JP4774855B2 - 樹脂成形品の組付け状態予測方法、樹脂成形品の組付け状態予測装置、及び、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム - Google Patents
樹脂成形品の組付け状態予測方法、樹脂成形品の組付け状態予測装置、及び、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4774855B2 JP4774855B2 JP2005227712A JP2005227712A JP4774855B2 JP 4774855 B2 JP4774855 B2 JP 4774855B2 JP 2005227712 A JP2005227712 A JP 2005227712A JP 2005227712 A JP2005227712 A JP 2005227712A JP 4774855 B2 JP4774855 B2 JP 4774855B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin molded
- molded product
- amount
- deformation
- assembly
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
つまり、例をもって説明すると、図1に示すごとく、自動車の製造において、樹脂成形品であるフロントバンパー1を、該フロントバンパー1の支持体である金属のフレーム2に固定した場合において、前記フロントバンパー1の組付け後の外観、見栄えがどのようになるかを予測する、といった技術である。
この予測が可能となれば、図の例において、フロントバンパー1とヘッドランプ3の間に生じる隙間8や、段差を予測することが可能となり、組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」をシミュレーションすることができるようになる。
特に、近年では、「組付け品質」の更なる向上が要求されており、このシミュレーションが可能となれば、外観、見栄えの点において、より高品質な製品を提供することが可能となる。
樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測する、樹脂成形品の組付け状態予測方法であって、
前記樹脂成形品の成形時に前記樹脂成形品に発生する変形量である、成形時変形量を予測する第一ステップ、
前記樹脂成形品が成形後に熱の影響を受けることで、前記樹脂成形品に発生し得る変形量である、熱変形量を予測する第二ステップ、
前記第一ステップで予測した成形時変形量、及び前記第二ステップで予測した熱変形量を反映した上で、前記樹脂成形品を前記支持体に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測する第三ステップ、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記樹脂成形品の前記支持体に対する組付け状態を予測する第四ステップ、
前記樹脂成形品に隣接して配置される部品について、当該部品を規定の位置に組付ける際に生じる、当該部品の前記規定の位置からのズレ量を予測する第五ステップ、
前記第五ステップの後に、前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測する第六ステップ、
前記第六ステップの後に、前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する第八ステップ、
を実行することとするものである。
前記第六ステップの後、かつ前記第八ステップの前に、前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する第七ステップ、を実行することとするものである。
樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測する、樹脂成形品の組付け状態予測装置であって、
3次元CADデータを格納する記憶装置と、
前記3次元CADデータの演算処理を行うCAD演算部と、
前記3次元CADデータからメッシュデータを生成するCAE演算部と、
前記メッシュデータから自由曲面データを生成する自由曲面データ演算部とを具備し、
前記CAE演算部にて、
樹脂成形品の成形時に前記樹脂成形品に発生する変形量である、成形時変形量を予測し、
前記樹脂成形品が成形後に熱の影響を受けることで、前記樹脂成形品に発生し得る変形量である、熱変形量を予測し、
予測した前記成形時変形量及び熱変形量を反映した上で、前記樹脂成形品を前記支持体に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測し、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記樹脂成形品の前記支持体に対する組付け状態を予測し、
前記樹脂成形品に隣接して配置される部品について、当該部品を規定の位置に組付ける際に生じる、当該部品の前記規定の位置からのズレ量を予測し、
前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測し、
前記自由曲面データ演算部にて、
前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する構成とするものである。
前記CAE演算部にて、
前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測することとするものである。
樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測するために、コンピュータを、
樹脂成形品の成形時に前記樹脂成形品に発生する変形量である、成形時変形量を予測する手段、
前記樹脂成形品が成形後に熱の影響を受けることで、前記樹脂成形品に発生し得る変形量である、熱変形量を予測する手段、
予測した前記成形時変形量及び熱変形量を反映した上で、前記樹脂成形品を前記支持体に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測する手段、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記樹脂成形品の前記支持体に対する組付け状態を予測する手段、
前記樹脂成形品に隣接して配置される部品について、当該部品を規定の位置に組付ける際に生じる、当該部品の前記規定の位置からのズレ量を予測する手段、
前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測する手段、
前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する手段、
として機能させるための、樹脂成形品の組付け状態予測プログラムとするものである。
前記コンピュータを、前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する手段として機能させるプログラムとするものである。
樹脂成形品の組付け状態を予測することができ、この結果をもとに、前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量の調整を図ることにより、樹脂成形品の組付け状態を調整し、組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。
また、予測した部品のズレ量を反映したメッシュデータを、CAE解析によって出力し、この出力結果を参考にして、前記部品等の製作誤差の調整の検討を図ることができ、前記部品に関する組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。
さらに、より滑らかな曲面により外観・見栄えを再現することができ、これにより、組付け状態の外観・見栄えをより現実に近い形でシミュレーションすることが可能となる。
また、自重変形量を反映したメッシュデータを、CAE解析によって出力するとともに、この出力結果を参考にして、前記樹脂成形品の形状や重量等の設計変更を図ることができ、前記樹脂成形品の自重に関連して影響を受ける組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。
予測結果を参考にしつつ、前記樹脂成形品の前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量の各パラメータの調整や、前記部品の製作誤差の調整を図ることで、前記樹脂成形品と部品の相対位置関係を調整する調整する、即ち、組付け状態を調整することが可能となり、組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。
以上の構成は、パーソナルコンピュータや、ワークステーションの構成で実現することができるものであり、例えば、前記CAD演算部12、前記CAE演算部13、及び、自由曲面データ演算部14については、市販のソフトウェアと周知のハードウエアの構成にて実現することができる。
即ち、図3に示すごとく、
樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測する、樹脂成形品の組付け状態予測方法であって、
樹脂成形品であるフロントバンパー1の成形時に前記フロントバンパー1に発生する変形量である、成形時変形量を予測する第一ステップ、
前記フロントバンパー1が成形後に熱の影響を受けることで、前記フロントバンパー1に発生し得る変形量である、熱変形量を予測する第二ステップ、
前記フロントバンパー1を前記フレーム2に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測する第三ステップ、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記フロントバンパー1の前記フレーム2に対する組付け状態を予測する第四ステップ、を実行することとするものである。
まず、第一ステップにおいては、樹脂成形品の射出成形時に発生する変形を、成形時変形量として定義し、この成形時変形量をCAE解析により予測するものである。換言すれば、成形時変形量が、組付け状態に影響を与えるパラメータとして設定され、このパラメータの値を予測しようとするものである。
この現象に着目し、この第一ステップにおいて、成形時変形量を予測するものである。
この現象に着目し、この第二ステップにおいて、熱変形量を予測するものである。
この現象に着目し、この第三ステップにおいて、組付け時変形量を予測するものである。
尚、この組付け時変形量は、樹脂成形品が可撓性を有することに起因するものである。
そして、この出力結果を参考にしつつ、前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量の各パラメータの調整することで、フロントバンパー1の組付け状態を調整することが可能となり、組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。尚、実際の評価においては、組付け品質が最も悪いケースが参酌されることとなる。
即ち、図3に示すごとく、前記第四ステップの後に、前記フロントバンパー1に隣接して配置される部品であるヘッドランプ3について、当該ヘッドランプ3を規定の位置に組付ける際に生じる、当該ヘッドランプ3の前記規定の位置からのズレ量を予測する第五ステップ、を実行することとするものである。
この第五ステップにおいて対象とする部品(ヘッドランプ3)は、前記第一〜第四ステップにおいて対象とする可撓性の有る樹脂成形品とは異なり、大きな成形時変形量、熱変形量、組付け時変形量が発生しないものであるため、製作誤差(バラツキ)に着目してズレ量を予測することとするものである。
そして、この出力結果を参考にして、前記部品やフレームの製作誤差の調整の検討を図ることができ、前記部品に関する組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。尚、実際の評価においては、組付け品質が最も悪いケースが参酌されることとなる。
即ち、図3に示すごとく、前記第五ステップの後に、前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測する第六ステップ、を実行することとするものである。
この自重による変形を考慮することによって、実際の組付け状態をより正確にシミュレーション(予測・再現)することができる。
そして、この第六ステップにより予測した自重変形量を反映したメッシュデータを、CAE解析によって出力するとともに、この出力結果を参考にして、前記樹脂成形品の形状や重量等の設計変更を図ることができ、前記樹脂成形品の自重に関連して影響を受ける組付け後の製品の外観、見栄えといった、いわゆる、「組付け品質」の向上を図ることができる。尚、実際の評価においては、組付け品質が最も悪いケースが参酌されることとなる。
即ち、図3に示すごとく、前記第六ステップの後に、前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する第七ステップ、を実行することとするものである。
このため、組付け状態を総合的に評価することができるものとなる。
即ち、前記第六ステップ、又は、前記第七ステップの後に、前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する第八ステップ、を実行することとするものである。
即ち、樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測する、樹脂成形品の組付け状態予測装置であって、
図2及び図3に示すごとく、
3次元CADデータを格納する記憶装置15と、
前記3次元CADデータの演算処理を行うCAD演算部12と、
前記3次元CADデータからメッシュデータを生成するCAE演算部13とを具備し、
前記CAE演算部13にて、
樹脂成形品であるフロントバンパー1の成形時に前記フロントバンパー1に発生する変形量である、成形時変形量を予測し、
前記フロントバンパー1が成形後に熱の影響を受けることで、前記フロントバンパー1に発生し得る変形量である、熱変形量を予測し、
前記フロントバンパー1を前記フレーム2に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測し、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記フロントバンパー1の前記フレーム2に対する組付け状態を予測する構成とするものである。
前記CAE演算部13にて、
前記樹脂成形品であるフロントバンパー1に隣接して配置される部品であるヘッドランプ3について、当該ヘッドランプ3を規定の位置に組付ける際に生じる、当該ヘッドランプ3の前記規定の位置からのズレ量を予測することとするものである。
前記CAE演算部13にて、
前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測することとするものである。
前記CAE演算部13にて、
前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測することとするものである。
前記樹脂成形品の組付け状態予測装置は、
前記メッシュデータから自由曲面データを生成する自由曲面データ演算部14を具備し、
前記自由曲面データ演算部14にて、
前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現することとするものである。
即ち、樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測するために、コンピュータを、
図2及び図3に示すごとく、
樹脂成形品であるフロントバンパー1の成形時に前記フロントバンパー1に発生する変形量である、成形時変形量を予測する手段、
前記フロントバンパー1が成形後に熱の影響を受けることで、前記フロントバンパー1に発生し得る変形量である、熱変形量を予測する手段、
前記フロントバンパー1を前記フレーム2に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測する手段、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記フロントバンパー1の前記フレーム2に対する組付け状態を予測する手段、
として機能させるための樹脂成形品の組付け状態予測プログラムとするものである。
前記コンピュータを、前記樹脂成形品であるフロントバンパー1に隣接して配置される部品であるヘッドランプ3について、当該ヘッドランプ3を規定の位置に組付ける際に生じる、当該ヘッドランプ3の前記規定の位置からのズレ量を予測する手段として機能させるプログラムとするものである。
前記コンピュータを、前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測する手段として機能させるプログラムとするものである。
前記コンピュータを、前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する手段として機能させるプログラムとするものである。
前記コンピュータを、前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する手段として機能させるプログラムとするものである。
2 フレーム
3 ヘッドランプ
4 フレーム
8 隙間
9 段差
Claims (6)
- 樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測する、樹脂成形品の組付け状態予測方法であって、
前記樹脂成形品の成形時に前記樹脂成形品に発生する変形量である、成形時変形量を予測する第一ステップ、
前記樹脂成形品が成形後に熱の影響を受けることで、前記樹脂成形品に発生し得る変形量である、熱変形量を予測する第二ステップ、
前記第一ステップで予測した成形時変形量、及び前記第二ステップで予測した熱変形量を反映した上で、前記樹脂成形品を前記支持体に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測する第三ステップ、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記樹脂成形品の前記支持体に対する組付け状態を予測する第四ステップ、
前記樹脂成形品に隣接して配置される部品について、当該部品を規定の位置に組付ける際に生じる、当該部品の前記規定の位置からのズレ量を予測する第五ステップ、
前記第五ステップの後に、前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測する第六ステップ、
前記第六ステップの後に、前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する第八ステップ、
を実行する、
樹脂成形品の組付け状態予測方法。 - 前記第六ステップの後、かつ前記第八ステップの前に、前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する第七ステップ、を実行する、
ことを特徴とする、請求項1に記載の樹脂成形品の組付け状態予測方法。 - 樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測する、樹脂成形品の組付け状態予測装置であって、
3次元CADデータを格納する記憶装置と、
前記3次元CADデータの演算処理を行うCAD演算部と、
前記3次元CADデータからメッシュデータを生成するCAE演算部と、
前記メッシュデータから自由曲面データを生成する自由曲面データ演算部とを具備し、
前記CAE演算部にて、
樹脂成形品の成形時に前記樹脂成形品に発生する変形量である、成形時変形量を予測し、
前記樹脂成形品が成形後に熱の影響を受けることで、前記樹脂成形品に発生し得る変形量である、熱変形量を予測し、
予測した前記成形時変形量及び熱変形量を反映した上で、前記樹脂成形品を前記支持体に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測し、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記樹脂成形品の前記支持体に対する組付け状態を予測し、
前記樹脂成形品に隣接して配置される部品について、当該部品を規定の位置に組付ける際に生じる、当該部品の前記規定の位置からのズレ量を予測し、
前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測し、
前記自由曲面データ演算部にて、
前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する構成とする、樹脂成形品の組付け状態予測装置。 - 前記CAE演算部にて、
前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する、
ことを特徴とする、請求項3に記載の樹脂成形品の組付け状態予測装置。 - 樹脂成形品を当該樹脂成形品の支持体に組付けた際における、前記樹脂成形品の組付け状態を予測するために、コンピュータを、
樹脂成形品の成形時に前記樹脂成形品に発生する変形量である、成形時変形量を予測する手段、
前記樹脂成形品が成形後に熱の影響を受けることで、前記樹脂成形品に発生し得る変形量である、熱変形量を予測する手段、
予測した前記成形時変形量及び熱変形量を反映した上で、前記樹脂成形品を前記支持体に組付ける際に生じる変形量である、組付け時変形量を予測する手段、
前記成形時変形量、前記熱変形量、及び、前記組付け時変形量から、前記樹脂成形品の前記支持体に対する組付け状態を予測する手段、
前記樹脂成形品に隣接して配置される部品について、当該部品を規定の位置に組付ける際に生じる、当該部品の前記規定の位置からのズレ量を予測する手段、
前記樹脂成形品の自重によって発生する変形量である、自重変形量を予測する手段、
前記樹脂成形品、及び、前記部品の組付け後の外観を自由曲面データにて再現する手段、
として機能させるための、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム。 - 前記コンピュータを、前記樹脂成形品と、前記部品の相対位置関係を予測する手段として機能させる、
ことを特徴とする、請求項5に記載の樹脂成形品の組付け状態予測プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005227712A JP4774855B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | 樹脂成形品の組付け状態予測方法、樹脂成形品の組付け状態予測装置、及び、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005227712A JP4774855B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | 樹脂成形品の組付け状態予測方法、樹脂成形品の組付け状態予測装置、及び、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007038600A JP2007038600A (ja) | 2007-02-15 |
JP4774855B2 true JP4774855B2 (ja) | 2011-09-14 |
Family
ID=37797016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005227712A Expired - Fee Related JP4774855B2 (ja) | 2005-08-05 | 2005-08-05 | 樹脂成形品の組付け状態予測方法、樹脂成形品の組付け状態予測装置、及び、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4774855B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4675413B2 (ja) | 2008-02-14 | 2011-04-20 | 財団法人山形県産業技術振興機構 | 有機発光素子 |
JP5151607B2 (ja) * | 2008-03-27 | 2013-02-27 | マツダ株式会社 | 射出成形品の設計支援方法及び装置 |
JP5312961B2 (ja) * | 2009-01-19 | 2013-10-09 | 富士重工業株式会社 | 累積誤差解析装置および解析方法ならびに解析プログラム |
JP5777491B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2015-09-09 | ダイハツ工業株式会社 | 樹脂製バンパの変形予測式の設定方法、及び樹脂製バンパの変形予測方法 |
Family Cites Families (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10269260A (ja) * | 1997-03-24 | 1998-10-09 | Honda Motor Co Ltd | 形状データ検証方法 |
JPH11224275A (ja) * | 1998-02-05 | 1999-08-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 成形品の設計方法 |
JP3669887B2 (ja) * | 1999-11-29 | 2005-07-13 | トヨタ自動車株式会社 | 熱変形解析方法 |
JP4144685B2 (ja) * | 2000-11-14 | 2008-09-03 | 関東自動車工業株式会社 | 射出成形品の熱変形解析方法 |
JP4631207B2 (ja) * | 2001-05-14 | 2011-02-16 | トヨタ自動車株式会社 | 変形形状算出装置及びプログラム |
JP2003112350A (ja) * | 2001-10-04 | 2003-04-15 | Mitsui Chemicals Inc | 樹脂成形体の成形条件評価方法、物体形状の比較方法および物体形状の評価方法 |
JP2004348452A (ja) * | 2003-05-22 | 2004-12-09 | Toyota Motor Corp | 組付け順序検証方法およびその装置 |
JP4052468B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2008-02-27 | 関東自動車工業株式会社 | 樹脂成形品の剛性構造決定方法 |
JP4516740B2 (ja) * | 2003-12-08 | 2010-08-04 | 財団法人日本船舶技術研究協会 | 形状推定装置 |
JP2005169766A (ja) * | 2003-12-10 | 2005-06-30 | Toyota Motor Corp | 金型最適化装置、金型最適化プログラム、及び、金型最適化制御プログラム |
JP2005182203A (ja) * | 2003-12-16 | 2005-07-07 | Toyota Motor Corp | 部品レイアウト評価システム |
JP2005208964A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-08-04 | Toyota Motor Corp | 設計支援装置 |
-
2005
- 2005-08-05 JP JP2005227712A patent/JP4774855B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007038600A (ja) | 2007-02-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4633625B2 (ja) | メタルシート成形段階のジオメトリモデルの決定 | |
US8401827B2 (en) | Processing device and method for structure data representing a physical structure | |
JP4774855B2 (ja) | 樹脂成形品の組付け状態予測方法、樹脂成形品の組付け状態予測装置、及び、樹脂成形品の組付け状態予測プログラム | |
US11794415B2 (en) | System and method for simulation-assisted additive manufacturing involving estimating anisotropic deformation | |
Stigliano et al. | Advanced vehicle body concept modeling approach using reduced models of beams and joints | |
US20230105651A1 (en) | Injection molding warp prediction | |
JP2010009574A (ja) | 金型設計装置およびその方法 | |
JPH10138310A (ja) | 射出成形機の最適成形条件決定方法 | |
Zhou et al. | Multi-component topology optimization for die casting (MTO-D) | |
US11341409B2 (en) | Systems and methods for error reduction in materials casting | |
JP5241310B2 (ja) | 成形品の変形形状の予測方法とその装置、変形形状の予測プログラムとその記憶媒体 | |
JP2005169766A (ja) | 金型最適化装置、金型最適化プログラム、及び、金型最適化制御プログラム | |
DK201870129A1 (en) | Process for manufacturing a mold component for injection molding | |
US20230315945A1 (en) | Gradient-based cad model optimization | |
JP4582067B2 (ja) | 形状予測装置と形状予測方法とそのためのコンピュータプログラム | |
JP2008146504A (ja) | 解析モデル作成方法、解析モデル作成装置、及び、解析モデル作成プログラム | |
JP5349859B2 (ja) | 成形品形状の予測方法、成形品の製造方法、成形品形状の予測プログラムとその記憶媒体 | |
JP2019064177A (ja) | 樹脂成形金型設計方法、金型設計システム、金型設計プログラム及び金型設計プログラムを記憶したコンピュータ読取り可能な記憶媒体 | |
JP2002126834A (ja) | 金型およびその設計装置、設計方法ないし製造装置、並びに、成形品 | |
JP2002312420A (ja) | ナックルステアリングの製造方法 | |
JP5889077B2 (ja) | 成形品収縮変形予測装置、成形品収縮変形予測方法及び成形品収縮変形予測プログラム | |
JP4483515B2 (ja) | 製品面形状設計システムおよび金型の製造方法 | |
JP5319492B2 (ja) | 鋼板の変形に基づく形状補完装置およびその方法 | |
JP2001246655A (ja) | 射出成形時の挙動予測方法及び装置、金型設計方法 | |
US11741270B2 (en) | Computer aided design (CAD)-based foam part generation for seat designs |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080414 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100907 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100914 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101111 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110301 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110324 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110512 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110531 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110613 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140708 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |