JP4891371B2 - 米袋 - Google Patents

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Description

本発明は、米袋に係り、詳しくは、自宅での使用性および携行時の安全性を向上させるとともに、手提げ孔の破損を確実に防止できるようにした米袋に関するものである。
従来の米袋として、たとえば特許文献1に記載のものが提案されている。この特許文献1に記載の米袋を図9に示す。この図において、米袋50は、長手方向の寸法Lが幅方向の寸法Wよりも十分に大きい長方形を呈するポリエチレン樹脂製フィルムやポリプロピレン樹脂製フィルムからなる前パネル51と後パネル52とを重ね合わせ、その長手方向の両辺部を側縁シール53により封止し、長手方向の一端部側は、長手方向に所定の間隔を有して幅方向に延在する下口元シール54と、上口元シール55および補強シール56によって封止して、長手方向の他端部に開口部57を開設するとともに、下口元シール54と上口元シール55の間に手提げ孔58を設けたものである。
前記構成の米袋50によれば、開口部57を上に向けて所定量の米を充填した後、幅方向に延在する底シール59により開口部57を封止することで米袋50内に米を封入してスーパマーケットや米販売店の店頭に陳列して販売に供することができ、購入者は手提げ孔58を利用して携行することができる。
特開2008−24352号公報
ところが、前記特許文献1に記載の米袋50では、自宅で米袋50内の米を取り出す場合、米袋50の前パネル51と後パネル52とを下口元シール54の近傍に平行して描いた一点鎖線Cに沿って全てを切断して米袋50の長手方向の一端部を大きく切り開くか、あるいは一点鎖線Cにおけるwで示す一部を切断して米袋50の長手方向の一端部を小さく切り開く煩雑な作業を必要とする。しかも、前記の切り開き口を利用してストッカーに米の全量を投入する作業が困難であるため、米袋50内に米が残存する場合や、当初より切り開き口から炊飯に必要な量の米を小出しする場合などでは、米袋50内に残存している米の変質劣化を防ぐために切り開き口をクリップなどで密封する煩雑な手間が必要になるので、自宅での使用性に劣る。
一方、手提げ孔58は、幅方向の寸法Wよりも十分に大きい長手方向の一端部側に設けられているため、米袋50は寸法Lの大きい長手方向を上下に指向した状態で携行されることになる。そのため、携行時における米袋50の揺動振幅が大きくなるので携行し辛いばかりか、米袋50の下端からスーパマーケットや米販売店の通路あるいは自宅の床までの間隔が小さいので、通路あるいは床に目視し難い障害物が存在していていると、この障害物に誤って米袋50が衝突して破損し、封入されている米がこぼれ落ちて飛散するおそれを有しており、携行時の安全性に劣る。
他方、米袋50の携行時には、米の重量による応力を補強シート60に分散させることで手提げ孔58周辺の応力発生を抑えて、手提げ孔58の破損を防止するように工夫している。しかし、補強シート60に全応力が発生することになるので、補強シート60が変形し、この変形が手提げ孔58に波及して手提げ孔58を破損させるおそれを有している。
本発明は、このような問題を解決するものであって、その目的とするところは、米を取り出す開口部の形成および封止が容易で自宅での使用性が向上し、携行が容易、かつ、携行時に障害物との衝突を避けることで安全性が向上し、さらに手提げ孔の破損を確実に防止できる米袋を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る米袋は、ヒートシール性樹脂フィルムを有するシート材の長手方向一方の辺部と他方の辺部との少なくとも一方の辺部とその付近が補強材を挟んだ第1ヒートシールにより封止されて、前シート部と後シート部が互いに対向して連続しているとともに、該第1ヒートシールの幅方向内側に隣接して前記前シート部と後シート部が第2ヒートシールにより封止され、かつ、長手方向の一端部を幅方向に延在する第3ヒートシールにより封止して長手方向の他端部に開口部が開設されており、
前記第1ヒートシールと第2ヒートシールの一部を切り抜いて一対の手提げ孔が長手方向の間隔をあけて設けられ、
前記第3ヒートシールから前記開口部側に離れた位置に該第3ヒートシールに平行で開閉自在な閉止手段が幅方向に延在して前記前シート部と後シート部に分割して設けられていることを特徴としている。
これによれば、長手方向の他端部に開設した開口部を上に向けて所定量の米を充填した後、該開口部を幅方向に延在する第4ヒートシールにより封止することで米袋内に米を封入してスーパマーケットや米販売店の店頭に陳列して販売に供することができ、購入者は一対の手提げ孔を利用して米袋を携行することができる。
一方、自宅では、第3ヒートシールと閉止手段の間を幅方向の全長にわたって切断して閉止手段を視認可能位置に臨ませ、この閉止手段を開くことで米を取り出す開口部が形成され、開いた閉止手段を閉じることで米を取り出す開口部が封止されて、残存する米の変質劣化を防ぐことができるので自宅での使用性が向上する。
他方、一対の手提げ孔は、第1ヒートシールと第2ヒートシールの一部を切り抜いて長手方向の間隔をあけて設けられているので、長手向の寸法が幅方向の寸法よりも大きい通常の米袋であると、この米袋は寸法の大きい長手方向を横に指向した状態で携行されることになる。したがって、携行時における米袋の揺動振幅が小さく抑制されるので携行が容易になる。しかも、米袋の下端から路面や床面までの間隔を大きく確保できるので、路面や床面に目視し難い障害物が存在していても、この障害物との衝突を回避できるから携行時の安全性が向上する。
また、米袋の携行は、一方の手提げ孔に人差し指と中指の指腹をあてがって持ち下げ、かつ、他方の手提げ孔に薬指と子指の指腹をあてがって持ち下げることによって行える。そのため、米の重量は一対の手提げ孔に分散されて補強材に応力を発生させることになり、補強材の負担を軽減してその変形が抑えられる。これにより、各手提げ孔の変形が回避されて、各手提げ孔それぞれの破損を確実に防止することができる。
また、本発明に係る米袋は、前記補強材を不織布によって構成することが望ましい。これによると、不織布からなる補強材を挟んだ第1ヒートシールの硬度は、補強材を挟むことなく前シート部と後シート部を直接封止した第2ヒートシールの硬度よりも低く抑えられる。これにより、第1ヒートシールに柔軟性を持たせることができるので、複数本の指で米袋を持ち下げた時に感じる指腹の痛みを軽減できる。
さらに、本発明に係る米袋は、前記シート材を、表側の和紙と、この和紙の裏側全面にラミネートされたヒートシール性樹脂フィルムとの複合層で構成することが望ましい。これによると、表側の和紙によって和紙独特の優雅な雰囲気を醸しだして米袋の見栄えを大幅に向上させることができるとともに、充填されている米の変質劣化は、ヒートシール性樹脂フィルム独自の非通気性によって防止することができる。
また、本発明に係る米袋の前記一対の手提げ孔の内周域には、非切断部を介して前記第1ヒートシールに連続して該第1ヒートシールの一部と前記第2ヒートシールの一部とを有する舌片を残存させるとともに、該舌片を断面積の小さい引き千切り可能なゲートによって前記第1,第2ヒートシールの少なくとも第2ヒートシールに連続させることが望ましい。
これによれば、ゲートが引き千切られていない舌片の拘束状態で米袋を店頭に陳列することで、その米袋は未だ第三者による携行がなされていない手付かずの商品であることを購買者に認識させて購買欲を高めるのに役立つ。また、指先でゲートを引き千切ることにより、各手提げ孔内周域の舌片は拘束が解かれるので、指先で舌片を各手提げ孔から押し出しながら一方の手提げ孔に人差し指と中指の指腹をあてがって持ち下げ、他方の手提げ孔に薬指と子指の指腹をあてがって持ち下げることによって米袋を店頭から携行することができる。
本発明に係る米袋によれば、米を取り出す際に利用する開口部の形成および残存する米の変質劣化を防ぐための開口部の封止が容易になされるので、自宅での使用性が向上するとともに、携行が容易であり、かつ携行時における下端から路面や床面までの間隔を大きく確保して、路面や床面に存在している目視し難い障害物との衝突を回避することで携行時の安全性を向上させることができるばかりか、米の重量は一対の手提げ孔を補強している不織布からなる補強材に分散して応力を発生させるようにしていることで、補強材の変形が抑えられて各手提げ孔の変形を回避できるので、各手提げ孔の破損を確実に防止することができる。
本発明の一実施形態を示す正面図である。 図1のII−II線に沿う断面図である。 手提げ孔の拡大正面図である。 図3のIV−IV線に沿う断面図である。 米袋の携行状態を拡大して示す説明断面図である。 図1のVI−VI線に沿う閉止手段の閉じ状態を示す断面図である。 閉止手段の開き状態を示す断面図である。 米を充填した状態を示す正面図である。 前パネルの一部を破断した従来例の正面図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態を示す正面図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は手提げ孔の拡大正面図、図4は図3のIV−IV線に沿う断面図、図5は米袋携行時の説明断面図である。
図1〜図5において、米袋1は、長手方向の寸法Lが幅方向の寸法Wよりも十分に大きい長方形を呈する表側の和紙2と、この和紙2の裏側全面にラミネートされたポリエチレン樹脂製フィルムやポリプロピレン樹脂製フィルムなどのヒートシール性樹脂フィルム3との複合層からなるシート材4によって構成されており、その長手方向の1辺5が折り曲げられ、該長手方向の1辺5に平行な長手向の他辺部6は、不織布からなる補強材7を挟んだ第1ヒートシール8により封止することで、前シート部9と後シート部10が連続して互いに対向している。そして、第1ヒートシール8の幅方向内側(図1の右側)に隣接して前シート部9と後シート部10が第2ヒートシール11により封止され、長手方向の一端部を幅方向に延在する第3ヒートシール12により封止して、長手方向の他端部に開口部13を開設している。なお、前シート部9の表面には、たとえば米の銘柄などが表示され、後シート部10表面にはたとえば精米所名などが表示される。
一方、第1ヒートシール8と第2ヒートシール11の長手方向中央P(図1参照)の両側(図1では上側と下側)には、トムソン加工またはプレス加工により長手方向に所定の間隔をあけて一対の長円形の手提げ孔14,14が第1,第2ヒートシール8,11に跨がって設けられている。また、第3ヒートシール12から少し開口部側に離間した位置には、第3ヒートシール12に平行で開閉自在な閉止手段15が幅方向に延在して設けられている。
図1において、第1ヒートシール8は、小さい間隔l1を隔てて各手提げ孔14,14の略左半分に対応する一対の手提げ孔補強部分8a,8aと、各手提げ孔補強部分8a,8aから小さい間隔l2を隔てて開口部13付近と閉止手段15付近まで延びる一対の長寸部分8b,8bと、各長寸部分8b,8bから小さい間隔l3を隔てて開口部13の左側と閉止手段15および第2ヒートシール11の左側まで延びる一対の短寸部分8c,8cとの六つの部分に分割されており、前記各間隔l1,l2,l3の前シート部9と後シート部10は、それぞれ第2ヒートシール11に連続する第4ヒートシール16により封止されている。なお、第1ヒートシール8は、必ずしも前記のように六つの部分8a,8a、8b,8b、8c,8cに複数分割する必要はなく、一連のものであってもよい。ただし、前記のように複数分割することで米袋1のデザイン性を向上させることができる。
図3および図4に示すように、各手提げ孔14,14の内周域には、非切断部17を介して第1ヒートシール8に連続して該第1ヒートシール8の一部8Aと第2ヒートシール11の一部11Aとを有する舌片18を残存させるとともに、該舌片18を断面積の小さい引き千切り可能な一つのゲート19によって第2ヒートシール11に連続させている。なお、舌片18を断面積の小さい引き千切り可能な複数(たとえば二つ)のゲート19によって第2ヒートシール11に連続させてもよい。
図1,図6に示すように、開閉自在な閉止手段15は、ヒートシール性樹脂フィルム3に熱圧着された樹脂によって成形されており、前シート部9のヒートシール性樹脂フィルム3に熱圧着されて後シート部10に向けて突出する凸条部15aと、後シート部10のヒートシール性樹脂フィルム3に熱圧着されて凸条部15aを抜脱可能に嵌合する嵌合溝部15bとを備え、常時は、図6のように凸条部15aが嵌合溝部15bに抜脱可能かつ気密に嵌合して閉じられている。
前記構成によれば、図1の長手方向の他端部に開設した開口部13から所定量の米を充填した後、該開口部13を幅方向に延在する第4ヒートシール20により封止することで米袋1内に米を封入してスーパマーケットや米販売店の店頭に陳列して販売に供することができる。そして、購入者は後述するように一対の手提げ孔14,14を利用して米袋1を携行する。
スーパーマーケットや米販売店の店頭での米袋1の陳列は、ゲート19が引き千切られていない舌片18の拘束状態でなされる。このように、舌片18の拘束状態で米袋1を陳列することで、その米袋1は、未だ第三者による携行がなされていない手付かずの商品であることを購買者に認識させて購買欲を高めるのに役立つ。
つぎに、一対の手提げ孔14,14を利用して米袋1を携行する手順について説明する。
まず、指先で一つのゲート19を引き千切ることにより舌片18の拘束を解く。つぎに、指先で舌片18を各手提げ孔14,14から押し出しながら、図5のように一方の手提げ孔14に人差し指と中指の二本の指F(ただし図5には、一本の指Fのみが示されている)の指腹fをあてがって米袋1を持ち下げるのと同時に、図5には示されていない他方の手提げ孔に薬指と子指の二本の指の指腹をあてがって持ち下げることによって米袋1を店頭から携行する。
各手提げ孔14,14から舌片18が押し出されることで、図5のように非切断部17が折れ曲がって前記各指の指腹fに接触するので、指腹fとの接触面積が大きくなって指腹fの痛みを軽減できる。また、前記断面積の小さい引き千切り可能な一つのゲート19は、前シート部9と後シート部10を封止している第2ヒートシール11に含まれ、第1ヒートシール8のように不織布からなる補強材7を挟んでいないので、指先で容易に引き千切ることができる。
一方、購入者の自宅では、図8に示すように、第3ヒートシール12と閉止手段15を上側に位置させ、第4ヒートシール20を下側に位置させた上下の反転姿勢で米袋1を床面などに起立させたのち、第3ヒートシール12と閉止手段15の間を一点鎖線Cに沿って全てを切断して、第3ヒートシール12を除去することによって閉止手段15を目視可能位置に臨ませ、この閉止手段15を図7のように開くことで米を取り出す開口部21が形成され、開いた閉止手段15を図6のように閉じることで前記開口部21が封止されて、米袋1内に残存する米の変質劣化を防ぐことができる。特に、凸条部15aと、この凸条部15aを抜脱可能に嵌合する嵌合溝部15bとを備えた樹脂製の閉止手段15は、嵌合溝部15bから凸条部15aを抜脱する簡単な操作によって、米を取り出すための開口部21を形成することができ、嵌合溝部15bに凸条部15aを嵌合する簡単な操作によって、前記開口部21を封止することができるので自宅での使用性が向上する。
他方、長円形の一対の手提げ孔14,14は、第1ヒートシール8と第2ヒートシール11の一部を切り抜いて長手方向の間隔をあけて設けられているので、長手向の寸法Lが幅方向の寸法Wよりも大きい通常の米袋1であると、この米袋1は寸法の大きい長手方向を横に指向した状態で携行されることになる。したがって、携行時における米袋1の揺動振幅が小さく抑制されるので携行が容易になる。しかも、米袋1の下端から路面や床面までの間隔を大きく確保できるので、路面や床面に目視し難い障害物が存在していても、この障害物との衝突を回避できるから携行時の安全性が向上する。
また、米袋1の携行は、前述のように一方の手提げ孔14に人差し指と中指の指腹fをあてがって持ち下げ、他方の手提げ孔14に薬指と子指の指腹をあてがって持ち下げることによってなされるので、米の重量は各手提げ孔14,14に分散されて一対の手提げ孔補強部分8a,8aの補強材7に応力を発生させることになり、補強材7の負担を軽減してその変形が抑えられる。これにより、各手提げ孔14,14の変形が回避されて、各手提げ孔14,14それぞれの破損を確実に防止することができる。
さらに、補強材7を不織布によって構成し、この不織布からなる補強材7を挟んだ第1ヒートシール8により米袋1の長手向の他辺部6を封止しているので、第1ヒートシール8硬度は、補強材7を挟むことなく前シート部9と後シート部10を直接封止した第2ヒートシール11の硬度よりも低く抑えられる。これにより、第1ヒートシール8に柔軟性を持たせることができるので、前述のように、複数本の指で米袋1を持ち下げた時に感じる指腹の痛みを軽減できる。
米袋1は、表側の和紙2によって和紙独特の優雅な雰囲気を醸しだして見栄えを大幅に向上させることができるとともに、充填されている米の変質劣化は、ヒートシール性樹脂フィルム3の非通気性によって防止できる。
特に、楮などの和紙の原料、清水およびネリなどからなる紙料液に、藁(詳しくは稲藁)の短繊維を所定の比率で混合して、これを均等に分布させた和紙を抄造し、この和紙を表側に配したシート材4で米袋1を構成すれば、藁の短繊維を視認できるので、米袋1に充填されている商品(米)は稲から取り入れられていることを購入者の視覚に訴えて、米生成の再確認を促すことができる。
前記実施形態では、長手方向の1辺5を折り曲げ、該長手方向の1辺5に平行な長手向の他辺部6を第1ヒートシール8と第2ヒートシール11により封止することで、前シート部9と後シート部10とを連続して互いに対向させた構成で説明しているが、長方形を呈する前シート部9と後シート部10とを重ね合わせ、その長手方向の両辺部を第1ヒートシール8と第2ヒートシール11により封止し、特に、長手向の他辺部の第1ヒートシール8と第2ヒートシール11のシール幅を長手向の1辺の第1ヒートシール8と第2ヒートシール11のシール幅よりも大きく設定して、シール幅の大きい長手向の他辺部の第1ヒートシール8と第2ヒートシール11に跨がって一対の手提げ孔14,14を設けた構成であってもよい。
また、前記実施形態では、開閉自在な閉止手段15を一方のヒートシール性樹脂フィルム3に熱圧着された樹脂製の凸条部15aと、他方のヒートシール性樹脂フィルム3に熱圧着されて凸条部15aを抜脱可能に嵌合する嵌合溝部15bとからなる構成で説明しているが、たとえば、係脱可能に係合し合う面ファスナーの一方側を一方のヒートシール性樹脂フィルム3に取り付け、面ファスナーの他方側を他方のヒートシール性樹脂フィルム3に取り付けて開閉自在な閉止手段15を構成してもよい。
1 米袋
2 和紙
3 ヒートシール性樹脂フィルム
4 シート材
5 長手方向の1辺(長手方向の一方の辺部)
6 長手方向の他辺部(長手方向の他方の辺部)
7 不織布からなる補強材
8 第1ヒートシール
8A 第1ヒートシールの一部
9 前シート部
10 後シート部
11 第2ヒートシール
11A 第2ヒートシールの一部
13 開口部
14 一対の手提げ孔
15 閉止手段
17 非切断部
18 舌片
19 ゲート

Claims (4)

  1. ヒートシール性樹脂フィルムを有するシート材の長手方向一方の辺部と他方の辺部との少なくとも一方の辺部とその付近が補強材を挟んだ第1ヒートシールにより封止されて、前シート部と後シート部が互いに対向して連続しているとともに、該第1ヒートシールの幅方向内側に隣接して前記前シート部と後シート部が第2ヒートシールにより封止され、かつ、長手方向の一端部を幅方向に延在する第3ヒートシールにより封止して長手方向の他端部に開口部が開設されており、
    前記第1ヒートシールと第2ヒートシールの一部を切り抜いて一対の手提げ孔が長手方向の間隔をあけて設けられ、
    前記第3ヒートシールから前記開口部側に離れた位置に該第3ヒートシールに平行で開閉自在な閉止手段が幅方向に延在して前記前シート部と後シート部に分割して設けられていることを特徴とする米袋。
  2. 請求項1に記載の米袋において、
    前記シート材は、表側の和紙と、この和紙の裏側にラミネートされたヒートシール性樹脂フィルムとの複合層からなることを特徴とする米袋。
  3. 請求項1または請求項2に記載の米袋において、
    前記補強材は不織布からなることを特徴とする米袋。
  4. 請求項1,請求項2または請求項3に記載の米袋において、
    前記一対の手提げ孔の内周域には、非切断部を介して前記第1ヒートシールに連続して該第1ヒートシールの一部と前記第2ヒートシールの一部とを有する舌片を残存させるとともに、該舌片を断面積の小さい引き千切り可能なゲートによって第2ヒートシールに連続させていることを特徴とする米袋。
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