JP4777922B2 - 移動吊支保工 - Google Patents

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Description

本願発明は、コンクリートの橋桁を構築する際に用いられる移動吊支保工に関する。
プレストレストコンクリートからなる橋桁の架設には、様々な方法が提案されている。その一つとして、橋脚又は橋台から両側又は片側へ所定の長さの施工ブロック毎に張り出して施工する、いわゆる片持ち架設方法がある。
この片持ち架設方法は、地盤上に立ち上げられた橋脚の頭部からあらかじめ定められた長さの施工ブロック毎に橋桁を構築し、橋桁を片持ち状に張り出してゆくものである。そして、多くの場合は、橋脚の頭部から両側へ転倒モーメントのバランスをとりながら各ブロックを構築する。また、地盤に強固に固着された橋台から片側へ張り出すように橋桁を構築することもできるし、橋脚の中心から橋桁の軸線方向の一方へはあらかじめ支保工上で橋桁を構築し、他方へは片持ち状に張り出すように構築することもできる。
構築される橋桁の各施工ブロックの形成には、移動吊支保工が一般に用いられており、既に形成された橋桁の先端部分に支持され、各施工ブロックの施工が完了する毎に橋桁上を前進してゆくものが広く知られている。この他、橋桁を架設しようとする径間上に鋼からなる架設ガーダーを架け渡し、この架設ガーダー上を走行可能に支持された移動吊支保工が用いられることもある。このような架設ガーダー上を走行する移動吊支保工は、複数の径間にわたって橋桁を架設する場合に、架設ガーダーとともに橋脚上を移動することができる。このため、片持ち架設が終了した径間から次に片持ち架設を行う径間へ移動することが容易となり、橋脚の位置が海洋中であったり、流量の多い河川等であるときには有利な架設が可能となるものである。
コンクリートの橋桁の構築は、上記のような移動吊支保工で型枠を組み立て、鉄筋の配置、PC鋼材の配置等を行った後、コンクリートを打設する工程を含むものである。
一方、比較的短い多数の径間が連続する橋梁では、一径間の橋桁について一度にコンクリートの打設を行い、一径間の橋桁を形成する毎に次の径間に移動して順次橋桁の構築を行う移動吊支保工が知られている。この移動吊支保工は、橋脚上を移動可能に支持された架設ガーダーと足場等を吊り支持するための横梁とが一体となって移動するものであり、足場及び型枠は一径間分の長さを備えるものとなっている。
上記架設ガーダーを用いる移動吊支保工は、何れも橋脚が設けられた位置を越えて橋桁の軸線方向に移動する必要が生じる。つまり、片持ち架設を行う移動吊支保工では、所定の径間について片持ち架設を完了した後、架設ガーダーと移動吊支保工とを次に片持ち架設を行う径間に移動するときには、架設ガーダーを支持していた橋脚の位置を移動吊支保工が通過することになる。また、一径間毎にコンクリートの打設を行う場合についても、架設ガーダーと一体となった移動吊支保工を次の径間へ移動するときに、橋脚が設けられた位置を越えて移動することになる。
移動吊支保工は、上記のように橋脚がある位置を通過するとき、型枠・足場等が橋脚と干渉し、移動吊支保工の通過が妨げられることがある。つまり、移動吊支保工は、橋桁の下側の型枠等を支持するために、橋桁を形成する位置の下側を受けるように支持台が設けられており、これが橋桁の軸線方向に移動すると、既に形成されている橋脚に突きあたることになる。このため、支持台等を移動させて、橋脚を回避することが考えられており、例えば非特許文献1及び非特許文献2に記載のような構造が提案されている。
非特許文献1及び非特許文献2に記載の移動吊支保工では、支持台を構成する足場支持梁や足場板等を幅方向の中心線つまり橋桁の軸線方向の中心線下で2分割し、側部を回転中心として中央部を下方へ回転させ、支持台の中央部を開放するものとなっている。これにより、橋桁を下方から支持するように構築された橋脚の両側に支持台を回避させ、橋脚が設けられた位置を通過するようにしている。
橋梁と基礎、1979 Vol.13 NO.4、29頁、「コンクリート橋の歴史と将来の展望」 橋梁と基礎、2003 Vol.37 NO.5、1頁〜8頁、「浜名湖新橋の設計と施工」
しかしながら、上述のように移動吊支保工の足場支持梁等を中央から2分割して、中央部を下方へ開放する構造では、橋脚を通過させるたびに足場支持梁等が大きく傾斜することになる。したがって、吊支持された支持台上に載置されている型枠・足場材・工具等を一旦撤去し、橋脚を通過した後には再度積載しなければならない。このため、移動吊支保工の移動のための作業量が増加し、作業工程が長くなるとともに多くの労務費用を要することになる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、橋脚との干渉を回避して橋脚が設けられた位置を容易に通過することができ、コンクリートの橋桁を効率よく架設することができる移動吊支保工を提供することである。
上記問題点を解決するために、請求項1に記載の発明は、 橋脚上に架け渡された架設ガーダーに支持され、該架設ガーダー上を、又は該架設ガーダーとともに、この架設ガーダーの軸線方向に移動する主梁と、 前記架設ガーダーの下方で該架設ガーダーの軸線方向にコンクリートの橋桁を構築するための資材を支持する支持台と、 前記主梁の前記架設ガーダーの両側に張り出した部分に連結され、構築する前記橋桁の両側方で前記支持台を吊り支持する複数の吊り材と、を有し、 前記支持台は、前記架設ガーダーの軸線と直角方向の中間部で二つに分離可能となっており、 前記吊り材は、前記架設ガーダーの両側方のそれぞれに、前記橋桁の軸線と直角方向に配列された複数の吊り材を含み、 複数の前記吊り材のうち、前記支持台が分離されたときに最も分離位置の近くにある吊り材は、前記橋桁の側縁付近において、該橋桁との干渉を回避するように曲げ回された回避部を有し、該回避部の上下に接続された鉛直方向の部材の軸線から該回避部が水平方向に張り出すものであり、 これらの吊り材は、分離された前記支持台のそれぞれの重心の位置が、一の吊り材と他の吊り材との間となるように配置されており、これらの吊り材によって分離された前記支持台のそれぞれの全重量を負担し、水平に維持した状態で前記橋桁の両側方へ水平方向の移動が可能に支持するものである移動吊支保工を提供する。
この移動吊支保工では、橋桁を形成するための型枠及び未硬化のコンクリート等を支持する支持台が架設ガーダーの軸線と直角方向の中央部で分離され、橋桁中心線の両側方へ水平に移動するので、中央部が両側に開放され、橋脚が設けられた位置を該橋脚と干渉することなく通過して移動することができる。そして、支持台が傾斜することなく水平に移動するので、支持台上の型枠の解体や支持台上の資材の除去を要せず橋脚部分を通過でき、移動吊支保工の移動が容易かつ迅速となる。また、所定の位置で橋桁を構築するときには、支持台の中央部が連結された状態で型枠や未硬化のコンクリート等の重量を支持することができる。
なお、上記発明において、架設ガーダーは、I型断面や箱形断面の鋼製桁の他、トラス構造も含むものである。
また、この移動吊支保工では、回避部を設けることによって一部の吊り材を構築する橋桁の側縁の位置より中心線側に設けることができる。これにより、橋桁の下方に設けられた支持台を中央部で分離したときに、分離後のそれぞれを安定して吊り支持することができる。そして、分離されたそれぞれの支持台を支持する複数の吊り材の何れにも引張力が作用した状態を維持することができ、圧縮力が作用しない。したがって、吊り材に鋼棒等の小さな断面を有する部材を用いることができる。これにより、移動吊支保工を軽量化することができるとともに、吊り支持する支持台の高さの調整等が容易となる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の移動吊支保工において、 前記主梁に支持されたガイドレールと、 このガイドレールに案内され、前記主梁の軸線方向に移動可能となった走行枠とを有し、 前記吊り材は、前記ガイドレール及び前記走行枠を介して前記主梁に連結されており、 前記走行枠の水平移動にともなって分離された前記支持台のそれぞれが前記橋桁の両側方へ水平方向に移動するものとする。
この移動吊支保工の分離されたそれぞれの支持台は、走行枠がガイドレールに案内されて水平に移動することにともなって吊り材とともに橋桁の両側方に移動する。したがって、吊り材による支持台の支持位置は支持台が水平方向に移動しても変わらず、支持台の転倒モーメントに変化はない。このため、支持台は安定した状態で水平方向への移動が可能となる。
以上説明したように、本願発明に係る移動吊支保工では、橋桁を構築するための型枠や未硬化のコンクリートを支持する支持台が二つに分離され、両側へ水平に移動することにより、中央部が開放される。これにより、移動吊支保工は橋脚が設けられた位置を通過して移動することができるとともに、支持台上に積載されている部材・資材等を除去することなく安定して移動することができる。したがって、移動吊支保工の移動に要する作業量が減少し、工期の短縮及び構築費用の低減が可能となる。
以下、本願発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本願発明に係る移動吊支保工の概略断面図であり、図2は、同じ移動吊支保工の概略側面図である。
この移動吊支保工10は、コンクリートの橋桁1を構築する際に用いられるものであって、橋脚2上に支承3を介して支持された橋桁1を所定の長さの施工ブロック毎に構築し、張り出してゆくために用いられるものである。本実施の形態では、図1に示すように、箱形断面を有するコンクリートの橋桁1を構築するために採用されたものである。
この移動吊支保工10は、構築しようとする橋桁1の軸線方向に架け渡された架設ガーダー11上において、この架設ガーダー11の軸線方向に移動が可能に支持されている。そして、この移動吊支保工10の主要部は、上記架設ガーダー11の軸線に対してほぼ直角に支持された主梁12と、この主梁12に支持され、この主梁12とほぼ平行に配置されたガイドレール13と、このガイドレール13に支持され、該ガイドレール13に沿って移動可能となった走行枠14と、架設される橋桁1の下方に配置され、架設中において橋桁1を構築するための型枠や未硬化のコンクリートを支持する支持台15と、上記走行枠14に上端部が連結され、下端部で上記支持台15を吊り支持する複数の吊り材21、22とで構成されている。
前記架設ガーダー11は、鋼からなる箱型断面の部材11aで形成されており、2つの箱型断面の部材11aが構築しようとする橋桁1の軸線方向と平行に配置され、これらが横梁11bで連結されている。そして、すでに架設が終了している橋桁1上又は橋脚2上に支持され、橋桁1の軸線方向に移動が可能となっている。本実施の形態では、地盤から立設された3つの橋脚上で支持され、2径間にわたって架け渡されている。そして、橋桁1を橋脚2から所定の長さまで張り出すように形成した後、隣り合うように設けられた他の橋脚から同様に橋桁1を構築するために、橋脚上に支持された状態のまま一径間分の距離を移動するものである。
なお、本実施の形態では2つの箱形断面の部材を平行に配置した架設ガーダー11を採用しているが、1つの箱型断面の部材からなるもの等、他の断面構成を選択することもできる。また、トラス構造であってもよい。
前記主梁12は、鋼からなる部材であり、形鋼を上弦材12a及び下弦材12bとするトラス状の部材であり、2面のトラス状部材を組み合わせて一つの主梁となっている。この主梁が前記架設ガーダー11の軸線方向に対してほぼ直角に配置され、その長さは、架設される橋桁1の幅よりも大きく両側方に張り出すものとなっている。このような主梁12は、架設ガーダー11の軸線方向に所定の間隔をおいて2組が設けられ、縦梁31を介して架設ガーダー11上に支持されている。二つの主梁12の頂部は連結材12dによって結合され、主梁12の転倒及び横方向の座屈を防止するものとなっている。縦梁31は、2組の主梁12を一体に連結し、架設ガーダー11の軸線方向の前方部及び後方部にそれぞれ前車輪32及び後車輪33を備えている。これにより、架設ガーダー11上を走行可能に支持されるとともに、所定の位置において安定して支持することができるように前後部のそれぞれにジャッキ34が設けられている。したがって、橋桁1の一施工ブロックを形成する作業中はジャッキ34によって縦梁31を押し上げて支持し、移動時にはジャッキ34の支持を解除し、前車輪32を駆動装置35により駆動させて架設ガーダー11上を走行移動できるようになっている。
上記前車輪32及び後車輪33の位置及びジャッキ34の配置は、橋桁1を形成するときの一つの施工ブロックの長さに応じて適切に決定されるものである。本実施の形態では、1つの施工ブロックの長さを4m〜5mと設定しているが、施工ブロックの長さは適宜に決定することができる。
前記ガイドレール13は、H型鋼からなるものであり、前記主梁12のそれぞれについて、架設ガーダー11の両側方に張り出した部分12cの下部にそれぞれ固定支持されている。そして、図3に示すように、走行枠14を支持する走行車輪14aがH型鋼の下フランジを下側からかかえ込むように係止され、下フランジの上面を走行車輪14aが走行するものとなっている。
前記走行枠14は、前記ガイドレール13のそれぞれについて設けられ、ガイドレール13に係止された上記走行車輪14aを介してガイドレール13に支持されている。これらの走行枠14には吊り材21,22の上端部が連結され、この吊り材21,22で支持台15を吊り支持するものとなっている。
この走行枠14は、ガイドレール13の両端部とチェーンブロック41を介して連結されており、これらのチェーンブロック41の巻き上げによって走行枠14をガイドレール13に沿って移動させるものとなっている。また、橋桁1の構築作業を行っているときには、ガイドレール13に沿って走行枠14が移動しないように、このチェーンブロック41により拘束することができるものである。さらに、走行枠14は、橋桁1の構築作業を行っているときには、主梁12から直接に鋼棒(図示しない)によって支持することもでき、安定した状態で作業をすることが可能となる。
前記支持台15は、橋桁の軸線とほぼ直角に配置された横梁15aと、この横梁上において橋桁1の軸線方向に配列されたH型鋼からなる複数の小梁15bと、これらの小梁上に並べられた足場板15cとで主要部が構成されている。そして、この支持台15は一つの施工ブロックの下側でこの施工ブロックを形成する作業を行うのに必要な範囲に設けられている。なお、図2に示すように支持台15の後方部分15dは、もっとも橋脚2に近い施工ブロックを構築するときに、橋脚2と干渉するのを回避するために下方へ回転することが可能となっている。
上記横梁15aは、図2に示すように二つの主梁12の下方にそれぞれ設けられており、箱形断面の部材又は溝型断面の部材を二つ間隔を開けて接合したものであり、この二つの部材間に吊り材21が挿通され、該吊り材21の下端部に固着された係止部材21aが横梁15aの下面に当接して横梁15aを支持している。この横梁15aは、軸線方向のほぼ中央部つまり構築しようとする橋桁1の中心線のほぼ直下で分割されており、双方の横梁15aがピン又はボルトによって接合されている。したがって、これらのピン又はボルトを抜き取ることによって横梁15aを両側に分離することが可能となっている。また、この横梁15a上で小梁15bを介して支持された足場板15cも、橋桁1の中心線のほぼ直下で分割が可能となっており、横梁15aとともに両側に分割して移動が可能となっている。
一方、横梁15aが中央部で連結されたときには、この横梁15aに作用する曲げモーメント及びせん断力が伝達可能となっており、一体となって足場板15c上の荷重を安定した状態で支持することができるものである。したがって、この足場板15c上では作業者が型枠の組み立て作業やコンクリートの打設作業を安定して行うことができ、さらに必要に応じて足場板15c上に作業台となる足場等を組み立てることも可能となっている。
なお、型枠支持用の横梁16、型枠支持用の縦梁17及び型枠18も、上記支持台15上に支持されたときに、中央部で分離して両側に移動可能となっている。そして、足場板15cの上に載置して組み立て作業等をおこなうことができるものであり、組み立てられた型枠18を所定の位置に支持し、コンクリートを打設するときには、走行枠14から垂下された型枠用の吊り材23及び主梁から直接に垂下された型枠用の吊り材(図示しない)によって吊り支持されるものとなっている。
前記吊り材は、橋桁1の中心軸線から離れた位置に設けられた第1の吊り材21と、中心軸線に近い位置に設けられた第2の吊り材22とを含むものである。第1の吊り材21は、型鋼からなるものであり、上端部が前記走行枠14に固着され、鉛直下方に垂下されて下端部が支持台15の横梁15aに係止されている。一方、第2の吊り材22は、図1に示すように、橋桁1の張り出し部分1aと干渉しないように橋桁の張り出し部分1aを回避する回避部24を有するものである。この回避部24はH型鋼を接合してほぼ「コ」の字形に形成されたものであり、橋桁1の張り出し部分1aの上でこの橋桁の軸線とほぼ直角方向に配置された上水平部24aと、この上水平部24aのほぼ直下で橋桁の張り出し部分の下側に配置された下水平部24cと、張り出し部分1aの側方で上水平部24aと下水平部24cとをほぼ鉛直方向に連結する鉛直部24bとを備えるものである。そして、走行枠14から鉛直方向に垂下された上部鋼棒22aに上水平部24aが連結されるとともに、下部鋼棒22bの上端部が下水平部24cに連結され下端部が支持台15の横梁15aに連結されている。これにより、張り出し部分1aの上方に設けられた上部鋼棒22aから橋桁の張り出し部分1aを回避して張り出し部分1aの下側に配置された下部鋼棒22bに引張力が伝達され、橋桁1の側縁より中心線側で第2の吊り材22が支持台15を吊り支持することができるものとなっている。なお、回避部の形状は上記のような形状に限定されるものではなく、橋桁1との干渉を回避することができる形状であれば様々な形状のものを採用することができる。
なお、図1及び図2中の符号24dは、橋桁の軸線方向に配置された二つの第2吊り材間で回避部を連結し、回避部が旋回するように揺れるのを防止する揺れ止め部材である。
上記のような移動吊支保工10が架設ガーダー11の移動にともなって移動し、橋脚2が設けられて位置を通過するときに支持台15を開放する動作について説明する
図4は、移動吊支保工10の支持台15が水平方向に移動した状態を示す概略断面図である。
支持台15の水平方向への移動は、型枠18が橋桁から離脱され、支持台15上に載置された状態で行われる。
まず型枠支持用の横梁16が、橋桁1のほぼ中心軸線上すなわちこの横梁16の中央部で分割される。型枠支持用の横梁16は、中央部でボルトにより接合したものとなっており、このボルトを抜き取ることによって分離することができる。また、型枠18も中央部で両側に分割する。さらに支持台15の横梁15a及び足場板15cも同様にボルトを抜き取ることによって、中央部から2つに分割する。この状態で走行枠14をガイドレール13に沿って橋桁1の側方へ移動させる。つまり、架設ガーダー11から両側へ張り出した主梁12の右側の張り出し部に支持された走行枠14は右側へ、左側の張り出し部に支持された走行枠14は左側へ移動する。各吊り材21,22は走行枠14に連結されており、走行枠14の移動とともに橋桁1の中心軸線と直角方向へ水平に移動する。これにより吊り材21,22に吊り支持された支持台15及びこの支持台上に支持された型枠18及び資材等が中央部で分離されてそれぞれが橋桁1の両側方に移動する。このとき、支持台15はほぼ水平に支持されたまま水平方向に移動し、支持台15上に型枠18等が積載されたまま中央部を開放することができる。また、吊り材21,22と支持台15とが一体となって移動するので、支持台15及びこれに積載された型枠等の重心位置と吊り材21,22の位置との相対的な位置関係が変動せず、支持台15は安定した状態で移動する。このように支持台15が中央部で分離され、側方に移動することにより、図4に示すように支持台15は既に構築されている橋脚2を回避して橋桁1の軸線方向に移動することができる。
次に、この移動吊支保工10を用いて橋桁を架設するときに、橋脚2が設けられた位置を移動吊支保工が通過する工程を図5及び図6に基づいて説明する。
図5及び図6は、本願発明に係る移動吊支保工10を用いて橋桁を架設する工程を示した概略図であり、本実施の形態では、橋脚上に形成された柱頭部から両側へ転倒モーメントのバランスを維持しながら橋桁を施工ブロック毎に張り出して施工する片持ち架設方法を採用している。
図5(a)が示すように、基礎地盤から立ち上げられた3つの橋脚2a,2b,2c上に架設ガーダー11が2径間にわたって設置される。すでに第1の橋脚2aからは橋桁1が張り出すように形成されており、第2の橋脚2b上では、橋桁1の柱頭部が橋脚2bの上部に取り付けられた支保工(図示しない)を利用して形成されている。このように、橋桁1が既に形成されている橋脚2a、2b上では、形成された橋桁1の上に受け台4a、4bが配置され、まだ橋桁1が施工されていない第3の橋脚2c上には支柱5が設けられ、これらの受け台4及び支柱5により架設ガーダー11が支持される。そして、この架設ガーダー11に2つの移動吊支保工10-1,10-2が支持され、橋脚2b上で既に形成された柱頭部の両側に配置される。これら移動吊支保工の支持台15-1,15-2上で、すでに形成されている橋桁1の柱頭部と連続する部分の施工ブロックが両側へ張り出すように構築される。一つの施工ブロックの構築が完了すると、橋桁1を張り出す方向にそれぞれの移動吊支保工10-1,10-2が移動し、順次施工ブロック毎に橋桁1の構築が繰り返される。上記施工ブロックのコンクリートの打設は、橋脚2bの両側の施工ブロックを交互に又は両側を同時に行うことにより、橋桁1の左右への転倒モーメントの差が過大とならず、バランスが維持される。
このように施工ブロック毎に橋桁が構築され、図5(b)に示すように、第1の橋脚2aと第2の橋脚2bとの間では橋桁1の架設が完了し、第2の橋脚2bと第3の橋脚2cとの間では第2の橋脚2bから径間の中央付近まで橋桁1が張り出して形成される。その後、図5(c)に示すように移動吊支保工10-1,10-2が第2の橋脚2b付近まで移動され、架設ガーダー11とともに前進移動して第2の橋脚2bから第4の橋脚2dにわたる2径間に架設ガーダー11が架け渡される。この移動は受け台4上に設けられたローラ6に架設ガーダーを支持させた状態で押し出す。このように移動する工程で前方側に支持されている移動吊支保工10-2は第3の橋脚2cが設けられた位置を通過し、後方側の移動吊支保工10-1は、第2の橋脚2bが設けられた位置を通過する。そして、橋脚が設けられた位置を通過するときには図4に示すように支持台15が中央部で左右の側方に開放され、橋脚2と干渉することなく回避して移動される。その後は、図6(a)に示すように第3の橋脚2cから両側へ張り出すように橋桁1の構築が開始され、図6(b)に示すように第2の橋脚2bと第3の橋脚2cとの間では橋桁1が連続するように構築される。
また、第3の橋脚2cと第4の橋脚2dとの間では、第3の橋脚2cから張り出して径間のほぼ中央部まで橋桁1が構築される。以下、架設ガーダー11および移動吊支保工10-1,10-2の移動及び橋桁1の片持ち架設が繰り返され、橋桁1が全径間について構築される。
また、上記実施例では、橋脚2が設けられた位置を移動支保工10が通過するときのみに、支持台15を左右の側方に分離・移動したが、この他に、仮支柱や足場が移動吊支保工10と干渉する場合にも、同様に支持台を側方へ分離・移動して干渉を回避することができる。
なお、本実施の形態では、支持台15が架設ガーダー11及び橋桁1の中心軸線のほぼ直下で二つに分離されるものであったが、分離される位置が、図7及び図8に示されるように中心軸線の直下から左右のいずれかへ偏った位置に設定されるものであってもよい。
このように支持台15の分離される位置が一方に偏っていると、分離された一方の支持台では、橋桁1の中心軸線側への張り出し量が大きくなり、転倒モーメントが増大する。このため、支持台15の側端部にカウンターウェイト42を載荷し、つり合いによって転倒モーメントの低減を図るのが望ましい。
このように、支持台を分離する位置が、橋桁の中心軸線からいずれかの側方に偏って設定されていると、移動吊支保工10が橋脚2の位置を通過するときに、支持台15を側方へ移動させる量が左右の何れか一方で小さくすることができる。これにより、橋桁1の一方の側方に、傾斜した地盤面が接近している場合や、一方の側方に、並設される他の橋桁が既に構築されている場合等、支持台15の側方への移動が制限される場合であっても本件発明を適用することが可能となる。
一方、本実施の形態では、移動吊支保工10が架設ガーダー11上を移動して、施工ブロック毎に橋桁1を片持ち架設するものであったが、この他に、一径間分の範囲について型枠を支持し、この範囲で足場を提供する移動吊支保工においても、本件発明を適用することができる。
この移動吊支保工では、たとえば架設ガーダーが一径間に架け渡され、この範囲で軸線と直角方向の主梁が架設ガーダーと一体に設けられる。そして、この主梁から上記実施の形態と同様に吊り支持された支持台が中央部で分割され、側方へ水平に移動するものである。
このような移動吊支保工では、一径間分のコンクリートが打設される毎に支持台の中央部を側方へ開放し、架設ガーダーとともに一径間分の距離を移動して橋脚が設けられた位置を通過する。これを繰り返して、多径間のコンクリート橋桁を効率よく構築するものである。
本願発明に係る移動吊支保工を示す概略断面図である。 図1に示す移動吊支保工の概略側面図である。 図1に示す移動吊支保工のガイドレール及び走行枠の構造を示す概略断面図である。 図1に示す移動吊支保工の支持台が、中央部を開放するように水平方向に移動した状態を示す概略断面図である。 図1に示す移動吊支保工が橋脚上を移動して橋桁を構築する工程を示す概略図である。 図1に示す移動吊支保工が橋脚上を移動して橋桁を構築する工程を示す概略図である。 本願発明に係る移動吊支保工の他の実施形態を示す概略断面図である。 図7に示す移動吊支保工の支持台が、中央部を開放するように水平方向に移動した状態を示す概略断面図である。
1:橋桁、 2:橋脚、 3:支承、 4:受け台、 5:支柱、 6:ローラ、
10:移動吊支保工、 11:架設ガーダー、 12:主梁、 12a:型鋼からなる上弦材、 12b:型鋼からなる下弦材、 12c:主梁の張り出し部分、
12d:連結材、 13:ガイドレール、 14:走行枠、 14a:走行車輪、
15:支持台、 15a:横梁、 15b:小梁、 15c:足場板、 15d:支持台の後方部分、 16:型枠支持用の横梁、 17:型枠支持用の縦梁、 18:型枠、21:第1の吊り材、 22:第2の吊り材、 22a:上部鋼棒、 22b:下部鋼棒、 23:型枠用の吊り材、 24:第2の吊り材の回避部、 24a:上水平部、 24b:鉛直部、 24c:下水平部、 24d:揺れ止め部材、 31:縦梁、 32:前車輪、 33:後車輪、 34:ジャッキ、 35:駆動装置、 41:チェーンブロック、 42:カウンターウェイト

Claims (2)

  1. 橋脚上に架け渡された架設ガーダーに支持され、該架設ガーダー上を、又は該架設ガーダーとともに、この架設ガーダーの軸線方向に移動する主梁と、
    前記架設ガーダーの下方で該架設ガーダーの軸線方向にコンクリートの橋桁を構築するための資材を支持する支持台と、
    前記主梁の前記架設ガーダーの両側に張り出した部分に連結され、構築する前記橋桁の両側方で前記支持台を吊り支持する複数の吊り材と、を有し、
    前記支持台は、前記架設ガーダーの軸線と直角方向の中間部で二つに分離可能となっており、
    前記吊り材は、前記架設ガーダーの両側方のそれぞれに、前記橋桁の軸線と直角方向に配列された複数の吊り材を含み、
    複数の前記吊り材のうち、前記支持台が分離されたときに最も分離位置の近くにある吊り材は、前記橋桁の側縁付近において、該橋桁との干渉を回避するように曲げ回された回避部を有し、該回避部の上下に接続された鉛直方向の部材の軸線から該回避部が水平方向に張り出すものであり、
    これらの吊り材は、分離された前記支持台のそれぞれの重心の位置が、一の吊り材と他の吊り材との間となるように配置されており、これらの吊り材によって分離された前記支持台のそれぞれの全重量を負担し、水平に維持した状態で前記橋桁の両側方へ水平方向の移動が可能に支持するものであることを特徴とする移動吊支保工。
  2. 前記主梁に支持されたガイドレールと、
    このガイドレールに案内され、前記主梁の軸線方向に移動可能となった走行枠とを有し、
    前記吊り材は、前記ガイドレール及び前記走行枠を介して前記主梁に連結されており、
    前記走行枠の水平移動にともなって分離された前記支持台のそれぞれが前記橋桁の両側方へ水平方向に移動することを特徴とする請求項1に記載の移動吊支保工。
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