JP2023031180A - サンドイッチ包装用袋、サンドイッチ包装体およびサンドイッチ包装方法 - Google Patents

サンドイッチ包装用袋、サンドイッチ包装体およびサンドイッチ包装方法 Download PDF

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Abstract

Figure 2023031180000001
【課題】廃棄処分が容易で、環境への悪影響が少ない紙シートを使用しながら、しかも、包装の自動化が可能なサンドイッチ包装用袋を提供する。
【解決手段】
サンドイッチ包装用袋1は、第1紙シート2と第2紙シート3が重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部4と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部9とを有し、略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、第1紙シート2と第2紙シート3の厚さが異なる。
【選択図】図3

Description

この発明は、直角三角形状のサンドイッチを包装するための食品包装袋に関する。
直角三角形の形状をしたサンドイッチは、プラスチックフィルムでできた包装袋に収納され、店頭に陳列されている。特許文献1などには、このような直角三角形のサンドイッチを収納する包装袋が記載されている。
特許文献1のサンドイッチ用包装体は、第1プラスチックシートと第2プラスチックシートを有し、第1プラスチックシートと第2プラスチックシートは同形の等脚台形部を有し、等脚台形部の斜辺部および上辺部には第1プラスチックシートと第2プラスチックシートの接続部が所定の幅で形成され、等脚台形部の下辺部は第1プラスチックシートと第2プラスチックシートが接続されていない開口部となっている。そして、中央部にはカットテープや開封用の第3シートなどの開封補助部材が設けられ、開封を容易にしている。
また、引用文献2には、紙質シートを長方形状に切り出し、長尺のプラスチックシートの上に接続し、これを裁断あるいは溶断して三角形状の食品の食品包装袋にすることが記載されている。これによって、重厚感が増し、高級感が漂うものとなるとしている(同文献0019)。
また、引用文献3には、第1紙シートおよび第2紙シートが重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の短辺側に沿って食品収容部に隣接した耳部と、等脚台形状の長辺に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、第1紙シートおよび第2紙シートは外側の面に耐水性を有するサンドイッチ包装用袋が記載されている。
特開2017-30841号公開特許公報 特開2005-35673号公開特許公報 特開2021-1019号公開特許公報
特許文献1に記載のプラスチックシートにより作られるサンドイッチ用包装材などは、等脚台形の食品収容部を有し、ここに直角三角形のサンドイッチを入れて包装する。直角三角形のサンドイッチの形状に沿ってほどんと隙間なくきれいに包装できる。また、カットテープなどの開封補助部材が設けられているので、簡単に開封でき、その開口部より、中のサンドイッチを取り出すことができる。さらに、透明なプラスチックシートによりなるので、内部のサンドイッチが容易に観察できる。
しかし、プラスチック製の容器は使用後には、可燃物と分別して廃棄しなければならい。また、回収されなかったプラスチックは環境に流出し、海洋汚染の原因物質の一つともなっており、生態系への悪影響も問題化している。
特許文献2に記載の食品包装袋は、プラスチックシートに加えて紙質シートを使用している。しかし、特許文献2は重厚感が増し高級感が漂うことを目的とするものである。同文献0030に示すように、紙質シート帯を所定長さに裁断し、裁断された紙質シートをプラスチックシートに重ね合わせるのでは、プラスチックの使用量は減らず、さらに紙質シートの分だけ廃棄物は増加することになる。同文献0034以降には、プラスチックシート帯と紙質シート帯をそれぞれ原反ロールから繰り出し、カッターによりそれぞれ所定長さに裁断し、裁断されたプラスチックシートの端部と裁断された矩形状の紙質シートの端部とを重ね合わせた状態で該部分をヒートシールバーにてシールすることにより、矩形状のプラスチックシートと矩形状の紙質シートとを交互に接合して表シート帯を形成することが記載されている。しかし、このような矩形状のプラスチックシートと矩形状の紙質シートとを交互に接合していく工程は実際には可能でなく、仮に実施するにしても極めて複雑かつ大規模な設備と工程になってしまう。また、矩形状のプラスチックシートと矩形状の紙質シートとを交互に接合したシート帯では、透明部分を窓状に形成することができず、食品の見え方を自由に選択することはできない。紙シートは水分が付着・吸収されると硬さを保つことができず、変形などが生じる。さらに、紙シートを使用した袋体はプラスチックフィルムよりも固くてカットテープなどでは開封が行いにくく、また直角三角形状のサンドイッチを収納した後に折り畳んで封止するにするのに手間がかかる。
特許文献3に記載のサンドイッチ包装用袋は、第1シートおよび第2シートとして紙シートを用いるので、プラスチックシートの使用量を大幅に軽減できる。また、第1紙シートと第2紙シートの少なくともいずれかの非接続部側には三角サンドイッチの底面の上に折り畳むための折り曲げ誘導線が形成されているので、サンドイッチを挿入して包装する場合に、サンドイッチ包装用袋の下部の余った部分をサンドイッチの底面の上に容易にキャラメル折りすることができる。
しかし、特許文献3にはサンドイッチの包装を自動で行うことについての記載がない。サンドイッチをサンドイッチ包装用袋に挿入し、サンドイッチの底面を封止するように折り畳み、しかも、ヒートシール部を形成する作業を自動化できることが望まれる。引用文献1に示すようなプラスチックシートを基材とする袋については、自動化された包装装置が既に使用されている。紙シートを使用した袋であっても、サンドイッチの挿入および折り畳みは自動化が可能であることは判明した。しかし、紙シートはプラスチックシートに比べて熱伝導性が悪く、ヒートシールを行うことが困難であることも判明した。
この発明は、廃棄処分が容易で、環境への悪影響が少ない紙シートを使用しながら、しかも、包装の自動化が可能なサンドイッチ包装用袋、サンドイッチ包装体およびサンドイッチ包装方法を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明のサンドイッチ包装用袋は、第1紙シートと第2紙シートが重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、第1紙シートと第2紙シートの厚さが異なる。第1紙シートと第2紙シートのうちで一方の紙シートの厚さは21g/mm2以上30g/mm2以下であり、他方のシートの厚さは30g/mm2以上32g/mm2以下であることが好ましい。特に、第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、第1紙シートおよび第2紙シートには内側の面にラミネート加工が施されていることが好ましい。また、第2紙シートの等脚台形状の短辺を一辺とする長方形の内部において長方形の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線と、水平分断誘導線の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線によりなる分断誘導部が形成されており、分断誘導部の上に設けられた開封用シートを有することが好ましい。
この発明のサンドイッチ包装体は、直角三角形のサンドイッチを包装用袋で包装した包装サンドイッチであり、包装用袋は、第1紙シートと第2紙シートが重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、第1紙シートおよび第2紙シートには内側の面にラミネート加工が施されていて、第2紙シートの等脚台形状の短辺を一辺とする長方形の内部において長方形の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線と、水平分断誘導線の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線によりなる分断誘導部が形成されており、分断誘導部の上に設けられた開封用シートを有しており、サンドイッチの斜面が第1紙シートに接し、サンドイッチの垂直面が第2紙シートに接しており、第2紙シートの折り畳み部がサンドイッチの底面に接しており、底面と斜面が接する線に沿って第1紙シート側よりヒートシール部が形成されている。
さらにこの発明のサンドイッチ包装方法は、直角三角形のサンドイッチを包装する方法であって、第1紙シートと第2紙シートが重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、第1紙シートと第2紙シートの厚さが異なっていて、略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、第1紙シートおよび第2紙シートには内側の面にラミネート加工が施されていて、第2紙シートの等脚台形状の短辺を一辺とする長方形の内部において長方形の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線と、水平分断誘導線の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線によりなる分断誘導部が形成されており、分断誘導部の上に設けられた開封用シートを有するサンドイッチ包装用袋の中にサンドイッチの斜面が第1紙シートに接し、サンドイッチの垂直面が第2紙シートに接するように入れ、第2紙シートの折り畳み部をサンドイッチの底面に接するように折り、底面と斜面が接する線に沿って第1紙シートと第2紙シートのうち薄い方の紙シートに加熱部材を当てることによってヒートシールを行う。
この発明のサンドイッチ包装用袋は、焼却可能でありまた環境中で分解しやすい紙を主要素材にしており、プラスチックの使用量が少なく、環境への悪影響が小さい。サンドイッチの包装を自動化できる。第1紙シートと第2紙シートを異なる厚さとし、薄い紙シートに加熱部材を当てるようにすることで、第1紙シートと第2紙シートの合せ部を効果的に加熱し、確実にヒートシールを行うことができる。
サンドイッチ包装用袋の第1の例を示す正面図である。 同背面図である。 同縦断面図である。 同横断面図である。 第1紙シートおよび第2紙シートの第1の例の構造を模式的に示す一部拡大断面図である。 第1紙シートの第1の例を示す正面図である。 同背面図である。 同縦断面図である。 同横断面図である。 第2紙シートの第1の例を示す正面図である。 同背面図である。 同縦断面図である。 同横断面図である。 サンドイッチの包装方法の第1の例を示す斜視図であり、前半の工程を示す。 サンドイッチの包装方法の第1の例を示す斜視図であり、後半の工程を示す。 サンドイッチ包装体を示す斜視図である。 サンドイッチ包装体の開封方法を示す斜視図である。 サンドイッチ包装用袋の第2の例を示す縦断面図である。 同横断面図である。 サンドイッチの包装方法の第2の例を示す斜視図であり、前半の工程を示す。
本発明を実施するための第1の形態について、図面に基づいて詳細に説明する。図1はサンドイッチ包装用袋の第1の例を示す正面図、図2は同背面図、図3は同A-A縦断面図、図4は同B-B横断面図、図5は第1紙シートおよび第2紙シートの構造を模式的に示す一部拡大断面図である。なお、このサンドイッチ包装用袋を構成する各シートは薄いシートであるが、断面図においては、構成をわかりやすくするために、厚さを強調して表現している。特に図5では実際よりも厚さを誇張して表現している。
サンドイッチ包装用袋1の本体部は、第1紙シート2と第2紙シート3の重ね合わせにより形成されている。第1紙シート2および第2紙シート3はいずれも薄い食品包装用の紙シートである。そして、第1紙シート2と第2紙シート3の厚さが異なる。後述するように包装工程でヒートシールを行うときに、加熱部材が押し当てられる側の紙シートを薄くする。本例では第1シートが第2紙シートよりも薄い。第1シート2は外側の面から内側の面に熱が早く伝達され、しかも包装材としての強度を保てるような厚さが求められ、坪量で21g/mm2以上30g/mm2以下であることが好ましく、本例では21g/mm2の厚さ(坪量)の紙シートを使用している。一方、第2紙シート3は第1紙シート2よりも強度を有することが求められ、30g/mm2以上32g/mm2以下であることが好ましく、本例では32g/mm2の厚さ(坪量)の紙シートを使用している。なお、ここで第1紙シート2および第2紙シート3の厚さ(坪量)として挙げている数値は、紙シートの基材についてである。第1紙シート2および第2紙シート3には、後述の通り耐水性のある材料のコーティングやラミネート加工が施されるが、それらが施される前の紙シート本体の厚さを示している。第1シート2を薄くすることによって熱伝導性を高めて効果的にヒートシールする一方で、第2シート3をより厚くすることにより包装袋としての強度を確保している。第1紙シート2と第2紙シート3の外側の面に耐水性を有する。紙自体に耐水性を有するものを用いてもよいが、本例では、耐水性のある材料を外側の面にコーティングすることにより耐水性を持たせている。第1紙シート2と第2紙シート3のそれぞれ内側を向く面には薄いプラスチック膜のラミネート加工が施されている。このラミネート層23は加熱によりシールができるものであり、ポリエステルやポリプロピレンなどでもよいが、生分解性プラスチックを使用してもよい。第1紙シート2および第2紙シート3はいずれも紙シートであるので、不透明である。
サンドイッチ包装用袋1は、上辺が下辺より短い等脚台形の形状をした食品収容部4を有する。この食品収容部4において、上辺5および側部の斜辺6では第1紙シート2と第2紙シート3が接続されている。接続は接着剤によってもよいが、本例では第1紙シート2と第2紙シート3のそれぞれ内側を向く面にラミネート加工しているので、ヒートシールによって接続している。一方、下辺7では第1紙シート2と第2紙シート3は接続されていない。したがって、食品収容部4は下辺7のみが開いた袋形状になっており、この中にサンドイッチを収容できるようになっている。したがって、食品収容部4の形状は収容されるサンドイッチの形状に対応している。このサンドイッチ包装用袋1には、直角三角形のサンドイッチが収容されるが、上辺5はサンドイッチの厚さとほぼ同じか若干広めになっており、斜辺6の垂線に対する角度θはサンドイッチの頂点の角度2θの半分になっている。
食品収容部4の上部には耳部8が設けられ、下部には折り畳み部9が設けられている。この耳部8と折り畳み部9の形状には特に制限はないが、ここでは耳部8は概ね長方形状とし、折り畳み部9は下側が狭くなる等脚台形状になっている。そして、折り畳み部9は第1紙シート2よりも第2紙シート3の方が長く、より下に突き出している。したがって、図1に示すように第1紙シート2と第2紙シートを重ねたときに、第2紙シートの折り畳み部9の下部が第1紙シート2の下端よりもさらに下に延びている。
図6は第1紙シートを示す正面図、図7は同背面図、図8は同C-C縦断面図、図9は同D-D横断面図である。また、図10は第2紙シートを示す正面図、図11は同背面図、図12は同E-E縦断面図は、図13は同F-F横断面図である。第1紙シート2と第2紙シート3は、食品収容部4を形成する等脚台形状の部分と、その上の耳部8を形成する長方形状の部分と、下の折り畳み部9を形成する等脚台形状の部分を有する。この第1紙シート2と第2紙シート3により袋体が形成される。等脚台形状の食品収容部4および耳部8は、第1紙シート2と第2紙シート3で同じ形状である。一方、折り畳み部9は第1紙シート2よりも第2紙シート3の方が長く、下に伸びている。
第1紙シート2には、切り抜き部10が形成されている。この切り抜き部10は、等脚台形状の中央部に設けられており、特に等脚台形状の上辺7を一辺とする長方形の内部に収まっている。ここで、切り抜き部10は閉じた線によって囲まれる範囲内にある。したがって、切り抜き部10の下には、第1紙シート2が切り抜かれていない部分が存在する。そして、この切り抜き部10には透明シート11が取り付けられていて、これにより窓部が形成されている。この切り抜き部10は、等脚台形状の上辺7を一辺とする長方形の大部分を占めるような形状でもよいが、その一部であってもよい。本例では、切り抜き部10は長方形であり、その幅は長方形部の幅の60%以上である。長さは、包装時に切り抜き部10をサンドイッチの斜辺に沿った面(サンドイッチの切断面)に合せたときに、サンドイッチの切断面の上部および下部は入らない程度に設定されている。この場合、等脚台形状の上辺と切り抜き部の上辺の間に10mm以上25mm以下の間隔があり、切り抜き部の下辺と下辺とサンドイッチの斜面下端位置の間に10mm以上25mm以下の間隔があるように設定することが好ましい。特に、上下とも20mm以上25mm以下の間隔にすることが多くのサンドイッチにおいて好ましく、サンドイッチの斜面の上下の端部を覆うとともに、サンドイッチの具材のある部分が効果的に示される。本例では、間隔は22mmに設定している。この切り抜き部10によって形成される窓部によって内部のサンドイッチが観察されるので、購買意欲を促進できるような表示が好ましい。
また窓の別の形態としては、切り抜き部は長方形以外にも、円形、横長の楕円形などであってもよく、また、複数設けられてもよい。できるだけ小さくすることによって、透明シート11を小さくすることもできる。あるいは逆に、できるだけ大きくし、サンドイッチの斜辺に沿った面のうち、上端部および下端部を除いたほぼ全域をカバーするようにしてもよい。
透明シート11はポリプロピエンや生分解性プラスチックなどの透明な食品包装用のプラスチックフィルムである。ここで、第2紙シート3に対向した第1紙シート2の面に透明シート11が取り付けられている。したがって、透明シート11はサンドイッチ包装用袋1の内側に設けられる。
本例では、第1紙シート2および第2紙シート3の内側のラミネート層23はポリエチレンの貼り合わせにより形成している。また、透明シート11はポリプロピエンである。
第2紙シート3には、開封補助部材が設けられることが好ましい。特に、等脚台形状の上辺7を一辺とする長方形部の内部にカットテープや開封用シートなどの開封補助部材が設けられることが好ましい。本例では、第2紙シート3には、分断誘導部12が形成されている。この分断誘導部12は、等脚台形状の中央部に設けられており、特に等脚台形状の上辺5を一辺とする長方形の内部に収まっている。さらに、この分断誘導部12は、長方形部の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線13と、水平分断誘導線13の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線14により、コの字状、すなわち一辺が欠けた長方形の形状に構成されている。ここでは、水平分断誘導線13は上側に設けられている。
水平分断誘導線13と垂直分断誘導線14は、その線に沿って第2紙シート3が分断されうるように誘導するものであり、その線に沿って完全に切り離されていてもよいが、切り離された部分と接続された部分が交互に繰り返されるような部分切断線やミシン目などであってもよい。本例では、本例では水平分断誘導線13や垂直分断誘導線14はミシン目によって形成している。つまり、上側が開いたコの字状の分断誘導部になり、この中に囲まれた部分の下辺の近くにはおいて分断誘導線は設けられておらず、第2紙シート3の他の部分とつながっている。この分断誘導部12は、なるべく大きく形成することが好ましく、中に収容されるサンドイッチを取り出すのに十分な広さにする。
開封用シート15は、第2紙シート3の分断誘導部12を覆うための覆い部16と、その下に設けられるつまみ部17を有する。覆い部16は概ね長方形であり、分断誘導部12よりも若干広め、すなわち、分断誘導部12の外側に接続部を形成できるだけの大きさを有する。
第2紙シート3と開封用シート15は接着剤などにより接続されている。あるいは、第2紙シート3か開封用シート15のいずれかの接続部付近にラミネート加工や熱溶着性材料の塗布などを行って、ヒートシールにより接続してもよい。分断誘導部12の内側において第2紙シート3と開封用シート15が接続されている内側接続部18が設けられている。本例では、分断誘導部12のすぐ内側に細く設けられた部分と、水平分断誘導線13の中央部近くから垂直に延びるように細く設けられた部分で形成されている。そして、その外側には、分断誘導部12に沿った第2紙シート3と開封用シート15が接続されていない非接続部19が設けられ、さらに、分断誘導部12の外側において第2紙シート3と開封用シート17が接続されている外側接続部20が形成されている。この外側接続部20は分断誘導部12を囲むように形成されており、これによって、分断誘導部12の周囲を閉鎖しており、分断誘導部12を通って空気が出入りできないようになっている。また、開封用シート15の上部のつまみ部17は第2紙シート3に接続されていない。
ついで、このサンドイッチ包装用袋1の使用方法の例について説明する。図14と図15はサンドイッチの包装方法の例を示す概念的な斜視図でり、図14は前半の工程、図15は後半の工程を示している。サンドイッチの包装は手作業でも行えるが、本例では自動化された包装機械を使用して自動的に実施する例について説明する。サンドイッチ用の包装機械はすでに普及しており、その包装機械を使用する例で説明する。
包装用袋1の下部は開いているので、ここから袋体を広げ、収納される直角三角形のサンドイッチの形状にし、これをサンドイッチの形状のバケットに入れる。サンドイッチxは直角三角形の頂点側から包装用袋1に挿入され、奥まで入れる。このとき、サンドイッチxの斜辺に沿った面(斜面)x1が第1紙シート2に当たり、垂直な面x2が第2紙シート3に当たるような向きで入れる。こうして図14(a)に示すような状態になる。これ以降の工程において、サンドイッチxおよびサンドイッチ包装用袋1はバケット内に保持されているが、図14および図15においてバケットは省略している。図14(a)においてはサンドイッチ包装用袋の開口部側を上向きに表しており、サンドイッチxの底面x3が上向きに表れている。サンドイッチ包装用袋の下部の余った部分はサンドイッチxの底面x3の上に、四面の壁のように立っている。この四面の壁のような紙シートの部分をキャラメル折りにして折り畳む。本例では、サンドイッチxの背面x2、すなわち垂直面の上に出ている面1をサンドイッチxの背面x2と底面x3が交差する辺x4に沿って折り込み、第2紙シート3の幅中央部をサンドイッチxの底面x3の上に被せる。サンドイッチxの厚さとほぼ同じ幅である板状の第1押し当て部材40が第2紙シート3の外側から進入し、第2紙シート3の折り畳み部9をサンドイッチの底面に接するように折る。このとき、サンドイッチxの側面x5の上に出ている面2の一部も折られて、図14(b)に示すような状態になる。このとき、サンドイッチxの底面と斜面の交差する辺に沿って、第1紙シート2と第2紙シート3が重なる部分ができる。
ついで、第1紙シート2の外側から棒状の第1加熱部材41(ヒートバー)を近づけ、サンドイッチxの底面と斜面の交差する辺の上側に当てる(図14(c))。こうして、第1加熱部材41と第1押し当て部材40の先端によって挟まれた箇所が加熱され、ヒートシール部が形成される。第1加熱部材41は接する第1紙シート2は薄いので、内側の面まで熱が効果的に伝達され、強固なヒートシール部が形成される。
第1加熱部材41および第1押し当て部材40を退避させ、サンドイッチxから遠ざける。そして、サンドイッチxの底面と三角面の交差する辺の一方に沿って外側から棒状の第2加熱部材42を当てる。サンドイッチxの側面x5の上に出ている面2を挟んで反対側からも棒状の押し第2当て部材43を当てる(図14(d))。これにより、底面と三角面の交差する辺の一方に沿ってヒートシール部が形成される。他方の底面と三角面の交差する辺に対しても同様にヒートシール部を形成する。これらの辺に沿って、半分以上の長さに渡って薄い第1紙シート2が外側に現れ、そこに第2加熱部材42を当てるので、効果的にヒートシールすることができる。
ついで、サンドイッチxの側面x5の上に出ている面2を両方とも折り込み、サンドイッチxの底面x3の上に被せる(図15(f))。そして、その上からさらに加熱部材(図示せず)を当ててヒートシールを行う。最後に残ったサンドイッチxの斜面x1の側の面3を折り込みキャラメル折りが完了する。折り畳たみ部分の端部にシールや粘着テープ44を貼って、封止する(図15(g))。こうして、自動化された作業によってサンドイッチ包装体が形成される。第1シート2を薄くすることによって熱伝導性を高めて効果的にヒートシールする一方で、第2シート3をより厚くすることにより包装袋としての強度を確保する。
図16はサンドイッチ包装体を示す斜視図である。三角サンドイッチxは、通常は正方形または長方形の2枚またはそれ以上のパンの間に具材を挟みこむことによって作られ、その後、対角線に沿って2つに切断される。こうして、複数の直角三角形のパンが重なり合ったサンドイッチができる。斜辺に沿った面x1が切断面であり、パンの間に挟まれた具材が観察される。さらに、その斜面x1の上下端部よりも、中央部の方がよく具材を観察できる。特に本例では、サンドイッチの切断面x1の大部分に渡って窓部10が設けられているので、具材のある部分がよく観察できる。この包装サンドイッチxは、斜辺に沿った面x1を前に向けて店内に陳列される。こうして、透明シート11を介してサンドイッチの具材を消費者に見せることによって、購入意欲を喚起できる。また、消費者としても、具材を見ることによって、自分が食べたいサンドイッチを的確に選択できる。
一方、窓部10はサンドイッチの切断面x1の上下端までは伸びていない。この部分は紙シートが切り抜かれていない間隔部24である。サンドイッチの角部は柔らかく、若干の変形が生じる場合もある。また、具材は中央部に多く挟まれており、端部側では少なめになり、最端部では具材が挟まれていない。本例であれば、その部分は覆われて、窓部に現れない。したがって、サンドイッチの商品価値が高い部分を魅力的に見せることができる。
包装したときに、この切断面ではない垂直な面x2は開封用シート15を設けられた位置になる。包装体の分断誘導部12と開封用シート15は三角サンドイッチの垂直な面x2に合わせられた位置になり、水平分断誘導線18とつまみ部17は三角サンドイッチの直角部付近に合わせられた位置になる。
サンドイッチxには、パンの間に野菜や調味料を含む食材が具材として挟まれており、水分や油分が第1紙シート2および第2紙シート3の内面に付着しうる。第1紙シート2および第2紙シート3には内側の面にラミネート加工を施すことによって、付着した水分や油分がシートの内部に進入することが防止され、清潔であるとともに包装体の強度が維持される。また、第1紙シート2および第2紙シート3は外側の面に耐水性を有する紙シートであるので、外部の水分や湿度によっても強度を失わず、サンドイッチ包装用袋はその形状を保つことができる。
図17はサンドイッチ包装体の開封方法を示す斜視図である。このサンドイッチ包装用袋は、つまみ部17を指でつまんで開封用シート15を第2紙シート3から引きはがすことによって簡単に開封を行うことができる。手の指でつまみ部17をつまみ、引き下げるようにして第2紙シート3から開封用シート15を引きはがす。第2紙シート3と開封用シート15は接着剤やヒートシールなどによって弱く接続されているだけなので、簡単に引きはがすことができる。そして、第2紙シート3の分断誘導部12の内側の部分は内側接続部18により開封用シート17に接続されているので、開封用シート17とともにサンドイッチ包装用袋から引きはがされる。こうして、大きな開口25が得られる。この開口部25より中のサンドイッチxを簡単に取り出すことができる。この開口部の側からはサンドイッチの具材は見えないが、第1紙シート2の透明シート11を通して具材が観察できる。複数のサンドイッチで異なる具材のものが収容されている場合でも、透明シート11を見て自分の食べたい具材のサンドイッチを選択することができる。
以上の例では、つまみ部17は上向きに設けられるが、これを下向きに設けることもできる。この場合は、水平分断誘導線は等脚台形の食品収容部4の長辺(下辺)側に設け、分断誘導部12を上に開いたコの字形状にする。
また、第2紙シートの切込み部に沿って接着性軽減処理部を設け、開封用シートは低接着性接着剤によって開封および再封止可能に第2紙シートに接着してもよい。たとえば、第2紙シート3の外側接着部の範囲にOP剤塗布などの処理を行うことにより、その表面を滑らかにして接着性を低下させることができる。これによって、開封時に第2紙シート3の繊維等が引きちぎられることがなく、第2紙シート3および開封用シート15の表面は滑らかな状態が保たれ、接続部に残った接着剤によって再度接続することができる。全てのサンドイッチを食べきれない場合には、再度、開封用シート15を第2紙シート3に貼り直すことができ、良好な密封状態を再現できるので、食べ残しのサンドイッチを収納する容器として使用し続けることができる。
この発明のサンドイッチ包装用袋はその大部分が紙シートより成り、プラスチックは窓の透明シート11と第1紙シート2および第2紙シート3の内面のラミネート層23だけである。使用後のサンドイッチ包装用袋が正しく廃棄されなかったとしても、環境中に出されるプラスチックの量は従来のプラスチックのサンドイッチ包装用袋に比べてはるかに少ない。さらに、透明シート11と第1紙シート2および第2紙シート3の内面のラミネート層23に生分解性プラスチックを使用すれば、短時間で二酸化炭素と水に分解される。この場合、酸化促進剤の添加量を調整することによって、製造から消費されるまでの期間は十分な強度を維持し、使用後は速やかに分解されるように設定することもできる。
本発明を実施するための第2の形態について説明する。図18はサンドイッチ包装用袋の第2の例を示す縦断面図、図19は同横断面図である。本例のサンドイッチ包装用袋の正面視および背面視は第1の例と同様であるので、正面図および背面図は省略する。
サンドイッチ包装用袋1の本体部は、第1紙シート2と第2紙シート3の重ね合わせにより形成されている。そして、この第2の例では第2シート3が第2紙シート2よりも薄い。第2シート3は熱が早く伝達されるような厚さが求められ、坪量で21g/mm2以上30g/mm2以下であることが好ましく、本例では21g/mm2の厚さ(坪量)の紙シートを使用している。一方、第1紙シート2は第2紙シート3よりも強度を有することが求められ、30g/mm2以上32g/mm2以下であることが好ましく、本例では32g/mm2の厚さ(坪量)の紙シートを使用している。なお、本例においても第1紙シート2および第2紙シート3の厚さ(坪量)として挙げている数値は、紙シートの基材についてである。このように、第2の例のサンドイッチ包装用袋においては第1紙シート2と第2紙シート3における厚さの大小関係が、第1の例のサンドイッチ包装用袋とは逆になっている。それ以外のサンドイッチ包装用袋の主な構成は、第1の例のサンドイッチ包装用袋と同様である。
第2の例のサンドイッチ包装用袋1の使用方法の例について説明する。図20はサンドイッチの包装方法の第2の例を示す斜視図であり、前半の工程を示す。後半の工程は第1の例と同様であるので、図面は省略する。前半の工程について説明し、後半の工程についての説明は省略する。
包装用袋1の下部は開いているので、ここから袋体を広げ、収納される直角三角形のサンドイッチの形状にし、これをサンドイッチの形状のバケットに入れる。サンドイッチxは直角三角形の頂点側から包装用袋1に挿入され、奥まで入れる。このとき、サンドイッチxの斜辺に沿った面(斜面)x1が第1紙シート2に当たり、垂直な面x2が第2紙シート3に当たるような向きで入れる。こうして図20(a)に示すような状態になる。サンドイッチ包装用袋の下部の余った部分はサンドイッチxの底面x3の上に、四面の壁のように立っている。ここまでは、第1の例の包装方法と同じである。
この四面の壁のような紙シートの部分をキャラメル折りにして折り畳む。サンドイッチxの背面x2、すなわち垂直面の上に出ている面1をサンドイッチxの背面x2と底面x3が交差する辺x4に沿って折り込み、第2紙シート3の幅中央部をサンドイッチxの底面x3の上に被せる。サンドイッチxの厚さとほぼ同じ幅である板状の第1加熱部材51が第2紙シート3の外側から進入し、第2紙シート3の折り畳み部9をサンドイッチの底面に接するように折る。この第2の例においては、板状の部材は折り畳むための押し当て部材としても作用するが、加熱部材でもあり、その先端部はヒートシールができる温度に加熱されている。第2紙シート3は薄いためにこの折り込みは容易に行うことができる。サンドイッチxの側面x5の上に出ている面2の一部も折られて、図20(b)に示すような状態になる。
第1紙シート2の外側から棒状の第1押し当て部材50を近づけ、サンドイッチxの底面と斜面の交差する辺の上側に当てる(図20(c))。本例では、この棒状の部材50は加熱部材でなくてもよく、第1加熱部材51の先端に対向する押し当て部材である。棒状の第1押し当て部材50と第1加熱部材51の先端によって挟まれた箇所が加熱され、ヒートシール部が形成される。第1加熱部材51の先端に接する第2紙シート2は薄いので、第1紙シート2と接する面まで熱が効果的に伝達され、強固なヒートシール部が短時間で形成される。
第1加熱部材51および第1押し当て部材50を退避させ、サンドイッチxから遠ざける。そして、サンドイッチxの底面と三角面の交差する辺の一方に沿って内側から棒状の第2加熱部材52を当てる。サンドイッチxの側面x5の上に出ている面2を挟んで反対側、すなわち外側からも棒状の押し第2当て部材53を当てる(図20(d))。これにより、底面と三角面の交差する辺の一方に沿ってヒートシール部が形成される。他方の底面と三角面の交差する辺に対しても同様にヒートシール部を形成する。これらの辺に沿って、薄い第2紙シート2が第2加熱部材52に当たるので、効果的にヒートシールすることができる。
これ以降の工程は第1の例と同様である。図16に示すのと同様な外観のサンドイッチ包装体が形成される。
1.サンドイッチ包装用袋
2.第1紙シート
3.第2紙シート
4.食品収容部(等脚台形部)
5.上辺
6.斜辺
7.下辺
8.耳部
9.折り畳み部
10.切り抜き部
11.透明シート
12.分断誘導部
13.水平切分断誘導線
14.垂直分断誘導線
15.開封用シート
16.覆い部
17.つまみ部
18.内側接続部
19.非接続部
20.外側接続部
23.ラミネート層
24.間隔部
25.開口部
30.サンドイッチ包装体
40.第1押し当て部材
41.第1加熱部材
42.第2加熱部材
43.第2押し当て部材
44.シール
50.第1押し当て部材
51.第1加熱部材
52.第2加熱部材
53.第2押し当て部材
x.サンドイッチ

Claims (7)

  1. 第1紙シートと第2紙シートが重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、
    略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、
    第1紙シートと第2紙シートの厚さが異なるサンドイッチ包装用袋。
  2. 第1紙シートと第2紙シートのうちで一方の紙シートの厚さは21g/mm2以上30g/mm2以下であり、他方のシートの厚さは30g/mm2以上32g/mm2以下である請求項2に記載のサンドイッチ包装用袋。
  3. 第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、
    第1紙シートおよび第2紙シートには内側の面にラミネート加工が施されている請求項1または請求項2に記載のサンドイッチ包装用袋。
  4. 第2紙シートの等脚台形状の短辺を一辺とする長方形の内部において長方形の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線と、水平分断誘導線の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線によりなる分断誘導部が形成されており、
    分断誘導部の上に設けられた開封用シートを有する請求項3に記載のサンドイッチ包装用袋。
  5. 直角三角形のサンドイッチを包装用袋で包装した包装サンドイッチであり、
    包装用袋は、第1紙シートと第2紙シートが重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、
    第1紙シートと第2紙シートの厚さが異なっていて、
    略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、
    第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、
    第1紙シートおよび第2紙シートには内側の面にラミネート加工が施されていて、
    第2紙シートの等脚台形状の短辺を一辺とする長方形の内部において長方形の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線と、水平分断誘導線の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線によりなる分断誘導部が形成されており、
    分断誘導部の上に設けられた開封用シートを有しており、
    サンドイッチの斜面が第1紙シートに接し、サンドイッチの垂直面が第2紙シートに接しており、第2紙シートの折り畳み部がサンドイッチの底面に接しており、底面と斜面が接する線に沿って第1紙シート側よりヒートシール部が形成されているサントイッチ包装体。
  6. 第1紙シートの厚さは21g/mm2以上30g/mm2以下であり、第2紙シートの厚さは30g/mm2以上32g/mm2以下である請求項5に記載のサントイッチ包装体。
  7. 直角三角形のサンドイッチを包装する方法であって、
    重なり合って形成された等脚台形状の食品収容部と、等脚台形状の長辺側に沿って食品収容部に隣接した折り畳み部とを有し、
    第1紙シートと第2紙シートの厚さが異なっていて、
    略等脚台形状の短辺および斜辺に沿って食品収容部の第1紙シートおよび第2紙シートが接続された接続部と、長辺に沿った非接続部が形成され、
    第1紙シートの食品収容部である等脚台形状の上辺を一辺とする長方形の内部において設けられた切り抜き部と、その切り抜き部に第1紙シートの裏面から取り付けられた透明シートにより窓部が形成されていて、
    第1紙シートおよび第2紙シートには内側の面にラミネート加工が施されていて、
    第2紙シートの等脚台形状の短辺を一辺とする長方形の内部において長方形の上辺付近または下辺付近に水平に設けられた水平分断誘導線と、水平分断誘導線の両端から垂直に設けられた垂直分断誘導線によりなる分断誘導部が形成されており、
    分断誘導部の上に設けられた開封用シートを有するサンドイッチ包装用袋の中にサンドイッチの斜面が第1紙シートに接し、サンドイッチの垂直面が第2紙シートに接するように入れ、
    第2紙シートの折り畳み部をサンドイッチの底面に接するように折り、底面と斜面が接する線に沿って第1紙シートと第2紙シートのうち薄い方の紙シートに加熱部材を当てることによってヒートシールを行うサンドイッチ包装方法。
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