JPS59185520A - ホイ−ル製造用アルミニウム合金素管の製造法 - Google Patents
ホイ−ル製造用アルミニウム合金素管の製造法Info
- Publication number
- JPS59185520A JPS59185520A JP5863883A JP5863883A JPS59185520A JP S59185520 A JPS59185520 A JP S59185520A JP 5863883 A JP5863883 A JP 5863883A JP 5863883 A JP5863883 A JP 5863883A JP S59185520 A JPS59185520 A JP S59185520A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum alloy
- blank pipe
- heat treatment
- extrusion
- alloy blank
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
- B21C—MANUFACTURE OF METAL SHEETS, WIRE, RODS, TUBES OR PROFILES, OTHERWISE THAN BY ROLLING; AUXILIARY OPERATIONS USED IN CONNECTION WITH METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL
- B21C23/00—Extruding metal; Impact extrusion
- B21C23/02—Making uncoated products
- B21C23/04—Making uncoated products by direct extrusion
- B21C23/08—Making wire, bars, tubes
- B21C23/085—Making tubes
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
素管の製造法に係り、車幅用ホイールを製造するだめの
素材として冷間加工性に優れ、しかも強度が高く耐食性
も良好なアルミニウム合金素管の好ましい製造法を提供
しようとするものである。
素材として冷間加工性に優れ、しかも強度が高く耐食性
も良好なアルミニウム合金素管の好ましい製造法を提供
しようとするものである。
車幅用ホイールをアルミニウム合金材で製造することは
軽量で特異な光沢を有し、特に近時における省エネルギ
ー目的などにも即応することから広〈実施されていると
ころであり、又斯かるホイールをアルミニウム素管によ
って製造することについても例えば特開昭56〜1 3
’1 0 3 3号の如きに本出願人によって提案さ
れている。ところで斯様な目的に2いて採用されるアル
ミニウム合金トしてはJISA5005、5052、5
N01、5056、5083、5NO2、5454など
が知られているが、これらのものは強度若しくは成形性
の何れか一方又は双方に難点がある。例えばJIS A
5005、5052、5N01による押出管材は押出や
圧延ないし成形加工性においては好ましいとしてもM9
%が一般的に1〜2%程度で、最高でも28%と低いた
め機械的強度や耐疲労性のような強度特性において必ず
しも好ましいものでなく(δβ中20(−以下)、又組
織的にも20ト300μmのように大きな再結晶粒とな
るため曲げ成型加工したときの圧縮面に散状欠陥が発生
し易く、この散状欠陥は製品の疲労W性を劣化させる。
軽量で特異な光沢を有し、特に近時における省エネルギ
ー目的などにも即応することから広〈実施されていると
ころであり、又斯かるホイールをアルミニウム素管によ
って製造することについても例えば特開昭56〜1 3
’1 0 3 3号の如きに本出願人によって提案さ
れている。ところで斯様な目的に2いて採用されるアル
ミニウム合金トしてはJISA5005、5052、5
N01、5056、5083、5NO2、5454など
が知られているが、これらのものは強度若しくは成形性
の何れか一方又は双方に難点がある。例えばJIS A
5005、5052、5N01による押出管材は押出や
圧延ないし成形加工性においては好ましいとしてもM9
%が一般的に1〜2%程度で、最高でも28%と低いた
め機械的強度や耐疲労性のような強度特性において必ず
しも好ましいものでなく(δβ中20(−以下)、又組
織的にも20ト300μmのように大きな再結晶粒とな
るため曲げ成型加工したときの圧縮面に散状欠陥が発生
し易く、この散状欠陥は製品の疲労W性を劣化させる。
一方JISA5056.5083.5N02によるもの
は吟が一般的に4〜5.5%程度で、少くとも3.5%
以上と相当に高く、従って前記したような機械的強度や
耐疲労性は高いが、押出、圧延および成形加工性におい
て著しく劣ったものとなる。これらに対しJIS A3
454′のものは吟が2.4〜3.0と中間的であって
強度的にはそれなりに好ましいが、Mn%が0.5〜1
.0%と多いので押出管の表層部に厚さで約300μm
の粗粒層が発生し、しかも内部はファイバー組織となり
、拡管成形してホイールとすると軸方向に割れが発生し
易いこととなる。
は吟が一般的に4〜5.5%程度で、少くとも3.5%
以上と相当に高く、従って前記したような機械的強度や
耐疲労性は高いが、押出、圧延および成形加工性におい
て著しく劣ったものとなる。これらに対しJIS A3
454′のものは吟が2.4〜3.0と中間的であって
強度的にはそれなりに好ましいが、Mn%が0.5〜1
.0%と多いので押出管の表層部に厚さで約300μm
の粗粒層が発生し、しかも内部はファイバー組織となり
、拡管成形してホイールとすると軸方向に割れが発生し
易いこととなる。
本発明は上記したような実情に鑑み仔細な検討を重ねて
創案されたものであって、MnチでMg:2.8〜3.
5%、Mガニ0.2〜0゜5%、Cr : 0.05〜
0.2%、Tt:0.001〜0.1%、B : 0.
0001〜0.01チを含有し、残部が〃および不可避
的不純物から成り押出成形された素管の軸線方向断面に
おける再結晶粒の大きさが平均粒径で100μm以下で
あることを特徴とするホイール製造用アルミニウム合金
鋳塊を提供するものであり、又その好ましい製造法とし
て前記組成をもったアルミニウム合金鋳塊を500℃以
上で3〜24時間の均質化熱処理をなしてから熱間加工
率(減面率であって、ビレット断面積をB1管体断面槓
をPとするとき、減[IiI率=(1−P−)X100
で表示されるンが95%以上の押出加工を行い、しかも
該押出加工時においてダイス出口に8ける温度を500
℃以上とすることを提案するものである。
創案されたものであって、MnチでMg:2.8〜3.
5%、Mガニ0.2〜0゜5%、Cr : 0.05〜
0.2%、Tt:0.001〜0.1%、B : 0.
0001〜0.01チを含有し、残部が〃および不可避
的不純物から成り押出成形された素管の軸線方向断面に
おける再結晶粒の大きさが平均粒径で100μm以下で
あることを特徴とするホイール製造用アルミニウム合金
鋳塊を提供するものであり、又その好ましい製造法とし
て前記組成をもったアルミニウム合金鋳塊を500℃以
上で3〜24時間の均質化熱処理をなしてから熱間加工
率(減面率であって、ビレット断面積をB1管体断面槓
をPとするとき、減[IiI率=(1−P−)X100
で表示されるンが95%以上の押出加工を行い、しかも
該押出加工時においてダイス出口に8ける温度を500
℃以上とすることを提案するものである。
即ち斯かる本発明によるものは押出、圧延および成形加
工性においてはJIS A3005.5052に相当し
た良好な結果を示し、しかも機械的性質や疲労強度にお
いては前記したJIS A3083および5056に相
当した高い値を示すもpであって、又拡管成形時におい
ても軸方向割れの発生などを見ることがないものであり
、このような本発明によるものについて先ずその成分組
成範囲に関する限定理由を説明すると以下の如くである
。
工性においてはJIS A3005.5052に相当し
た良好な結果を示し、しかも機械的性質や疲労強度にお
いては前記したJIS A3083および5056に相
当した高い値を示すもpであって、又拡管成形時におい
ても軸方向割れの発生などを見ることがないものであり
、このような本発明によるものについて先ずその成分組
成範囲に関する限定理由を説明すると以下の如くである
。
棒は、このような〃−均系合金は固溶体硬化型合金であ
つCMgの固溶量が多くなる程、機械的強度や疲労強度
は向上することは前記した通りであって、2.8%未満
ではこの効果が充゛分に得られないことになり、一方こ
の均が3.5チ以上になると加工硬化度が著しくなると
共に伸びが低下して成形性が悪くなり、成形加工中に材
料が破断し易くなるので2.8〜3.5%とする。なお
この均量についてはMnおよびCrの含有量を考慮して
具体的に決にすべきであって、これらのMnおよびCr
は何れも成形性を低下せしめる傾向を有するから、その
添加量が比較的多い場合には上記範囲内において低目に
選ぶこ−とが好ましい。
つCMgの固溶量が多くなる程、機械的強度や疲労強度
は向上することは前記した通りであって、2.8%未満
ではこの効果が充゛分に得られないことになり、一方こ
の均が3.5チ以上になると加工硬化度が著しくなると
共に伸びが低下して成形性が悪くなり、成形加工中に材
料が破断し易くなるので2.8〜3.5%とする。なお
この均量についてはMnおよびCrの含有量を考慮して
具体的に決にすべきであって、これらのMnおよびCr
は何れも成形性を低下せしめる傾向を有するから、その
添加量が比較的多い場合には上記範囲内において低目に
選ぶこ−とが好ましい。
勘は、後述するCrと共に何れも遷移元素であり、〃−
殉系合釡における再結晶粒が粗大化するのを防止するた
めに添加するものであって、均質化熱処理において固溶
量くは一部品出せしめ、該晶出物を高温押出加工時に更
に一部固溶化ないし微細分散化させて# −M?L。
殉系合釡における再結晶粒が粗大化するのを防止するた
めに添加するものであって、均質化熱処理において固溶
量くは一部品出せしめ、該晶出物を高温押出加工時に更
に一部固溶化ないし微細分散化させて# −M?L。
At−Cr、At−吟一馳−Cr等の微細化合物とし、
前記のように固溶しているものはその後の冷却過程で微
細晶出物となると共に高度加工による内部歪と相俟って
朽i晶核を多数発生せしめ再結晶組織の好ましい微細化
をもたらし、疲労強度を向上するものである。然してM
nは鋳塊金属組織中において結晶粒内に固溶し熱処理で
微細粒子となって分布するものであって、0.2%以下
では上記のような効果を適切に得ることができず、一方
0.5%以上となるとMn粒子が多くなって一種の析出
硬化作用を呈しその成形性が損われ、又硬くて脆い励主
体の巨大晶を発生して成形性を低下し且つノツチ感受性
が高くなって成形加工中に割れが発生することとなるの
でこれを上限とし、0.2〜0.5%とした。
前記のように固溶しているものはその後の冷却過程で微
細晶出物となると共に高度加工による内部歪と相俟って
朽i晶核を多数発生せしめ再結晶組織の好ましい微細化
をもたらし、疲労強度を向上するものである。然してM
nは鋳塊金属組織中において結晶粒内に固溶し熱処理で
微細粒子となって分布するものであって、0.2%以下
では上記のような効果を適切に得ることができず、一方
0.5%以上となるとMn粒子が多くなって一種の析出
硬化作用を呈しその成形性が損われ、又硬くて脆い励主
体の巨大晶を発生して成形性を低下し且つノツチ感受性
が高くなって成形加工中に割れが発生することとなるの
でこれを上限とし、0.2〜0.5%とした。
Crは、再結晶粒の粗大化防止目的において前記Mnと
同様に作用するが、このCrは結晶の粒界附近(結晶粒
の表層部)に固溶するものでMnと共に含有することが
必要であり、熱処理によってやはり微細に析出し疲労強
度の向上をもたらす。0.05%以下では斯かる効果が
適切に得られず、一方。、20%以上になると晶出化合
物が粒大化してリム加工時における割れ発生の起点とな
る傾向を鳴するので0.05〜0.2係とする。
同様に作用するが、このCrは結晶の粒界附近(結晶粒
の表層部)に固溶するものでMnと共に含有することが
必要であり、熱処理によってやはり微細に析出し疲労強
度の向上をもたらす。0.05%以下では斯かる効果が
適切に得られず、一方。、20%以上になると晶出化合
物が粒大化してリム加工時における割れ発生の起点とな
る傾向を鳴するので0.05〜0.2係とする。
Ti、Bは、鋳造組織の結晶粒微細化をもたらずことに
より鋳造時の鋳塊割れを防止するもので、夫々の下限値
以下であるとこのような効果を得難り、又その上限値以
上になるとMnおよびCrとの粗大な金属間化合物が発
生して機械的性質jこおける伸び、靭性を低下し、疲労
強度などを劣化する。
より鋳造時の鋳塊割れを防止するもので、夫々の下限値
以下であるとこのような効果を得難り、又その上限値以
上になるとMnおよびCrとの粗大な金属間化合物が発
生して機械的性質jこおける伸び、靭性を低下し、疲労
強度などを劣化する。
上記以外の成分については原則的には〃および不可避的
不純物であるが、cuを0.1%以内、Niを0.1%
以内、Znを0.1%iJ内、を含有せしめても本発明
の実態を損うものでない。同様に84については0.2
%、hについては03%を上限として適宜に含有してよ
い。
不純物であるが、cuを0.1%以内、Niを0.1%
以内、Znを0.1%iJ内、を含有せしめても本発明
の実態を損うものでない。同様に84については0.2
%、hについては03%を上限として適宜に含有してよ
い。
次に本発明では上記のような範囲で均、M7I−ver
およびTiを含有し残部が〃および不可避的不純物であ
るアルミニウム合金累管ニおいて、その軸勝方向iOT
曲での再結晶粒の平均粒径を100μm以下と1−るも
のであり、ホイールを得るための素管において再結晶粒
の大きさがこれより犬となるとリム1′N、形時の曲げ
加工面に肌荒れや皺を発生しやすくなり、特に200μ
mを超えるようなものにおいては皺の発生や割れの発生
が不可避的である。耐疲労性においても再結晶粒の平均
粒径を100μm以下とすることが頗る有効であって耐
用1住の高い製品を得ることができる。押出成形につい
ては前方押出、後方押出しの11jJれによってもよい
。
およびTiを含有し残部が〃および不可避的不純物であ
るアルミニウム合金累管ニおいて、その軸勝方向iOT
曲での再結晶粒の平均粒径を100μm以下と1−るも
のであり、ホイールを得るための素管において再結晶粒
の大きさがこれより犬となるとリム1′N、形時の曲げ
加工面に肌荒れや皺を発生しやすくなり、特に200μ
mを超えるようなものにおいては皺の発生や割れの発生
が不可避的である。耐疲労性においても再結晶粒の平均
粒径を100μm以下とすることが頗る有効であって耐
用1住の高い製品を得ることができる。押出成形につい
ては前方押出、後方押出しの11jJれによってもよい
。
なお上記したような本発明の木材を的確に得るだめの製
造法としては均質化熱処理を長目に実施してM711C
rを充分に固溶せしめ、これらから成る晶・析出物を細
かく分散させることが必要である。即ちこのようなM−
Mp系合金において均質化熱処理すること自体は従来か
ら普通に実施されているところであるが、従来は500
℃X 2 hr @度であり、この程度でも均の均質化
は達せられるが、本発明者等が仔細に検討した結果によ
ると、M7+およびCrの析出に関してはなお不充分で
あって前記したよう1よ成分組成の合金においてそれら
の析出を充分に達成し目板とした特性を倚るには500
℃以上の温度で3 hr以上、荷に500℃以上の温度
で4 hr以上の均質化熱処理を実施することが必要で
ある。
造法としては均質化熱処理を長目に実施してM711C
rを充分に固溶せしめ、これらから成る晶・析出物を細
かく分散させることが必要である。即ちこのようなM−
Mp系合金において均質化熱処理すること自体は従来か
ら普通に実施されているところであるが、従来は500
℃X 2 hr @度であり、この程度でも均の均質化
は達せられるが、本発明者等が仔細に検討した結果によ
ると、M7+およびCrの析出に関してはなお不充分で
あって前記したよう1よ成分組成の合金においてそれら
の析出を充分に達成し目板とした特性を倚るには500
℃以上の温度で3 hr以上、荷に500℃以上の温度
で4 hr以上の均質化熱処理を実施することが必要で
ある。
又この熱処理後にイエわれる押田用J工に関しては熱間
加工率を95%以上とすることか好ましく、このように
高い加工率をもった刀口工をなすことより前記した程度
のMg、MnおよびCr、7Zを含有したアルミニウム
合金において再結晶核の多数発生をもたらし組織の機軸
化を得しめることができる。
加工率を95%以上とすることか好ましく、このように
高い加工率をもった刀口工をなすことより前記した程度
のMg、MnおよびCr、7Zを含有したアルミニウム
合金において再結晶核の多数発生をもたらし組織の機軸
化を得しめることができる。
なおこの押出加工時においてダイス出口における温度を
500℃以上とするも・ので、このように500℃以上
とすることによ−り押出加工後に再結晶化が適当に得ら
れて微細結晶の球状化が図られその後のリム部を形成す
るための成形刃ロエで割れなどの発生することのない材
質として的確に得られる。ダイス出口温度が500℃に
達しない場合においては押出加工によって得られた組織
が殆んど再結晶しないで加工組織と再結晶粒が混在した
紺綬となることからリム部形ルytcどの曲げ加工性に
おいて相当に劣ったものとなり、仮りにその後焼鈍処理
しても均一でしかも彼測な再結晶粒組織にならず粗大な
再結晶組織となって曲げ加工性が若干数置されたとして
も曲げ加工時において肌荒れ欠陥の末しいものとならざ
るを得ない。
500℃以上とするも・ので、このように500℃以上
とすることによ−り押出加工後に再結晶化が適当に得ら
れて微細結晶の球状化が図られその後のリム部を形成す
るための成形刃ロエで割れなどの発生することのない材
質として的確に得られる。ダイス出口温度が500℃に
達しない場合においては押出加工によって得られた組織
が殆んど再結晶しないで加工組織と再結晶粒が混在した
紺綬となることからリム部形ルytcどの曲げ加工性に
おいて相当に劣ったものとなり、仮りにその後焼鈍処理
しても均一でしかも彼測な再結晶粒組織にならず粗大な
再結晶組織となって曲げ加工性が若干数置されたとして
も曲げ加工時において肌荒れ欠陥の末しいものとならざ
るを得ない。
本発明によるものの具体的な実施例について説明すると
以1の遡りである。
以1の遡りである。
実施例1゜
次の第1表に示すような成分組成の〃合金鋳塊(中空ビ
レット)を準備した。
レット)を準備した。
第1表
これらの鋳塊は何れも540℃で6時間の均質化熱処理
を行ってから熱間加工率か98%となるように大型押出
機で押出成形し、外径300閣で内径が290 m (
厚さ5胴)の素管を製造した。押出ダイス出口における
温度は何れの合金鋳塊の場合も505〜510℃であり
、このようにして得られた押出成形素管の金稿組織その
他の特性を要約して示づ゛と次の第2表の通りである。
を行ってから熱間加工率か98%となるように大型押出
機で押出成形し、外径300閣で内径が290 m (
厚さ5胴)の素管を製造した。押出ダイス出口における
温度は何れの合金鋳塊の場合も505〜510℃であり
、このようにして得られた押出成形素管の金稿組織その
他の特性を要約して示づ゛と次の第2表の通りである。
なおこれらの押出成形素管の組織については添附図面第
1図に示す通りであって、その(−)は比較材であるJ
IS A3052のもの、(b)は比較材であるJIS
A3454の内部におけるファイバー組織、(C)は
同じく比較材であるJISA5154材を示し、(d)
が本発明によるものであるO 然してこれらのものについて代表的なホイールの断面形
状として第3図に示すような断面形状のホイールリム部
に拡管成形した結果は、(a)のものは成形は容易であ
るとしても強度、耐疲労性の如きにおいて劣ると共に曲
げ加工面に皺の発生することは第2衣の結果から明かで
あり、(b)のものはその拡管部分の端部において割れ
が発生し、(C)のものは強度的に(、)よりもよいと
してもなお不充分なものであり、本発明による(d)の
ものは強度的及び成形性の何れにおいても好ましいもの
であることが確認された。
1図に示す通りであって、その(−)は比較材であるJ
IS A3052のもの、(b)は比較材であるJIS
A3454の内部におけるファイバー組織、(C)は
同じく比較材であるJISA5154材を示し、(d)
が本発明によるものであるO 然してこれらのものについて代表的なホイールの断面形
状として第3図に示すような断面形状のホイールリム部
に拡管成形した結果は、(a)のものは成形は容易であ
るとしても強度、耐疲労性の如きにおいて劣ると共に曲
げ加工面に皺の発生することは第2衣の結果から明かで
あり、(b)のものはその拡管部分の端部において割れ
が発生し、(C)のものは強度的に(、)よりもよいと
してもなお不充分なものであり、本発明による(d)の
ものは強度的及び成形性の何れにおいても好ましいもの
であることが確認された。
実施例2゜
次の第3表に示す成分組成の〃合金鋳塊(中空ビレット
)を用いた。
)を用いた。
第3表
[
該鋳塊は540℃X 6hrの均熱化処理を行って 。
から大型押出機で次の第4茨の加工条件により中空素管
を製造した。比較材につ(・ては中空素管に対し350
℃X 2 hrの焼鈍を加えたことは第4表の通りであ
る。
を製造した。比較材につ(・ては中空素管に対し350
℃X 2 hrの焼鈍を加えたことは第4表の通りであ
る。
第4表
又これらの素管についての金属組織は第2図に示す通力
であって、(a)は本発明によるもの、(b)は比較材
の焼鈍前のもの、(C)はその焼鈍後のものを示す、が
、更にこれらの素管についての特性を要約して示すと次
の第5表の通力である。
であって、(a)は本発明によるもの、(b)は比較材
の焼鈍前のもの、(C)はその焼鈍後のものを示す、が
、更にこれらの素管についての特性を要約して示すと次
の第5表の通力である。
即ち本発明によるものは微細で均一な再結晶組織となり
、曲げ加工性に優れたものであるのに対し、比較材にあ
っては曲げ加工性において著しく劣り、焼鈍処理しても
未再結晶粒が混在した組織であって曲げ加工時に肌荒れ
の太きいものである。
、曲げ加工性に優れたものであるのに対し、比較材にあ
っては曲げ加工性において著しく劣り、焼鈍処理しても
未再結晶粒が混在した組織であって曲げ加工時に肌荒れ
の太きいものである。
以上説明したような本発明によるときは冷間加工性に優
れ、しかも強度的に高く、肌荒れなどを生することのな
いアルミニウム合金素管を的確に製造し得るものであっ
て、工業的にその効果の太ぎい発明である。
れ、しかも強度的に高く、肌荒れなどを生することのな
いアルミニウム合金素管を的確に製造し得るものであっ
て、工業的にその効果の太ぎい発明である。
図面は不発明の実施態様を示すものであって、第1図は
本発明の実施例1にSける比較材及び本発明材の金属組
織を示した倍率15倍の顕微鏡写真、第2図は実施例2
における本発明材及び比軟材についての金属組織を示し
た倍率30倍の顕微f1!与真、第3図は車輌用ホイー
ルリム部についての断面図である。
本発明の実施例1にSける比較材及び本発明材の金属組
織を示した倍率15倍の顕微鏡写真、第2図は実施例2
における本発明材及び比軟材についての金属組織を示し
た倍率30倍の顕微f1!与真、第3図は車輌用ホイー
ルリム部についての断面図である。
Claims (1)
- 1、 Mg:28〜3.5%、M?1:0.2〜0.
5%、Cr : 0.05〜0.2%、Ti : 0
.00 ]−0,1%、B:0.0O01〜0.01%
を含有し、残部が〃および不可避的不純物から成るアル
ミニウム合金鋳塊を500℃以上で3〜24時間の均質
化熱処理を施してから熱間加工率95%以上の押出加工
を行い、しかも該押出加工時においてダイス出口におけ
る温度を500℃以上とすることを特徴とするホイール
製造用アルミニウム合金素管の製造法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5863883A JPS59185520A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | ホイ−ル製造用アルミニウム合金素管の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5863883A JPS59185520A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | ホイ−ル製造用アルミニウム合金素管の製造法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59185520A true JPS59185520A (ja) | 1984-10-22 |
JPH0339765B2 JPH0339765B2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=13090120
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5863883A Granted JPS59185520A (ja) | 1983-04-05 | 1983-04-05 | ホイ−ル製造用アルミニウム合金素管の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59185520A (ja) |
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JPH0339765B2 (ja) | 1991-06-14 |
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