JP4769552B2 - 端末及び端末の制御プログラム - Google Patents

端末及び端末の制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4769552B2
JP4769552B2 JP2005328456A JP2005328456A JP4769552B2 JP 4769552 B2 JP4769552 B2 JP 4769552B2 JP 2005328456 A JP2005328456 A JP 2005328456A JP 2005328456 A JP2005328456 A JP 2005328456A JP 4769552 B2 JP4769552 B2 JP 4769552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
terminal
output
character
touch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005328456A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007133806A (ja
Inventor
俊行 鈴木
俊宏 浅見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2005328456A priority Critical patent/JP4769552B2/ja
Priority to US11/559,180 priority patent/US8422661B2/en
Priority to EP06023625.4A priority patent/EP1785825B1/en
Priority to CNB2006101470565A priority patent/CN100447728C/zh
Publication of JP2007133806A publication Critical patent/JP2007133806A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4769552B2 publication Critical patent/JP4769552B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0487Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser
    • G06F3/0488Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] using specific features provided by the input device, e.g. functions controlled by the rotation of a mouse with dual sensing arrangements, or of the nature of the input device, e.g. tap gestures based on pressure sensed by a digitiser using a touch-screen or digitiser, e.g. input of commands through traced gestures
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/02Input arrangements using manually operated switches, e.g. using keyboards or dials
    • G06F3/023Arrangements for converting discrete items of information into a coded form, e.g. arrangements for interpreting keyboard generated codes as alphanumeric codes, operand codes or instruction codes
    • G06F3/0233Character input methods
    • G06F3/0236Character input methods using selection techniques to select from displayed items
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/0354Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor with detection of 2D relative movements between the device, or an operating part thereof, and a plane or surface, e.g. 2D mice, trackballs, pens or pucks
    • G06F3/03547Touch pads, in which fingers can move on a surface
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/03Arrangements for converting the position or the displacement of a member into a coded form
    • G06F3/033Pointing devices displaced or positioned by the user, e.g. mice, trackballs, pens or joysticks; Accessories therefor
    • G06F3/038Control and interface arrangements therefor, e.g. drivers or device-embedded control circuitry
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F2203/00Indexing scheme relating to G06F3/00 - G06F3/048
    • G06F2203/041Indexing scheme relating to G06F3/041 - G06F3/045
    • G06F2203/04105Pressure sensors for measuring the pressure or force exerted on the touch surface without providing the touch position

Description

本発明は、キーを押下することにより情報を入力する端末及び端末の制御プログラムに関する。
一般的な携帯電話機では、電話番号を入力する、「0」〜「9」、「*」、「#」の12キー他に、オンフックやオフフック、メニューといった機能キーが備えられている。近年、携帯電話機の機能は高度化しており、メールを作成し送信するといった、かな文字を扱う機能は一般的になっている。メール作成などでかな文字を入力する際には、一般には12キーにより文字を選択し、確定する操作を行う。通常は、かな文字の各行が「0」〜「9」のキーに割り当てられ、各キーを複数回押下することで、かな文字を選択できる。例えば、通常は「1」キーは“あ”行に割り当てられており、“う”を入力する際には、「1」キーを3回押下することで、“あ”→“い”→“う”と文字が選択され、何らかの確定手段により、“う”の入力が確定される。一般には、確定手段は、他のキーを押下することである。この入力方式を、「5タッチ方式」という。
又、5タッチ方式について、あらかじめ文字を割り付けたキーのタッチと移動方向により文字選択を行う技術が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載の技術は、キーへ触れる指等の押下体が、特定キーから特定方向への移動を、特定の文字への表示へ割り当てることを特徴とする。
従来の端末は、例えば、図36に示すように、キースイッチなどのキー入力手段51と、キー入力手段51から入力されたキーコードを文字に変換する制御手段52と、変換された文字を表示する液晶ディスプレイなどの出力手段54とを備える。
図37は、従来の端末の制御フローである。キー押下が検出されると(S1001)、押下したキーが表示される(S1002)。例えば、「1」キーを1回押下されると、“あ”という文字が表示される。ここで“あ”の入力はまだ確定されたわけではなく、入力の候補として選択された状態である。ここで、タイマが起動する(S1003)。タイマ値としては、例えば1秒を予め設定しておく。キーが押下されずにタイムアウトすると(S1004)、押下したキーを入力文字として確定する(S1005)。例えば、“あ”が入力確定の候補として選択された状態であれば、“あ”が入力文字として確定される。ステップS1004において、タイムアウト前にキーが押下され(S1006)、同一キーが押下されていれば(S1007)、選択された文字は確定せず、キー押下状態が継続する(S1008)。例えば、“あ”が入力の候補として選択された状態であれば、「1」キーを押下することで、同じ行の、次の段の文字である“い”が表示され(S1002)、入力の候補となる。ステップS1007において、異なるキーが押下されていれば、押下したキーを入力文字として確定し(S1008)、キー押下状態が継続する(S1009)。例えば、“あ”が入力の候補として選択された状態で、例えば「2」キーが押下されるとする。「2」キーが押下された時点で“あ”が入力文字として確定され、さらにキー押下が継続し、S1002において、“か”が表示され、入力の候補となる。
特開2005−44339号公報
上述した5タッチ方式は、“い”と“え”の入力を比較した場合、“い”の選択と、“え”の選択は、同一の「1」キーを用いれば済むが、“い”を確定する際に他のキーを押下する必要があり、確定のためだけに余計な指の動きを要求する。つまり、5タッチ方式は、え段、お段等の文字によっては、目的文字に到達するまで4回、5回と、連続押下しなくてはならず、不便である。
これを避けるため、“い”の選択後、一定時間経過、例えば1秒経過すると、自動的に“い”が確定するという方式もある。しかし、一定時間の経過を待つ必要があるため、すばやい入力ができない。
又、5タッチ方式は、キーに決まった文字があらかじめ割り当てられているため、ある文字にたどり着くまでの操作の順序が決まっている。よって利用者の利き腕や、指の長さ等によって生じた操作感覚や、疲労の違いを、利用者ごとに最適化することができない。
更に、上述した特許文献1に記載の技術によっても、同一キーに複数の文字を割り当てているため、文字を探すのに手間がかかる。又、各キーの移動方向に決まった文字を割り当てているため、どの方向にキーを動かしたらよいかが、利用者には瞬時にわかりにくいという問題があった。
上述したような問題点は、必ずしもかな文字入力特有の問題点ではなく、英字など、複数の文字を同じキーに割り付けている入力方法に当てはまるといえる。
そこで、本発明は、上記の問題に鑑み、入力の簡易化及び入力時間の短縮が図れ、各利用者に適したインタフェースを有する端末及び端末の制御プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴は、キー領域を有するキー入力手段と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段とを備える端末であって、(a)物体がキー領域にタッチしたことを検出し、物体がタッチした状態のまま、キー領域表面上を移動する場合、当該移動距離を検出するタッチ検出手段と、(b)タッチ検出手段によって検出された移動距離に応じて、出力手段へ出力する情報を切り替える制御手段とを備える端末であることを要旨とする。
ここで、「タッチ」とはキーに触れている状態をいい、この状態ではキーを押し込んではいない。又、「押下」とは、キーを押し込んでいる状態をいい、いわゆるクリックに相当する。従って、キーを押し込んだ後、放す場合、次の段階で進む。(1)キーに触れていない状態→タッチオフかつ押下オフ(2)キーに触れる状態→タッチオンかつ押下オフ(3)キーを押し込む→タッチオンかつ押下オン(4)キーを押し込まず、触れている→タッチオンかつ押下オフ(5)キーから手を放した→タッチオフかつ押下オフ
又、「移動距離」とは、物体が移動した距離をいい、移動したキーの数に置き換えて、距離を算出してもよい。又、「出力手段」は、画面表示による出力の他、音声による出力なども含むものとする。
第1の特徴に係る端末によると、入力の簡易化及び入力時間の短縮が図れ、各利用者に適したインタフェースを有することができる。
又、第1の特徴に係る端末の制御手段は、キーの押下、又はキーのタッチを検出した場合、当該キーに隣接するキーへのタッチを、次の選択候補キー表示のイベントとしてもよい。
この端末によると、最初にタッチしたキーからその周辺のキーへタッチした場合に、次の選択候補文字を出力することができる。
又、第1の特徴に係る端末の制御手段は、タッチ検出手段が、物体がキー領域表面上を縦又は横に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を選択し、タッチ検出手段が、縦に移動していた物体が横に移動、又は、横に移動していた物体が縦に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を決定してもよい。
この端末によると、行の決定時に、タッチオフまたは押下といった新たなイベントを検出することなく、キースライドのみで行を決定し、連続して段を決定できる。
又、第1の特徴に係る端末は、キー毎、あるいはキー領域の一部毎に、特定の文字が割り当てられ、制御手段は、タッチ検出手段によって検出されたキーに割り当てられた文字を出力手段に出力してもよい。
この端末によると、キースライドの動きに対応した文字切り替えの関連付けパターンや、キーへの文字割り当ての有無を、操作者がカスタマイズすることができる。
又、第1の特徴に係る端末は、出力手段に出力対象の候補が出力されている状態において、タッチ検出手段が、特定の方向に特定の距離分、物体が移動したことを検出した場合、制御手段は、出力対象の候補をスクロール、又は、他の出力対象へ連続的に切り替えてもよい。
この端末によると、更なる入力の簡易化を図ることができる。
又、上述した制御手段は、物体の移動速度に応じて、出力対象の候補をスクロール速度、又は、他の出力対象への切り替え速度を調整してもよい。
この端末によると、更なる入力の簡易化を図ることができる。
又、第1の特徴に係る端末の制御手段は、タッチ検出手段がタッチオフを検出した場合でも、当該選択状態を維持し、再び物体がキー表示領域にタッチした場合、選択状態から再び物体の移動による選択操作を行ってもよい。
この端末によると、素早く文字を切り替えることができる。
又、第1の特徴に係る端末の制御手段は、タッチ検出手段が物体の移動を検出した後、逆の方向への物体の移動を検出した場合、それまでと逆順に表示を切り替える、又は、現在の表示をクリアしてもよい。
この端末によると、逆方向へのスライドにより「戻る」、「クリア」操作を簡単に行うことができる。
又、第1の特徴に係る端末の制御手段は、出力対象の選択状態において、タッチ検出手段がタッチオフを検出した場合、又は、特定のキー表示領域内で物体の移動を検出した場合、次の階層、又は次の出力候補へ表示を切り替えてもよい。
この端末によると、容易に表示の切り替えを可能とする。
又、第1の特徴に係る端末の制御手段は、現在の出力手段の出力表示に基づいて、当該表示に関連する他の表示を切り替え候補として、出力手段に出力してもよい。
この端末によると、切り替え候補が出力されることにより、更なる入力の簡易化を図ることができる。
又、上記の端末は、キー表示領域において、物体による2点のタッチを検出する同時タッチ検出手段を更に備え、制御手段は、同時タッチ検出手段が2点のタッチを検出した場合、入力モードから変換モードへ切り替えてもよい。
この端末によると、特定の変換キー(例えばPCならスペースキー、通常の携帯電話なら変換キー)を押すわけではなく、どのキーをタッチしても変換モードになるため、ひとつの変換キーを探す必要がない。
本発明の第2の特徴は、キー領域を有するキー入力手段と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段とを備える端末の制御プログラムであって、(a)物体がキー領域にタッチしたことを検出し、物体がタッチした状態のまま、キー領域表面上を移動する場合、当該移動距離を検出する手順と、(b)検出された移動距離に応じて、出力手段へ出力する情報を切り替える手順とを実行させる端末の制御プログラムであることを要旨とする。
第2の特徴に係る端末の制御プログラムによると、入力の簡易化及び入力時間の短縮が図れ、各利用者に適したインタフェースを有することができる。
本発明によると、入力の簡易化及び入力時間の短縮が図れ、各利用者に適したインタフェースを有する端末及び端末の制御プログラムを提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであることに留意すべきである。
<第1の実施の形態>
(端末の構成)
本発明の実施形態に係る端末の構成について、図1を参照して説明する。
図1に、本発明が対象とする、タッチ検出パッド付キースイッチ10、表示デバイス20を有する端末100の使用例を示す。本使用例は、携帯電話機において、文字入力機能として、表示デバイス20のボタン表示領域32に、各キーに割付けられた文字として、ひらがなの各行が表示された状態を示す。
タッチ検出パッドは、キースイッチ部に取り付けられている。表示デバイス20に表示された表示画面のうち、上部は入力文表示領域31を、下部にはボタン表示領域32を示す。ボタン表示領域は、どのキースイッチにどの文字が割付けられているか表示する。更に、タッチ検出パッドが、キースイッチへのタッチを検出すると、ボタン表示領域32に表示された文字のうち、対応する文字について、反転などのフォーカス表示を行い、操作者に対しどのキーにタッチしているかを示すことができる。
図1は、0〜9、*、#の12キーを用いて、かな文字を入力した状態を示している。図1では、表示デバイス20の入力文表示領域31に、「いえ」の文字入力が表示され、次の文字の入力待ちに立っている状態を示している。尚、一般的には、“あ”行は1キー、“か”行は2キー、以下順番にかな文字の各行をキーに割付け、“わ”行は0キーに割付けられている。
図2は、本発明が対象とする、タッチ検出パッド付きキースイッチ12を有する端末100のハードウェア構成例を示す。ユーザインタフェースのデバイスは、タッチ検出パッド11、キースイッチ12、表示デバイス20を備える。タッチ検出パッド11は、キースイッチ12に重ね合わせて設置される。これらのユーザインタフェースのデバイスは、端末を制御するCPU42のバスに、それぞれインタフェース回路(タッチ検出パッドインタフェース40、キースイッチインタフェース41)を介して接続される。CPUバスには、表示デバイスインタフェース回路45も接続され、入力文表示領域31やボタン表示領域32を表示デバイス20に表示する。
第1の実施の形態に係る端末は、図3に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52とを備える。
タッチ検出手段50は、操作者がキーにて入力を行う際に、指や押下対などの物体がキー領域にタッチしたことを検出し、物体がタッチした状態のまま、キー領域表面上を移動する場合、当該移動距離及び移動方向を検出する。
制御手段52は、タッチ検出手段50によって検出された移動距離及び移動方向に応じて、出力手段54へ出力する情報を切り替える。又、制御手段52は、キーの押下、又はキーのタッチを検出した場合、当該キーに隣接するキーへのタッチを、次の選択候補キー表示のイベントとする。更に、制御手段52は、タッチ検出手段50が、物体がキー領域表面上を縦又は横に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を選択し、タッチ検出手段50が、縦に移動していた物体が横に移動、又は、横に移動していた物体が縦に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を決定する。
又、第1の実施の形態に係る端末100は、図2に示すように、処理制御装置(CPU)を有し、タッチ検出手段50、キー入力手段51、制御手段52などをモジュールとして機能させる構成とすることができる。これらのモジュールは、パーソナルコンピュータ等の汎用コンピュータにおいて、所定のプログラム言語を利用するための専用プログラムを実行することにより実現することができる。
又、端末100は、制御手段52等の機能を実行させるためのプログラムを保存する記録媒体を備えていても良い。記録媒体は、例えば、ハードディスク、フレキシブルディスク、コンパクトディスク、ICチップ、カセットテープなどが挙げられる。このようなプログラムを保持した記録媒体によれば、プログラムの保存、運搬、販売などを容易に行うことができる。
(端末の制御方法)
次に、第1の実施の形態に係る端末の制御方法について、図4を用いて説明する。又、端末の制御方法における各ステップは、端末の制御プログラムによって実行される各手順に該当する。ここでは、任意に触れたキーが起点となり、タッチしたままの縦横のスライド移動によって、入力文字の行と段を選択する、端末の制御方法について説明する。
タッチ検出パッド11がタッチを検出すると(S100)、タッチがどのキーに対してなされたかを判定し(S101)、表示画面上の入力文表示領域31に選択された文字を表示する(S102)。判定には、図5及び図6にそれぞれ示す、キー領域テーブル及びキー登録テーブルを用いる。図5に示すキー領域テーブルは、どのタッチ位置がどのキー領域に相当するかを、管理するテーブルである。図5によれば、「1」キーの領域は、X座標が0から70まで、Y座標が60から110までとなる。図6に示すキー登録テーブルは、どのキーに現在どの機能や文字が割付けられているかを管理するテーブルである。図6によれば、「1」キーには、“あ”の文字が割付けられている。更に、ここでは各キーに異なる文字を割り当てないので、はじめに触ったキーは全て、“あ”としている。これはどのキーを触っても“あ”から始めるような設定にしている場合の例である。
図7(a)に、判定したキー(図4のステップS101)について、表示画面上にて反転などのフォーカス表示を行い(図4のステップS102)、“あ”の文字が、選択されていることを示す状態と共に表示される例を示す。ここでは、“あ”の文字に下線を付与することで、選択されている状態を示している。又、ボタン表示領域において、“あ”行のボタン表示が着色され、“あ”行のボタンにタッチしていることを表している。
この状態において、キー押下が検出された場合(S103(a))、そのキーが起点キーとなり、“あ”の表示からキーをスライドして文字選択を行う状態に入る。又、キータッチが検出された場合(S103(b))、即ち、キーにはじめて触れ、押下をすることない場合に、そのキーが自動的に起点キーとなり、“あ”の表示をしてもよい。
起点キーが決まった後、現在表示されている文字でよい場合(S104)、そのまま行を確定させる(S107)。その起点キーで現在表示されている文字以外の文字を表示したい場合(S104)、例えば現在タッチされている「1」キーに隣接するキー、例えば、「2」キーへ、タッチ状態を維持したまま、指をスライドする(S105)と、図5及び図6に示すテーブルに従う場合は、“あ”の次の文字候補、例えば“あ”行の次の行なら“か”が表示される(S106)。同様にして、隣接するキー、例えば「3」キーへ更にスライドさせると、“さ”が表示される。同様にして、た、な、…と表示が変化していく。目的の文字の行が確定したら、何らかの決定イベント、例えば、キーの「押下」(S107)により、行を決定、例えば“な”で決定する。
更に連続して、目的文字の段が現在表示されていない場合(S108)、隣接するキーへのスライドで(S109)、段の表示を目的文字の段へ変化させて(S110)選択し、押下等の決定イベントにより、段を決定させる。
目的文字の段が現在表示されている場合(S108)、次に文字を継続して文字を入力したい場合(S111)は、押下又はタッチオフする(S113)。継続して文字を入力しない場合(S111)は、押下又はタッチオフし、文字を決定し、処理を終了する(S112)。例えば、な→に→ぬ→ね…、と変化(S110)させ、目的の文字を選択した後、何らかの決定イベント、例えば、キーの「押下」(S112又はS113)により、文字を決定させる。図7(b)では、“ね”に下線を外し、“ね”に確定した表示を示している。尚、ステップS107、S112、S113において、タッチオフ又は押下が検出されなかったとすると、入力した文字は確定されない。
文字決定後、更に継続して次の文字を入力したい場合は、再び、任意のキーへタッチし、ステップS100から同様に入力を行い、最終的に入力したい文字列を入力する。
又、制御手段52は、はじめのタッチに、どの文字を割り当てるかを制御することができる。上記は、はじめのタッチで“あ”を表示させる場合の例である。
第1の実施の形態に係る端末の制御方法における、操作の流れと画面遷移例を、図8に示す。図8に示すように、最初にタッチするキーはどこでもよく、タッチしたキーに隣接するキーは、すべて次の文字の候補となる。文字の決定までの流れは、キーにタッチし、スライドして行を選択し、押下又はタッチオフで行を確定し、スライドして段を選択し、押下又はタッチオフで段を確定(文字を確定)する。
又、第1の実施の形態に係る端末の制御方法における、他の操作の流れと画面遷移例を、図9に示す。文字入力の基本的な流れは、図8と同じである(図9(a)及び図9(b))が、異なる点としては、起点キー確定後、キー全体に対してのキースライドの方向が横方向の場合、文字の行を選択し、そのまま連続して縦方向のキースライドに変わったことを検出すると同時に、その時点で表示されていた行を決定し(図9(c))、同時に縦方向のキースライドにより、段を選択する(図9(d))。
具体的には、図10に示すように、「と」を入力したい場合、起点キー確定後、キー全体に対してのキースライドの方向が横方向の場合、文字の行を選択し(図10(a))、そのまま連続して縦方向のキースライドに変わったことを検出すると同時にその時点で表示されていた行を決定し、同時に縦方向のキースライドにより、段を選択する。(図10(b))。そして、押下またはタッチオフで、段を決定、即ち、文字を決定する。
又、横と縦の動きと、行と段の選択が逆になってもよい。即ち、起点キー確定後、キー全体に対してのキースライドの方向が縦方向の場合、文字の行を選択し、そのまま連続して横方向のキースライドに変わったことを検出すると同時にその時点で表示されていた行を決定し、同時に横方向のキースライドにより、段を選択する。
又、端末の制御プログラムは、機能の全部あるいは一部を制御できるアプリケーションを示す。例えば、はじめのタッチしたキーに対応して、どの文字の表示を割り当てるか、を制御できる。文字入力の場合は、通常は、はじめのタッチでは、「あ」などの行の頭文字が割り当てられるのが、便利であると思われる。
又、後述するスライドの方向性についての行、段の入力方法や、文字の配置の割り当てについても制御できる。
又、端末の制御プログラムは、例えば、キー全体において、スライドした距離、またはスライドしたキーの数によって、変化させることのできる表示の数を調節できる。
例えば、スライドした距離で調節する場合、キー全体の中で、ある座標から、異なる座標まで5mmスライドすると、「あ」→「い」へ変化する場合もあれば、10mmスライドして、「あ」→「い」へ変化する場合もあり、これらは、調節可能である。また、5mmスライドしたら、「あ」→「い」へ変化する場合もあれば、同じ5mmでも、「あ」→「う」へ変化するなど、「い」を飛ばして、変化するようなことも調節可能とする。
例えば、スライドしたキーの数で調節する場合、1個分のキーをスライドすると、「あ」→「い」へ変化する場合もあれば、2個分のキーをスライドして、「あ」→「い」へ変化する場合もあり、さらには、1.5個分のキーをスライドして、変化する場合もあり、これらは、調節可能である。また、1個分スライドしたら、「あ」→「い」へ変化する場合もあれば、同じ1個分でも、「あ」→「う」へ、「い」を飛ばして、変化するようなことも調節可能とする。
又、本実施形態では、スライドした距離、またはスライドしたキーの数によって、表示の変化を制御していることから、表示の変化する速さは、スライドする速さに比例することになる。
(効果)
第1の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムによると、あらかじめ、文字をキーや画面に割り当てていないため、割り当てられた文字を探すことはなく、自分の指の動きと表示が連動しているため、操作者に分かり易い入力動作を可能とする。又、あらかじめキーの位置や、指の移動方向に文字を割り当てる必要がないため、同じを入力するにしても、利用者の利き腕、癖、指の長さ等の、操作者自身の特徴に適したユーザインタフェースとすることができる。
又、任意の方向へキーを動かすことによって、文字の入力を行うことができるため、キーを動かす方向を限定されない。
又、押下よりもスライドの方が連続的に速い動きが可能ため、入力時間の短縮を図ることができる。又、キー押下数を減少することができる。スライド操作は、押下よりも疲労やストレスが少ないと考えられる。押下は、一気に大きい力が発生し、文字によって複数回の押下イベントが必要となる。例えば、5タッチの入力では 「お」段は5回も押下しなくてはいけない。一方、スライド操作は、少ない力でよい、なぞり動作はどんなになぞっても、(一筆書きのように)1イベントで済むため、入力時間の短縮を図ることができる。
又、任意の方向へスライドして入力するため、入力時に、指とキー位置の整合を確認する必要がなく、画面の表示のみ確認していればよいので、キーへの視線の移動が減ることにより、入力速度が向上する。
又、あらかじめ、キーへ割り当てた文字を探すのではなく、自分の指の動きで直接的に文字選択するため、簡単に目的文字へ到達できる。
又、文字を探すのではなく、文字を作る感覚なので、わかりやすい。
又、キーに割り当てられている文字の確認が不要である。例えば、はじめに触ったキーは全て特定の文字、例えば「あ」となる。
又、キースライドの動きに対応した文字切り替えのパターン(例えば、横のスライドの動きを行、縦のスライドの動きを段の入力にするなど))やキーへの文字割り当てパターン(例えば、キーへの文字の割り当てをなくし、はじめに触ったキーを「あ」とする、例えば、通常のテンキーのように割り当てる、例えば、キーを縦のラインに区切り、そのラインごとに違う文字を割り当てるなど)など、操作者がカスタマイズすることが可能である。
又、第1の実施の形態では、ボタン表示領域にタッチしたボタンを表示することにより、キー操作の確実性を増すことができるという効果もある。例えば、暗い場所において、キーの印字が十分に見えないときでも、キーを探ることでどのキーにタッチしているかが判り、確実なキー押下を実施できる。また、キーに印字しきれない機能を割付けるときでも、画面上でソフト的に機能を示せるという効果もある。
又、物体がキー領域表面上を縦又は横に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を決定し、縦に移動していた物体が横に移動、又は、横に移動していた物体が縦に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の段を決定してもよい。この場合、行の決定時に、タッチオフまたは押下といった新たなイベントをすることなく、キースライドのみで行を決定し、連続して段を決定できる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では、各キーに対する文字を割り当てていなかったが、第2の実施の形態では、キー毎、あるいはキー領域の一部毎に、特定の文字を割り当てる場合について説明する。
(端末の構成)
第2の実施の形態に係る端末は、図3に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52とを備える。
第2の実施の形態に係る端末は、キー毎、あるいはキー領域の一部毎に、特定の文字を割り当てられている。
制御手段52は、タッチ検出手段50によって検出されたキーに割り当てられた文字を出力手段54に出力する。
その他の構成は、第1の実施の形態に係る端末と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(端末の制御方法)
次に、第2の実施の形態に係る端末の制御方法について、図11を用いて説明する。又、端末の制御方法における各ステップは、端末の制御プログラムによって実行される各手順に該当する。
第2の実施の形態は、各キーに異なる文字を割り当てる場合の例である。第1の実施の形態と異なる点としては、あらかじめ、キー全体にそれぞれ、何らかの異なる文字を割り当てておくということである。例えば単一キー、もしくは複数キーの集まった領域に、それぞれ文字を割り当てる。例えば、図12(a)に示すように1、2、3、4、5、…に相当するキーを、あ、か、さ、た、な、…のように割り当てておいた場合は、キーへのタッチをした時点で、対応する行を選択したことになる(図12(b))。そして、指をスライドさせることにより、文字を変化させ(図12(c))、押下又はタッチオフで、文字を決定する(図12(d))。図12(a)のように一般のキー配列と同じように文字を割り当てた場合の制御手段における処理を、図11のフローに従って説明する。
タッチ検出パッドがタッチを検出する(S200)と、タッチがどのキーに対してなされたかを判定し(S201)、表示画面上の入力文表示領域に選択された文字を表示する(S202)。判定には、図13及び図14にそれぞれ示す、キー領域テーブル及びキー登録テーブルを用いる。図13に示すキー領域テーブルには、どのタッチ位置がどのキー領域に相当するかを管理する管理テーブルである。図13によれば、「1」キーの領域は、X座標が0から70まで、Y座標が60から110までとなる。図14に示すキー登録テーブルは、どのキーに現在どの機能や文字が割付けられているかを管理するテーブルである。例えば「1」キーには、“あ”の文字が割付けられており、例えば、「2」キーには、“か”の文字が割付けられている。図11のステップS201により判定したキーについて、表示画面上にて反転などのフォーカス表示を行い(S202)、“あ”の文字が、選択されていることを示す状態と共に表示される。
この状態において、キー押下が検出された場合(S203(a))、そのキーが起点キーとなり、“あ”の表示からキーをスライドして文字選択を行う状態に入る。キータッチが検出された場合(S203(b))の場合、キーにはじめて触れた時点で、押下をすることなく、そのキーが自動的に起点キーとなり、“あ”の表示をする。そして、起点キーがそのまま目的とする文字の行として決まる。例えば、現在、タッチされている「1」キーにタッチした状態とすると、“あ”行が選択状態になり、そのまま“あ”行が確定、または押下して“あ”行を確定させる。そして隣接するキー、例えば「2」キーへ、タッチ状態を維持したまま、指をスライドしてタッチすると、“あ”行の段の変化を開始する(S204及びS205)。例えば“あ”行の“あ”の次の段は、“い”であるから、“い”が表示される(S206)。同様にして、隣接するキー、例えば「3」キーへさらにスライドさせると、“う”へ変わる。同様にして、え、…と表示が変化していく。目的の文字の行を選択したら、タッチOFFまたは押下が検出されると、文字が決定される(S207)。ステップS204において、タッチオフ又は押下が検出されなかったとすると、入力した文字は確定されない。
更に、文字を続けて入力させる場合(S208及びS210)、はじめの文字を入力した最初の動作と同様に、目的文字の行が割り当てられているキーへタッチ(S200)し、同様に文字入力を行い、最終的に入力したい文字列を入力する。
又、キーに対応させる文字を、どのキーへ、どの文字を割り当てるかを制御できる。第2の実施の形態では、図13及び図14に示すように、はじめにタッチしたキーで、キー領域1の“あ”を表示させる場合の例である。
又、第2の実施の形態に係る端末の制御方法における、操作の流れと画面遷移例を、図15に示す。第2の実施の形態では、各々のキーにそれぞれ違った文字(あ、か、さ、た…の段)が割り当てられている他、縦ラインや横ラインの複数キーの集合領域や、キーを含む範囲の特定の集合領域へ、ひとつの文字を割り当ててもよい。又、第1の実施の形態と同様に、横方向への移動で行が決定し、縦方向への移動で段が決定するとしてもよく、縦方向への移動で行が決定し、横方向への移動で段が決定してもよい。
図15では、複数キーを縦のラインの領域に分け、その領域に同一文字を割り当てるという文字割り当て方法で、スライドの方向性による目的文字の行と段の変化があり、その方向性は、横の方向のスライドで、行、縦方向のスライドで段を決定する場合について説明する。即ち、文字の割り当て方法は、キー全体を縦のラインで分割し、縦のラインの複数領域毎にそれぞれ同一文字を割り当て、押下されたキーが起点となり、その起点キーに割り当てられた文字から出発して、目標とする行と段を、選択する。
図15(b)に示すように、縦ラインに文字を割り当て、例えば、行「あかさたなはまやらわ」を均等に分けた中間位置にある“あ” “た” “ま”の文字を対応させる。例えば、図15(b)のように“た”の領域をタッチまたは押下したとすると、“た”を起点として目標の文字へ変化させることになる。効果としては、キーの面積が増えて押しやすくなることや、行の指定をする際に、行の種類(あ、か、さ、た、な、は、ま、や、ら、わ)をキーに割り当てるとわかりにくいので、例えば(あ、た、ま、)を抜き出して、複数のキーの集合範囲を文字に対応する範囲とする。
その後、図15(b)では、“た”に対応するキー(“た”の縦の列)から始まり、第1の実施の形態で説明したように、目標文字が“た”行以外の行である場合、行と段を決定し、“た”行である場合、段のみを決定する。図15(c)に示す、例1、例2、例3は、前述の“た”を起点として目標の文字へ変化させる過程を示している。又、図15(d)に示す、例4、例5、例6は、横の動きが、「ま」で終わったときの縦の動きによる段の変化の例を示している。
又、図16に示すように、「ぬ」を入力したい場合、横方向のスライド操作で行を決定し、縦方向のスライド操作で段を決定する。
図15において説明した以外に、様々な文字の割り当て方法と、スライドの方向性による目的文字の行と段の決定方法がある。
文字の割り当て方法としては、(1)各キーに対して文字が割り当てられる方法(2)キーを縦割りにし、縦割りしたキー毎に文字が割り当てられる方法(3)キーを横割りにし、横割りしたキー毎に文字が割り当てられる方法、が挙げられる。
又、文字の決定方法としては、(1)自由な動きで行と段を入力する場合(即ち、横の動きで段、縦の動きで行などと決めずに、どこの方向の動きでも、自由に行を決め、段を決める場合)、押下、又はタッチをすることにより、行を決定し、同様に段を決定する方法(2)キーをスライドする横の動きが行、縦の動きが段の決定に用いられる場合、行を決めるイベント必要なく、横の動きから縦への動きへ変わった瞬間に行が決定される方法(3)キーをスライドする横の動きが段、縦の動きが行の決定に用いられる場合、段を決めるイベント必要なく、横の動きから縦への動きへ変わった瞬間に段が決定される方法、が挙げられる。
(効果)
第2の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムは、キー毎、あるいはキー領域の一部毎に、特定の文字を割り当て、タッチが検出されたキーに割り当てられた文字を出力する。このため、キースライドの動きに対応した文字切り替えの関連付けパターンや、キーへの文字割り当ての有無を、操作者がカスタマイズすることができる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態では、出力手段に出力対象の候補が出力されている状態において、容易に画面をスクロール、又は切り替える。
(端末の構成)
第3の実施の形態に係る端末は、図3に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52とを備える。
制御手段52は、出力手段54に出力対象の候補が出力されている状態において、タッチ検出手段50が、特定の方向に特定の距離分、物体が移動したことを検出した場合、出力対象の候補をスクロール、又は、他の出力対象へ連続的に切り替える。又、制御手段52は、物体の移動速度に応じて、出力対象の候補をスクロール速度、又は、他の出力対象への切り替え速度を調整する。
その他の構成は、第1の実施の形態に係る端末と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(端末の制御方法)
次に、第3の実施の形態に係る端末の制御方法について、図17〜図21を用いて説明する。
第3の実施の形態に係る端末では、例えば、図17に示すように、写真ファイルを一覧するような画面で、その画面全体ごと次のページへ移動したい場合、例えば、タッチ状態を継続したまま、特定方向(例えば、下方向へ)へ特定距離(例えば、キー3つ分)動かすと、自動的に次のページを表示してくれたり、ページが、次ページへ少しずれたりする。尚、図17において、番号は写真ファイルの番号である。続いて、自動的に画面遷移している状態を止める場合は何らかのイベント、例えば、タッチオフ、または押下、または他方向へのスライド、等で、目的の表示画面に止める。
これは写真ファイルだけでなく、一覧できるものであれば、すべて適用できる。例えば、図18に示す絵文字の選択や、図19に示すアドレス帳(変化の順番は、あいうえお順、よく使う順等で変化するなど)の他、文字、漢字かな・予測変換候補、メール受信フォルダ、メニュー画面の切り替え等が挙げられる。
又、例えば、図20に示すように、メニュー操作の際に、そのメニュー項目を、一つだけ単独で表示するような画面で、次のページへ移動したい場合、例えば、タッチ状態を継続したまま、特定方向(例えば、下方向へ)へ特定距離(例えば、キー3つ分)動かすと、自動的に次のページを表示してくれたり、次ページへ少しずれたりする。続いて、自動的に画面遷移している状態を止める場合は何らかのイベント、例えば、タッチオフ、または押下、または他方向へのスライド、等で、目的の表示画面に止める。
これは写真ファイルだけでなく、画面に単独で表示する場合、すべて適用できる。例えば、図23に示す絵文字選択の他、文字、漢字かな・予測変換候補、アドレス帳、メール受信フォルダ、メニュー画面切り替え等が挙げられる。図23では、タッチスライドすると、絵文字が単一で画面に出現し、切り替わりながら表示される。出現する順は、よく使う順、並び順、ランダム等が挙げられる。
又、自動で表示が変わっているときの表示の切り替え速度を、キーのスライド速度によって調節してもよい。例えば、スライドする速度を速くすればするほど、画面の遷移速度も速くなる。
又、図17に示すように、スライドにより、画面遷移時の表示が全部入れ替わらず、一部が残り、次画面の一覧の一部が加わるっている状態、すなわち、画面がずれた状態であり、そのずれの現画面と次画面の占有割合(ずれる割合)は、スライドする速度や、スライドする距離に依存してもよい。これは、例えば、スライド速度が速ければ、より次画面に近いほう、つまり画面中の次画面の占有率が多くなり、また、例えば、スライドする距離が長ければ、同様に、より次画面に近いほう、つまり画面中の次画面の占有率が多くなることを特徴としている。
(効果)
第3の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムは、出力対象の候補が出力されている状態において、タッチ検出手段50が、特定の方向に特定の距離分、物体が移動したことを検出した場合、出力対象の候補をスクロール、又は、他の出力対象へ連続的に切り替えることができる。このため、更なる入力の簡易化を図ることができる。
又、制御手段52は、物体の移動速度に応じて、出力対象の候補をスクロール速度、又は、他の出力対象への切り替え速度を調整することができる。このため、更なる入力の簡易化を図ることができる。
又、スライドにより、画面遷移時の表示が全部入れ替わらず、一部が残り、次画面の一覧の一部が加わるっている状態、すなわち、画面がずれた状態であり、そのずれの現画面と次画面の占有割合(ずれる割合)は、スライドする速度や、スライドする距離に依存することにより、スライド速度や、スライド距離に応じて、画面の切り替え具合を簡単にコントロールできる。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態では、入力を行う際に、タッチオフをした場合でも、瞬時に決定せずに、その選択途中である状態を維持する。
(端末の構成)
第4の実施の形態に係る端末は、図3に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52とを備える。
制御手段52は、タッチ検出手段50がタッチオフを検出した場合でも、当該選択状態を維持し、再び物体がキー表示領域にタッチした場合、選択状態から再び物体の移動による選択操作を行う。
その他の構成は、第1の実施の形態に係る端末と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(端末の制御方法)
第4の実施の形態では、例えば、図22に示すように、キーを縦の方向で、端末の前方向から後ろ方向へスライドし、この時のみ、表示が変化する(図22(1))。さらに続けて、指が後ろ方向にある状態で、タッチオフして、タッチオフのまま、前方向へ指を持っていき(図22(2))、再び、前方向から後ろ方向へスライドして(図22(1))、これを数回繰り返し、文字入力候補を切り替える。
(効果)
第4の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムによると、短い距離間で、繰り返し、素早く切り替えを行う場合、下記a〜dにより、素早く文字の切り替えができる。
a前→後ろ方向のスライドで文字(または表示など)を切り替え
b放しても(タッチオフしても)、その選択状態を維持
c再び他のキーを触っても、その選択状態から始まる
d再びaへ
上記は、前から後ろへタッチしながらスライドする例であるが、後ろから前や、右から左、左から右なども考えられる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態では、スライド操作をして、文字を入力している場合に、今までと逆方向の動きでスライドすることにより、「戻る」(逆順に表示)又は「クリア」(取り消し)操作を行う。
(端末の構成)
第4の実施の形態に係る端末は、図3に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52とを備える。
制御手段52は、タッチ検出手段50が物体の移動を検出した後、逆の方向への物体の移動を検出した場合、それまでと逆順に表示を切り替える、又は、現在の表示をクリアする。
その他の構成は、第1の実施の形態に係る端末と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(端末の制御方法)
第4の実施の形態では、図23に示すように、スライド操作をして、文字を入力している場合に、今までと逆方向の動きでスライドすることにより、「戻る」操作を行う。例えば、図23に示すように、下方向へ、か→き→く→け、というようにスライドさせた場合、そのままスライドさせれば、次は、→こ、となるわけであるが、「け」の段階で、180度逆の向きに(この場合、上方向に)スライドさせると、け→く→き→か、と戻る。
本実施形態の対象は、文字入力のみならず、何らかの順序があるもの全てに適用されると考えてよい。例としては文字、漢字かな・予測変換候補の選択時、絵文字選択時、アドレス帳、写真フォルダ、メール受信フォルダ、メニュー画面切り替え等で、前の表示画面に戻る場合が考えられる。
又、上述の、今までと逆方向へのスライドが、「戻る」ではなく、「クリア」になった場合も挙げられる。例えば、図23に示すように、「け」までいってから、「け」を消したい場合、上から下へ、か→き→く→け、とスライドした後、反対方向(この場合は下から上)へスライドして、け→「空白」となる。又、本実施形態の対象も文字入力のみならず、何らかの順序があるもの全てに適用されると考えてよい。例としては文字、漢字かな・予測変換候補の選択時、絵文字選択時、アドレス帳、写真フォルダ、メール受信フォルダ、メニュー画面切り替え等で、はじめの表示へ「クリア」する場合が考えられる。
(効果)
第5の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムによると、逆方向へのスライドにより「戻る」、「クリア」操作を簡単に行うことができる。
具体的には、5タッチ入力で、「け」と入力したいが、1回押しすぎてしまって、「こ」までいってしまった場合に、再度はじめから、こ→か→き→く→け、というようにスライドさせなければならなかったり、または何らかの「戻るボタン」を押して、こ→け、と戻るというようになったりため、簡単に戻ることができず、不便である。本実施形態では、元の動作と逆のスライドをするだけで、非常に簡単に戻ることができる。
同様に、「クリア」ボタンを押す手間が省け、簡単にクリア動作を行うことができる。
<第6の実施の形態>
第6の実施の形態では、タッチオフでの階層移動、及び微小スライドでの階層移動機能について説明する。
(端末の構成)
第6の実施の形態に係る端末は、図3に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52とを備える。
制御手段52は、出力対象の選択状態において、タッチ検出手段がタッチオフを検出した場合、又は、特定のキー表示領域内で物体の移動を検出した場合、次の階層、又は次の出力候補へ表示を切り替える。
その他の構成は、第1の実施の形態に係る端末と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(端末の制御方法)
第6の実施の形態に係る端末は、表示対象の選択状態において、タッチオフにより、次の階層へ進むことができる機能を有する。次の階層へ進むというのは、例えば、図24(1)のようなメニュー画面において、そのメニュー構造が、ツリー型になっている場合に、目的とする項目へ行きたい場合に、深い階層へ進む過程のことである。例えば、タッチを維持している状態で、メニュー画面にて選択しようとしている(カーソル等が当たっている)部分で、タッチオフした場合に、次の階層を表示する。図24(2)−aは、タッチオフで、次の階層へ進み、その後、スライドにより、それぞれの写真ファイルを切り替えて表示し、選択していく。図24(2)−bは、タッチオフで、次の階層へ進み、スライドではなく、あらかじめ表示された一覧表示の中から、押下により選択する。図24(2)−cは、押下で、次の階層へ進み、その後、スライドにより、それぞれの写真ファイルを切り替えて表示し、選択していく。
又、本実施形態の対象は、メニュー等のツリー構造のみならず、何らかの順序があるもの全てに適用されると考えてよい。例としては文字、漢字かな・予測変換候補の選択時、絵文字選択時、アドレス帳、写真フォルダ、メール受信フォルダ、メニュー画面切り替え(図25参照)等で、タッチオフにより次の階層へ(または次の表示候補等へ)の表示画面に進む場合が考えられる。
又、上述の、次の階層へ進む手段が、「タッチオフ」ではなく、同一キー、またはあるキーを含む一定範囲内で、「キーを微少にスライドさせること」により階層を進ませてもよい。
(効果)
第6の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムによると、容易に表示の切り替えを可能とする。
<第7の実施の形態>
第7の実施の形態では、現在の出力手段の出力表示に基づいて、当該表示に関連する他の表示を切り替え候補として出力手段に出力したり、2点のタッチを検出した場合、入力モードから変換モードへ切り替えたりする機能を有する端末について説明する。
(端末の構成)
第7の実施の形態に係る端末は、図26に示すように、キー領域を有するキー入力手段51と、キー入力手段51によって入力された情報を出力する出力手段54と、タッチ検出手段50と、制御手段52と、同時タッチ検出手段53とを備える。
同時タッチ検出手段53は、キー表示領域において、物体による2点の同時タッチを検出し、その検出値を制御手段52へ通知する。
制御手段52は、現在の出力手段の出力表示に基づいて、当該表示に関連する他の表示を切り替え候補として、出力手段54に出力する。例えば、「あ」と表示されていれば、制御手段52は、「愛」、「会う」、「合う」等の単語を予測し、出力手段54に出力する。
又、制御手段52は、同時タッチ検出手段53が2点のタッチを検出した場合、入力モードから変換モードへ切り替える。
又、制御手段52は、「変換モード」に切り替わった後、1番目の押下体もしくは2番目の押下体のタッチ位置が、隣接したキーにスライドした場合に、その隣接するキーへのタッチを検出することにより「変換モード」の変換候補を切り替え、さらに他の隣接するキーへのタッチを検出することにより、連続して他の変換候補を順次切り替え、タッチオフまたは、押下、または同一キー内のスライド、または特定の範囲内のスライドにより選択した変換候補を決定してもよい。
又、制御手段52は、入力を行う場合に、キーの表面上に接触している指、またはその他の押下体など、物体のタッチ状態が、タッチオフ状態になったときに、そのタッチオフを検出することにより、「入力モード」から、「変換モード」に切り替えてもよい。
又、制御手段52は、入力を行う場合に、「入力モード」で、キーの表面上に接触している指、またはその他の押下体など、物体のタッチ状態で、同一キーの範囲または特定の範囲内で、キーをスライドした場合に、そのキースライドの動きを検出することにより、「入力モード」から、「変換モード」に切り替えてもよい。
又、制御手段52は、タッチ検出手段50の領域を特定の範囲ごとに複数に分割(上下、左右、内外等)し、文字入力を行う場合に、「入力モード」で、キーの表面上に接触している指、またはその他の押下体のタッチ状態で、キーをスライドした場合に、タッチ検出手段内の分割した特定の領域のうち、ある領域から、他の領域にタッチしたことを検出することにより、「入力モード」から、「変換モード」に切り替えてもよい。
その他の構成は、第1の実施の形態に係る端末と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(端末の制御方法)
次に、第7の実施の形態に係る端末の制御方法について、図27を用いて説明する。
例えば、文字入力状態(S301)で、ある1点をタッチ維持した状態(S300)で、他の1点をさらにタッチ(2点の同時タッチ)を検出(S302)すると、変換モードに移行する(S303)。即ち、同時タッチのイベントが、変換モードへの切り替えイベントである。
変換モードになったら、そのまま変換候補を選択し(S304)、目的とする単語を選択する。選択の方法はここでは、特に問わないが、例えば、スライド操作しながら、表示候補を切り替えるという方法もある。選択が終了し、決定をするときは、押下やタッチオフし、決定する(S306)。又、次の文字を入力する場合(S305)は、タッチ検出状態(S300)へ戻る。この入力の流れを図28に示す。
又、第6の実施の形態において説明したタッチオフでの階層移動に、第7の実施の形態において説明した同時タッチ検出機能を組み合わせて用いてもよい。この操作方法を図29に示す。
次に、第7の実施の形態に係る端末の制御方法において、入力を行う場合に、タッチオフにより、文字入力モードから変換モードへのモード切り替えを行う方法について、図30を用いて説明する。
図27に示す方法と基本的に同じ方法であるが、違う点としては、図27において「同時タッチ」を検出した時点で、モードを切り替えることに対して、図30では、入力中にタッチを検知している指の「タッチオフ」を検知することにより、モードが切り替わる。
例えば、文字入力状態(S401)で、ある1点をタッチしている状態(S400)で、タッチオフを検出する(S402)と、変換モードになる(S403)。即ち、タッチオフのイベントが、変換モードへの切り替えイベントである。変換モードになったら、そのまま変換候補を選択し(S404)、目的とする単語を選ぶ。選択の方法はここでは、特に問わないが、例えば、スライド操作しながら、表示候補を切り替えるという方法もある。選択が終了し、決定をするときは、押下や、タッチオフし、決定する(S403)。この入力の流れを図31に示す。
ここでは、同時タッチを検出して、変換モードへ切り替わり後、変換候補の選択をスライド操作で行う場合、2点同時にタッチしているうちの、はじめにタッチした指をスライドして、変換候補を選択してもよいし、後からタッチした指でスライドして変換候補を選択してもよい。尚、通常は、後からタッチしたほうの指でスライド操作して変換候補の選択を行ったほうが、はじめにタッチしている指はすでに文字の入力を行っているほうの指であると考えられるので、効果が高い。
次に、第7の実施の形態に係る端末の制御方法において、入力を行う場合に、例えば、文字入力状態で、同一キー内、または特定の範囲内で、微小にスライドすることにより文字入力モードから変換モードへのモード切り替えを行う方法について、図32を用いて説明する。
図27と基本的に同じで方法あるが、違う点としては、図27では、「同時タッチ」を検出した時点で、モードを切り替えることに対して、図32では、入力中にタッチを検知している指の、ある特定範囲内での「スライド」(ここではごく小さいスライドとする)を検出(タッチ検出手段は、スライドによる座標移動を検出)することにより、モードが切り替わる。
例えば、文字入力状態(S501)で、ある1点をタッチしている状態(S500)で、ある特定範囲内での「スライド」を検出する(S502)と、変換モードになる(S503)。即ち、ある特定範囲内での「スライド」のイベントが、変換モードへの切り替えイベントである。変換モードになったら、そのまま変換候補を選択し(S504)、目的とする単語を選択する。選択の方法はここでは、特に問わないが、例えば、スライド操作しながら、表示候補を切り替えるという方法もある。選択が終了し、決定をするときは、押下やタッチオフし、決定する(S506)。この入力の流れを図33に示す。上記「ある特定の範囲内」は図33中にいくつか例を示しておく。例(1)、(2)、(3)のような場合のほか、その他パターンは色々考えられるが、実際の使用例では、微小な範囲のスライドが望ましい方法なので、あまり広範囲な「ある特定の範囲内」とはしないほうが望ましい。
次に、第7の実施の形態に係る端末の制御方法において、入力を行う場合に、タッチ検出手段の検出範囲を、上下、左右、内外等に検出領域を分割し、2つの領域を文字入力モードと変換モードに割り当てる方法について、図34を用いて説明する。例えば、文字入力状態では文字入力モードの領域でタッチして入力を行い、変換モードの領域へのタッチを検出することにより、文字入力モードから変換モードへのモード切り替えを行う。
図27と基本的に同じ方法であるが、違う点としては、図27では「同時タッチ」を検出した時点で、モードを切り替えることに対して、図34では、文字入力モードでの領域で入力中に、変換モードでの領域へのタッチを検出することにより、モードが切り替わる。
例えば、文字入力状態(S601)で、文字入力モードをタッチしている状態(S600)で、変換モードの領域へのタッチを検出する(S602)と、変換モードになる(S603)。すなわち、変換モードの領域へのタッチのイベントが、変換モードへの切り替えイベントである。変換モードになったら、そのまま変換候補を選択し(S604)、目的とする単語を選択する。選択の方法はここでは、特に問わないが、例えば、スライド操作しながら、表示候補を切り替えるという方法もある。選択が終了し、決定をするときは、押下やタッチオフし、決定する(S606)。この入力の流れを図35に示す。
文字入力モードの領域内では、文字入力を行うことができ、変換モードの領域に入る(変換モードの領域へ入ったタッチを検出する)と、自動的に変換モードへ切り替える。ここで、タッチ検出手段の検出範囲を2つの領域にわけた場合の文字入力方法としては、通常の携帯端末のテンキーよりもキーの個数が少なくなってしまっているので、スライド操作による文字入力方法で対応できる(図35の例1参照)。また、モード切り替えのみを本実施の形態上記の方法で行い、文字入力は通常の5タッチの入力を行いたい場合は、テンキーを含まないで、テンキーに誤ってタッチする可能性の低い特定の領域にタッチすると、自動的に入力モードから、変換モードへ切り替えることも可能である(図35の例2参照)。また、ハードウェア構成を変更し、キーの数を増やして、文字入力モードの領域に、通常の携帯端末のテンキーと同等の数のキーを配置すること(図35の例3参照)により、スライド操作による文字入力方法ではなく、通常の5タッチの入力も可能になる。
(効果)
第7の実施の形態に係る端末、端末の制御方法及び端末の制御プログラムによると、同時タッチのイベントが、変換モードへの切り替えイベントとなることで、通常の端末において、文字を変換する際に押下する必要のある変換ボタンを押下しなくてもよくなり、入力時間を短縮できる効果がある。又、同時タッチによるモード切替から継続したスライド操作により変換候補を選択し、「そのまま決定できる」ことで、文字入力→変換モード切替→変換候補選択→選択候補決定、の一連の流れをスムーズに行える。即ち、変換モードへの領域へのスライドやタッチが、操作的に単純なイベントで、素早く変換モードに移行できることにある。又、変換モードの領域へ移行した後もそのまま、連続して変換候補を選択することができる。
上記の「そのまま決定できる」ということは、スライド操作で、選択した後、そのまま決定ができるという意味である。例えば、特定の変換キー(例えばPCならスペースキー、通常の携帯電話なら変換キー)では、選択候補を選択後、決定するために、他のキーへ移動が必要である。例えば、PCなら、変換キーを押した後、ENTERキーへ移動しなくてはならないが、本実施形態では、タッチパッドとキーが重なっているので、そのまま他のキーへ移動せずに、押下や、タッチオフするなどして、決定が可能であるため、ワンテンポ入力速度が速くなる。また、特定の変換キー(例えばPCならスペースキー、通常の携帯電話なら変換キー)を押すわけではなく、どのキーをタッチしても同時タッチとなり、変換モードになるため、ひとつの変換キーを探す必要がない。また、キー押下数が減少する。また、変換ボタン不要となり、そのぶん、端末のスペースを広げることが可能になる。同時タッチによる操作では、手に機能分担できるので迷わない。例えば、左手が文字入力、右手が変換候補選択を行う。通常の携帯端末なら、同じ手で、文字入力と変換候補選択を行うため、迷いやすい。
又、モード切替の方法の適用範囲は、予測変換や、漢字かな変換や、その他の辞書機能による文字の変換だけではなく、表示の変換すべてに関するものである。文字以外の例としては、あるメニューを表示しているときに、同時タッチを検出すると、そのメニューに関する類似のメニューや、普段良く使っているメニューが次へ変わるメニューの候補として出てきたり、ある写真ファイルを表示したりしていて、同時タッチを検出すると、同じ時間帯にとった写真や、その写真ファイルの番号に近い写真が次の表示候補として出てくる場合などがある。
第1の実施の形態に係る端末の使用例である。 第1の実施の形態に係る端末のハードウェア構成例である。 第1の実施の形態に係る端末の構成ブロック図である。 第1の実施の形態に係る端末の制御方法を示すフローチャートである。 第1の実施の形態に係る端末のキー領域テーブルの例である。 第1の実施の形態に係る端末のキー登録テーブルの例である。 第1の実施の形態に係る端末の画面表示の例である。 第1の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第1の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第1の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第2の実施の形態に係る端末の制御方法を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第2の実施の形態に係る端末のキー領域テーブルの例である。 第2の実施の形態に係る端末のキー登録テーブルの例である。 第2の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第2の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第3の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第3の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第3の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第3の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第3の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第4の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第5の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第6の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第6の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第7の実施の形態に係る端末の構成ブロック図である。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を示すフローチャートである。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を示すフローチャートである。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を示すフローチャートである。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を示すフローチャートである。 第7の実施の形態に係る端末の制御方法を説明する図である。 従来の端末の構成ブロック図である。 従来の端末の制御方法を示すフローチャートである。
符号の説明
10…タッチ検出パッド付キースイッチ
11…タッチ検出パッド
12…キースイッチ
20…表示デバイス
31…入力文表示領域
32…ボタン表示領域
40…タッチ検出パッドインタフェース
41…キースイッチインタフェース
42…CPU
45…表示デバイスインタフェース回路
50…タッチ検出手段
51…キー入力手段
52…制御手段
53…同時タッチ検出手段
54…出力手段
100…端末


Claims (13)

  1. キー領域を有するキー入力手段と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段とを備える端末であって、
    物体が前記キー領域にタッチしたことを検出し、前記物体がタッチした状態のまま、前記キー領域表面上を移動する場合、当該移動距離を検出するタッチ検出手段と、
    前記タッチ検出手段によって検出された前記移動距離に応じて、前記出力手段へ出力する情報を切り替える制御手段と
    を備え
    前記制御手段は、
    前記物体が最初に前記キー領域にタッチした位置において特定の文字を前記出力手段に出力し、
    前記物体が前記キー領域にタッチした状態のまま、前記タッチした位置から前記キー領域表面上を移動し、前記タッチした位置におけるキーに隣接する何れのキーに移動したことが前記タッチ検出手段によって検出された場合、前記特定の文字に対する次の段の候補となる文字を前記出力手段に出力することを特徴とする端末。
  2. 前記制御手段は、キーの押下、又はキーのタッチを検出した場合、当該キーに隣接するキーへのタッチを、次の選択候補キー表示のイベントとすることを特徴とする請求項1に記載の端末。
  3. 前記制御手段は、
    前記タッチ検出手段が、前記物体が前記キー領域表面上を縦又は横に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を選択し、
    前記タッチ検出手段が、縦に移動していた物体が横に移動、又は、横に移動していた物体が縦に移動したことを検出した場合、当該移動距離に応じて、出力する文字の行を決定することを特徴とする請求項1に記載の端末。
  4. キー毎、あるいはキー領域の一部毎に、特定の文字が割り当てられ、
    前記制御手段は、前記タッチ検出手段によって検出されたキーに割り当てられた文字を前記出力手段に出力することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の端末。
  5. 前記出力手段に出力対象の候補が出力されている状態において、前記タッチ検出手段が、特定の方向に特定の距離分、前記物体が移動したことを検出した場合、前記制御手段は、前記出力対象の候補を前記物体がスライドしたキーの延べ数に応じて切り替えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の端末。
  6. 前記制御手段は、前記物体の移動速度に応じて、前記出力対象の候補をスクロール速度、又は、他の出力対象への切り替え速度を調整することを特徴とする請求項5に記載の端末。
  7. 前記制御手段は、タッチ検出手段がタッチオフを検出した場合でも、当該選択状態を維持し、再び物体がキー表示領域にタッチした場合、前記選択状態から再び物体の移動による選択操作を行うことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の端末。
  8. 前記制御手段は、タッチ検出手段が物体の移動を検出した後、逆の方向への前記物体の移動を検出した場合、それまでと逆順に表示を切り替える、又は、現在の表示をクリアすることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の端末。
  9. 前記制御手段は、出力対象の選択状態において、タッチ検出手段がタッチオフを検出した場合、又は、特定のキー表示領域内で物体の移動を検出した場合、次の階層、又は次の出力候補へ表示を切り替えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の端末。
  10. 前記制御手段は、現在の出力手段の出力表示に基づいて、当該表示に関連する他の表示を切り替え候補として、出力手段に出力することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の端末。
  11. キー表示領域において、物体による2点のタッチを検出する同時タッチ検出手段を更に備え、
    前記制御手段は、前記同時タッチ検出手段が2点のタッチを検出した場合、入力モードから変換モードへ切り替えることを特徴とする請求項10に記載の端末。
  12. 前記キー領域は、複数のキーを含むとともに、前記複数のキーが前記キー領域における縦のラインの領域に分けられており、
    前記制御手段は、前記縦のラインの領域に、行「あかさたなはまやらわ」を均等に分けた所定の文字を対応付け、前記物体が前記縦ラインの領域にタッチした場合、対応付けられている前記所定の文字を出力することを特徴とする請求項1に記載の端末。
  13. キー領域を有するキー入力手段と、該キー入力手段によって入力された情報を出力する出力手段とを備える端末の制御プログラムであって、
    コンピュータに、
    物体が前記キー領域にタッチしたことを検出し、前記物体がタッチした状態のまま、前記キー領域表面上を移動する場合、当該移動距離を検出する手順と、
    前記検出された前記移動距離に応じて、前記出力手段へ出力する情報を切り替える手順と
    を実行させ、
    前記出力する情報を切り替える手順は、
    前記物体が最初に前記キー領域にタッチした位置において特定の文字を前記出力手段に出力し、
    前記物体が前記キー領域にタッチした状態のまま、前記タッチした位置から前記キー領域表面上を移動し、前記タッチした位置におけるキーに隣接する何れのキーに移動したことが前記検出する手順によって検出された場合、前記特定の文字に対する次の段の候補となる文字を前記出力手段に出力することを特徴とする端末の制御プログラム。
JP2005328456A 2005-11-14 2005-11-14 端末及び端末の制御プログラム Expired - Fee Related JP4769552B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328456A JP4769552B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 端末及び端末の制御プログラム
US11/559,180 US8422661B2 (en) 2005-11-14 2006-11-13 Terminal and control program of terminal
EP06023625.4A EP1785825B1 (en) 2005-11-14 2006-11-14 Terminal and control program of terminal
CNB2006101470565A CN100447728C (zh) 2005-11-14 2006-11-14 终端以及终端的控制方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005328456A JP4769552B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 端末及び端末の制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007133806A JP2007133806A (ja) 2007-05-31
JP4769552B2 true JP4769552B2 (ja) 2011-09-07

Family

ID=37492235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005328456A Expired - Fee Related JP4769552B2 (ja) 2005-11-14 2005-11-14 端末及び端末の制御プログラム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US8422661B2 (ja)
EP (1) EP1785825B1 (ja)
JP (1) JP4769552B2 (ja)
CN (1) CN100447728C (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100772453B1 (ko) * 2006-11-17 2007-11-01 삼성전자주식회사 휴대용 단말기에서 문자 입력 방법 및 장치
JP5586826B2 (ja) * 2007-09-28 2014-09-10 京セラ株式会社 携帯電子機器
US8063879B2 (en) * 2007-12-20 2011-11-22 Research In Motion Limited Method and handheld electronic device including first input component and second touch sensitive input component
JP4364273B2 (ja) 2007-12-28 2009-11-11 パナソニック株式会社 携帯端末装置及び表示制御方法並びに表示制御プログラム
WO2009113698A1 (ja) * 2008-03-08 2009-09-17 Satake Yasuhiko 携帯入力端末
JP5351439B2 (ja) * 2008-05-29 2013-11-27 京セラ株式会社 入力装置
KR20100000617A (ko) * 2008-06-25 2010-01-06 삼성전자주식회사 문자 입력 장치 및 그 문자 입력 방법
JP5245708B2 (ja) * 2008-10-16 2013-07-24 日本電気株式会社 文字入力装置、文字入力方法及び文字入力プログラム
US20110281652A1 (en) * 2009-02-02 2011-11-17 Marc Laverdiere Touch Music Player
JP5417027B2 (ja) * 2009-04-30 2014-02-12 株式会社Nttドコモ 文字入力装置及び文字入力方法
WO2011025200A2 (ko) * 2009-08-23 2011-03-03 (주)티피다시아이 확장키를 이용한 정보입력시스템 및 정보입력방법
JP5330934B2 (ja) * 2009-08-27 2013-10-30 京セラ株式会社 携帯電子機器及び携帯電子機器の表示方法
KR101595029B1 (ko) * 2009-11-18 2016-02-17 엘지전자 주식회사 이동단말기 및 그 제어방법
JP5782699B2 (ja) * 2010-10-15 2015-09-24 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理装置の入力制御方法及びプログラム
WO2012061071A2 (en) * 2010-10-25 2012-05-10 Openpeak, Inc. User interface for multiple users
JP2012248061A (ja) * 2011-05-30 2012-12-13 Ntt Docomo Inc 情報処理装置、キー入力方法及びプログラム
WO2012173378A2 (ko) 2011-06-15 2012-12-20 Seo Jin Ho 키보드 레이아웃을 제공하는 유저 인터페이스 제공 장치 및 방법
KR101924835B1 (ko) * 2011-10-10 2018-12-05 삼성전자주식회사 터치 디바이스의 기능 운용 방법 및 장치
JP5042385B2 (ja) * 2011-10-14 2012-10-03 パナソニック株式会社 携帯端末装置及び表示制御方法並びに表示制御プログラム
JP5121084B2 (ja) * 2012-07-25 2013-01-16 パナソニック株式会社 携帯端末装置及び表示制御方法並びに表示制御プログラム
KR101527354B1 (ko) * 2014-05-20 2015-06-09 한국전자통신연구원 가상 키보드 상의 입력값을 생성하는 장치 및 그 방법
JP2016126626A (ja) * 2015-01-06 2016-07-11 シャープ株式会社 入力装置、その制御方法および制御プログラム、並びに記録媒体
CN105607827A (zh) * 2015-12-16 2016-05-25 魅族科技(中国)有限公司 一种应用切换方法及终端
JP6719087B2 (ja) * 2017-12-08 2020-07-08 パナソニックIpマネジメント株式会社 入力装置、及び、入力方法

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0981320A (ja) * 1995-09-20 1997-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd ペン入力式選択入力装置及びその方法
US6169538B1 (en) * 1998-08-13 2001-01-02 Motorola, Inc. Method and apparatus for implementing a graphical user interface keyboard and a text buffer on electronic devices
US7750891B2 (en) * 2003-04-09 2010-07-06 Tegic Communications, Inc. Selective input system based on tracking of motion parameters of an input device
JP2001076582A (ja) 1999-09-01 2001-03-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子機器
JP2001147764A (ja) * 1999-11-19 2001-05-29 Sanyo Electric Co Ltd 文字入力装置
US6639586B2 (en) * 2000-04-11 2003-10-28 Cirque Corporation Efficient entry of characters from a large character set into a portable information appliance
DE60138194D1 (de) * 2000-08-17 2009-05-14 John Molgaard Graphische benutzerschnitstelle für dateneingabe
JP2002116862A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Koji Yanagisawa リング状文字入力および機能選択システム
JP2002149308A (ja) * 2000-11-10 2002-05-24 Nec Corp 情報入力方法及び入力装置
JP4362980B2 (ja) * 2001-02-26 2009-11-11 日本電気株式会社 情報処理端末の文字入力装置
JP4084582B2 (ja) * 2001-04-27 2008-04-30 俊司 加藤 タッチ式キー入力装置
GB0112870D0 (en) 2001-05-25 2001-07-18 Koninkl Philips Electronics Nv Text entry method and device therefore
US7254775B2 (en) * 2001-10-03 2007-08-07 3M Innovative Properties Company Touch panel system and method for distinguishing multiple touch inputs
JP2005301322A (ja) * 2002-02-07 2005-10-27 Kathenas Inc 入力装置、携帯電話機及び携帯情報機器
JP2003330614A (ja) * 2002-05-13 2003-11-21 Ricoh Co Ltd タッチパネル付きディスプレイ装置、タッチパネル付きディスプレイ装置の制御方法およびその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2004355606A (ja) * 2003-02-14 2004-12-16 Sony Corp 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
CN1534543A (zh) * 2003-03-27 2004-10-06 刘二中 一种具有字符输入功能的移动电话装置
JP2004334390A (ja) * 2003-05-02 2004-11-25 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 情報入力装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP4459725B2 (ja) 2003-07-08 2010-04-28 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ 入力キー及び入力装置
JP2005135101A (ja) * 2003-10-29 2005-05-26 Sony Ericsson Mobilecommunications Japan Inc 入力装置、携帯端末装置及び入力方法
US7443316B2 (en) * 2005-09-01 2008-10-28 Motorola, Inc. Entering a character into an electronic device
US7777725B2 (en) * 2006-02-21 2010-08-17 Research In Motion Limited System and method for associating characters to keys in a keypad in an electronic device

Also Published As

Publication number Publication date
EP1785825B1 (en) 2018-01-03
CN1967459A (zh) 2007-05-23
CN100447728C (zh) 2008-12-31
EP1785825A2 (en) 2007-05-16
EP1785825A3 (en) 2012-07-11
JP2007133806A (ja) 2007-05-31
US20070135104A1 (en) 2007-06-14
US8422661B2 (en) 2013-04-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4769552B2 (ja) 端末及び端末の制御プログラム
TWI420889B (zh) 符號輸入用電子裝置與方法
US8689138B2 (en) Method and arrangment for a primary actions menu for applications with sequentially linked pages on a handheld electronic device
KR101038459B1 (ko) 핸드헬드 이동 통신 장치의 접촉 감지 스크린을 사용하는 텍스트 선택
US8537117B2 (en) Handheld wireless communication device that selectively generates a menu in response to received commands
US7321360B1 (en) Systems, methods and devices for efficient communication utilizing a reduced number of selectable inputs
JP5805674B2 (ja) 入力装置、入力方法及びコンピュータプログラム
JP5361913B2 (ja) 入力装置、入力方法及びコンピュータプログラム
EP1835385A2 (en) Method and device for fast access to application in mobile communication terminal
KR101391080B1 (ko) 문자 입력 장치 및 방법
EP1988444A2 (en) Character input apparatus and method
EP1557744A1 (en) Haptic key controlled data input
US20130285926A1 (en) Configurable Touchscreen Keyboard
US20080163112A1 (en) Designation of menu actions for applications on a handheld electronic device
GB2380583A (en) Touch pad/screen for electronic equipment
CN101484871A (zh) 改进的便携电子装置和相关方法
EP2404230A1 (en) Improved text input
WO2009046679A1 (fr) Procédé d'entrée par clavier logiciel pour réaliser une touche composite sur un écran de dispositif électronique
JP2004534425A6 (ja) 迅速テキストタイピングをサポートするハンドヘルド装置
JP2009288882A (ja) 携帯端末及び情報表示方法
EP2660692A1 (en) Configurable touchscreen keyboard
JP5395819B2 (ja) 入力装置、入力方法及びコンピュータプログラム
JP6739083B2 (ja) 2方向の入力に応じて文字入力ボタンを切り替えて表示する、データ入力装置、データ入力方法、およびプログラム
KR101399150B1 (ko) 터치 스크린을 이용한 문자 입력 방법
JP5926429B1 (ja) 端末装置、端末制御方法および端末制御プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081002

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110303

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110614

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110620

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4769552

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140624

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees