JP4799839B2 - 遊技機用の球補給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機用の球補給装置に関し、更に詳細には、遊技機を設置する設置台の内側に設けた球供給設備の遊技球を、遊技機の球タンクに供給する遊技機用の球補給装置に関するものである。
例えば、代表的な遊技機であるパチンコ機は、内部に球供給設備を備えた設置台(遊技機設置島とも云う)に、所定間隔毎に横並び状に設置されている。ここで、前記設置台の内側における各パチンコ機の上方位置には、前記球供給設備に接続する球補給装置が取付けられており、該球補給装置を介して球供給設備からのパチンコ球をパチンコ機の球タンクに補給するようになっている。なお、前記球タンクに貯留したパチンコ球は、遊技のための貸球や大当り時等に払出される賞球として用いられる。また、前述のように、前記球補給装置は設置台の内側に配設されていることから交換作業が煩雑であり、該設置台に設置したパチンコ機を交換した場合でも球補給装置を交換することなくそのまま使用されるのが一般的である。
ところで、パチンコ機に設けられる球タンクの形状・大きさ・位置等は、製造メーカ毎に異なるため、前記設置台のパチンコ機を他の製造メーカのパチンコ機に交換した際には、交換したパチンコ機の球タンクにパチンコ球を補給し得る位置に球補給装置を移動させる必要が生ずる場合もある。そこで、例えば特許文献1に記載の球補給装置は、前記設置台に固定され、左右方向に延在する2本のレールを形成した支持部材と、該支持部材に取付けられてレールに沿って移動可能で、前記球供給設備に接続された装置本体とから構成されている。また、前記支持部材の一方のレール内に第1の凹凸部を形成すると共に、該第1の凹凸部と噛合する第2の凹凸部を前記装置本体に形成するよう構成されて、該第1の凹凸部と第2の凹凸とが噛合するよう付勢部材により装置本体を付勢している。すなわち、前記装置本体は、常には前記付勢部材の付勢により前記第1の凹凸部と第2の凹凸とが噛合することで、前記支持部材の所定位置に保持され、該付勢部材に抗するよう装置本体を変位して、第1の凹凸部と第2の凹凸部との噛合状態を解除することで、該装置本体をレールに沿って左右方向に移動させ得るようになっている。これにより、パチンコ機を交換して球タンクの位置にズレが生じた場合には、球補給装置の位置調節を行なうことで、パチンコ球を球タンクに補給し得るようになる。
特開平7−163742号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載の球補給装置は、前記付勢部材により装置本体を付勢するようにしているため、使用に伴って付勢部材の付勢力が低下すると前記支持部材に形成した第1の凹凸部と、装置本体に形成した第2の凹凸部とを確実に噛合させ得なくなる問題がある。この場合には、大当り時等のように球補給装置を介して多量のパチンコ球を供給したときや、パチンコ機のトラブル等によりパチンコ機の中枠を開閉したときに、球補給装置に加えられる振動により、該球補給装置の位置にズレが生ずる問題がある。また、前記装置本体は、前記第1の凹凸部と第2の凹凸部とが噛合する位置でしか位置決めできないため、細かな位置調節をなし得ない不都合が生じる。更に、前記支持部材や装置本体に、前記第1および第2の凹凸部を形成するのには複雑な成形工程を要し、コストの増大を招来する問題も指摘される。
そこで、本発明は、複雑な成形をする必要がなくコストを低廉に抑え得ると共に、支持部材の任意の位置に位置決めでき、かつ振動が加えられた場合であっても容易に位置ズレしない遊技機用の球補給装置を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本発明に係る遊技機用の球補給装置は、
遊技機(11)の設置台(10)に取付けられ、該設置台(10)の内側に設けた球供給設備(19)の遊技球を前記遊技機(11)の球タンク(17)に供給する遊技機用の球補給装置において、
前記設置台(10)に設けた遊技機(11)の上方に配設され、該遊技機(11)の幅方向に沿って延在する平坦なガイド溝(29)を有する支持部材(28)と、
前記支持部材(28)のガイド溝(29)に沿って摺動自在に設けられて装置本体(26)を支持部材(28)に沿って移動させ、該装置本体(26)を支持部材(28)の任意の位置で解除自在に固定するロック手段(31)とを備え、
前記装置本体(26)は、
前記ロック手段(31)により前記支持部材(28)の任意の位置で解除自在に固定されるベース部(35)と、
前記ベース部(35)の幅方向に離間して形成され、該ベース部(35)に連接されて上下方向に延在する支持片(36a,37a)およびこの支持片(36a,37a)の端縁からベース部(35)に平行に延在する規制片(36b,37b)を夫々有し、規制片(36b,37b)とベース部(35)との間に上下方向に延在する第2のガイド溝(38)を夫々画成する一対のレール(36,37)と、
前記ベース部(35)の第2のガイド溝(38)に沿って上下方向に摺動自在に設けられる本体部(40)と、
前記本体部(40)を前記ベース部(35)の任意の位置で解除自在に固定する第2のロック手段(47)と、
前記本体部(40)の上方位置に設けられ、一対のレール(36,37)の間に一端が臨み、何れか一方のレール(37)の上方に延在して当該レール(37)の外側方で球供給設備(19)に接続される接続管(41)とを備え、
前記ロック手段(31)は、前記支持部材(28)のガイド溝(29)に設けられる第1部材(32)と、前記装置本体(26)側に位置し、前記第1部材(32)に対して相対的に螺合可能な第2部材(33)とから構成され、前記第1部材(32)と第2部材(33)とを締付けることで、該第2部材(33)と支持部材(28)とにより前記装置本体(26)を挟持固定し、前記第1部材(32)と第2部材(33)とを緩めることで前記装置本体(26)の固定が解除され、該装置本体(26)の支持部材(28)に沿う移動が許容され、
前記第2のロック手段(47)は、前記接続管(41)が上方に延在するレール(37)と反対側のレール(36)のみに設けられ、
前記第2のロック手段(47)は、前記第2のガイド溝(38)に連通するよう前記ベース部(35)に螺設されたネジ孔(36c)にネジ部材(48)を螺合して構成され、前記ネジ孔(36c)に螺合した前記ネジ部材(48)を締付けることで、該ネジ部材(48)とベース部(35)とで前記本体部(40)を挟持固定し、該ネジ孔(36c)に螺合したネジ部材(48)を緩めることで、本体部(40)の第2のガイド溝(38)に沿う移動が許容されることを特徴とする。
更に、前記本体部(40)は、
該本体部(40)の幅方向に離間する位置に弾性変形可能に形成され、前記球供給設備(19)から接続管(41)を介して補給された遊技球を計数する計数器(46)を着脱可能に保持する一対のフック(40b,40b)と、
該本体部(40)の下方位置に設けられ、前記一対のフック(40b,40b)に保持された計数器(46)に接続する球排出管(42)と、
該本体部(40)に設けられ、前記一対のフック(40b,40b)に保持された計数器(46)に接続する球排出管(42)の接続部位を除いて該計数器(46)の下部を囲繞する壁部(40c)とを備える。
本発明の請求項1に係る遊技機用の球補給装置によれば、ロック手段による固定および固定解除を行なうことで、装置本体を支持部材に沿う任意の位置に移動保持し得るから、設置台の遊技機を交換して球タンクの位置が遊技機の幅方向にズレた場合であっても、容易に適正な位置に装置本体を移動することができる。また、支持部材や装置本体に複雑な成形加工を施す必要がないから、製造コストを低廉に抑え得る。
そして、請求項に係る遊技機用の球補給装置によれば、ロック手段を、相対的に螺合する第1部材と第2部材とから構成し、両部材を締付けて第2部材と支持部材とにより装置本体を挟持固定するようにしたから、遊技球を供給したとき等のように振動が加えられた場合であっても、当該装置本体を支持部材の任意の位置に確実に保持し得る。また、第1および第2部材の締付け度合いにより、前記装置本体の移動および固定を調節し得るから、支持部材に沿う方向への装置本体の位置調節作業を容易に行ない得る利点がある。更に、第1部材と第2部材とを相対的に螺合させることで、第1および第2部材を緩めたときに両部材が分離しないよう構成することができ、この場合には前記装置本体の位置調節を行なうに際して、第1および第2部材の紛失を防止し得ると共に、作業が煩雑になるのを防ぐことができる。
また、請求項に係る遊技機用の球補給装置によれば、第2のロック手段による固定および固定解除を行なうことで、本体部をベース部における上下方向の任意の位置に移動保持し得るから、設置台の遊技機を交換して球タンクの位置が上下方向にズレた場合であっても、容易に適正な位置に本体部を移動することができる。
更に、請求項に係る遊技機用の球補給装置によれば、第2のロック手段を、前記本体部が摺動する第2のガイド溝に連通するよう形成したネジ孔にネジ部材を螺合して構成し、ネジ部材を締付けてベース部とネジ部材とにより本体部を挟持固定するようにしたから、遊技球を供給したとき等のように振動が加えられた場合であっても、当該本体部をベース部の任意の位置に確実に保持し得る。更にまた、ネジ部材の締付け度合いにより、前記本体部の移動および固定を調節し得るから、上下方向への本体部の位置調節作業を容易に行ない得る利点がある。
なお、請求項に係る遊技機用の球補給装置によれば、前記装置本体に遊技球を計数する計数器を着脱自在に設けることで、該計数器に故障等の不具合が生じた場合であっても、計数器の交換作業を容易に行なうことができる。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて添付図面を参照しながら、以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いる一般的なパチンコ機を例にして説明する。
先ず、実施例に係るパチンコ機の概略構成について、図1を参照して説明する。パチンコ機11は、遊技店等に設けられた設置台10の開口部10a(図5参照)に配設固定される外枠12と、該外枠12に対して着脱および開閉自在に枢支される中枠13と、該中枠13に着脱交換可能に取付けられて所要の遊技領域を画成した遊技盤(図示せず)と、中枠13の前面側に着脱および開閉自在に枢支されて、該遊技盤を透視保護する前枠14と、パチンコ球を貯留する上下の球皿15,16等から構成されている。更に、前記中枠13の裏側には、各種制御装置等を備えた機構セット盤(何れも図示せず)が配設されており、所定の球貸操作や賞球払出条件(例えば大当りの発生)の成立等に基づいて、機構セット盤の上部位置に配設した球タンク17(図5参照)に貯留したパチンコ球を前記上下の球皿15,16に貸球や賞球として払出すようになっている。
また、図1に示すように、前記設置台10の内側上方位置には、パチンコ球を循環供給する球供給設備19が設置され、該設置台10の内側における各パチンコ球の上方位置に設けた球補給装置25を介して、該球供給設備19のパチンコ球を対応するパチンコ機11の球タンク17に補給するよう構成されている。すなわち、パチンコ球の払出により前記球タンク17に設けた貯留球センサ(図示せず)が球不足を検出すると、前記球供給設備19を流下するパチンコ球が前記球補給装置25を介して所定数だけ球タンク17に補給される。なお、前記球供給設備19は、パチンコ機11の上方に配設される上部タンク20と、該上部タンク20に接続され、上部タンク20から離間するにつれて下方傾斜する長尺な流下樋21と、該流下樋21に各パチンコ機11に対応するよう取付けられる分配シュート22とから構成され、該分配シュート22に接続した連通管23を前記球補給装置25に連通接続するよう構成してある。
前記球補給装置25は、図2または図3に示すように、前記球供給設備19(分配シュート22)に連通する連通管23に接続する装置本体26と、パチンコ機11の上部を支持固定する前記設置台10の横枠部10bの内側に取付けられ、パチンコ機11の幅方向(すなわち左右方向)に沿って延在する第1のガイド溝(ガイド溝)29を有する支持部材28と、装置本体26を支持部材28(第1のガイド溝29)の任意の位置で解除自在に固定する第1のロック手段(ロック手段)31とから基本的に構成される。なお、前記第1のロック手段31は、前記第1のガイド溝29を摺動可能なナット(第1部材)32,32と、該ナット32,32に対して螺合可能な第1の蝶ボルト(第2部材)33,33とからなり、ナット32,32に螺合した第1の蝶ボルト33,33を締付けることで、装置本体26を支持部材28(第1のガイド溝29)の任意の位置で固定するようになっている。なお、前記第1の蝶ボルト33は指先操作可能となっている。
また、前記第1のガイド溝29は、図2または図3に示すように、前記支持部材28の表面側(設置台10の内側)に所要の開口幅で開口する開口領域29a、および該開口領域29aより上下の開口幅が大きく一様に平坦な摺動領域29bからなり、該開口領域29aおよび摺動領域29bにより第1のガイド溝29の断面が略T字状をなすよう形成される。すなわち、前記摺動領域29bを平坦に形成することで、前記各ナット32を該摺動領域29bの任意の位置に移動可能となっている。なお、前記各ナット32は前記摺動領域29b内で回転不能な形状に形成されて、該摺動領域29b(第1のガイド溝29)に挿入したナット32を別途回転止めすることなく前記第1の蝶ボルト33の締付けおよび緩めの作業を行ない得るよう構成されている。
図3に示すように、前記装置本体26は、平板状に形成されたベース部35と、該ベース部35に対して上下方向に移動自在に設けられる本体部40と、該本体部40をベース部35の任意の位置で解除自在に固定する第2のロック手段47とから基本的に構成される。ここで、前記ベース部35における左右に離間する2箇所には、前後方向に貫通する通孔35a,35aが穿設されており、前記第1の蝶ボルト33,33をベース部35の後方(支持部材28とは反対側)から通孔35a,35aに夫々挿入したもとで、該第1の蝶ボルト33,33と前記ナット32,32とを螺合するようになっている。すなわち、前記各第1の蝶ボルト33を締付けることで、該第1の蝶ボルト33とナット32との間に支持部材28およびベース部35が挟み込まれてベース部35(装置本体26)が支持部材28に対して固定されると共に、各第1の蝶ボルト33を緩めることで、該装置本体26を第1のガイド溝29に沿ってパチンコ機11の幅方向に移動し得るようになる。なお、実施例では、前記各第1の蝶ボルト33を緩めた際に、該第1の蝶ボルト33とナット32とを分離させることなく前記装置本体26を第1のガイド溝29に沿ってパチンコ機11の幅方向に移動させ得るようになっている(図4参照)。
更に、前記ベース部35の表面(支持部材28と対向しない面)には、図3に示すように、前記本体部40の左右の幅寸法に略整合する距離だけ離間して第1および第2レール36,37を形成してある。前記第1および第2レール36,37の夫々は、前記ベース部35に連接されて上下方向に延在する支持片36a,37aと、該支持片36a,37aの端縁からベース部35に対して略平行に延在する規制片36b,37bとから断面略L字状に形成され、各規制片36b,37bの上下に延在する端縁を相互に対向させている。そして、前記各規制片36b,37bとベース部35との間に画成される第2のガイド溝38,38に前記本体部40(後述する板面40a)の両端縁部を挿入されて、該第2のガイド溝38,38に沿って本体部40を上下方向に摺動し得るようになっている(図4参照)。なお、前記支持片36a,37aおよび規制片36b,37bの夫々は一様に平坦に形成され、前記第2のガイド溝38,38に沿う任意の位置に前記本体部40を移動し得るよう構成されている。
また、前記第1レール36の規制片36bには、対応する第2のガイド溝38に貫通するネジ孔36cが螺設されており、該ネジ孔36cに第2の蝶ボルト(ネジ部材)48を螺挿することにより、該第2の蝶ボルト48およびベース部35で本体部40における第2のガイド溝38に臨む部位を挟持固定するよう構成してある。すなわち、前記第2のロック手段47は、前記ネジ孔36cに第2の蝶ボルト48を螺合して構成されて、該第2の蝶ボルト48を締付けることで前記本体部40を挟持固定し、第2の蝶ボルト48を緩めることで、該本体部40の前記第2のガイド溝38,38に沿う上下方向への移動を許容するようになっている。なお、実施例では、前記第1および第2の蝶ボルト33,48は夫々同一の部材を用いている。
ここで、前記本体部40には、前記第2のガイド溝38,38の夫々に挿入可能な板状に形成された板面40aの左右に離間する位置に、弾性変形可能なフック40b,40bが形成されており、該フック40b,40bを介してパチンコ球を計数する計数器46が着脱自在に取付けられている。なお、前記本体部40の板面40aに形成した壁部40cにより前記計数器46が囲繞されて、該計数器46の脱落を防止している。また、前記本体部40の上方位置には、前記計数器46に形成した球通路46aに連通する接続管41が設けられており、該接続管41に前記球供給設備19(分配シュート22)に連通する前記連通管23が接続される。更に、前記本体部40の下方位置には、前記計数器46に形成した球通路46aに連通する球排出管42が設けられている。
すなわち、前記連通管23を介して供給されるパチンコ球は、前記接続管41、前記計数器46の球通路46aおよび球排出管42の夫々を通って前記球タンク17に補給され、該計数器46の球通路46aを通過する際にパチンコ球を計数するようになっている。なお、前記計数器46は、前記球通路46aをパチンコ球が通過するのを規制する球止機能を備えており、常には球通路46aをパチンコ球が通過するのを規制している。そして、前記球タンク17に設けた前記貯留球センサが球不足を検出した場合に、前記計数器46の球止機能を解除して、球タンク17に所定数(例えば500個)のパチンコ球が供給されるようになっている。
また、前記球排出管42は、前記計数器46の球通路46aに連通する状態で前後方向に揺動し得るよう前記本体部40に枢支されており、該球排出管42の球出口が前記設置台10の横枠部10b側に開口する補給規制位置(図5(a)参照)、および該球出口が下方に開口する補給許容位置(図5(c)参照)に変位し得るよう構成されている。そして、常には前記球排出管42が補給規制位置に変位するよう付勢手段43で付勢している。また、前記球排出管42には、前記補給規制位置に変位した際に下方に垂下する操作片44が取付けられ、前記中枠13の閉成時に、前記球タンク17が操作片44に当接するようになっている。すなわち、前記中枠13を閉成するに際し、前記操作片44に球タンク17が当接して前記球排出管42を付勢手段43の付勢力に抗して補給規制位置から補給許容位置に向けて揺動させ、該中枠13を完全に閉成することで球排出管42が補給許容位置に変位されるよう構成してある(図5(c)参照)。
更に、前記本体部40には、前記球排出管42を枢支する枢軸42aから偏位した位置に規制部材45が枢支され、該規制部材45が球排出管42の揺動に伴い球排出管42内に出没するようになっている。すなわち、前記球排出管42を前記補給規制位置に保持した状態では、前記規制部材45が球排出管42内に突出してパチンコ球の通過を規制し(図5(a)参照)、当該球排出管42を前記補給許容位置に保持した状態では、パチンコ球の球排出管42の通過を許容する位置に規制部材45が退避するよう構成される(図5(c)参照)。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係る遊技機用の球補給装置の作用につき説明する。
遊技の結果発生した大当り等により多量のパチンコ球が賞球として払出されて、前記パチンコ機11の球タンク17に設けた貯留球センサが球不足を検出すると、前記球補給装置25の本体部40(装置本体26)に設けた前記計数器46の球止機能が解除される。このとき、前記外枠12に対して中枠13が閉成されているから、前記球補給装置25の操作片44が球タンク17に押圧されて、前記球排出管42は前記補給許容位置に変位されている。従って、前記設置台10の内側に設けた球供給設備19(分配シュート22)からのパチンコ球が、前記球補給装置25の本体部40(装置本体26)の接続管41、計数器46の球通路46aおよび球排出管42を介して前記球タンク17に補給され、該計数器46が所定数(例えば500個)のパチンコ球を計数すると、当該計数器46の球止機能が作動して球タンク17へのパチンコ球の補給が停止される。なお、実施例では、前記計数器46を本体部40(装置本体26)に着脱自在に設けてあるから、該計数器46に故障等の不具合が生じた場合であっても、計数器46の交換作業を容易に行なうことができる。
また、前記設置台10に設置するパチンコ機11を交換したり、メンテナンス作業等で中枠13を開放すると、前記球排出管42に設けた操作片44から球タンク17が離間する。このとき、前記球排出管42は、前記付勢手段43の付勢力により前記補給許容位置から補給規制位置に変位されると共に(図5参照)、該球補給装置25に設けた前記規制部材45が該球排出管42内に突出してパチンコ球が球排出管42を通過するのを規制する。すなわち、前記操作片44から球タンク17が離間した状態ではパチンコ球の補給が規制されるから、球補給装置25の下方に球タンク17が位置しないときにパチンコ球の補給が行なわれてパチンコ球が遊技店内に散らばることはない。
ところで、前述のように、パチンコ機11に設けられる球タンク17の形状・大きさ・位置等は、パチンコ機11の製造メーカ毎に異なるため、前記設置台10のパチンコ機11を他の製造メーカのパチンコ機11に交換した際には、交換したパチンコ機11の球タンク17にパチンコ球を確実に補給し得る位置に前記球補給装置25を移動させる必要が生ずる場合がある。ここで、実施例に係る球補給装置25では、前記設置台10の横枠部10aに取付けた前記支持部材28に一様に平坦な第1のガイド溝29を形成し、第1のガイド溝29の摺動領域29bに挿入したナット32,32に第1の蝶ボルト33,33を締付けることで、該ナット32,32および第1の蝶ボルト33,33の間に該支持部材28と装置本体26(ベース部35)を挟持して固定している。すなわち、図4に示すように、前記第1の蝶ボルト33,33を緩めて装置本体26(ベース部35)の固定を解除することで、該装置本体26(ベース部35)を支持部材28の第1のガイド溝29に沿ってパチンコ機11の幅方向に移動させ得る。このように、前記第1の蝶ボルト33,33とナット32,32とを螺合させ、該第1の蝶ボルト33,33の締付け度合いにより、前記装置本体26の移動および固定を行ない得るから、支持部材28に沿う方向への装置本体26の位置調節作業を容易に行ない得る利点がある。
また、従来の球補給装置では、前記設置台10に取付けられる支持部材と装置本体とに形成した凹凸部が係合する位置でしか装置本体の位置調節を行なうことができない欠点があった。これに対し、実施例に係る球補給装置25は、前記第1のガイド溝29(摺動領域29b)を一様に平坦に形成して、該第1のガイド溝29(摺動領域29b)の任意の位置にナット32,32を移動し得るよう構成したから、これに伴い前記装置本体26(ベース部35)を第1のガイド溝29に沿う任意の位置に移動して固定し得る。すなわち、前記設置台10に設置するパチンコ機11の交換により球タンク17の位置がパチンコ機11の幅方向にズレた場合であっても、前記装置本体26(ベース部35)を適正な位置に移動することができる。
更に、前記球補給装置25は、前記装置本体26の前記ベース部35に第2のガイド溝38,38を形成して、前記第1および第2レール36,37(第2のガイド溝38,38)に沿って摺動自在に本体部40を設け、前記第2の蝶ボルト48を締付けた際に第2の蝶ボルト48とベース部35との間に本体部40を挟持固定するよう構成してある。すなわち、前記第2の蝶ボルト48を緩めて前記本体部40の固定を解除することにより、図4に示すように、該本体部40を第1および第2レール36,37(第2のガイド溝38,38)に沿ってベース部35の上下方向の任意の位置に移動し得る。このように、設置台10のパチンコ機11を交換して球タンク17の位置が上下方向にズレた場合であっても、容易に適正な位置に本体部40を移動することができる。すなわち、前記第1および第2の蝶ボルト33,48を締付けたり緩めたりすることで、装置本体26(本体部40)を支持部材28の任意の位置に移動し得るから、球タンク17の形状・大きさ・位置等の異なるパチンコ機11を設置台10に取付けた場合でも、該球タンク17にパチンコ球を確実に補給し得る位置に装置本体26(本体部40)を位置決めすることが可能となる。なお、指先操作可能な第1および第2の蝶ボルト33,48を用いたことで、容易に蝶ボルト33,48を緩めたり締付けたりすることができる。
また、従来の球補給装置では、前記支持部材28および装置本体26の夫々に前記凹凸部を形成する必要があり、その複雑な成形工程により、コストの増大を招来する問題もある。これに対し、実施例に係る球補給装置25は、前記支持部材28に一様に平坦な第1のガイド溝29を形成するだけでよい。同様に、前記装置本体26(ベース部35)の第1および第2レール36,37(第2のガイド溝38,38)を断面L字状に形成するだけで、前記本体部40を上下方向に案内することができる。すなわち、前記支持部材28や装置本体26に複雑な成形加工を施す必要がなく、その製造コストを低廉に抑え得る利点がある。
更に、実施例では、前記各第1の蝶ボルト33を緩めたときに、該第1の蝶ボルト33とナット32とを分離することなく前記装置本体26を第1のガイド溝29に沿って移動させ得るよう構成してある。すなわち、前記装置本体26の位置調節を行なうに際し、該装置本体26と一体的に第1の蝶ボルト33およびナット32の夫々を移動させ得るから、該第1の蝶ボルト33およびナット32の紛失を防止し得ると共に、作業を簡単に行ない得る利点がある。また、前記各第1の蝶ボルト33とナット32とを締付けることで、前記装置本体26(ベース部35)と支持部材28とが強固に挟持固定されるから、パチンコ球の球タンク17への供給時や、中枠13の開閉時等のように球補給装置25に振動が加えられた場合でも、装置本体26を所定位置に確実に保持し得る。同様に、前記ネジ孔36cに螺合した第2の蝶ボルト48の締付け度合いにより、前記本体部40の移動および固定を調節し得るから、上下方向への本体部40の位置調節作業を容易に行ない得る利点がある。更に、前記第2の蝶ボルト48を締付けて第2の蝶ボルト48とベース部35とにより本体部40を挟持固定するようにしたから、パチンコ球を供給したとき等のように振動が加えられた場合であっても、当該本体部40をベース部35の任意の位置に確実に保持し得る。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機用の球補給装置としては、前述した実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。例えば、実施例では、装置本体を支持部材に対して固定する第1のロック手段(ロック手段)として、相対的に螺合する第1の蝶ボルトとナットとから構成し、該ナットを第1のガイド溝(ガイド溝)の摺動領域に摺動自在に挿入するようにしたが、該第1のロック手段として、第1のガイド溝の摺動領域に摺動自在に挿入するボルト部材と、該ボルト部材に螺合する蝶ナットから構成することもできる。すなわち、前記第1のガイド溝の摺動領域に摺動自在に挿入するボルト部材を前記ベース部の通孔に挿入したもとで、前記蝶ボルトをボルト部材と螺合して締付けるようにしても、実施例と同様の作用効果を得られる。また、前記第1のロック手段としては、このようなボルト・ナットに限られるものではなく、前記支持部材のガイド溝に沿って摺動自在に設けられて装置本体を支持部材に沿って移動させ、かつ該装置本体を支持部材の任意の位置で解除自在に固定可能な手段であればよい。
本発明の実施例に係るパチンコ機を遊技機設置台に横並び状で設置した状態を示す正面図である。 実施例に係る球補給装置を設置台の内側に取付けた状態で示す正面図である。 実施例に係る球補給装置を示す分解斜視図である。 実施例に係る球補給装置の支持部材に沿って装置本体がパチンコ機の幅方向に移動する状態と、該球補給装置の本体部がベース部に沿って上下方向に移動する状態を概略で示す正面図である。 実施例に係る球補給装置と球タンクとの関係を示し、(a)は球タンクが球補給装置から離間して球排出管が補給規制位置に変位した状態を示し、(b)は球補給装置の操作片に球タンクが当接した状態を示し、(c)は操作片が球タンクに押圧されて、球排出管が補給許容位置に変位した状態を示す。
符号の説明
10 設置台
11 パチンコ機(遊技機)
17 球タンク
19 球供給設備
26 装置本体
28 支持部材
29 第1のガイド溝(ガイド溝)
31 第1のロック手段(ロック手段)
32 ナット(第1部材)
33 第1の蝶ボルト(第2部材)
35 ベース部
36c ネジ孔
36 レール
36a 支持片
36b 規制片
37 レール
37a 支持片
37b 規制片
38 第2のガイド溝
40 本体部
40b フック
40c 壁部
41 接続管
42 球排出管
46 計数器
47 第2のロック手段
48 第2の蝶ボルト(ネジ部材)

Claims (2)

  1. 遊技機の設置台に取付けられ、該設置台の内側に設けた球供給設備の遊技球を前記遊技機の球タンクに供給する遊技機用の球補給装置において、
    前記設置台に設けた遊技機の上方に配設され、該遊技機の幅方向に沿って延在する平坦なガイド溝を有する支持部材と、
    前記支持部材のガイド溝に沿って摺動自在に設けられて装置本体を支持部材に沿って移動させ、該装置本体を支持部材の任意の位置で解除自在に固定するロック手段とを備え、
    前記装置本体は、
    前記ロック手段により前記支持部材の任意の位置で解除自在に固定されるベース部と、
    前記ベース部の幅方向に離間して形成され、該ベース部に連接されて上下方向に延在する支持片およびこの支持片の端縁からベース部に平行に延在する規制片を夫々有し、規制片とベース部との間に上下方向に延在する第2のガイド溝を夫々画成する一対のレールと、
    前記ベース部の第2のガイド溝に沿って上下方向に摺動自在に設けられる本体部と、
    前記本体部を前記ベース部の任意の位置で解除自在に固定する第2のロック手段と、
    前記本体部の上方位置に設けられ、一対のレールの間に一端が臨み、何れか一方のレールの上方に延在して当該レールの外側方で球供給設備に接続される接続管とを備え、
    前記ロック手段は、前記支持部材のガイド溝に設けられる第1部材と、前記装置本体側に位置し、前記第1部材に対して相対的に螺合可能な第2部材とから構成され、前記第1部材と第2部材とを締付けることで、該第2部材と支持部材とにより前記装置本体を挟持固定し、前記第1部材と第2部材とを緩めることで前記装置本体の固定が解除され、該装置本体の支持部材に沿う移動が許容され、
    前記第2のロック手段は、前記接続管が上方に延在するレールと反対側のレールのみに設けられ、
    前記第2のロック手段は、前記第2のガイド溝に連通するよう前記ベース部に螺設されたネジ孔にネジ部材を螺合して構成され、前記ネジ孔に螺合した前記ネジ部材を締付けることで、該ネジ部材とベース部とで前記本体部を挟持固定し、該ネジ孔に螺合したネジ部材を緩めることで、本体部の第2のガイド溝に沿う移動が許容される
    ことを特徴とする遊技機用の球補給装置。
  2. 前記本体部は、
    該本体部の幅方向に離間する位置に弾性変形可能に形成され、前記球供給設備から接続管を介して補給された遊技球を計数する計数器を着脱可能に保持する一対のフックと、
    該本体部の下方位置に設けられ、前記一対のフックに保持された計数器に接続する球排出管と、
    該本体部に設けられ、前記一対のフックに保持された計数器に接続する球排出管の接続部位を除いて該計数器の下部を囲繞する壁部とを備える請求項1記載の遊技機用の球補給装置。
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