JP3308455B2 - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JP3308455B2
JP3308455B2 JP25290596A JP25290596A JP3308455B2 JP 3308455 B2 JP3308455 B2 JP 3308455B2 JP 25290596 A JP25290596 A JP 25290596A JP 25290596 A JP25290596 A JP 25290596A JP 3308455 B2 JP3308455 B2 JP 3308455B2
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龍麿 山下
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Alps Electric Co Ltd
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/02Details
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B17/00Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor
    • G11B17/22Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records
    • G11B17/30Guiding record carriers not specifically of filamentary or web form, or of supports therefor from random access magazine of disc records wherein the playing unit is moved according to the location of the selected record

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  • Automatic Disk Changers (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータまたはオーディオ装置などに使用されるものであ
り、CD、CD−ROM、DVD、PDなどの種別の相
違するディスクが混在して収納されるディスクパッケー
ジが装填されて、このディスクパッケージ内からディス
クを選択して駆動するディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光ディスクメディアとしては種々のもの
が提案されている。ピット変調方式のものとしてCD
(Compact Disk)、CD−ROM(CD-Read Only Memor
y)、および1回のみの記録が可能なCD−R(CD-Rewr
itable)がある。相変化型の記録/再生が可能なものと
してはPD(Power Disk)、光磁気方式の記録/再生が
可能なものとしてMO(Magneto-Optical Memory)、H
S(Hyper Strage)がある。さらにオーディオやビデオ
さらにコンピュータデータ用の大容量ディスクとして、
ピット変調方式のDVD−ROM(Digital Versatile
Disk)、相変化型の記録/再生が可能なDVD−RAM
(DVD-Random Acces Memory)がある。また、オーディ
オ用やコンピュータ用の小型ディスクとして光磁気方式
で記録/再生が可能なMD(Mini Disk)がある。
【0003】前記ディスクを駆動するディスク装置とし
ては、前記いずれかのディスクが1枚装填される方式の
もの、または例えばCDチェンジャなどのように、同種
のディスクが複数枚装填され、このディスクのうちのい
ずれかが選択されて駆動されるものがある。また最近で
は、CDとDVDの双方を駆動可能なディスク駆動手段
を有し、CDとDVDの双方の装填に対応できるディス
ク装置も提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、種類の相違す
るディスクに対応可能なディスク装置としては、CDま
たはDVDを個別に1枚ずつ装填するものが主であり、
種別の相違するディスクを同時に装填できるものは考え
られていなかった。特に、CDまたはCD−ROMとD
VD−RAMとの組み合わせ、あるいはDVD−ROM
とDVD−RAMの組み合わせのように、再生専用ディ
スクと記録可能なディスクの双方を、同じディスク装置
に同時に装填できるようにするという組み合わせは考え
られていなかった。今後の光ディスクメディアの利用の
多様性、すなわちコンピュータソフトの多様化と、要求
されるデータの大容量化とを考慮すると、種別の相違す
るディスクを同時に装填可能としたディスク装置の出現
が望まれる。
【0005】ここで、従来のCDチェンジャでは、マガ
ジン内に引出し自在な複数のトレイが設けられて、個々
のトレイにディスクが載置され、ディスク装置内にマガ
ジンが装填されるとマガジン内のいずれかのトレイが選
択されて引き出されるものがある。しかし従来のもの
は、ディスク装置からマガジンが取り出された状態で、
マガジン内のトレイが脱落しないように、各トレイをば
ねなどで軽く保持しているだけであるのが一般的であ
る。したがって、マガジンを手で持っているときなど
に、マガジンに衝撃が与えられると、中のトレイが不用
意にケースの外へ飛び出し、さらにトレイからディスク
が落下する問題がおきやすくなっている。
【0006】また、CDやVD−ROMまたはDVD−
ROMなどの再生専用ディスクの場合は、光ヘッドが対
向する読み取り面に指などが触れても読み取り精度に支
障をきたすことが少ないが、DVD−RAMやPDなど
の記録可能なディスクでは、ディスク表面のわずかな汚
れが信号記録に影響を与える。したがって、記録可能な
ディスクは再生専用のディスクよりも慎重に扱うことが
必要である。しかし、従来のディスク装置では、記録可
能なディスクの保護を考慮したものはなかった。
【0007】本発明は、上記従来の要望に対応できるも
のであり、種別の相違するディスクが収納され、装置本
体から取り出されたときに一部のディスクが飛び出さな
いようにロックされるディスクパッケージが装填される
ディスク装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、装置本体に装填可能なケースと、再生専用のディス
クと記録可能なディスクを各々載置し且つ個々にケース
外へ引出し可能に前記ケース内に収納された複数のトレ
イと、前記複数のトレイのうち前記記録可能なディスク
が載置されるトレイのみに形成された掛止部と、ケース
内のトレイを全てロックする第1のロック機構と、前記
掛止部を有するトレイのみをロックし掛止部を有してい
ない他のトレイはロックしない第2のロック機構と、装
置本体から取り出された状態で前記第1のロック機構の
ロックを解除できるロック解除操作部とを有するディス
クパッケージが装填されるものであり、前記ディスクパ
ッケージの装填領域に前記第1のロック機構と第2のロ
ック機構のロックを解除するロック解除部材と、ロック
解除されたトレイのいずれかを選択してケースから引き
出す引出し手段と、引き出されたディスクを駆動するデ
ィスク駆動手段とが設けられていることを特徴とするも
のである。
【0009】上記において、第2のロック機構に掛止さ
れるか否かのトレイ形状の相違を装置本体側から検知し
て、記録可能なディスクが載置されているトレイと、再
生専用ディスクが載置されているトレイとの識別を行な
う検出手段が設けられているものとすることができる。
【0010】また、前記ディスクパッケージが、前記装
置本体の装填領域に対し異なる2方向から装填すること
が可能とされ、前記装填領域には前記第1のロック機構
をロック解除方向へ動作させるロック解除部材が設けら
れ、前記ディスクパッケージが前記2方向のいずれの方
向から装填されたときであっても、前記ロック解除部材
によって前記第1のロック機構のロックが解除可能であ
るものが好ましい。
【0011】例えば、前記第2のロック機構には、ディ
スクパッケージ内に重ねられた全てのトレイに向けて突
出するロック部を有するロック部材が設けられ、前記記
録可能なディスクを載置したトレイに形成された掛止部
が前記ロック部に掛止されて前記ディスクパッケージの
前記装填領域から突出しないようにロックされるもので
ある。
【0012】本発明のディスク装置に装填されるディス
クパッケージは、CDとDVD−RAM、CD−ROM
とDVD−RAMなどのように、少なくとも2種類以上
のディスクがケース内の予め決められた位置に収納され
た状態で使用され、好ましくは予め決められた位置にデ
ィスクが収納されたパッケージとして市場に提供され
る。あるいは、前記第1と第2のロック機構を有するケ
ースおよびトレイから成りディスクが収納されていない
ものが市販され、各トレイに対しユーザがディスクを載
置する場合もある。本発明のディスクパッケージは、こ
のように、ケースとトレイのみの組み合わせのものも含
まれる。
【0013】1つのパッケージ内のディスクのデータの
組み合わせは、コンピュータ用のオペレーションシステ
ムと複数種のアプリケーションソフトとの組み合わせ、
音楽データと映像データとの組み合わせ、各種ゲームソ
フトの組み合わせ、百科事典などに相当する各種資料が
記録されたものの組み合わせなどである。さらに好まし
くは同じパッケージ内に再生専用ディスク(ROM系デ
ィスク)と記録可能なディスク(RAM系ディスク)と
が混載されたものとなる。このROMとRAMの混載さ
れたパッケージでは、市販ソフトと自らが編集などした
データまたはソフトの双方を使用可能な個人ライブラリ
ー型の記憶装置として使用可能となる。
【0014】このディスクパッケージでは、まずケース
内に収納されたすべてのトレイを取り出せないように確
実に固定ロックする第1のロック機構が設けられてい
る。したがって、ディスクパッケージがディスク装置か
ら取り出されたときに、ケースに衝撃を与えても内部の
トレイが不用意に飛び出ることがなく、すべてのディス
クの保護ができる。
【0015】ディスクパッケージがディスク装置から取
り出されている状態において、ロック解除操作部を操作
して前記第1のロック機構によるロックを解除すると、
各トレイが取り出し可能になるが、このとき第2のロッ
ク機構により、所定のディスクが載置されたトレイは取
り出せないようにしておく。取り出し不能のトレイに載
置される所定のディスクは、例えばコンピュータソフト
の場合には、交換する必要のないオペレーションシステ
ムや基本プログラムが格納されたディスクであり、取り
出し可能なトレイに載置されるディスクは、アプリケー
ションソフトが格納されたディスクなどである。このよ
うに構成すると、誤ってオペレーションシステムや基本
プログラムが交換され、コンピュータの始動が不能にな
るなどの問題がなくなる。または、取り出し不能なトレ
イにRAM系ディスクを載置しておくことが好ましい。
このように構成することにより、RAM系ディスクに手
が触れてディスク表面を汚すなどの問題がなくなる。
【0016】また、取り出し不能なトレイにおける第2
のロック機構との掛止部を変形させることにより、この
トレイをケース外へ取り出し可能としておくことが好ま
しい。これにより必要に応じて本来は取り出し不能とす
べきディスクをケース外へ取り出すことができる。この
場合、前記掛止部を変形させたトレイは第2のロック機
構によるロックができなくなるため、続けてこのトレイ
を使用する場合には、このトレイにROM系ディスクな
どのようにお、交換を想定したディスクを載置する。
【0017】さらに第2のロック機構によりロックされ
るトレイとロックされないトレイの形状の相違により、
装置本体側でトレイの識別ができるようにしておくと、
装置本体側でトレイの種別を容易に判別できるようにな
る。
【0018】さらに第2のロック機構は、ケースの小穴
に露出させるなどして容易にロック解除操作できないよ
うにしておくことが好ましい。これにより、ディスクパ
ッケージがディスク装置から取り出されているときに、
取り出しを禁止しているトレイが誤って引き出されるこ
とがなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1はディスクパッケージが装填
されるディスク装置の一例を示す平断面図、図2は図1
の縦断面図、図3はディスクパッケージの平断面図、図
4は図3のディスクパッケージの縦断面図、図5はディ
スクパッケージの底面図である。また図6以下はディス
クパッケージおよびディスク装置の細部を個別に示すも
のである。
【0020】(ディスクパッケージの概要)図1と図2
に示すディスク装置は、筐体Aの平面形状が長方形であ
り、筐体Aの内部には、ディスクパッケージPの装填領
域Bと、ディスク駆動領域Cとが設けられ、ディスク駆
動領域Cには、ディスクパッケージP内から引き出され
たディスクDを駆動するディスク駆動手段Eが設けられ
ている。前記ディスクパッケージPは、ディスク装置の
筐体A内に対し、長方形の長手方向の前方から図1と図
2のX方向へ装填される。
【0021】前記ディスクパッケージPは、直径が12
cmのディスクおよび直径が8cmのディスクを複数枚
収納可能である。また再生専用のROM系ディスクと記
録が可能なRAM系ディスクの双方が混在して収納され
る。ROM系ディスクは、CDやDVD−ROMなどで
あり、RAM系ディスクは、PDやDVD−RAMなど
である。また直径が8cmのディスクはシングルCDな
どである。ディスクパッケージPは、合成樹脂製のケー
ス1を有している。このケース1には図3と図4の図示
左側に開口部1aが形成され、この開口部1aがトレイ
TおよびディスクDの引出し口である。
【0022】ケース1の内部には複数枚のトレイTが引
出し自在に収納されている。図の例では、ケース1内に
5枚のトレイTを収納可能である。ケース1の左側板1
bと右側板1cの内面には複数の水平リブ(図示せず)
が突出形成されており、各トレイTの左右両側縁部が、
前記水平リブの間にてガイドされ、各トレイTはX方向
へ摺動自在となっている。図3に示すように、トレイT
の一方の側縁部(図示下側の側縁部)では、図示右端に
規制突起T1が、図示左端に規制突起T2が突出形成さ
れて、ケース1の左側板1bの内面には、前記両規制突
起T1とT2の間に位置するストッパ突起1dが一体に
形成されている。各トレイTの図示右側の端辺には保持
突起T3が一体に突出形成されており、ケース1の図示
右側の前面板1eの内側には、個々のトレイTの保持突
起T3を保持する板ばね2が設けられている。
【0023】図3にて実線で示すように、トレイTがケ
ース1の内部に収納されている状態で、トレイTの保持
突起T3が板ばね2で保持され、各トレイTが開口部1
aから飛び出さないように保持されて、またがたつきが
防止されている。前記トレイTを前記開口部1aから図
示左方向へ引くと、保持突起T3が板ばね2から外れ、
トレイTを開口部1aから引き出すことができる。トレ
イTが所定寸法だけ引き出されると、トレイTの側縁部
に形成された規制突起T1が、ケース1の前記ストッパ
突起1dに当たり、その位置がトレイTが最も引出され
た位置となる。図3では、ケース1から最も引き出され
た状態のトレイTを鎖線で示し、図4では上から4段目
のトレイTが引き出された状態を示している。さらにケ
ース1内からトレイTを強制的に引き出すと、規制突起
T1が形成されている部分が弾性変形し、規制突起T1
がストッパ突起1dを乗り越え、トレイTをケース1の
外方へ取り出すことができる。
【0024】図3に示す各トレイTの上面には、直径が
12cmのディスクを載置できる凹部T4が形成され、
この凹部T4の中心部には、ディスクDの中心穴が下方
へ露出できる半円穴T5が貫通して形成されている。ま
たトレイTの図示左側の部分は、前記半円穴T5から連
続した円弧状の欠損部T6が形成されている。トレイT
が図3にて鎖線で示す位置まで引き出されると、引き出
されたトレイTの前記凹部T4内に設置されているディ
スクDの周縁部が、その上に位置するトレイTの前記欠
損部T6の外側に位置する。よってトレイTが図3にお
いて鎖線で示す位置まで引き出された状態で、その上の
ディスクDをトレイTからわずかに持ち上げて回転駆動
させても、ディスクDがその上に位置するトレイTと当
たることがない。すなわち、この例では、トレイTはデ
ィスクDの中心穴がケース1の外へ出た位置まで引き出
され、このトレイT上のディスクDは、その一部がケー
ス1内に位置した状態で回転駆動可能になる。
【0025】また、直径が8cmの小径のディスクを用
いるときには、小径のディスク専用のトレイTがケース
1内のいずれかの段に収納される。このトレイはその上
面に形成された凹部T4の直径が8cmのディスクに対
応する大きさとなっており、それ以外の構造は12cm
のディスク用のトレイと同じである。また、各トレイT
の図示左側の側方には、装置本体側からトレイTに対し
て引出し力を与えるためのフックT7が設けられてい
る。
【0026】図5に示すように、ディスクパッケージP
のケース1の底板1fには、X方向に延びるガイド溝3
aが形成されており、図1および図2に示すディスク装
置の装填領域Bの底部には、前記ガイド溝3aがほぼ隙
間なく摺動する案内突起5が設けられている。前記装填
領域Bに対してディスクパッケージPがX方向へ挿入さ
れると、底板1fに形成されたガイド溝3aが案内突起
5に嵌合し、ガイド溝3aが案内突起5を摺動する。そ
して、X方向に延びるガイド溝3aの終端3bが案内突
起5に当たった時点で、ディスクパッケージPの挿入装
填が完了する。このとき、筐体Aの装填領域Bに設けら
れた図示しないロック部材が、前記ガイド溝3aに形成
されたロック溝4aに嵌合し、ディスクパッケージPが
ロックされる。
【0027】図1に示すディスク装置は、ディスクパッ
ケージPがX方向から装填されるものであるが、ディス
ク装置としては、ディスクパッケージPをY方向から装
填するように構成することができ、この場合も同じディ
スクパッケージPを使用することができる。すなわち、
図5に示すように、ケース1の底板1fにはY方向に延
びるガイド溝3cが形成されており、このガイド溝3c
の途中部分にロック溝4bが設けられている。ディスク
パッケージPがY方向へ装填される場合には、Y方向に
延びるガイド溝3cが装填領域Bに設けられた案内突起
5を摺動するようになる。
【0028】(ディスク装置の構造)図1と図2に示す
ディスク装置の筐体A内のディスク駆動領域C内には、
選択移動ベース10が設けられている。筐体A内には昇
降駆動機構が設けられ、この昇降駆動機構の駆動力によ
り選択移動ベース10がトレイTの並び方向(Z方向)
に向けて昇降移動する。このZ方向への昇降移動位置を
制御することにより、装填されたディスクパッケージP
内のいずれかのトレイTが選択される。この選択移動ベ
ース10上に前記ディスク駆動手段Eが搭載されてい
る。このディスク駆動手段Eは、駆動ベースE1上にデ
ィスクDの中心穴部分を保持するターンテーブル11と
このターンテーブル11を回転駆動するスピンドルモー
タ12を有している。またディスクDの半径方向へ延び
るガイド軸14とこのガイド軸14と平行に延びる駆動
スクリュー軸15とが設けられ、光ヘッド13の軸受部
13bが前記ガイド軸14に摺動自在に支持され、光ヘ
ッド13の雌ねじ部13cが駆動スクリュー軸15に螺
合している。光ヘッド13内には、レーザーダイオード
などの発光素子、ディスクからの反射光を検出する受光
素子、ビームスプリッターなどの光学素子が収納され、
対物レンズ13aがディスクDの記録面に対向して設け
られている。
【0029】前記光ヘッド13は、CDやDVDのよう
に種別の異なるディスクDの読み取りが可能なものとな
っており、例えば対物レンズ13aは2つの焦点の相違
するものが切り替えが可能に設けられている。ディスク
駆動手段Eでは、駆動ベースE1上にスレットモータ1
6が搭載され、その動力がギヤ群17により前記駆動ス
クリュー軸15に伝達される。この駆動スクリュー軸1
5の回転力により光ヘッド13がディスクDの半径方向
へ移動する。
【0030】図1に示すディスク装置は再生専用機であ
るが、記録を行なうものである場合には、記録が可能な
ディスク駆動手段Eが設けられる。例えば記録可能なデ
ィスクDが光磁気記録方式の場合には、対物レンズ13
aの上方においてディスクDを挟んで磁気ヘッドが対向
する。前記ディスク駆動手段Eを搭載した選択移動ベー
ス10はZ方向へ昇降移動し、その昇降移動位置により
ディスクパッケージP内のトレイTが選択されるが、さ
らに選択移動ベース10が、選択したトレイTの前方に
停止した状態において、選択移動ベース10上の前記駆
動ベースE1が図2で実線で示す水平姿勢と、破線で示
すように斜め下方へ回動した姿勢との間で回動駆動され
る。図2では、選択移動ベース10が、下から2段めの
トレイTを選択できる位置に停止しているが、トレイT
が引き出される前に駆動ベースE1が破線状態に傾斜
し、トレイTが引き出された後に、駆動ベースE1が水
平姿勢に復帰し、ターンテーブル11がディスクDの中
心穴に嵌合する。このときディスクDはトレイTからや
や持ち上げられ、前記ターンテーブル11と図示しない
クランプ部材とでディスクDがクランプされて回転駆動
される。
【0031】図1に示すように、選択移動ベース10の
側方には引出し手段として引出しレバー18が設けられ
ている。この引出しレバー18は、選択移動ベース10
とともにZ方向へ昇降移動し、選択移動ベース10に搭
載された引出し駆動機構により図示左方向へ駆動され
る。選択移動ベース10が筐体A内において最も下方に
移動しているときには、前記引出しレバー18が各トレ
イのフックT7から外れているが、選択移動ベース10
がいずれかのトレイTを選択する位置へ上昇すると、引
出しレバー18に形成された凹部18aが、選択された
トレイTのフックT7に嵌合可能となる。例えば図2で
は選択移動ベース10が、下から2段めのトレイTを選
択可能な位置にて停止しているが、このとき引出しレバ
ー18の凹部18aは、下から2段めのトレイTのフッ
クT7に係合できる位置に移動する。この状態で、引出
しレバー18が図示左方向へ駆動されると、引出しレバ
ー18により、選択されたトレイTがディスク駆動手段
E内に引き出される。
【0032】(ディスクの種別の識別手段)前記ディス
クパッケージP内には少なくとも2種類以上の種別の相
違があるディスクが収納されるが、このディスクの種別
を識別する識別手段はディスクパッケージP側に設けら
れている。まずトレイTは合成樹脂材料で形成されてい
るが、トレイT全体が着色されており、その上に載置さ
れるディスクの種別に応じてトレイTが色分けされてい
る。例えばCDが載置されるトレイTの色は「灰色」、
DVD−ROMが載置されるトレイTの色は「青色」、
PDが載置されるトレイの色は「赤色」、DVD−RA
Mが載置されるトレイTの色は「緑色」などである。こ
の色分けにより、RAM系のディスクかROM系のディ
スクかの相違を目視で識別できるとともに、さらにそれ
ぞれのディスクの記録方式の相違も目視にて識別できる
ようになっている。あるいは色分けをRAM系ディスク
が載置されるトレイと、ROM系ディスクが載置される
トレイの2色のみにしてもよい。
【0033】図3に示すディスクパッケージPでは、ケ
ース1の開口部1a側からの目視により各トレイTの色
分けを認識できるようになっている。また、ケース1の
図示右側となる面、すなわち装填された状態においてデ
ィスク装置の前方から見える前面板1eに窓1gが開口
し、この窓1gには、透明なパネルが嵌め込まれてい
る。よって、ディスクパッケージPがディスク装置に装
填された状態において、前方から前面板1eに設けられ
た窓1gを見ると、ケース1の内部のトレイTの色分け
を目視にて確認できる。また、図5に示すように、ディ
スクパッケージPのケース1の底板1fには、内部に収
納されているディスクの種別を示す識別手段20が設け
られている。
【0034】図6(A)はこの識別手段20を示す図5
のVI−VI線の拡大断面図、図6(B)はその回路図
である。識別手段20は、ケース1の底板1fの肉厚内
部に埋設されたジャンパーカード21と、このジャンパ
ーカード21に連通するように開けられまたは閉じられ
る4つの識別穴22a、22b、22c、22dを有し
ている。装置本体の筐体Aの装填領域B内には、前記識
別手段20にアクセスする検出手段23が備えられてお
り、この検出手段23は、前記各識別穴22a、22
b、22c、22dに対応する4つの検出ピン24a、
24b、24c、24dを有している。ディスクパッケ
ージPが装填領域B内に装填されると、各検出ピン24
a、24b、24c、24dがケース1の各識別穴22
a、22b、22c、22dに対応する部分にスプリン
グ力で弾圧される。
【0035】前記検出ピンのうちの1つ24aはグラン
ドピン(接地電位のピン)であり、この検出ピン24a
と他の検出ピン24b、24c、24dとが導通するか
否かにより識別検知が可能となっている。まず、前記グ
ランドピンである検出ピン24aは、識別穴22a内に
入ってジャンパーカード21に必ず導通するようになっ
ているが、他の識別穴22b、22c、22dは、その
伝達情報に応じて開口していたりまたは閉じている。例
えば識別穴22bが開口していれば、検出ピン24bが
ジャンパーカード21に接触し、検出ピン24aと24
bが導通する。この状態を「1」とすると、識別穴22
bが閉じていたら、検出ピン24aと24bとが導通せ
ず「0」である。グランドピン用の識別穴以外の識別穴
は全部で3箇所であるため、 前記識別手段20に対し
て筐体A側(装置本体側)からアクセスする検出手段2
3により3ビット(8通り)の識別情報を得ることがで
きる。
【0036】前記3ビットの識別情報により、例えばデ
ィスクパッケージP内のどの段に収納されているディス
クDがRAM系のディスクで、どれがROM系のディス
クであるか装置本体側で認識できる。また5枚のディス
クの種類の組み合わせも装置本体側で認識できる。また
前記識別穴の数を増やすことによりさらに多くの識別情
報を装置本体側で得ることができる。また上記の数ビッ
トの識別情報を与える識別手段20はジャンパーカード
21を用いるものに限られず、例えばケース1の外面に
複数個の反射シートを設け、装置本体にはこの反射面に
光を与え且つ反射光を検出するホトリフレクタが設けら
れ、前記反射シートが設けられているか否か、すなわち
所定ビットの識別位置で光が反射されるか否かによりデ
ィスクパッケージP内のディスクの識別情報を与えるこ
とが可能である。
【0037】または、識別手段20として、ケース1に
ICカードなどの記憶素子が埋設されており、筐体A側
の接点によりICカードなどにアクセスできるようにし
てもよい。ICカードなどを用いると、ケース1側で保
持できる情報量が多くなり、ケース1内に収納されてい
るディスクの種別情報のみならず、各ディスクに記録さ
れている情報の目次やその他のTOCデータあるいはそ
れに類似した情報を装置本体側へ与えることも可能にな
る。また図7の例では、ケース1内に収納されたそれぞ
れのトレイTに個別の識別手段30が設けられている。
図7(A)は、各トレイTに設けられた識別手段および
装置側に設けられた検出手段を示す斜視図、図7(B)
はその平面図である。
【0038】前記識別手段30は、個々のトレイTのフ
ックT7の部分に設けられている。この識別手段30で
は、個々のトレイTのフックT7に、2ビットの識別穴
31が設けられる。また、前記選択移動ベース10に搭
載された引出しレバー18に装置本体側の検出手段32
が設けられている。この検出手段32は凹部18aを挟
んだ一方の内面に設けられた2個のホトリフレクタ33
と、他方の内面に設けられた反射シート(反射面)34
とから構成されている。前記識別穴31は開口しまたは
閉じているかにより識別情報を与えるものであり、識別
穴31が開いているときは、ホトリフレクタ33から発
せられた検知光が識別穴31内を通過して反射シート3
4で反射され、ホトリフレクタ33で検知される。すな
わち識別穴31が開いているか否かにより「1」「0」
の情報を与えることができる。図の例では各トレイT7
に2個の識別穴31を設けることが可能となっているた
め、1つのトレイTが2ビットの情報を持つことにな
る。この2ビットの情報により、そのトレイTに載置さ
れているディスクの識別、例えばそのトレイTに載置さ
れているのがROM系ディスクであるかRAM系ディス
クであるかの識別、さらにはどのような記録方式のディ
スクであるかの識別が可能となっている。
【0039】図7に示す例では、装置本体側から前記識
別手段30にアクセスする検出手段32が引出しレバー
18に設けられ、この引出しレバー18は、選択移動ベ
ース10とともに図2に示すZ方向へ移動できるものと
なっている。したがって、筐体Aにディスクパッケージ
Pが装填された直後に、選択移動ベース10をZ方向へ
移動させ、引出しベース18に設けられた検出手段32
をそれぞれのトレイTに設けられた識別手段30に順番
に対向させることができる。すなわち、ディスク装置側
では、選択移動ベース10の上昇移動位置を検出できる
手段が設けられて、検出手段32がどのトレイTの識別
手段30に対向しているか認識できる。この認識と、検
出手段32が検出する2ビットの情報とにより、ディス
クパッケージPが装填された直後に、ディスクパッケー
ジP内の個々のディスクの識別情報をディスク装置側で
得ることができる。
【0040】なお、各トレイTに設けられる識別手段3
0は、識別穴31の有無を検知するものに限られず、例
えばトレイTのいずれかの位置に反射シートの取付部が
設けられ、選択移動ベース10に前記反射シートに対面
可能なホトリフレクタが設けられ、トレイTに前記反射
シートが取り付けられているか否かを検知することによ
りディスクの識別情報を与えるものであってもよい。ま
たはトレイTに設けられた識別突起の有無が、選択移動
ベース10に設けられたスイッチにより検出されるか否
かにより識別情報を与えるものであってもよい。
【0041】また、図5に示すケース1に設けられる識
別手段20と、個々のトレイTに設けられる識別手段3
0のいずれか一方のみを設けてもよいし、その双方を使
用してもよい。また、ケース1に設けられた識別手段2
0および/またはトレイTに設けられた識別手段30
と、光ヘッド13によりディスクDのTOCデータを読
み出し、またはトラックピッチを検出するなどして得た
ディスクの識別情報とを兼用することも可能である。ケ
ースおよび/またはトレイからのディスクの識別情報
と、光ヘッド13によりディスクに直接にアクセスした
識別情報とを併用することにより、ディスク種別の認識
の精度を高くでき、例えばROM系ディスクが誤ってR
AM系ディスクと判別され、ROM系ディスクの記録面
に記録用のレーザーパワーが与えられて記録情報を破壊
するなどの事故を未然に防ぐことができる。
【0042】また、図3に示すように、トレイTの前記
フックT7の内側部分には、ライトプロテクト部Prが
設けられている。このライトプロテクト部PrはRAM
系ディスクが載置されるトレイのみに設けられ、このト
レイの一部が薄肉に形成されたものである。記録動作が
可能なディスク装置の場合、トレイTがディスク駆動手
段Eにて駆動可能な位置まで引き出されると、ライトプ
ロテクト部Prに検出部が対向する。この検出部はライ
トプロテクト部Prの一方に対向する発光素子と他方に
対向する受光素子により構成される。ライトプロテクト
部Prが薄肉部のままであるときには、前記発光素子か
らの光が遮断され、受光素子が光を検知せず、RAM系
ディスクに書き込み可能であると判断される。ライトプ
ロテクト部Prの薄肉部を破損させ穴を貫通させると、
前記検知光が透過し、RAM系ディスクであっても記録
動作を行なえないものであると判断される。このよう
に、ディスクが載置されたトレイを用いて、トレイ上の
ディスクが記録可能なものであるか記録してはいけない
ものであるかの識別が可能となる。
【0043】(ディスクパッケージのロック機構)図に
示すディスクパッケージPでは、ディスク装置から取り
出された状態で、全てのトレイTが不用意に突出するの
を防止する第1のロック機構L1と、前記第1のロック
機構L1によるロックが解除された状態で、RAM系デ
ィスクを搭載したトレイTのみの取り出しを防止する第
2のロック機構L2が設けられている。特にRAM系デ
ィスクが搭載されたトレイの取り出しを防止することに
より、ディスクパッケージPがディスク装置から取り出
されている状態においてRAM系ディスクが不用意に引
き出されディスクの記録面を汚したり、損傷するのを防
止できる。
【0044】図8は第1のロック機構L1を示すディス
クパッケージPの部分平断面図、図9は図8と同じ部分
を示す縦断面図である。ディスクパッケージPのケース
1内にはロック軸41が設けられている。ロック軸41
の下端に一体に形成された小径軸41aは、ケース1の
底板1fに挿通され、ロック軸41の上端に一体に形成
された小径軸41bは、ケース1の上面1hに形成され
た凹部1iに挿通されている。その結果、ロック軸41
は、回動自在で且つ図9に示す位置からZ軸方向の下方
へ摺動自在となっている。図9に示すように、下端側の
小径軸41aの外周には、ねじりコイルばね43が設け
られ、このねじりコイルばね43の弾性力により、ロッ
ク軸41は図8の平断面図において反時計方向へ付勢さ
れているとともに、このねじりコイルばね43により、
ロック軸41は図9において図示上方へ向けて付勢され
ている。その結果、ロック軸41の上端に設けられた小
径軸41bは、ケース1の上面1hの凹部1i内にて上
方へ突出し、この小径軸41bがロック解除操作部とし
て機能できるようになっている。
【0045】ロック軸41には一定の間隔で一体に形成
された5個のロック爪(ロック部)42が設けられてい
る。一方、ケース1内に収納される全てのトレイTに
は、前記ロック爪42に対応する掛止突起T8が一体に
形成されている。また、ロック軸41にはケース1の内
方へ突出する被押圧突起44が一体に形成されている。
図3および図8に示すように、ケース1の内部において
底板1fの内側には、第1のロック機構L1のロックを
解除するロック解除部材としてロック解除レバー45が
設けられている。このロック解除レバー45は底板1f
の内面に設けられた支持ピン46により回動自在に支持
されており、またロック解除レバー45は、図示しない
ばね部材により図3と図8において時計方向へ付勢され
ている。ロック解除レバー45の端部には押圧部48が
設けられて、この押圧部48が前記ロック軸41に設け
られた被押圧突起44に対向している。
【0046】また前記ロック解除レバー45の中腹部に
は突部47が一体に形成されており、図5に示すよう
に、この突部47は、ケース1の底板1fに形成され
た、X方向に延びる前記ガイド溝3aおよびY方向に延
びるガイド溝3cの双方の終端3b内へわずかに突出し
ている。ディスクパッケージPがディスク装置に装填さ
れていない状態では、ねじりコイルばね43により、図
9に示すように、ロック軸41がZ軸の上方へ移動させ
られ且つ図8に示すようにロック軸41が反時計方向へ
回動させられている。この状態では、ロック軸41から
一体に延びる前記各ロック爪42が、ケース1内の全て
のトレイTに設けられた掛止突起T8に係合し、全ての
トレイTがケース1から突出しないようにロックされ
る。
【0047】ディスクパッケージPが、筐体Aの装填領
域B内へX方向から挿入されると、図5に示すガイド溝
3aが、筐体A内に設けられた案内突起5を摺動し、デ
ィスクパッケージPが装填領域B内に完全に挿入され図
示しないロック機構がロック溝4aに係合し、ケース1
がロックされた時点で、前記案内突起5が、ガイド溝3
aの終端3bに至り、突部47が押される。ディスクパ
ッケージPがディスク装置に対してY方向から装填され
る場合も同じであり、ガイド溝3cの終端3bに至った
案内突起5により突部47が押される。案内突起5によ
り突部47が押されると、図3と図8においてロック解
除レバー45が反時計方向へ回動する(図5の底面図で
は時計方向へ回動する)。このときロック解除レバー4
5の端部に一体に設けられた押圧部48により被押圧突
起44が押され、ロック軸41が図8において時計方向
へ回動し、各ロック爪42がそれぞれのトレイTの掛止
突起T8から外れる。
【0048】すなわち、ディスクパッケージPがディス
ク装置から取り出されているときは、各ロック爪42に
より全てのトレイTがロックされており、全てのトレイ
Tが不用意に飛び出すのを防止できるようになってい
る。またディスクパッケージPが筐体Aの装填領域Bに
装填された時点で、第1のロック機構L1における全て
のトレイTに対するロックが解除される。また、ディス
クパッケージPが、ディスク装置から取り出されている
状態において、ケース1の上面1hの凹部1i内に突出
している小径軸41bすなわちロック解除操作部を指で
押すと、ロック軸41はねじりコイルばね43の弾性力
に抗してZ軸方向の下方へ摺動する。このとき、ロック
軸41に一体に形成されている各ロック爪42は、それ
ぞれトレイTとトレイTの間に移動し、各ロック爪42
が、全てのトレイTの掛止突起T8から外れ、第1のロ
ック機構L1における全てのトレイTに対するロックが
解除される。
【0049】図10は前記第2のロック機構L2の構造
を示す部分分解斜視図、図11(A)(B)は第2のロ
ック機構L2とRAM系ディスクが載置されるトレイと
の関係を示す状態別の拡大平面図である。第2のロック
機構L2は、RAM系ディスクが載置されるトレイTの
みをロックするものである。そこで図10ではRAM系
ディスクが載置されるトレイを符号Taで示し、ROM
系ディスクが載置されるトレイを符号Toで示してい
る。
【0050】RAM系ディスク用のトレイTaのX方向
に対して右側となる側縁部には突出部51が形成されて
いる。この突出部51の内側には穴54が開口してお
り、前記突出部51は、トレイTaの本体部分に対し変
形可能な薄肉部52および分離可能な薄肉部53を介し
て接合された状態となっている。そして、突出部51の
X方向側の端面が掛止面51aとなっている。前記突出
部51と掛止面51aとで、第2のロック機構L2に掛
止される掛止部が構成されている。一方、ROM系ディ
スク用のトレイToでは、前記突出部51が設けられて
おらず、トレイToの右側の側縁部55は直線状に形成
されている。
【0051】ディスクパッケージPのケース1の底板1
fと上面1hとの間で且つ右側板1cの肉厚内には、ロ
ック部材56がZ方向(上下方向)へ摺動自在に支持さ
れている。また、図10に示すように、ロック部材56
の上端は付勢ばね57により下方向へ加圧されており、
この付勢ばね57の弾性力により、ロック部材56はZ
軸方向の下方へ移動させられている。ロック部材56に
は、ロック部56aと非ロック部56bとがZ方向へ交
互に形成されている。前記非ロック部56bは間欠的に
溝を形成することにより設けられている。またロック部
56aのZ方向への配列ピッチは、トレイTの配列ピッ
チに一致している。
【0052】ディスクパッケージPがディスク装置から
取り出されている状態では、ロック部材56が図示下方
へ付勢されて移動しているため、ロック部56aが、R
AM系ディスク用のトレイTaの掛止面51aに対しX
方向に対向し、ロック部56aと掛止面51aとが掛止
されるようになっている。またディスクパッケージPが
ディスク装置の装填領域Bに装填されると、ケース1の
底板1fに現れている前記ロック部材56の底面56c
(図5参照)が筐体A内に設けられたロック解除部材5
8(図10参照)により押され、ロック部材56がZ軸
の上方へわずかに移動して、非ロック部56bがRAM
系ディスク用のトレイTaの掛止面51aの前方に対向
する。前記ロック解除部材58は、図5に示すように面
積の小さいロック部材56の底面56cに当たってこれ
をケース1内に押し込むことができるものであり、ロッ
ク解除部材58は板ばね58aにより前記押し込み方向
へ付勢されている。またはロック解除部材58は機械的
な動力により前記押し込み方向へ駆動されるものとなっ
ている。
【0053】このように第2のロック機構L2では、デ
ィスクパッケージPがディスク装置の外部に取り出され
ているときには、ロック部材56のロック部56aがR
AM系ディスクが載置されているトレイTaの掛止面5
1aの前方に掛止されて、トレイTaがケース1から取
り出されないようにロックされる。ただし、ROM系デ
ィスクが載置されたトレイToには突出部51が設けら
れていないため、このトレイToは第2のロック機構L
2によってロックされていない。またディスクパッケー
ジPが筐体Aの装填領域B内に完全に装填されたときに
は、装填領域Bに設けられたロック解除部材58によ
り、ロック部材56が図示上方へ押され、ロック部材5
6の非ロック部56bが掛止面51aに対向し、RAM
系ディスクを載置したトレイTaのロックが解除され
る。
【0054】以上から、ディスクパッケージPがディス
ク装置に装填された状態では、第1のロック機構L1と
第2のロック機構L2の双方のロックが解除され、全て
のトレイをディスク駆動手段E内へ引き出すことが可能
になる。またディスクパッケージPがディスク装置から
取り出されているときは、第1のロック機構L1により
全てのトレイがロックされ、第2のロック機構L2によ
りRAM系ディスクが載置されたトレイTaのみがロッ
クされた状態となる。よって、図9に示すロック軸41
の上端の小径軸41bを指で押して、第1のロック機構
L1でのロックを解除すると、第2のロック機構L2に
よりロックされていないROM系ディスクを載置したト
レイToのみをケース外へ取り出すことができ、ディス
クDの交換などが可能になる。ただしRAM系ディスク
が載置されたトレイTaはケース1の外部に取り出せな
くなっているので、RAM系ディスクの記録面が手など
で汚される心配がなくなり、RAM系ディスクを確実に
保護できるものとなる。
【0055】また第1のロック機構L1では小径軸41
bがケース1の上面1hから突出しており、これを指で
押すことが可能であるが、第2のロック機構L2のロッ
ク部材56は断面が小さいものであり、ケース1の底板
1fに設けられた小穴1kから露出しているロック部材
56の底面56c(図5参照)は非常に小さくなってい
る。よって、ディスクパッケージPがディスク装置から
取り出された状態では、指で前記底面56cを押圧する
のが困難であり、第2のロック機構L2のロックを手動
で容易に解除できないようになっている。
【0056】また、図3に示すように、ディスクパッケ
ージPの右側板1cには、複数のスリット1jが開口し
ており、RAM系ディスクが載置されたトレイTaの突
出部51がこのスリット1jに露出している。よってデ
ィスクパッケージPがディスク装置から取出された状態
で、前記スリット1jにマイナスドライバーの先端など
の工具を挿入し、トレイTaの側縁部の突出部51を押
すと、薄肉部53が分断され、また薄肉部52が変形し
て、突出部51が穴54内に入り込む。図11(A)
(B)に示すように、穴54のX方向の前内面54aは
図示右側が後方(反X方向)に向かう傾斜掛止面と成っ
ており、穴54内に変形した突出部51は図11(B)
に示すように、前内面54aに対して(イ)部で掛止さ
れる。よって、突出部51は穴54内に確実に陥没し、
再び側方へ突出することがない。
【0057】図11(B)の状態では、突出部51の先
端の掛止面51aがロック部材56のロック部56aに
当たらなくなるため、第2のロック機構L2によるRA
M系ディスクの載置されたトレイTaに対するロックが
解除される。よってディスクパッケージPがディスク装
置の外部に取り出された状態において、小径軸41bを
押して第1のロック機構L1によるロックを解除すれ
ば、図11(B)に示すように突出部51が陥没状態と
なってトレイをケース1の外に取り出すことができ、R
AM系ディスクをトレイから除去できるようになる。し
かし、一旦、突出部51を陥没させたトレイTaは突出
部51が元の状態に復元されることがないため、それ以
後はRAM系ディスク用のトレイTaとして使用できな
くなり、このトレイをその後も使用する場合には、RO
M系ディスクを載置して、ROM系ディスク用トレイと
してのみ使用される。
【0058】また前記RAM系ディスク用トレイTaの
突出部51を使用してトレイの種別(トレイに載置され
ているディスクがRAM系であるか否かの種別)を検知
することも可能である。例えば、突出部51の側面に反
射シート61を取り付けておき、筐体A内には、ディス
クパッケージPが装填されたときに、ケース1の右側板
1cに形成されたスリット1jのそれぞれに対向するホ
トリフレクタ62を検出手段として設けておく。ディス
クパッケージPが筐体Aに装填されたときに、いずれか
のホトリフレクタ62からの光が反射シート61による
反射光を検出したら、その位置にRAM系ディスクが載
置されたトレイTaが存在していることを認識できる。
また図11(B)に示すように、突出部51を陥没さ
せ、RAM系ディスク用のトレイTaとして使用されな
くなった場合には、反射シート61を剥がしてその後は
RAM系ディスク用のトレイとして使用するか、または
図11(B)に示すように突出部51が陥没したとき
に、その表面の反射シート61からの反射光がホトリフ
レクタ62で受光できないように、ホトリフレクタ62
の配置角度などを設定すればよい。
【0059】
【発明の効果】以上のように本発明のディスク装置で
は、RAM系ディスクやROM系ディスクなどのように
少なくとも2種類以上のディスクが混在して収納された
ディスクパッケージを装填でき、またいずれかのディス
クを選択して駆動することが可能である。このディスク
パッケージを大容量の記憶媒体として使用することがで
き、またRAM系ディスクを混在させることにより個人
的なライブラリーの記憶媒体として使用することも可能
である。また、ディスクパッケージがディスク装置から
取り出されている状態で、全てのトレイがロックされる
ため、誤ってケース内からトレイおよびディスクが脱落
することがない。さらにディスク装置から取り出された
状態のディスクパッケージにおいて、所定のディスクだ
けは取り出せないようにしておくことにより、誤って基
本的なディスクを交換してしまうことや、RAM系ディ
スクを取り出して汚すことなどを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のディスク装置の平断面図、
【図2】図1に示すディスク装置の縦断面図、
【図3】ディスク装置に装填されるディスクパッケージ
の平断面図、
【図4】図3に示すディスクパッケージの縦断面図、
【図5】ディスクパッケージの底面図、
【図6】ディスクパッケージのケースに設けられた識別
手段およびこれにアクセスする検出手段を示すものであ
り、(A)は図5のVI−VI線の拡大断面図、(B)
はその回路図、
【図7】ディスクパッケージ内の個々のトレイに設けら
れた識別手段およびこれにアクセスする検出手段を示す
ものであり、(A)は部分斜視図、(B)は部分平面
図、
【図8】ディスクパッケージに設けられた第1のロック
機構を示す部分平断面図、
【図9】図8の縦断面図、
【図10】ディスクパッケージに設けられた第2のロッ
ク機構を示す部分分解斜視図、
【図11】(A)(B)は、第2のロック機構とRAM
系ディスクが載置されたトレイとの関係を状態別に示す
部分拡大平面図、
【符号の説明】
A 筐体 B 装填領域 C ディスク駆動領域 D ディスク E ディスク駆動手段 E1 駆動ベース L1 第1のロック機構 L2 第2のロック機構 P ディスクパッケージ T トレイ T7 フック T8 掛止突起 Ta RAM系ディスク用のトレイ To ROM系ディスク用のトレイ 1 ケース 1a 開口部 3a、3c ガイド溝 4a、4b ロック溝 5 案内突起 10 選択移動ベース 11 ターンテーブル 12 スピンドルモータ 13 光ヘッド 13a 対物レンズ 18 引出しレバー(引出し手段) 20 ケースに設けられる識別手段 21 ジャンパーカード 22a、22b、22c、22d 識別穴 23 検出手段 24a、24b、24c、24d 検出ピン 30 トレイに設けられる識別手段 31 識別穴 32 検出手段 33 ホトリフレクタ 34 反射シート 41 ロック軸 41b 小径軸(ロック解除操作部) 42 ロック爪 43 ねじりコイルばね 45 ロック解除レバー 51 突出部 51a 掛止面 52 変形可能な薄肉部 53 分離可能な薄肉部 54 穴 56 ロック部材 56a ロック部 56b 非ロック部 58 ロック解除部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−212667(JP,A) 特開 平8−167218(JP,A) 特開 平6−231557(JP,A) 特開 平8−45234(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 23/023 - 23/03 G11B 17/22 - 17/26

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置本体に装填可能なケースと、再生専
    用のディスクと記録可能なディスクを各々載置し且つ個
    々にケース外へ引出し可能に前記ケース内に収納された
    複数のトレイと、前記複数のトレイのうち前記記録可能
    なディスクが載置されるトレイのみに形成された掛止部
    と、ケース内のトレイを全てロックする第1のロック機
    構と、前記掛止部を有するトレイのみをロックし掛止部
    を有していない他のトレイはロックしない第2のロック
    機構と、装置本体から取り出された状態で前記第1のロ
    ック機構のロックを解除できるロック解除操作部とを有
    するディスクパッケージが装填されるものであり、 前記ディスクパッケージの装填領域に前記第1のロック
    機構と第2のロック機構のロックを解除するロック解除
    部材と、ロック解除されたトレイのいずれかを選択して
    ケースから引き出す引出し手段と、引き出されたディス
    クを駆動するディスク駆動手段とが設けられていること
    を特徴とするディスク装置。
  2. 【請求項2】 第2のロック機構に掛止されるか否かの
    トレイ形状の相違を装置本体側から検知して、記録可能
    なディスクが載置されているトレイと、再生専用ディス
    クが載置されているトレイとの識別を行なう検出手段が
    設けられている請求項1記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 前記ディスクパッケージが、前記装置本
    体の装填領域に対し異なる2方向から装填することが可
    能とされ、前記装填領域には前記第1のロック機構をロ
    ック解除方向へ動作させるロック解除部材が設けられ、
    前記ディスクパッケージが前記2方向のいずれの方向か
    ら装填されたときであっても、前記ロック解除部材によ
    って前記第1のロック機構のロックが解除可能である請
    求項1または2記載のディスク装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のロック機構には、ディスクパ
    ッケージ内に重ねられた全てのトレイに向けて突出する
    ロック部を有するロック部材が設けられ、前記記録可能
    なディスクを載置したトレイに形成された掛止部が前記
    ロック部に掛止されて前記ディスクパッケージの前記装
    填領域から突出しないようにロックされる請求項1ない
    し3のいずれかに記載のディスク装置。
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