JP4773134B2 - 高速シャッターの非常開放装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高速シャッターの非常開放装置に関するものである。
高速で回転する大型モータと低速で回転する小型モータとを有し、シャッターカーテンの始動時には小型モータでシャッターカーテンを駆動させ、所定時間経過後に、小型モータから大型モータに切り替えてシャッターカーテンを高速で開放あるいは閉鎖させる高速シャッターが知られている。具体的な例では、高速シャッターの開閉機には、0.4kwまたは0.75kwの低速モータ、及び、1.5kwまたは2.2kwの高速モータが内蔵されており、これら2種類のモータをクラッチの入り切りで切り替えるようにしている。また、このような高速シャッターについては、特許文献1に開示されている。
ここで、シャッターの非常開放時には、シャッター用非常電源装置のバッテリーでシャッターカーテンを開放させることが行われるが、シャッターカーテンを駆動するモータが、低速モータから高速モータに切り替わると、高速モータは大容量のモータであるため、バッテリーの容量不足で開放させることができなってしまう。一方、非常時に高速モータを駆動させるには、非常に大きなバッテリーを有する非常電源装置が必要となり、高コストとなってしまう。
特許文献2には、大型重量又は高速シャッター非常開放装置が開示されている。このものでは、大容量交流モータでシャッターを高速で駆動する大型標準開閉機と、非常用電源により電動する小容量交流モータを内蔵した非常用小型開閉機とを備え、停電非常時には、小型開閉機によってシャッターの開放を低速で行う。
ここで、火災時等の非常時には、消火ホースの水圧で水圧スイッチを作動させるが、その時に、必ずしも、停電しているとは限らない。通常、オフィスビル等で火災が発生すると火災検知信号が消防署に直ちに送信され、消防隊が速やかに現場に出動する。したがって、消火ホースの水圧で水圧スイッチを作動させる時には、商用電源が有効である場合も多い。消火活動をなるべく早く開始するには、シャッターカーテンを高速で開放することが望ましい。
ところが、特許文献2のものは、水圧スイッチを消火ホースの水圧で作動させた場合には、非常用小型開閉機が作動して、シャッターを低速開放するものであり、火災時に商用電源が有効であったとしても、非常用電源及び非常用小型開閉機を用いてシャッターカーテンを開放させることから、シャッターカーテンを高速で開放させることができず、消火作業の迅速性・円滑性の妨げとなる。
特開昭54−142846号 実開平4−51599号
本発明は、非常時に、シャッターカーテンを確実に開放でき、かつ、可及的に迅速にシャッターカーテンを上昇させて開口部を開放することを目的とするものである。
かかる課題を達成するために本発明が採用した技術手段は、
高速モータと低速モータを備えた駆動手段と、
商用電源と、
非常用電源装置と、
火災時に開信号を生成するために作動される非常開放スイッチと、
前記非常開放スイッチにより前記非常用電源装置が起動して開信号が生成された時に、商用電源の停電の有無を検出する停電検出手段と、
前記非常開放スイッチにより非常用電源装置が起動して開信号が生成された際に、商用電源あるいは非常用電源を選択的に用いてシャッターカーテンの駆動を制御する制御部と、を備え、
前記制御部は、前記停電検出手段による商用電源の停電の有無の検出に基づいて、非常用電源装置起動中かつ停電時には、非常用電源を用いて低速モータのみでシャッターカーテンを低速上昇させ、非常用電源装置起動中かつ非停電時には、非常用電源を用いずに商用電源を用いて高速モータでシャッターカーテンを高速上昇させるように構成されている、高速シャッターの非常開放装置、である。
一つの態様では、高速シャッターは、商用電源使用時には、低速モータによる低速始動から高速モータによる高速開閉動作に切り替わることで高速でシャッターカーテンを上昇あるいは下降させるように構成されている。
本発明では、停電時には、非常電源を用いて低速モータによって低速でシャッターカーテンを上昇させるので、高速シャッターを従来の非常電源を用いて開放することができる。したがって、非常電源が容量不足となってシャッターの開放が出来なかったり、大容量を備えた高価な非常電源装置を用意する必要もない。そして、非常時であっても、商用電源が有効な場合には、非常電源ではなく商用電源を用いて高速でシャッターカーテンを開放することができる。したがって、火災時であっても、商用電源が有効である場合には、高速でシャッターカーテンを上昇させることができるため、消火活動を円滑かつ速やかに行うことができる。また、商用電源が有効な場合に、不必要に非常用電源のバッテリーを消費することもない。また、通常の非常電源装置に変更を加えることなく、シャッターを開閉するための制御回路に停電検出手段を付加することで、本発明の非常開放装置を構成することができる。
本発明に係るシャッター装置は、高速モータと低速モータを備えた駆動手段を有する。駆動手段は、一つの具体的な態様では、0.4kwまたは0.75kwの低速モータ、及び、1.5kwまたは2.2kwの高速モータから構成される。
通常時のシャッターカーテンの上昇あるいは降下による開口部の開閉は、操作スイッチによって行われる。シャッターカーテンを上昇させる場合、操作スイッチの上昇ボタンを押すと、低速モータが動作し、その後タイマにより高速モータが併用動作して高速で上昇する。シャッターカーテンが上限位置に近づくと、リミットスイッチにより高速モータが遮断され、低速モータにより再び運転され、上限リミットスイッチの位置で停止する。
シャッターカーテンを降下させる場合には、操作スイッチの下降ボタンを押すと低速モータが動作し、その後タイマにより高速モータが併用動作して高速降下する。シャッターカーテンが下限位置に近づくと、リミットスイッチにより高速モータが遮断され、低速モータにより再び運転され、下限のリミットスイッチの位置で停止する。タイマの設定時間は、一つの態様では、3秒から5秒である。
建物の火災時等に、建物開口部を閉鎖しているシャッターを上昇させて消防が建物内に侵入できるようにするために、高速シャッターに非常開放装置が設けてある。本発明に係る高速シャッターの非常開放装置は、非常用電源装置と、非常開放スイッチを構成する水圧開放スイッチと、停電検出手段と、シャッターカーテンの駆動を制御する制御部を有する。水圧開放スイッチから開信号が生成されると、停電検出手段が、商用電源の停電の有無を検出し、該制御部は、停電時には、非常用電源を用いて低速モータのみでシャッターカーテンを低速上昇させ、非停電時には、商用電源を用いて高速モータでシャッターカーテンを高速上昇させる。非常開放スイッチを水圧開放スイッチから構成するものを示したが、非常開放スイッチは、水圧開放スイッチに加えて、あるいは、代えて、設けられる非常用押釦スイッチでもよい。
これを図2のフローチャートに基づいて詳細に説明する。先ず、消防隊のホースからの水圧で水圧開放スイッチがONとなり、非常電源装置が起動する。非常電源装置が起動することで、開信号が生成される。一方、停電検出手段を構成する停電検出回路によって、商用電源が有効であるか否かが判断され、商用電源の停電時には、停電検出リレーがOFFとなり、シャッター制御盤の高速用電磁接触器回路が遮断される。非常電源装置に内蔵されている蓄電池電源が交流に変換されて出力され(インバータで出力)、低速用電磁接触器が作動して、低速モータによってシャッターカーテンが低速で上昇される。シャッターカーテンが所定量上昇して消防活動に十分な開口が確保されると、非常電源起動が停止して電源供給及び開放信号が停止し、シャッターカーテンの開放駆動が停止する。
商用電源の非停電時には、停電検出リレーがONとなり、制御盤の高速用電磁接触器回路が導通する。駆動手段(高速モータ及び低速モータ)には商用電源が出力され、非常電源装置は開信号の送信のみを司る。先ず、低速用電磁接触器が作動して、低速モータによってシャッターカーテンが低速で上昇される。それと同時に、高速起動タイマが作動し、高速起動タイマがタイムアップすると、高速用電磁接触器が作動して、シャッターカーテンが高速で上昇される。シャッターカーテンが所定量上昇して消防活動に十分な開口が確保されると、非常電源起動が停止して開信号が停止し、シャッターカーテンの上昇駆動が停止する。
このように、本発明では、停電時には、非常電源を用いて低速モータによって低速でシャッターカーテンを上昇させるので、高速シャッターを従来の非常電源を用いて開放することができる。したがって、非常電源が容量不足となってシャッターの開放が出来なかったり、大容量を備えた高価な非常電源装置を用意する必要もない。そして、非常時であっても、商用電源が有効な場合には、非常電源ではなく商用電源を用いて高速でシャッターカーテンを開放することができる。したがって、火災時であっても、商用電源が有効である場合には、高速でシャッターカーテンを上昇させることができるため、消火活動を円滑かつ速やかに行うことができる。
本発明は、高速シャッターの非常開放装置に利用することができる。
本発明に係る非常開放装置の概略図である。 本発明に係る非常開放装置におけるシャッターカーテンの駆動制御のフローチャートである。

Claims (2)

  1. 高速モータと低速モータを備えた駆動手段と、
    商用電源と、
    非常用電源装置と、
    火災時に開信号を生成するために作動される非常開放スイッチと、
    前記非常開放スイッチにより前記非常用電源装置が起動して開信号が生成された時に、商用電源の停電の有無を検出する停電検出手段と、
    前記非常開放スイッチにより非常用電源装置が起動して開信号が生成された際に、商用電源あるいは非常用電源を選択的に用いてシャッターカーテンの駆動を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、前記停電検出手段による商用電源の停電の有無の検出に基づいて、非常用電源装置起動中かつ停電時には、非常用電源を用いて低速モータのみでシャッターカーテンを低速上昇させ、非常用電源装置起動中かつ非停電時には、非常用電源を用いずに商用電源を用いて高速モータでシャッターカーテンを高速上昇させるように構成されている、高速シャッターの非常開放装置。
  2. 商用電源使用時には、低速モータによる低速始動から高速モータによる高速開閉動作に切り替わることで高速でシャッターカーテンを上昇あるいは下降させるように構成されている、請求項1に記載の高速シャッターの非常開放装置。
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