JP4773186B2 - 並列運転電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、負荷に対し複数の電源装置の出力を並列接続する並列運転電源システムに関し、特に、複数の電源装置に設けた電流バランス端子を相互接続して出力電流をバランス制御する並列運転電源システム電源に関する。
従来、この種の並列運転電源システムとしては、例えば図9に示すものがある。図9において、スイッチングレギュレータ等の電源装置100a〜100nは出力端子Voを負荷線104により負荷102に並列接続している。
このように複数の電源装置100a〜100nを並列運転させると、負荷率のばらつきが問題となる。この負荷率の差を少なくするために負荷率に比例した電流バランス検出電圧を電流バランス端子に発生させ、電流バランス端子を電流バランス線106により相互接続し、お互いの電流バランス端子に流れる電流が少なくなるようにバランス制御し、電源装置100q〜100nの負荷率のばらつき、即ち出力電流のばらつきを小さくしている。
電源装置100a〜100nに設けた電流バランスを制御する回路は、電流バランス線106を接続しない端子開放状態では、出力電流Ioに比例した電流バランス検出電圧を電流バランス端子CBに発生しているが、電流バランス端子CBを電流バランス線106で相互接続すると、電流バランス検出電圧の高い端子から電圧の低い端子に電流が流れる。
電流バランス端子CBから電流が流れ出す電流バランス検出電圧の高い回路は、流れ出す電流による抵抗両端の電圧により電源安定化制御で出力電圧を下げて出力電流を減らす。一方、電流バランス端子CBから電流が流れ込む電流バランス検出電圧の低い回路は、流れ込む電流による抵抗両端の逆極性の電圧により電源安定化制御の出力電圧を上げて出力電流を増す。これにより負荷率のばらつき、即ち出力電流のばらつきがなくなるようにバランス制御している。
図10は従来の並列電源システムの他の例を示しており、図9の電流バランス制御に加え、電源装置100a〜100nに設けた基準電圧バランス端子VBを基準電バランス線108で相互接続している。基準電圧バランス端子VBには、電源装置100a〜100nの安定化制御で使用する基準電圧設定回路の基準電圧が印加されている。基準電圧は、出力電圧との誤差電圧を作り出すために使用され、誤差電圧をなくすようにインバータのPWM制御などによる出力安定化制御が行われる。
基準電圧バランス線108による基準電圧バランス端子VBの相互接続は、電源装置100a〜100nの内、最も低い基準電圧となるように各基準電圧設定回路の設定制御が行われ、全ての電源装置の基準電圧を同一にするとこで、電流バランス制御の精度を更に高めることができる。
特開2004−166437号公報 特開2003−157117号公報 特開2003−153539号公報 特開平09−288518号公報
しかしながら、このような従来の出力電流のバランス制御機能を備えた並列電源運転システムにあっては、異なった負荷率と電流バランス検出電圧の特性をもった電源装置同士については、出力電流が同じであっても異なった電流バランス検出電圧が得られ、出力電流を相違させるようにアンバランス制御するため、電流バランス制御を行うようにした並列運転電源システムを構築することができない。このため従来の並列運転電源システムにおいては、設計した以上の台数の並列接続はできず、それ以上の負荷要求電力に対応できない問題がある。
また電源装置の並列台数を変えることなく大きな負荷要求電力に対応可能とするためには、電源装置1台当りの電力を増して設計することになるが、並列台数が少ない場合には無駄にコストがかかった設計となってしまう。
更に、電源装置の並列台数を増していくと、それに比例して電源装置相互間の電流バランス線や基準電圧バランス線などの電線の引き回しが長くなり、ノイズによって誤動作し易くなることで、並列台数が制限される問題もある。
本発明は、異なった負荷率と電流バランス検出電圧の特性をもった電源装置同士について電流バランス制御による並列運転を可能とする並列運転電源システムを提供することを目的とする。
本発明は並列運転電源システムを提供する。即ち本発明は、負荷に対し複数の電源装置の出力を並列接続すると共に各電源装置に設けた電流バランス端子を電流バランス線により相互接続して出力電流をバランス制御する並列運転電源システムに於いて、
複数の電源装置をブロック単位にまとめ、ブロック内の各電源装置の電流バランス端子を電流バランス線により相互接続してブロック単位に出力電流をバランス制御する複数のブロックと、
複数のブロック毎に設けられて共通電流バランス線により相互接続され、ブロック相互間で出力電流をバランス制御する複数の変換機と、
を備えたことを特徴とする。
ここで、変換機は、ブロック内の複数の電源装置の負荷率による電流バランス検出電圧特性を、複数のブロックの負荷率による電流バランス検出電圧特性に変換する変換回路を備える。
この変換回路は、
ブロック内の電流バランス検出電圧を入力してブロック間で共通な共通電流バランス検出電圧に変換する第1電圧変換回路と、
自己の共通電流バランス検出電圧と他のブロックの共通電流バランス検出電圧との差電圧を検出し、差電圧を反転した変換電圧をブロック内の電流バランス検出電圧に加えて補正する第2電圧変換回路と、
を備える。
第1電圧変換回路は、ブロック内の電流バランス検出電圧からブロック間で共通な共通電流バランス検出電圧に変換する変換特性を可変する調整回路を備える。
本発明の並列運転電源システムは、複数の電源装置を階層的にブロック化し、各階層のブロック毎に前記変換機を設けてブロック相互間で出力電流をバランス制御する。
本発明の並列運転電源システムにあっては、更に、
複数のブロック内の複数の電源装置は、安定化制御に使用する基準電圧設定回路の基準電圧を外部に出力する基準電圧端子を備え、各基準電圧端子を基準電圧バランス線により相互接続して異なる基準電圧の中の最も低い基準電圧となるように各基準電圧設定回路を設定制御し、
複数のブロックの変換機は、自己のブロックに共通基準電圧を設定する共通基準電圧設定回路と、基準電圧設定回路の基準電圧を外部に出力する共通基準電圧端子とを備え、各共通基準電圧端子を共通基準電圧バランス線により相互接続して異なる共通基準電圧の中の最も低い共通基準電圧となるように各共通基準電圧設定回路を設定制御し、更に各ブロック内の複数の電源装置の基準電圧を最も低い共通基準電圧となるように各基準電圧設定回路を設定制御する。
本発明によれば、複数の電源装置をブロック化し、ブロック内で負荷率による電流バランスを取る回路を構成して電流バランスをとるように制御する。更に、複数のブロック同士で負荷率による電流バランスを取る回路を構成して電流バランスをとるように制御する。これによりブロック毎に異なった負荷率と電流バランス検出電圧の特性をもつ複数の電源装置を使用して各電源装置を電流バランス制御した並列運転が実現でき、並列運転できる電源装置の台数を簡単且つ容易に増加することができる。
また、並列運転する電源装置について、安定化制御に使用する基準電圧をブロック内で共通化すると共に各ブロックにも設けた変換機によりブロック同士で基準電圧を共通化することで、異なった基準電圧をもつ複数の電源装置を使用して並列運転が実現でき、並列運転できる電源装置の台数を簡単且つ容易に増加することができる。
また変換機に変換電圧の調整回路を設けることで、更に高精度な負荷率による電流バランス制御を実現することができる。更に、ブロック毎にまとめて電流バランス制御や基準電圧共通化制御のための配線接続を行うことで、電源装置の台数が増加しても線路長を抑えることができ、ノイズの影響を低減して誤動作しにくくできる。
図1は本発明による並列運転電源システムの実施形態を示したブロック図である。図1において、本発明の並列運転電源システムは、出力電流バランス検出特性が同じ電源装置10a〜10cでブロックAを構成し、別の出力電流バランス検出特性をもつ電源装置12a〜12cでブロックBを構成している。なお、ブロックの数は必要に応じて任意に増加できる。
ブロックAの電源装置10a〜10cは、出力端子V0と電流バランス端子CB1を備えている。出力端子V0は負荷16に対し並列接続される。電流バランス端子CB1は電流バランス線15により相互接続されている。
ブロックBの電源装置12a〜12cも同様に、出力端子Voと電流バランス端子CB2を持ち、出力端子V0は負荷16に並列接続し、電流バランス端子CB2は電流バランス線15により相互接続している。
更にブロックA,Bのそれぞれには変換機14a,14bが設けられる。変換機14a,14bはそれぞれ電流バランス端子CB1と共通電流バランス端子CB0を持っており、電流バランス端子CB1は電源装置10a〜10c,12a〜12cの電流バランス線15に接続され、共通バランス端子CB0はブロックA,Bの変換機14a,14b間で相互接続している。
電源装置10a〜10c,12a〜12cは、電流バランス端子CB1,CB2をブロック内で電流バランス線15により相互接続し、ブロック単位に負荷16に対する出力電流をバランス制御している。また変換機14a,14bは共通電流バランス端子CB0を共通電流バランス線25により相互接続し、ブロック相互間で負荷16に対する出力電流をバランス制御している。
このため変換機14a,14bは、各ブロックA,B内の複数の電源装置10a〜10c,12a〜12cの負荷率による電流バランス検出電圧特性をブロックA,Bの負荷率による電流バランス検出電圧特性に変換する変換回路を備えている。
ここで電源装置10a〜10c及び12a〜12cにあっては、それぞれの負荷16に対する出力電流に比例した検出電圧である電流バランス検出電圧を電流バランス端子CB1,CB2に出力する。この電流バランス検出電圧特性は電源装置10a〜10cと電源装置12a〜12cとでは異なった特性となっているが、この特性の相違による電流バランス制御のマッチングは、それぞれに設けている変換機14a,14bによって共通の電流バランス検出電圧特性に変換され、ブロックAの電源装置10a〜10cとブロックBの電源装置12a〜12c間となるブロック間の電流バランス制御を実現している。
また図1のブロック図から明らかなように、ブロックA,Bに分けて電源装置10a〜10cと電源装置12a〜12cを設置しているため、ブロックA,Bのブロック内での電流バランス線15や負荷線11の配線長がブロック単位でまとまることとなり、これによって電源装置間における配線長を短くし、ノイズによる影響を低減して誤動作を防止することができる。
図2は図1のブロックAに設けている電源装置12a,12bを取り出して、その実施形態を示した回路図である。図2において、例えば電源装置12aを例に取ると、商用AC電圧が印加される入力端子18a,18bに続いてダイオードブリッジ20が設けられ、ダイオードブリッジ20の出力にコンデンサC1を接続している。
コンデンサC1に続いてはトランス24が設けられ、トランス24の1次巻線と直列にFETなどのスイッチング素子26を接続し、制御IC22により安定化制御のためのスイッチング制御を行っている。
トランス24の2次側にはダイオードD1,D2の整流回路、チョークコイルCH及びコンデンサC2を用いた平滑回路が設けられ、出力端子VOから負荷16に安定化された電源電圧を供給している。
トランス24の2次側のマイナス側のラインには、負荷電流I01を検出する抵抗R1aが挿入接続されている。抵抗R1aの両端に発生する出力電流I01に比例した検出電圧V1aはオペアンプなどで構成した任意のゲインをもつ差動入力増幅回路28に入力され、抵抗R2aを介して、その出力は電流バランス端子CB1に接続されている。
抵抗R2aの両端は差動入力増幅回路30に入力接続され、抵抗R4,R5,R6の分圧回路を介して差動入力増幅回路32に反転入力されている。差動入力増幅回路32の非反転入力には基準電圧源34が接続され、基準電圧Vr11が設定されている。
差動入力増幅回路32は誤差増幅器であり、抵抗R4と抵抗(R5+R6)の分圧電圧として得られた出力電圧を基準電圧Vr11と比較して誤差電圧を発生し、誤差電圧に応じて補助電源Vsに接続しているフォトカプラのフォトダイオード36を発光駆動する。
フォトダイオード36の発光駆動による光は、制御IC22に接続したフォトトランジスタ38に入力される。制御IC22は出力電圧の分圧電圧が基準電圧Vr11となるように、スイッチング素子26のスイッチングオン時間を例えばPWM制御している。
電源装置12bも電源装置12aと同じ回路構成であり、電源装置12aの出力電流を検出する抵抗R1a及び電流バランス端子CB1側の抵抗R2aを、電源装置12bについては抵抗R1b,R2bとして示している。
次に図2の電源装置12a,12bにおける電流バランス制御を説明する。電源装置12aの動作状態で、負荷16に出力電流I01が流れていると、抵抗R1aの両端に出力電流I01に比例した検出電圧V1aが発生し、差動入力増幅回路28から抵抗R2aを介して、電流バランス端子CB1に電流バランス検出電圧V11を発生する。
この電流バランス検出電圧V11は、図3の特性CB1に示すように、出力電流I01に比例して電流バランス電圧V11が増加する関係にある。なお、特性CB2は図1のグループBに設けた電源装置12a〜12bの特性であり、特性CB1とは異なった特性となっている。
ここで電流バランス端子CB1に対する電流バランス線15の接続を切り離して開放状態にある場合、抵抗R2aの両端の電圧V2aは0となるため、差動入力増幅回路30の出力は0となり、差動入力増幅回路32の反転入力となる出力検出電圧には補正が掛からず、基準電圧Vr11で設定された出力検出電圧そのものとなる。
一方、電流バランス端子CB1を電流バランス線15を介して電源装置12a,12bで相互に接続している場合、電源装置12a,12bの出力電流I01,I02に差が生ずると、それぞれの電流バランス検出電圧V11,V12の差となり、抵抗R2a,R2bの両端に電圧V2a,V2bが現れる。
例えば電源装置12aの電流バランス電圧V11が出力電流I01が大きくて電流バランス検出電圧V11が高くなり、これに対し電源装置12b側の電流バランス電圧V12が出力電流I02が小さくて電流バランス検出電圧V12が低くなったとすると、電源装置12aから電源装置12bに向かう電流ibが電流バランス線15に流れ、抵抗R2aにプラス極性の電圧V2aが発生し、一方、電源装置12bの抵抗R2bにはマイナス極性の電圧V2bが発生する。
電源装置12aの抵抗R2aの発生電圧V2aは、差動入力増幅回路30を介して出力電圧分圧回路に加えられ、出力電圧を増加するように補正し、このため差動入力増幅回路32によるフォトダイオード36の発光量が増加し、これを受けてフォトトランジスタ38の出力に基づき制御IC22が、スイッチング素子26を出力電圧を下げる方向に制御して出力電流I01を低下させる。
一方、電源装置12bにあっては、抵抗R2bに発生したマイナス極性の電圧V2bが差動入力増幅回路30から出力電圧分圧回路に加わることで、出力電圧の分圧電圧を減少するように補正し、差動入力増幅回路32によるフォトダイオード36の発光量が低下し、フォトトランジスタ38で受光した出力により制御IC22が、スイッチング素子26を出力電圧を増加する方向にスイッチング制御し、これによって電源装置12bの出力電流が増加する。
このようなバランス制御によって、電源装置12aの出力電流は出力電圧の低下に伴って減少し、一方、電源装置12bの出力電流I02は出力電圧の増加に伴って増加し、両者がバランスした状態に制御することになる。
図4は図1のブロックA,Bに設けた変換機14a,14bの実施形態を示した回路図である。
図4において、ブロックAに設けた変換機14aは、電源装置10a〜10cの電流バランス端子CB1を相互接続した電流バランス線15を接続する電流バランス端子CB1をオペアンプ40の非反転入力端子に接続し、オペアンプ40の出力は抵抗R7を介して反転入力端子に帰還すると共に、設置間に可変抵抗VR1を接続している。オペアンプ40の出力は抵抗R8を介してオペアンプ42の反転入力端子に接続され、オペアンプ42の出力は抵抗R9aを介して共通電流バランス端子CB0に接続している。これにより第1変換回路を構成している。
また抵抗R9aの両端を差動入力増幅回路44に入力接続し、差動入力増幅回路44の出力を抵抗R10を介して、電流バランス線15を接続した電流バランス端子CB1に接続している。これにより第2変換回路を構成している。
オペアンプ40は、電源装置10a〜10cの電流バランス端子CB1における電流バランス制御のための動作を正確に行わせるために、入力インピーダンスは無限大としている。可変抵抗VR1は、電源装置10a〜10cの電流バランス端子CB1の電流バランス電圧を、共通電流バランス線25で接続している共通電流バランス端子CB0側の共通電流バランス電圧に合わせるための調整を行う。またオペアンプ42の入力段に設けた可変抵抗VR2は、変換電圧を更に微調整するためのものである。
ブロックBの変換機14bもブロックAの変換機14aと同じ回路構成であり、電源装置12a〜12cの電流バランス線15を接続する端子を電流バランス端子CB2としている点が相違する。また共通電流バランス端子CB0側の抵抗を、変換機14aについては抵抗R9aとしているが、変換機14bについては抵抗R9bとしている。
次に図4の変換機14a,14bによるブロック単位の電流バランス制御を説明する。ここで変換機14aの電流バランス端子CB1に加わるブロック内の電源装置10a〜10cの電源バランス制御に依存した電流バランス検出電圧をV1、ブロックBの電流バランス端子CB2に加わる電源装置12a〜12cの電流バランス制御に対応した電流バランス検出電圧をV2、変換機14aの共通電流バランス端子CB0の共通バランス検出電圧をV3、変換機14bの共通電流バランス端子CB0の共通バランス検出電圧をV4とする。
ブロックAの電源装置10a〜10cによる負荷に対する出力電流がブロックBの電源装置12a〜12cによる負荷に対する出力電流よりも大きい場合、変換機14aの共通電流バランス端子CB0の電圧V3は変換機14bの共通電流バランス端子CB0の電圧V4より大きくなり、共通電流バランス線25に変換機14aから変換機14bに向かって電流ibが流れる。
このため、変換機14aの抵抗R9aを通って共通電流バランス線25に流れ出す電流ibによってプラス極性の電圧V5が発生して差動入力増幅回路44に入力し、差動入力増幅回路44で反転されてマイナス極性の電圧となり、抵抗R10を介して電流バランス端子CB1の電圧V1を低下させる方向に補正する。
これによって電源装置10aの電流バランス端子CB1から流れ出す電流を増加させ、電源装置10a〜10cに設けている例えば図2の回路図に示した抵抗R2a,R2bを通って流れ出る電流が増加し、これによって差動入力増幅回路32に対する出力検出電圧を増加させる補正を行い、電源装置10a〜10cは出力電圧を減少させるようにスイッチング動作を行う。このため、電源装置10a〜10cのブロックAによる負荷に対する出力電流は減少するようになる。
これに対しブロックBにあっては、共通電流バランス線25からの電流ibが抵抗R9bに流れ込むことでマイナス極性の電圧V6を発生し、差動入力増幅回路44でプラス極性に反転することで、抵抗R10を介して電流バランス端子CB2の電圧V2を増加させる方向に補正する。
このため、変換機14bの電圧V2が電源装置12a〜12cの電流バランス端子CB2の電流バランス電圧より高くなって、電流が電源装置12a〜12c側に流れ込み、図2の電源装置の回路構成から明らかなように、電源装置12a〜12cは出力電圧を増加させる方向にスイッチング制御して、ブロックBによって負荷に供給する出力電流を増加させることになる。
このようにして、ブロックAとブロックBのそれぞれのブロック単位の出力電流をバランスさせる電流バランス制御が行われることになる。
図5は本発明による並列運転電源システムの他の実施形態を示したブロック図であり、この実施形態にあっては、安定化制御に使用する基準電圧の設定制御を行うようにしたことを特徴とする。
図5において、ブロックA,ブロックBに分けて電源装置10a〜10c、電源装置12a〜12cを設けた点は図1の実施形態と同じであり、更にブロックA,ブロックBにつき変換機46a,46bを設けた点も図1の実施形態と同じである。
電源装置10a〜10c及び12a〜12cは、電流バランス制御を行う電流バランス端子CB1に加え、安定化制御にする基準電圧を共通化するための基準電圧バランス端子VB1を新たに設けており、基準電圧バランス端子VB1は基準電圧バランス線35により相互接続している。この点はブロックBの電源装置12a〜12cについても同様に、基準電圧バランス端子VB2を設け、基準電圧バランス線35により相互接続している。
また変換機46a,46bについても、ブロック単位での電流バランス制御を行うための電流バランス端子CB1,CB2と共通電流バランス端子CB0に加え、ブロック間で基準電圧の共通化制御を行うための基準電圧バランス端子VB1と共通基準電圧バランス端子VB0を設けている。
変換機46a,46bの電源装置側の基準電圧バランス端子VB1は、基準電圧バランス線35に接続される。また共通基準電圧バランス端子VB0は、共通基準電圧バランス線45により相互接続されている。
図6は図4の電源ブロックA内の電源装置10a,10bを例に取って電源装置の実施形態を示した回路図である。図6において、例えば電源装置10aを例に取ると、差動入力増幅回路32に基準電圧Vr11を入力する基準電圧設定回路としてシャントレギュレータIC48aを設け、シャントレギュレータIC48aのプラス側を抵抗R11を介して補助電源Vsに接続し、またシャントレギュレータIC48aに対し抵抗R12と抵抗R13の分圧回路により発生する基準電圧Vr11の値を設定している。
更にシャントレギュレータIC48aから出力する差動入力増幅回路32に対する基準電圧Vr11は共通基準電圧バランス端子VB1に分岐接続され、基準電圧バランス線35を介して電源装置10bの基準電圧バランス端子VB1に接続している。このような基準電圧設定回路以外の構成は、図2の実施形態と同じである。
図7は複数の基準電圧設定回路を相互接続した場合の基準電圧設定制御の説明図である。図7にあっては、電源装置10a〜10nのそれぞれに設けた電源電圧設定回路のみを取り出して基準電圧バランス端子VB1を基準電圧バランス線35で相互接続した状態を示している。
ここで、それぞれのシャントレギュレータIC48a〜48nが発生する基準電圧をVr1〜Vrnとすると、これらの基準電圧のうち最も低い設定基準電圧を持つシャントレギュレータIC、例えば電源装置10nのシャントレギュレータIC48nに向かって、他の電源装置10a,10bより、それぞれの基準電圧バランス端子VB1から基準電圧バランス線35を介して矢印で示すように電流が流れ込む。これによって電源装置10a〜10nの基準電圧Vr1〜Vrnは、一番低い設定値を持つ例えば電源装置10nのシャントレギュレータIC48nの設定電圧に固定されることになる。
このため、複数の電源装置のシャントレギュレータICの設定電圧として特定の電源装置の設定電圧を共通基準電圧に設定し、残りの他の電源装置の設定電圧をそれより大きい設定電圧としておけば、最も低い設定電圧を持つシャントレギュレータICの電圧に他の基準電圧を固定することができる。
また、最も低い基準電圧を設定しているシャントレギュレータICにおける基準電圧を調整すれば、他の電源装置の基準電圧を連動して調整することができる。即ち、最も低い基準電圧を設定している電源装置のシャントレギュレータICがマスタとなり、他の電源装置のシャントレギュレータICをスレーブとして、基準電圧を連動制御させることができる。
なお、設定電圧が最も低いシャントレギュレータに基準電圧を固定する制御にあっては、基準電圧の最も低いシャントレギュレータに、図7に示したように他の電源装置より基準電圧バランス線35を介して電流が流れ込んでくるため、並列接続する電源装置の台数に比例してシャントレギュレータICの損失が増加することから、この許容損失によって並列台数の最大数が決まることになる。
図8は図4の変換機46a,46bの実施形態を示した回路図である。図8において、例えばブロックAに設けた変換機46aを例に取ると、シャントレギュレータIC50aのプラス側を補助電源Vsに抵抗R14を介して接続すると共に、抵抗R15,可変抵抗VR3の分圧電圧で基準電圧を設定した基準電圧設定回路が設けられている。
この基準電圧設定回路におけるシャントレギュレータIC50aの基準電圧出力ラインは、共通基準電圧バランス端子VB0に接続され、共通基準電圧バランス線45によりブロックBの変換機46bの共通基準電圧バランス端子VB0に接続されている。
シャントレギュレータIC50aから発生した基準電圧Vr3は、抵抗R16と可変抵抗VR4の直列回路で分圧され、オペアンプ(入力インピーダンス無限大)52を介して基準電圧バランス端子VB1から電源装置10a〜10cの基準電圧バランス端子VB1に基準電圧バランス線35により接続されている。
ブロックBの変換機46bについても同じ回路構成であり、そこに設けているシャントレギュレータICとして符号50bを使用しており、シャントレギュレータIC50bから出力する基準電圧をVr4としている。
次に図8における共通基準電圧設定制御を説明する。まずブロックA,Bに設けている変換機46a,46bのうち、いずれか一方、例えば変換機46Bの基準電圧Vr4を共通基準電圧に設定する。
変換機46bで所定の共通基準電圧Vr4を設定したならば、ブロックAに設けている変換機46aの基準電圧Vr3については、それより高い電圧となるように可変抵抗VR3を調整する。更に、ブロックAに設けている電源装置10a〜10c、及びブロックBに設けている電源装置12a〜12cのいずれについても、変換機46bの共通基準電圧Vr4より高い基準電圧Vr1,Vr2となるように設定する。具体的には、電源装置10a〜10c、12a〜12cについては、それぞれの基準電圧設定回路における最大基準電圧を設定しておけばよい。
このような変換機46bにおける基準電圧Vr4を共通基準電圧とした設定状態にあっては、変換機46aの基準電圧Vr3の方が共通基準電圧Vr4より高いことから、共通基準電圧バランス線45を通って変換機46bに電流ibが流れ込み、変換機46aのシャントレギュレータIC50aによる基準電圧は設定電圧Vr3からそれより低い共通基準電圧Vr4に固定される。
したがって、変換機46a,46bのオペアンプ52に対する基準電圧は共通基準電圧Vr4となる。この共通基準電圧Vr4はオペアンプ52を介して、それぞれの基準電圧バランス線35から電源装置10a〜10c,12a〜12cの基準電圧バランス端子VB1,VB2に加わり、それぞれの基準電圧設定回路の基準電圧は共通基準電圧Vr4より高いことから、変換機46a,46bに向かって、それぞれ基準電圧バランス線35を通って電流が流れ、電源装置10a〜10c,12a〜12cの基準電圧は共通基準電圧Vr4に固定される。
この結果、ブロックBの変換機46bをマスタとして、同じブロックBの電源装置12a〜12cはもちろんのこと、他のブロックAの電源装置10a〜10cについても共通基準電圧Vr4を設定し、それぞれの電源装置における電源安定化制御の精度を高めることができる。
なお上記の実施形態は、図1または図5に示したように、複数の電源装置と変換機を備えた2ブロック構成を例に取るものであったが、このブロック数は必要に応じて2以上の適宜のブロック数とすることができる。
またブロック数を複数とした場合には、ブロックをまとめて更にブロック化することで、これを繰り返す階層構造を持たせることができる。例えば8ブロックで構成された場合には、2ブロック単位に上位ブロックを構成し、更に4ブロック単位に上位ブロック化し、更に4ブロックを1つにまとめて上位ブロックとする階層ブロック構造を構築し、ブロック間の接続部分に図1または図5の実施形態に示したと同様な変換機を配置すればよい。
また差動入力増幅回路30,32,44は差動入力増幅回路28と同様に、オペアンプなどで構成した任意のゲインをもつ差動入力増幅回路である。
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明による並列運転電源システムの実施形態を示したブロック図 図1の電源ブロック内の電源装置の実施形態を示した回路図 出力電流に対する電流バランス電圧の特性図 図1の変換機の実施形態を示した回路図 本発明による並列運転電源システムの他の実施形態を示したブロック図 図5の電源ブロック内の電源装置の実施形態を示した回路図 複数の基準電圧設定回路を相互接続した場合の共通基準電圧設定制御の説明図 図5の変換機の実施形態を示した回路図 従来の並列運転電源システムを示したブロック図 従来の並列運転電源システムの他の例を示したブロック図
符号の説明

10a〜10c,12a〜12c:電源装置
14a,14b,46a,46b:変換機
15:電流バランス線
16:負荷
18a,18b:入力端子
20:ダイオードブリッジ
22:制御IC
24:トランス
25:共通電流バランス線
26:スイッチング素子
28,30,32,44:差動入力増幅回路
40,42,52:オペアンプ
34:基準電圧源
35:基準電圧バランス線
36:フォトダイオード
38:フォトトランジスタ
40,42,52:オペアンプ
45:共通基準電圧バランス線
48a〜48n,50a,50b:シャントレギュレータIC

Claims (4)

  1. 負荷に対し複数の電源装置の出力を並列接続すると共に各電源装置に設けた電流バランス端子を電流バランス線により相互接続して出力電流をバランス制御する並列運転電源システムに於いて、
    複数の電源装置をブロック単位にまとめ、ブロック内の各電源装置の電流バランス端子を電流バランス線により相互接続してブロック単位に出力電流をバランス制御する複数のブロックと、
    前記複数のブロック毎に設けられて共通電流バランス線により相互接続され、ブロック相互間で出力電流をバランス制御する複数の変換機とを備え
    前記変換機は、前記ブロック内の複数の電源装置の負荷率による電流バランス検出電圧特性を、前記複数のブロックの負荷率による電流バランス検出電圧特性に変換する変換回路を備え、
    前記変換回路は、
    前記ブロック内の電流バランス検出電圧を入力してブロック間で共通な共通電流バランス検出電圧に変換する第1電圧変換回路と、
    自己の共通電流バランス検出電圧と他のブロックの共通電流バランス検出電圧との差電圧を検出し、前記差電圧を反転した変換電圧をブロック内の電流バランス検出電圧に加えて補正する第2電圧変換回路とを備えたこと、
    を特徴とする並列運転電源システム。
  2. 請求項記載の並列運転電源システムに於いて、前記第1電圧変換回路は、前記ブロック内の電流バランス検出電圧からブロック間で共通な共通電流バランス検出電圧に変換する変換特性を可変する調整回路を備えたことを特徴とする並列運転電源システム。
  3. 請求項1記載の並列運転電源システムに於いて、複数の電源装置を階層的にブロック化し、各階層のブロック毎に前記変換機を設けてブロック相互間で出力電流をバランス制御することを特徴とする並列運転電源システム。
  4. 請求項1記載の並列運転電源システムに於いて、
    前記複数のブロック内の複数の電源装置は、安定化制御に使用する基準電圧設定回路の基準電圧を外部に出力する基準電圧端子を備え、各基準電圧端子を基準電 圧バランス線により相互接続して異なる基準電圧の中の最も低い基準電圧となるように各基準電圧設定回路を設定制御し、
    前記複数のブロックの変換機は、自己のブロックに共通基準電圧を設定する共通基準電圧設定回路と、前記基準電圧設定回路の基準電圧を外部に出力する共通基 準電圧端子とを備え、前記各共通基準電圧端子を共通基準電圧バランス線により相互接続して異なる共通基準電圧の中の最も低い共通基準電圧となるように各共 通基準電圧設定回路を設定制御し、更に各ブロック内の複数の電源装置の基準電圧を前記最も低い共通基準電圧となるように各基準電圧設定回路を設定制御することを特徴とする並列運転電源システム。
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