JP4800763B2 - 吸収性物品の個別包装体 - Google Patents

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本発明は、吸収性物品を内包する個別包装体に関する。
従来より、生理用ナプキンやパンティーライナーなどの吸収性物品は、衛生面から1個単位に個別に包装され、それら個別包装された複数の製品が更に外装用包装材により被覆された状態で流通しているのが一般である。このため、着用者が購買時に必要とする情報、即ち、内容物である吸収性物品の種類や特徴、形態、あるいは商品名といった情報は、外装用包装材の表面に詳しく記載されており、着用者はその記載や表示に基づいて購入する。しかし、外装用の包装が開封されて個別包装体単位となった場合には、着用者は内容物についての情報を外装用包装材から知ることができない。一方、個別包装体の中身を知るためにこの包装を開封してしまうと衛生面に問題がある。このため、個別包装体単位であっても製品の中身を告知する方法が求められているが、例えば、個別包装体には特許文献1に記載されている吸収性物品の包装構造を封止するための止着テープや、特許文献2に記載されている生理用ナプキンを下着に固定する粘着部を被覆するための剥離紙、あるいは個別包装体の包装資材自体に、印字や着色で上述の情報が表される方法が採られている。
特開平09−220254号公報 特開平09−010258号公報
しかしながら、このような従来例にあっては、個別包装体自体には必要ではない印刷が情報の提供のためだけに新たに必要となってしまったり、また、内容物の種類が異なればその異なる製品ごとに多種類の個別資材を準備する必要も出てしまう。更には、生産時において設備への色素付着等の可能性も否定できず、ひいては製品に色素が転写され衛生面的にも良くない状況となるおそれもあった。
そして特に、止着テープに印字等した場合には、かかる止着テープが個別包装体から剥がれてしまった場合、手間をかけて情報を表していたにもかかわらず、結局は個別包装体を開封しない限り中身の確認ができないという問題もあった。
本発明は以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、個別包装体単位であっても内容物についての情報を使用者が知ることができる個別包装体を提供することである。
上記の問題を解決するために、本発明者は吸収性物品を収納して包装体とするために包装材をシールする部分において、内容物の情報を表示するようにした。具体的には、包装材をシールするために従来より用いられているエンボスパターンについて、その大きさを変えたり、配列の位置や範囲を工夫することにより、個別包装体の状態で中身を告知できるようにした。より具体的には、本発明は以下のようなものを提供する。
(1)吸収性物品とこれを包む包装材とから成る個別包装体であって、前記吸収性物品の周辺において前記包装材同士が重なり合う部分を一部シールすることにより前記吸収性物品を内包して封止するものであり、前記シールする部分が前記吸収性物品の情報を示す表示部である個別包装体。
本発明によれば、内容物を包んで密封するために包装材をシールするシール部分が、内容物の情報を告知する表示部となっている。例えば、縦長形状の包装材を吸収性物品を包み込んで折り畳み、その状態で包装材の側縁部をシールして密封する個別包装体において、このシール部分において、内包する吸収性物品の情報を提供することになる。このため、着用者はかかる個別包装体を開封するまでもなく、このシール部分の表示を見るだけで、その内容物がどのようなものかを認識することができ、衛生面で好ましい。
なお、「情報」とは、例えば、製品名や販売、製造元の企業名、具体的な吸収性物品の種類やその機能、サイズなどが挙げられる。より具体的には、生理用ナプキンであるかどうか、夜用のものか昼用のものか、下着に巻きつけるためのフラップがついているかどうかといった情報などが挙げられる。
また、包装材による吸収性物品の包装方法については様々のものを採用することができ、例えば後述するように一連のシートを三つ折りに畳んで吸収性物品を収納するようにしても、シートを四つ折りに畳んで吸収性物品を収納するようにしても構わない。
(2)前記シールは加圧シールを含むものであり、前記情報は前記加圧シールする際に施されるエンボスパターンの圧搾部分の配列により形成された文字や数字、記号、絵柄で表されるものである(1)記載の個別包装体。
本発明によれば、加圧シールするためのエンボスパターンの圧搾部分によって吸収性物品の情報を表示している。このエンボスパターンはシール手段として従来より用いられているものであり、エンボスパターンが施された対象物には圧搾部分と非圧搾部分が存在することとなるが、本発明によればその圧搾部分の配列を変更することにより情報の表示を行っている。このため、止着シールに印字する等の包装には必要のない別途の手間やコストがかかることがない。
なお、シールは加圧シールのみであっても、更に熱を加えるものであっても、接着剤を塗布したものであっても構わない。
(3)前記圧搾部分は間欠または連続に配列されたものである(2)に記載の個別包装体。
本発明によれば、圧搾部分が間欠または連続に配列されている。ここで、表示する情報が文字であり、この文字の太さが間欠とした場合と連続とした場合とで同じ場合には、間欠とすると連続とするよりも1文字あたりの接着面積が小さくなるため、開封時の裂く音が小さいという長所がある。一方、連続とすると、間欠とするよりも文字をはっきり表現することができるという長所がある。
(4)前記圧搾部分は間欠状の配列と連続状の配列とが複合したものである(2)に記載の個別包装体。
本発明によれば、圧搾部分は間欠状の配列と連続状の配列との複合により形成されている。ここで、表示すべき情報が複雑な文字等である場合、一般的な包装と同様に、エンボス凹部の幅を0.5〜1mmでシールし、非シール部分の間隔を0.5〜1mmとすると、一般的な個別包装体のシール幅である5〜15mm位の中に表現することが困難である。この点、文字を正確に表現する為に個別包装体のシール幅を広げると資材コストが増加してしまう。即ち、シール幅を広げるとすると、内包する吸収性物品の側に広げることは吸収性物品をもシールしてしまうおそれがあるために採用できず、シールの外側端部を広げるしかないことになるが、この結果、包装容器全体の大きさを大きくすることとなり、包装資材をより多く使用しなければならなくなる。一方、シール幅をそのままに文字を表現する場合には、エンボス凹部の幅を小さくしてしまうとエンボスシールの面積が減少してしまい、個別包装体のシール強度が低下する可能性が生じてしまう。また、文字を精巧に表すには連続に配列したほうが好ましいが、文字の太さが間欠と連続とで同じ場合、間欠に配列したものに比べて連続に配列したものでは1文字に対する接着総面積が大きくなるので、個別包装体開封時の音が大きくなるという問題がある。この点、本発明によれば、間欠状の配列と連続状の配列とを複合するため、複雑な文字の場合であっても細かなところは連続に配列し、その他の部分は間欠に配列することで、上述の問題を生じることなく複雑な文字等を表現することができる。
(5)前記表示部には、前記情報を表す第1の圧搾部分の配列と、前記情報を表すものではない第2の圧搾部分の配列とが存在する(2)から(4)いずれか記載の個別包装体。
本発明によれば、情報を表す文字等を形成している以外にも圧搾部分が施されている。このため、文字等の形状によって第1の圧搾部分が配されない箇所が生じていても、第2の圧搾部分によってシールが施されることとなる。従って、包装材の密閉状態が悪くなってしまうということを防ぐことができる。このようなものとしては、例えば第1の圧搾部分の存在、非存在にかかわらず包装材の縁となる部分に線状の第2の圧搾部分を設けたり、第1の圧搾部分が非存在の箇所のみに選択的に第2の圧搾部分を設けたりすることによって、密閉状態を好適なものとすることができる。なお、本発明に係る第2の圧搾部分は、曲線状・ギザギザ模様等、特に密閉性や開封性の阻害要因となるものではなければ様々な形状を用いることができる。
(6)前記第1の圧搾部分を構成する凹部一つあたりの面積と、前記第2の圧搾部分を構成する凹部一つあたりの面積とが異なるものである(5)記載の個別包装体。
本発明によれば、圧搾部分を構成する凹部の大きさが、情報を表す文字等を形成している第1の圧搾部分と文字等を形成していない第2の圧搾部分とで異なるようになっている。このため、第1の圧搾部分の周辺を回避して第2の圧搾部分を設けるようなことをしなくても、第2の圧搾部分の存在により第1の圧搾部分による情報の表示が妨げられるようなことがない(後述する図29参照)。
(7)前記シールは加圧シールを含むものであり、前記情報は前記加圧シールする際に施されるエンボスパターンの非圧搾部分の配列により形成された文字や数字、記号、絵柄で表されるものである(1)記載の個別包装体。
本発明によれば、内容物の情報が、エンボスパターンの非圧搾部分の配列によって表されている。この点、表すべき情報が少ない、もしくは情報に使われる文字等がシンプルな場合などは、かかる文字等以外の部分を全て圧搾できるため、上述の(2)のように圧搾部分の配列によって文字等を表すよりもシール部分が多くなり、個包装の密閉性が高まる。このようなことから、表示すべき内容によって、圧搾部分の配列とするか非圧搾部分の配列とするか適宜選択するのが好ましい。
(8) 少なくとも前記非圧搾部分の周りには、間欠状の配列または連続状の配列の圧搾部分が存在する(7)記載の個別包装体。
本発明によれば、少なくとも非圧搾部分の周りに間欠または連続に配列された圧搾部分が設けられている。このため、非圧搾部分である情報の周りが圧搾され、かかる非圧搾部分が浮き出るようにして表われることとなる。ここで、非圧搾部分の周りに「間欠状の配列の圧搾部分が存在する(後述する図19参照)」場合には、「連続状の配列の圧搾部分が存在する(後述する図21参照)」場合に比べ、接合総面積が小さくなる。このため、開封に際して開封音が小さく、また、開封作業が容易でもある。一方、「非圧搾部分が連続」の場合は、圧搾部分で表した文字等を詳細なものにすることができ、文字等を見やすく、また包装の密閉性を高くすることにもなる。
(9) 少なくとも前記非圧搾部分の周りには、間欠状の配列及び連続状の配列の圧搾部分が複合して存在する(7)記載の個別包装体。
本発明によれば、非圧搾部分を縁取る周辺の圧搾部分において、間欠状の配列と連続状の配列とが複合的に施されている。このように非圧搾部分の周りにおいても、適宜エンボスパターンの配列を変更することが可能である。
(10)前記非圧搾部分の配列の中にも、間欠状の配列及び/または連続状の配列の圧搾部分が存在する(8)または(9)記載の個別包装体。
本発明によれば、文字等の情報を表示する非圧搾部分の配列の一部において、圧搾部分が設けられている(後述する図27参照)。この場合、例えば、非圧搾部分の配列の中において間欠状配列の圧搾部分を設け、非圧搾部分の周辺において連続状配列の圧搾部分を設けるなど、非圧搾部分による情報の表示が妨げられるものでなければ、エンボスパターンの配列を適宜組み合わせることができる。
(11)光、熱、電気、圧力などのエネルギーを加えることにより色調が変化する機能性色素を塗布した不織布、フィルム、ラミネート不織布のうちいずれか一つを包装材とした(1)から(10)いずれか記載の個別包装体。
本発明によれば、エネルギーを加えることにより、包装材の色が変化する。このような変化としては、例えば消色したり、変色したり、発色したりする変化が挙げられる。このため、製造工程において包装材をシールする際に加圧や加熱などが施された場合、そのシールされた部分の色調が変化する。このため、表示部が目立つようになる。
(12)前記シールする部分の包装材と包装材との間に、前記包装材とは異なる色に着色された資材を挟み込んだ(1)から(11)いずれか記載の個別包装体。
本発明によれば、シール部分において個別包装体の包装材とは異なる資材が挟み込まれており、しかもその資材が包装材と色の変化を付けることができるように着色されている。このため、シール部分である表示部が目立つようになり、また。その色調によっては、表示部を見やすくすることもできる。
本発明によれば、個別包装体を形成するシール部が内容物の情報を告知するようになっているため、従来の個別包装体に必要な資材以外の資材や手間を別途必要とすることがなく、個包装状態のままで着用者に内容物についての情報を告知することができる。また、従来のように止着テープを利用するものではないため、外装パッケージから取り出した後この止着テープが剥がれ落ちたとしても、個包装状態で中身を知ることができる。
以下、本発明の実施形態について図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明においては、同一の構成要件については同一符号を付し、その説明は省略もしくは簡略化する。
<第1実施形態>
図1及び図2は本実施形態に係る個別包装体の表示部におけるエンボスパターンの圧搾部分が間欠に配列された場合を示す図であり、図3及び図4は圧搾部分が連続に配列された場合を示す図であり、図5は圧搾部分の配列が間欠と連続との混合である場合を示す図であり、図6及び図7はエンボスの凹部の数を説明するための図であり、図8から図17は文字以外にもエンボスパターンを施す場合を説明した図である。
本発明に係る個別包装体は、図1に示すように、生理用ナプキン等の吸収性物品(図示せず)を内包した状態で一連の縦長の包装シート10を三つ折りに折り畳んで形成されたものである。そして、包装シート10の長手方向の一方端部10Aには、この部分を止着して封をした状態を維持し、かつ、開封時の摘みともなる止着テープ11が取付けられている。そして、包装シート10の側縁部であって、個別包装体1の左右側縁部となる部分には、包装体を密封状態とするために包装シート10の重ね合わせ部分がシールされており、このシールをしている部分がエンボスパターンの圧搾部分によって内包する吸収性物品の種類等の情報を示す表示部20となっている。
このエンボスパターンの圧搾部分の配列は、図1の表示部の一部拡大図である図2に示すように間欠であっても、図3に示すように連続であってもよい。ここで、文字の太さが間欠と連続とで同じ場合、間欠の方が連続に比べて1文字あたりの接着総面積が小さくなるので、接着面を剥がすことにより生じる音が連続よりも出にくくなる。一方、連続とした場合には、図4に示す包装体1のように図1の包装体1に比べて文字をはっきりと表現することができることとなる。
圧搾部分の配列は、上述のように間欠、連続のいずれか一方ではなく、図5のように間欠と連続とが複合されて文字が形成されていてもよい。この点、図5では比較的複雑な形状を有するBやRやWにつき、婉曲をしている部分を連続で、直線の部分を間欠で圧搾部分を配列している。このようにすることにより、複雑な文字等の場合にもシール幅Bを拡張して製造コストを上げてしまったり、エンボス凹部の幅を小さくすることにより圧搾面積を減少させて接着強度を弱めてしまったりということもなく、更には全てを連続にすることにより個別包装体開封時の音を大きくしてしまうということも回避できる。
そして、このように圧搾部分の配列を簡潔と連結との複合とすることにより、文字の詳細部分を明確に表示するために包装資材を多く使用することを回避できることにもなる。即ち、明確表示のためには表示部20の幅を広げることが有効であるが、この場合には内側端部20aを製品内側方向(図1に示すC方向)にまで広げることは、内包する吸収性物品までシールしてしまうおそれがあることから採用できない。このため、外側端部20Bを外側方向(図1に示すD方向)へ広げることになるが、このような場合には個別包装体1自体の寸法が大きくなるため、結果、包装資材をより多く使用することなる。この点、本発明によれば、単に圧搾部分の配列を複合的なものとするだけで、文字の詳細部分までも明確表示が可能となる。
〔線圧について〕
本発明においては、個別包装体の縦方向の線圧がエンボス領域において一定であることがより好ましい。この点、例えば図6では、Ai線上に存在するエンボス凹部は12個であるのに対し、Aii線上に存在するエンボス凹部は8個である。つまり、線A上のエンボス凹部1個にかかる圧力は線Aiにかかる圧力に比べ線Aiiにかかる圧力の方が大きくなる。しかし、個別包装体シールの強度を考慮して、線Aiiのシール強度を基準とすると、線Aiにおけるシール強度は弱くなりシール性に問題が出る可能性がある。逆に、線Aiにおけるシール強度を基準とすると、線Aiiにおけるシール強度が強くなりシール性に問題が出る可能性がある。これに対し、個別包装体を縦方向に延びる線A−Aの線圧がエンボス領域において一定であると、上記問題が解決できることとなる。即ち、図7のような場合には、線Ai上、線Aii上、線Aiii上のいずれにおいてもエンボス凹部の数は4個と同じであり、線圧が同じになるため、上記のような問題が生じることがない。
〔密閉性の向上〕
上述した例では、文字と文字との間にシールされない部分があることになるが、特に文字間隔が大きい場合には衛生面で重要な個別包装体の密閉性に問題がある。そのような時は、文字を表示する第1圧搾部分の他に、第2の圧搾部分を加えるようにしてもよい。具体的には、図8及びその一部拡大図である図9に示すように、両最外縁となる部分に間欠に圧搾部分を配列したエンボスパターンを第2の圧搾部分として線状に加えるようにしてもよく、また、図10及びその一部拡大図である図11に示すように、連続の圧搾部分を線状に加えるようにして、文字間隔の部分においても密閉性を上げることができる。そして、より一層密閉性を高めるために、図12及び図13に示すように文字を挟むように線状のエンボスパターンを加えてもよい。そしてこれが、図14及び図15に示すように圧搾部分が連続に配列されたものであっても構わない。また、図16及び図17に示すように、弟1圧搾部分である文字部分及び第2圧搾部分である線状部分の双方を連続に配列しても構わない。
<構成材料>
個別包装体用の包装資材としては、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシート、ポリウレタンシート等を用いることができ、スパンボンド/メルトブローン/スパンボンドのポリプロピレン長繊維不織布積層体等も用いることができる。また、上記個別包装体資材にシリコーン樹脂やフッ素樹脂系等の剥離処理剤で剥離処理した上記シートも用いることができる。
そして、光、熱、電気、圧力などのエネルギーにより消色、変色、発色する機能性色素を塗布した不織布やフィルム、ラミネート不織布を用いることもできる。また、少なくともシールする部分の不織布と不織布との間に、個別包装体資材と色の変化をつけられるように着色した不織布を挟み込むこともできる。
<第2実施形態>
次に他の実施形態について説明する。図18から図25は文字部分以外にエンボスパターンを施した場合を示す図である。
本実施形態によれば、図18に示すように、文字の部分が浮き出るように、文字の部分以外にエンボスパターンの圧搾部分が施されている。即ち、エンボスパターンの非圧搾部分が文字を形成している。そして、この個別包装体1は図18の拡大図である図19に示すように、エンボスパターンの圧搾部分の配列は間欠となっているが、図20及びその拡大図である図21に示すように圧搾部分の配列が連続であってもよい。なお、この場合において、図20及び図21に示す個別包装体を縦方向に亘る線C−Cの線圧が、エンボス領域において一定であることがより好ましい。
ここで、上述のように非圧搾部分を連続として文字表記をする場合において、図19で示す間欠の場合と図21に示す連続の場合とを比較すると、その文字を同寸法としたときには、上記C−C線において、連続の場合の方が線圧を高くしなければできない。これは、接合総面積が間欠のときよりも連続のときの方が大きいためである。この場合には、そのときに加えられる圧力の限界が接合強度の限界となってしまい、設備によっては接合強度を十分なものとすることができない可能性がある。この点、例えば図22に示すように、表示部20において、文字を挟む両端に間欠な圧搾部分を施す。この場合には、拡大図である図23に示すように、外側端部20b近傍においては線状のエンボスパターンが、内側端部20a近傍には四角状のエンボスパターンがそれぞれ施されることになり、連続部分を減少させることができる。かかる形態は、例えば図24とその拡大図である図25において示すように、文字周りを除いて升目状の模様がまんべんなく施されるようにしてもよい。このように、文字周り部分には連続とし、他の部分において間欠とするといった、連続と間欠との複合的配置により、連続部分で表現した非圧搾部分による文字については見える(読める)程度の接合強度とする一方、間欠部分を設けることで好適な接合強度を実現することが可能となり、密閉性も確保することができる。なお、このような機能を有する形態であれば多様な配列を採用でき、上述の図23及び図25のように、シール幅方向において内側端部20a近傍と外側端部20b近傍との双方に間欠のエンボスパターンを施してもよく、内側端部近傍20a、外側端部近傍20bのいずれか一方のみに施すようにしてもよい。
また更に、非圧搾部分で表示される文字部分において、間欠状や連続状の配列の圧搾部分が施されるようにしてもよい。例えば、図26に示すように表示部20において非圧搾部分の中に間欠に圧搾加工を施す。このようにした場合には、拡大図である図27に示すように、文字の周辺部分においては圧搾部分が連続状に配列するように施され、文字部分においては圧搾部分が間欠状に配列するように施されることになる。
<第3実施形態>
次に、更に別の実施形態について説明する。図28及び図29はエンボスパターンの大きさを文字部分とそれ以外の部分とで異なるようにした場合を示す図である。
本実施形態においては、図28に示すように、表示部20においてエンボスパターンの中に文字が表示されている。これは拡大図である図29から明らかなように、表示部20においては全体的にエンボスが施されているが、文字部分のエンボスパターンが文字以外の部分のエンボスパターンよりも大きくなっていることによる。即ち、圧搾部分である凹部の面積は、文字部分の方がそれ以外の部分よりも大きくなっているため、文字がしっかりと表されるようになっている。
<文字部分の他の例>
上述したようにエンボスパターンの配列を適宜変更することにより、上述した表示部20における文字部分については、様々な情報を表示させるようにすることができる。例えば、図30(1)の「BF−SNG」、図30(2)の「WG−350」、図30(3)の「AC−SLIM」、図30(4)の「SLIM−W」というようなものが挙げられる。この他、企業名や商品名、使用方法や使用期限、スローガンやキャンペーン文句等、あらゆるものを表現するために多種多様な文字や数字等の組み合わせを行うことが可能である。
<製造工程>
次に、個別包装体の製造工程(特にシール工程)について説明する。図31及び図33は製造ラインを示す図であり、図32はシールユニットの部分を説明するための拡大図である。
図31に示すように、個別包装体の資材となる包装シート10の基材100を包装ラインに送り出し、その上に吸収性物品2を転写した後、基材100の幅方向の一方側と他方側の側部を折り返して吸収性物品2を包み込む。その後、折り畳んで重なった部分に止着テープ11を取り付ける。
吸収性物品2を包み込んだ状態の基材100を個別包装体シールユニット30の上軸31と下軸32との間を通すことにより基材100同士を接合させる。シールユニット30は、図32に示すように4個の突起を備えた上軸(パターン側)31と下軸32(ベタ側)とからなり、この突起同士が接するときに基材100が接着され、エンボスパターンが形成される。このときのシールユニット条件としては、上軸31と下軸32の温度は共に50〜150℃であり、圧力条件としては4〜5MPAである。しかしながら、個別包装体をシールするためのシール位置に事前に熱を加えなくても接合する工夫、例えば接着剤等を加えているものに関しては、このシールユニット30に加熱する必要性はない。
その後、個別包装体1の流れ方向からみたシール中央位置(1の吸収性物品2から次の吸収性物品の間の中央位置)で上軸41と下軸42とからなるカッターユニット40により個々の個別包装体1にカットされ、一の個包装状態とする。なお、上述した製品製造の流れを上から見た場合には、図33に示すようになっている。
本発明の第1実施形態の個別包装体の平面図である。 図1の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 図4の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第1実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 エンボスパターンが間欠と連続との混合である場合を示す図である。 線圧について説明するための図である。 線圧について説明するための図である。 本発明の第1実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図8の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第1実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図10の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第1実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図12の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第1実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図14の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第1実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図16の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態の個別包装体の例を示す平面図である。 図18の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図20の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図22の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図24の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第2実施形態の個別包装体の他の例を示す平面図である。 図26の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 本発明の第3実施形態の個別包装体を示す平面図である。 図28の個別包装体の表示部の一部拡大図である。 表示部分の文字の他の例を示す図である。 個別包装体の製造ラインを横から見た図である。 シールユニットを説明するための説明図である。 個別包装体の製造ラインを上から見た図である。
符号の説明
1 個別包装体
2 吸収性物品
10 包装シート
11 止着テープ
20 表示部
30 シールユニット
31 上軸
32 下軸
40 カッターユニット
41 上軸
42 下軸
100 基材

Claims (7)

  1. 吸収性物品とこれを包む包装材とから成る吸収性物品の個別包装体であって、
    前記吸収性物品の周辺において前記包装材同士が重なり合う部分を一部加圧シールすることにより前記吸収性物品を内包して封止するものであり、前記加圧シールする部分が前記吸収性物品の情報を示す表示部であり、
    前記情報は、前記加圧シールする際に施されるエンボスパターンの圧搾部分の配列により形成された文字や数字、記号、絵柄で表されるものであり、
    前記文字や数字、記号、絵柄は、前記圧搾部分が間欠に配列されて形成されている吸収性物品の個別包装体。
  2. 前記表示部には、前記情報を表す第1の圧搾部分の配列と、前記情報を表すものではない第2の圧搾部分の配列とが存在する請求項1記載の吸収性物品の個別包装体。
  3. 前記第1の圧搾部分を構成する凹部一つあたりの面積と、前記第2の圧搾部分を構成する凹部一つあたりの面積とが異なるものである請求項2記載の個別包装体。
  4. 吸収性物品とこれを包む包装材とから成る吸収性物品の個別包装体であって、
    前記吸収性物品の周辺において前記包装材同士が重なり合う部分を一部加圧シールすることにより前記吸収性物品を内包して封止するものであり、前記加圧シールする部分が前記吸収性物品の情報を示す表示部であり、
    前記情報は前記加圧シールする際に施されるエンボスパターンの非圧搾部分の配列により形成された文字や数字、記号、絵柄で表されるものであり、
    少なくとも前記非圧搾部分の周りには、間欠状の配列の圧搾部分が存在する吸収性物品の個別包装体。
  5. 光、熱、電気、圧力などのエネルギーを加えることにより色調が変化する機能性色素を塗布した不織布、フィルム、ラミネート不織布のうちいずれか一つを包装材とした請求項1から4いずれか記載の吸収性物品の個別包装体。
  6. 前記加圧シールする部分の包装材と包装材との間に、前記包装材とは異なる色に着色された資材を挟み込んだ請求項1から5いずれか記載の吸収性物品の個別包装体。
  7. 前記包装材の外面側に配置され前記吸収性物品を内包した前記包装材の封止状態を維持する止着テープを更に備え、
    前記情報は、前記個別包装体における前記止着テープが配置された面から読み取り可能に設けられる請求項1から6のいずれか記載の吸収性物品の個別包装体。
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