JP2003038797A - パチンコ遊技機の球払出装置 - Google Patents
パチンコ遊技機の球払出装置Info
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- JP2003038797A JP2003038797A JP2001234149A JP2001234149A JP2003038797A JP 2003038797 A JP2003038797 A JP 2003038797A JP 2001234149 A JP2001234149 A JP 2001234149A JP 2001234149 A JP2001234149 A JP 2001234149A JP 2003038797 A JP2003038797 A JP 2003038797A
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Abstract
を防ぎ、球センサの検知に異常をもたらしたり、アクチ
ュエータに過大な負荷を与える等の故障の原因を排除
し、球払出装置を常に円滑に作動し得るようにする。 【解決手段】 パチンコ球pの払出流路4の一側にアク
チュエータ9の作動によって該払出流路中に出没しパチ
ンコ球の流下を制動する作動体5を設けてなる球払出装
置において、該払出流路の作動体と相対する側壁にロー
ラ13を鉛直面内で回転自在なるように設けたり、パチ
ンコ球の圧力によって弾性的に出没自在なるように弾性
片20を設ける。
Description
それに付随する球貸出装置等に設けられ、パチンコ球の
流下を制動する球払出装置の構造に関するものである。
球払出装置は、作動体aが支軸bにより鉛直面内で回転
し得るように支持され、ソレノイドcを作動させること
によって該作動体aの嘴状に尖った先端部dがパチンコ
球eの払出流路fの一側に形成された窓孔gから該払出
流路中に突出することでパチンコ球eの流下を制止し得
るように構成されたものである。
は、例えば停電時等に作動体aが払出流路f中に突出し
たときその先端部dが偶然にもパチンコ球eの真中心を
突くと、図9に示したように該パチンコ球eがその先端
部dと相対する側壁との間に挟まって架橋状態となり、
該パチンコ球eは中途半端な状態となって球センサの検
知に異常をもたらすとともにソレノイドに過大な負荷を
与え、故障の原因となることがあった。
出装置や、スクリュー式の球払出装置においても見られ
るものであった。
題点を解消し、常に円滑に作動し得る球払出装置を提供
しようとするものである。
チンコ球の払出流路の一側にアクチュエータの作動によ
って該払出流路中に出没しパチンコ球の流下を制動する
作動体を設けてなる球払出装置において、鉛直面内で回
転自在なるローラをその外周面が該払出流路の作動体と
相対する側壁に露呈するように設けてなることを特徴と
する。また本発明は上記球払出装置において、ローラの
回転中心と、作動体の先端部が接触するパチンコ球の中
心とを結ぶ直線が、ローラの回転中心を高所とする45
度以下の傾斜の下傾線となるように設定したことを特徴
とする。また本発明は、パチンコ球の払出流路の一側に
アクチュエータの作動によって該払出流路中に出没しパ
チンコ球の流下を制動する作動体を設けてなる球払出装
置において、該払出流路の作動体と相対する側壁にパチ
ンコ球の圧力によって弾性的に出没自在なるように弾性
片を設けてなることを特徴とする。
態を説明する。図1は本発明の請求項1,2に係る球払
出装置の縦断面図で、1はパチンコ遊技機の裏側に設け
られた球貯留タンク等に連通しパチンコ球pが整列状に
て流下するように接続される球流入口、2は該流入口よ
り緩やかな下傾状に形成された緩傾斜樋である。該緩傾
斜樋の下端には屈折部3を介して急角度にて傾斜した払
出流路4が延設されている。
るように軸支され、嘴状に尖った先端部7が払出流路4
の一側に形成された窓孔8から出没し、パチンコ球pの
流下を制止し得るように設けられたプラスチック製の作
動体である。また、9は該作動体5に一体に形成された
係合部10にプランジャーヘッド11を係止させている
ソレノイドで、該ソレノイドを励磁することによってプ
ランジャーヘッド11がコイルバネ12の弾性に抗して
牽引されることから該作動体5は支軸6を中心として回
転し、その先端部7を払出流路4中に出没させる。
相対する側壁に外周面が露呈するように支軸14に鉛直
面内で回転自在なるように支持したローラである。な
お、図3に示したように、該ローラ13は、その回転中
心(即ち、支軸14)と、作動体6の先端部7が接触す
るパチンコ球の中心とを結ぶ直線Lがローラの回転中心
を高所とする45度以下の傾斜(この実施形態では角度
α=10度)の下傾線となるように設定される。
学式の球計数用センサで、該センサは作動体5により制
止されるパチンコ球pの僅かに下流位置で、しかも払出
流路4の中心線からずれた位置でその光軸が交差するよ
うに配置され、該作動体5による制止が開放された直後
のパチンコ球がこの光軸を遮ることで該パチンコ球を検
知し得るように配置される。
では図1に示したようにコイルバネ12の弾性により作
動体5の先端部7が払出流路4中に突出していて、該払
出流路4中のパチンコ球pの流下を制止している。そこ
で球払出制御装置からの指令によりソレノイド9が励磁
されプランジャーヘッド11が牽引されると、図2に示
したように作動体5の先端部7が払出流路4中から没す
るので、該払出流路4中のパチンコ球pは自重により払
い出される。
球が払い出されたところでソレノイド9が消磁される
と、コイルバネ12の弾性により作動体5の先端部7が
再び払出流路4中に突出し、パチンコ球pの流下が制止
される。その際、仮に図3に示したように、先端部7が
パチンコ球pに突き当たり、該パチンコ球pの中心とロ
ーラの回転中心とが直線状に連なったとしても該作動体
5は自在回転することから、こうした架橋状態が生じる
おそれはない。そして、上記直線Lがローラの回転中心
を高所とする45度以下の傾斜の下傾線となるように設
定されることで、球重量が作動体5に掛かるようになる
ので、作動体5がより軽敏に自在回転でき、架橋状態を
より確実に防ぐことができるようにする。
は、図示したように、停止時に緩傾斜樋2上に連なって
いるパチンコ球pの圧力が作動体5の先端部7に直接掛
からないようにしているとともに、該先端部7は緩傾斜
樋2の底面の略延長線方向に沿って出没動するようにし
ていることで、パチンコ球pから該作動体5の上面に加
わる摩擦力が可及的に軽減されるようにしている。
成しているので、該緩傾斜樋2を流下するパチンコ球p
の速度がこの屈折部3を通過することによって減速さ
れ、球計数用センサ15の光軸を一定速度以上で過ぎる
ことがなくなるので検出ミスを起き難くしている。
を導電性材料で形成するようにすれば、パチンコ球の静
電気がその接触によって逃がされ、帯電による誤作動等
を防止できるようになる。また、図示しないが、ローラ
13が回転する際にその動力で回転するようにファンを
設け、該ファンが回転するときに起きる風でソレノイド
9等が冷却されるようにし、その焼き付きを防止するよ
うにすることも可能である。
なくてもよいとともに、作用部のみを露呈させた切欠円
状のものとしてもよい。また、図示しないが、ローラ1
3を円錐形にすることでは、万一にも架橋したパチンコ
球がその円錐面の小径方向に逃げやすくできるので、架
橋防止に一層効果がある。
形態を示すもので、同図中、図1と同一符号は同一部分
を示す。この実施形態は、払出流路4の作動体5と相対
する側壁に薄い板バネ状の弾性片20を設け、該弾性片
がパチンコ球pの圧力によって弾性的に出没自在なるよ
うにするものである。このため、この球払出装置の場合
も作動体5の先端部7によりパチンコ球pを突き当てた
としても、弾性片20がその圧力によって没することで
架橋状態が形成され難くすることができる。
ものの他、図5に示したように波板状に形成したりする
ことで、該弾性片20のヘタリをなくし弾力性を長期に
わたり維持できるようになる。なお、該弾性片20の材
料としては厚さ0.1〜0.3の板バネを使用でき、そ
の弾力性は幅寸法によって最適なものに調節することが
できる。また、図6に示したように、弾性片20が払出
流路4中に弾性的に出没し得るように、該弾性片の背後
にコイルバネ21を設けたり、図7に示したように、弾
性片20を斜めに設け、その自重または錘22によって
該弾性片が払出流路4中に弾性的に出没し得るようにす
ることも可能である。
下を制動する作動体を回転自在に軸支した例を説明した
が、作動体はスライド移動する形態に設けられていても
よいことは勿論である。また、作動体の形態も図示した
ものの他、スプロケット状のもの、或いはスクリュー状
のもの等、他の形態のものにも適用できる。
球の払出流路の一側にアクチュエータの作動によって該
払出流路中に出没しパチンコ球の流下を制動する作動体
を設けてなる球払出装置において、該払出流路の作動体
と相対する側壁にローラを鉛直面内で回転自在なるよう
に設けたり、パチンコ球の圧力によって弾性的に出没自
在なるように弾性片を設けることによって、パチンコ球
が払出流路にて架橋状態になるのを防ぐことができる。
このため、球センサの検知に異常をもたらしたり、アク
チュエータに過大な負荷を与える等の故障の原因が排除
され、球払出装置を常に円滑に作動し得るようにする有
益な効果がある。
施形態を示した縦断面図。
の実施形態を示した縦断面図。
の実施形態を示した縦断面図。
の実施形態を示した縦断面図。
Claims (3)
- 【請求項1】 パチンコ球の払出流路の一側にアクチュ
エータの作動によって該払出流路中に出没しパチンコ球
の流下を制動する作動体を設けてなる球払出装置におい
て、鉛直面内で回転自在なるローラをその外周面が該払
出流路の作動体と相対する側壁に露呈するように設けて
なることを特徴としたパチンコ遊技機の球払出装置。 - 【請求項2】 ローラの回転中心と、作動体の先端部が
接触するパチンコ球の中心とを結ぶ直線が、ローラの回
転中心を高所とする45度以下の傾斜の下傾線となるよ
うに設定したことを特徴とする請求項1に記載のパチン
コ遊技機の球払出装置。 - 【請求項3】 パチンコ球の払出流路の一側にアクチュ
エータの作動によって該払出流路中に出没しパチンコ球
の流下を制動する作動体を設けてなる球払出装置におい
て、該払出流路の作動体と相対する側壁にパチンコ球の
圧力によって弾性的に出没自在なるように弾性片を設け
てなることを特徴としたパチンコ遊技機の球払出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001234149A JP4778637B2 (ja) | 2001-08-01 | 2001-08-01 | パチンコ遊技機の球払出装置 |
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Publications (2)
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JP2003038797A true JP2003038797A (ja) | 2003-02-12 |
JP4778637B2 JP4778637B2 (ja) | 2011-09-21 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP4778637B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013154204A (ja) * | 2013-04-08 | 2013-08-15 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
JP2015006492A (ja) * | 2014-10-01 | 2015-01-15 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2016168391A (ja) * | 2016-06-22 | 2016-09-23 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
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JP2002177559A (ja) * | 2000-12-11 | 2002-06-25 | Heiwa Corp | 球払出装置 |
JP2003019309A (ja) * | 2001-07-06 | 2003-01-21 | Adachi Light Co Ltd | 球払出装置 |
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-
2001
- 2001-08-01 JP JP2001234149A patent/JP4778637B2/ja not_active Expired - Fee Related
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