JP4791749B2 - 複数の練条機用駆動装置を備えた紡績機 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のローラを備えた練条機を有する紡績機であって、前記複数のローラ少なくとも1つの駆動装置に接続されていて、該駆動装置によって駆動される形式のもの関する。
ドイツ連邦共和国特許公開第10040420号明細書明細書によれば、練条機用駆動装置の複数の実施例を有する前記形式の紡績機について開示されている。
ドイツ連邦共和国特許公開第10040420号明細書明細書
本発明の課題は、スペースが節約され、かつ容易に組み付け可能な練条機用駆動装置を提供することである。
この課題を解決した本発明によれば、駆動装置が、モータと伝動装置とから成る構造ユニットとして、紡績機の支持体の少なくとも1箇所に固定されていて、駆動装置の質量若しくは重量の大部分が前記支持体によって支持されており、駆動装置がさらに、この駆動装置によって駆動されるローラで支えられている。
この課題を解決した本発明の別の解決策によれば、第1のドラフトローラのそれぞれ1端部に伝動装置ブロックの出口側伝動装置が取り付けられており、該出口側伝動装置がモータに連結され、かつこのモータによって駆動されるようになっており、該モータが、別のドラフトローラに連結された別の伝動装置に接続されており、前記ドラフトローラの端部間に別の伝動装置ブロックが取り付けられていて、この別の伝動装置ブロックが、前記別のドラフトローラを駆動するための駆動モータを備えている。
また、セクションの両側に配置された紡績部を備えた紡績機、殊に両面型(double-sided)の紡績機であって、複数のローラを備えた練条機を備えており、これらのローラに少なくとも1つの駆動装置が対応配置されており、ドラフトローラに繊維材料が供給されるようになっている形式のものにおいて、前記課題を解決した本発明の別の解決策によれば、特に同じ形式の、互いに鏡面対称的に組み合わされた4つまでの練条機用駆動装置ブロックが、ドラフトローラの各端部に配置されており、ドラフトローラの端部間に別の伝動装置ブロックが配置されており、各機械長手方向側にそれぞれ少なくとも1つの単独のブロックが設けられている。
セクションの両側に配置された紡績部と、複数のローラを備えた練条機とを有しており、ドラフトローラに繊維材料が供給されるようになっている形式の、両面型の紡績機において、前記課題を解決した解決策によれば、各機械側に少なくとも1つの練条機用駆動装置ブロックが配置されていて、該練条機用駆動装置ブロックが、それぞれドラフトローラの端部間に配置された固有の駆動モータを有しており、該ドラフトローラの両側にローラ区分が枢着されており、又はこのような同形式の複数の練条機用駆動装置が設けられている。
本発明の実施態様によれば、平歯車伝動装置又は傘歯車伝動装置又はウォーム歯車伝動装置又は遊星歯車伝動装置又はハーモニックドライブ伝動装置又はサイクロドライブ伝動装置(Cyclo-Drive-Getriebe)又は同期駆動伝動装置(Synchro-Drive-Getriebe)が設けられており、該伝動装置が出力側で1つの歯付きベルト伝動装置又は複数の歯車を介して練条機のローラの歯車に噛み合っている、
以下に図面を用いて本発明を詳しく説明する。
図1によれば、吸込み通路32を備えた吸込み装置30の上側における紡績機のフレームの上部に駆動装置40が設けられており、この駆動装置40は、支持体26に固定されている。紡績機10のフレームは、主に複数のプレート12によって形成されており、これらのプレート12は、トラバース29若しくは支持管28によって結合されている。概略的に示された吸込み通路32は、支持体26に懸架されているか又はプレート12に支えられている。練条機20は複数のローラ若しくはローラ22より成っており、これらのローラ22は本発明に従って、駆動装置40によって回転せしめられる複数の歯車を備えている。加圧ローラを備えた負荷装置24は、紡績機内で処理しようとする材料がローラ22によって連行されるように配慮する。練条機20によって延伸される材料は、紡績装置76内で撚りをかけられ、かつ巻き上げられる。この場合、練条機20の各ユニットの下側にそれぞれ1つの紡績装置が配属されている。紡績機の一点鎖線で示された中心平面の両側に、この中心平面に対して左右対称に練条機20と紡績装置76とが配置されている。プレート12の下部領域に、紡績機10のドッファの軸受のための開口が設けられている
図1aに示されているように、駆動装置はモータ42aと伝動装置42bとから成っており、この伝動装置42bの被駆動歯車46fは歯付きベルトを介して、歯車22を有するローラに接続されている。図1a及び図1bに示されているように、練条機42は少なくとも1つのホルダ42cを介して支持体26に接続されており、これに対して練条機46は、ホルダ46dを介して支持管28に固定され、またホルダ46dを介してトラバース29に固定されている。図1aに示した被駆動歯車46fは、歯付きベルト22zを介してローラ22(正確にはこのローラ22に固定された歯車)に接続されている。練条機の下側のローラは出口側ローラと称呼されている。冒頭に述べたドイツ連邦共和国特許公開第10040420号明細書に記載されたローラ配置(ローラが符号11で示され、このローラ上の歯車が符号27で示されている)の詳細な説明を考慮して、ここでは詳細な説明は省く。
図1bには、練条機42の別の伝動装置42bが図示されており、この場合、被駆動歯車46fは、練条機20の入口側の、歯車を備えたローラ22に直接接続されている。
図1cには別の伝動装置42bが示されており、この駆動装置42bの被駆動歯車46fは、入口側ローラと出口側ローラとの間に位置する中央のローラ22の歯車に噛み合っている。図1a及び図1bには、支持体26に対する伝動装置42bの固定可能性が示されており、これに対して図1cに示した伝動装置46bは、トラバース29若しくは支持管28に固定されており、この支持管28は、それぞれホルダ46d′若しくは46dを介して支持体26に結合されている。図1a、図1b、図1cに示した、モータ42aを有する伝動装置42bは、紡績機10に長手方向で段状に取り付けられている。モータ42aを有する少なくとも1つの伝動装置42bが、被駆動歯車46fを介して練条機のローラ22aに接続されている。前述のように図1の一点鎖線で示した中心平面の両側に練条機20が配置されているので、それぞれ1つの同形式の伝動装置例えば伝動装置42bが、図1aの練条機20の最も下のローラ22に2重に設けられている。何故ならば、紡績機10の前記中心平面の両側にそれぞれ1つの練条機ローラ22aが設けられているからである。例えば1500箇所以上の紡績部を有する長い紡績機においては、同形式の伝動装置42b及びモータ42aが、例えば図1aに示されているように複数、つまり2つ、4つ、6つ又はそれ以上配置されている。特に、図1cに示した練条機の、最も強く負荷される中央のローラ22は、有利な形式でモータ42aを備えた複数の同形式の伝動装置42bによって駆動されるようになっている(図3参照)。当該の練条機用駆動装置40は、図面で最も上部において最も左側若しくは最も右側に配置された伝動装置ユニットである。これらの伝動装置ユニットは、中央のローラ22aによって互いに接続されている。このローラ22aは、1本の連続的に延在しているものを使用するか、又は互いに分離された、それぞれ駆動装置40に対応配置されたローラ区分を使用してもよい。
図2の上部には、練条機20のための吸込み装置32の詳細が示されていて、下部には巻管搬送装置のための補助駆動装置の詳細が示されている。この場合、図1と同様に、機械の横断面図、若しくは紡績機10の長手方向で見た図が示されている。従って紡績機10内の同じ部分若しくは構造群についての繰り返しの説明は省く。図示されているように、紡績機10の中央の上部に配置された通路は、第1の部分通路32aと第2の部分通路32bと第3の部分通路32cとから成っている。これらの部分通路内に開口する吸込み管、例えば練条機の吸込み用の吸込み管32は吸込み通路32c内に開口し、集束装置(Verdichtungseinrichtung)の吸込み用の吸込み管34は中央の部分通路32b内に開口している。これらの部分通路はU字形に湾曲された金属薄板より成形されていて、この場合、部分通路例えば32a及び32bは仕切板(仕切金属薄板)32abによって互いに遮蔽されている。これらの湾曲された金属薄板の長手方向縁部は、図示されているようにU字形のホルダによって結合されている。仕切板32ab(図2では2つの金属薄板が図示されている)を省略すれば、仕切のない1つの吸込み通路が得られる。この場合は、吸込み管32及び34は、各1つの紡績部のために、同一の通路系内に開口している。
図2の下部に概略的に示された、ドッファの駆動装置は、プレート12の上端部に固定された駆動ローラ50より成っており、この駆動ローラ50は特に空圧式に駆動され、ほぼ垂直方向で、左端部がプレート12に固定されたレバー52を押圧するか、若しくはこのレバー52を逆方向で上方に引き上げるように作用する。この場合、同様にこのレバー52のほぼ中央に固定された舌片56a及び56bが、プレート12内のウインド12a内でほぼ垂直方向にシフトせしめられる。レバー52は、図2a(図2の配置の平面図)に示されているように、プレート12の前で、このプレート12の表面に対して平行に延びている。これらの舌片56a及び56bは、軸52a(図2aに破線で示されている)によって、レバー52に結合されていて、レバー52に対して旋回可能である。舌片56a及び56bの、被駆動側の下端部には、これらの舌片に対して旋回可能に、第1の旋回アーム54a及び第2の旋回アーム54aの端部が枢着(ヒンジ結合)されている。旋回アーム54a若しくは54bのそれぞれ外側の端部は、ハブ5aに相対回動不能に(つまり一緒に回転するように)結合され、かつ図1aに示したドッファのための軸受14内でこのハブ5aに結合されている。このハブ5aはドッファアーム5をガイドする。この配置構成は、図1又は図2の機械中央を通って延びる一点鎖線で示した中心平面に対してほぼ鏡面対称的であって、この場合、各1つの旋回アーム54a,54b及び、この旋回アームに枢着された、ドッファ駆動装置の部材が、図2aに示されているように、紡績機10のプレート12の両側に配置されている。舌片56a及び56bにおける旋回アーム54a及び54bの枢着部分はプレート12のウインド12a内に位置しているので、第1の旋回アーム54a及び第2旋回アーム54bの対応する端部は折り曲げられている。この配置構成は、旋回アーム54a,54bが同様に構成されているように、つまり、機械中央に向いた端部において同様に構成された折り曲げ部を備えて構成されているように(図2aに示されているように)、設計されている。
図1d及び図1eには、歯車を備えた中間ローラ22のための駆動装置の周辺の、紡績機の長手方向で見た図、若しくはその輪郭図が示されている。練条機20のための支持体26の支持管28には、駆動装置40のためのホルダ42cが固定されている。このホルダ42cは、主に駆動装置40の質量を支えており、この場合、駆動装置40は紡績機10内でその他の固定部を設けることなしに支持管28を中心にして旋回可能である。さらに、駆動装置40は、別の1つのホルダ若しくは複数のホルダ43a,43bによって支持されており、これらのホルダ43a,43bは、調節可能に側方で駆動装置40に固定されていて、ローラ22に向いた側の端部において軸受44によってローラを把持している(図1e参照)。従って、駆動装置40においてホルダ43aの長手方向でもまたこの長手方向に対して直交する横方向でも調節が可能であり、それによって有利には1つの駆動装置だけを、種々異なるローラ(これらのローラのうちの3つだけが各機械側に図示されている)に枢着することができるようにする。駆動装置40は、主に図1に関連して前述したように、モータ42a有利には同期モータと、同じケーシング内に配置された伝動装置42bとから成っており、モータ42aと伝動装置42bとは1つの歯付きベルト伝動装置によって接続されている。この歯付きベルトは図1eの下部に破線で示されていて、モータ42a若しくは伝動装置42bの2つの平歯車を介して駆動される。減速歯車伝動装置として構成された伝動装置42bの出力側に中間歯車46cが設けられており、この中間歯車46cは被駆動歯車46bと噛み合う。この被駆動歯車46bは図2では、中央の練条機ローラ22における歯車と噛み合っている。図1eでは、被駆動歯車46と噛み合う歯車を備えたローラ22は、上部で破線によって示されているだけである。駆動装置40若しくはその駆動ユニットを、それぞれ所属の練条機ローラ22若しくは一端部の支持管28においてのみ固定したことによって、練条機の下側で非常に簡単かつ正確に固定することができるので、練条機ローラ22aの故障することのない駆動のための最適な条件が得られる。練条機20のローラは、特に図1dの左上部にその長手方向で見た状態が示されており、これに対して、それぞれ駆動装置40において長手方向に亘って分配された歯車は破線で描かれた円によって示されている。ローラは、紡績しようとする材料の材料流れ方向で見て上方から下方に順次、入口側ローラ22a、中間ローラ、出口側ローラとして構成されている。図1dに示した駆動装置40は、図示されているように、駆動装置の被駆動歯車46bが歯車22に噛み合っていることによって、紡績機10の右側の中間ローラに接続されている。プレート12と支持体26との間のトラバース29については、図1に関連した説明において前述されている。
図1fには、図1dと同様の配置による、紡績機10の別の駆動装置40が示されており、この場合、駆動装置40は被駆動側において、被駆動歯車46fによって歯付きベルト伝動装置を介して右側の出口側ローラの歯車22a′に接続されている。図1fに示した駆動装置40は、図1dに示した駆動装置とほぼ同様に構成されているが、図1dの実施例とは異なり、被駆動歯車46fは、対応する練条機ローラの対応配置された歯車22a′に、直接噛み合っているのではなく、図1fの歯付きベルト伝動装置45の歯付きベルトを介して接続されている。図1fに示した歯付きベルトの配置は、被駆動歯車46fの回転運動の不安定さが出口側ローラ46fに直接ではなく、出口側ローラの対応する歯車22a′において緩衝されて伝わるので、回転運動の不安定さはほとんど伝達されることがなく、これは糸品質に有利に作用する。図1fには、スライバの材料流れ方向が練条機ローラ22aの入口側で矢印によって示されている。図1fの左部分に示されているように、練条機の種々異なるドラフトローラは、材料流れ方向で見て、入口側ローラ22a、中間ローラ22b、出口側ローラ22cとして構成されている。材料流れ方向は、図1の機械両側において、それぞれドラフトローラに沿って上方から斜め下方に延びている。
図1gには、駆動装置40と、この駆動装置40の一方側の、ホルダ42による支持管28における懸架部と、他方側の、別のホルダ43a,43bによる練条機20のローラ22aにおける固定部とが示されている。前記ホルダ43a,43bは両端部で、ローラ22aを中心にして回転する軸受44を取り囲んでいる。この軸受44は有利には転がり軸受として構成されており、この転がり軸受は、練条機ローラ22aの複数若しくは1つの区分に固定されている。転がり軸受の外レースは、前記別のホルダ43a,43bによって取り囲まれている。駆動装置40、例えば電動モータ42a及び伝動装置40bの輪郭、並びに補助ケーシング66の輪郭は破線で示されている。伝動装置40bは有利には遊星歯車伝動装置として構成されていて、補助ケーシング66は遊星歯車伝動装置の出口側で被駆動歯車を支承するために用いられる。モータ42aの軸42a′の回転運動は歯車42a″に伝達される。この歯車42a″を巡って歯付きベルト45′が循環運動している。歯付きベルト45′はさらに、伝動装置42bの入口側の歯車42b′に巻き掛けられている。この入口側の歯車42b′は、遊星歯車伝動装置の太陽歯車の軸と同じ軸に取り付けられており、これに対して伝動装置42bの中央で太陽歯車と噛み合う遊星歯車は、伝動装置42bにおいて出口側の歯車42b′と相対回動不能に接続されている。歯車42b′は中間歯車46cと噛み合っており、この中間歯車46cは補助ケーシング66内で軸46c′に取り付けられている。中間歯車46cはさらに、中間ケーシング66内において軸47′に取り付けられた歯車47と噛み合っており、この場合、軸47′の他端部で、被駆動側の歯車46bは、ローラ22a若しくはローラ区分に取り付けられた歯車22a′に噛み合っている。
図1hでは、図1gに示した実施例とは異なり、ベルト歯車伝動装置45が補助ケーシング66内の軸47′と練条機20のローラ22aとの間に配置されており、このローラ22aは、前述のように、練条機20の出口側ローラである。図1gで2重矢印43bで若しくは旋回矢印で示されているように、別のホルダ43bはホルダ43aと同様に長手方向で調節することができ、かつねじ結合によって駆動装置40の外周部に固定することができる。
モータ42aと伝動装置42bとの間には、伝動装置のための液体例えばオイルを受容するための液圧ケーシング62が示されている。この場合、液圧導管64は液圧ケーシング62内を通って延在している。液圧導管64内に、伝動装置42b若しくはモータ42aの廃熱を導出するための冷却液体が流れている。液圧導管は機械の全長に亘って敷設されていて、複数の駆動装置40に接続することができる。
図1gに駆動装置40のケーシングが符号60で示されている。このケーシング60は、モータユニット42aと伝動装置ユニット42bとが接続可能であるように、またホルダ42c並びに別のホルダ43a,43bとさらに補助ケーシング66とが接続可能であるように、構成されている。前述のように、例えば図1dに示したような練条機のローラ配置を有する紡績機の両側に少なくとも6つの駆動装置が設けられている。これはそれぞれ図1dによる2つの入口側ローラ22aのための、並びに紡績機10の外側領域における入口側ローラと出口側ローラとの間の中央のローラのためのものである。
図3には、複数のセクションから成る紡績機の輪郭が概略的に示されており、この場合1つのセクションがそれぞれ1つのプレート12によって制限されている。図3に示した配置構成では、全部で8つの駆動装置が示されており、この場合、駆動装置40が中央のローラを駆動するために用いられ、また機械中央の左側に設けられた2つの駆動装置40は内側のつまり入口側ローラを駆動するために設けられていて、機械中央かの右側に設けられた2つの駆動装置は外側のローラ22aに接続されている。非常に長い機械においては、各ローラ系例えば図3で最上位にあるローラ系22aに、1つ以上の駆動装置40を配置する必要がある。紡績機の各紡績部11は、図面の右側部分で機械ヘッド74の隣に並んで位置する円によって示されている。機械ヘッド74は、例えば機械のスピンドルのための駆動装置の制御部を有している。機械の左端部には別のケーシングは必要なく、この機械の左端部は、第1の左側のセクションの端部によって形成される。
図4には、紡績機の両側における練条機用駆動装置の概略図が示されている。セクション70の両側には複数の紡績部11が設けられており、これらの紡績部11には、複数のドラフトローラ522a,522b,522cを介して繊維材料が供給される。図示の実施例では、4つの同じ練条機用駆動装置ブロック540a,540b,540a′,540b′がそれぞれドラフトローラの両端部に設けられている。ドラフトローラの両端部間に別の複数の駆動装置ブロック540cが配置されており、これらの駆動装置ブロックのうちのそれぞれ1つのブロックだけが示されている。駆動装置ブロック540aには、入口側ローラ522a及び中間ローラ522bを駆動するための第1の上側の電動モータ42aが設けられている。駆動出力は、中間伝動装置45a特に歯付きベルト伝動装置を介して中間伝動装置42bに伝達される。この中間装置42bから2つの別の中間伝動装置45b,45cが分岐しており、第1の中間伝動装置45bには伝動装置41bが連結されており、この伝動装置41bは中間ローラを駆動する。入口側ローラ522aを駆動するための別の伝動装置42bは中間伝動装置42bに接続されている。出口側ローラ522cは、モータ42aと中間伝動装置45dと減速歯車伝動装置42b″とを備えた固有の駆動装置を有している。終端伝動装置42b″と所属のドラフトローラ522cとの間には、前述のように回転数変化と共に振動減衰を行うための、それぞれ1つの歯付きベルト伝動装置が設けられている。前記モータ42aは、中間伝動装置45d及び別の軸41cを設ける必要なしに、伝動装置42b″に直接連結されている。駆動装置ブロック540bの内部及び駆動装置ブロック540b′内は、駆動装置ブロック540a内の部材の配置に対して鏡面対称的に構成されている。駆動装置ブロック540a′内の部材の配置は、紡績機1の長手方向軸線を中心にして鏡面対称的に、駆動装置ブロック540c内の部材の配置にほぼ相当する。ドラフトローラ522a,522bの両端部間の付加的な伝動装置ブロック540cは、より簡単に構成されている。何故ならば、この伝動装置ブロック540cは、最大に負荷される中間ローラ522bを駆動するためだけに用いられるからである。モータ42a特に同期モータは、伝動装置ブロック540aにおいても説明したように、中間伝動装置45を介して減速歯車伝動装置42bに接続されている。これは、前述のように平歯車伝動装置、遊星歯車伝動装置又は同期駆動式伝動装置であってよい。減速歯車伝動装置42bは、さらに別の中間歯車伝動装置45eを介して中間ローラ522bに接続されており、最も簡単な場合には歯車対が用いられるか、又は伝動振動を減衰するために歯付きベルト伝動装置が、図1dとの関連において説明したように、用いられる。長い構造の機械においては、ドラフトローラの両端部間に複数の伝動装置ブロック540cが配属され、この場合、伝動装置ブロック540cは出口側ローラ522cにも配属することができる。
その他の、図4において説明されていない符号は、図3の符号のものに対応する。
図4aには、ドラフトローラ522a,b,cの列のための、図4に示した伝動装置の有利な構成の詳細が示されている。図4において使用した符号は、伝動装置の同じ部材及びその説明のために使用された符号と同じである。中間伝動装置例えば45,45a,45bは、有利には歯付きベルト伝動装置である。それぞれ水平な一点鎖線で示されたモータ軸又は伝動装置軸の歯車は、垂直な点線で示されている。中央の伝動装置ブロックは、中間ローラ522bを付加的に駆動するために用いられ、ブロック540a及び540b鏡面対称的に構成されている。
図5には、機械両側の2つのドラフトローラ522bを駆動するための2つの伝動装置ブロックが概略的に示されている。ローラ522bは、中間ローラであるか、又は練条機の出口側ローラであってもよい。伝動装置ブロックはローラ522bの端部に、又は紡績機1の紡績部11間の任意の箇所に取り付けられており、この場合各部材例えばモータ422a、第1の伝動装置42b、部分伝動装置42b′及び出力側伝動装置42b″は、紡績機のフレームの支持体26に固定されている。図5において、各部材例えば伝動装置42bの隣に示された2重矢印は、これらの部材が支持体26に対してスライド可能に配置されている、ということを示している。部材例えば伝動装置42b及び別の部材例えば中間伝動装置42b′若しくは出力側伝動装置42b″は、共通の軸例えば図5では軸41bを中心とした回転が可能であるように、互いに固定されている。これによって、つまり、各部材の互いの調節可能性若しくは旋回可能性によって、別の伝動装置例えば図4に示した伝動装置ブロック540cの出力側伝動装置45e又は中間伝動装置を介在させることなしに、出力側伝動装置42bをドラフトローラ522bに直接連結することができるようになっていることによって、紡績機内で、種々異なるローラつまり中間ローラ522b又は図4に示した出力側ローラ522cのために複数の同じ部材を使用することができる。図5に示した伝動装置ブロック540cのモータ42aは、中間伝動装置、歯付きベルト伝動装置45を介して第1の軸41aに接続されており、この第1の軸41aは、伝動装置42bの入力軸として用いられる。この伝動装置の回転運動は、軸41bによってさらに中間伝動装置又は部分伝動装置42b′に伝達される。別の軸41cは、出力側伝動装置42b″に導かれている。軸41cの代わりに、中間伝動装置45bを、例えば図4の伝動装置ブロック540aの伝動装置42bと41bとの間に配置してもよい。すべての図面的な不完全さにおいて、図5に示した2つの伝動装置ブロック540cの同じ作用を有する部材は垂直な平面E(図4に示した紡績機1を通る垂直な中央平面である)に対して鏡面対称的に配置されているものと見なす。図4及び図5の説明との関連性において、例えばドイツ連邦共和国特許出願第10040420号明細書中の、紡績機の構造に関する一般的な説明、特に練条機の駆動可能性並びに練条機の構造に関する説明が参照される。
同じドラフトローラを駆動するために使用される複数の駆動モータ(共通にドラフトローラ522bを駆動する)、例えば伝動装置ブロック540a内のモータ42a、及び伝動装置ブロック540cのモータ420aは、同期的に駆動されなければならない。これは、ドラフトローラ522bが複数の区分に分割されている場合にも当てはまる。例えば前記伝動装置ブロックのモータ42aが共通の制御装置、若しくは電流供給のための同じ周波数変換器に接続されている場合は、一方では伝動装置ブロック540a内のモータ42aと伝動装置41bとの間、他方では伝動装置ブロック540cの終端伝動装置45eと電動モータ42aとの間の全変速比は、同じ大きさである。
図6に示したドラフトローラのための駆動装置構造の概略図には、図4に示した同じ符号が示されている。ローラ522a,522b及び522cは、図4の実施例と同様に、それぞれ練条機20の入口側ローラ、中間ローラ及び出口側ローラである。伝動装置ブロック540a若しくは540b若しくは540c,540a′その他内では、部材例えばモータ42a、伝動装置42bは、まとめて、符号EZ,MZ,AZで示した四角形で表されている。従って、ユニットEZ,MZ,AZはそれぞれ入口側ローラ若しくは中間ローラ若しくは出口側ローラ(相応に符号522a,522b,522cで示されている)を駆動するために用いられることを意味する。部分伝動装置EZが、図6に示されているように部分伝動装置MZと連結されていて、また図4及びそれに関連して説明されているように中間伝動装置42bによって保持されていれば、有利である。図6によれば、例えば1000箇所以上の紡績部を有する長い紡績機のためには、それぞれユニットEZ,MZ,AZを備えた全部で6つの伝動装置ブロックが配置されている。ローラ系の全長に対するローラ区分の長さは、図6〜図11では、それぞれ所定の分数若しくは、分数1/3若しくは1/4若しくは2/3であるが、この比は例として示されているだけである。図6では、第1の伝動装置ブロック540aがローラ区分522a,bその他に接続されており、この場合、このローラ区分は全長の1/3に亘って延びているだけである。同様に、中央の伝動装置ブロック540cと紡績機540bの他端部における伝動装置ブロックとは、ローラ区分にも配属されており、これらのローラ区分はそれぞれ全長の1/3に亘って延びている。
図7には、次の点を考慮した変化実施例が示されている。つまり、伝動装置ブロック540a若しくは540aが、ローラ系の全長の1/4に亘って延在しているローラ区分522aその他を駆動し、これに対して中央の伝動装置ブロック540cは、同様に全長の約1/4に亘って延在しているローラ区分を両側でそれぞれ機械端部に向かって駆動するように構成された変化実施例が示されている。同様に、駆動装置ブロック540a,540b,540cを、それぞれローラ系の全長の1/3に亘って延在するローラ区分に向けるようにすれば有利である。
図8には、ローラブロック540a,540b,540cの組み合わせが示されており、これらのローラブロックは、図4に示した相応の伝動装置ブロックの部材によって実現することができる。図8に示した伝動装置ブロック540aは、図4に示した伝動装置ブロック540aと同様に構成されているが、中間ローラ522b若しくはMZを駆動するための伝動装置部材が省かれている点で異なっている。その代わりに、付加的な伝動装置ブロック540cを配置してもよい。この伝動装置ブロック540cは図4の伝動装置ブロック540cに関連して説明した構造と同じ構造を有している。ローラ区分における分数1/3若しくは2/3によって、例えば、ローラ系の全長に対する各ローラ区分の長さの比が示されている。
図9によれば、全部で6つの伝動装置部材MZが設けられており、これに対して入口側ローラ若しくは出口側ローラを駆動するために伝動装置部材の4つのユニットEZ,MZ,AZだけが設けられている。伝動装置部材EZ,MZ,AZの各ユニットは、伝動装置ブロック540a、540c,540a′その他にまとめられている。機械の中央で、伝動装置ブロック540c若しくは540c′はそれぞれ、最も強く負荷される中間ローラを駆動するために必要な伝動装置部材だけを有している。これは例えば、図4に関する前記説明に関連した構成に相当する。
図10に示した概略図では、それぞれユニットEZ,MZ,AZを有する2つの伝動装置ブロック540a,540a′だけが設けられた実施例が示されている。これらのブロックは機械中央に配置されているので、ブロックの両側にそれぞれローラ系の半分が配置されている。
図10に示した相応の機械よりも長い機械においては、伝動装置ブロックの数が図10に示した実施例の2倍設けられていれば有利である。これは図11に示されている。それぞれ機械半部の中央に伝動装置ブロック540a,540a′その他が設けられており、これらの伝動装置ブロック540a,540a′は両側に枢着されたローラ区分を備えており、これらのローラ区分は紡績機の全長の1/4に亘って延びている。ローラ区分は分離されているか、又は連続的に接続されている。伝動装置ブロックは、図4に関連して説明されているように、特に図4又は図4aに示した伝動装置ブロック540aに関連して説明されているように構成されている。
図10、図11によれば有利には紡績機の両側において、セクション70の両側に配置された紡績部11と、複数のローラ22を備えた練条機20とが設けられており、この場合、ドラフトローラ522a,522b,522cに繊維材料が供給されるようになっており、紡績機の各側に、それぞれドラフトローラの両端部間に配置された固有の駆動モータ42aを備えた少なくとも1つの練条機駆動ブロック540a,540b,540a′,540c,540c′が設けられているか、又は複数のこのような一部同じ構造の練条機用駆動装置ブロックが設けられており、この場合、図面に示されているように符号540a,540b,540a′,540b′540c,540c′を有するこれらのブロックは、任意に組み合わせることができる。
紡績機の概略的な断面図である。 異なる実施例による練条機を備えた、図1の一部を示す概略図である。 異なる実施例による練条機を備えた、図1の一部を示す概略図である。 異なる実施例による練条機を備えた、図1の一部を示す概略図である。 図1に対する変化実施例を示す、図1に相当する概略図である。 図1dに示した練条機用駆動装置の概略的な平面図である。 図1dに対する変化実施例による練条機用駆動装置の概略図である。 練条機の伝動機構の詳細を示す、図1eに類似する練条機用駆動装置の概略的な平面図である。 練条機用伝動装置から練条機ローラへの伝動を示す、図1gに対する変化実施例の概略図である。 ドッファのための補助駆動装置及び練条機吸込み部の付加的な詳細を示す、図1に類似する概略的な断面図である。 ドッファ駆動装置の詳細を示す図である。 練条機用駆動装置に対する練条機ローラの配置を示す、紡績装置の概略的な平面図である。 練条機用の変化実施例による駆動装置を備えた、図3に類似する概略的な平面図である。 図4の詳細を示す図である。 図4における伝動装置ブロック540に対応する伝動装置の概略的な斜視図である。 紡績機の練条機ローラ用の駆動装置を示す、図4に類似する概略的な平面図である。 図6に対する変化実施例を示す概略図である。 図6に対する変化実施例を示す概略図である。 図6に対する変化実施例を示す概略図である。 図6に対する変化実施例を示す概略図である。 図6に対する変化実施例を示す概略図である。
符号の説明
5 ドッファアーム、 5a ハブ、 10 紡績機、 11 紡績部、 12 プレート、 12a ウインド、 14 軸受、 20 練条機、 22,22a,22a′ ローラ、 22a 入口側ローラ、 22b 中央ローラ、 22c 出口側ローラ、 24 負荷装置、 26 支持体、 27 ローラ、 28 支持管、 29 トラバース、 30 吸込み装置、 32 吸込み通路、 32a 第1の部分通路、 32b 第2の部分通路、 32c 第3の部分通路、 34ab 仕切板、 34 吸込み管、 40 練条機用駆動装置、 41b 伝動装置、 41c軸、 42 練条機、 42 ホルダ、 42a′ 軸、 42a″ 歯車、 42a モータ、 42b 伝動装置、 42b′ 歯車、 42b″ 減速歯車伝動装置、 42c ホルダ、 43a,43b ホルダ、 44 軸受、 45 ベルト歯車伝動装置、 45′ 歯付きベルト、 45a,45b,45c 中間伝動装置、 45e 終端伝動装置、 46 練条機、 46b 被駆動歯車、 46c 中間歯車、 46d 被駆動歯車、 46d ホルダ、 46f 被駆動歯車、 47′ 軸、 50 駆動ローラ、 52 レバー、 52a 軸、 54a,54b 旋回アーム、 56a,56b 舌片、 60 ケーシング、 62 液圧ケーシング 64 液圧導管、 66 補助ケーシング、 70 セクション、 74 機械ヘッド、 76 紡績装置、 522a,522b,522c ドラフトローラ、 522b 中央ローラ、 522c 出口ローラ、 540a,540b,540a′,540b′ 練条機用駆動装置ブロック

Claims (14)

  1. 複数のローラ(22)を備えた練条機(20)を有する紡績機であって、前記複数のローラ(22)が少なくとも1つの駆動装置(40)に接続されていて、該駆動装置(40)によって駆動されるようになっている形式のものにおいて、
    前記駆動装置(40)が、モータ(42a)と伝動装置(42b)とから成る構造ユニットとして、紡績機(10)の支持体(26)の少なくとも1箇所に固定されていて、駆動装置(40)の質量若しくは重量の大部分が前記支持体(26)によって支持されており、前記駆動装置(40)がさらに、この駆動装置によって駆動されるローラ(22a)で支えられていることを特徴とする、複数の練条機用駆動装置を備えた紡績機。
  2. 駆動装置(40)の一方側が、紡績機(10)の長手方向に延在する支持管(28)で、駆動装置に固定されたホルダ(42c)によって支えられており、該ホルダ(42c)とは別の、少なくとも1つのホルダ(43a)が設けられていて、該別のホルダ(43a)が軸受(44)を介して練条機のローラ(22a)に支えられている、請求項1記載の紡績機。
  3. 電動モータ(42a)としての同期モータが設けられており、該同期モータが伝動装置(42b)及び被駆動歯車(46f)を介してローラ(22a)の歯車(22a′)に接続されている、請求項1又は2記載の紡績機。
  4. 平歯車伝動装置又は傘歯車伝動装置又はウォーム歯車伝動装置又は遊星歯車伝動装置(42b)又はサイクロイド伝動装置又は同期伝動装置が設けられており、該伝動装置が出力側で1つの歯付きベルト伝動装置又は複数の歯車(42b′,46′,46b,47)を介して練条機のローラ(22a)の歯車(22a′)に噛み合っている、請求項1から3までのいずれか1項記載の紡績機。
  5. 練条機(20)の出口側ローラ(22a)と駆動装置(40)の伝動装置(42b)との間に歯付きベルト伝動装置(45)が設けられている、請求項1から4までのいずれか1項記載の紡績機。
  6. 前記駆動装置(40)を種々異なる位置に設けられたローラに枢着するために、駆動装置(40)の各ケーシング(60)に少なくともそれぞれ1つの調節可能なホルダ(43a,43b)が設けられており、これらのホルダは、該ホルダの長手方向でもまた長手方向に対して直交する横方向でも前記駆動装置(40)において調節可能であり、同じ構造の複数の駆動装置(40)が種々異なる形式で紡績機(10)に組み付け可能であって、練条機(20)の種々異なるローラ(22a)に接続されている、請求項1から5までのいずれか1項記載の紡績機。
  7. 同じ形式で組み付けられた複数の駆動装置(40)が、練条機(20)の同一のローラ(22a)に接続されているか、又は練条機の一列に並んで配置された複数の部分より成るローラ(22a)に接続されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の紡績機。
  8. 紡績機(10)の吸込み通路(32)の上側で練条機(20)のための支持体(26)に駆動装置(40)が固定されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の紡績機。
  9. 伝動装置のオイルを受容するための液圧ケーシング(62)が駆動装置(40)内で、モータ(42a)及び駆動装置(40)の伝動装置(42b)に隣接して設けられており、冷却液体を有する液圧導管(6)が液圧ケーシング(62)内にガイドされている、請求項1から8までのいずれか1項記載の紡績機。
  10. 紡績機が複数のセクション(70)に分けて構成されており、互いに連結された複数のセクション(70)の列の一端部に、紡績機(10)のための付加的な駆動部及び制御部を受容するための機械ヘッド(74)が設けられている、請求項1から9までのいずれか1項記載の紡績機。
  11. 紡績機(10)の下部にドッファ(5)が設けられており、該ドッファ(5)が、機械中央部に向けられた両端部に屈曲部を備えた旋回アーム(54a,54b)を有しており、前記屈曲部が部分的に機械のプレート(12)のウインド(12a)内に配置されていて、両面型の紡績機(10)の両側に同一の旋回アームが配置されている、請求項1から10までのいずれか1項記載の紡績機。
  12. 軸受(44)が駆動装置(40)のホルダ(43a,43b)内で、練条機(20)のローラ(22a)に固定されていて、このローラ(22a)の軸方向力が軸受(44)及びホルダ(43a,43b)を介して紡績機(10)の支持管(28)に又は支持体(26)に導入されるようになっている、請求項1から1までのいずれか1項記載の紡績機。
  13. 練条機(20)のための駆動装置(40)の下側に吸込み通路が設けられており、該吸込み通路が1つ又は複数のラインより成っていて、方形又は4角形或いは8角形又は円形の形状を有している、請求項1から12までのいずれか1項記載の紡績機。
  14. 練条機(20)のローラ(22a)を駆動するための駆動モータ(42a)と伝動装置(42b)とが1つのケーシング(60)内に収容されているか、又は駆動モータ(42a)及び伝動装置(42b)のケーシングが、前記ケーシング(60)と一体的な構成部分である、請求項1から13までのいずれか1項記載の紡績機。
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