JP4800236B2 - 薄膜トランジスタの製造方法およびこれを用いた液晶表示装置 - Google Patents
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Description
(1)コンタクトホール形成後の透明性樹脂膜の残さ物
(2)画素電極膜形成時の透明性樹脂膜の分解物
が生成原因であることが従来のTFTアレイ基板とは異なる新たな知見である。
以下に、図を用いて本発明の一実施の形態について説明する。
図3および4は、本発明の実施の形態2によるTFTアレイ基板の製造方法を示す概略断面説明図である。なお、図3において、15は化学薬液であり、その他、図1および図2に示した部分と同一の部分については同一の符号を付けて示してある。
以上のような材料の組み合わせにおいても、この発明の実施の形態によれば、コンタクト面14におけるコンタクト抵抗値として10E3Ω以下の低い値が実現できる。
図5は、本発明の実施の形態3によるTFTアレイ基板の製造方法を示す概略断面説明図である。なお、図5においては、16はパッシベーション膜であり、17はフォトレジストであり、その他、図1〜4に示した部分と同一の部分については同一の符号をつけて示してある。
図6は、本発明の実施の形態4によるTFTアレイ基板の製造方法を示す概略断面図である。なお、図6においては、図1〜5に示した部分と同一の部分については同一の符号をつけて示してある。
図7は、本発明の実施の形態5によるTFTアレイ基板の製造方法を示す概略断面説明図である。なお、図7においては、図1、2、3および図4に示した部分と同一の部分については同一の符号をつけて示してある。
以上、実施の形態2〜5によってえられる液晶表示装置用TFTアレイ基板をそれぞれ用いて実施の形態1と同様に本発明の液晶表示装置をうることができる。
Claims (6)
- 透明絶縁性基板上にゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を順次設けて薄膜トランジスタを形成する工程と、前記透明絶縁性基板上に該薄膜トランジスタ領域に起因する段差部をなくすように表面が平坦化された透明性樹脂からなる層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜の前記ドレイン電極の上部にコンタクトホールを設け、該コンタクトホールを介して下部のドレイン電極と電気的に接続されるように該層間絶縁膜上に透明導電膜からなる画素電極とを形成する工程からなる液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法であって、前記層間絶縁膜にコンタクトホール部を形成したのち、該コンタクトホール部に露出した前記下部のドレイン電極の表面を含む基板表面を、コンタクト部表面を清浄化するために表面処理する工程を含む液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法であって、
前記層間絶縁膜を形成する前に、前記薄膜トランジスタのチャネル部を保護する窒化シリコン膜を形成する工程をさらに有し、
前記層間絶縁膜の前記ドレイン電極の上部に前記コンタクトホールを設ける工程は、
前記層間絶縁膜上にフォトレジストを形成した後に、前記フォトレジストをマスクにして前記層間絶縁膜と前記窒化シリコン膜とをエッチング除去して前記ドレイン電極の上部に前記コンタクトホールを設けた後に、前記フォトレジストを除去する工程であり、
前記表面処理する工程においては、化学薬液によるエッチングを用い、前記ドレイン電極の膜厚のうち、前記透明性樹脂からなる層間絶縁膜のコンタクトホールを介して画素電極と電気的に接続される部分の膜厚が、その他の部分の膜厚よりも薄くなるようにする
ことを特徴とする液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法。 - 前記層間絶縁膜を形成する工程においては、非感光性の透明性樹脂からなる層間絶縁膜を形成することを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法。
- 前記層間絶縁膜と前記窒化シリコン膜とをエッチング除去する方法は、ドライエッチング法であることを特徴とする請求項1または2記載の液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法。
- 透明絶縁性基板上にゲート電極、ゲート絶縁膜、半導体層、ソース電極およびドレイン電極を順次設けて薄膜トランジスタを形成すると共に前記ドレイン電極につながる接続電極を形成する工程と、前記透明絶縁性基板上に該薄膜トランジスタ領域に起因する段差部をなくすように表面が平坦化された透明性樹脂からなる層間絶縁膜を形成する工程と、該層間絶縁膜の前記接続電極の上部にコンタクトホールを設け、該コンタクトホールを介して下部の接続電極と電気的に接続されるように該層間絶縁膜上に透明導電膜からなる画素電極を形成する工程とからなる液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法であって、前記層間絶縁膜にコンタクトホール部を形成したのち、該コンタクトホール部に露出した前記下部の接続電極の表面を含む基板表面を、コンタクト部表面を清浄化するために表面処理する工程を含む液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法であって、
前記層間絶縁膜を形成する前に、前記薄膜トランジスタのチャネル部を保護する窒化シリコン膜を形成する工程をさらに有し、
前記層間絶縁膜の前記接続電極の上部に前記コンタクトホールを設ける工程は、
前記層間絶縁膜上にフォトレジストを形成した後に、前記フォトレジストをマスクにして前記層間絶縁膜と前記窒化シリコン膜とをエッチング除去して前記接続電極の上部に前記コンタクトホールを設けた後に、前記フォトレジストを除去する工程であり、
前記表面処理する工程においては、化学薬液によるエッチングを用い、前記接続電極の膜厚のうち、前記透明性樹脂からなる層間絶縁膜のコンタクトホールを介して画素電極と電気的に接続される部分の膜厚が、その他の部分の膜厚よりも薄くなるように形成する
ことを特徴とする液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法。 - 前記層間絶縁膜を形成する工程においては、非感光性の透明性樹脂からなる層間絶縁膜を形成することを特徴とする請求項4に記載の液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法。
- 前記層間絶縁膜と前記窒化シリコン膜とをエッチング除去する方法は、ドライエッチング法であることを特徴とする請求項4または5記載の液晶表示装置用薄膜トランジスタの製造方法。
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