JP5059491B2 - 移動吊支保工の組立て方法 - Google Patents

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本願発明は、コンクリートの橋桁を構築する際に用いられる移動吊支保工の組立て方法に関する。
プレストレストコンクリートからなる橋桁の架設には、様々な方法が提案されている。その一つとして、橋脚又は橋台から両側又は片側へ所定の長さの施工ブロック毎に橋桁を張り出して構築する、いわゆる片持ち架設方法がある。この片持ち架設方法は、多くの場合地盤上に橋脚を立ち上げ、その頭部から両側へ転倒モーメントのバランスを維持しながら施工ブロック毎に橋桁を張り出して構築する。また、強固に地盤状に固着された橋台から片側に橋桁を張り出すように構築する場合もある。
橋桁の各施工ブロックの形成には、移動吊支保工が一般に用いられており、既に形成された橋桁の先端部分に支持され、各施工ブロックの施工が完了する毎に橋桁上を前進してゆくものが広く知られている。
このような移動吊支保工の多くは、橋桁上をこの橋桁の軸線方向に移動可能である枠体と、橋桁の両側方に張り出すように設けられた主梁と、枠体の下方に配置され橋桁を構築するための資材等を支持する支持台と、この支持台を主梁から吊り支持する吊り材とで主要部が構成されており、枠体が橋桁上で前進移動するのに伴い、主梁に吊り支持されている支持台も前進移動するものである。
このような移動吊支保工は、例えば特許文献1に記載されており、通常以下に説明するように組み立てられる。
枠体を既に構築されている柱頭部の橋桁上に支持し、構築する橋桁の軸線方向へ先端を突き出して据え付ける。柱頭部から両側に橋桁を張り出して構築するときには、それぞれの方向について枠体を設置する。そして、上記枠体の上に主梁を橋桁の両側方に張り出すように配置する。支持台は枠体が突き出して配置された位置のほぼ真下に設けられた地組ヤード、つまり、橋脚に近接した前方及び後方の領域に平坦な作業領域を設け、この地組みヤードで組み立てられる。組み立てられた支持台は、主梁に連結された吊り材又は引き揚げ用吊り材によりほぼ垂直に吊り揚げられ、構築しようとする橋桁の位置よりやや低い位置に支持される。
橋桁の各施工ブロックは上記移動支保工を用いて次のように構築される。
上記支持台は作業者の足場として利用されるとともに、この上にコンクリート打設用の型枠の一部を支持させる。そして、この上で鉄筋の組み立て、PC鋼材の配置等を行い、コンクリートを既に構築されている橋桁と密着するように打設する。コンクリートには既に構築されている橋桁から連続して配置された鉄筋及びPC鋼材が埋め込まれ、硬化して連続した橋桁となる。このように、一つの施工ブロックが張り出すように構築されると、移動支保工は構築された橋桁上を前進移動し、新たに構築された施工ブロックの先端から突き出すように据え付けられる。この状態で次の施工ブロックの構築が行われる。
このように順次施工ブロックを構築してゆき、所定の張り出し長まで橋桁が構築されると、一旦移動吊支保工は後退し、支持台は組み立てを行った地組みヤードに下ろされ、枠体及び主梁も解体される。そして、次の橋脚上に運ばれ、この橋脚の柱頭部上で組み立てられる。
特開平11−117235号公報
上記のような移動支保工を用い、コンクリートの橋桁を構築しようとする場合、橋脚が設けられる位置の地形によっては、移動吊支保工を柱頭部上に吊り上げて組み立てるためのクレーンを設置する領域や、支持台を組み立てる地組みヤードを適当な場所に設けるのが困難な場合がある。特に、橋脚が急傾斜地に設けられている場合や、橋脚に近接して他の構造物が存在する場合等には、橋桁を張り出してゆく前方側に地組ヤードを設けられない場合がある。つまり、橋桁を張り出してゆく前方側に枠体を突き出した位置の直下が急傾斜地となっていると、地組ヤードを設けることができない。この位置に地組ヤードを設けることができないと、支持台を地組みして鉛直上方に吊り上げることができず、移動支保工の組み立て作業は著しく効率の悪いものとなる。また、所定の長さまで橋桁を張り出して構築した後、移動支保工を組み立て位置まで後退して解体するときにも、作業は効率の悪いものとなる。
本発明は、上記のような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、移動支保工を組み立てるための領域が制限される場合にも、所定の位置に効率よく組み立てることができる移動吊支保工の組み立て方法を提供することである。
上記問題点を解決するために、請求項1に係る発明は、 所定の長さの施行ブロック毎にコンクリートの橋桁を橋脚上から張り出すように構築するための移動吊支保工を組み立てる方法であって、 前記移動吊支保工は、 片持ち状となった構築中の橋桁上で、該橋桁の軸線方向への移動が可能に支持され、前記橋桁の先端部分から該橋桁の軸線方向に突き出すように据え付けられる枠体と、 該枠体に支持され、前記橋桁の軸線の両側方に張り出すように設けられた主梁と、 前記枠体の下方でコンクリートの橋桁を構築するための資材を支持する支持台と、 前記橋桁の軸線の両側方へ前記主梁が張り出した部分で前記支持台を吊り支持する複数の吊り材と、を有し、 前記支持台は、前記橋桁の軸線と直角方向の中間部で二つに分離可能となっており、 前記吊り材は、前記主梁が前記橋桁の軸線の両側方へ張り出した部分のそれぞれにおいて前記橋桁の軸線と直角方向に複数が配列されて支持され、 分離された前記支持台のそれぞれを前記橋桁の両側方へ水平方向に移動することが可能となるように支持するものであり、 複数の前記吊り材のうち、前記支持台の分離位置の最も近くにある吊り材は、前記橋桁の側縁付近において該橋桁との干渉を回避するように曲げ回された回避部を有し、該回避部の上下に接続された鉛直方向の部材の軸線から該回避部が水平方向に張り出すものであり、 橋脚上で既に形成された橋桁の柱頭部上に前記枠体を載置し、その上に前記主梁を据え付け、 該橋脚が設けられた位置における前記橋桁の軸線の両側方に設けられた地組スペースで、前記橋桁の軸線とほぼ平行な分割線で二つに分離された前記支持台のそれぞれを組み立て、 二つに分離された前記支持台を、前記吊り材又は前記主梁の張り出し部分から垂下された支持台の引き揚げ用吊り材によってそれぞれを吊り揚げ、 前記枠体を前記主梁とともに前記橋桁の軸線方向に移動して、前記支持台のそれぞれの位置が構築しようとする橋桁の下方が開放されている位置まで移動した後、 分離されたそれぞれの前記支持台を支持する前記吊り材又は引き揚げ用吊り材を前記橋桁の幅方向の中央部に向かって水平に移動し、 二つに分離された前記支持台のそれぞれを接合し、一体とすることを特徴とする移動吊支保工の組立て方法を提供する。
この移動吊支保工の組立て方法では、支持台が中央部で2分割されているので、橋脚の側方に設けられた地組ヤードにおいて支持台を組み立て、柱頭部上に配置された主梁にそれぞれの支持台をほぼ垂直に吊り揚げて支持させることができる。そして、枠体が、二つに分離された状態の支持台を吊り支持して、橋桁を張り出す方向の先端部に移動するので、支持台の移動に橋脚が障害となることがなく、支持台を容易に移動させることができる。そして、橋桁を張り出す方向の先端部分に枠体が据え付けられた後、吊り材を中央に向かって水平に移動させることにより、支持台の中央部を接合して橋桁構築のための支保工
及び足場とすることができる。
請求項2に係る発明は、 所定の長さの施行ブロック毎にコンクリートの橋桁を橋脚上から張り出すように構築するための移動吊支保工を組み立てる方法であって、 前記移動吊支保工は、 片持ち状となった構築中の橋桁上で、該橋桁の軸線方向への移動が可能に支持され、前記橋桁の先端部分から該橋桁の軸線方向に突き出すように据え付けられる枠体と、 該枠体に支持され、前記橋桁の軸線の両側方に張り出すように設けられた主梁と、 前記枠体の下方でコンクリートの橋桁を構築するための資材を支持する支持台と、 前記橋桁の軸線の両側方へ前記主梁が張り出した部分で前記支持台を吊り支持する複数の吊り材と、を有し、 前記支持台は、前記橋桁の軸線と直角方向の中間部で二つに分離可能となっており、 前記吊り材は、前記主梁が前記橋桁の軸線の両側方へ張り出した部分のそれぞれにおいて前記橋桁の軸線と直角方向に複数が配列されて支持され、 分離された前記支持台のそれぞれを前記橋桁の両側方へ水平方向に移動することが可能となるように支持するものであり、 複数の前記吊り材のうち、前記支持台の分離位置の最も近くにある吊り材は、前記橋桁の側縁付近において該橋桁との干渉を回避するように曲げ回された回避部を有し、該回避部の上下に接続された鉛直方向の部材の軸線から該回避部が水平方向に張り出すものであり、 橋脚上で既に形成された橋桁の柱頭部上に、第1の移動吊支保工を構成する枠体と第2の移動吊支保工を構成する枠体とを、該橋桁の軸線方向における反対方向へそれぞれ突き出して設置し、 前記第1の移動吊支保工を構成する枠体上から第2の移動吊支保工を構成する枠体上に連続するレール部材を設置し、 前記第1の移動吊支保工を構成する枠体上で該レール部材に前記主梁を設置し、 前記第1の移動吊支保工を構成する枠体が据え付けられた位置の下方で、前記橋桁の軸線とほぼ平行な分割線で二つに分離された前記支持台のそれぞれを組み立て、 二つに分離された前記支持台を、前記吊り材又は前記主梁の張り出し部分から垂下された支持台の引き揚げ用吊り材により、分離された前記支持台のそれぞれを吊り揚げ、 前記主梁を前記レール部材に沿って移動し、前記第2の移動吊支保工を構成する枠体上まで移動した後、 分離されたそれぞれの前記支持台を支持する前記吊り材又は引き揚げ用吊り材を前記橋桁の幅方向の中央部に向かって水平に移動し、 二つに分離された前記支持台のそれぞれを接合し、一体とすることを特徴とする移動吊支保工の組立て方法を提供する。
この移動吊支保工の組立て方法では、第1の移動吊支保工及び第2の移動吊支保工を構成するそれぞれの枠体の上部に連続してレール部材が設けられるので、支持台を吊り支持した主梁を、このレール上で移動させ、所定の位置に設置することができる。つまり、第1の移動吊支保工及び第2の移動吊支保工を構成する枠体が設置された範囲であれば、いずれの位置に地組ヤードが設けられても、この位置で支持台を吊り上げて、主梁とともに構築しようとする橋桁の軸線方向に移動することができる。そして、このとき支持台は軸線方向の両側方に分離した状態で吊り支持されるので、橋脚が設けられた位置も障害となることなく移動ができる。
支持台を所定の位置で一体に組み立てた後は、レール部材を第1の移動支保工と第2の移動支保工との間で分離することにより、それぞれの移動支保工は反対方向に前進し、橋桁を両側に張り出すように構築することができる。
以上説明したように、本願発明に係る移動吊支保工の組立て方法では、橋桁を構築するための型枠や未硬化のコンクリートを支持する支持台を二つに分離して組み立て、橋桁を張り出して構築する所定の位置に移動してから一体に連結することができる。したがって、支持台を組み立てる地組ヤードを設ける位置が地形や他の構造物等によって制限される場合であっても、効率よく移動吊支保工を組み立て、コンクリート橋桁の片持ち架設を行うことが可能となる。
以下、本願発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
図1は、本願発明に係る方法で組み立てることができる移動吊支保工の概略断面図であり、図2は、同じ移動吊支保工の概略側面図である。
この移動吊支保工10は、コンクリートの橋桁1を構築する際に用いられるものであって、橋脚2に支持された橋桁1を所定の長さの施工ブロック毎に、張り出して構築するために用いられるものである。本実施の形態では、図1に示すように、箱形断面を有するコンクリートの橋桁1を構築するために採用されている。
この移動吊支保工10の主要部は、構築しようとする橋桁1の先端より該橋桁1の軸線方向に突き出すように据え付けられる二つのトラス状の枠体11と、この枠体11の軸線に対してほぼ直角に支持された二つの主梁12と、この主梁12に支持され、主梁12とほぼ平行に配置されたガイドレール13と、このガイドレール13に支持され、該ガイドレール13に沿って移動可能となった走行枠14と、架設される橋桁1の下方に配置され、架設中において橋桁1を構築するための型枠や未硬化のコンクリートを支持する支持台15と、上記走行枠14に上端部が連結され、下端部で上記支持台15を吊り支持する複数の吊り材21、22とで構成されている。
前記枠体11は、鋼からなるトラス上の部材で形成されており、二つが構築しようとする橋桁1の軸線方向とほぼ平行に配置されている。これらの枠体は主梁12によって互いに連結され、斜材11aによって横方向への変形を拘束している。そして、すでに架設が終了している橋桁1上に支持され、橋桁1の軸線方向に移動が可能となっている。
また、枠体11のそれぞれを橋桁1の先端付近で支持するとともに、該枠体11を昇降させて上下方向の位置を調整するメインジャッキ3と、アンカー部材4aによって後方部分の上揚力を抑えるアンカージャッキ4とが備えられている。これらのメインジャッキ3及びアンカージャッキ4は油圧によって駆動されるものであり、電動油圧ポンプに接続されている。
なお、メインジャッキ3及びアンカージャッキ4は、上記のものの他にさまざまなタイプのものを使用することができる。
橋桁1の上面には、軸線方向にレール5が取り付けられており、枠体11は前方の下部に取り付けられた車輪6でこのレール5上を走行して前方へ移動することが可能となっている。このとき、メインジャッキ3の伸縮部分を短縮し、橋桁1の上面と接触しない状態とし、枠体11の重量等は前記車輪6からレール5に負荷される。
また、枠体11の後端部は前記レール5の軸線方向への移動が自在となるとともに、アンカージャッキ4の拘束を解除しても前方の荷重によって跳ね上げられないように、上記レール5に係止できるようになっている。なお、上記レール5の後方部は、枠体11の後端部より作用する上揚力に抵抗できるようにアンカー鋼材(図示しない)によって橋桁1に連結されている。
前記主梁12は、鋼からなる部材であり、形鋼を上弦材12a及び下弦材12bとするトラス状の部材であり、2面のトラス状部材を組み合わせて一つの主梁12となっている。この主梁12が橋桁の軸線方向に対してほぼ直角に配置され、その長さは、架設される橋桁1の幅よりも大きく両側方に張り出すものとなっている。
前記ガイドレール13は、H形鋼からなるものであり、前記主梁12のそれぞれについて、枠体11の両側方に張り出した部分12cの下部にそれぞれ固定支持されている。そして、図3に示すように、走行枠14を支持する走行車輪14aがH形鋼の下フランジを下側からかかえ込むように係止され、下フランジの上面を走行車輪14aが走行するものとなっている。
前記走行枠14は、前記ガイドレール13のそれぞれについて設けられ、ガイドレール13に係止された上記走行車輪14aを介してガイドレール13に支持されている。これらの走行枠14には吊り材21,22の上端部が連結され、この吊り材21,22で支持台15を吊り支持するものとなっている。
この走行枠14は、ガイドレール13の両端部とチェーンブロック41を介して連結されており、これらのチェーンブロック41の巻き上げによって走行枠14をガイドレール13に沿って移動させるものとなっている。また、橋桁1の構築作業を行っているときには、ガイドレール13に沿って走行枠14が移動しないように、このチェーンブロック41により拘束することができるものである。さらに、走行枠14は、橋桁1の構築作業を行っているときには、主梁12から直接に鋼棒(図示しない)によって支持することもでき、安定した状態で作業をすることが可能となる。
なお、上記チェーンブロック41に代えて、チルホールやモータを用いた駆動機構等、走行枠14を走行させることができる他の手段を用いることもできる。
前記支持台15は、橋桁の軸線とほぼ直角に配置された横梁15aと、この横梁上において橋桁1の軸線方向に配列されたH形鋼からなる複数の小梁15bと、これらの小梁15b上に並べられた足場板15cとで主要部が構成されている。そして、この支持台15は一つの施工ブロックの下側でこの施工ブロックを形成する作業を行うのに必要な範囲に設けられている。
上記横梁15aは、図2に示すように二つの主梁12の下方にそれぞれ設けられており、箱形断面の部材又は溝型断面の部材を二つ間隔を開けて接合したものであり、この二つの部材間に吊り材21が挿通され、該吊り材21の下端部に固着された係止部材21aが横梁15aの下面に当接して横梁15aを支持している。この横梁15aは、軸線方向のほぼ中央部つまり構築しようとする橋桁1の中心線のほぼ直下で分割されており、双方の横梁15aがピン又はボルトによって接合されている。したがって、これらのピン又はボルトを抜き取ることによって横梁15aを両側に分離することが可能となっている。また、この横梁15a上で小梁15bを介して支持された足場板15cも、橋桁1の中心線のほぼ直下で分割が可能となっており、横梁15aとともに両側に分割して移動が可能となっている。
なお、型枠支持用の横梁16、型枠支持用の縦梁17及び型枠18も、上記支持台15上に支持されたときに、中央部で分離して両側に移動可能となっている。
また、上記横梁を吊り支持する構造は上記のものに限定されるものではなく、強固に支持される構造であれば他の構造を採用することもできる。
一方、横梁15aが中央部で連結されたときには、この横梁15aに作用する曲げモーメント及びせん断力が伝達可能となっており、一体となって足場板15c上の荷重を安定した状態で支持することができるものである。したがって、この足場板15c上では作業者が型枠の組み立て作業やコンクリートの打設作業を安定して行うことができ、さらに必要に応じて足場板15c上に作業台となる足場等を組み立てることも可能となっている。
型枠支持用の横梁16、型枠支持用の縦梁17及び型枠18も、足場板15cの上に載置して組み立て作業等をおこなうことができるものであり、組み立てられた型枠18を所定の位置に支持し、コンクリートを打設するときには、主梁12から直接に垂下された型枠用の吊り材(図示しない)によって吊り支持されるものとなっている。
前記吊り材21、22は、橋桁1の中心軸線から離れた位置に設けられた第1の吊り材21と、中心軸線に近い位置に設けられた第2の吊り材22とを含むものである。第1の吊り材21は、形鋼からなるものであり、上端部が前記走行枠14に固着され、鉛直下方に垂下されて下端部が支持台15の横梁15aに係止されている。一方、第2の吊り材22は、図1に示すように、橋桁1の張り出し部分と干渉しないように橋桁1の張り出し部分を回避する回避部24を有するものである。この回避部24はH形鋼を接合してほぼ「コ」の字形に形成されたものであり、橋桁1の張り出し部分の上でこの橋桁1の軸線とほぼ直角方向に配置された上水平部24aと、この上水平部24aのほぼ直下で橋桁1の張り出し部分の下側に配置された下水平部24cと、張り出し部分1aの側方で上水平部24aと下水平部24cとをほぼ鉛直方向に連結する鉛直部24bとを備えるものである。
そして、走行枠14から鉛直方向に垂下された上部鋼棒22aに上水平部24aが連結されるとともに、下部鋼棒22bの上端部が下水平部24cに連結され、下端部が支持台15の横梁15aに連結されている。これにより、張り出し部分の上方に設けられた上部鋼棒22aから橋桁1の張り出し部分を回避して張り出し部分の下側に配置された下部鋼棒22bに引張力が伝達され、橋桁1の側縁より中心線側で第2の吊り材22が支持台15を吊り支持することができるものとなっている。なお、回避部の形状は上記のような形状に限定されるものではなく、橋桁1との干渉を回避することができる形状であれば様々な形状のものを採用することができる。
上記支持台15は、次のような工程によって、中央部で分割して両側方へ移動し、又は側方で吊り上げたものを中央部で連結して一体にすることができる。
型枠支持用の横梁16は、橋桁1のほぼ中心軸線上すなわちこの横梁16の中央部で分割する。型枠支持用の横梁16は、中央部でボルト又はピンにより接合したものとなっており、このボルトを抜き取ることによって分離することができる。また、型枠18も中央部で両側に分割する。さらに支持台15の横梁15a及び足場板15cも同様に中央部から2つに分割することができる。
このように分割されたそれぞれの支持台15は、走行枠14がガイドレール13に沿って移動することにより橋桁1の側方へほぼ水平に移動する。つまり、吊り材21,22に吊り支持された支持台15及びこの支持台上に支持された型枠18及び資材等は、主梁12の右側の張り出し部に支持された分割部分は右側へ、左側の張り出し部に支持された分割部分は左側へ移動する。このように支持台15が中央部で分離され、側方に移動することにより、図4に示すように、支持台15は既に構築されている橋脚2を回避し、移動吊支保工を橋桁1の軸線方向に移動させることができる。
一方、支持台15を二つに分割した状態で組み立てた場合には、主梁12から垂下した引き揚げ用吊り材で吊り上げた後に、上記とは逆の工程で一体に組み立てることができる。分割された支持台のそれぞれは、橋桁2の両側に主梁12が張り出した部分で、図4に示すように所定の高さまで引き揚げられる。そして、走行枠14及びガイドレール13を介して主梁12に支持される。支持台15を吊り上げた位置では支持台15が橋脚2と干渉して中央部側に移動することができないときには枠体11を前進させ、構築しようとする橋桁1の下方が開放された位置まで移動する。その後、走行枠14をガイドレール13に沿って移動し、支持台15を橋桁1の中心軸側に引き寄せてこれらを結合することができる。結合は上記分離するときとは逆に、ボルト又はピンを装着し、横梁15aを曲げモーメントの伝達が可能性に接合する。このような状態で、張り出して構築する橋桁1の支保工及び足場とすることができる。
次に、上記のような移動吊支保工10を組立てる方法であって、地組ヤードの設置位置が地形等によって制限される場合にについて説明する。
図5は、移動吊支保工10を組み立てるための地組ヤード7が橋脚2の両側方に設けられた状態を示す側面図及び正面図である。橋脚2が設けられる位置が急斜面となっている場合等には、このような位置に地組ヤード7を設ける場合も生じる。
図5に示すように橋脚2の両側方に設けられた地組ヤード7を利用して既に構築された柱頭部1a上に枠体11及び主梁12が設置される。このとき枠体11及び主梁12は、地組ヤード7で組み立てた支持台を吊り上げることができる位置とされる。その後、地組ヤード7では、支持台15を二つに分割した状態で組み立てる。そして、主梁12の両側へ張り出した部分から垂下した引き揚げ用の吊り材25により、分割された支持台15のそれぞれを吊り上げる。これらの支持台15は、図6に示すように橋脚2の側方で所定の高さまで吊り上げ、吊り材21,22を支持台15と走行枠14に連結して、支持台15を走行枠14及びガイドレール13を介して主梁12に支持させる。このとき、支持台15は、図4に示されるように、中央部が開放された状態で支持されている
所定の高さまで吊り上げられた支持台15は橋脚2の両側方でそれぞれ吊り支持されており、これらの支持台15を中央部側に移動することは橋脚2と干渉することになり、できない。このため、支持台15を分割された状態で支持しながら、枠体11を橋桁1が張り出して構築される方向に前進させる。そして、橋脚2が設けられた位置から、構築しようとする橋桁1の下方が開放された位置まで移動したところで、それぞれの走行枠14をガイドレール13に沿って橋桁1の中央側に移動する。これにともなって二つに分割されている支持台15が水平に移動し、中央部でこれらを連結して一体となった支持台15と
することができる。これにより、橋桁1を施工ブロック毎に張り出すように構築するための支保工及び足場が確保される。
一方、上記のように枠体11及びこれに支持された主梁12、支持台15が移動することにより、柱頭部1a上では、反対側に橋桁を張り出して構築するための移動吊支保工を組み立てるための領域が確保される。したがって、この領域に別の枠体及び主梁を設置するとともに、橋脚の両側方に設けられた地組ヤード上で分割してもう一つの支持台を組み立てる。そして、先に説明した移動吊支保工10と同様に支持台を吊り上げ、橋桁を張り出して施工する方向に前進した後、分割して吊り上げた支持台を一つに接合する。
このようにして、橋脚上の柱頭部1aから両側に橋桁1を片持ち施工するための移動支保工を組み立てることができる。そして、これらを利用して両側への転倒モーメントのバランスを取りながら、順次施工ブロック毎に橋桁を張り出すように構築してゆくことができる。
次に、図7に示すように、地組ヤード57が橋脚に隣接した位置であって橋桁の軸線方向における一方側にしか設けることができない場合について、第1の移動吊支保工60a及び第2の移動吊支保工60bの組立て方法を説明する。
まず、図7及び図8に示すように、地組ヤード57を利用して柱頭部51a上に、移動吊支保工を移動可能とするためのレール55a,55bを取り付ける。そして、第1の移動吊支保工60aを構成する枠体61a及び第2の移動吊支保工60bを構成する枠体61bを設置する。このとき、第2の移動吊支保工の枠体61bが地組ヤード57の直上で柱頭部1aから張り出すように設置される。これらの枠体上には、第1の移動吊支保工を構成する枠体61a上から第2の移動吊支保工を構成する枠体61b上に連続するように連結レール58を取り付ける。この連結レール58は、第1の移動吊支保工60aと第2の移動吊支保工60bとの間で分離可能となっている。
さらに、上記連結レール58上を走行が可能となるように、第1の移動吊支保工の主梁62aを第2の移動吊支保工の枠体61b上に載置する。その後、地組ヤード57で支持台65aを組み立て、第1の移動吊支保工の主梁62aから垂下した引き揚げ用吊り材75によって支持台65aを吊り上げる。そして、吊り材71、走行枠及びガイドレール(図示しない)を介して主梁62aに支持させる。このとき支持台65aは、図4に示す支持台15と同様に中央部から両側へ分離した状態としておく。吊り揚げられた支持台65aは、第1の移動吊支保工60aを用いて橋桁51を張り出してゆく方向に対して橋脚52の後方側にあり、前方側に設けられた第1の移動吊支保工60aの枠体上まで主梁62aが連結レール58上を走行することにより、前方へ移動する。このとき支持台65は、図4に示す支持台15と同様に両側方に水平に移動し、中央部が開放された状態として、橋脚52と干渉することなく橋脚52の位置を通過させる。そして、図9に示すように第1の移動吊支保工60aの枠体上まで移動した後、走行枠(図示しない)を橋桁51の幅方向における中央側に水平移動させて第1の移動吊支保工の支持台65aを一体化させる。
さらに、地組ヤード57上では第2の移動吊支保工60aの支持台65bを組み立て、図10に示すように連結レール58上に支持した主梁62bから上記支持台65bを吊り上げ、吊り材によって所定の高さに支持させる。このように第1の移動吊支保工60a及び第2の移動吊支保工60bの組み立てが完了すると、連結レール58は第1の移動吊支保工60aと第2の移動吊支保工60bとの間で連結部58aを取りはずして分離する。これにより、第1の移動吊支保工60a及び第2の移動吊支保工60bは、それぞれ反対方向に前進することができ、それぞれの方向の橋桁51を張り出して構築してゆくことが可能となる。
なお、以上に説明した実施の形態では、支持台15,65が橋桁1の中心軸線のほぼ直下で二つに分離されるものであったが、分離される位置が、図11及び図12に示されるように中心軸線の直下から左右のいずれかへ偏った位置に設定されるものであってもよい。
このように支持台15の分離される位置が一方に偏っていると、分離された一方の支持台15では、橋桁1の中心軸線側への張り出し量が大きくなり、転倒モーメントが増大する。このため、支持台15の側端部にカウンターウェイト42を載荷し、つり合いによって転倒モーメントの低減を図るのが望ましい。
このように、支持台を分離する位置が、橋桁の中心軸線からいずれかの側方に偏って設定されていると、移動吊支保工10が橋脚2の位置を通過するときに、支持台15を側方へ移動させる量が左右の何れか一方で小さくなる。これにより、橋桁1の側方に傾斜した地盤面が接近している場合や、側方に並設される他の橋桁が既に構築されている場合等、支持台15、65の側方への移動が制限される場合であっても本件発明を適用することが可能となる。
本願発明に係る方法で組み立てることができる移動吊支保工を示す概略正面図である。 図1に示す移動吊支保工の概略側面図である。 図1に示す移動吊支保工のガイドレール及び走行枠の構造を示す概略断面図である。 図1に示す移動吊支保工の支持台が、中央部を開放するように水平方向に移動した状態を示す概略断面図である。 橋脚の両側方に設置された地組ヤードを示す概略図である。 図5に示す地組ヤードを利用して移動吊支保工を組み立てる方法を示す側面図である。 橋脚に隣接した位置であって、橋桁の軸線方向の一方側に設置された地組ヤードを示す概略図である。 図7に示す地組ヤードを利用して移動吊支保工を組み立てる方法を示す側面図である。 図7に示す地組ヤードを利用して移動吊支保工を組み立てる方法を示す側面図である。 図7に示す地組ヤードを利用して移動吊支保工を組み立てる方法を示す概略図である。 本願発明に係る方法で組み立てることができる移動吊支保工の他の実施形態を示す正面図である。 図11に示す移動吊支保工の支持台が、中央部を開放するように水平方向に移動した状態を示す正面図である。
1、51:橋桁、 2、52:橋脚、 3:メインジャッキ、 4:アンカージャッキ、 5、55a、55b:レール、 6:車輪、 7、57:地組ヤード、
10、60a、60b:移動吊支保工、 11、61a、61b:枠体、 12、62a、62b:主梁、 12a:形鋼からなる上弦材、 12b:形鋼からなる下弦材、 12c:主梁の張り出し部分、 13:ガイドレール、 14:走行枠、 14a:走行車輪、 15、65a、65b:支持台、 15a:横梁、 15b:小梁、 15c:足場板、 16:型枠支持用の横梁、 17:型枠支持用の縦梁、 18:型枠、
21、71:第1の吊り材、 22:第2の吊り材、 22a:上部鋼棒、 22b:下部鋼棒、 23:型枠用の吊り材、 24:第2の吊り材の回避部、 24a:上水平部、 24b:鉛直部、 24c:下水平部、 25,75:引き揚げ用吊り材、
41:チェーンブロック、 42:カウンターウェイト、 58:連結レール

Claims (2)

  1. 所定の長さの施行ブロック毎にコンクリートの橋桁を橋脚上から張り出すように構築するための移動吊支保工を組み立てる方法であって、
    前記移動吊支保工は、
    片持ち状となった構築中の橋桁上で、該橋桁の軸線方向への移動が可能に支持され、前記橋桁の先端部分から該橋桁の軸線方向に突き出すように据え付けられる枠体と、
    該枠体に支持され、前記橋桁の軸線の両側方に張り出すように設けられた主梁と、
    前記枠体の下方でコンクリートの橋桁を構築するための資材を支持する支持台と、
    前記橋桁の軸線の両側方へ前記主梁が張り出した部分で前記支持台を吊り支持する複数の吊り材と、を有し、
    前記支持台は、前記橋桁の軸線と直角方向の中間部で二つに分離可能となっており、
    前記吊り材は、前記主梁が前記橋桁の軸線の両側方へ張り出した部分のそれぞれにおいて前記橋桁の軸線と直角方向に複数が配列されて支持され、 分離された前記支持台のそれぞれを前記橋桁の両側方へ水平方向に移動することが可能となるように支持するものであり、
    複数の前記吊り材のうち、前記支持台の分離位置の最も近くにある吊り材は、前記橋桁の側縁付近において該橋桁との干渉を回避するように曲げ回された回避部を有し、該回避部の上下に接続された鉛直方向の部材の軸線から該回避部が水平方向に張り出すものであり、
    橋脚上で既に形成された橋桁の柱頭部上に前記枠体を載置し、その上に前記主梁を据え付け、
    該橋脚が設けられた位置における前記橋桁の軸線の両側方に設けられた地組スペースで、前記橋桁の軸線とほぼ平行な分割線で二つに分離された前記支持台のそれぞれを組み立て、
    二つに分離された前記支持台を、前記吊り材又は前記主梁の張り出し部分から垂下された支持台の引き揚げ用吊り材によってそれぞれを吊り揚げ、
    前記枠体を前記主梁とともに前記橋桁の軸線方向に移動して、前記支持台のそれぞれの位置が構築しようとする橋桁の下方が開放されている位置まで移動した後、
    分離されたそれぞれの前記支持台を支持する前記吊り材又は引き揚げ用吊り材を前記橋桁の幅方向の中央部に向かって水平に移動し、
    二つに分離された前記支持台のそれぞれを接合し、一体とすることを特徴とする移動吊支保工の組立て方法。
  2. 所定の長さの施行ブロック毎にコンクリートの橋桁を橋脚上から張り出すように構築するための移動吊支保工を組み立てる方法であって、
    前記移動吊支保工は、
    片持ち状となった構築中の橋桁上で、該橋桁の軸線方向への移動が可能に支持され、前記橋桁の先端部分から該橋桁の軸線方向に突き出すように据え付けられる枠体と、
    該枠体に支持され、前記橋桁の軸線の両側方に張り出すように設けられた主梁と、
    前記枠体の下方でコンクリートの橋桁を構築するための資材を支持する支持台と、
    前記橋桁の軸線の両側方へ前記主梁が張り出した部分で前記支持台を吊り支持する複数の吊り材と、を有し、
    前記支持台は、前記橋桁の軸線と直角方向の中間部で二つに分離可能となっており、
    前記吊り材は、前記主梁が前記橋桁の軸線の両側方へ張り出した部分のそれぞれにおいて前記橋桁の軸線と直角方向に複数が配列されて支持され、 分離された前記支持台のそれぞれを前記橋桁の両側方へ水平方向に移動することが可能となるように支持するものであり、
    複数の前記吊り材のうち、前記支持台の分離位置の最も近くにある吊り材は、前記橋桁の側縁付近において該橋桁との干渉を回避するように曲げ回された回避部を有し、該回避部の上下に接続された鉛直方向の部材の軸線から該回避部が水平方向に張り出すものであり、
    橋脚上で既に形成された橋桁の柱頭部上に、第1の移動吊支保工を構成する枠体と第2の移動吊支保工を構成する枠体とを、該橋桁の軸線方向における反対方向へそれぞれ突き出して設置し、
    前記第1の移動吊支保工を構成する枠体上から第2の移動吊支保工を構成する枠体上に連続するレール部材を設置し、
    前記第1の移動吊支保工を構成する枠体上で該レール部材に前記主梁を設置し、
    前記第1の移動吊支保工を構成する枠体が据え付けられた位置の下方で、前記橋桁の軸線とほぼ平行な分割線で二つに分離された前記支持台のそれぞれを組み立て、
    二つに分離された前記支持台を、前記吊り材又は前記主梁の張り出し部分から垂下された支持台の引き揚げ用吊り材により、分離された前記支持台のそれぞれを吊り揚げ、
    前記主梁を前記レール部材に沿って移動し、前記第2の移動吊支保工を構成する枠体上まで移動した後、
    分離されたそれぞれの前記支持台を支持する前記吊り材又は引き揚げ用吊り材を前記橋桁の幅方向の中央部に向かって水平に移動し、
    二つに分離された前記支持台のそれぞれを接合し、一体とすることを特徴とする移動吊支保工の組立て方法。
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