルにおけるカセットをロックするための対
応するカンチレバーの下に実質的に位置合わせされるよ
うに、パススルー・カセット・マガジンが前記自動化さ
れた記憶サブシステムから取り外された時、マガジン非
インターロック位置に滑動させられる。その底部に取り
付けられたハウジング・プレートはその底部とハウジン
グ・プレートとの間にロック・プレートを滑動可能に保
持する。
動化された記憶サブシステムにロードされた時、ロック
・プレートがマガジン・インターロック位置に滑動させ
られて複数個のロック・バーのうちの各ロック・バーを
複数個のカンチレバーのうちの対応するカンチレバーの
下になり且つその対応するカンチレバーから離れるよう
にそのロック・プレートはハウジングの底部の下に滑動
可能に保持され、従って、複数個のカセットをリリース
可能に保持する。ロック・プレートは、各ロック・バー
が前記収納セルにおけるカセットをロックするための対
応するカンチレバーの下に実質的に位置合わせされるよ
うに、パススルー・カセット・マガジンが前記自動化さ
れた記憶サブシステムから取り外された時、マガジン非
インターロック位置に滑動させられる。その底部に取り
付けられたハウジング・プレートはその底部とハウジン
グ・プレートとの間にロック・プレートを滑動可能に保
持する。
【0039】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
の事項を開示する。
【0040】(1)自動カセット・ローダ(ACL)シ
ステムにおいて使用するための複数個のカセットを保持
するように適応したパススルー・カセット・マガジンに
して、前記カセットの各々はそれのエッジにおいて第1
保持機構を有し、前記複数個のカセットが前記パススル
ー・カセット・マガジンにおけるピッカ機構による取り
出し及び戻しのためのリリース状態に維持されている
間、前記パススルー・カセット・マガジンは前記ACL
システムにおいてマガジン・インターロック状態に保持
され、前記パススルー・カセット・マガジンが前記AC
Lシステムからリリースされる時前記パススルー・カセ
ット・マガジンは前記複数個のカセットをロック状態に
維持するものにおいて、第1側部と、第2側部と、頂部
と、底部と、前記第1側部及び第2側部の間で実質的に
等間隔で離され且つ複数個の収納セルを定義するための
複数個のディバイダとを有し、各カセットが各収納セル
を通過することを可能にするために前部及び後部におい
て開放したハウジングであって、前記底部は各々がカセ
ット保持機構を有する複数個のカンチレバーを有し、前
記カンチレバーの各々は対応するカセットを第1位置に
保持するための対応するカセット保持機構と前記対応す
るカセットの第1保持機構とを係合させるために収納セ
ルのロケーションに位置づけられるものと、上面と、下
面と、前記上面に形成された複数個のロック・バーと、
前記下面に形成されたインターロック機構とを有するロ
ック・プレートであって、前記ロック・プレートは、前
記パススルー・カセット・マガジンが前記ACLシステ
ムにロードされた時前記ロック・プレートが滑動してマ
ガジン・インターロック状態になるように前記ハウジン
グの底部の下に滑動可能に保持され、前記複数個のロッ
ク・バーの各ロック・バーを前記複数個のカンチレバー
のうちの対応するカンチレバーからオフセットさせ、従
って、前記複数個のカセットをリリース可能に保持し、
前記パススルー・カセット・マガジンが前記ACLシス
テムから取り外された時各ロック・バーが前記収納セル
において前記カセットをロックするための対応するカン
チレバーの下に実質的に位置合わせされるように非イン
ターロック位置に滑動するものと、前記底部に取り付け
られたハウジング・プレートであって、前記底部と前記
ハウジング・プレートとの間に前記ロック・プレートを
滑動可能に保持するためのものと、を含むパススルー・
カセット・マガジン。 (2)前記ロック・プレートのデフォルト位置が前記カ
セットを前記収納セルにロックするように前記ロック・
プレートをバイアス非インターロック位置に維持するた
めのスプリングを含むことを特徴とする上記(1)に記
載のパススルー・カセット・マガジン。 (3)前記ロック・プレートは前記カセットをリリース
するための手操作オーバライドを与えるために手操作用
タブを前記底部に含むことを特徴とする上記(2)に記
載のパススルー・カセット・マガジン。 (4)前記カセットは垂直方向位置に保持されることを
特徴とする上記(3)に記載のパススルー・カセット・
マガジン。 (5)10個の収納セルが設けられることを特徴とする
上記(4)に記載のパススルー・カセット・マガジン。 (6)各カセットは前記エッジにおいて第2保持機構を
含み、前記第2保持機構は、前記第1保持機構が前記対
応するカンチレバーと位置合わせされる時には前記カセ
ットが第1位置において前記パススルー・カセット・マ
ガジン内に十分に挿入されるように、及び前記第2保持
機構が前記対応するカンチレバーと位置合わせされる時
には前記カセットが第2位置にあるように、前記第1保
持機構から隔てられ且つ整列させられることを特徴とす
る上記(5)に記載のパススルー・カセット・マガジ
ン。 (7)前記ロック・プレートは、カセットが前記第1位
置又は第2位置にある場合だけ前記インターロック位置
からリリース可能であることを特徴とする上記(6)に
記載のパススルー・カセット・マガジン。 (8)各ロック・バーは、前記ロック・バーが非インタ
ーロック位置に強制的にもたらすことが可能であること
を確実にするために故障したカンチレバーを対応する収
納セル領域に強制的にもたらすための安全斜面を含むこ
とを特徴とする上記(7)に記載のパススルー・カセッ
ト・マガジン。 (9)前記第1位置は搬入位置であり、前記第2位置は
搬出位置であることを特徴とする上記(7)に記載のパ
ススルー・カセット・マガジン。 (10)各カセットは磁気テープを収納することを特徴
とする上記(7)に記載のパススルー・カセット・マガ
ジン。 (11)複数個の収納セルに複数個のカセットを収納す
るためのパススルー・カセット・マガジンにして、前記
カセットの各々はそれのエッジ上に第1保持ノッチを有
するものにおいて、前記収納セルの各々に対して1つの
カンチレバーを含む底部を有するハウジングであって、
前記カンチレバーの各々はカセットが搬入位置にある時
に前記第1保持ノッチと協同するためのカセット保持タ
ブを有するものと、マガジン非インターロック状態にお
いて前記ハウジングの底部の下で滑動可能にバイアスさ
れ、前記マガジン非インターロック状態では、各ロック
・バーは各カンチレバー・タブを第1カセット保持ノッ
チに強制的にもたらしてそのような各カセットを搬入位
置にロックさせるように各カンチレバーに対して対応し
たロック・バーを有するロック・プレートにして、各ロ
ック・バーが各カセットをリリース可能に保持するため
に各対応するカンチレバーの側まで移動するマガジン・
インターロック状態に滑動可能であり、前記カンチレバ
ーに対向したインターロック機構を含むロック・プレー
トと、前記ハウジングの下に前記ロック・プレートを滑
動可能に保持し、収納セルにおける何れのカセットも所
定位置において位置合わせされない場合に前記ロック・
プレートがインターロック位置に強制的に保持されるよ
うに前記インターロック機構と協同してインターロック
を形成する底部プレートと、を含むパススルー・カセッ
ト・マガジン。 (12)各カセットは、前記ロック・プレートが前記マ
ガジン非インターロック状態にある時に前記対応するカ
ンチレバー・タブの各々が前記カセットの各々を搬出位
置にロックするよう協同するように前記第1保持ノッチ
と位置合わせされ且つ前記第1保持ノッチから離隔した
第2保持ノッチを含むことを特徴とする上記(11)に
記載のパススルー・カセット・マガジン。 (13)前記ロック・プレートは、前記カセットを前記
マガジンから取り外すために前記ロック・プレートをマ
ガジン・インターロック状態に手動で押すための手操作
用タブを含むことを特徴とする上記(12)に記載のパ
ススルー・カセット・マガジン。 (14)前記ロック・プレートを前記マガジン非インタ
ーロック状態に弾力的にバイアスするためのバイアス手
段を含むことを特徴とする上記(13)に記載のパスス
ルー・カセット・マガジン。 (15)前記カセットは、各対応するカセットの下の前
記カンチレバーの各々によって前記収納セルにおける垂
直方向位置に保持されることを特徴とする上記(14)
に記載のパススルー・カセット・マガジン。 (16)10個の収納セルを含むことを特徴とする上記
(15)に記載のパススルー・カセット・マガジン。 (17)記憶装置及びピッカ機構を有するデータ記憶ラ
イブラリにおいて処理するための複数個の記憶媒体を収
納し、搬送し、アクセスする方法にして、前記複数個の
記憶媒体が搬入位置においてロック可能に保持されるよ
うに前記複数個の記憶媒体をパススルー・マガジン内に
垂直方向に保持するステップと、前記パススルー・マガ
ジンが前記記憶ライブラリとインターロックして前記ピ
ッカ機構にとってアクセス可能な前記複数個の記憶媒体
を前記パススルー・マガジン内にリリース可能に保持さ
せるように前記パススルー・マガジンを前記記憶ライブ
ラリに挿入するステップと、各記憶媒体を処理し、処理
された各記憶媒体を前記パススルー・マガジンにおける
搬入位置又は搬出位置において置換するステップと、前
記インターロックをリリースすることによって前記記憶
媒体から前記パススルー・マガジンを取り外し、前記複
数個の記憶媒体を前記パススルー・マガジンにおいて同
時にロックするステップと、を含む方法。 (18)前記パススルー・マガジンを前記インターロッ
ク位置に配置し、前記パススルー・マガジンから前記複
数個の記憶媒体を取り出すステップを含むことを特徴と
する上記(17)に記載の方法。 (19)複数個の収納セルに保持された複数個のカセッ
トから1つのカセットをランダムに選択し、該選択され
たカセットを搬送するための自動化された記憶システム
にして、各カセットは搬入保持機構及び搬出保持機構を
有するものにおいて、データを処理するためのローダ・
スロットにおいて前記選択されたカセットを受け取るた
めの記憶装置と、第1グリッパ及び第2グリッパを有
し、前記第1グリッパが前記複数個の収納セルにおける
前記カセットへのアクセスを有し且つ前記第2グリッパ
が前記記憶装置へのアクセスを有するように前記第1グ
リッパ及び第2グリッパを縦並びに装着されたパススル
ー・ピッカ機構であって、前記第1グリッパ及び第2グ
リッパはそれらの間で前記選択されたカセットを移送す
るものと、前記パススルー・ピッカ機構を所持し、前記
パススルー・ピッカ機構を前記複数個の収納セルの1つ
と前記記憶装置との間で移動させるように位置づけられ
たアクセス機構と、前記カセットを保持するための前記
複数個の収納セルを提供するパススルー・マガジンであ
って、各カセットをカセット・アンロック状態に維持し
ながら前記記憶システムにおいてマガジン・インターロ
ック状態で保持され、各カセットをカセット・ロック状
態に維持しながら前記記憶システムから取り外された時
にマガジン非インターロック状態に維持されるパススル
ー・マガジンと、を含み、前記パススルー・マガジンは
各収納セルに対して1つのカンチレバーを含んだ底部を
有するハウジングにして、各カンチレバーはカセットが
搬入位置にある時に前記搬入保持ノッチと協同するため
のカセット保持タブを有するものと、各カンチレバーに
対して1つの対応するロック・バーを有し、マガジン非
インターロック状態では各ロック・バーが各カンチレバ
ー・タブを搬入カセット保持ノッチ又は搬出カセット保
持ノッチまで強制的にもたらすことによってそのような
各カセットを搬入位置又は搬出位置にロックするように
マガジン非インターロック状態では前記ハウジングの底
部の下で滑動可能にバイアスされるロック・プレートに
して、各ロック・バーが各カセットをリリース可能に保
持するための各対応するカンチレバーの側まで移動させ
られるマガジン・インターロック状態に滑動可能であ
り、前記カンチレバーと対向したインターロック機構を
含むロック・プレートと、前記ハウジングの下に前記ロ
ック・プレートを滑動可能に保持し、収納セルにおける
何れのカセットも搬入位置又は搬出位置において位置合
わせされない場合に前記ロック・プレートがインターロ
ック位置に強制的に保持されるように前記インターロッ
ク機構と協同してインターロックを形成する底部プレー
トと、を含むことを特徴とする自動化された記憶システ
ム。 (20)前記パススルー・マガジンにおいてカートリッ
ジ存在感知スロットを含むことを特徴とする上記(1
9)に記載の自動化された記憶システム。
ステムにおいて使用するための複数個のカセットを保持
するように適応したパススルー・カセット・マガジンに
して、前記カセットの各々はそれのエッジにおいて第1
保持機構を有し、前記複数個のカセットが前記パススル
ー・カセット・マガジンにおけるピッカ機構による取り
出し及び戻しのためのリリース状態に維持されている
間、前記パススルー・カセット・マガジンは前記ACL
システムにおいてマガジン・インターロック状態に保持
され、前記パススルー・カセット・マガジンが前記AC
Lシステムからリリースされる時前記パススルー・カセ
ット・マガジンは前記複数個のカセットをロック状態に
維持するものにおいて、第1側部と、第2側部と、頂部
と、底部と、前記第1側部及び第2側部の間で実質的に
等間隔で離され且つ複数個の収納セルを定義するための
複数個のディバイダとを有し、各カセットが各収納セル
を通過することを可能にするために前部及び後部におい
て開放したハウジングであって、前記底部は各々がカセ
ット保持機構を有する複数個のカンチレバーを有し、前
記カンチレバーの各々は対応するカセットを第1位置に
保持するための対応するカセット保持機構と前記対応す
るカセットの第1保持機構とを係合させるために収納セ
ルのロケーションに位置づけられるものと、上面と、下
面と、前記上面に形成された複数個のロック・バーと、
前記下面に形成されたインターロック機構とを有するロ
ック・プレートであって、前記ロック・プレートは、前
記パススルー・カセット・マガジンが前記ACLシステ
ムにロードされた時前記ロック・プレートが滑動してマ
ガジン・インターロック状態になるように前記ハウジン
グの底部の下に滑動可能に保持され、前記複数個のロッ
ク・バーの各ロック・バーを前記複数個のカンチレバー
のうちの対応するカンチレバーからオフセットさせ、従
って、前記複数個のカセットをリリース可能に保持し、
前記パススルー・カセット・マガジンが前記ACLシス
テムから取り外された時各ロック・バーが前記収納セル
において前記カセットをロックするための対応するカン
チレバーの下に実質的に位置合わせされるように非イン
ターロック位置に滑動するものと、前記底部に取り付け
られたハウジング・プレートであって、前記底部と前記
ハウジング・プレートとの間に前記ロック・プレートを
滑動可能に保持するためのものと、を含むパススルー・
カセット・マガジン。 (2)前記ロック・プレートのデフォルト位置が前記カ
セットを前記収納セルにロックするように前記ロック・
プレートをバイアス非インターロック位置に維持するた
めのスプリングを含むことを特徴とする上記(1)に記
載のパススルー・カセット・マガジン。 (3)前記ロック・プレートは前記カセットをリリース
するための手操作オーバライドを与えるために手操作用
タブを前記底部に含むことを特徴とする上記(2)に記
載のパススルー・カセット・マガジン。 (4)前記カセットは垂直方向位置に保持されることを
特徴とする上記(3)に記載のパススルー・カセット・
マガジン。 (5)10個の収納セルが設けられることを特徴とする
上記(4)に記載のパススルー・カセット・マガジン。 (6)各カセットは前記エッジにおいて第2保持機構を
含み、前記第2保持機構は、前記第1保持機構が前記対
応するカンチレバーと位置合わせされる時には前記カセ
ットが第1位置において前記パススルー・カセット・マ
ガジン内に十分に挿入されるように、及び前記第2保持
機構が前記対応するカンチレバーと位置合わせされる時
には前記カセットが第2位置にあるように、前記第1保
持機構から隔てられ且つ整列させられることを特徴とす
る上記(5)に記載のパススルー・カセット・マガジ
ン。 (7)前記ロック・プレートは、カセットが前記第1位
置又は第2位置にある場合だけ前記インターロック位置
からリリース可能であることを特徴とする上記(6)に
記載のパススルー・カセット・マガジン。 (8)各ロック・バーは、前記ロック・バーが非インタ
ーロック位置に強制的にもたらすことが可能であること
を確実にするために故障したカンチレバーを対応する収
納セル領域に強制的にもたらすための安全斜面を含むこ
とを特徴とする上記(7)に記載のパススルー・カセッ
ト・マガジン。 (9)前記第1位置は搬入位置であり、前記第2位置は
搬出位置であることを特徴とする上記(7)に記載のパ
ススルー・カセット・マガジン。 (10)各カセットは磁気テープを収納することを特徴
とする上記(7)に記載のパススルー・カセット・マガ
ジン。 (11)複数個の収納セルに複数個のカセットを収納す
るためのパススルー・カセット・マガジンにして、前記
カセットの各々はそれのエッジ上に第1保持ノッチを有
するものにおいて、前記収納セルの各々に対して1つの
カンチレバーを含む底部を有するハウジングであって、
前記カンチレバーの各々はカセットが搬入位置にある時
に前記第1保持ノッチと協同するためのカセット保持タ
ブを有するものと、マガジン非インターロック状態にお
いて前記ハウジングの底部の下で滑動可能にバイアスさ
れ、前記マガジン非インターロック状態では、各ロック
・バーは各カンチレバー・タブを第1カセット保持ノッ
チに強制的にもたらしてそのような各カセットを搬入位
置にロックさせるように各カンチレバーに対して対応し
たロック・バーを有するロック・プレートにして、各ロ
ック・バーが各カセットをリリース可能に保持するため
に各対応するカンチレバーの側まで移動するマガジン・
インターロック状態に滑動可能であり、前記カンチレバ
ーに対向したインターロック機構を含むロック・プレー
トと、前記ハウジングの下に前記ロック・プレートを滑
動可能に保持し、収納セルにおける何れのカセットも所
定位置において位置合わせされない場合に前記ロック・
プレートがインターロック位置に強制的に保持されるよ
うに前記インターロック機構と協同してインターロック
を形成する底部プレートと、を含むパススルー・カセッ
ト・マガジン。 (12)各カセットは、前記ロック・プレートが前記マ
ガジン非インターロック状態にある時に前記対応するカ
ンチレバー・タブの各々が前記カセットの各々を搬出位
置にロックするよう協同するように前記第1保持ノッチ
と位置合わせされ且つ前記第1保持ノッチから離隔した
第2保持ノッチを含むことを特徴とする上記(11)に
記載のパススルー・カセット・マガジン。 (13)前記ロック・プレートは、前記カセットを前記
マガジンから取り外すために前記ロック・プレートをマ
ガジン・インターロック状態に手動で押すための手操作
用タブを含むことを特徴とする上記(12)に記載のパ
ススルー・カセット・マガジン。 (14)前記ロック・プレートを前記マガジン非インタ
ーロック状態に弾力的にバイアスするためのバイアス手
段を含むことを特徴とする上記(13)に記載のパスス
ルー・カセット・マガジン。 (15)前記カセットは、各対応するカセットの下の前
記カンチレバーの各々によって前記収納セルにおける垂
直方向位置に保持されることを特徴とする上記(14)
に記載のパススルー・カセット・マガジン。 (16)10個の収納セルを含むことを特徴とする上記
(15)に記載のパススルー・カセット・マガジン。 (17)記憶装置及びピッカ機構を有するデータ記憶ラ
イブラリにおいて処理するための複数個の記憶媒体を収
納し、搬送し、アクセスする方法にして、前記複数個の
記憶媒体が搬入位置においてロック可能に保持されるよ
うに前記複数個の記憶媒体をパススルー・マガジン内に
垂直方向に保持するステップと、前記パススルー・マガ
ジンが前記記憶ライブラリとインターロックして前記ピ
ッカ機構にとってアクセス可能な前記複数個の記憶媒体
を前記パススルー・マガジン内にリリース可能に保持さ
せるように前記パススルー・マガジンを前記記憶ライブ
ラリに挿入するステップと、各記憶媒体を処理し、処理
された各記憶媒体を前記パススルー・マガジンにおける
搬入位置又は搬出位置において置換するステップと、前
記インターロックをリリースすることによって前記記憶
媒体から前記パススルー・マガジンを取り外し、前記複
数個の記憶媒体を前記パススルー・マガジンにおいて同
時にロックするステップと、を含む方法。 (18)前記パススルー・マガジンを前記インターロッ
ク位置に配置し、前記パススルー・マガジンから前記複
数個の記憶媒体を取り出すステップを含むことを特徴と
する上記(17)に記載の方法。 (19)複数個の収納セルに保持された複数個のカセッ
トから1つのカセットをランダムに選択し、該選択され
たカセットを搬送するための自動化された記憶システム
にして、各カセットは搬入保持機構及び搬出保持機構を
有するものにおいて、データを処理するためのローダ・
スロットにおいて前記選択されたカセットを受け取るた
めの記憶装置と、第1グリッパ及び第2グリッパを有
し、前記第1グリッパが前記複数個の収納セルにおける
前記カセットへのアクセスを有し且つ前記第2グリッパ
が前記記憶装置へのアクセスを有するように前記第1グ
リッパ及び第2グリッパを縦並びに装着されたパススル
ー・ピッカ機構であって、前記第1グリッパ及び第2グ
リッパはそれらの間で前記選択されたカセットを移送す
るものと、前記パススルー・ピッカ機構を所持し、前記
パススルー・ピッカ機構を前記複数個の収納セルの1つ
と前記記憶装置との間で移動させるように位置づけられ
たアクセス機構と、前記カセットを保持するための前記
複数個の収納セルを提供するパススルー・マガジンであ
って、各カセットをカセット・アンロック状態に維持し
ながら前記記憶システムにおいてマガジン・インターロ
ック状態で保持され、各カセットをカセット・ロック状
態に維持しながら前記記憶システムから取り外された時
にマガジン非インターロック状態に維持されるパススル
ー・マガジンと、を含み、前記パススルー・マガジンは
各収納セルに対して1つのカンチレバーを含んだ底部を
有するハウジングにして、各カンチレバーはカセットが
搬入位置にある時に前記搬入保持ノッチと協同するため
のカセット保持タブを有するものと、各カンチレバーに
対して1つの対応するロック・バーを有し、マガジン非
インターロック状態では各ロック・バーが各カンチレバ
ー・タブを搬入カセット保持ノッチ又は搬出カセット保
持ノッチまで強制的にもたらすことによってそのような
各カセットを搬入位置又は搬出位置にロックするように
マガジン非インターロック状態では前記ハウジングの底
部の下で滑動可能にバイアスされるロック・プレートに
して、各ロック・バーが各カセットをリリース可能に保
持するための各対応するカンチレバーの側まで移動させ
られるマガジン・インターロック状態に滑動可能であ
り、前記カンチレバーと対向したインターロック機構を
含むロック・プレートと、前記ハウジングの下に前記ロ
ック・プレートを滑動可能に保持し、収納セルにおける
何れのカセットも搬入位置又は搬出位置において位置合
わせされない場合に前記ロック・プレートがインターロ
ック位置に強制的に保持されるように前記インターロッ
ク機構と協同してインターロックを形成する底部プレー
トと、を含むことを特徴とする自動化された記憶システ
ム。 (20)前記パススルー・マガジンにおいてカートリッ
ジ存在感知スロットを含むことを特徴とする上記(1
9)に記載の自動化された記憶システム。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、パススルー・カセット
・マガジンは、搬送のために記憶サブシステムから取り
出されると内部のカセットが自動的にロックされてその
マガジンからの離脱が防止され、内部のカセットを処理
するために記憶サブシステムに装着されるとそれらカセ
ットをリリース可能に保持することができる。
・マガジンは、搬送のために記憶サブシステムから取り
出されると内部のカセットが自動的にロックされてその
マガジンからの離脱が防止され、内部のカセットを処理
するために記憶サブシステムに装着されるとそれらカセ
ットをリリース可能に保持することができる。
【図1】取り外し可能な媒体を含んだマガジン、記憶装
置、及び2つの縦並びの独立したグリッパを持ったピッ
カ・アセンブリを有する自動化された記憶システムの概
略図である。
置、及び2つの縦並びの独立したグリッパを持ったピッ
カ・アセンブリを有する自動化された記憶システムの概
略図である。
【図2】前部グリッパ及び後部グリッパを利用するピッ
カ・アセンブリを示す自動化された記憶装置の側面図で
ある。
カ・アセンブリを示す自動化された記憶装置の側面図で
ある。
【図3】カセット・ロック位置におけるロック・プレー
トを示すために一部分を切り取られたパススルー・カセ
ット・マガジンの側面図である。
トを示すために一部分を切り取られたパススルー・カセ
ット・マガジンの側面図である。
【図4】カセット・リリース位置におけるロック・プレ
ートを示すために一部分を切り取られたパススルー・カ
セット・マガジンの側面図である。
ートを示すために一部分を切り取られたパススルー・カ
セット・マガジンの側面図である。
【図5】パススルー・カセット・マガジンにおけるロッ
ク・プレートの底部側の投影図である。
ク・プレートの底部側の投影図である。
【図6】パススルー・カセット・マガジンにおけるロッ
ク・プレートの頂部側の投影図である。
ク・プレートの頂部側の投影図である。
【図7】ロック・プレートがカセット・ロック位置にあ
る時のロック・プレートとカンチレバーとの間の関係を
示すために底部を除去されたパススルー・カセット・マ
ガジンの底面図である。
る時のロック・プレートとカンチレバーとの間の関係を
示すために底部を除去されたパススルー・カセット・マ
ガジンの底面図である。
【図8】ロック・プレートがカセット・リリース位置に
ある時のロック・プレートとカンチレバーとの間の関係
を示すために底部を除去されたパススルー・カセット・
マガジンの底面図である。
ある時のロック・プレートとカンチレバーとの間の関係
を示すために底部を除去されたパススルー・カセット・
マガジンの底面図である。
【図9】すべてのデータ・カセットを取り外されたパス
スルー・カセット・マガジンの投影図であり、マガジン
非インターロック位置におけるインターロック機構を示
すものである。
スルー・カセット・マガジンの投影図であり、マガジン
非インターロック位置におけるインターロック機構を示
すものである。
【図10】すべてのデータ・カセットを取り外されたパ
ススルー・カセット・マガジンの投影図であり、マガジ
ン・インターロック位置におけるインターロック機構を
示すものである。
ススルー・カセット・マガジンの投影図であり、マガジ
ン・インターロック位置におけるインターロック機構を
示すものである。
【図11】搬入位置及び搬出位置の両方におけるデータ
・カセットを示すパススルー・カセット・マガジンの投
影図である。
・カセットを示すパススルー・カセット・マガジンの投
影図である。
1 自動化された記憶システム 2 記憶装置 3 ピッカ・アセンブリ 4 マガジン 5 データ・カセット 6 アクセス機構 8 カセット保持ノッチ 9 カセット保持ノッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ケネス・レイ・シェリー アメリカ合衆国アリゾナ州、ツーソン、 ノース・カミノ・マテオ 2371 (56)参考文献 特開 平7−182750(JP,A) 実開 平5−96929(JP,U) 実開 平4−54045(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 15/68 G11B 17/28
Claims (20)
- 【請求項1】自動カセット・ローダ(ACL)システム
において使用するための複数個のカセットを保持するよ
うに適応したパススルー・カセット・マガジンにして、
前記カセットの各々はそれのエッジにおいて第1保持機
構を有し、前記複数個のカセットが前記パススルー・カ
セット・マガジンにおけるピッカ機構による取り出し及
び戻しのためのリリース状態に維持されている間、前記
パススルー・カセット・マガジンは前記ACLシステム
においてマガジン・インターロック状態に保持され、前
記パススルー・カセット・マガジンが前記ACLシステ
ムからリリースされる時前記パススルー・カセット・マ
ガジンは前記複数個のカセットをロック状態に維持する
ものにおいて、 第1側部と、第2側部と、頂部と、底部と、前記第1側
部及び第2側部の間で実質的に等間隔で離され且つ複数
個の収納セルを定義するための複数個のディバイダとを
有し、各カセットが各収納セルを通過することを可能に
するために前部及び後部において開放したハウジングで
あって、前記底部は各々がカセット保持機構を有する複
数個のカンチレバーを有し、前記カンチレバーの各々は
対応するカセットを第1位置に保持するための対応する
カセット保持機構と前記対応するカセットの第1保持機
構とを係合させるために収納セルのロケーションに位置
づけられるものと、 上面と、下面と、前記上面に形成された複数個のロック
・バーと、前記下面に形成されたインターロック機構と
を有するロック・プレートであって、前記ロック・プレ
ートは、前記パススルー・カセット・マガジンが前記A
CLシステムにロードされた時前記ロック・プレートが
滑動してマガジン・インターロック状態になるように前
記ハウジングの底部の下に滑動可能に保持され、前記複
数個のロック・バーの各ロック・バーを前記複数個のカ
ンチレバーのうちの対応するカンチレバーからオフセッ
トさせ、従って、前記複数個のカセットをリリース可能
に保持し、前記パススルー・カセット・マガジンが前記
ACLシステムから取り外された時各ロック・バーが前
記収納セルにおいて前記カセットをロックするための対
応するカンチレバーの下に実質的に位置合わせされるよ
うに非インターロック位置に滑動するものと、 前記底部に取り付けられたハウジング・プレートであっ
て、前記底部と前記ハウジング・プレートとの間に前記
ロック・プレートを滑動可能に保持するためのものと、 を含むパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項2】前記ロック・プレートのデフォルト位置が
前記カセットを前記収納セルにロックするように前記ロ
ック・プレートをバイアス非インターロック位置に維持
するためのスプリングを含むことを特徴とする請求項1
に記載のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項3】前記ロック・プレートは前記カセットをリ
リースするための手操作オーバライドを与えるために手
操作用タブを前記底部に含むことを特徴とする請求項2
に記載のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項4】前記カセットは垂直方向位置に保持される
ことを特徴とする請求項3に記載のパススルー・カセッ
ト・マガジン。 - 【請求項5】10個の収納セルが設けられることを特徴
とする請求項4に記載のパススルー・カセット・マガジ
ン。 - 【請求項6】各カセットは前記エッジにおいて第2保持
機構を含み、前記第2保持機構は、前記第1保持機構が
前記対応するカンチレバーと位置合わせされる時には前
記カセットが第1位置において前記パススルー・カセッ
ト・マガジン内に十分に挿入されるように、及び前記第
2保持機構が前記対応するカンチレバーと位置合わせさ
れる時には前記カセットが第2位置にあるように、前記
第1保持機構から隔てられ且つ整列させられることを特
徴とする請求項5に記載のパススルー・カセット・マガ
ジン。 - 【請求項7】前記ロック・プレートは、カセットが前記
第1位置又は第2位置にある場合だけ前記インターロッ
ク位置からリリース可能であることを特徴とする請求項
6に記載のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項8】各ロック・バーは、前記ロック・バーが非
インターロック位置に強制的にもたらすことが可能であ
ることを確実にするために故障したカンチレバーを対応
する収納セル領域に強制的にもたらすための安全斜面を
含むことを特徴とする請求項7に記載のパススルー・カ
セット・マガジン。 - 【請求項9】前記第1位置は搬入位置であり、前記第2
位置は搬出位置であることを特徴とする請求項7に記載
のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項10】各カセットは磁気テープを収納すること
を特徴とする請求項7に記載のパススルー・カセット・
マガジン。 - 【請求項11】複数個の収納セルに複数個のカセットを
収納するためのパススルー・カセット・マガジンにし
て、前記カセットの各々はそれのエッジ上に第1保持ノ
ッチを有するものにおいて、 前記収納セルの各々に対して1つのカンチレバーを含む
底部を有するハウジングであって、前記カンチレバーの
各々はカセットが搬入位置にある時に前記第1保持ノッ
チと協同するためのカセット保持タブを有するものと、 マガジン非インターロック状態において前記ハウジング
の底部の下で滑動可能にバイアスされ、前記マガジン非
インターロック状態では、各ロック・バーは各カンチレ
バー・タブを第1カセット保持ノッチに強制的にもたら
してそのような各カセットを搬入位置にロックさせるよ
うに各カンチレバーに対して対応したロック・バーを有
するロック・プレートにして、各ロック・バーが各カセ
ットをリリース可能に保持するために各対応するカンチ
レバーの側まで移動するマガジン・インターロック状態
に滑動可能であり、前記カンチレバーに対向したインタ
ーロック機構を含むロック・プレートと、 前記ハウジングの下に前記ロック・プレートを滑動可能
に保持し、収納セルにおける何れのカセットも所定位置
において位置合わせされない場合に前記ロック・プレー
トがインターロック位置に強制的に保持されるように前
記インターロック機構と協同してインターロックを形成
する底部プレートと、 を含むパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項12】各カセットは、前記ロック・プレートが
前記マガジン非インターロック状態にある時に前記対応
するカンチレバー・タブの各々が前記カセットの各々を
搬出位置にロックするよう協同するように前記第1保持
ノッチと位置合わせされ且つ前記第1保持ノッチから離
隔した第2保持ノッチを含むことを特徴とする請求項1
1に記載のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項13】前記ロック・プレートは、前記カセット
を前記マガジンから取り外すために前記ロック・プレー
トをマガジン・インターロック状態に手動で押すための
手操作用タブを含むことを特徴とする請求項12に記載
のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項14】前記ロック・プレートを前記マガジン非
インターロック状態に弾力的にバイアスするためのバイ
アス手段を含むことを特徴とする請求項13に記載のパ
ススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項15】前記カセットは、各対応するカセットの
下の前記カンチレバーの各々によって前記収納セルにお
ける垂直方向位置に保持されることを特徴とする請求項
14に記載のパススルー・カセット・マガジン。 - 【請求項16】10個の収納セルを含むことを特徴とす
る請求項15に記載のパススルー・カセット・マガジ
ン。 - 【請求項17】記憶装置及びピッカ機構を有するデータ
記憶ライブラリにおいて処理するための複数個の記憶媒
体を収納し、搬送し、アクセスする方法にして、 前記複数個の記憶媒体が搬入位置においてロック可能に
保持されるように前記複数個の記憶媒体をパススルー・
マガジン内に垂直方向に保持するステップと、 前記パススルー・マガジンが前記記憶ライブラリとイン
ターロックして前記ピッカ機構にとってアクセス可能な
前記複数個の記憶媒体を前記パススルー・マガジン内に
リリース可能に保持させるように前記パススルー・マガ
ジンを前記記憶ライブラリに挿入するステップと、 各記憶媒体を処理し、処理された各記憶媒体を前記パス
スルー・マガジンにおける搬入位置又は搬出位置におい
て置換するステップと、 前記インターロックをリリースすることによって前記記
憶ライブラリから前記パススルー・マガジンを取り外
し、前記複数個の記憶媒体を前記パススルー・マガジン
において同時にロックするステップと、 を含む方法。 - 【請求項18】前記パススルー・マガジンを前記インタ
ーロック位置に配置し、前記パススルー・マガジンから
前記複数個の記憶媒体を取り出すステップを含むことを
特徴とする請求項17に記載の方法。 - 【請求項19】複数個の収納セルに保持された複数個の
カセットから1つのカセットをランダムに選択し、該選
択されたカセットを搬送するための自動化された記憶シ
ステムにして、各カセットは搬入保持機構及び搬出保持
機構を有するものにおいて、 データを処理するためのローダ・スロットにおいて前記
選択されたカセットを受け取るための記憶装置と、 第1グリッパ及び第2グリッパを有し、前記第1グリッ
パが前記複数個の収納セルにおける前記カセットへのア
クセスを有し且つ前記第2グリッパが前記記憶装置への
アクセスを有するように前記第1グリッパ及び第2グリ
ッパを縦並びに装着されたパススルー・ピッカ機構であ
って、前記第1グリッパ及び第2グリッパはそれらの間
で前記選択されたカセットを移送するものと、 前記パススルー・ピッカ機構を所持し、前記パススルー
・ピッカ機構を前記複数個の収納セルの1つと前記記憶
装置との間で移動させるように位置づけられたアクセス
機構と、 前記カセットを保持するための前記複数個の収納セルを
提供するパススルー・マガジンであって、各カセットを
カセット・アンロック状態に維持しながら前記記憶シス
テムにおいてマガジン・インターロック状態で保持さ
れ、各カセットをカセット・ロック状態に維持しながら
前記記憶システムから取り外された時にマガジン非イン
ターロック状態に維持されるパススルー・マガジンと、 を含み、前記パススルー・マガジンは各収納セルに対し
て1つのカンチレバーを含んだ底部を有するハウジング
にして、各カンチレバーはカセットが搬入位置にある時
に前記搬入保持ノッチと協同するためのカセット保持タ
ブを有するものと、 各カンチレバーに対して1つの対応するロック・バーを
有し、マガジン非インターロック状態では各ロック・バ
ーが各カンチレバー・タブを搬入カセット保持ノッチ又
は搬出カセット保持ノッチまで強制的にもたらすことに
よってそのような各カセットを搬入位置又は搬出位置に
ロックするように前記ハウジングの底部の下で滑動可能
にバイアスされるロック・プレートにして、各ロック・
バーが各カセットをリリース可能に保持するための各対
応するカンチレバーの側まで移動させられるマガジン・
インターロック状態に滑動可能であり、前記カンチレバ
ーと対向したインターロック機構を含むロック・プレー
トと、 前記ハウジングの下に前記ロック・プレートを滑動可能
に保持し、収納セルにおける何れのカセットも搬入位置
又は搬出位置において位置合わせされない場合に前記ロ
ック・プレートがインターロック位置に強制的に保持さ
れるように前記インターロック機構と協同してインター
ロックを形成する底部プレートと、 を含むことを特徴とする自動化された記憶システム。 - 【請求項20】前記パススルー・マガジンにおいてカー
トリッジ存在感知スロットを含むことを特徴とする請求
項19に記載の自動化された記憶システム。
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US338838 | 1994-11-14 | ||
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28848895A Expired - Fee Related JP3245030B2 (ja) | 1994-11-14 | 1995-11-07 | パススルー・カセット・マガジン、記憶媒体取扱方法および自動化記憶システム |
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---|---|
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