JP4798434B2 - 情報通信体の製造方法における疑似接着フィルムシートの繰り出し手段 - Google Patents
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Description
詳しくは、見掛けは通常のDM、葉書、往復葉書、封書等であるにもかかわらず、折り畳まれ或いは切り離されて多層に重ね合わされたシートが剥離可能に積層されているため、内部に多量の情報が隠蔽されている情報通信体の製造方法おいて、ロール状に巻かれた状態の疑似接着フィルムシートを順次繰り出す際に、ブレーキを掛けながら適度のテンションをフィルムシートに与えることにより、弛みを取り除きながら繰り出すことにより、安定して情報通信体を容易にしかも大量に製造することを可能にした疑似接着フィルムシートの繰り出し手段に関する。
ユーザーサイドとしては安価で単純な構成で、しかも確実に繰り出し量を制御してくれる手段を選びたいところである。
前記発明は使い始め当初のフィルムシートロールが最大径の時(モーメントによる繰り出し力が最小)に最小のブレーキ力を設定しておけばよく、フィルムシートの繰り出しが進行して巻き径が減少した場合にも、モーメントによる繰り出し力が大きくなり過ぎフィルムシートに過度のバックテンションが掛かることを回避することができ、仮にモーメントによる繰り出し力が大きくなりすぎた場合には、紙管がシャフトと連動する必要がなく自由に回転できるので、ある時点で紙管のみが独自にスリップ回転を始めモーメントによる繰り出し力の増加を自動的に回避する事ができるというものである。
さらにセンサとパウダーブレーキ等との単純な組み合わせによる構成なため、特許文献のようなダンサーアームとポテンションメータ等の部品や、フィルムシートロールを強制的に回転させるモータ等高価な部品を必要とせず、コストが掛からず安価ですむと共にスペースを必要としないためシステムをコンパクトに小さく収めることができる。また構成部品が少ないため故障が少なくて済むと共にメンテナンスも容易になる。
図1は、疑似接着フィルムシートの繰り出し手段の原理を説明する要部概略図である。図2(A)は、図1に示す疑似接着フィルムシートの繰り出し手段における紙管とシャフトの組み合わせ状態を示す斜視図、同図(B)は、同図(A)に示す疑似接着フィルムシートの繰り出し手段の繰り出し動作中における斜視図である。図3(A)及び(B)は疑似接着フィルムシートロールの外径とセンサの関係を示す側面図である。
前記のように繰り出される疑似接着フィルムシートFは、図1及び図2(B)に示すように、例えば途中のサポートローラR、Rを通過して経路を変化させられ、前記搬送ラインLに送り込まれる。
ところで同図(A)と(B)を比較すると疑似接着フィルムシートロールFRの径が大きい(A)よりも径が小さい(B)の方が、モーメントの関係により繰り出しに力が必要になる。(A)で設定したブレーキ力は前記繰り出し力に加算されるため、ある径(図では一点鎖線で示す円の径と仮定)になると繰り出し力とブレーキ力の加算力が大きくなりすぎる。そうするとスムーズに疑似接着フィルムシートが繰り出されなくなり、下流のラインの流れに大きな影響を及ぼすことになる。その場合一点鎖線よりも径が小さくなったらブレーキ力を小さくして、繰り出し力との加算力を小さくなるように操作すればよい。
図4(A)及び(B)は、長尺シートの各々表面図及び裏面図である。図5は、本発明に係る疑似接着フィルムシートの繰り出し手段を適用した情報通信体の製造方法の一例を説明する要部概念概略図である。図6は、折り畳まれて搬送されている長尺シートの対向葉片間に疑似接着シートをターンプレートに沿って挿入する様子を説明する要部概念斜視図である。図7は、図6における折り畳まれた長尺シートのX−X線切断断面図である。図8は、疑似接着シートの断面図である。図9は、図6における、葉片間に疑似接着シートが挿入された状態の長尺シートのY−Y線切断断面図である。図10は、ターンプレートを使用して長尺シートの対向葉片間に疑似接着シートを挿入する様子を説明する要部概念斜視図。図11は、図6におけるターンプレート部分の一部破断平面図である。図12は、完成した情報通信体の斜視図である。図13(A)は、特許文献1に示す従来技術に係る手段により長尺シートの対向葉片間に疑似接着シートを挿入する場合におけるターンプレート部分の一部破断平面図、同図(B)は、同図(A)に示すターンプレート部分に生じた不具合状態を示す一部破断平面図である。
この際に、疑似接着シートGのロール繰り出しにおけるブレーキ力が、その径の大きさにより変化するようコントロールされているため、疑似接着シートが蛇行して長尺シートSからはみ出したり、長尺シートSを搬送駆動手段のピントラクタから脱落させてしまうようなことは起こらず安定した作業が可能になる。
なお、前記ヒートローラ31の代わりに、例えば特許文献1に開示されるヒータ部のように、複数のヒータパネルと搬送ローラを交互に上下に対向させて配置し、その間に各単位シートtを通過させることで加熱し、最終的に排出部分に設けた加圧ローラで加圧するように構成してもよい。
例えば、長尺シートSとして、前記実施例のように、3葉片が折り線を介して横方向に連接された単位シートが縦方向に連接されたものが使用される代わりに、例えば2葉片や4葉片以上の複数葉片が横方向に連接されたものが種々の態様で使用されるように構成してもよい。
G 疑似接着フィルムシート
GR 疑似接着フィルムシートロール
R ガイドローラ
W 紙管
V シャフト
Z センサ
Q 反射光
S 長尺シート
T 搬送用テーブル
t 単位シート
1、2、3 葉片
4、5 折り線
6 切落し線
7 切取線
8 マージナル部分
9 マージナル孔
10a 郵便切手欄
10b 郵便番号欄
10c 受取人の住所氏名
11 隠蔽情報
12 一般情報
21 紙折り機
22 第一サポートローラ
23 上流側搬送駆動手段
24 第二サポートローラ
25 ターンプレート
26 第三サポートローラ
27 下流側搬送駆動手段
28 スリッタ
29 ニップローラ
30 ダイカットローラ
31 ヒートローラ
32 ストッカ
41 ターンプレートの疑似接着シート折り返し部分
45 外側ガイド
46 内側ガイド
51 支持体
52 熱可塑性樹脂
53 感熱接着剤層
Claims (1)
- 折り線及び/又は切取線を介して横方向に連接された複数の葉片が縦方向に連接されると共に所要面に印刷が施された長尺シートを連続的に折り畳み及び/又は切り重ねることにより形成される任意の対向葉片間に、剥離可能に接着された疑似接着フィルムシートを連続的に挿入した後に、個別の情報通信体に裁断すると共に加圧又は加熱・加圧処理により前記対向する葉片同士を剥離可能に一体化する情報通信体の製造方法における疑似接着フィルムシートの繰り出し手段において、疑似接着フィルムシートロールの外径を識別する位置に前記疑似接着フィルムシートロールに対して垂直方向から感知するように限定反射型センサを設置し、当初疑似接着フィルムシートロールが掛けられたシャフトに一定値のブレーキ力が掛かるように設定しておき、疑似接着フィルムシートの繰り出しと共に外径が小さくなり前記限定反射型センサが疑似接着フィルムシートロールの外径を識別できない位置になった時に、前記疑似接着フィルムシートロールが掛けられたシャフトに、前記当初の一定値と異なる第二の値のブレーキ力が掛かるように切り替えることを特徴とした情報通信体の製造方法における疑似接着フィルムシートの繰り出し手段。
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