JP4788900B2 - Cml回路及びそれを用いたクロック分配回路 - Google Patents

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Description

本発明は、CML(Current Mode Logic)回路及びこれを用いたクロック分配回路に関する。
特にSerDes(serialization/deserialization;シリアル化/デシリアル化)など高速シリアル伝送では、高い周波数のクロックを必要とし、かつクロック分配発生するジッタが伝送のエラーレートに大きく影響するため、電源ノイズの影響を受けにくく、小振幅で高速動作可能なMOSで構成されたCML回路がクロックドライバとして近年用いられている。
MOSを用いたCML回路は、他のCMOS回路と同様のプロセスで作ることができレイアウト面で有利であるがバイポーラ型のCML回路に比べ差動増幅のゲインが低く入力容量も大きいためクロック分配系の末端まで一定の振幅を保つにはバイポーラ型に比べて各段のクロックドライバの入力端子に大きな振幅を入力する必要がある。
従って、高速なクロック周波数で長距離配線を駆動する場合には出力インピーダンスを下げ、駆動力を上げる必要があるがCML回路の特性上CMOSとは異なり、動作の有無にかかわらず常に定電流が流れるため消費電力が大幅に増大するという問題がある。
また近年MOSの酸化膜厚の薄膜化、ゲート長の微細化により、電源電圧やトランジスタの閾値電圧(Vth)が下がり、一方では信頼性面の影響で最大定格の条件が厳しくなっており、リンギングによる論理誤動作、オーバーシュート・アンダーシュートによるMOSの劣化・破壊といった問題が顕在化している。
特開2002−368600号公報 特開2004−096750号公報
本発明は、ジッタ低減と高速動作の為に主に高周波のクロック分配に用いるCMLで構成されるクロックドライバにおいて、電源投入時やクロックゲーティング時などクロック停止状態から復帰する際にクロック配線や次段クロックドライバのRC成分の影響で最初の一定期間クロック波形が出なくなることを防ぎつつ通常動作時や低速動作するテスト時に消費電力や電源ノイズを低減すること、また過剰な駆動力によって発生するクロック波形のリンギングを低減することを目的とする。
本発明によれば、駆動力増加指示信号を生成する駆動力増加指示信号生成手段と、前記駆動力増加指示信号がアクティブである時に負荷駆動力を増加させるための駆動力増加手段を備えるCML回路であって、前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記CML回路が停止状態から動作状態に入ってから所定期間前記駆動力増加指示信号をアクティブにすることを特徴とするCML回路が提供される。
上記のCML回路において、前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記CML回路が停止状態から動作状態に入ってから所定数のクロック信号がカウントされるまで前記駆動力増加指示信号をアクティブにするようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記CML回路の動作クロックの周波数が所定の周波数未満である時には、前記駆動力増加指示信号を非アクティブにするようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記駆動力増加指示信号をアクティブレベルから非アクティブレベルに変化させる際に、前記駆動力増加指示信号のレベルを徐々に変化させるようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加手段は、差動増幅回路の構造を備え、前記差動増幅回路の一対の負荷抵抗及び電流源は、前記駆動力増加指示信号が非アクティブである時にハイインピーダンス状態となるようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記差動増幅回路の一対の出力ノードのそれぞれは、駆動力増加時及び駆動力非増加時に動作する差動増幅回路の一対の出力ノードのそれぞれと接続されているようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加手段は、前記負荷駆動力を増加させている時の当該CML回路の中心出力レベルが前記負荷駆動力を増加させていない時の当該CML回路の中心出力レベルと同一となるように構成されているようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加手段を構成する差動増幅器の電流源により流される電流と負荷抵抗との積が、駆動力増加時及び駆動力非増加時に動作する差動増幅回路の電流源により流される電流と負荷抵抗との積に等しくなるようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増幅回路を構成する差動増幅器の電流源がハイインピーダンスとなるタイミングと、前記駆動力増幅回路を構成する負荷抵抗がハイインピーダンスとなるタイミングとが等しくなるようにしてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加手段は、前記駆動力増加指示信号がアクティブレベルから非アクティブレベルに変化する際に、当該CML回路の出力が連続的に変化するように構成されていてもよい。
上記のCML回路において、前記駆動力増加指示信号がアクティブレベルから非アクティブレベルに変化する際に、前記駆動力増幅回路を構成する差動増幅器の電流源と負荷抵抗がオン状態からハイインピーダンス状態に少しずつ変化するようにしてもよい。
本発明によれば、上記CML回路を備えることを特徴とするクロック分配回路が提供される。
上記のクロック分配回路において、PLL回路と、前記CML回路とを備え、前記PLL回路は、前記CML回路の出力信号を参照クロックと同期させるようにしてもよい。
上記のクロック分配回路において、複数の前記CML回路が直列に接続されているようにしてもよい。
上記のクロック分配回路において、複数の前記CML回路がツリー状に接続されているようにしてもよい。
本発明によれば、駆動力増加指示信号を生成する駆動力増加指示信号生成手段と、前記駆動力増加指示信号がアクティブである時に負荷駆動力を増加させるための駆動力増加手段を備えるので、駆動力増加時には、駆動力を大きくでき、そうでないときには駆動力を小さくできる。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
全体は図1または図2のような回路で構成され、一定期間図中クロックドライバ2に内蔵されたブースト回路(12(図3)または23(図4))を有効にし、一時的にクロックドライバの駆動力が高い状態を作り出しクロック停止状態からの復帰時に発生するクロック抜けを防ぐ。
一定期間経過後クロック波形は周期的な波形となり、負荷容量の影響で小振幅となっても動作上問題ないため消費電力削減のためにPLLのロック検出回路(図中7)またはフィードバッククロック(図中4)のエッジをあらかじめ規定した数だけカウントするカウンター(図中8)を利用して生成した制御信号(駆動力増加指示信号)BOOST(図中11)により、所定時間経過後又は所定クロックカウント後にブースト回路12,23をOFFにし必要最低限に駆動力を下げた状態で通常動作を行う。
レファレンス信号VREFが非アクティブ(図3、図4ではローレベル)である時には、クロックドライバは非動作状態である。レファレンス信号VREFがアクティブ(図3、図4ではハイレベル)に変化すると、クロックドライバ2は動作状態に遷移する。しかし、直ちに、定常的な動作状態に入るわけではない。
すなわち、PLLロック検出回路7は、PLL1がロックしているか否かを検出する。クロックドライバが定常的な動作状態に入り、PLLロック検出回路7が、クロックドライバ2が出力するクロックが位相ロックしたと判断したならば、PLLロック検出回路7は、駆動力増加信号BOOSTをアクティブ(図3、図4ではハイレベル)から非アクティブ(図3、図4ではローレベル)にする。
エッジカウンタ8は、レファレンス信号VREFがアクティブになってからクロックドライバ2が出力するクロックの数が所定数に達したならば、駆動力増加信号BOOSTをアクティブ(図3、図4ではハイレベル)から非アクティブ(図3、図4ではローレベル)にする。
従って本発明はCMLを用いたクロックドライバ2にブースト回路12,23を付加すること、そしてPLLへのフィードバックループを含めたクロック分配系全体の動作状態に応じて動的に駆動力を制御できることが特徴である。
全体は図1または図2のような回路で構成され、初期のクロック停止状態から一定期間図1又は図2のクロックドライバ2に内蔵されたブースト回路(図中12,23)を有効にし、一時的にクロックドライバの駆動力が高い状態を作り出しクロック停止状態からのクロック抜けを防ぐ。
一定期間経過後クロック波形は周期的な波形となるため、負荷容量の影響等で小振幅となっても動作上問題なく消費電力削減のためにPLLのロック検出回路(図中7)の検出信号やフィードバッククロックのエッジをあらかじめ規定した数だけカウントするカウンター(図中8)を制御信号(図中11)として利用してブースト回路12、23をOFFにし必要最低限に駆動力を下げた状態で通常動作を行う。
本発明のクロック分配に用いるクロックドライバ 2は図3及び図4の回路A(図中12または23),B(図中13)のような回路であり、回路A,Bとも負荷抵抗(図中15,18)、差動対トランジスタ(図中16,19)、定電流源トランジスタ(図中17,20)からなり、定電流源トランジスタはVDDからGNDへ常に定電流を流す役割をし、差動対トランジスタは入力波形に応じて左右の負荷抵抗に流す電流の割合を制御する役割をする。そして負荷抵抗は電流に応じた振幅を生成する役割をする。
回路AはPMOS(図中15)を負荷としたCML回路であり、15のゲート電圧を制御することにより出力インピーダンスを可変にしている。よって動作のON/OFF制御が必要なブースト回路12,23に用いる。
すなわち、駆動力増加指示信号BOOSTがアクティブ(ハイレベル)である時には、PMOS15は負荷抵抗として動作し、前記駆動力増加指示信号BOOSTが非アクティブ(ローレベル)である時には、PMOS15はハイインピーダンス状態となる。
同様に、駆動力増加指示信号BOOSTがアクティブ(ハイレベル)である時には、電流源として利用されるNMOS17は電流源として動作し、前記駆動力増加指示信号BOOSTが非アクティブ(ローレベル)である時には、NMOS17はハイインピーダンス状態となる。
従って、回路Aは、駆動力増加指示信号BOOSTがアクティブ(ハイレベル)である時には、回路Bと同様なCML回路となり、機能的には、駆動力増加手段となる。他方、回路Aは、駆動力増加指示信号BOOSTが非アクティブ(ハイレベル)である時には、そのように機能せず、差動対16のトランジスタに定電流源20が引き込む電流の一部が流れるようになる。
一方回路B(図中13)は抵抗素子(図中18)を負荷としたCML回路であり、抵抗値にバイアス依存がなく電源変動の影響を受けにくいので、クロックのジッタ発生を低減する目的で通常動作時に使用する。
なお、ブースト時に回路Aの出力のレベルと回路Bのレベルが同一となるように、回路Aの定電流源17が流す電流とPMOS負荷15の抵抗値との積が、回路Bの定電流源20が流す電流と抵抗負荷18の抵抗値との積と等しくなるように調整をして設計をする。
図1の構成の場合、PLLロック検出回路7がロック検出信号を出す時点ではクロック分配系末端のF/F(図中3)手前からのフィードバッククロックが図中1のPLLへ戻ってきている状態であり、クロック分配系が安定動作していることを示している。
また図2の構成の場合、あらかじめクロック分配系が安定動作するまでの期間を調べておきフィードバック4に戻ってくるクロックのエッジ数として規定し、エッジカウンター8でカウントすることで、安定動作状態を知ることができる。
これらクロック分配系が安定状態になった時点でBOOST端子11を切り替える。
BOOST端子を”1”にすると図3及び図4の回路A,Bの両方が動作し駆動力が上がる。
BOOST端子を”0”にするとVREF ON/OFFスイッチ14によって図3及び図4の回路Aの電流源トランジスタ17のゲート電圧が0VになることによりOFFし、PMOS負荷15はゲート電圧が電源電圧(VDD)となることにより出力がハイインピーダンスとなる。
よって、BOOST端子が”0”である時には、電源からの電流は回路A,Bの差動対トランジスタ16,19、回路Bの定電流源トランジスタ20を介してグランド(GND)に流れるようになり電流量が減り駆動力が低下するが、負荷の抵抗値と定電流源トランジスタに流れ込む電流の比は一定なので、差動信号のクロスポイントの位置はブースト回路12,23がOFFになった後も一定に保たれる。
この図3の回路をPLLのクローズループに含める場合にはデジタル的な(不連続な)ブースト回路のON/OFFでは遅延や振幅の急激な変化によりPLLのロックが外れる危険性があるため、図4のように回路Aの電流源トランジスタ17とPMOS負荷15とがOFFするまでの時間が同じになるようなRC時定数21,22を付けることにより、ゆるやかに定電流源トランジスタ17のゲート電圧を下げ、PMOS負荷15のゲート電圧を上げて分配遅延や振幅を連続的に変化させることによりPLLのロック外れの危険性を低減することができる。
図5及び図6は本発明の効果を示すために図3及び図4の回路をシミュレーションで比較した結果である。
図5は本発明のブースト回路A(駆動力増加手段)がある場合、図6は本発明のブースト回路A(駆動力増加手段)が無い場合であり、クロックドライバ2の出力にRCの負荷と次段のドライバを付けて次段入力での差動クロック信号を観測している。
図6は図4の回路でブースト回路AをOFFした状態と同等の駆動力のクロックドライバで構成した場合のシミュレーション結果である。
クロック停止状態から復帰時にはクロック配線や次段のクロックドライバの入力容量に電荷が完全にチャージした状態から動き始めるため、図6では動作開始後しばらく駆動力が足りずに差動クロック信号35,36がクロスできない期間37が発生しクロック波形に抜けが生じてしまう。
また図6のような状態を避けるためあらかじめ、駆動力の大きなドライバで構成した場合にはCML回路の特性上、CMOSとは異なり動作の有無にかかわらず常に定電流が電源・グランド間に流れるため消費電力が大幅に増大する。
また長距離配線などでインダクタンス成分が大きい場合には、駆動力の大きなドライバで構成した場合、リンギングが発生し論理が確定できなくなったり、オーバーシュートにより電圧がトランジスタの定格を超えて、性能劣化や破壊を引き起こす危険性がある。
他方、図5のように動作開始時から一定期間38 ブースト回路AをONにし駆動力を高い状態にしてクロック波形抜けを防ぎつつ、その後安定動作時にはブースト回路AをOFFにし駆動力を下げることにより消費電力やリンギングの低減を実現できる。
図3及び図4の回路AではPMOSの抵抗負荷15を用いているが、負荷抵抗が可変できるものであればその種類は問わない。
図3及び図4の回路Bでの負荷抵抗18は抵抗素子であるが、この負荷をインダクタンスやインダクタンスと抵抗素子の組み合わせで構成した場合でも効果は同様である。
図1及び図2ではPLLへ入力するリファレンスクロック5とフィードバッククロック4がともに差動信号だが、4を途中でシングルエンドに変換して、シングルエンドのリファレンスクロックと位相比較しても構わない。
図1及び図2でBOOST信号を出力するための回路7,8はPLL1近傍に置かれているが、配置する位置はどこでも構わない。またPLL1に内蔵していても構わない。
図1及び図2ではクロックドライバ2からF/F3まで3段のドライバで構成されているが、ドライバ段数は何段でも構わない。
図1及び図2ではクロックドライバを1:1:1で直列接続しているが、1:n1:n2でツリー状に接続してもよい。
図1及び図2ではVREF6は全クロックドライバへ共通に分配しているが、クロックドライバ毎に発生する形でも良い。
また図3及び図4では14の回路を各クロックドライバ2に内蔵しているが、クロックドライバ2の外部に配置しても良い。
本実施形態によれば、クロックの動作状態に応じて、クロックドライバの駆動力を変えることで消費電力を低減できるCML回路を用いたクロック分配回路が提供される。
本実施形態によれば、低速でのLSIテスト時にクロックドライバの駆動力を下げ、電源ドロップを抑えることができるCML回路を用いたクロック分配回路が提供される。すなわち、クロックの周波数を測定し、その周波数が所定の周波数未満である場合には、ブースト回路Aが働かないようにしてもよい。
本実施形態によれば、クロックの動作状態に応じて、クロックドライバの駆動力を変えることでリンギングによる誤動作やオーバーシュートによるトランジスタの劣化・破壊を防止できるCML回路を用いたクロック分配回路が提供される。
本実施形態によれば、クロック停止状態からの復帰時にクロック波形の抜けを防止できるCML回路を用いたクロック分配回路が提供される。
本実施形態によれば、PLLのロック外れを防止しつつクロックドライバの駆動力を動的に切り替えることができるCML回路を用いたクロック分配回路が提供される。具体的には、図4に示すように、BOOST信号を積分するようなRC回路21、22を設けることにより、BOOST回路Aの急激なオン/オフの切り替えを避けることができ、これにより、出力クロックの位相の不連続を避けることが可能となる。
本発明の実施形態によるクロック分配回路の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるクロック分配回路の他の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態によるブースト機能がついたCML回路の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態によるブースト機能がついたCML回路の他の構成例を示す回路図である。 本発明の実施形態によるブースト機能がついたCML回路を利用した場合のクロック信号の波形を示す図である。 本発明の実施形態によるブースト機能がついたCML回路を利用しない場合のクロック信号の波形を示す図である。
符号の説明
1 PLL
2 CML回路(クロックバッファ)
12、23 ブースト回路
13 通常同作用バッファ

Claims (15)

  1. 駆動力増加指示信号を生成する駆動力増加指示信号生成手段と、
    前記駆動力増加指示信号がアクティブである時に負荷駆動力を増加させるための駆動力増加手段を備えるCML回路であって、
    前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記CML回路が停止状態から動作状態に入ってから所定期間前記駆動力増加指示信号をアクティブにすることを特徴とするCML回路。
  2. 請求項1に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記CML回路が停止状態から動作状態に入ってから所定数のクロック信号がカウントされるまで前記駆動力増加指示信号をアクティブにすることを特徴とするCML回路。
  3. 請求項1又は2に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記CML回路の動作クロックの周波数が所定の周波数未満である時には、前記駆動力増加指示信号を非アクティブにすることを特徴とするCML回路。
  4. 請求項1乃至の何れか1項に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加指示信号生成手段は、前記駆動力増加指示信号をアクティブレベルから非アクティブレベルに変化させる際に、前記駆動力増加指示信号のレベルを徐々に変化させることを特徴とするCML回路。
  5. 請求項1乃至の何れか1項に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加手段は、差動増幅回路の構造を備え、
    前記差動増幅回路の一対の負荷抵抗及び電流源は、前記駆動力増加指示信号が非アクティブである時にハイインピーダンス状態となることを特徴とするCML回路。
  6. 請求項に記載のCML回路において、
    前記差動増幅回路の一対の出力ノードのそれぞれは、駆動力増加時及び駆動力非増加時に動作する差動増幅回路の一対の出力ノードのそれぞれと接続されていることを特徴とするCML回路
  7. 請求項1乃至の何れか1項に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加手段は、前記負荷駆動力を増加させている時の当該CML回路の中心出力レベルが前記負荷駆動力を増加させていない時の当該CML回路の中心出力レベルと同一となるように構成されていることを備えることを特徴とするCML回路。
  8. 請求項に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加手段を構成する差動増幅器の電流源により流される電流と負荷抵抗との積が、駆動力増加時及び駆動力非増加時に動作する差動増幅回路の電流源により流される電流と負荷抵抗との積に等しいことを特徴とするCML回路。
  9. 請求項に記載のCML回路において、
    前記駆動力増幅回路を構成する差動増幅器の電流源がハイインピーダンスとなるタイミングと、前記駆動力増幅回路を構成する負荷抵抗がハイインピーダンスとなるタイミングとが等しいことを特徴とするCML回路
  10. 請求項1乃至の何れか1項に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加手段は、前記駆動力増加指示信号がアクティブレベルから非アクティブレベルに変化する際に、当該CML回路の出力が連続的に変化するように構成されていることを特徴とするCML回路。
  11. 請求項10に記載のCML回路において、
    前記駆動力増加指示信号がアクティブレベルから非アクティブレベルに変化する際に、前記駆動力増幅回路を構成する差動増幅器の電流源と負荷抵抗がオン状態からハイインピーダンス状態に少しずつ変化することを特徴とするCML回路。
  12. 請求項1乃至11の何れか1項に記載のCML回路を備えることを特徴とするクロック分配回路。
  13. 請求項12に記載のクロック分配回路において、
    PLL回路と、前記CML回路とを備え、前記PLL回路は、前記CML回路の出力信号を参照クロックと同期させることを特徴とするクロック分配回路。
  14. 請求項12又は13に記載のクロック分配回路において、
    複数の前記CML回路が直列に接続されていることを特徴とするクロック分配回路。
  15. 請求項12又は13に記載のクロック分配回路において、
    複数の前記CML回路がツリー状に接続されていることを特徴とするクロック分配回路。
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