JP2003164631A - 弾球遊技機の球抜装置 - Google Patents

弾球遊技機の球抜装置

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JP2003164631A
JP2003164631A JP2002276176A JP2002276176A JP2003164631A JP 2003164631 A JP2003164631 A JP 2003164631A JP 2002276176 A JP2002276176 A JP 2002276176A JP 2002276176 A JP2002276176 A JP 2002276176A JP 2003164631 A JP2003164631 A JP 2003164631A
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JP2002276176A
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Hisayoshi Sato
久芳 佐藤
Wakichi Yamaoka
和吉 山岡
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Adachi Light Inc
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Adachi Light Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一度の球抜き操作で確実に球抜され、球抜き
終了後に球抜口の閉塞操作をすることなく球抜口を自動
的に閉塞するようにした弾球遊技機の球抜装置を提供す
る。 【解決手段】 球が貯留する球貯留部35に開設される
球抜口41を閉塞する第一位置と球荷重により球抜口4
1を開放する第二位置とに変位自在に設けられ常には第
一位置に付勢される可動部材43と、該可動部材43を
第一位置に拘束または解除する規制部材44と、前記可
動部材43が第二位置に変位した状態において前記規制
部材44の移動軌跡内に干渉する復動阻止手段53とを
備え、前記規制部材44の解除操作によって前記可動部
材43が第二位置に変位すると共に前記復動阻止手段5
3が前記規制部材44の復動を阻止し、球抜きが終了し
て前記可動部材43が第一位置に変位すると共に前記復
動阻止手段53が前記規制部材44の移動軌跡内から後
退することにより前記規制部材44が復動し可動部材4
3の第一位置を拘束するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機等の弾
球遊技機の遊技球が貯留する貯留部の球抜装置に関する
もので、特に球抜き操作後に球抜口を閉塞する位置に可
動部材を自動復帰するようにした球抜装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の球抜装置として例えば誘
導樋の球抜装置は、誘導樋に開設された球抜口を閉塞す
る可動部材と該可動部材を係止保持および解除する操作
片とで構成され、前記操作片をパチンコ機の前面側から
操作することにより可動部材をフリー状態にして球抜き
を行い、球抜き終了後に再度操作片を操作することによ
り可動部材が球抜口を閉塞する状態に係止保持するよう
にしていた(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開平11−90008号公報(第5
頁)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術で述べた球抜装置においては、球抜き終了後に再度
操作片を操作しなければ球抜口を閉塞できず、特にホー
ルで複数台のパチンコ機の球抜きを行う際にはすべての
パチンコ機の球抜きが終了するまで待機していなければ
ならず面倒であり作業効率が悪いものとなっていた。
【0005】本発明は、上記の点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、一度の球抜き操作で確実
に球抜され、球抜き終了後に球抜口の閉塞操作をするこ
となく球抜口を自動的に閉塞するようにした弾球遊技機
の球抜装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1記載の発明は、球が貯留する球貯留部に
開設される球抜口と、該球抜口を閉塞する第一位置と球
荷重により球抜口を開放する第二位置とに変位自在に設
けられ常には第一位置に付勢される可動部材と、該可動
部材を第一位置に拘束または解除する規制部材と、前記
可動部材が第二位置に変位した状態において前記規制部
材の移動軌跡内に干渉する復動阻止手段とを備え、前記
規制部材の解除操作によって前記可動部材が第二位置に
変位すると共に前記復動阻止手段が前記規制部材の復動
を阻止し、球抜きが終了して前記可動部材が第一位置に
変位すると共に前記復動阻止手段が前記規制部材の移動
軌跡内から後退することにより前記規制部材が復動し可
動部材の第一位置を拘束するようにしたことを特徴とす
る。
【0007】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記規制部材および可動部材の少なくとも
一方は自重により球抜口を閉塞および拘束する位置に復
動するようにしたことを特徴とする。また、前記可動部
材はパチンコ球1個の球荷重により可動するのが好まし
い。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記規制部材が可動部材の第一位
置を拘束する位置決め手段を設けたことを特徴とする。
【0009】前記可動部材および規制部材は支軸により
揺動自在に装着するのがよく、前記可動部材には該可動
部材が揺動中の第二位置において前記規制部材の揺動面
内に干渉する復動阻止手段としての復動阻止部が設けら
れ、該復動阻止部により規制部材の復動が阻止され、球
抜き終了時に該復動阻止部が規制部材の揺動面内から後
退することにより規制部材が復動するのが好ましい。
【0010】また、前記規制部材を弾球遊技機の前面側
から操作するようにするのが好ましく、弾球遊技機の前
面に設けた操作開口から差し込む操作棒等により規制部
材を作用させるのがよい。
【0011】また、前記規制部材および可動部材はスプ
リング等の付勢部材の付勢力により球抜口を閉塞固定す
る位置に復動するようにするようにしてもよく、前記可
動部材は該付勢部材の付勢力に抗してパチンコ球1個の
球荷重により可動するようにするのがよい。
【0012】また、前記規制部材を直線的に移動自在に
設けるようにしてもよく、常には下方に位置して可動部
材と接触係合し、球抜操作により上方に移動して可動部
材により復動を阻止され、可動部材の復動により規制部
材を復動可能とすればよい。
【0013】前記規制部材は貯留部の球の有無を検知す
る検知用レバーと兼用するのが好ましく、規制部材とし
ての検知用レバーの可動部材と接触係止する係止部は、
揺動軸を中心とした円弧状をしており、検知用レバーが
球貯留部内に臨んで球切れを検知しても係止部は可動部
材と接触状にあるようにして、可動部材は球抜口を閉塞
する第一位置を保持するようにするのがよい。なお、可
動部材および規制部材は互いに滑りのよい材質により成
形するのが好ましい。
【0014】また、球抜状態を検知する検知手段を設け
ると共に、該検知手段による検知により球抜状態を報知
する報知手段を設けるのが好ましい。
【0015】また、球抜き終了を検知する確認手段を設
けるのが好ましい。該確認手段は球抜口の近傍に設けら
れるパチンコ球の有無を検知する検知手段であり、また
該検知手段により球抜き終了を報知する報知手段であ
る。本発明は、球抜終了後に前記可動部材及び規制部材
が自動復帰することにより球抜口を閉塞するようにした
ものであることから、検知手段及び報知手段を設けるこ
とにより、確実に完全復帰したかどうかを確認すること
ができる。
【0016】前記可動部材に球切れ検知機能を付加する
と共に、該球切れを検知する検知スイッチを備えるのが
好ましく、球切れ時には可動部材が自重により通路内に
侵入して球切れを検知し、通路内にパチンコ球が充満す
るとパチンコ球の荷重により可動部材が可動して、前記
規制部材によりその回動が規制され保持されるようにす
ればよい。
【0017】また、前記可動部材に球止め機能を付加す
るのが好ましく、該可動部材を球抜き動作と異なる方向
に作動させることで球止めを可能とするのがよい。つま
り、球抜操作により球荷重が掛かり、可動部材が回動す
る方向と異なる方向、例えば下方に対しては前後または
上方、右側方に対しては左側方または前後方向に移動さ
せるようにすればよい。
【0018】前記球抜装置は球払出装置への供給樋およ
び球払出装置に設けられる球抜装置であり、球払出装置
に球抜口が開設されるのは最先のパチンコ球を制御する
制御体にパチンコ球を導く球貯留部としての通路部であ
る。さらに前記球抜装置は球受皿に設けられる球抜装置
であり、特に打球を供給する上部球受皿においては、球
貯留部に連通して設けられる整流通路に球抜口を開設す
るのが好ましい。なお、抜取口は複数設けるようにして
本発明の球抜装置をそれぞれに設けるようにしてもよ
い。このとき、それぞれの球抜装置をリンク等で連動す
るようにして作用させ一気に球抜きを行うようにしても
よい。
【0019】そして、上記構成の球抜装置は貯留部にパ
チンコ球が有る状態で前記規制部材を直接または間接的
に操作して前記可動部材が球荷重により揺動して球抜口
を開放すると該可動部材が規制部材の移動面内に干渉し
て規制部材の復動を阻止し、球抜きが終了して可動部材
が球荷重から解放されると球抜口を閉塞すると共に規制
部材の移動面内から後退し、規制部材が復動し可動部材
が球抜口を閉塞する第一位置に拘束される。
【0020】また、本発明はパチンコ球のみならずコイ
ンまたはメダルを遊技媒体として使用するスロットマシ
ンのコイン皿の遊技媒体抜取装置にも適用することがで
きる。このとき、コイン等の遊技媒体を貯留する貯留部
に開設される抜取口と、該抜取口を閉塞する第一位置と
遊技媒体の荷重により抜取口を開放する第二位置とに変
位自在に設けられ常には第一位置に付勢される可動部材
と、該可動部材を第一位置に拘束または解除する規制部
材と、前記可動部材が第二位置に変位した状態において
前記規制部材の移動軌跡内に干渉する復動阻止手段とを
備え、前記規制部材の解除操作によって前記可動部材が
第二位置に変位すると共に前記復動阻止手段が前記規制
部材の復動を阻止し、遊技媒体の抜取りが終了して前記
可動部材が第一位置に変位すると共に前記復動阻止手段
が前記規制部材の移動軌跡内から後退することにより前
記規制部材が復動し可動部材の第一位置を拘束するよう
にすればよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る弾球遊技機の球
抜装置の実施の形態を図面に基づき説明する。図1は本
発明が適用される弾球遊技機としてのパチンコ機の正面
図、図2パチンコ機の裏面図である。図において、1は
パチンコ機の機枠、2は機枠1の前面に開閉自在に装着
される額縁状に形成された前面枠、3は該前面枠2の後
側に設けられた遊技盤取付枠4を介して着脱自在に装着
される遊技盤である。前記額縁状に形成された前面枠2
の前面に遊技盤3の上方部を覆うガラス扉枠5および前
板6が開閉自在に装着されており、該前板6には貯留部
にパチンコ球を貯めて発射レールに打球を供給する上部
球受皿7が設けられている。また、前記前面枠2の下部
前面には上部球受皿7から溢出した余剰球を貯留する下
部球受皿8および発射レールから発射されるパチンコ球
の弾発力を調節する操作ハンドル10が装着されてい
る。前記遊技盤3には可変表示装置12等の盤面部品の
ほかに球切れ報知ランプ13等の飾り部材が装着されて
いる。11は後述する球抜きを行う操作開口であり、ガ
ラス扉枠5および前面枠2,遊技盤取付枠4を貫通して
設けられる。
【0022】そして、前記遊技盤3の後面に開口窓16
を開口した機構板15が装着される。該開口窓16の裏
面上部にはパチンコ球を貯留する球タンク20が設けら
れており、該球タンク20の球出口から導出されたパチ
ンコ球を整列した状態で流下させる球誘導樋22および
開口窓16の側方に位置して屈曲誘導樋23が設けら
れ、この屈曲誘導樋23の下流端に払出信号によりパチ
ンコ球を払出す球払出装置24が接続される。なお、本
実施の形態において球タンク20,球誘導樋22および
屈曲誘導樋23,球払出装置24を機構板15に設ける
ようにしたが前面枠2側に直接設けるようにしてもよ
い。
【0023】前記球払出装置24の下方に位置して該球
払出装置24から払出されたパチンコ球を前面枠3の前
面の上部球受皿7の貯留部に導く球排出樋25と、該上
部球受皿7にパチンコ球が充満したとき、その余剰球を
下部球受皿8の貯留部に導く余剰球通路26が後面が開
口した樋状として形成されており、その後面開口がカバ
ー板27によって覆われている。また、機構板15の下
方には入賞球を集合する入賞球集合部28が形成され、
該入賞球集合部28に連通して入賞球を1個づつ機外に
排出する入賞球処理装置29が配設される。
【0024】前記球誘導樋22は図7に示されるように
長手方向に沿って設けられる仕切壁30によって上面が
開口した2条の球通路31,31が形成されている。一
方、前記屈曲誘導樋23は図3ないし図8に示されるよ
うに機構板15に当接する外板32と裏板33との間に
仕切壁34を設けて球誘導樋22の球通路31,31に
連通する2条の球通路35,35が形成され、該球通路
35,35にパチンコ球が貯留される。
【0025】各球通路35,35には上部に径の大きい
湾曲通路部35a,35aが設けられ、その下部に垂直
通路部35b,35b、さらにその下部にくの字形の屈
曲通路部35c,35cが形成されており、前記湾曲通
路部35a,35aの外周面を切欠いた開口36を塞ぐ
位置には軸38により弧状の球切れ検知用レバー37,
37が揺動自在に設けられている。また、該球切れ検知
用レバー37,37の後面に遮蔽板39を備え、図6鎖
線に示す球切れ時に後述する球切れ検知スイッチとして
の光電式スイッチ40を遮るようにしている。前記光電
式スイッチ40は、投光部から受光部に向かう光軸を遮
ることにより検出信号が発信され前記球切れ報知ランプ
13を点灯または点滅して球切れを報知するようにした
ものである。さらに、各球切れ検知用レバー37,37
の下端と前記垂直通路部35b,35bの一側壁351
上端との間の底面に両球通路35a,35aに共通した
球抜口41が設けてあり、該球抜口41の下方に球抜通
路42が設けられている。また、球抜口41には可動部
材43および規制部材44からなる球抜装置45が設け
られている。46は球抜装置45部分を覆うカバー部材
であって、前記球切れ検知用の光電式スイッチ40の誤
作動を防止するため黒色の樹脂により形成されている。
また、該カバー部材46の上部には前記操作開口11か
ら差し込まれる操作棒Sのガイド溝47が形成されてい
る。なお、前記球切れ検知スイッチはリミットスイッチ
または電磁式,静電容量式等の検知形式のセンサを使用
することも可能である。
【0026】前記可動部材43は板状部43aが前記球
抜口41を開閉するように回動自在に軸支48され、前
記球抜口41を閉塞する第一位置と、球抜口41を開放
する第二位置に変位自在に設けられる。常には自重によ
り第一位置に付勢され、板状部43a上面に乗る球荷重
により図6鎖線のように下向きに回動して第一位置に変
位する。そして、球抜きが終了して板状部43a上面に
パチンコ球が乗らなくなり球荷重から解放されると、重
錘部49の付勢力で同図実線の球抜口41を閉じる第一
位置に回動復帰するようになっている。
【0027】また、可動部材43の板状部43a上面に
は球通路35,35の下流側を低くした傾斜状の段部5
0を設けている。該段部50より下流側の下流板部はパ
チンコ球が1個乗る程度の広さに形成され、球タンク2
0から球払出装置24にパチンコ球が導かれ、屈曲誘導
樋23内に複数のパチンコ球が連続している状態では、
前記可動部材43の下流板部上面に丁度パチンコ球1個
が載る状態となっている。そして、可動部材43の板状
部43aが位置する球通路35,35の上側壁352に
前記段部50と対向させてほぼ同じ形状の段部51が設
けられている。また、可動部材43の先端部は鉤状に屈
曲して、その先端が垂直通路部35b,35bの一側壁
351上端とほぼ合致する位置にある。そして、球荷重
により可動部材43の板状部43aが撓んでも該板状部
43aの先端部が垂直通路部35b,35bの一側壁3
51上端より上方に位置して側壁351によりパチンコ
球の流下に支障をきたさないようにしている。つまり可
動部材43の先端屈曲部は可動部材43の撓み範囲の長
さである。なお、重錘部49の重さは可動部材43の板
状部43a上面に載るパチンコ球1個の荷重で可動部材
43が回動する重さが選ばれる。また、可動部材43の
側方に位置して前記規制部材44と係合すると共に規制
部材44の揺動面内に干渉して復動を阻止する復動阻止
手段としてのカム片53が設けられている。該カム片5
3は、規制部材44と係合する係合部53aと可動部材
43が第二位置に変位中において規制部材44の揺動面
内に干渉して復動を阻止する復動阻止部53bを有して
いる。該復動阻止部53bは可動部材43が第二位置に
変位中においては常に規制部材44の揺動面内に位置す
る形状大きさが選ばれる。
【0028】一方、前記規制部材44は後側壁33の後
面に位置して前記検知用レバー37,37と同軸上38
に上下方向へ回動自在に設けられており、全体形状をほ
ぼ逆L字状として下端に前記可動部材43の係合部53
aに係合する係止部54を形成し、軸部を介して操作片
55が設けられる。前記係止部54は軸38を中心とし
た円弧状に形成され、前記操作片55は図7および図8
に示すように前面側を前記操作開口11から挿通される
操作棒Sの押圧により規制部材44が図5矢印に示す反
時計回りに回動するような傾斜面55aとしている。
【0029】常態において、前記可動部材43は自重に
より図6実線位置に回動付勢されて板状部43aが仕切
壁34に当接することにより回動規制されている。一
方、前記規制部材44は自重により回動付勢されており
カバー体56に設けた位置決め手段としての規制片57
により係止部54が係合部53aに対向位置すると共に
操作片55が前記操作開口11に位置するように常態位
置を規制している。このとき係止部54および係合部5
3aは接触することなく僅かな間隔をもって対向位置さ
せるのが好ましい。そして、屈曲誘導樋23にパチンコ
球が供給されて球通路35にパチンコ球が貯留すると前
記可動部材43が僅かに回動し、係合部53aが規制部
材44の係止部54と接触係合して該可動部材43を球
抜口41を閉じる第一位置に拘束するようにしている。
このとき可動部材43は、前記係合部53aの接触端部
が規制部材44および可動部材43の揺動軸38,48
を結ぶ直線より外側に位置して球抜方向への回動を阻止
している。また、可動部材43の板状部43aは僅かに
下動するも板状部43a先端部が垂直通路部35b,3
5bの一側壁351上端より上方に位置するためパチン
コ球の流下に支障はない。一方、規制部材44は前記カ
ム片53が回転軸38を中心とした規制部材44の移動
軌跡である円弧面内に干渉しないことから操作可能状態
にある。なお、可動部材43の第一位置を位置決めする
位置決め手段を別途設けるようにしてもよい。
【0030】次に球抜操作について説明する。各球通路
35,35にパチンコ球が貯留された状態で、図7およ
び図8に示すようにパチンコ機の前面に設けられた操作
開口11に針金等の操作棒Sを挿通する。すると、操作
棒Sの先端部がカバー部材46のガイド溝47を介して
操作片55の傾斜面55aに当接押圧する。この押圧作
用により規制部材44は図5に示すように反時計回りに
回動して、係止部54と係合部53aとの接触係合を解
除し可動部材43がフリー状態となる。そして、可動部
材43がフリー状態となると板状部43a上のパチンコ
球の荷重により可動部材43が球抜口41を開放する第
二位置に回動変位して、前記板状部43aの下流板部上
面に乗るパチンコ球が後続のパチンコ球によって下方へ
押し出され先頭で球抜口41を落下する。さらに、後続
するパチンコ球がこれに続きほぼ一列になって球抜通路
42に落下する。このように球抜通路42の入口部付近
にパチンコ球が団子状になだれ込んで球詰りすることな
くパチンコ球が球抜通路42へ落下して球抜される。こ
のとき規制部材44は自重により復動しようとするも該
規制部材44の移動軌跡内に可動部材43のカム片53
が回動して係合部53aおよび復動阻止部53bが干渉
することにより、該復動阻止部53bに規制部材44が
接触して復動が阻止される。このとき規制部材44の荷
重は当然のことながら可動部材43の第一位置への復動
変位を阻止しない荷重が選ばれる。
【0031】そして、球抜きされて球タンク20および
球誘導樋22の貯留球がなくなると、板状部43aの球
荷重から解放されて可動部材43が自重により球抜口4
1を閉塞する第一位置に復動変位すると共に復動阻止部
53bが規制部材44の移動軌跡である円弧面内から後
退する。それに伴い復動阻止部53bに接触して復動を
阻止されていた規制部材44も復動阻止部53bに接触
しながら自重により回動し、前記復動阻止部53bが規
制部材44の移動軌跡の円弧面内から完全に後退すると
規制部材44が規制片57に規制され、係止部54が係
合部53aに対向して係合可能な所定位置に復動する。
このとき係止部54および係合部53aは接触状態でな
いため規制部材44の復動も抵抗なくスムーズとなる。
そして、球通路35,35にパチンコ球が貯留可能とな
り、パチンコ球が供給され貯留されても係止部54およ
び係合部53aが接触係合し可動部材53が規制部材4
4により固定保持され回動不能となる。
【0032】このように可動部材43が第二位置の状態
において規制部材44の移動軌跡内に干渉する復動阻止
手段(復動阻止部53b)を設けて、前記復動阻止部5
3bにより規制部材44の復動を阻止するようにしたの
で、規制部材44を操作する球抜操作を一度行えば球抜
終了時に可動部材43が球抜口41を閉塞すると共に規
制部材44が自動的に復動して可動部材43を回動不能
状態とすることができる。このため、可動部材43が球
抜口41を開放したままになる不具合がなく、特にホー
ル等で多くのパチンコ機の球抜きを行う球抜き作業が簡
単となり作業効率が著しく改善される。なお、可動部材
43および規制部材44の軸支方向は実施の形態に限定
されるものではなく、機構板15または球の流下方向に
対して直交または平行状に設けるようにしてもよい。さ
らに、可動部材43および規制部材44の軸支方向を異
ならせてもよいのはいうまでもない。
【0033】また、規制部材44と検知用レバー37の
揺動軸38と同軸上としたが、図9に示すように可動部
材43の重錘部49上方に位置して規制部材44を軸5
8により揺動自在に設けるようにしてもよく、後側壁3
3と前側壁32との間に収めることができる。この実施
の形態において重錘部49上面を係合部59として常態
で規制部材44の係止部54が係合部59に係止して可
動部材43が球抜口41を閉塞する第一位置を固定保持
する。そして、球抜操作により規制部材44を揺動させ
係止部54の係止を解除して同図鎖線に示すように可動
部材43が揺動することで規制部材44の揺動面内に重
錘部49が入り込みさらに規制部材44を揺動させる。
球抜きが終了すると自重により可動部材43が同図実線
位置に復動し、それに伴い規制部材44も重錘部49に
接触しながら復動して係止部54が可動部材43の係合
部59に接触位置して可動部材43の第一位置を係止保
持し、パチンコ球が球通路35,35に貯留可能とな
る。このとき、検知用レバー37が球通路35,35内
に臨んで光電式スイッチ40を遮蔽板39が光軸を遮る
ことにより、前記球切れ報知ランプ13が点灯または点
滅して球切れを報知することから該球切れ報知ランプ1
3が球抜が確実に終了したかを確認する確認手段とする
ことができる。つまり球切れ報知ランプ13が点灯また
は点滅しなければ、何らかの原因で球抜きの途中で可動
部材43および規制部材44が復動して、球抜口41を
閉鎖してまだ球通路35にパチンコ球が残っていること
になるため、再度球抜き操作を行い確実に球抜きするこ
とができる。
【0034】また、前記検知用レバー37をそのまま規
制部材として利用してもよく、さらに図10に示すよう
に検知用レバー37を規制部材と兼用するようにしても
よい。このとき可動部材43の軸支部に揺動阻止手段を
兼ねた係合部83が形成されている。一方、規制部材と
しての検知用レバー37には揺動軸38を中心とした円
弧状部を有した係止部54が形成され、上部を操作片5
5としている。常態において前記係合部83の接触端部
が規制部材44および可動部材43の揺動軸38,48
線を跨いで両側に位置するため可動部材43の両方向の
回動を阻止して検知用レバー37を作用させることはな
い。該係止部54は検知用レバー37が球切れを検知し
て同図(イ)鎖線に示すように球通路35内に臨んでも
係止部83と対向位置にあり、可動部材43が球抜口4
1を閉塞する第一位置を保持するようにしている。ま
た、球抜操作により検知用レバー37を同図(ロ)鎖線
に示すように可動して、係止部54と係合部83の係合
を解除し、可動部材43が同図鎖線位置に回動すること
により係合部83が検知用レバー37の揺動軌跡内に干
渉することで検知用レバー37の復動を阻止した接触状
態となる。そして、球抜終了後に可動部材43が第一位
置に復動して係合部83が検知用レバー37の揺動軌跡
内から後退して検知用レバー37が係合部83により一
旦解除方向に揺動するも完全に係合部83が検知用レバ
ー37の揺動軌跡内から後退することにより復動し、可
動部材43の第一位置を接触係止保持する。なお、可動
部材43および規制部材としての検知用レバー37は互
いに滑りのよい材質により成形するのが好ましい。
【0035】また、球抜状態を報知する報知手段を設け
るのが好ましく、例えば図10に示す実施の形態におい
て説明する。検知用レバー37の遮蔽板39を常態にお
いて光電式スイッチ40を跨ぐように設け、図10
(イ)鎖線に示す球切れ時に遮蔽板39が光電式スイッ
チ40を遮蔽して球切れを検知して前記球切れ報知ラン
プ13で報知するのは当然であるが、図10(ロ)鎖線
に示す球抜状態においても遮蔽板39が光電式スイッチ
40を遮蔽して球抜状態を球切れ報知ランプ13で報知
するようにして、球抜きが終了して可動部材および規制
部材が所定位置に復動することで光電式スイッチ40の
遮蔽を解除して報知ランプ13の消灯により球抜きの終
了を確認することができる。なお、別途球抜状態を検知
する検知手段としての検知スイッチおよび報知手段とし
ての報知ランプを設けるようにしてもよく、検知手段お
よび報知手段を別途設けることで検知用レバー37を規
制部材と兼用しない他の実施の形態にも適用することが
できる。このように球抜状態を報知するようにすること
で、球抜状態が視認できない特に閉店後のホールで多く
のパチンコ機の球抜きをする際に、万一可動部材が完全
に復動しきれなかった場合には報知ランプが点灯し続け
るために異常を発見することができ、実際に可動部材が
復動変位して完全に球抜口を閉塞しているかを視認する
ことなく確認することができ、確実な球抜き作業が行え
る等の効果がある。なお、球抜き報知手段として前記可
変表示装置12の表示部を利用して表示するようにして
もよい。なお、可動部材43及び規制部材44のどちら
も球抜終了後には完全自動復帰であることから、検知手
段は可動部材43及び規制部材44のどちらを検知する
ようにしてもよい。
【0036】また、上記実施の形態において、球抜口4
1を湾曲通路部35aと垂直通路部35b間の底面に設
けるようにしたが、湾曲通路部35aまたは垂直通路部
35bの側壁に開設して本発明の球抜装置を設けること
も可能である。
【0037】図11に、垂直通路部35bの一側壁35
1に球抜口41を形成した球抜装置45の実施の形態を
示す。球抜口41は、同時に複数個のパチンコ球が球抜
きされる大きさが選ばれる。なお、前記実施の形態と同
じ構成要素には同一符号を付して説明する。好ましくは
垂直通路部35bを、図11に示すように球抜きされる
最先のパチンコ球と該パチンコ球を支持するパチンコ球
の球心がずれるようにして、球抜きされる最先のパチン
コ球の球心が可動部材43側となるように僅かに屈曲さ
せるのがよい。可動部材43は、常態では重錘部49に
より球抜口41を板状部43aで閉塞するように軸支4
8され、ストッパー片43bにより通路35b側への回
動を規制すると共に、前記重錘部49が復動阻止部とな
り側面を係合部59としている。一方、規制部材44
は、一端に係止部54が形成され操作片55の荷重によ
り該係止部54が前記係合部59に係合するように軸支
58されている。このとき、前記重錘部49の荷重は前
記操作片55の荷重より大きく設定され、パチンコ球の
荷重より小さく設定されている。
【0038】次に上記球抜装置45の球抜操作について
説明する。前記実施の形態と同様にパチンコ機の前面側
からの操作棒Sまたは裏面側から直接操作片55を操作
して、係止部54と係合部59の係合を解除すると、可
動部材43の板状部43aが垂直通路部35bのパチン
コ球の荷重により押されて、可動部材43が図11鎖線
で示す球抜口41を開放する第二位置に揺動し球抜され
る。そして、球抜口41からパチンコ球が球抜きされて
いる状態では、前記規制部材44は重錘部49により復
動を阻止されている。なお、前記ストッパー片43b
は、球抜き状態で連続して球抜きされるパチンコ球間に
隙間が生じても、必ず球抜きされるパチンコ球が接触す
るようにする作用が働き、球抜き中に可動部材43が閉
塞動作して球抜口41を閉塞することがなく、最後まで
確実に球抜きが行われる。
【0039】球抜きが終了すると、可動部材43が重錘
部49の荷重により揺動復帰して球抜口41を閉塞する
と共に、可動部材43の復動により一旦揺動した規制部
材44が操作片55の荷重により揺動復帰して、係止部
54が可動部材43の係合部59に係合し、可動部材4
3の揺動を阻止する。なお、球抜口41を垂直通路部3
5bに開設するようにしたが、該通路部は傾斜状であっ
てもよい。
【0040】なお、実施の形態においてパチンコ機の前
面側から操作棒Sにより球抜き操作を行い、規制部材4
4を操作するようにしたが、パチンコ機の裏面側で直接
規制部材44を操作するようにしてもよいのは言うまで
もない。
【0041】次に球払出装置24に球抜装置を設けた実
施の形態について説明する。該球払出装置24は、図1
2ないし図15に示すように箱枠状のケース60に前記
屈曲誘導樋23の球通路35と連通しパチンコ球が貯留
する球貯留部としての供給通路61と、該供給通路61
に臨み最先のパチンコ球を支持する制御体としての回転
体62と、該回転体62の回転により供給通路61のパ
チンコ球が移動する屈曲通路63と、回転体62の支持
から外れ払出される排出通路64とを備え、ケース60
のカバー体65に前記回転体62を回転駆動する電気的
駆動源としてのモータ66が取付けられ、該モータ66
の回転軸66aに前記回転体62が固着されている。
【0042】前記供給通路61は少なくとも最先のパチ
ンコ球が回転体62に支持される通路幅(回転体の幅方
向)をパチンコ球が回転体62上をランダムに位置する
パチンコ球の径の2倍以上とした幅広に形成され、本実
施の形態において供給通路61の通路幅を供給通路61
内にパチンコ球がランダムに並列可能な24mmとして
いる。そして、屈曲通路63において通路幅を回転体6
2の中心側に絞り込み排出通路64でパチンコ球のほぼ
1個程度としている。また、制御体としての回転体62
は、周面外側にパチンコ球を支持する球支持面67を側
壁側に交互に形成したV溝状の球受部68を複数(本実
施の形態では6条)設けており、該球受部68は同時に
2個のパチンコ球を受け入れない幅として、1個は球支
持部68で支持するようにしている。前記排出通路64
には払出されたパチンコ球を1個ずつ検出するように検
出センサ69を設けており、該検出センサ69は、排出
通路64の外周を囲うように設けられ、略正方形状のプ
リント基板70のそれぞれ相対する2辺に発光部69a
と受光部69bとが実装され、該検出センサ69のそれ
ぞれの光軸がパチンコ球の通過方向と直交する一平面内
で排出通路64の中心にて交差するように配置してい
る。90は回転体62に制御される最先のパチンコ球を
検知する検知スイッチであり、球払出装置24内にパチ
ンコ球の有無を検知する。なお、該検知スイッチ90で
パチンコ球が検知されていない状態になると、球切れと
して前記球切れ報知ランプ13で報知される。
【0043】また、屈曲通路63に開設される球抜口7
1を介して球抜通路80が設けられ、前記球抜口71に
球抜装置72が設けられている。該球抜装置72は前記
球抜口71に可動部材73を支軸74により揺動自在に
配設し、その上方に位置して逆L字状の規制部材75が
同じく支軸76により揺動自在に設けられており、規制
部材75に突設した操作ピン79がカバー体65の長孔
81から臨んでいる。該長孔81は規制部材75の位置
決め手段の役割を果し揺動範囲を規制している。82は
可動部材73に設けられた重錘である。常には図12お
よび図13に示すように自重により該可動部材73が球
抜口71を閉塞する第一位置におり、前記規制部材75
の係止部77が可動部材73の係合部78に接触位置し
て可動部材73の第一位置を保持して供給通路61にパ
チンコ球が貯留可能な状態にある。前記球抜口71に臨
み屈曲通路63の一部をなす可動部材73の内面は、図
13に示すように供給通路61の最先のパチンコ球を回
転体62の球受部68とともに支持する支持面73a
と、回転体62の回転にともない球受部68に受け入れ
られたパチンコ球を排出通路64に誘導する回転体62
の支軸66aを中心とする円弧状のガイド面73bを有
する。
【0044】上記構成の球払出装置24は、供給通路6
1に球通路35からパチンコ球が供給されると図13お
よび図14に示すように、最先のパチンコ球が球受部6
8に受け入れられて後続のパチンコ球が球支持部67で
支持されたり供給通路61で連続してランダムに連なっ
て待機して、最先のパチンコ球が検知センサ90により
検知されている。この状態で払出し信号によりモータ6
6が駆動し、回転体62が回転すると、球受部68に受
け入れられたパチンコ球は図13に示すように球受部6
8で支持されつつ屈曲通路63の傾斜面で中央に移動し
ながら下降し、一旦後続のパチンコ球が回転体62の球
受部68と球受部68との間の周面に支持される。この
とき、供給通路61内のパチンコ球がバランスがとれて
球詰りのようになるものの、回転体62が回転し後続の
パチンコ球が球受部68に受け入れられることによりバ
ランスが崩れパチンコ球が球詰りすることなく流下す
る。そして、さらに回転体62が回転すると、図13お
よび図14に示すようにパチンコ球が球受部68の支持
から外れて排出通路64に落下し、検出センサ69によ
って検知されて球排出樋25に排出され、後続のパチン
コ球も同様に検出センサ69によって検知されて所定数
のパチンコ球が検知されるまで排出されることになる。
【0045】次に上記球払出装置24の球抜きは、供給
通路61内にパチンコ球がある状態で図12鎖線に示す
ように長孔81から臨む操作ピン79を操作して図15
鎖線に示すように規制部材75を揺動すると、規制部材
75の係止部77と可動部材73の係合部78の接触係
合が外れ、可動部材73に支持されてかかるパチンコ球
の荷重により可動部材73が球抜口71を開放する第二
位置に揺動し球払出装置24内のパチンコ球が球抜通路
80に球抜きされる。このとき可動部材73の係合部7
8が規制部材75の揺動面内に干渉する復動阻止部とな
り規制部材75は復動しようとするも可動部材73に復
動を阻止された接触状態にある。そして、球払出装置2
4内のすべてのパチンコ球が球抜きされると可動部材7
3が自重により球抜口71を閉塞する第一位置に復動す
ると係合部78が規制部材75の揺動面内から後退して
規制部材75の揺動阻止を解除する。そして、規制部材
75が自重により図15実線位置に復動し係止部77が
係合部78に接触係合し、可動部材73を球抜口71を
閉塞する第一位置に固定保持して供給通路61内にパチ
ンコ球が貯留可能となり払出しが可能状態となる。この
とき球払出装置24内にパチンコ球がないため前記検知
スイッチ90によって球無しを検知して報知ランプ13
が点灯または点滅して球切れを報知することから球抜き
が確実に終了したかを確認する確認手段とすることがで
きる。つまり球切れ報知ランプ13が点灯または点滅し
なければ、何らかの原因で球抜きの途中で可動部材73
および規制部材75が復動して球抜口71を閉鎖してま
だ供給通路61にパチンコ球が残っていることになるた
め、再度球抜き操作を行い確実に球抜きすることができ
る。
【0046】この実施の形態において供給通路61の通
路幅を複数のパチンコ球がランダムに並ぶ幅広とするこ
とにより、供給通路61内のパチンコ球は、通常の払出
し時および球抜き時に上下方向だけでなく左右方向にも
ランダムに動くため球圧が四方に分散すると共に、パチ
ンコ球どうしの接点がずれてパチンコ球の配列が変化す
ることにより球詰まりが発生することはない。そして、
パチンコ球が流下するたびに通路内のパチンコ球がラン
ダムに動き並び方が変化して振動が発生し、それがバイ
ブ効果となり屈曲誘導樋23は勿論のこと上流の球誘導
樋22および球タンク20の球詰りを解消することがで
きる。さらに、球誘導樋22および屈曲誘導樋23の球
通路35を供給通路61と同様に通路幅をパチンコ球が
ランダムに並ぶ幅広としてもよい。
【0047】なお、球払出装置は実施の形態に限定され
ることなく、供給通路61を幅広とすることなくパチン
コ球が単列で流下する通路幅としても、複数条で流下さ
せるようにしてもよい。また、制御体としての回転体を
スプロケット型の回転体としたが、スクリュータイプの
螺旋体または回転軸に複数の偏心円盤が互いに逆方向に
偏心した位置に固着されたもの、スプロケットを捻った
ような複数の螺旋条を備えた回転体としてもよい。この
ときそれぞれの回転体の回転軸方向は限定されるもので
はなく、通路部に対して縦,横,斜めであってもよい。
また、電気的駆動源をソレノイドとして供給通路に進退
自在に揺動する制御体を可動して払出す球払出装置であ
っても、回転体にかかる球荷重によりパチンコ球を払出
しソレノイド等の電気的駆動源により回転を制御する球
払出装置であってもよい。さらに、ケース体または回転
体に貯留される複数個のパチンコ球をまとめて払出す貯
め切り形式の球払出装置であってもよく、それぞれパチ
ンコ球が貯留される通路部または貯留部の側壁または底
壁に球抜口を開設して球抜装置を設けるようにすればよ
い。また、球払出装置の設置場所も屈曲誘導樋の下流に
限らず球タンクおよび球誘導樋下流に設けても、球タン
クおよび球誘導樋に一体または一体的に設けるようにし
てもよい。
【0048】なお、上記実施の形態において規制部材4
4,75を揺動自在に軸支するようにしたが、この実施
の形態に限定されることなく、例えば規制部材をガイド
部等により規制して直線方向に移動自在に設けるように
してもよい。規制部材は常には自重により下方に位置し
て可動部材と接触係合して可動部材を球抜口を閉塞する
第一位置に保持し、球抜操作により該規制部材を上動し
て可動部材との係止を解除し、球荷重により球抜口を開
放する第二位置に揺動した可動部材の規制阻止部が規制
部材の移動軌跡内に干渉することで規制部材と接触して
規制部材の復動を阻止し、球抜きが終了して可動部材が
球荷重から解放されて第一位置に復動変位するのに伴い
規制部材も可動部材に接触しながら自重により復動し
て、常態である可動部材と接触係合して可動部材を球抜
口を閉塞する第一位置に保持するようにすればよい。
【0049】また、上記した可動部材および規制部材を
自重により球抜口を閉塞する位置に付勢し復動するよう
にしたが、可動部材および規制部材の少なくとも一方を
スプリング等の付勢部材の付勢力によって復動するよう
にしてもよい。但し可動部材を付勢部材の付勢によって
復動するようにした場合には、該付勢部材の付勢力はパ
チンコ球1個の荷重で可動板が球抜口を開放するように
可動する程度の付勢力が好ましい。なお、可動部材およ
び規制部材をリンク部材等の別部材を介して作用させる
ようにしてもよい。
【0050】また、実施の形態において、屈曲誘導樋2
3の球通路35,35および球払出装置24の供給通路
61は、パチンコ球1個分の通路幅としたが、図16に
示すように上流側をパチンコ球が複列または半複列で流
下し得る21mm〜24mmの通路幅として、湾曲部に
よりパチンコ球がほぼ1列で流下する12mm〜15m
mとしてもよい。なお、通路幅はこの幅寸法に限定され
るものではなく、上流側をパチンコ球が3球乃至5球並
び得る通路幅としてもよい。この実施の形態において、
球抜口41は漸次通路幅を狭くする湾曲部に開設されて
おり、該球抜口41を閉塞するように可動部材43が揺
動自在に配設され、該可動部材43に球切れ検知機能を
付加するようにしている。そして、前記可動部材43の
揺動を規制する規制部材44が可動部材43の軸支部4
8上方に位置して揺動自在に軸支されている。このよう
に構成された球抜装置45は、規制部材44の操作によ
り係止部54と係合部59の係合が解除され、図16一
点鎖線に示すように可動部材43が通路部のパチンコ球
の荷重により揺動し球抜きされる。このとき、規制部材
44は可動部材43により復動を阻止されている。そし
て、球抜きが終了すると荷重から解放された可動部材4
3が復動し、それに伴って規制部材44が復動し係止部
54が係合部59に係合して可動部材43の揺動を規制
阻止することになる。
【0051】また、球通路35(供給通路61)内にパ
チンコ球がなくなると、図16二点鎖線に示すように前
記可動部材43が球通路35(供給通路61)内に入り
込んで、球切れ検知スイッチ105をオンして球切れを
報知するようにしている。但し、前記球抜き時にも該球
切れ検知スイッチ105がオンすることになるため、予
め球抜き時には該球切れ検知スイッチ105が作用しな
いようにしたり、予め補給の電源をオフして検知スイッ
チ105が作用しても補給されないようにしたりして、
球切れ報知を球抜き報知とするようにしてよい。また、
球抜き操作時に該球切れ検知スイッチ105が作用しな
いようにする作動スイッチを設けるようにしてもよい。
また、球切れ検知スイッチ105とは別に球抜報知用の
スイッチを設けるようにして、球抜時と球切れ時とを個
々に報知するようにしてもよい。なお、当然、可動部材
43に球切れ検知機能を付加することは、上記実施の形
態で示した屈曲通路部35a部であっても、垂直通路部
35b部であっても可能である。
【0052】本発明の球抜装置は、実施の形態で図示し
て説明した誘導樋および球払出装置の球抜きに限られる
ことなく球貯留部を有する球タンク20(誘導樋を一体
に設けた球タンクを含む)にも適用できる。さらに、上
下球受皿7,8の球抜装置にも適用可能であり、特に打
球を供給する上部球受皿7においては、球貯留部に連通
して設けられパチンコ球を整列して流下させる整流通路
に球抜口を開設して、該球抜口に球抜装置を設けるのが
好ましい。なお、前記整流通路の通路幅はパチンコ球1
個分に限定されるものではなく、例えば21mm,24
mmのようにパチンコ球がランダムに流下し得る通路幅
としてもよい。
【0053】図17は、下部球受皿8に球抜装置91を
設けた実施の形態を示す。下部球受皿8は、パチンコ球
を貯留する皿部92の最下部に球抜口93を開設し、該
球抜口93を閉塞する可動部材94を揺動自在に軸支9
5して、板状部94aで球抜口93を閉塞するように重
錘部96で付勢し、段部94bで皿部92側への回動を
規制している。そして、揺動自在に軸支102された規
制部材97の係止部98が前記可動部材94の重錘部9
6に係止して揺動を規制しており、規制部材97の他端
に形成された操作部99は、カバー部材100の開口1
01から外方に臨んで操作可能としている。103は可
動部材94の可動を検知する検知スイッチであり、該検
知信号が発信されるということは球抜口93が開放され
ていることになることから、該検知信号によりランプ等
を点灯させて開放状態を報知するようにするのがよい。
【0054】このように構成された球抜装置91の球抜
き作用は、開口101から臨んだ操作部99を操作して
係止部98と重錘部96との係合を解除すると、可動部
材94が皿部92のパチンコ球の荷重により揺動して球
抜口93を開放し、下部球受皿8の下方に配置した球箱
に球抜きする。このとき、可動部材94の揺動範囲はカ
バー部材100によって規制されている。そして、球抜
き状態においては、前記規制部材97は、重錘部96に
より復動を阻止されている。球抜きが終了すると、パチ
ンコ球の荷重から開放された可動部材94が重錘部96
の自重により揺動復帰し、それに伴い規制部材97も操
作部99の自重により復動し、係止部98が重錘部96
に係合して可動部材94の揺動を阻止する。また、球抜
きを途中でやめたり少量のパチンコ球を球抜きしたりす
る際には、操作部99を押し上げることで可動部材94
を強制的に復動させて球抜口93を閉塞させることがで
きる。なお、規制部材97を操作することなく直接可動
部材94を強制的に復動させても、別途可動部材94ま
たは規制部材97を強制的に復動させる操作部材を設け
るようにしてもよい。直接可動部材94を強制的に復動
させる際には、該可動部材94に操作部を設けるのが好
ましい。
【0055】図18に示すように規制部材97として皿
部8のカバー部材100の一部を可動自在としてもよ
く、常態では図18(a)に示すように規制部材として
のカバー部材100aの下面で可動部材94の重錘部9
6と接触係合して、可動部材94の可動を規制してお
り、カバー部材100aを同図鎖線に示すように操作す
ることで球抜きされ、板状部94aに球荷重が掛からな
くなると球抜き口93を閉塞してカバー部材100aが
復動する。このとき、図18(b)に示すようにカバー
部材100aを可動部材94より小さくして、該カバー
部材100aの荷重が板状部94aに掛かる球荷重より
小となるようにしたが、板状部94aに掛かる球荷重及
びデザインを考慮してカバー部材100aの大きさは任
意に変更可能である。なお、カバー部材100aを任意
で復動させることにより、球荷重に反して強制的に可動
部材94を可動させて球抜口93を閉塞させることがで
きる。また、図18(b)に示すように球抜口93を拡
大して設けることなく、複数に分割して1つの可動部材
94で閉塞するようにしてもよい。
【0056】これまで示した実施の形態において、可動
部材及び規制部材の軸支方向を同じものとして説明した
が、例えば軸支部が同一面上になく捻れ位置として揺動
方向を異ならせるようにしてもよい。また、重錘部側に
規制部材との係合部を設けて揺動を規制するようにした
が、球抜き口を閉塞する板状部側に係合部を設けて揺動
を規制するようにしてもよい。さらに、規制部材を操作
する操作部材を別途設けるようにしてもよい。
【0057】さらに、図19に前記可動部材43に球止
め機能を付加した実施の形態を示し、前記実施の形態と
同じ構成要素には同一符号を付して説明する。この実施
の形態において、屈曲通路部35aに球抜口41を開設
し球通路35の上側壁351に通常時には球圧逃し部と
なる段部51を設けて、該段部51により球止めするよ
うにしている。そして、規制部材44には可動部材53
の球止状態を係止する係止手段としての突起部106が
形成され、可動部材43に該突起部106が係合する係
止凹部107が形成されている。次にこの球抜装置45
の作用について説明する。先ず球抜きは、図19に示す
ように係止部54と係合部59が当接係合しパチンコ球
が貯留された状態で、規制部材44を図19(a)鎖線
に示すようにパチンコ機の前面側または裏面側から直接
作動すると、屈曲通路部35aの球荷重によって可動部
材43が傾動して球抜きされる。そして、球抜きが終わ
ると、可動部材43は荷重から解放されて図19(a)
実線位置に復動すると共に、規制部材44が復動して可
動部材43が球抜口41閉塞した状態で係止する。この
とき、可動部材43の自重により板状部43aが球通路
35内に入り込まないように仮規制する小突起108等
の規制手段を屈曲誘導樋23または機構板15に設ける
のが好ましい。
【0058】次に球止めの作用について説明する。図1
9(b)に示すように鎖線位置から前記小突起108を
乗り越えるようにして可動部材43を球抜方向と異なる
方向(実施の形態において球通路35方向)に移動させ
て、可動部材43を小突起108に圧着して仮止めする
と共に、前記規制部材44を操作して突起部106を係
止凹部107に係止して、可動部材43の球抜状態を保
持する。すると、屈曲通路部35aのパチンコ球は、図
19(b)実線に示すように球通路35の段部51によ
って流下を阻止され球止めすることができる。なお、可
動部材43に前記小突起108が嵌る凹部を設けて、小
突起108を凹部に嵌めて可動部材43を球止位置で係
止保持させるようにしてもよい。さらに、規制部材44
の軸支58位置を変える等して可動部材43を球止方向
に移動させると、規制部材44が自重により回動して可
動部材43に自動的に係止して球止状態を保持するよう
にしてもよい。なお、規制手段の設置個所および形状は
限定されることなく、板状部43aを直接仮規制するよ
うにしてもよい。例えば、可動部材43の側面に突起を
設け、該突起と相対する屈曲誘導樋23の側板部または
機構板15に可動部材43の球抜き時の回動範囲を規制
するように該突起が移動し得るガイド溝を設けてもよ
い。球止時には前記突起を前記ガイド溝から外れるよう
に移動させて、突起が屈曲誘導樋23の側板部または機
構板15に押圧することによって球止位置を仮止めする
ことも可能であり、前記ガイド溝から外れた位置に前記
突起が嵌る凹部を設けて該凹部に突起が嵌ることで球止
位置を係止保持するようにしてもよい。
【0059】図20に球止機能の他の実施の形態につい
て説明する。この実施の形態は、規制部材44に球止機
能を設けており、具体的には屈曲通路部35aに侵入す
る球止片109が形成されている。そして、常態では規
制部材44は小突起110により仮止めされ、屈曲通路
部35aへの侵入を阻止されている。この状態で球止め
をするには、規制部材44を図20一点鎖線に示すよう
に操作して球止片109を屈曲通路部35aに侵入させ
て球止めさせる。このとき、係合部59が係止部54に
形成された凹部111に嵌り球止状態を保持する。な
お、球抜き操作は、前記実施の形態と同様に作用して球
抜き終了後自動復帰する。
【0060】なお、球止方法については上記実施の形態
に限定されることなく、例えば可動部材43の球抜方向
を下方向として、球止方向をそれと異なる前後方向に移
動させるようにしてもよい。この場合、常態では例えば
球止爪が球通路35から後退して、可動部材43が球抜
方向に回動自在に装着されており、球抜き可能な状態に
ある。そして、球止時には可動部材43を手前に引いて
(または後方に押して)前記球止爪を球通路35内に臨
ませ球止させる。このとき、可動部材43が前面または
後面壁の切り溝に嵌るようにして可動部材43の回動を
阻止するようにすればよい。
【0061】また、前記実施の形態において、球抜装置
に球切れ検知機能または球止機能を備えるようにした
が、球抜装置に球切れ検知機能及び球止機能の双方を備
えるようにしてもよい。
【0062】なお、前記可動部材43及び規制部材44
を直線的に移動自在に設けるようにしてもよい。例えば
規制部材44を常には下方に位置して可動部材43と接
触係合させ、球抜操作により規制部材44を上方に移動
して可動部材43により復動を阻止するようにして、可
動部材43の復動により規制部材44を下方に復動可能
とすればよい。
【0063】実施の形態において弾球遊技機としてパチ
ンコ機を例に説明したが、他にアレパチ,雀球,パチン
コ球を賭数として回収して遊技するパチロットであって
もよい。また、本発明はパチンコ球のみならずコインま
たはメダルを遊技媒体として使用するスロットマシン等
の遊技機のコイン皿の遊技媒体抜取装置にも適用するこ
とができる。なお、遊技媒体としてのコインが転動して
供給される供給路の抜取り装置にも適応可能である。
【0064】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、球
抜口を閉塞する第一位置と球荷重により球抜口を開放す
る第二位置に変位自在に設けられる可動部材と、該可動
部材が球抜口を閉塞する位置に拘束または解除する規制
部材と、前記可動部材が第二位置に変位した状態におい
て前記規制部材の移動軌跡内に干渉し規制部材の復動を
阻止する復動阻止手段とを備えたので、一度の球抜操作
で確実に球抜きが行え、しかも球抜が終了するとともに
可動部材および規制部材が順次自動復帰して球抜口を確
実に閉塞保持することができ、球抜作業が簡単となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の裏面図である。
【図3】屈曲誘導樋の斜視図である。
【図4】屈曲誘導樋の一部分解斜視図である。
【図5】屈曲誘導樋部分の正面図である。
【図6】図5の正面断面図である。
【図7】図5の平面断面図である。
【図8】図5の側断面図である。
【図9】他の実施の形態の屈曲誘導樋部分の正面図であ
る。
【図10】(イ),(ロ)はさらに他の実施の形態の屈
曲誘導樋部分の作用説明図である。
【図11】他の実施の形態の屈曲誘導樋部分の正面図で
ある。
【図12】球払出装置の正面図である。
【図13】図12の正面断面図である。
【図14】図12の側断面図である。
【図15】図12の球払出装置の球抜きの説明図であ
る。
【図16】他の実施の形態の通路部を示す正面断面図で
ある。
【図17】下部球受皿の球抜きを示す側断面図である。
【図18】(a),(b)は図17の他の実施の形態を
示す説明図である。
【図19】(a),(b)は球止機能を備えた球抜装置
の作用を示す説明図である。
【図20】他の球止機能を備えた球抜装置の作用を示す
説明図である。
【符号の説明】
7 上部球受皿 8 下部球受皿 23 屈曲誘導樋 24 球払出装置 35 球通路(球貯留部) 37 検知用レバー(規制部材) 38 回転軸(支軸) 41 球抜口 43 可動部材 44 規制部材 45 球抜装置 48 軸(支軸) 53 カム片(復動阻止手段) 53b 復動阻止部 57 規制片(位置決め手段) 61 供給通路(球貯留部) 71 球抜口 72 球抜装置 73 可動部材 74 支軸 75 規制部材 76 支軸 78 係合部(復動阻止手段) 81 長孔(位置決め手段) 91 球抜装置 92 皿部(球貯留部) 93 球抜口 94 可動部材 97 規制部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球が貯留する球貯留部に開設される球抜
    口と、 該球抜口を閉塞する第一位置と球荷重により球抜口を開
    放する第二位置とに変位自在に設けられ常には第一位置
    に付勢される可動部材と、 該可動部材を第一位置に拘束または解除する規制部材
    と、 前記可動部材が第二位置に変位した状態において前記規
    制部材の移動軌跡内に干渉する復動阻止手段とを備え、 前記規制部材の解除操作によって前記可動部材が第二位
    置に変位すると共に前記復動阻止手段が前記規制部材の
    復動を阻止し、球抜きが終了して前記可動部材が第一位
    置に変位すると共に前記復動阻止手段が前記規制部材の
    移動軌跡内から後退することにより前記規制部材が復動
    し可動部材の第一位置を拘束するようにしたことを特徴
    とする弾球遊技機の球抜装置。
  2. 【請求項2】 前記規制部材および可動部材の少なくと
    も一方は自重により復動するようにしたことを特徴とす
    る請求項1記載の弾球遊技機の球抜装置。
  3. 【請求項3】 前記規制部材が可動部材の第一位置を拘
    束する位置決め手段を設けたことを特徴とする請求項1
    または2記載の弾球遊技機の球抜装置。
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