JP4782524B2 - 半導体集積回路、設計支援ソフトウェアシステム、および、テストパターン自動生成システム - Google Patents

半導体集積回路、設計支援ソフトウェアシステム、および、テストパターン自動生成システム Download PDF

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Description

本発明は、例えば、冗長構成付きメモリの救済回路の縮退故障および遅延故障をテストする半導体集積回路、設計支援ソフトウェアシステム、および、テストパターン自動生成システムに関する。
製造試験におけるデバイスの故障を検出する技術として、例えば、半導体集積回路に埋め込まれたメモリ回路を試験するBIST(Built-In Self Test、組込自己試験)回路を用いるものがある。
このメモリ回路の故障検出の方法には、書き込みデータと読み出したデータの比較を行い、故障の有無を判別する比較器型BISTや、読み出された結果をBIST回路内で圧縮し、圧縮した結果をもとに故障の有無を判別する圧縮器型BISTなどがある。
そして、メモリ回路には、故障セル救済用の冗長構成付きメモリを有するものがある。この冗長構成付きメモリは、通常のメモリセル以外に救済用冗長セルを有し、メモリセル内に故障があった場合に、故障セルを回避し当該冗長セルを用いて、メモリ回路として正常動作するよう救済するものである。
この冗長構成付きメモリは、例えば、通常のメモリセルと、冗長セルと、配線溶断型のヒューズ回路、ヒューズレジスタ、救済コード用のデコード回路、および入出力切替え用回路からなる救済論理と、を含む。なお、この救済論理をメモリ回路外の論理回路として配する技術をソフトマクロ型の冗長救済技術という。
救済に上記ヒューズ回路を用いる場合には、メモリ回路をテストした結果に基づいて救済コードが求められる。そして、この救済コードに従ってヒューズ回路の対応するヒューズビットが溶断され救済後の状態に固定される。これにより、通常のメモリセルの故障セルから冗長セルへ入出力切替回路で切替られ、当該故障セルを回避してメモリ回路への正常な読み書き動作が実施されることとなる(例えば、特許文献1参照。)。
冗長構成付きメモリをBIST回路で試験する場合、通常、比較器型BISTが使用される。そして、この比較器型BISTが生成する比較結果に基づいて、BIRA (Built-In Redundancy Allocation、組込冗長割付)回路により、救済コードが生成される。
ここで、上記ソフトマクロ型の冗長救済技術を用いた場合、メモリ回路が埋め込まれた半導体集積回路の固定的な故障である縮退故障の検出は、当該メモリ回路を迂回する迂回回路を設けるとともにヒューズレジスタをスキャン設計し、縮退故障テストパターンを自動生成して実施される。
スキャン設計とは、論理内のレジスタを、テスト用入出力を持つスキャンレジスタに置き換え、テスト入出力を互いにシリアルに接続してシフトレジスタを構成するものである。これにより、外部端子からレジスタへの信号設定および観測を直接行えるようにする。
このように、ヒューズレジスタをスキャン設計し、メモリ回路を迂回する迂回回路を追加して、デコード回路および入出力切替え用回路の縮退故障をテストする。ヒューズレジスタをスキャン設計した上で迂回回路を追加すると、デコード回路、入出力切替回路の縮退故障がテスト可能になる。
一方、当該半導体集積回路の遅延が生じる遅延故障の検出は、メモリ回路への読み書き可能な状態で、順序的な遅延故障テストパターンを自動生成して実施される。
遅延故障を検出するために、メモリセルを読み書きする順序的な遅延故障テストパターンの自動生成を実行する場合、故障セルに対する読み書きを行うテストパターンを生成しないように、ヒューズレジスタに救済コードを入れて入出力切替回路を制御する必要がある。
そして、既述のように、縮退故障をテストするためにヒューズレジスタをスキャン設計した場合には、遅延故障テストパターンは、ヒューズレジスタに対して救済コードを入出力するパターンに設定されなければならない。
したがって、同じ遅延故障を検出するためのテストパターンであっても、救済コードごとに異なるテストパターンがテスタにより設定される必要がある。すなわち、このテストパターンを入力するテスタに、全ての救済コードに対応したシフトパタンを保持するだけのパターン記憶容量を設ける等対策が必要になり、コストが上昇するという問題があった。
特開2004−192712号公報(第9−11頁、第1図)
本発明は、上記課題を解決するものであり、メモリ周辺の論理回路(ユーザ回路)の縮退故障および遅延故障のテストを低コストで実施可能な半導体集積回路を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る半導体集積回路は、
メモリセル、およびこのメモリセルのうち故障が発生した故障セルを回避して救済するための冗長セルを有するメモリ回路と、
前記メモリ回路をテストした結果から得られた前記故障セルを回避し冗長セルを用いる救済コードに基づいて、前記メモリ回路を救済する論理が決定されるヒューズ回路と、
前記ヒューズ回路の出力信号により制御される第1のレジスタと、
縮退故障をテストするためスキャン設計されテスト用の入出力を有する第2のレジスタと、
前記第1のレジスタの出力と前記第2のレジスタの出力とが入力に接続され、遅延故障をテストする場合には前記第1のレジスタの出力信号に切替え、縮退故障をテストする場合には前記第2のレジスタの出力信号に切替て信号を出力するレジスタ選択回路と、
第1のユーザ回路と前記メモリ回路の入力との間に接続され、前記メモリ回路の入力を、前記故障セルが接続された経路を含む第1の信号経路から前記故障セルが接続された経路を回避し前記冗長セルが接続された経路を含む第2の信号経路に切替える第1の切替回路と、
第2のユーザ回路と前記メモリ回路の出力との間に接続され、前記メモリ回路の出力を前記第1の信号経路から前記第2の信号経路に切替える第2の切替回路と、
前記第1の切替回路と前記第2の切替回路との間で前記メモリ回路の入力と出力とに接続され、縮退故障をテストするためのメモリ迂回回路と、
前記レジスタ選択回路の出力に基づいて、前記第1および前記第2の切替回路を制御する信号を出力するデコード回路と、
を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係る設計支援ソフトウェアシステムは、
メモリ回路のセル名称及びアドレス幅・ビット幅救済方式の情報が含まれた冗長メモリ情報ファイルの入力に基づいて、リダンダンシ回路ファイルを生成するリダンダンシ回路生成部と、
前記リダンダンシ回路ファイル、前記リダンダンシ回路を組み込む対象となる半導体集積回路の第1のネットリスト、縮退故障テスト用レジスタを指定する縮退故障テスト用レジスタ指定ファイル、および前記メモリ回路の論理的な場所を指定する冗長メモリインスタンス指定ファイルの入力に基づいて前記リダンダンシ回路を組み込んだ第2のネットリストを生成する回路組込部と、
を備えていることを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るテストパターン自動生成システムは、
リダンダンシ回路が組み込まれたネットリスト、セルライブラリ、半導体集積回路のスキャン設計を規定するスキャン設計情報ファイル、および縮退故障のテストであることを指定する縮退故障テストモード設定情報ファイルの入力に基づいて縮退故障テストパターンファイルを生成する縮退故障テストパターン生成部と、
前記ネットリスト、前記セルライブラリ、前記スキャン設計情報ファイル、任意の救済コードを指定する救済コードファイル、遅延故障のテストであることを指定する遅延故障テストモード設定情報ファイル、およびヒューズレジスタインスタンス指定ファイルの入力に基づいて遅延故障テストパターンファイルを生成する遅延故障テストパターン生成部と、
を備えていることを特徴とする。
本発明の一態様に係る半導体集積回路によれば、ユーザ回路および全救済回路の縮退故障のテストを可能にするとともに、メモリを読み書きするユーザ回路の遅延故障に対するテストパターンを救済コードに依存しないパターンとして生成することが可能になるので、メモリ周辺の論理回路の縮退故障および遅延故障のテストのコストを低減可能な半導体集積回路を提供することができる。
本発明の一態様に係る設計支援ソフトウェアシステムによれば、半導体集積回路のリダンダンシ回路を自動的に生成し、半導体集積回路のネットリストに組み込むことができる。
本発明の一態様に係るテストパターン自動生成システムによれば、半導体集積回路の個々の救済コードに依存しない遅延故障のテストパターンおよび縮退故障のテストパターンを自動的に生成することができる。
本発明の実施の形態に係る半導体集積回路は、例えば、スキャン設計されたテスト用レジスタもしくはBIRA回路内部のレジスタにより、ユーザ回路および救済回路の縮退故障をテストするとともに、スキャン設計されていないヒューズレジスタにより、ヒューズ回路に書き込まれた救済コードに依存しない遅延故障テストパターンでの遅延故障のテストを可能にするものである。
以下、本発明を適用した各実施例について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る半導体集積回路の要部の構成を示すブロック図である。
図1に示すように、半導体集積回路100は、メモリセル1、およびこのメモリセル1のうち故障が発生した故障セル1aを回避して救済するための冗長セル2を有するメモリ回路3と、このメモリ回路3をテストした結果から得られた故障セル1aを回避し冗長セル2を用いる救済コードに基づいて、メモリ回路を救済する論理が決定されるヒューズ回路4と、ヒューズ回路4の出力信号により制御される第1のレジスタであるヒューズレジスタ5と、縮退故障をテストするためスキャン設計されテスト用の入出力を有する第2のレジスタである縮退故障テスト用レジスタ6と、ヒューズレジスタ5の出力と縮退故障テスト用レジスタ6の出力とが入力に接続され、遅延故障をテストする場合にはヒューズレジスタ5の出力信号に切替え、縮退故障をテストする場合には縮退故障テスト用レジスタ6の出力信号に切替て信号を出力するマルチプレクサであるレジスタ選択回路(MUX)7と、を備えている。
さらに半導体集積回路100は、例えば外部端子や、同半導体集積回路100にある第1のフリップフロップ(FF)8aおよび第2のフリップフロップ8bと、第1のフリップフロップ8aの出力信号を処理し所定の信号を出力する第1のユーザ回路9aと、メモリ回路3の出力信号を処理し所定の信号を出力する第2のユーザ回路9bと、この第1のユーザ回路9aとメモリ回路3の入力との間に接続され、メモリ回路3の入力を、故障セル1aが接続された経路を含む第1の信号経路から故障セル1aが接続された経路を回避し冗長セル2が接続された経路を含む第2の信号経路に切替える第1の切替回路10aと、第2のユーザ回路9bとメモリ回路3の出力との間に接続され、メモリ回路3の出力を上記第1の信号経路か上記第2の信号経路に切替える第2の切替回路10bと、第1の切替回路10aと第2の切替回路10bとの間でメモリ回路3の入力と出力とに接続され、縮退故障をテストするためのメモリ迂回回路11と、レジスタ選択回路7の出力に基づいて、第1および第2の切替回路10a、10bを制御する信号を出力するデコード回路12と、を備えている。
なお、第1および第2の切替回路10a、10bは、ここでは、複数のマルチプレクサで構成されている。
また、メモリ迂回回路11は、メモリ回路3の入力と第1の切替回路10aの出力との間に一端が接続された迂回配線11aと、メモリ回路3の出力および迂回配線11aの他端が入力に接続され、出力が第2の切替回路10bの入力に接続されたマルチプレクサ11bとを有する。
図1に示すように、メモリ回路3には故障セル1aが存在する場合には、例えば、図示しないBIRA回路より外部のテスタに出力される情報より救済コードを求め、ヒューズ回路4のヒューズ素子の溶断を行って半導体集積回路100毎に救済論理を確定する。ヒューズ回路4に書き込まれた救済コードはヒューズレジスタ5に読み出され、デコード回路12により第1の切替回路10aおよび第2の切替回路10bを制御する。
デコード回路12の制御信号を受けて、第1の切替回路10aおよび第2の切替回路10bは、それぞれのマルチプレクサを切替えて、故障セル1aが接続された経路を回避し、冗長セル2が接続された経路に所定の信号が伝送するように制御される。
これにより、第1のフリップフロップ8aの所定の出力を受けた第1のユーザ回路9aによりメモリ回路3への読み書き動作を行うと、メモリ回路3は故障セル1aが接続された経路を回避し冗長セル2に接続された経路を含む上記第2の信号経路を使って、正常に所定のデータを出力する。出力されたデータは第2のユーザ回路9bを介して第2のフリップフロップ8bに取り込まれる。
ここで、以上の構成を有する半導体集積回路100の縮退故障および遅延故障のテストについて説明する。なお、ここでは、半導体集積回路100は、メモリ回路3が救済された状態で縮退故障および遅延故障のテストが実施される場合について説明する。
縮退故障のテストは、例えば、第1のフリップフロップ8a、縮退故障テスト用レジスタ6に所定のテストパターンを入力するとともにメモリ迂回回路11を制御して、第2のフリップフロップに出力された信号を検出し所定の期待値と比較することにより、第1および第2のユーザ回路9a、9b、第1および第2の切替回路10a、10b、デコード回路12について実施される。ここで、縮退故障のテスト時には、メモリ迂回回路11は、マルチプレクサ11bのスイッチを切替えて、第1のユーザ回路9aから入力されメモリ回路3を迂回して迂回配線11aを伝送した信号を選択し出力するようにする。
また、図1に示すようにメモリ迂回回路11は、第1および第2の切替回路10a、10bよりもメモリ回路3に近い側に配置されている。したがって、第1および第2のユーザ回路9a、9bだけでなく、第1および第2の切替回路10a、10bの縮退故障(すなわち、救済により切替えられると動作しない箇所を含む、第1の切替回路10aの入力端子13a〜13hおよび出力端子14a〜14c、第2の切替回路10bの入力端子15a〜15fおよび出力端子16a〜16dの縮退故障)もさらにテスト可能である。
既述のように、縮退故障テスト用レジスタ6はスキャン設計されているため、テスト用入出力を持つスキャンレジスタを有している。したがって、レジスタ選択回路7によって選択されたこの縮退故障テスト用レジスタ6にテスト用入出力から任意のテストパターンを書き込み、デコード回路12でデコードすることで、すべての縮退故障をテストすることが可能である。これは、救済コードに依らず、あらゆる組み合わせに制御可能だからである。
ここで、メモリ回路3の救済により、ヒューズ回路4にどのような救済コードが書き込まれた場合であっても、当該ヒューズ回路4の出力は縮退故障テスト用レジスタ6に入力されないため、縮退故障をテストするテストパターンには影響がない。したがって、縮退故障をテストするテストパターンを救済コードごとに準備する必要がない。
一方、遅延故障のテストは、例えば、第1のフリップフロップ8aから所定のテストパターンを入力するとともにメモリ回路3を救済した状態に設定し、マルチプレックサ11bがメモリ出力側を選択して、第2のフリップフロップに出力された信号を検出し所定の期待値と比較することにより実施される。このために、レジスタ選択回路7によりヒューズレジスタ5を選択し、このヒューズレジスタ5の出力に基づいてデコード回路12がメモリ回路3を救済した状態に設定する。これにより、遅延故障に対するテストパターンでメモリ回路3へ書き込み読み出す動作が行われる。このような設定ができるのは、ヒューズレジスタ5をスキャン設計していないので、当該ヒューズレジスタ5がテストモードにおいても通常動作(救済された状態での動作)としてヒューズ回路4から救済コードの読み込みが可能なためである。
このように、遅延故障のテストモードにおいては、メモリセル1の読み書きを可能にするために、メモリ迂回回路11はメモリ回路3の出力データが選択される。図1においては、第1および第2の切替回路10a、10bの遅延故障のうちテストされるのはメモリを救済した状態で動作する部分(入力端子13b、13d、出力端子14a、14b、入力端子15a、15c、15e、15h、および出力端子16a〜16d)である。
したがって、第1および第2の切替回路10a、10bの中でテストされる部分は、同じテストパターンであっても、ヒューズ回路4に書き込まれた救済コードによって異なる。
既述のように、ヒューズレジスタ5は、スキャン設計されていないので、遅延故障のテストモードでは通常動作として、ヒューズ回路4から救済コードを取り込み、メモリ回路3を救済した状態に設定する。そのため、例えば、図示しないテスタにおいて救済コードを加味したテストパターンを設定する必要がない。つまり、救済コードに依存しない汎用的なテストパターンを当該テスタから入力し利用することが可能である。
このように、既述の従来技術と比較して、半導体集積回路100にヒューズレジスタ5のビット幅数のスキャン設計された縮退故障テスト用レジスタ6とレジスタ選択回路7とを追加することにより、ヒューズ回路4の救済コードに依らずに、第1および第2のユーザ回路9a、9bと全救済回路の縮退故障をテスト可能なパターンとメモリ回路3へ読み書きする遅延故障に対するテストパターンとを利用することができるようになっている。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、ユーザ回路および救済回路の縮退故障のテストを可能にするとともに、メモリを読み書きするユーザ回路の遅延故障に対するテストパターンを救済コードに依存しないパターンとして生成することが可能になる。これにより、例えば、救済コードに対応した遅延故障のテストパターンを生成するためにテスタに別途パターン記憶容量を設ける等の対策が不要になり、縮退故障および遅延故障のテストのコストを低減することができる。
実施例1では、半導体集積回路にスキャン設計された縮退故障テスト用レジスタを別途設け、縮退故障をテストする構成について述べたが、本実施例では、特に、メモリ回路をテストするBIST回路が生成する比較結果に基づいて救済コードを生成するBIRA回路のレジスタを縮退故障テスト用レジスタとして使用する構成について述べる。
図2、本発明の実施例2に係る半導体集積回路の要部の構成を示す平面図である。なお、図中、実施例1と同じ符号は、実施例1と同様の構成を示している。
図2に示すように、半導体集積回路100aは、メモリセル1をテストするためのテストパターンおよびメモリセル1の故障を判断するための期待値を出力する組込自己試験回路17と、第1のユーザ回路9aの出力信号と組込自己試験回路17が出力するテストパターンとを切替えて、第1の切替回路10aを介してメモリ回路3に出力するテスト切替回路(MUX)18と、当該テストパターンの入力に基づいてメモリ回路3が第2の切替回路10bを介して出力する信号と組込自己試験回路17が出力する期待値とを比較し信号を出力する比較器19と、この比較器19の出力信号に基づいて、救済コードを求めスキャン設計された保存用レジスタ20に保存する組込冗長割付回路21と、をさらに備えている。
ここで、第2のレジスタである縮退故障テスト用レジスタは、保存用レジスタ20と共用となっている。
保存用レジスタ20は、既述のようにBIRA回路21で求められた救済コードを保存するが、例えば、当該救済コードに基づいてヒューズ回路4のヒューズ素子を溶断して救済論理を確定させた後は、当該救済コードを保存し続ける必要はない。そこで、縮退故障のテスト時には、このスキャン設計された保存用レジスタ20を縮退故障テスト用レジスタとして使用するものである。なお、縮退故障テスト用レジスタとして共用するために、レジスタ選択回路7の入力と保存用レジスタ20の出力とが接続されている。
ここで、以上の構成を有する半導体集積回路100aの縮退故障のテストについて説明する。なお、ここでは、半導体集積回路100aは、メモリ回路3が救済された状態で縮退故障のテストが実施される場合について説明する。また、遅延故障のテストについては実施例1と同様である。
縮退故障のテストは、例えば、第1のフリップフロップ8aから所定の信号を入力するとともに保存用レジスタ20およびメモリ迂回回路11を制御して、第2のフリップフロップに出力された信号を検出し所定の期待値と比較することにより、第1および第2のユーザ回路9a、9b、第1および第2の切替回路10a、10b、デコード回路12について実施される。ここで、縮退故障のテスト時には、メモリ迂回回路11は、メモリ回路3の出力信号を第2の切替回路10bに出力しないように、マルチプレクサ11bのスイッチを切替えて、当該信号がメモリ回路3を迂回するようにする。
既述のように、保存用レジスタ20はスキャン設計されているため、テスト用入出力を持つスキャンレジスタを有している。したがって、レジスタ選択回路7によって選択されたこの保存用レジスタ20にテスト用入出力から任意のテストパターンを書き込み、デコード回路12でデコードすることで、すべての縮退故障をテストすることが可能である。
ここで、メモリ回路3の救済により、ヒューズ回路4にどのような救済コードが書き込まれた場合であっても、当該ヒューズ回路4の出力は保存用レジスタ20に入力されないため、縮退故障をテストするテストパターンには影響がない。したがって、縮退故障をテストするテストパターンを救済コードごとに準備する必要がない。
以上のように、本実施例に係る半導体集積回路によれば、縮退故障のテスト時に使用されないBIRA回路の保存用レジスタを、縮退故障テスト用レジスタとして使用することにより、別途縮退故障テスト用レジスタを設けることなく、ユーザ回路および全救済回路の縮退故障のテストを可能にするとともに、メモリを読み書きするユーザ回路の遅延故障に対するテストパターンを救済コードに依存しないパターンとして生成することが可能になる。これにより、縮退故障および遅延故障のテストのコストをさらに低減することができる。
実施例1では、半導体集積回路の具体的な構成について述べたが、本実施例では、特に、当該半導体集積回路のテスト回路設計を支援する設計支援ソフトウェアシステムについて述べる。
図3は、本実施例に係る設計支援ソフトウェアシステムを示す図である。ここでは、設計支援ソフトウェアシステムが、実施例1のリダンダンシ回路ファイルを生成して半導体集積回路のネットリストに組み込む場合について説明する。
図3に示すように、設計支援ソフトウェアシステム200は、冗長メモリ情報ファイル30の入力に基づいてリダンダンシ回路ファイル31を生成するリダンダンシ回路生成部32と、リダンダンシ回路ファイル31、リダンダンシ回路を組み込む対象となる半導体集積回路の第1のネットリスト33、縮退故障テスト用レジスタを指定する縮退故障テスト用レジスタ指定ファイル34、および冗長メモリインスタンス指定ファイル35の入力に基づいてリダンダンシ回路を組み込んだ第2のネットリスト36を生成する回路組込部37と、を備えている。
冗長メモリ情報ファイル30には、例えば、リダンダンシ回路(すなわち、ヒューズレジスタ、縮退故障テスト用レジスタ、レジスタ選択回路、デコード回路、および第1および第2の切替回路)を付加する対象の冗長セルを有するメモリ回路のセル名称及びアドレス幅・ビット幅救済方式の情報が含まれている。
また、リダンダンシ回路ファイル31には、リダンダンシ回路の回路構成が規定されている。なお、縮退故障テスト用レジスタは、組込前後のどこかでスキャン設計されるが、ヒューズレジスタはスキャン設計しない。
縮退故障テスト用レジスタ指定ファイル34に、追加する縮退故障テスト用レジスタやレジスタ選択回路の種類が指定される。
冗長メモリインスタンス指定ファイル35に、メモリ回路の半導体集積回路内における論理的な場所が指定される。
設計支援ソフトウェアシステム200により出力された第2のネットリスト36は、実施例1の半導体集積回路の設計に使用される。
以上のように、本実施例に係る設計支援ソフトウェアシステムによれば、実施例1で記述した半導体集積回路のリダンダンシ回路ファイルを自動的に生成し、半導体集積回路のネットリストに組み込むことができる。
実施例3では、実施例1で述べた半導体集積回路の設計支援ソフトウェアシステム の構成について述べたが、本実施例では、実施例2で述べた半導体集積回路の設計支援ソフトウェアシステムの構成について述べる。
図4は、本実施例に係る設計支援ソフトウェアシステムを示す図である。ここでは、設計支援ソフトウェアシステムが、実施例2のリダンダンシ回路を生成して半導体集積回路に組み込む場合について説明する。なお、図中、実施例3と同じ符号は、実施例3と同様の構成を示している。
図4に示すように、設計支援ソフトウェアシステム200aは、冗長メモリ情報ファイル30の入力に基づいて、BIST回路の回路構成を規定するBIST回路ファイル38と、BIST回路によりテストした結果に基づいて救済コードを求めるBIRA回路の回路構成を規定するBIRA回路ファイル39と、を生成するBIST・BIRA回路生成部40をさらに備えている。
回路組込部37は、リダンダンシ回路ファイル31、第1のネットリスト33、縮退故障テスト用レジスタ指定ファイル34、BIST回路ファイル38、BIRA回路ファイル39、および所定の信号を入力するための端子の情報を規定したBISTピン情報ファイル41の入力に基づいて、リダンダンシ回路、BIST回路、およびBIRA回路を組み込んだ第2のネットリスト36aを生成する。設計支援ソフトウェアシステム200aにより出力されたこの第2のネットリスト36aに基づいて、実施例2の半導体集積回路が設計される。
また、回路組込部37は、BIST回路ファイル38、BIRA回路ファイル39、BISTピン情報ファイル41、BIST回路およびBIRA回路の制御シーケンス情報を規定する制御シーケンス情報ファイル42の入力に基づいて、BIST制御シーケンスファイル43およびBIRA制御シーケンスファイル44を生成する。この生成されたBIST制御シーケンスファイル43およびBIRA制御シーケンスファイル44により、実施例2の半導体集積回路のメモリ回路の故障の検出動作が制御され、救済コードが求められる。
ここで、縮退故障テスト用レジスタを、BIRA回路の保存用レジスタと兼用するために、テストレジスタ指定ファイル34には保存用レジスタの名前が指定される。
以上のように、本実施例に係る設計支援ソフトウェアシステムによれば、実施例2で記述した半導体集積回路のリダンダンシ回路、BIST回路およびBIRA回路のファイルを自動的に生成し、半導体集積回路のネットリストに組み込むことができる。
実施例1および2では、半導体集積回路の具体的な構成について述べたが、本実施例では、特に、当該半導体集積回路の縮退故障および遅延故障をテストするテストパターンを自動生成するテストパターン自動生成システムについて述べる。
図5は、本実施例に係るテストパターン自動生成システムを示す図である。ここでは、実施例1と実施例2の半導体集積回路に対してテストパターンを自動生成するテストパターン自動生成システムについて説明する。
図5に示すように、テストパターン自動生成システム300は、リダンダンシ回路が組み込まれたネットリスト50、セルライブラリ51、半導体集積回路のスキャン設計を規定するスキャン設計情報ファイル52、および縮退故障のテストであることを指定する縮退故障テストモード設定情報ファイル53の入力に基づいて縮退故障テストパターンファイル54を生成する縮退故障テストパターン生成部55と、ネットリスト50、セルライブラリ51、スキャン設計情報ファイル52、任意の救済コードファイル56、遅延故障のテストであることを指定する遅延故障テストモード設定情報ファイル57、およびヒューズレジスタインスタンス名ファイル58の入力に基づいて遅延故障テストパターンファイル59を生成する遅延故障テストパターン生成部60と、を備えている。
セルライブラリ51は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)テクノロジにおけるセル情報を含む。このセル情報には、例えば、所望のセルがANDゲートに該当する等の情報が含まれる。
ヒューズレジスタインスタンス名ファイル58は、ネットリスト50におけるヒューズレジスタの論理的な位置を示す情報を含む。
縮退故障テストパターンを生成する時は、ヒューズレジスタに救済コードを設定する必要はなく、縮退故障テストモード設定情報ファイル53により縮退故障モードであることを指定する。
ここで、第1および第2の切替回路の全回路部分の縮退故障については、縮退故障テスト用レジスタもしくは保存用レジスタによりデコード回路を制御してすべてテスト可能である。そして、遅延故障テストパターンの入出力により第1および第2の切替回路と同時にデコード回路の縮退故障もテストが可能である。
一方、遅延故障テストパターンを生成する時は、ヒューズレジスタインスタンス指定ファイル58によって指定されたヒューズレジスタには、適当な救済コードを設定してパターン生成を行う。設定する救済コードは救済コードファイル56によって指定することも可能であるが、指定しない場合は、遅延故障テストパターン生成部60は適当な救済コードを設定する。
このように適当な救済コードであっても、ヒューズレジスタ自体がスキャン設計されていないので、当該救済コードにより第1および第2の切替回路への制御が一意に決まっていれば、遅延故障テストパターンは生成可能である。
ただし、救済コードが遅延故障テストパターンを印加する実際の半導体集積回路とは異なる。したがって、第1および第2の切替回路内の遅延故障がテストされる箇所はテストパターンでは決まらず、ヒューズ回路に書き込まれた救済コードごとに決まることになる。すなわち、遅延故障のテストが実施されるのは、救済された後の実際の動作でデータが通過する部分の遅延故障である。
なお、生成されたテストパターンが、正しいテストパターンであるかを確認するため、図示しないテストパターン検証シミュレータに、ネットリスト50と縮退故障テストパターンファイル54および遅延故障テストパターンファイル59を入力して検証するようにしてもよい。
最終的に、縮退故障テストパターンファイル54および遅延故障テストパターンファイル59は、外部の半導体集積回路をテストするための図示しないテスタで当該半導体集積回路をテストするために使用される。
以上のように、本実施例に係るテストパターン自動生成システムによれば、実施例1および実施例2で記述した半導体集積回路の個々の救済コードに依存しない遅延故障のテストパターンおよび縮退故障のテストパターンを自動的に生成することができる。
本発明の一態様である実施例1に係る半導体集積回路の要部の構成を示す平面図である。 本発明の一態様である実施例2に係る半導体集積回路の要部の構成を示す平面図である。 本発明の一態様である実施例3に係る設計支援ソフトウェアシステムの要部の構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例4に係る設計支援ソフトウェアシステムの要部の構成を示す図である。 本発明の一態様である実施例5に係るテストパターン自動生成システムの要部の構成を示す図である。
符号の説明
1 メモリセル
1a 故障セル
2 冗長セル
3 メモリ回路
4 ヒューズ回路
5 ヒューズレジスタ
6 縮退故障テスト用レジスタ
7 レジスタ選択回路
8a 第1のフリップフロップ
8b 第2のフリップフロップ
9a 第1のユーザ回路
9b 第2のユーザ回路
10a 第1の切替回路
10b 第2の切替回路
11 メモリ迂回回路
11a 迂回配線
11b マルチプレクサ
12 デコード回路
13a〜13f 入力端子
14a〜14c 出力端子
15a〜15h 入力端子
16a〜16d 出力端子
17 BIST回路
18 テスト切替回路
19 比較器
20 保存用レジスタ
21 BIRA回路
30 冗長メモリ情報ファイル
31 リダンダンシ回路ファイル
32 リダンダンシ回路生成部
33 第1のネットリスト
34 テストレジスタ指定ファイル
35 冗長メモリインスタンス指定ファイル
36、36a 第2のネットリスト
37 回路組込部
38 BIST回路ファイル
39 BIRA回路ファイル
40 BIST・BIRA回路生成部
41 BISTピン情報ファイル
42 制御シーケンス情報ファイル
43 BIST制御シーケンスファイル
44 BIRA制御シーケンスファイル
50 ネットリスト
51 セルライブラリ
52 スキャン設計情報ファイル
53 縮退故障テストモード設定情報ファイル
54 縮退故障テストパターンファイル
55 縮退故障テストパターン生成部
56 任意の救済コード
57 遅延故障テストモード設定情報ファイル
58 ヒューズレジスタインスタンス名ファイル
59 遅延故障テストパターンファイル
60 遅延故障テストパターンファイル
100、100a 半導体集積回路
200、200a 設計支援ソフトウェアシステム
300 テストパターン自動生成システム

Claims (5)

  1. メモリセル、およびこのメモリセルのうち故障が発生した故障セルを回避して救済するための冗長セルを有するメモリ回路と、
    前記メモリ回路をテストした結果から得られた前記故障セルを回避し冗長セルを用いる救済コードに基づいて、前記メモリ回路を救済する論理が決定されるヒューズ回路と、
    前記ヒューズ回路の出力信号により制御される第1のレジスタと、
    縮退故障をテストするためスキャン設計されテスト用の入出力を有する第2のレジスタと、
    前記第1のレジスタの出力と前記第2のレジスタの出力とが入力に接続され、遅延故障をテストする場合には前記第1のレジスタの出力信号に切替え、縮退故障をテストする場合には前記第2のレジスタの出力信号に切替て信号を出力するレジスタ選択回路と、
    第1のユーザ回路と前記メモリ回路の入力との間に接続され、前記メモリ回路の入力を、前記故障セルが接続された経路を含む第1の信号経路から前記故障セルが接続された経路を回避し前記冗長セルが接続された経路を含む第2の信号経路に切替える第1の切替回路と、
    第2のユーザ回路と前記メモリ回路の出力との間に接続され、前記メモリ回路の出力を前記第1の信号経路から前記第2の信号経路に切替える第2の切替回路と、
    前記第1の切替回路と前記第2の切替回路との間で前記メモリ回路の入力と出力とに接続され、縮退故障をテストするためのメモリ迂回回路と、
    前記レジスタ選択回路の出力に基づいて、前記第1および前記第2の切替回路を制御する信号を出力するデコード回路と、
    を備えることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 前記メモリセルをテストするためのテストパターンおよび前記メモリセルの故障を判断するための期待値を出力する組込自己試験(BIST)回路と、
    前記第1のユーザ回路の出力信号と前記組込自己試験回路が出力する前記テストパターンとを切替えて、前記第1の切替回路を介して前記メモリ回路に出力するテスト切替回路と、
    前記テストパターンの入力に基づいて前記メモリ回路が前記第2の切替回路を介して出力する信号と、前記組込自己試験回路が出力する期待値と、を比較し信号を出力する比較器と、
    前記比較器の出力信号に基づいて、前記救済コードを求め保存用レジスタに保存する組込冗長割付(BIRA)回路と、をさらに備え、
    前記第2のレジスタは、出力が前記レジスタ選択回路の入力に接続された前記保存用レジスタであることを特徴とする請求項1に記載の半導体集積回路。
  3. メモリ回路のセル名称及びアドレス幅・ビット幅救済方式の情報が含まれた冗長メモリ情報ファイルの入力に基づいて、リダンダンシ回路ファイルを生成するリダンダンシ回路生成部と、
    前記リダンダンシ回路ファイル、前記リダンダンシ回路を組み込む対象となる半導体集積回路の第1のネットリスト、縮退故障テスト用レジスタを指定する縮退故障テスト用レジスタ指定ファイル、および前記メモリ回路の論理的な場所を指定する冗長メモリインスタンス指定ファイルの入力に基づいて前記リダンダンシ回路を組み込んだ第2のネットリストを生成する回路組込部と、
    を備えていることを特徴とする設計支援ソフトウェアシステム。
  4. 前記冗長メモリ情報ファイルの入力に基づいて、前記メモリ回路の故障をテストする組込自己試験(BIST)回路の回路構成を規定するBIST回路ファイルと、前記BIST回路によりテストした結果に基づいて救済コードを求める組込冗長割付(BIRA)回路の回路構成を規定するBIRA回路ファイルと、を生成するBIST・BIRA回路生成部をさらに備え、
    前記縮退故障テスト用レジスタ指定ファイルには前記救済コードを保存するための保存用レジスタの名前が指定され、
    前記回路組込部は、前記リダンダンシ回路ファイル、前記第1のネットリスト、前記縮退故障テスト用レジスタ指定ファイル、前記BIST回路ファイル、前記BIRA回路ファイル、および所定の信号を入力するための端子の情報を規定したBISTピン情報ファイルの入力に基づいて、前記リダンダンシ回路、前記BIST回路、および前記BIRA回路を組み込んだ第2のネットリストを生成することを特徴とする請求項3に記載の設計支援ソフトウェアシステム。
  5. リダンダンシ回路が組み込まれたネットリスト、セルライブラリ、半導体集積回路のスキャン設計を規定するスキャン設計情報ファイル、および縮退故障のテストであることを指定する縮退故障テストモード設定情報ファイルの入力に基づいて縮退故障テストパターンファイルを生成する縮退故障テストパターン生成部と、
    前記ネットリスト、前記セルライブラリ、前記スキャン設計情報ファイル、任意の救済コードを指定する救済コードファイル、遅延故障のテストであることを指定する遅延故障テストモード設定情報ファイル、およびヒューズレジスタインスタンス指定ファイルの入力に基づいて遅延故障テストパターンファイルを生成する遅延故障テストパターン生成部と、
    を備えていることを特徴とするテストパターン自動生成システム。
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