JP4798877B2 - バルジ成形用Al−Mg系アルミニウム合金中空押出材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車や鉄道車両又は建築部材のフレームあるいは接合部等の成形に好適なバルジ成形性が優れたアルミニウム合金中空押出材に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、地球の温暖化及びオゾン層の破壊など環境問題の観点から、大気中の炭酸ガス等の増加を抑制するために、自動車の軽量化及び電気自動車の導入などが本格的に検討されている。
この軽量化の一貫として、素材の置換、すなわち従来自動車用構造材に主として使用されてきた鋼板の代わりにアルミニウム合金材の使用が増加している。また、電気自動車においても電池を積載するための重量増加を補償するために車体を軽量化する必要が強く求められている。さらに、長手方向に一定ではあるが自由な断面形状が得られる押出材は設計の自由度を広げ、最終形状に近い断面形状を得ることで成形性を向上できるなど、アルミニウム合金材の使用が注目され、例えば特開2000−177621号公報には、サスペンションサブフレームの製造にアルミニウム合金押出材を用いることが記載されている。
【0003】
一方、車体組立時にフレーム同士を接合する際に用いる継手部材や、サスペンションサブフレーム等、複雑形状の部品の成形方法として、バルジ成形が着目され、例えば、Al−Mg系アルミニウム合金溶接管をバルジ成形したものをサスペンションサブフレームとして用いることが公知である。そのほか、特開平5−212464号公報には、5000系(Al−Mg系)アルミニウム合金板を液圧成形することが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
Al−Mg系アルミニウム合金の場合、これまで成形加工性の面で一般に有利とされる焼きなまし材(O材)が、バルジ加工用素材として用いられてきた。しかし、バルジ成形の張出高さが高くなると張出部の頂部に亀裂が入り、大きく張出成形をすることができなかった。
本発明は、Al−Mg系アルミニウム合金のバルジ成形に関して、このような問題点に鑑みてなされたもので、バルジ成形性(特に張出高さ)に優れ、自動車や鉄道車両又は建築部材のフレーム及び接合部材等の成形に好適なAl−Mg系アルミニウム合金中空押出材を提供することを目的としてなされたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るバルジ成形用Al−Mg系アルミニウム合金中空押出材は、Mg:1.5〜5.0%及びTi:0.005〜0.2%を含有し、調質がH112(JISH0001参照)であることを特徴とするバルジ成形用Al−Mg系アルミニウム合金中空押出材である。本発明においてバルジ成形とは、流体圧を利用して部材の一部を膨出させること(ハイドロフォームと呼ばれることもある)、及び部材の外側を負圧にすることにより部材の一部を膨出させることを意味する。
【0006】
【発明の実施の形態】
上記Al−Mg系アルミニウム合金は、上記以外の添加元素として必要に応じて、例えばMn、Cr、Zr及びVの1種又は2種以上を含み、さらに不可避不純物としてFe、その他の元素を含むことができる。以下、本発明に係るアルミニウム合金中空押出材における各成分の添加理由について説明する。
Mg
Mgはアルミニウムのマトリックス中に固溶し、合金強度を向上させる。自動車のフレーム又は継手部材等の構造部材として必要な強度(耐力値σ0.2≧50MPa)を得るためには、Mgは1.5%以上の添加が必要である。しかし、5.0%を越えて添加されると固溶量が過剰となり、優れたバルジ成形性が得られない。従って、Mg含有量は1.5〜5.0%とする。より望ましい範囲は2.0〜4.0%である。
【0007】
Ti
Tiは鋳造時における結晶粒を微細化することにより合金強度を向上させる。この効果を発揮させるには、Ti添加量は0.005%以上とすることが必要である。一方、Ti添加量が0.2%を超えると前記効果が飽和し、さらに、粗大な金属間化合物が晶出して所定の合金強度が得られなくなる。従って、Tiの含有量は0.005〜0.2%とし、より望ましくは0.01〜0.1%、さらに望ましくは0.01〜0.05%とする。
【0008】
Mn、Cr、Zr、V
これらの元素は製造工程における組織制御、すなわち結晶粒の粗大化を防止し耐応力腐食割れ性を改善するために、必要に応じて1種又は2種以上が添加される。それぞれ、0.05%、0.05%、0.05%、0.01%以下ではその効果がなく、1.5%、0.5%、0.3%、0.3%を超えると前記効果が飽和し、また粗大な金属間化合物が晶出して所定の合金強度が得られなくなる。
【0009】
不可避不純物
不可避不純物のうちFeはアルミニウム地金に最も多く含まれる不純物であり、0.5%を超えて合金中に存在すると鋳造時に粗大な金属間化合物を晶出し、合金の機械的性質を損なう。従って、Feの含有量は0.5%以下に規制する。また、アルミニウム合金を鋳造する際には地金、添加元素の中間合金、化合物等様々な経路より不純物が混入する。混入する元素は様々であるが、Fe以外の不純物のうちSiは0.4%以下、Cuは0.2%以下、Znは0.3%、その他の不純物は単体で0.05%以下、総量で0.15%以下であれば合金の特性にほとんど影響を及ぼさない。従って、これらの不純物は上記の数値以下とする。なお、不純物のうちBについてはTiの添加に伴い合金中にTi含有量の1/5程度の量で混入するが、より望ましい範囲は0.02%以下、さらに0.01%以下が望ましい。
【0010】
前記組成のAl−Mg系アルミニウム合金押出材において、調質がH112材であるときバルジ成形性に優れるのは、均一伸びが大きいことによりバルジ成形の際の張出部の変形が局所的とならず、全体的に変形して歪が分散し、より強い加工に耐え得るためと推測される。H112材は押し出したままで適度に転位が導入されているので、それにより変形時に転位の動きが阻害され、結果として変形が分散され、均一伸びが大きくなると考えられる。一方、従来バルジ成形に用いられていたO材は、転位が除去されているため転位の活動が容易であり、変形が局所に集中して均一伸びが比較的小さくなり、その結果、張出部の変形が局所に集中して亀裂が発生しやすくなると考えられる。
【0011】
本発明に係るAl−Mg系アルミニウム合金中空押出材は、種々の押出方式で製造することができるが、直接押出より間接押出の方が、押出材表面に粗大な再結晶粒が形成されるのを防止する意味で望ましく、また、ポートホール方式も可能であるが、ポートホール方式よりマンドレル方式の方が、断面における組織の均一性を確保する(溶着部がない)意味で望ましい。なお、押出後にストレッチ(矯正)を行ったものもH112材に含まれる。
【0012】
【実施例】
次に、本発明の実施例について説明する。
先ず、下記表1に示す組成のアルミニウム合金鋳塊を通常の方法により溶製し、これらの鋳塊に対し520℃×4hrの均質化処理を施し、押出温度が520℃、押出速度が5m/minの条件で押出加工を行い、No.1〜8については、外径が38.5mm、肉厚が1.5mmの丸パイプ、No.9については外径が47.0mm、肉厚が1.5mmの丸パイプを得た。なお、押出直後に材料をファン空冷(冷却速度約100℃/min)で冷却した。No.1〜5についてはそのまま、No.6〜8についてはストレッチ後380℃×2hrの焼きなまし、No.9については抽伸をして外径38.5mm、肉厚1.5mmとし(H34)、それぞれを供試材とした。
【0013】
【表1】
Figure 0004798877
【0014】
この供試材について、JIS12A号試験片を作成し、JISZ2241に準拠して引張試験を実施し、引張強さσB、耐力σ0.2及び全伸び(破断までの伸び)を求めた。さらに引張試験で得た応力−歪み線図に基づき、最大応力を示す点までの伸びを均一伸びとして求めた。その結果を表2に示す。
また、この供試材を長さ177mmに切断し、バルジ成形試験を行った。図1はバルジ成形試験方法を示す模式図であり、下型1に各供試材(パイプ)5をセットし、マンドレル2、3をパイプの端面に挿入した後上型4を締め、マンドレル2、3内部の穴2a、3aに水6を通しパイプ内部に圧力をかけると同時に、マンドレル2、3を移動させてパイプを長手方向に圧縮することでT型の成形を行った。なお、内圧(水の圧力):14.7MPa、マンドレル圧縮量:85mm(片側42.5mm)、張出高さ(図2参照):70mmに設定した。
バルジ成形性は張出頭頂部の表面に生ずる割れ(亀裂)の有無で評価した。その結果を下記表2に示す。ここで、割れなしを○、割れありを×と評価した。
【0015】
【表2】
Figure 0004798877
【0016】
この表2に示されるように、成分組成が本発明の規定を満たしH112材であるNo.1〜3はいずれもバルジ成形性が良好であり、耐力σ0.2も構造部材としての必要強度を満たす。一方、Mg量の多いNo.4はバルジ成形性に劣り、Mg量の少ないNo.5は耐力が不足している。また、O材であるNo.6〜7及びH34材であるNo.9は全伸びが小さいためかバルジ成形性が劣る。
なお、本発明に係る押出材は、端部のフランジ曲げなどの口広げ加工性、ヘミング加工性も良好である。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、所定組成のAl−Mg系アルミニウム合金中空押出材において、調質をH112とすることにより、優れたバルジ成形性が得られる。このAl−Mg−Si系アルミニウム合金中空押出材は、自動車や鉄道車両、船舶又は建築部材のフレーム及び接合部材等のバルジ成形用材料として好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例のバルジ成形試験方法を説明する模式図である。
【図2】 実施例のバルジ成形試験による張出高さの説明図である。
【符号の説明】
1 下型
2、3 マンドレル
4 上型
5 供試材(パイプ)

Claims (1)

  1. Mg:1.5〜5.0%(質量%、以下同じ)及びTi:0.005〜0.2%を含有するAl−Mg系アルミニウム合金中空押出材からなり、調質がH112であることを特徴とするバルジ成形用Al−Mg系アルミニウム合金中空押出材。
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